JPH0510080Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510080Y2 JPH0510080Y2 JP2536187U JP2536187U JPH0510080Y2 JP H0510080 Y2 JPH0510080 Y2 JP H0510080Y2 JP 2536187 U JP2536187 U JP 2536187U JP 2536187 U JP2536187 U JP 2536187U JP H0510080 Y2 JPH0510080 Y2 JP H0510080Y2
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- Japan
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- ventilation pipe
- ventilation
- pipe
- flexible
- shape
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 55
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、地下鉄工事や鉱山等で送排気のた
めに用いられる可撓通気管の改良に関する。
めに用いられる可撓通気管の改良に関する。
地下鉄工事や鉱山等で通気を行う場合、柔軟な
気密布で形成された可撓の通気管を用いることが
ある。この通気管は、不使用時の格納あるいは搬
送の際に長さ方向に折り込むことができ、また軽
いなどの理由でよく使用されている。しかしなが
ら、第5図に示すように、例えば、坑道の天井部
分にこれを吊設して用いる場合、通気時は鎖線で
示すように横断面円形をなすが、通気を中断する
と、実線で示すように長く下方に垂れ下がり、運
搬その他の諸作業の邪魔になり、また、運搬車等
がその垂れ下がつた通気管に接触して該通気管を
損傷させることもあるなどの問題があつた。
気密布で形成された可撓の通気管を用いることが
ある。この通気管は、不使用時の格納あるいは搬
送の際に長さ方向に折り込むことができ、また軽
いなどの理由でよく使用されている。しかしなが
ら、第5図に示すように、例えば、坑道の天井部
分にこれを吊設して用いる場合、通気時は鎖線で
示すように横断面円形をなすが、通気を中断する
と、実線で示すように長く下方に垂れ下がり、運
搬その他の諸作業の邪魔になり、また、運搬車等
がその垂れ下がつた通気管に接触して該通気管を
損傷させることもあるなどの問題があつた。
この考案は、前記の問題点、すなわち非通気時
における可撓通気管の垂れ下がりの問題を解決す
ることを目的として提案されたものである。
における可撓通気管の垂れ下がりの問題を解決す
ることを目的として提案されたものである。
この考案の可撓通気管は、柔軟な気密布で形成
された通気管に、その長さ方向に適当な間隔を隔
てて該通気管の周方向の長さの2/5〜3/5の長さの
適当な弾力性を有する複数の保形材を取り付けた
ことを特徴とするものである。
された通気管に、その長さ方向に適当な間隔を隔
てて該通気管の周方向の長さの2/5〜3/5の長さの
適当な弾力性を有する複数の保形材を取り付けた
ことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明
する。
する。
第1図及び第2図に示す第1実施例は、非通気
時又は不使用時に扁平にされた通気管1を表わし
ている。通気管本体1は合成樹脂で被覆した布な
ど柔軟な気密布で筒状に形成されている。この通
気管1は一連の通気系が比較的短い場合には全体
を1本のものとしてもよいが、図示例では、ある
長さのものを複数本接続するようにするため、長
さ方向の両端部に連接用の気密フアスナ形の接続
具2,2を備えている。前記の接続具2は別の任
意の形式のものを用いてよい。3は通気管1の長
さ方向に亘つて設けられた周知の取付用のひれ、
すなわち吊り片で、この吊り片3にはS字状の環
などの連結金具を着脱自在に嵌め込む鳩目(図示
しない)を長さ方向に適当間隔を隔てて固着する
のが普通である。吊り片3は通気管1を坑道等に
取り付けるための取付手段であるが、この取付手
段3も他の任意の形式のものを使用できる。
時又は不使用時に扁平にされた通気管1を表わし
ている。通気管本体1は合成樹脂で被覆した布な
ど柔軟な気密布で筒状に形成されている。この通
気管1は一連の通気系が比較的短い場合には全体
を1本のものとしてもよいが、図示例では、ある
長さのものを複数本接続するようにするため、長
さ方向の両端部に連接用の気密フアスナ形の接続
具2,2を備えている。前記の接続具2は別の任
意の形式のものを用いてよい。3は通気管1の長
さ方向に亘つて設けられた周知の取付用のひれ、
すなわち吊り片で、この吊り片3にはS字状の環
などの連結金具を着脱自在に嵌め込む鳩目(図示
しない)を長さ方向に適当間隔を隔てて固着する
のが普通である。吊り片3は通気管1を坑道等に
取り付けるための取付手段であるが、この取付手
段3も他の任意の形式のものを使用できる。
