JPH05101173A - 色変換装置 - Google Patents

色変換装置

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JPH05101173A
JPH05101173A JP3256371A JP25637191A JPH05101173A JP H05101173 A JPH05101173 A JP H05101173A JP 3256371 A JP3256371 A JP 3256371A JP 25637191 A JP25637191 A JP 25637191A JP H05101173 A JPH05101173 A JP H05101173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
color conversion
data
bits
difference space
Prior art date
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Pending
Application number
JP3256371A
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English (en)
Inventor
Toshiya Takahata
俊哉 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3256371A priority Critical patent/JPH05101173A/ja
Publication of JPH05101173A publication Critical patent/JPH05101173A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の色変換を簡易かつ安価な方法で実現す
る。 【構成】 入力画像データR,G,Bを画素ごとに等色
差空間データL,a,bに変換する演算手段101と、
等色差空間データL,a,bに1対1に対応する色変換
後等色差空間データL1,a1,b1があらかじめ書き込
まれているメモリ手段102と、このデータL1,a1
1を新たな画像データR’,G’,B’に変換する逆
演算手段103とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に映像信号を入力源と
するカラー印写装置、ビデオプロジェクター、カラーテ
レビジョン受像機等の映像機器の色変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像機器の色変換方法としては、 1.図3(a)に示すように入力信号R,G,B各々に
対して変換テーブルを持ち出力信号R’,G’,B’を
定める方法。
【0003】すなわち、 R’=tr(R) G’=tg(G) B’=tb(B) tは変換テーブル 2.または図3(b)に示すように入力信号R,G,B
に対して変換テーブルを持ち出力信号R’,G’,B’
を定める方法。
【0004】すなわち、 (R’,G’,B’)=trgb(R,G,B) tは変換テーブルがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1の方法では
入出力8ビットとすると、1色につき256バイトの変
換テーブルが必要となる。3色では、768バイトと小
量のメモリで色変換ができるという利点があるが、R’
はRのみの情報、G’はGのみの情報というように1次
元の情報で変換されるため、ある特定色を強調するとい
った柔軟な色変換が行えないという課題を有していた。
また、従来技術2の方法であれば柔軟で所望の色変換は
可能であるが各色8ビットとすると約1670万×3バ
イトという膨大なテーブルメモリが必要となり実用化は
困難であるという課題を有していた。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するも
ので、その目的とするところは所望の色変換を簡易な設
計で実現し高品質で低価格な映像機器を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】それぞれ複数ビットのレ
ッド、グリーン、ブルーからなる画像信号をレッド、グ
リーン、ブルー信号に変換する色変換方法において、上
記レッド、グリーン、ブルーの各画像信号を画素ごとに
人間の視覚特性を考慮した等色差空間に変換する演算手
段と、新たな等色差空間をあらかじめ格納したメモリ手
段と、等色差空間からレッド、グリーン、ブルー信号に
変換する逆演算手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明の色変換装置の構成を示すブ
ロック図であり、101は演算手段で、量子化された各
8ビットの画像データR,G,B,を等色差空間データ
L,a,bに変換する。102は等色差空間データL,
a,bに1対1に対応する色変換後等色差空間データL
1,a1,b1があらかじめ書き込まれているメモリ、1
03は色変換後等色差空間データL1,a1,b1を新た
な画像データR’,G’,B’に変換するための逆演算
手段である。
【0010】次に、上記構成の動作について説明する。
【0011】各8ビットに量子化された画像データR,
G,Bは演算手段内で以下の手順で演算を行い等色差空
間データL,a,bに変換する。
【0012】(手順1)R,G,B信号をX,Y,Z表
色系に変換する。
【0013】
【数1】
【0014】(手順2)X,Y,Z表色系を等色差空間
データL,a,bに変換する。
【0015】
【数2】
【0016】本手順によりR,G,B信号を等色差空間
データL,a,bに変換することにより入力信号の効率
的な圧縮が可能となる。例えば色差1以内を実現しよう
とすれば、L=7ビット,a=b=8ビットの計23ビ
ットとなり1ビット分圧縮が可能である。色差4以内で
