JPH049879Y2 - - Google Patents

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JPH049879Y2
JPH049879Y2 JP15796787U JP15796787U JPH049879Y2 JP H049879 Y2 JPH049879 Y2 JP H049879Y2 JP 15796787 U JP15796787 U JP 15796787U JP 15796787 U JP15796787 U JP 15796787U JP H049879 Y2 JPH049879 Y2 JP H049879Y2
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rod
hanger
support rod
locking
support
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、ハンガー支持棒、特に、長身の洋服
箪笥の上段や洋服箪笥として利用する押し入れの
上段部分に設けた桟にハンガーを掛け外しする際
に利用するハンガー支持棒に関するものであり、
該支持棒を、二段に折畳み可能な構成とするとと
もにハンガー本体に回動自在に嵌着させ、ハンガ
ーの梱包を簡便ならしめるとともに衣服のハンガ
ーへの掛け外し作業を容易に行えるようにするも
のである。
[従来技術及びその問題点] 最近、押し入れ内にハンガー掛け用の横桟を取
付けることにより、押し入れを洋服箪笥として利
用する収納方法が増えている。又、近頃の洋服箪
笥は昔のものに比べて全体的に長身で2mは軽く
越えるものが多くなつて来ている。
これら傾向に伴つて、ハンガー係止用桟の取付
け位置も高くなつており、背の低い人にとつては
ハンガーの掛け外しも容易なことではない。
このような、高所に係止されているハンガーを
容易に掛け外しができるようなものとして、実開
昭62−126185号に開示されたものがある。このも
のは、第11図に示すように、支持棒2に設けら
れたフツクとハンガー本体1に設けられたフツク
とを係合させて一体としているもので、該支持棒
2がズボン掛け用桟12を越えて下方に突出して
いる形状となつている。
このものでは、ハンガー本体1よりも下方に、
それと一体となつている支持棒2が位置している
ので、この支持棒2を利用することにより背の低
い人にとつてもハンガーの掛け外しが容易となる
が、逆に、支持棒2がハンガー本体1より下方に
長く突出しているため、梱包の際、支持棒2のみ
が下方に飛び出す形状となり、梱包しにくい上に
流通段階において嵩張るという不都合がある。
又、ハンガー本体1及びズボン掛け用桟12に
衣服を掛ける際に該支持棒2が邪魔になつて掛け
にくいという問題もある。
[技術的課題] 本考案は、このような、『高所に設けられたハ
ンガー係止用桟へのハンガーの掛け外しを容易に
するために、ハンガー本体1の下方に所定長さ突
出して該ハンガー本体1を支持するようにハンガ
ー本体1に直接取付けられるハンガー支持棒』に
おいて、梱包を簡便にし且流通段階及び販売時に
おける嵩を低くするとともに、衣服のハンガーへ
の掛け外しを容易にするために、不使用状態では
支持棒2がハンガー本体1の下方に著しく突出し
ないようにするとともにハンガー本体1に衣服を
掛け外しの際に外支持棒2が作業の邪魔にならな
いようにすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『支持棒2を、上部杆20の下端
と下部杆30の上端とを回動自在に連結させた連
結体とし、この相互の連結部には上部杆20と下
部杆30の軸線方向の連結状態を保持するロツク
装置を設けるとともに、該上部杆20の上端をハ
ンガー本体1の頂部前面にこれと平行に設けた係
止軸11に回動自在に嵌着させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
支持棒2の不使用時、すなわち、流通段階等に
おいては、上部杆20と下部杆30との連結部を
二つ折にする。これで、支持棒2の全長は約半分
となる。
次に、ハンガー本体1及びズボン掛け用桟12
に衣服を掛ける際には、支持棒2はハンガー本体
1の係止軸11に回動自在に嵌着されているか
ら、上部杆20と下部杆30を前記重なり状態と
したままで支持棒2の下端がハンガー本体1の上
方に位置するように支持棒2を回動させる。該係
止軸11はハンガー本体1の頂部前面にこれと平
行に形成されているので、支持棒2はハンガー本
体1の前方で上下に回動し、支持棒2が倒立状態
となつてハンガー本体1の頂部の上方に突出す
る。この状態では、支持棒2が上方に退避させら
れているので、ハンガー本体1の上方に位置させ
た支持棒2とフツク5を手で持つてハンガー本体
1に衣服を又はズボン掛け用桟12にズボン等を
掛ける。
衣服が掛けられたハンガー本体1を、高所に位
置するハンガー係止用桟に係止するには、下部杆
30が上部杆20の下方で上部杆20と一直線状
となるように下部杆30を回動させて、該上部杆
20と下部杆30の連結部に設けられているロツ