本考案においては、上述のような気密布製の通
気管に対し、その長さ方向に適当な間隔を隔てて
該通気管1の周方向(円周方向)の長さ(全長)
の2/5〜3/5の長さを有する複数の保形材4を取り
付ける。保形材4の長さは、図示例のように通気
管1の周方の長さの1/2よりやや短くすると、通
気管1を痛めることがなく、また、その折り畳み
の際に有利である。前記の保形材4は、鋼、鉄、
硬質合成樹脂、合成樹脂を含浸させたガラス繊維
など、適当な弾力性を有する任意の材料で作るこ
とができ、また、その形状も外力が加えられない
状態でほぼ直線状をなす細長いものであれば、棒
状、板状など任意の形のものを使用できる。
気管に対し、その長さ方向に適当な間隔を隔てて
該通気管1の周方向(円周方向)の長さ(全長)
の2/5〜3/5の長さを有する複数の保形材4を取り
付ける。保形材4の長さは、図示例のように通気
管1の周方の長さの1/2よりやや短くすると、通
気管1を痛めることがなく、また、その折り畳み
の際に有利である。前記の保形材4は、鋼、鉄、
硬質合成樹脂、合成樹脂を含浸させたガラス繊維
など、適当な弾力性を有する任意の材料で作るこ
とができ、また、その形状も外力が加えられない
状態でほぼ直線状をなす細長いものであれば、棒
状、板状など任意の形のものを使用できる。
図示例の保形材4は、鋼線で細長いU字状に形
成してあり、通気管1の内面に取付布5をもつて
取り付けてある。取付布5はその周囲のみを通気
管1の内面に溶着などにより固着してあり、保形
材4は取付布5及び通気管1のいずれにも非接着
状態にしてあるが、この取付け方は該保形材4の
後述する変形作用の上で好ましい。保形材4は、
同長のものを列方向に整列させて両端部を揃えて
装着するのが普通である。鋼線で作られた保形材
4の端部は、通気管1あるいは取付布5を損傷さ
せたりすることがないように適当に彎曲変形させ
ることもできる。また、同じ目的で、保形材4の
端部に適当な保護片を固定することもできる。
成してあり、通気管1の内面に取付布5をもつて
取り付けてある。取付布5はその周囲のみを通気
管1の内面に溶着などにより固着してあり、保形
材4は取付布5及び通気管1のいずれにも非接着
状態にしてあるが、この取付け方は該保形材4の
後述する変形作用の上で好ましい。保形材4は、
同長のものを列方向に整列させて両端部を揃えて
装着するのが普通である。鋼線で作られた保形材
4の端部は、通気管1あるいは取付布5を損傷さ
せたりすることがないように適当に彎曲変形させ
ることもできる。また、同じ目的で、保形材4の
端部に適当な保護片を固定することもできる。
なお、保形材4は、通気管1に対し前述の取付
布5以外の手段で取り付けることができ、また、
通気管1の外面側に取り付けることもできる。保
形材4、特にその長さが通気管1の周方向の長さ
の1/2を越えるものは、通気を行う現場で通気管
1に装着するようにしてもよい。
布5以外の手段で取り付けることができ、また、
通気管1の外面側に取り付けることもできる。保
形材4、特にその長さが通気管1の周方向の長さ
の1/2を越えるものは、通気を行う現場で通気管
1に装着するようにしてもよい。
次にこの考案の可撓通気管の作用について説明
する。第3図に示すように、通気管1は、例え
ば、坑道の天井等に設けた任意の被接続手段6に
対し吊り片3を介して取り付ける。可撓通気管1
に通気による内圧が加わらないと、通常直線状を
なしている保形材4の存在により、第3図に実線
で示すように、該通気管1は扁平な態様を呈す
る。そして、ある圧力以上の気体を導通させる
と、通気管1は保形材4の弾性力に坑して該保形
材4を弾性的に彎曲させ、通気管1自体は第3図
に鎖線で示すようにその横断面がほぼ円形をなす
ように変形する。この状態で通気が行われる。通
気を断つと、保形材4はその弾性により直線状に
復元するので、通気管1全体は再び扁平な状態に
戻る。要するに、本考案の通気管は、非通気時に
下方に長く垂れ下がることがないものである。
する。第3図に示すように、通気管1は、例え
ば、坑道の天井等に設けた任意の被接続手段6に
対し吊り片3を介して取り付ける。可撓通気管1
に通気による内圧が加わらないと、通常直線状を
なしている保形材4の存在により、第3図に実線
で示すように、該通気管1は扁平な態様を呈す
る。そして、ある圧力以上の気体を導通させる
と、通気管1は保形材4の弾性力に坑して該保形
材4を弾性的に彎曲させ、通気管1自体は第3図
に鎖線で示すようにその横断面がほぼ円形をなす
ように変形する。この状態で通気が行われる。通
気を断つと、保形材4はその弾性により直線状に
復元するので、通気管1全体は再び扁平な状態に
戻る。要するに、本考案の通気管は、非通気時に
下方に長く垂れ下がることがないものである。
なお、前記の通気管1に比較的低い圧力の気体
を導通させると、横断面ほぼだ円状の形での通気
も可能である。
を導通させると、横断面ほぼだ円状の形での通気
も可能である。
第4図にはこの考案の第2実施例を示す。第2
実施例において第1実施例と同一の符号で指し示
す部材は等効の作用を呈する部材を示す。この例
では、通気管1の上半部における内面又は外面に
