JPH0499814A - 水スプレーの制御方法 - Google Patents
水スプレーの制御方法Info
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- JPH0499814A JPH0499814A JP21539790A JP21539790A JPH0499814A JP H0499814 A JPH0499814 A JP H0499814A JP 21539790 A JP21539790 A JP 21539790A JP 21539790 A JP21539790 A JP 21539790A JP H0499814 A JPH0499814 A JP H0499814A
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- Japan
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- flow rate
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Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 68
- 239000007921 spray Substances 0.000 title claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、圧縮空気によって水を噴霧する水スプレーに
おいて、安定した噴霧状態を達成させる制御方法に関す
るものである。
おいて、安定した噴霧状態を達成させる制御方法に関す
るものである。
[従来の技術]
例えば一定速度で移動する金属ストリップに水を噴霧し
て冷却するために金属ストリップに相対するようにスプ
レーノズルを設けてなるスプレー装置の系統図を第5図
に示す。図中1はスプレーノズル、2は該スプレーノズ
ル1に水源から水を供給する給水路、3は該スプレーノ
ズル1にその水を噴霧化するための圧縮空気を空圧源か
ら供給する給気路を示す。給水路2および給気路3には
夫々自動調節バルブ4,5が設けられている。6は給水
路2の水流量を検出する流量センサ、7はバルブSの二
次側の給気路3の空気圧を検出する圧力センサである。
て冷却するために金属ストリップに相対するようにスプ
レーノズルを設けてなるスプレー装置の系統図を第5図
に示す。図中1はスプレーノズル、2は該スプレーノズ
ル1に水源から水を供給する給水路、3は該スプレーノ
ズル1にその水を噴霧化するための圧縮空気を空圧源か
ら供給する給気路を示す。給水路2および給気路3には
夫々自動調節バルブ4,5が設けられている。6は給水
路2の水流量を検出する流量センサ、7はバルブSの二
次側の給気路3の空気圧を検出する圧力センサである。
流量調節器8は流量センサ6による水流量の実測値y2
と水流量設定値との偏差の比例値と積分値と微分値を
調節要素とするPID調節計よりなり、バルブ4の開度
を該流量調節器8より出力される操作量X2によりコン
トロールしている。また圧力調節器9は圧力センサ7に
よる空気圧の実測値y工と空気圧設定値との偏差の比例
値と積分値と微分値を調節要素とするPID調節計より
なり、バルブ5の開度を該圧力調節器9より出力される
操作量X□によりコントロールしている。
と水流量設定値との偏差の比例値と積分値と微分値を
調節要素とするPID調節計よりなり、バルブ4の開度
を該流量調節器8より出力される操作量X2によりコン
トロールしている。また圧力調節器9は圧力センサ7に
よる空気圧の実測値y工と空気圧設定値との偏差の比例
値と積分値と微分値を調節要素とするPID調節計より
なり、バルブ5の開度を該圧力調節器9より出力される
操作量X□によりコントロールしている。
[従来技術の課題]
しかしてこのスプレー装置では、例えば前記金属ストリ
ップの冷却能力を調整するために水流量を変化させた場
合、スプレーノズル1内流路の水の占める割合が変わっ
て来るために空気圧に影響が及び、反対に空気圧を変化
させた場合水流量にその影響が及ぶ。このため、空気圧
或いは水流量が大きく脈動し安定したスプレー状態が得
られず、金属ストリップに均一に水が噴霧できなくなっ
て冷却むらを生じさせるおそれがある。この場合前記P
ID調節計の比例要素や微分要素の係数を小さくすれば
上記のような発振(ハンチング)状態になることは回避
できるが、設定値変更に対する応答が遅くなるという問
題が生じるので適切な解決にはならなかった。
ップの冷却能力を調整するために水流量を変化させた場
合、スプレーノズル1内流路の水の占める割合が変わっ
て来るために空気圧に影響が及び、反対に空気圧を変化
させた場合水流量にその影響が及ぶ。このため、空気圧
或いは水流量が大きく脈動し安定したスプレー状態が得
られず、金属ストリップに均一に水が噴霧できなくなっ
て冷却むらを生じさせるおそれがある。この場合前記P
ID調節計の比例要素や微分要素の係数を小さくすれば
上記のような発振(ハンチング)状態になることは回避
できるが、設定値変更に対する応答が遅くなるという問
題が生じるので適切な解決にはならなかった。
[問題を解決するための手段]
本発明は上記課題を解決しようとするもので、スプレー
ノズルへ水を供給する給水路にその水流量を自動調節す
