JPH0499638A - インクジェット式印字ヘッド - Google Patents
インクジェット式印字ヘッドInfo
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- JPH0499638A JPH0499638A JP21842690A JP21842690A JPH0499638A JP H0499638 A JPH0499638 A JP H0499638A JP 21842690 A JP21842690 A JP 21842690A JP 21842690 A JP21842690 A JP 21842690A JP H0499638 A JPH0499638 A JP H0499638A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、印字データの入力を受けた時点で、インクタ
ンクのインクを液滴として飛翔させ、このインク滴によ
り記録用紙にドツトを形成するオンデマンド型のインク
ジェット式印字ヘッドに関する。
ンクのインクを液滴として飛翔させ、このインク滴によ
り記録用紙にドツトを形成するオンデマンド型のインク
ジェット式印字ヘッドに関する。
[従来の技術]
オンデマンド型インクジェット式印字ヘッドは、大きく
分けて3種類のものがある。第1のものはノズルの先端
にインクを瞬間的に気化させるヒータを設け、気化時の
膨張圧力によりインク滴を生成、飛翔させる、いわゆる
バブルジェット型である。第2のものはインク溜部を形
成する容器に、信号により変形する圧電素子を設け、変
形時に生じる圧力によりインクを液滴として飛翔させる
ものである。第3のものは、インク溜部内にノズルに対
向させて圧電素子を配設し、この圧電素子の伸縮により
ノズル領域に動圧を生じさせてインク滴を飛翔させるも
のである。
分けて3種類のものがある。第1のものはノズルの先端
にインクを瞬間的に気化させるヒータを設け、気化時の
膨張圧力によりインク滴を生成、飛翔させる、いわゆる
バブルジェット型である。第2のものはインク溜部を形
成する容器に、信号により変形する圧電素子を設け、変
形時に生じる圧力によりインクを液滴として飛翔させる
ものである。第3のものは、インク溜部内にノズルに対
向させて圧電素子を配設し、この圧電素子の伸縮により
ノズル領域に動圧を生じさせてインク滴を飛翔させるも
のである。
上記第3の形式のオンデマンド型インクジェット式印字
ヘッドは、日本特許公報 特公昭60−8953号公報
に示されたように、インクタンクを構成する容器の壁面
に複数のノズル開口を形成するとともに、各ノズル開口
とを対向するように伸縮方向を一致させて圧電素子を配
設して構成されている。
ヘッドは、日本特許公報 特公昭60−8953号公報
に示されたように、インクタンクを構成する容器の壁面
に複数のノズル開口を形成するとともに、各ノズル開口
とを対向するように伸縮方向を一致させて圧電素子を配
設して構成されている。
この印字ヘッドは、印字信号を圧電素子に印加して圧電
素子を伸長させ、このときに発生するインクの動圧によ
りノズルからインク滴を飛出させて印刷用紙にドツトを
形成するものである。
素子を伸長させ、このときに発生するインクの動圧によ
りノズルからインク滴を飛出させて印刷用紙にドツトを
形成するものである。
このような形式の印字ヘッドにおいては、液滴の形成効
率や飛翔力が大きいことが望ましい。しかしながら、圧
電素子の単位長さ、及び単位電圧当りの伸縮率は極めて
小さいため、印字に要求される飛翔力を得るには高い電
圧を印加することが必要となり、駆動回路や電気絶縁対
策が複雑化するという問題がある。
率や飛翔力が大きいことが望ましい。しかしながら、圧
電素子の単位長さ、及び単位電圧当りの伸縮率は極めて
小さいため、印字に要求される飛翔力を得るには高い電
圧を印加することが必要となり、駆動回路や電気絶縁対
策が複雑化するという問題がある。
このような問題を解消するため、日本特許公報特開昭6
3−295269号公報に示されているように、電極と
圧電材料を交互にサンドイッチ状に積層したインクジェ
ット印字ヘッド用の圧電素子が提案されている。この圧
電素子によれば電極間距離を可及的に小さくすることが
