JPH0510031Y2 - - Google Patents

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JPH0510031Y2
JPH0510031Y2 JP6593889U JP6593889U JPH0510031Y2 JP H0510031 Y2 JPH0510031 Y2 JP H0510031Y2 JP 6593889 U JP6593889 U JP 6593889U JP 6593889 U JP6593889 U JP 6593889U JP H0510031 Y2 JPH0510031 Y2 JP H0510031Y2
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anchor
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JP6593889U
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高速自動車道路、一般道路、ダ
ム、隧道、造成地等の工事で切り取つた法面に取
付ける植生用ネツトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の植生用ネツトとして、第4図に示すよう
に、合成繊維フイラメントから製織された、鎖編
経糸51と複数体の引揃緯糸52とからなる方眼
紙の目盛状で大きさが例えば2m巾×50m長のネ
ツトが知られている。
この網は、第5図及び第6図に示すように、傾
斜した法面に取付ける場合、縦方向に展開せしめ
隣接するものの間に重ね代53を設けて法面全体
を被覆すると共に、メインアンカー棒54、目串
アンカー棒55を所定ピツチに規則正しく打込ん
でいた。
これらのアンカー棒は、網の種類及び法面の土
質等によつて100m2面積当りの打込本数が決めら
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の植生用ネツトにおいて
は、通常緑色に着色された無地の網であり、広い
法面を覆つて規則定しくアンカー棒を打込む場
合、作業者が尺を持つて間隔を一々計つて位置決
めしなければならず、かなり手間がかかると共に
本数が多いと誤差も大きくなり、施設後アンカー
棒の本数(本/100m2)をチエツクするのにもか
なり手間がかかる問題点があつた。
更に、第7図に示すように、例えば目串アンカ
ー棒55を打込む場合、網との係止性能を高める
ため、網をつまんで複数本の経糸51、緯糸52
とを1本のアンカー棒に通すようにしていたが、
この操作に手間取ると共に、この部分が外観上見
苦しい等の問題点があつた。
この考案は、従来品の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、予め網にアンカー棒打込部を示す目印を
設けておき、アンカー棒の打込作業と本数チエツ
クとを容易ならしめると共に、アンカー棒との係
止性能を高めた植生用ネツトを提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
植生用ネツトは、別色に着色した添え糸を所要間
隔の経糸に沿つて編込むと共に、要所にこの添え
糸を細かく往復編成してアンカー棒打込部を示す
目印を設けたものである。
〔作用〕
この様に構成された植生用ネツトは、目印の位
置にアンカー棒を打込むと、所定ピツチに規則正
しくアンカー棒が打込まれ、施工後の打込本数の
チエツクも容易であると共に、目印は添え糸が細
かく往復編成してアンカー棒との係止性能が大き
く、従来品のように1本のアンカー棒に複数本の
経糸緯糸を集めて通すような必要がなくなる。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例を示し、この植
生用ネツトは、緑色に着色した軽く且つ強いポリ
エチレンフイラメントからなる鎖編状経糸1と複
数本の引揃緯糸2とが方眼紙の目盛状に交錯して
なると共に、別色例えば白色の添え糸3が所要間
隔をあけて経糸1に沿つて編込まれ、経方向の要
所にこの添え糸3を隣接する経糸間に細かく連続
して3〜5往復編成してアンカー棒打込部を示す
小さい四角形状の目印4が規則正しく格子柄状に
設けられてなるものであり、既設の網織機械によ
つて容易に製作される。
添え糸3は、ネツトと同じ素材を用いるほか、
別の素材を用いてもよく、白色、黄色等目立つ色
に着色したものが好ましい。添え糸3は経糸1に
沿つてジクザクに鎖編目の中に一体に編込まれ、
目印4では隣接する経糸の鎖編目の中に他端の折
曲部が編込まれて係止されている。
第2図は、この考案の他の実施例を示し、この
植生用ネツトは、添え糸3によつて編成される目
印4が交互に即ち斜交柄状に設けられたものであ
る。
なお、目印は、上記2つの実施例のほか用途に
対応して網本体に所要ピツチに適宜な模様に設け
ることができ、また添え糸を横方向に3〜5往復
編成して四角形状の目印とするほか、刺しゆうを
施すように丸形状、星形状等いろいろな形状に設
けることができる。
前記植生用ネツトを使用する場合、第3図に示
すように、目印4の部分には添え糸が密集してい
るので、ここのほぼ中央に例えば目串アンカー棒
55を打込むだけでアンカー棒と網と十分な係止
性が得られる。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
製網段階においてよく目立つ色の添え糸を編込
んでアンカー棒打込位置を示す目印を設けたもの
であつて、法面に取付ける際、アンカー棒を規則
定しく極めて正確且つ迅速に打込むことができる
と共に、従来のように尺を持つて間隔を一々計る
必要がないので取付作業が簡単で且つ能率よく行
なわれ、また施設後のアンカー棒の本数チエツク
も迅速に行なわれると共に、従来のようにアンカ
ー棒打込部に網のつまりがないので網がフラツト
で外観上も美しい等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す平面図、
第2図はこの考案の他の実施例を示す平面図、第
3図は同上のアンカー棒打込部を示す説明図であ
る。また、第4図は従来例を示す平面図、第5図
及び第6図は同上の法面への取付状況を示す斜視
図及びアンカー棒打込配置の一例を示す平面図、
第7図は同上のアンカー棒打込部を示す説明図で
ある。 1,51……経糸、2,52……緯糸、3……
添え糸、4……目印、54……メインアンカー
棒、55……目串アンカー棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 経糸と緯糸とを交錯してなる植生用ネツトにお
    いて、別色に着色した添え糸を所要間隔の経糸に
    沿つて編込むと共に、要所にこの添え糸を細かく
    往復編成してアンカー棒打込部を示す目印を設け
    たことを特徴とする植生用ネツト。
JP6593889U 1989-06-06 1989-06-06 Expired - Lifetime JPH0510031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6593889U JPH0510031Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6593889U JPH0510031Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH035745U JPH035745U (ja) 1991-01-21
JPH0510031Y2 true JPH0510031Y2 (ja) 1993-03-11

Family

ID=31598222

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JP6593889U Expired - Lifetime JPH0510031Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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JPH035745U (ja) 1991-01-21

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