る流量調節器が設けられ、該スプレーノズルへその水を
噴震化するための圧縮空気を供給する給気路を設けると
共に該給気路に該スプレーノズルに掛る空気圧を自動調
節する圧力調節器が設けられた水スプレー装置において
、水流量変動が空気圧に及ぼす影響度(以下、対空干渉
度という)、および空気圧変動が水流量に及ぼす影響度
(以下、対水干渉度という)を該スプレーノズルについ
て予め測定し、前記圧力調節器の操作量の変位と対空干
渉度との比例要素を前記流量調節器の操作量に加えると
共に、前記流量調節器の操作量の変位と対水干渉度との
比例要素を前記圧力調節器の操作量に加えることを特徴
とするものである。
ノズルへ水を供給する給水路にその水流量を自動調節す
る流量調節器が設けられ、該スプレーノズルへその水を
噴震化するための圧縮空気を供給する給気路を設けると
共に該給気路に該スプレーノズルに掛る空気圧を自動調
節する圧力調節器が設けられた水スプレー装置において
、水流量変動が空気圧に及ぼす影響度(以下、対空干渉
度という)、および空気圧変動が水流量に及ぼす影響度
(以下、対水干渉度という)を該スプレーノズルについ
て予め測定し、前記圧力調節器の操作量の変位と対空干
渉度との比例要素を前記流量調節器の操作量に加えると
共に、前記流量調節器の操作量の変位と対水干渉度との
比例要素を前記圧力調節器の操作量に加えることを特徴
とするものである。
[作用]
互いの干渉度を予め計算に入れて操作量とすることによ
り干渉を最小限に抑えハンチングをなくすると共に応答
を速め水流量および空気圧の所期の制御を可能にして安
定した噴霧状態が達成できる。
り干渉を最小限に抑えハンチングをなくすると共に応答
を速め水流量および空気圧の所期の制御を可能にして安
定した噴霧状態が達成できる。
[実施例コ
次に本発明の実施例を第1図〜第4図に従い説明する。
圧縮空気により水を噴霧化するスプレーノズルについて
、先ず、水流量変動が空気圧に及ぼす影響度(以下、対
空干渉度という)、および空気圧変動が水流量に及ぼす
影響度(以下、対水干渉度という)を測定する。第3図
および第4図に夫々その測定結果の一例を示す。これよ
り、このスプレーノズルについての対空干渉度α=0.
08、対水干渉度β=−0,35が実例される。
、先ず、水流量変動が空気圧に及ぼす影響度(以下、対
空干渉度という)、および空気圧変動が水流量に及ぼす
影響度(以下、対水干渉度という)を測定する。第3図
および第4図に夫々その測定結果の一例を示す。これよ
り、このスプレーノズルについての対空干渉度α=0.
08、対水干渉度β=−0,35が実例される。
第1図に本発明に係る水スプレー装置の系統図を示し、
同図中第5図と同一符号は同一構成部分を示し、1はス
プレーノズル、2は給水路、3は給気路、4,5は夫々
給水路2.給気路3に設けられた自動調節バルブ、6は
流量センサ、7は圧力センサ、8は流量調節器、9は圧
力調節器である。しかして本発明では、圧力調節器9の
操作量X工の変位ΔX工と前記対空干渉度αとの比例要
素、即ちα′・ΔXエ (ただしα′=aα、aは試験
上求められる定数)を流量調節器8の操作量X2に加え
るための対水干渉補償系路10を設けると共に、流量調
節器8の操作量x2 の変位Δx2と前記対水干渉度β
との比例要素、即ちβ′・ΔX(ただしβ’=bβ、b
は試験上求められる定数)を圧力調節器9の操作量x1
に加えるための対空干渉補償係路11を設ける。このよ
うに対水干渉補償系路10.対空干渉補償係路11が設
けられた制御系は第2図にブロック図を示したように、
空気圧変動Δy1が水流量y2に及ぼす影響β・Δy工
が上記比例要素α′・ΔX1が予め流量調節器8の操作
量x2 に加えられることによって理論上は相殺するこ
とが可能になる。また水流量変動Δy2が空気圧y工に
及ぼす影響α・Δy2が上記比例要素β′・ΔX2が予
め圧力調節器9の操作量X□に加えられることによって
理論上相殺できることとなる。
同図中第5図と同一符号は同一構成部分を示し、1はス
プレーノズル、2は給水路、3は給気路、4,5は夫々
給水路2.給気路3に設けられた自動調節バルブ、6は
流量センサ、7は圧力センサ、8は流量調節器、9は圧
力調節器である。しかして本発明では、圧力調節器9の
操作量X工の変位ΔX工と前記対空干渉度αとの比例要
素、即ちα′・ΔXエ (ただしα′=aα、aは試験
上求められる定数)を流量調節器8の操作量X2に加え
るための対水干渉補償系路10を設けると共に、流量調
節器8の操作量x2 の変位Δx2と前記対水干渉度β
との比例要素、即ちβ′・ΔX(ただしβ’=bβ、b
は試験上求められる定数)を圧力調節器9の操作量x1
に加えるための対空干渉補償係路11を設ける。このよ
うに対水干渉補償系路10.対空干渉補償係路11が設
けられた制御系は第2図にブロック図を示したように、
空気圧変動Δy1が水流量y2に及ぼす影響β・Δy工
が上記比例要素α′・ΔX1が予め流量調節器8の操作
量x2 に加えられることによって理論上は相殺するこ
とが可能になる。また水流量変動Δy2が空気圧y工に
及ぼす影響α・Δy2が上記比例要素β′・ΔX2が予
め圧力調節器9の操作量X□に加えられることによって
理論上相殺できることとなる。
なお、対空干渉度αは第3図から判るように水流量が約
1.2〜1.8 Q/minの範囲では0゜08の値と