できるため、駆動信号の電圧を下げることができるとい
う効果がある。
3−295269号公報に示されているように、電極と
圧電材料を交互にサンドイッチ状に積層したインクジェ
ット印字ヘッド用の圧電素子が提案されている。この圧
電素子によれば電極間距離を可及的に小さくすることが
できるため、駆動信号の電圧を下げることができるとい
う効果がある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、この様な圧電素子は小形に成形すること
が困難であるため、その用途が限定されるという問題が
ある。
が困難であるため、その用途が限定されるという問題が
ある。
本発明の目的は、インクタンク内に配置するのに好適な
圧電素子列を成形することにより、可及的に低い電圧で
十分な飛翔力を備えたインク滴を発生させることができ
る新規なオンデマンド型インクジェット式印字ヘッドを
提供することにある。
圧電素子列を成形することにより、可及的に低い電圧で
十分な飛翔力を備えたインク滴を発生させることができ
る新規なオンデマンド型インクジェット式印字ヘッドを
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明のオンデマンド型インクジェット式印字ヘッドは
、個々の点を印字するために一列または複数列に配置さ
れたノズル開口を有するノズルプレートとのそのノズル
開口に対向させて圧at子列が配置され、駆動信号によ
る圧電素子の伸縮により印字液がノズル開口から外部に
放出されノズル開口の前に配置されている記録媒体に運
ばれるようにしたインクジェット式印字ヘッドにおいて
、圧電材料と導電材料とをそれぞれ層状に交互に積層し
て焼成した圧電ブロックを所定の幅で切断することによ
り前記圧電素子列が形成され、個々の圧電素子間に仕切
部材が配設されており、前記圧電素子の自由端が弾性部
材に固定されており、前記ノズル開口を有するノズルプ
レートが、支持部材を介して前記弾性部材と一定の間隔
をもって配設されていることを特徴とする。
、個々の点を印字するために一列または複数列に配置さ
れたノズル開口を有するノズルプレートとのそのノズル
開口に対向させて圧at子列が配置され、駆動信号によ
る圧電素子の伸縮により印字液がノズル開口から外部に
放出されノズル開口の前に配置されている記録媒体に運
ばれるようにしたインクジェット式印字ヘッドにおいて
、圧電材料と導電材料とをそれぞれ層状に交互に積層し
て焼成した圧電ブロックを所定の幅で切断することによ
り前記圧電素子列が形成され、個々の圧電素子間に仕切
部材が配設されており、前記圧電素子の自由端が弾性部
材に固定されており、前記ノズル開口を有するノズルプ
レートが、支持部材を介して前記弾性部材と一定の間隔
をもって配設されていることを特徴とする。
[作用]
本発明の構成によれば、圧電材料と導電材料とをそれぞ
れ層状に交互に積層して焼成した圧電ブロックを所定の
幅で切断して圧電素子列が形成されているので、インク
滴を形成するに必要な駆動電圧を可及的に小さくして駆
動回路の簡素化を図ることができる。そして、圧電ブロ
ックを切断して圧電素子列を形成するため、半導体製造
工程におけるのと同様の精度で、小形の圧電素子を形成
することができる。また、圧電素子間に仕切部材が配3
2されているので、圧電素子の振動の際に、各圧電素子
間に起こる動圧の伝播を防ぐことができ、しかもノズル
プレートが支持部材を介して、圧電素子の自由端と一定
の間隔を持って配設されているため、インク流路が安定
し、インク飛翔特性が安定する。
れ層状に交互に積層して焼成した圧電ブロックを所定の
幅で切断して圧電素子列が形成されているので、インク
滴を形成するに必要な駆動電圧を可及的に小さくして駆
動回路の簡素化を図ることができる。そして、圧電ブロ
ックを切断して圧電素子列を形成するため、半導体製造
工程におけるのと同様の精度で、小形の圧電素子を形成
することができる。また、圧電素子間に仕切部材が配3
2されているので、圧電素子の振動の際に、各圧電素子
間に起こる動圧の伝播を防ぐことができ、しかもノズル
プレートが支持部材を介して、圧電素子の自由端と一定
の間隔を持って配設されているため、インク流路が安定
し、インク飛翔特性が安定する。
