JPH0510149B2 - - Google Patents

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JPH0510149B2
JPH0510149B2 JP19227184A JP19227184A JPH0510149B2 JP H0510149 B2 JPH0510149 B2 JP H0510149B2 JP 19227184 A JP19227184 A JP 19227184A JP 19227184 A JP19227184 A JP 19227184A JP H0510149 B2 JPH0510149 B2 JP H0510149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
liquid
diaphragm
ultrasonic
bottle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19227184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6168060A (ja
Inventor
Kazuhiro Matsumoto
Hiroto Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP19227184A priority Critical patent/JPS6168060A/ja
Priority to DE8585111388T priority patent/DE3582287D1/de
Priority to AT85111388T priority patent/ATE61939T1/de
Priority to EP85111388A priority patent/EP0174033B1/en
Publication of JPS6168060A publication Critical patent/JPS6168060A/ja
Priority to US07/154,461 priority patent/US4790479A/en
Publication of JPH0510149B2 publication Critical patent/JPH0510149B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、上気道の薬液吸入、加湿等に用い
られる超音波霧化器のホーン振動体に関する。
(ロ) 従来の技術 超音波霧化器には、第7図に示すように、大径
部aと小径部bを有し、大径部aの端面に超音波
振動子cが装着され、小径部bに一体的に霧化部
として円形振動板dが形成されてなるホーンeを
備え、このホーンeの円形振動板dに図示外のボ
トルに貯溜される液を綿棒(あるいは吸水帯)f
で導く一方、発振回路gで超音波振動子cを駆動
し、その振動エネルギーをホーンe本体で拡大し
て振動板dに伝え、振動板dの表面の液を霧化す
るものがある。なおhはホーンeを本体ケース
(図示せず)に支持するためのツバである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上記した従来の超音波霧化器では、霧化部が円
形振動板であり、発振回路の発振周波数と振動板
の共振周波数の整合がとれた状態で霧化が適正に
なされるものであつた。そのため、綿棒からの給
液状況、すなわち負荷状態が変わると、振動板の
共振周波数が変化し、霧化作用が弱められ、霧化
面に霧化されない水滴が付着し、また過負荷とな
り、発振回路の駆動のためのパワーを余計に必要
とし、電池消耗時間を短くしていた。また、定量
化されないで給液がなされると、ホーンの霧化面
に水滴がたまり、過給水となり、時には機器のパ
ワーでは霧化されず、ふき取らねばならなかつ
た。したがつて、霧化を適正に行わせるために負
荷を軽減して接触させること、液を定量化して供
給することの条件を満足させる必要があつたが、
元々、給液部は、液注入、補充等のため頻繁にホ
ーンの霧化部に対し、脱着させるものであり、装
着毎にホーンの霧化部との接合が微妙に相違し、
実際上、上記条件を満足させることが困難であつ
た。
この発明は、上記に鑑み、負荷が変動しても霧
化作用に悪影響を受けない超音波霧化器のホーン
振動体を提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この発明の、ホーン振動体は、小径部の先端に
一体的に形成される霧化部が、中心から端縁まで
の距離が異なる2領域より構成されている。
この超音波霧化器のホーン振動体は、中心から
端縁までの距離の異なる一方の領域に給液を行
い、他方の領域で霧化のための振動を行わせる。
給液がなされる領域は、霧化のための領域とは共
振周波数が異なるので給液領域では霧化が行われ
ない。したがつて、負荷の変動があつて、たとえ
給液領域の液量が変化しても、霧化領域では一定
の周波数の振動が継続され、所定の霧化が行われ
る。
(ホ) 実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に
説明する。
第3図は、この発明が実施される超音波吸入器