ク装置をロツクさせ、前記直線状態を保持させ
る。この状態で、上部杆20の下方で手で支えて
ハンガー本体1のフツク5を桟に係止する。この
場合、支持棒2の長さは上部杆20の長さと下部
杆30の長さとの和、すなわち、前記した支持棒
2不使用状態における長さの約2倍の長さを有す
ることとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
支持棒2不使用時においては、支持棒2の長さ
は使用時の約半分に設定でき、支持棒2は、ハン
ガー本体1のズボン掛け用桟12の下方に僅かに
突出する形状となるので、従来のものに比べて梱
包が容易となり、流通段階での嵩も低くなり、一
度に大量出荷できるとともに店頭にも多数商品を
並べることができることとなる。
又、支持棒2を直線状に展開したときには、ロ
ツク装置によつて、この直線状態が維持できるの
で、ハンガー本体1を高所に掛けるとき、ハンガ
ー本体1の支持状態が安定する。
さらに、ハンガー本体1及びズボン掛け用桟1
2に衣服を掛ける際には、支持棒2を上方に回動
させて、ハンガー本体1の正面から上方に退避さ
せられるので、ハンガー本体1は通常のハンガー
と同様に使用できる。従つて、ハンガー本体1の
後方から上着を掛ける際にも、ズボン掛け用桟1
2にズボン等を係止する際にも支持棒2が邪魔に
なることはない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第8図に基
いて説明する。
本考案の第1実施例のものは、上部杆20及び
下部杆30を共に断面コ字状の扁平な成形体と
し、下部杆30の幅は上部杆20の両側壁25,
25間に嵌合するような寸法に設定されている。
まず、上部杆20の形状について説明する。
上部杆20は、前記した様に、第2図,第3図
に示すように、扁平な縦長矩形状の基板24の両
側部に側壁25,25が形成されて全体として断
面略コ字状を呈しているが、その上端部は長手方
向に対して直角な方向の筒状の係止部22とし、
この係止部22の断面を後方の一部が開放した略
円弧状断面としている。そして、この係止部22
の先端部には突片23が張り出している。
上部杆20の下部域は、第3図の如く、前記基
板24よりも幅の狭い矩形舌片26が該基板24
の下端部から延長した形状となつており、その先
端部には、第2図に示すように、前記突片23と
逆方向に凸部27が形成されている。又、この矩
形舌片26は側壁25,25から独立しているか
ら、基板24の下方で弾性変形可能となる。さら
に、側壁25,25の下端部近傍には、第2図の
如く、円弧状のまる孔28,28に、その直径よ
りも短い幅の縦長の角孔29,29を上方に連続
して削設し全体として逆鍵孔状の孔部を形成して
いる。
次に、下部杆30の形状について説明する。
下部杆30も前記上部杆20と同様な縦長矩形
状の基板34の両側部に側壁35,35が形成さ
れて全体として断面略コ字状を呈しているが、そ
の長さは、上部杆20と下部杆30とを重ね合わ
せた時、上部杆20の凹陥部内に下部杆30全体
が収容できるような寸法関係となつている。
該基板34は第4図に示すように、上端部近傍
に段部31を形成し、その上方に延長させた延長
片38には、前記凸部27と嵌合する孔部37が
形成されている。
又、側壁35,35は第5図の如く、基板34
より所定長さ上方に延長しており、このそれぞれ
の延長片の上端部近傍の外周面には、第4図,第
5図の如く、前記まる孔28の内径に略一致する
長さで且前記角孔29の幅に略一致する幅の矩形
断面の軸部39,39が突出形成されており、こ
の軸部39,39が前記側壁25,25の内側か
らまる孔28,28に回動自在に嵌合する。この
時、上部杆20と下部杆30の凹陥部が連続する
ように相互の向きを設定しておく。
以上により、支持棒2を展開した状態では、軸
部39,39が前記まる孔28,28に嵌合する
こととなるから、下部杆30は上部杆20の下端
部で回動自在に連結せしめられることとなる。
こうして上部杆20に回動自在に連結せしめら
れた下部杆30は、ハンガー不使用状態において
は、第6図に示すように、支持棒2が二つ折りに
なるように下部杆30を回動させて、上部杆20
の上に重ね合わせる。下部杆30は前述したよう
に上部杆20の凹陥部内に収容できる寸法関係と
なつているから、支持棒2は上面杆20の長さに
一致する中空の箱体を構成することとなる。
この実施例では、側壁25,25の内壁の一部
に僅かな凸部Aを形成し且、側壁35,35の外
壁に、該凸部Aと係合する僅かな凹部Bを形成し
ておけば、上部杆20と下部杆30とを重ね合わ
せた状態において該凸部Aが凹部Bと係合するこ
ととなり、上部杆20と下部杆30との重なり状
態が不容易に解除されることがない。
次に、支持棒2を使用する際には、上記上部杆
20と下部杆30との重なり状態を解除して、第
7図に示すように、上部杆20の下方で上部杆2
0と直線上に位置するように下部杆30を回動さ
せる。その状態で、下部杆30を上方へ押上げる
と、前記基板34の上端の延長片38が前記矩形
舌片26の下端に設けられた凸部27に当接する
こととなるが、該矩形舌片26は前述したとおり