[実施例]
第1図は、本発明の一実施例を示すものであり、(a)
は側面図、(b)は(a)図におけるb−す祖国、(c
)は(a)図におけるc−c視図である。図中符号2は
、セラミックス等の電気絶縁性材料により形成された角
筒状体であるり、基板14とともにインクタンクを構成
している。10゜10.10・・・・は、圧電素子列を
構成している圧電素子12.12・・・・間に形成され
た仕切部材である。仕切部材10の一端は圧電素子列を
固定している基板14に固定され、他端は、圧電素子の
自由端12aとともに弾性部材16で覆われている。弾
性部材16とノズルプレート18との間には、支持部材
11が設けられている。この支持部材11によって、ノ
ズルプレート18と弾性部材16との間隔が一定に保た
れている。ノズルプレート18には、ノズル開口4が2
列設けられている。独立のケーブル76、及び共通のリ
ード部材を介して電気信号が圧電素子12に印加される
と、圧電素子12は積層方向(図示X方向)に伸長する
から、圧電素子12の自由端12aは前面のインクをノ
ズル開口4に向けて押出すことになる。これにより、イ
ンクは、動圧を受けてノズル間口4に突入し、インク滴
となって外部空間を飛翔し、印刷用紙にドツトを形成す
る。電気信号の印加がなくなると、圧電素子12は元の
状態に縮小し、ノズルプレート18と圧電素子12のと
間の間隙にインクが流入して次のインク滴発生に備える
ことになる。
は側面図、(b)は(a)図におけるb−す祖国、(c
)は(a)図におけるc−c視図である。図中符号2は
、セラミックス等の電気絶縁性材料により形成された角
筒状体であるり、基板14とともにインクタンクを構成
している。10゜10.10・・・・は、圧電素子列を
構成している圧電素子12.12・・・・間に形成され
た仕切部材である。仕切部材10の一端は圧電素子列を
固定している基板14に固定され、他端は、圧電素子の
自由端12aとともに弾性部材16で覆われている。弾
性部材16とノズルプレート18との間には、支持部材
11が設けられている。この支持部材11によって、ノ
ズルプレート18と弾性部材16との間隔が一定に保た
れている。ノズルプレート18には、ノズル開口4が2
列設けられている。独立のケーブル76、及び共通のリ
ード部材を介して電気信号が圧電素子12に印加される
と、圧電素子12は積層方向(図示X方向)に伸長する
から、圧電素子12の自由端12aは前面のインクをノ
ズル開口4に向けて押出すことになる。これにより、イ
ンクは、動圧を受けてノズル間口4に突入し、インク滴
となって外部空間を飛翔し、印刷用紙にドツトを形成す
る。電気信号の印加がなくなると、圧電素子12は元の
状態に縮小し、ノズルプレート18と圧電素子12のと
間の間隙にインクが流入して次のインク滴発生に備える
ことになる。
次に本実施例の圧電素子列の製造法について第2図、第
3図を用いて説明する。
3図を用いて説明する。
第2図は、前述の圧電素子列を示すものであって、図中
符号30.30.30・・・・は、それぞれ一方の電極
を構成する内部導電層である。また32.32.32・
・・・は、他方の電極を構成する内部導電層である。こ
れらの内部導電層30.32は互いに平行となるように
交互に圧電材料34゜34.34・・・・ 例えばチタ
ン酸・ジルコン駿鉛系複合ペロブスカイトセラミックス
内にサンドイッチ状に配設されている。また一方の電!
!i30゜30.30・・・・どなる導電層は一方の側
面31に露出され、また他方の電極32,32.32・
・・・どなる内部導電層は他方の側面33に露出するよ
うに構成されている。これら電極の露出している面31
.33は、外部導電層が形成されていて、電極となる内
部導電層が導電的に並列に接続されている。各圧電素子
12はスリット40. 40゜40により分離されてい
る。
符号30.30.30・・・・は、それぞれ一方の電極
を構成する内部導電層である。また32.32.32・
・・・は、他方の電極を構成する内部導電層である。こ
れらの内部導電層30.32は互いに平行となるように
交互に圧電材料34゜34.34・・・・ 例えばチタ
ン酸・ジルコン駿鉛系複合ペロブスカイトセラミックス
内にサンドイッチ状に配設されている。また一方の電!