あればL=a=b=7ビットとなり3ビット分圧縮可能
となる。これらは等色差空間において圧縮されるため色
の不連続性は起こりずらくまた目標とする画質に応じて
簡単に圧縮率を変えられる特徴を持つ。本実施例では3
ビット圧縮(L=a=b=7ビット)した場合について
以下の説明を行う。
【0017】次にメモリ手段102に書き込まれている
データの説明をする。図2は色の3属性、明度、色相、
彩度とデジタルデータである輝度(L)、色信号成分
(a,b)との関係を示した図である。明度(L)は輝
度に対応し色相はa−b平面に写像した点pのa軸から
反時計回りの角度(H)で表される。彩度(S)は原点
からpまでの距離で表すことができる。従って、明度
(La),色相(Ha),彩度(Sa)は、L,a,b
を用いて次式にて表される。
【0018】
【数3】
【0019】本実施例では、以下の手順で色変換後デー
タL1,a1,b1を定めた。
【0020】(手順1)明度のコントラストを上げるた
め以下の式により定まるL1を所定のアドレスに格納す
る。
【0021】L1=1.1L (手順2)彩度を一律に増すため以下により定まる
1,b1を所定のアドレスに格納する。
【0022】a1=1.1a b1=1.1b このように定められたL1,a1,b1を格納したメモリ
がメモリ手段102である。メモリ量は本例では7ビッ
ト×7ビット×7ビット×3(バイト)=約6メガバイ
トである。本例では線形かつ単純な系を用いたがデジタ
ルデータであるので非線形処理等の複雑な色変換も可能
である。また、等色差空間で色変換を行うため人間の感
覚にマッチした変換が容易である。
【0023】逆演算手段103はメモリ手段102から
出力されるL1,a1,b1を以下の手順により新たな画
像データR’,G’,B’を作成する。
【0024】(手順1)L1,a1,b1からX,Y,Z
表色系を次式により求める。
【0025】
【数4】
【0026】(手順2)X,Y,Zから次式により
R’,G’,B’を求める。
【0027】
【数5】
【0028】以上述べたように演算手段101、メモリ
手段102、逆演算手段103をへて所望の色変換後の
画像データが得られる。
【0029】本例ではメモリ手段102は1つとしたが
複数のメモリを持ちユーザーが選択できる構成とすれば
色調整や特殊効果を狙った色変換も可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の色変換方法
により少量の色変換用のテーブルメモリで3次元情報に
よる色変換が可能となったため、記憶色への変換や映像
機器固有の色補正等が自在になり高品質な映像機器が提
供できるという効果を有する。また、等色差空間におい
て色変換を行うため人間の視覚、感覚に線形な色変換が
可能となりユーザーが色調整行う場合に容易となるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの概略を示すブロック
図。
【図2】色の3属性と等色差空間データの関係を示した
図。
【図3】従来の色変換の1例を示した図。
【符号の説明】
101 演算手段 102 メモリ手段 103 逆演算手段 R,G,B 入力画像データ L,a,b 等色差空間データ L1,a1,b1 色変換後等色差空間データ R’,G’,B’ 出力画像データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数のビットのレッド、グリー
    ン、ブルーからなる画像信号をレッド、グリーン、ブル
    ー信号に変換する色変換方法において、上記レッド、グ
    リーン、ブルーの各画像信号を画素ごとに人間の視覚特
    性を考慮した等色差空間に変換する演算手段と、新たな
    等色差空間をあらかじめ格納したメモリ手段と、等色差
    空間からレッド、グリーン、ブルー信号に変換する逆演
    算手段を備えたことを特徴とする色変換装置。
JP3256371A 1991-10-03 1991-10-03 色変換装置 Pending JPH05101173A (ja)

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JP3256371A JPH05101173A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 色変換装置

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JP3256371A JPH05101173A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 色変換装置

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ID=17291763

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JP3256371A Pending JPH05101173A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 色変換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012799A (ja) * 1997-11-03 2010-01-21 Xerox Corp 画像プリント方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012799A (ja) * 1997-11-03 2010-01-21 Xerox Corp 画像プリント方法
JP4608008B2 (ja) * 1997-11-03 2011-01-05 ゼロックス コーポレイション 画像プリント方法

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