の断面図である。この超音波吸入器1は、本体部
2と、給液部3と、吸入部4とから構成されてい
る。
本体部2は、本体ケース5と底ブタ6で外形が
形成され、内部には電源基板7、電源ジヤツク
8、電池9、発振回路等の電子回路部10が実装
される発振回路基板11、電源スイツチとしての
マイクロスイツチ12及び超音波振動子13用の
駆動基板14等が収納されている。尚、15はス
イツチカバーである。
給液部3は、霧化すべき水または薬液を貯溜す
るボトル16とボトル16の液を、後述するホー
ンの霧化部に導くための給水ノズル17とから構
成されている。こ給液部3のさらに具体的な構造
については後述する。
吸入部4は、ボデイがコニカル状の金属剛体で
あり、大径部と小径端を持ち、大径端に超音波振
動子13が取り付けられ、小径部に振動板すなわ
ち霧化部18が形成されるホーン19と、吸入ノ
ズル20、衛生キヤツプ21とから構成されてい
る。
尚、上記本体ケース5、底ブタ6、スイツチカ
バー15及び衛生キヤツプ21はABS樹脂で構
成され、ボトル16、給水ノズル17及び吸入ノ
ズル20はスチレン系樹脂で構成されている。
第1図は、給液部3とホーン19の部分のみを
拡大して示した断面図、第2図は同拡大部分の前
面図である。ボトル16は側面視矩形、正面視逆
U字状をしており、上記したように透明のスチレ
ン系樹脂で構成されている。また底部平面16a
に円筒状のノズル装着口22が設けられている。
また、ノズル装着口22は、下方よりゴム等の
弾性材で構成されるチユーブ23を被せた給水ノ
ズル17が装着されるようになつている。装着さ
れた状態ではチユーブ23がボトル16のノズル
装着口22の内壁に密着されるので液漏れが防止
され、また給水ノズル17がボトル16から脱落
するのを防止している。
給水ノズル17は、軸方向に重力及び毛細管現
象を利用してボトル16内の液を外部に導出する
ための2条の液供給溝24,24が設けられ、且
つこの液供給溝24と同一線上に、液がボトル外
に導出された同体積分の外気をボトル16内に導
入するための、やや深目の外気導入溝25が設け
られ、さらに溝24,25に垂直に交わる周方向
に一時的に吸入液を貯えるため、チヤンバ機能を
持つ複数本の溝26が設けられて構成されてい
る。
給水のための液供給溝24は、充分にボトル1
6内の液に浸るように給水ノズル17の先端部2
7は長く取られている。給水ノズル17には、チ
ユーブ23を嵌めるためのフランジ28,29が
設けられ、下側のフランジ29は給水ノズル17
とノズル装着口22の位置決めのために設けられ
ている。給水ノズル17の下端部30はホーン1
9の霧化部すなわち振動板18に当接するように
取り付けられている。
ホーン19は、上記したようにコニカル状であ
り、大径部31の端面に超音波振動子13が接着
され、小径部32に振動板18が一体的に形成さ
れている。振動板18は、円板状の上部が切欠か
れ、外周が円弧状の非切欠部33と弦状の切欠部
34から形成されている。すなわち振動板18
は、中心からの距離が相違する非切欠部33と切
欠部34から構成されている。
給水ノズル17の下端部30は、給水溝24を
介して、一方30aは振動板18の切欠部34の
弦形状に沿うように切除されている。また、他方
30bは三角形状に突起に形成され、振動板18
の噴霧面すなわち非切欠部33に当接している。
この超音波吸入器1を動作させて吸入作用を行
わせる場合には、ボトル16の液をみたした状態
で第3図に示したものから衛生キヤツプ21をは
ずし吸入ノズル20近傍に口を持つてゆき、スイ
ツチカバー15を操作してマイクロスイツチ12
をオンさせる。これにより超音波振動子13が振
動を開始し、ホーン19が振動板18に振動を伝
える。一方、ボトル16内の液は、自重及び液供
給溝24の毛細管現象により、給水ノズル17の
下端部30a,30bより、振動板18の切欠部
34に導かれる。振動板18の切欠部34に導か
れた液は、非切欠部33の振動により、非切欠部
33に引張り込まれ、上記振動エネルギーにより
駆動され、霧化される。霧化された液は矢符Aの
方向に放出される。
給水ノズル17の他方の下端部30bは三角状
であり、切欠部34と2点P,Qで交叉している
ので、この部分より液供給がなされる。すなわ
ち、2つの方向より液供給がなされる。この2方
向より、非切欠部33全周に液が供給されるので
霧化面が広くなる。また、切欠部34で供給液が
変化しても、この部分は、霧化作用に寄与しない
ので、非切欠部33の振動に影響を与えない。し
たがつて負荷が変動しても非切欠部33の共振周
波数は変わらず、当初の振動すなわち霧化作用を
継続することになる。
なお、上記実施例では、給水ノズルを用いて振
動板に、上方から液を供給する場合を説明した
が、この発明は、これに限られるものではなく、
第4図に示すように、ボトル(図示せず)から綿
棒40を用いて、ホーン19の振動板18の切欠
部34に下方より液を供給するようにしてもよ
い。
また、第5図に示すように、ホーン19より下
方に設けられるボトル50より綿棒51を介して
ホーン19の切欠部34に上方より液を供給する
ようにしてもよい。第4図、第5図いずれの場合