!i30゜30.30・・・・どなる導電層は一方の側
面31に露出され、また他方の電極32,32.32・
・・・どなる内部導電層は他方の側面33に露出するよ
うに構成されている。これら電極の露出している面31
.33は、外部導電層が形成されていて、電極となる内
部導電層が導電的に並列に接続されている。各圧電素子
12はスリット40. 40゜40により分離されてい
る。
このような層構造は、第3図に示すように定板50の上
に、ペースト状に調製したチタン酸ジルコン酸鉛系複合
ペロブスカイトセラミック材料層52を形成しく同図a
)、これの表面に蒸着や導電性塗料により一方の極とな
る第1の内部導電層54を形成しくb)、更にこの導電
層54、及び第1の圧電材料層52の表面に圧電材料を
薄く塗布して第2の圧電材料層56を形成しくc)、こ
れの表面に他方の電極となる第2の内部導電層58を上
述の方法で形成する(d)。このような作業を必要とす
る積層数だけ縁り返す。
に、ペースト状に調製したチタン酸ジルコン酸鉛系複合
ペロブスカイトセラミック材料層52を形成しく同図a
)、これの表面に蒸着や導電性塗料により一方の極とな
る第1の内部導電層54を形成しくb)、更にこの導電
層54、及び第1の圧電材料層52の表面に圧電材料を
薄く塗布して第2の圧電材料層56を形成しくc)、こ
れの表面に他方の電極となる第2の内部導電層58を上
述の方法で形成する(d)。このような作業を必要とす
る積層数だけ縁り返す。
このようにして、所定の層数を形成した段階で、乾燥さ
せ、これに圧力を加えた状態で温度1000乃至120
0°Cで1時間程度焼成することにより直方体状のセラ
ミックに仕上がる(e)。この直方体状のものの内部導
電層54、及び内部導電層58が露出している面33.
31にそれぞれ導aw料を塗布して外部導電層62.6
0を形成することにより圧電素子ブロック63ができあ
がる(f)。この圧電素子ブロック63を一点鎖線によ
り示したように導電層を結ぶように所定幅で、定板50
の表面までダイヤモンドカッタ等によりカットすると、
切削により生じたスリット40゜40.40・・・・(
第2図)により相互が分離された圧電素子12,12.
12・・・・が複数個形成されて第2図に示したような
圧電素子列が形成されることになる。
せ、これに圧力を加えた状態で温度1000乃至120
0°Cで1時間程度焼成することにより直方体状のセラ
ミックに仕上がる(e)。この直方体状のものの内部導
電層54、及び内部導電層58が露出している面33.
31にそれぞれ導aw料を塗布して外部導電層62.6
0を形成することにより圧電素子ブロック63ができあ
がる(f)。この圧電素子ブロック63を一点鎖線によ
り示したように導電層を結ぶように所定幅で、定板50
の表面までダイヤモンドカッタ等によりカットすると、
切削により生じたスリット40゜40.40・・・・(
第2図)により相互が分離された圧電素子12,12.
12・・・・が複数個形成されて第2図に示したような
圧電素子列が形成されることになる。
なお、セラミックスは、−S的に脆弱であるから、同図
(g)に示すように、圧電素子ブロック63の周囲を剥
離可能なモールド剤64により覆い、この状態で切断す
ると、切断時に生じやすい折損を確実に防止することが
できる。
(g)に示すように、圧電素子ブロック63の周囲を剥
離可能なモールド剤64により覆い、この状態で切断す
ると、切断時に生じやすい折損を確実に防止することが
できる。
このように構成した各圧電素子12の一方の電極を接続
している外部導電層60には、それぞれ独立のケーブル
76を接続し、また他方の電極を接続している外部導電
層62には共通のリード部材を接続する(第1図参照)
。これにより、独立のケーブル76と共通のリード部材
との間に電気信号を印加すると、独立のケーブル76に
より選択的に信号が印加された圧電素子12は、外部導
電層60.62を介して電[i30,32間に同一の電
圧が同時に印加されることになるがら、電極間の圧電材
料34,34.34・・・・が同時に伸長し、各層の圧
電材料34,34.34・・・・の変位が足し合わされ
て自由端12a側が第1図X方向へ変位する。各圧電材
料34,34.34006.が形成する層厚は、極めて
薄いから、最大限の伸長を行わせるために電極30.3
2間に印加する電圧は極めて小さな値で済むことになる
。
している外部導電層60には、それぞれ独立のケーブル
76を接続し、また他方の電極を接続している外部導電
層62には共通のリード部材を接続する(第1図参照)
。これにより、独立のケーブル76と共通のリード部材
との間に電気信号を印加すると、独立のケーブル76に
より選択的に信号が印加された圧電素子12は、外部導
電層60.62を介して電[i30,32間に同一の電
圧が同時に印加されることになるがら、電極間の圧電材
料34,34.34・・・・が同時に伸長し、各層の圧
電材料34,34.34・・・・の変位が足し合わされ
て自由端12a側が第1図X方向へ変位する。各圧電材
料34,34.34006.が形成する層厚は、極めて
薄いから、最大限の伸長を行わせるために電極30.3
2間に印加する電圧は極めて小さな値で済むことになる
。
次に、第1図に示したヘッドの第1の製造方法を第4図
(a)、(b)に示す。第3図(Vl)に示したような