なるが、1.2Ω/min以下および1゜8Q/min
以上ではさらに違う値となる。このためこの場合水流量
に応じてこの対空干渉度αの値を変更して使用するよう
にするのが良く、さらにはその測定曲線に従い対空干渉
度αを追値するようにしてもよい。また、対水干渉度β
は第4図から判るように空気圧が約2.2〜3.2kg
/alTの範囲では−0,35の値となるが、2.2k
g/cJ以下および3.2kg/a#以上では違う値と
なる。
1.2〜1.8 Q/minの範囲では0゜08の値と
なるが、1.2Ω/min以下および1゜8Q/min
以上ではさらに違う値となる。このためこの場合水流量
に応じてこの対空干渉度αの値を変更して使用するよう
にするのが良く、さらにはその測定曲線に従い対空干渉
度αを追値するようにしてもよい。また、対水干渉度β
は第4図から判るように空気圧が約2.2〜3.2kg
/alTの範囲では−0,35の値となるが、2.2k
g/cJ以下および3.2kg/a#以上では違う値と
なる。
このため同様に空気圧に応じてこの対水干渉度βの値を
変更して使用し、或いはこの測定曲線に従い対水干渉度
βを追値するようにしてもよい。
変更して使用し、或いはこの測定曲線に従い対水干渉度
βを追値するようにしてもよい。
[発明の効果]
このように本発明は、圧縮空気によって水を噴霧化する
スプレー装置において、水流量変動に基因する空気圧の
変動、および、空気圧変動に基因する水流量の変動を抑
制することができるので、常に安定したスプレー状態が
得られ、金属ス1〜リップの冷却にむらを生じさせない
など有益な効果がある。
スプレー装置において、水流量変動に基因する空気圧の
変動、および、空気圧変動に基因する水流量の変動を抑
制することができるので、常に安定したスプレー状態が
得られ、金属ス1〜リップの冷却にむらを生じさせない
など有益な効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示したスプレー装置の系統
図、第2図はその制御系のブロック図、第3図および第
4図はスプレーノズルの水流量と空気圧との相互干渉状
態を表わした線図、第5図は従来のスプレー装置の系統
図である。 1・・・スプレーノズル、2・・・給水路、3・・・給
気路、4.5・・・自動調節バルブ、6・・・流量セン
サ、7・・・圧力センサ、8・・・流量調節器、9・・
・圧力調節器、10・・・対水干渉補償系路、11・・
・対空干渉補償系路。 特 許 出 願 人 大同特殊鋼株式会社7一
図、第2図はその制御系のブロック図、第3図および第
4図はスプレーノズルの水流量と空気圧との相互干渉状
態を表わした線図、第5図は従来のスプレー装置の系統
図である。 1・・・スプレーノズル、2・・・給水路、3・・・給
気路、4.5・・・自動調節バルブ、6・・・流量セン
サ、7・・・圧力センサ、8・・・流量調節器、9・・
・圧力調節器、10・・・対水干渉補償系路、11・・
・対空干渉補償系路。 特 許 出 願 人 大同特殊鋼株式会社7一
Claims (1)
- スプレーノズルへ水を供給する給水路にその水流量を自
動調節する流量調節器が設けられ、該スプレーノズルへ
その水を噴霧化するための圧縮空気を供給する給気路を
設けると共に該給気路に該スプレーノズルに掛る空気圧
を自動調節する圧力調節器が設けられた水スプレー装置
において、水流量変動が空気圧に及ぼす影響度(以下、
対空干渉度という)、および空気圧変動が水流量に及ぼ
す影響度(以下、対水干渉度という)を該スプレーノズ
ルについて予め測定し、前記圧力調節器の操作量の変位
と対空干渉度との比例要素を前記流量調節器の操作量に
加えると共に、前記流量調節器の操作量の変位と対水干
渉度との比例要素を前記圧力調節器の操作量に加えるこ
とを特徴とする水スプレーの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21539790A JPH0499814A (ja) | 1990-08-15 | 1990-08-15 | 水スプレーの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21539790A JPH0499814A (ja) | 1990-08-15 | 1990-08-15 | 水スプレーの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499814A true JPH0499814A (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16671647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21539790A Pending JPH0499814A (ja) | 1990-08-15 | 1990-08-15 | 水スプレーの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0499814A (ja) |
-
1990
- 1990-08-15 JP JP21539790A patent/JPH0499814A/ja active Pending
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