も、ボトルはホーン19よりも下方に置かれるの
で、液の自重による過給水が回避できる。
さらにまた、上記各実施例ではホーンとしてコ
ニカル状のものを用いたが、この発明は、他のタ
イプのホーン、例えば第6図に示すように、ステ
ツプ状のホーン60にも適用できる。この実施例
ではステツプ状のホーン60の振動板61に形成
される切欠部63に下方から綿棒64により給液
するようにしている。
さらにまた、上記各実施例では、振動板は円形
の一部を切欠いたものを使用したが、長辺と短辺
を持つ矩形の振動板を用いてもよい。
(ヘ) 発明の効果 この発明のホーン振動体によれば、振動板を中
心から端縁までの距離が異なる2領域により構成
しているので一方の領域に給液し、他方の領域で
霧化作用を行わせることにより、負荷の変動が霧
化作用に影響することがなく、負荷の変動に強い
超音波霧化器を得ることができる。その上、液が
2方向に分離されて振動板に供給されるので、振
動面を広く使用できるので、霧化効率を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の1実施例超音波吸入器の
給液部及びホーン部分を拡大して示した断面図、
第2図は同拡大部分の前面図、第3図は同超音波
吸入器の全体断面図、第4図は他の実施例のホー
ンを示し、第4図aは同実施例ホーンの側面図、
第4図bは同実施例ホーンの前面図、第5図は他
の実施例のホーンを示し、第5図aは同実施例ホ
ーンの側面図、第5図bは同実施例ホーンの前面
図、第6図はさらに他の実施例のホーンを示し、
第6図aは同実施例ホーンの側面図、第6図bは
同実施例ホーンの前面図、第7図は従来のホーン
を示し、第7図aは同ホーンの側面図、第7図b
は同ホーンの前面図である。 13……超音波振動子、18,61……振動
板、19,60……ホーン、31……大径部、3
2……小径部、33,62……非切欠部、34,
63……切欠部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大径部の端面に超音波振動子が設けられ、小
    径部の先端に、一体的に霧化部が形成される超音
    波霧化器のホーン振動体において、 前記霧化部が、中心から端縁までの距離が異な
    る2領域より構成されたものであることを特徴と
    する超音波霧化器のホーン振動体。 2 前記霧化部は一部が切欠かれた円形の振動板
    であり、前記2領域は、端縁が円弧部と弦部で形
    成されるものである特許請求の範囲第1項記載の
    超音波霧化器のホーン振動体。
JP19227184A 1984-09-07 1984-09-12 超音波霧化器のホ−ン振動体 Granted JPS6168060A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19227184A JPS6168060A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 超音波霧化器のホ−ン振動体
DE8585111388T DE3582287D1 (de) 1984-09-07 1985-09-09 Schwingungserzeuger fuer ein inhalationsgeraet mit ultraschallzerstaeubung.
AT85111388T ATE61939T1 (de) 1984-09-07 1985-09-09 Schwingungserzeuger fuer ein inhalationsgeraet mit ultraschallzerstaeubung.
EP85111388A EP0174033B1 (en) 1984-09-07 1985-09-09 Oscillating construction for an ultrasonic atomizing inhaler
US07/154,461 US4790479A (en) 1984-09-07 1988-02-08 Oscillating construction for an ultrasonic atomizer inhaler

Applications Claiming Priority (1)

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JP19227184A JPS6168060A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 超音波霧化器のホ−ン振動体

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Publication Number Publication Date
JPS6168060A JPS6168060A (ja) 1986-04-08
JPH0510149B2 true JPH0510149B2 (ja) 1993-02-08

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ID=16288496

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