圧電ブロック63を基板14に接着しく第4図(a))
、第4図(b)に示すように、圧電素子12になる部分
と、仕切部材10になる部分とが分離するように、基板
14表面までダイヤモンドカッタ等によりカットする。
(a)、(b)に示す。第3図(Vl)に示したような
圧電ブロック63を基板14に接着しく第4図(a))
、第4図(b)に示すように、圧電素子12になる部分
と、仕切部材10になる部分とが分離するように、基板
14表面までダイヤモンドカッタ等によりカットする。
これに、弾性部材16を形成した後、弾性部材16上に
仕切部材10と対向して支持部材11を接着し、圧電素
子12にノズル開口4が対向するように、ノズルプレー
ト18を設け、第1図(a)のヘッドを得る。
仕切部材10と対向して支持部材11を接着し、圧電素
子12にノズル開口4が対向するように、ノズルプレー
ト18を設け、第1図(a)のヘッドを得る。
第1図に示したヘッドの第2の製造方法を第5図(a)
、(b)に示す。第5図(a)に示すように、基板14
に圧電素子12を接着した後に、仕切部材10を基板1
4に接着する。このときの仕切部材は、例えば覆水ファ
インケミカル社製フォトレックR等の比較的弾性の少な
い紫外線硬化樹脂等を用いる。その後、電気絶縁材料2
及び仕切部材10を各圧電素子12と長手方向の長さが
等しくなるまで研磨する(第5図(b))。その後、第
1の製造方法と同様に、弾性部材16、支持部材11、
及びノズルプレート18を設け、第1図のヘッドを得る
。
、(b)に示す。第5図(a)に示すように、基板14
に圧電素子12を接着した後に、仕切部材10を基板1
4に接着する。このときの仕切部材は、例えば覆水ファ
インケミカル社製フォトレックR等の比較的弾性の少な
い紫外線硬化樹脂等を用いる。その後、電気絶縁材料2
及び仕切部材10を各圧電素子12と長手方向の長さが
等しくなるまで研磨する(第5図(b))。その後、第
1の製造方法と同様に、弾性部材16、支持部材11、
及びノズルプレート18を設け、第1図のヘッドを得る
。
以上のような本実施例のヘッドによれば、ノズルプレー
ト18と圧電素子12. 12. 12・の自由端との
間隔を支持部材11. II、 11・・・・及び
弾性部材16により管理することができるばかりでなく
、仕切部材10と、弾性部材10が相互に固定されてい
るため、隣接する圧電素子12.12間での動圧の伝播
を仕切部材10.10.10・・・・及び弾性部材16
により遮断することができる。また、弾性部材16と支
持部材11により、1つの空間が形成できるため、イン
ク漏れを防ぐことができる。
ト18と圧電素子12. 12. 12・の自由端との
間隔を支持部材11. II、 11・・・・及び
弾性部材16により管理することができるばかりでなく
、仕切部材10と、弾性部材10が相互に固定されてい
るため、隣接する圧電素子12.12間での動圧の伝播
を仕切部材10.10.10・・・・及び弾性部材16
により遮断することができる。また、弾性部材16と支
持部材11により、1つの空間が形成できるため、イン
ク漏れを防ぐことができる。
[発明の効果]
圧電材料と導電材料とをそれぞれ層状に交互に積層して
焼成した圧電ブロックを所定の幅で切断して圧電素子列
が形成されているので、インク滴を形成するに必要な駆
動電圧を可及的に小さくして駆動回路の簡素化を図るこ
とができる。そして、圧電ブロックを切断して圧電素子
列を形成するため、半導体製造工程におけるのと同様の
精度で、小形の圧電素子を形成することができる。
焼成した圧電ブロックを所定の幅で切断して圧電素子列
が形成されているので、インク滴を形成するに必要な駆
動電圧を可及的に小さくして駆動回路の簡素化を図るこ
とができる。そして、圧電ブロックを切断して圧電素子
列を形成するため、半導体製造工程におけるのと同様の
精度で、小形の圧電素子を形成することができる。
また、圧電素子間に、仕切部材が配設されているので、
圧電素子の振動の際に、各圧電素子間に起こる動圧の伝
播を防ぐことができる。
圧電素子の振動の際に、各圧電素子間に起こる動圧の伝
播を防ぐことができる。
また、ノズルプレートが支持部材により、圧電素子の自
由端と一定の間隔を持って配設されているため、インク
流路が安定し、インク飛翔特性を安定化させることがで
きる。
由端と一定の間隔を持って配設されているため、インク
流路が安定し、インク飛翔特性を安定化させることがで
きる。
第1図(a)は、本発明のオンデマンド型インクジェッ
ト式印字ヘッドの一実施例を示す側面図であり、第1図
(b)(c)は、(a)図におけるb−b視図とc−c
祖国である。 第2図は、圧電素子列を示す斜視図である。 第3図(a)乃至(g)は、圧電素子列の製造方法を示
す説明図である。 第4図(a)、(b)は、第1図における、インクジェ
ット式印字ヘッドの製造方法の第1の例を示す図である
。 第5図(a)、(b)は、第1図における、インクジェ
ット式印字ヘッドの製造方法の第2の例を示す図である
。 2・・・・電気絶縁性材料 10・・・・仕切部材 11・・・・支持部材 12・・・・圧電素子 16・・・・弾性部材 18・・・・ノズルプレート 34・・・・圧電材料 40・・・・スリット 50・・・・定板 圧電材料層 導電層 以上
ト式印字ヘッドの一実施例を示す側面図であり、第1図