その周方向に適当な間隔を隔てて該通気管1の長
さ方向に変形防止材7が着脱自在に装着してあ
る。この変形防止材7は、比較的堅い材料で製作
され、通気管1に対し長さ方向の一端を開放させ
て袋状に固着した保持布8に抜き差し可能に装着
するものであつて、通気時に渦流発生の原因とな
る通気管1の波み打ちを防止し、該通気管1が円
滑な通気路を形成できるようにするものである。
なお、変形防止材7は、通気管1を不使用時に折
り畳むことを必要とした場合は、袋状の保持布8
から抜き出して別に保管する。このような第2実
施例の可撓通気管1も第1実施例のものと同等の
作用を呈する。
実施例において第1実施例と同一の符号で指し示
す部材は等効の作用を呈する部材を示す。この例
では、通気管1の上半部における内面又は外面に
その周方向に適当な間隔を隔てて該通気管1の長
さ方向に変形防止材7が着脱自在に装着してあ
る。この変形防止材7は、比較的堅い材料で製作
され、通気管1に対し長さ方向の一端を開放させ
て袋状に固着した保持布8に抜き差し可能に装着
するものであつて、通気時に渦流発生の原因とな
る通気管1の波み打ちを防止し、該通気管1が円
滑な通気路を形成できるようにするものである。
なお、変形防止材7は、通気管1を不使用時に折
り畳むことを必要とした場合は、袋状の保持布8
から抜き出して別に保管する。このような第2実
施例の可撓通気管1も第1実施例のものと同等の
作用を呈する。
以上に説明したこの考案の可撓通気管は、その
非通気時に下に長く垂れ下がつたりすることがな
く取付部側において扁平状態に保持されるので、
地下鉄工事や鉱山の現場等に設置された場合、運
搬その他の諸作業の邪魔になるようなことがな
く、また、運搬車等が接触して該通気管を損傷さ
せる恐れもないなどの効果を奏する。更に、本考
案の通気管は、その不使用時の格納又は搬送の際
に、従来品同様長さ方向に折り込むことができる
ものである。
非通気時に下に長く垂れ下がつたりすることがな
く取付部側において扁平状態に保持されるので、
地下鉄工事や鉱山の現場等に設置された場合、運
搬その他の諸作業の邪魔になるようなことがな
く、また、運搬車等が接触して該通気管を損傷さ
せる恐れもないなどの効果を奏する。更に、本考
案の通気管は、その不使用時の格納又は搬送の際
に、従来品同様長さ方向に折り込むことができる
ものである。
第1図はこの考案の可撓通気管の第1実施例を
非通気状態で示す平面図、第2図はその横断面
図、第3図はその使用状態を断面で示す説明図、
第4図はこの考案の第2実施例を非通気状態で示
す平面図、第5図は従来の可撓通気管の使用状態
を断面で示す説明図である。 1……通気管、2……接続具、3……吊り片、
4……保形材、5……取付布。
非通気状態で示す平面図、第2図はその横断面
図、第3図はその使用状態を断面で示す説明図、
第4図はこの考案の第2実施例を非通気状態で示
す平面図、第5図は従来の可撓通気管の使用状態
を断面で示す説明図である。 1……通気管、2……接続具、3……吊り片、
4……保形材、5……取付布。
Claims (1)
- 柔軟な気密布で形成された通気管1に、その長
さ方向に適当な間隔を隔てて該通気管1の周方向
の長さの2/5〜3/5の長さの適当な弾力性を有する
複数の保形材4を取り付けたことを特徴とする可
撓通気管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536187U JPH0510080Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536187U JPH0510080Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136099U JPS63136099U (ja) | 1988-09-07 |
JPH0510080Y2 true JPH0510080Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=30825445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2536187U Expired - Lifetime JPH0510080Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510080Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6269147B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2018-01-31 | 株式会社流機エンジニアリング | 可撓性ダクト装置 |
-
1987
- 1987-02-23 JP JP2536187U patent/JPH0510080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63136099U (ja) | 1988-09-07 |
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