(b)(c)は、(a)図におけるb−b視図とc−c
祖国である。 第2図は、圧電素子列を示す斜視図である。 第3図(a)乃至(g)は、圧電素子列の製造方法を示
す説明図である。 第4図(a)、(b)は、第1図における、インクジェ
ット式印字ヘッドの製造方法の第1の例を示す図である
。 第5図(a)、(b)は、第1図における、インクジェ
ット式印字ヘッドの製造方法の第2の例を示す図である
。 2・・・・電気絶縁性材料 10・・・・仕切部材 11・・・・支持部材 12・・・・圧電素子 16・・・・弾性部材 18・・・・ノズルプレート 34・・・・圧電材料 40・・・・スリット 50・・・・定板 圧電材料層 導電層 以上
Claims (1)
- 個々の点を印字するために一列または複数列に配置され
たノズル開口を有するノズルプレートのそのノズル開口
に対向させて圧電素子列が配置され、駆動信号による圧
電素子の伸縮により印字液がノズル開口から外部に放出
されノズル開口の前に配置されている記録媒体に運ばれ
るようにしたインクジェット式印字ヘッドにおいて、圧
電材料と導電材料とをそれぞれ層状に交互に積層して焼
成した圧電ブロックを所定の幅で切断することにより前
記圧電素子列が形成され、個々の圧電素子間に仕切部材
が配設されており、前記圧電素子の自由端が弾性部材に
覆われており、前記ノズル開口を有するノズルプレート
が、支持部材を介して前記弾性部材と一定の間隔をもっ
て配設されていることを特徴とするオンデマンド型イン
クジェット式印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21842690A JP2952995B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | インクジェット式印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21842690A JP2952995B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | インクジェット式印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499638A true JPH0499638A (ja) | 1992-03-31 |
JP2952995B2 JP2952995B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16719729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21842690A Expired - Fee Related JP2952995B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | インクジェット式印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952995B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999000252A1 (fr) * | 1997-06-27 | 1999-01-07 | Seiko Epson Corporation | Unite vibreur piezo-electrique, son procede de fabrication, et tete d'ecriture a jet d'encre |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21842690A patent/JP2952995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999000252A1 (fr) * | 1997-06-27 | 1999-01-07 | Seiko Epson Corporation | Unite vibreur piezo-electrique, son procede de fabrication, et tete d'ecriture a jet d'encre |
US6338549B1 (en) | 1997-06-27 | 2002-01-15 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric vibrator unit, method for manufacturing the same, and ink-jet recording head |
US6408513B1 (en) | 1997-06-27 | 2002-06-25 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing a piezoelectric vibrator unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2952995B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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