前後方向に弾性変形可能であるから、該矩形舌片
26の先端部を後方へ僅かに強制的に揺動させて
下部杆30を押上げる。
これにより、上部杆20と下部杆30の連結部
は39と角孔29との嵌合によりすすみ対偶状態
となつて、上部杆20と下部杆30との直線状態
が維持される。特に、この実施例では、前記直線
状態において、凸部27が孔部37に嵌合するこ
ととなるから、これらが、所謂ロツク装置として
機能することとなり、上部杆20と下部杆30の
前記結合状態は容易に外れるようなことはない。
ところで、ハンガー本体1の頂部前面には、第
1図の如く、前記上部杆20の幅に略一致する間
隔で、脚片13,13が突設されこれらの間に前
記係止部22の内径に略一致する円形状断面の係
止軸11を架設している。
すなわち、上部杆20は係止部22を該係止軸
11に外嵌することにより回動自在となるが、前
記係止部22の先端部には前記したように突片2
3が設けられているので、上部杆20を下方に垂
下させた場合、第8図に示す如く、該突片23が
ハンガー本体1の下部に当接することとなり、上
部杆20はそれ以上回動することはない。従つ
て、支持棒2によつてハンガー本体1を支えたと
き後方に回動するようなことはない。
つまり、衣服はハンガー本体1の後方から掛け
られるため、ハンガー本体1の後方側にのみ重量
がかかることになるが、前記したように、突片2
3がハンガー本体1の下部に当接してストツパー
としての働きをする。
又、この係止部22としては第9図に示すよう
に、係止部22の基端部を延長させて突片23と
してもよい。
同様に、上部杆20と下部杆30とを回動自在
に連結させるために、第10図に示すように、側
壁25,25の下端部近傍に長孔40を設け、
且、側壁35,35の上端部近傍に円形断面の軸
部41を設けてこれら長孔40、軸部41相互
を、嵌合させる構成としても良い。
この実施例の場合、支持棒2を使用する際には
上部杆20の下方に下部杆30を垂下させた後、
下部杆30を上方へ押上げると、前記軸部41が
長孔40の上端部に当接するとともに基板24及
び基板34の一部が重なり合うことになり、上部
杆20と下部杆30の直線状態における結合が維
持される。又、支持棒2を二つ折りにするには、
軸部41が長孔40の下端部に当接するように下
部杆30を降下させて下部杆30を上方に回動さ
せる。ここで、前記長孔40を同図のように、側
壁35の軸線方向に対してやや斜めに形成してお
けば、下部杆30を回動させる際に基板34と基
板24がぶつかり合う不都合がなく、且、側壁2
5と側壁35が確実に接触した状態で上部杆2
0、下部杆30が直線状に維持される。
上記いずれの実施例においても、洋服を掛けた
場合の重心を勘案して、係止部22の開放部がハ
ンガー本体1の正面側となるように支持棒2をハ
ンガー本体1に取付けることも可能である。この
場合、洋服を掛けた重みでハンガー本体1が正面
方向に倒れるような場合であつても支持棒2がそ
の連結部で折れ曲るような不都合はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の説明図、第2図、第3図
は上部杆20の説明図、第4図、第5図は下部杆
30の説明図、第6図は下部杆30を回動させる
場合の説明図、第7図は上部杆20と下部杆30
の連結状態の説明図、第8図は支持棒2の取付け
部の説明図、第9図は係止部22の他の実施例の
説明図、第10図は連結状態の他の実施例の説明
図、第11図は従来例の説明図であり、図中、 1……ハンガー本体、11……係止軸、2……
支持棒、20……上部杆、30……下部杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高所に設けられたハンガー係止用桟へのハンガ
    ーの掛け外しを容易にするために、ハンガー本体
    1の下方に所定長さ突出して該ハンガー本体1を
    支持するようにハンガー本体1に直接取付けられ
    るハンガー支持棒において、支持棒2を、上部杆
    20の下端と下部杆30の上端とを回動自在に連
    結させた連結体とし、この相互の連結部には上部
    杆20と下部杆30の軸線方向の連結状態を保持
    するロツク装置を設けるとともに、該上部杆20
    の上端をハンガー本体1の頂部前面にこれと平行
    に設けた係止軸11に回動自在に嵌着させたハン
    ガー支持棒。
JP15796787U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH049879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15796787U JPH049879Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JP15796787U JPH049879Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Publication Number Publication Date
JPH0161172U JPH0161172U (ja) 1989-04-18
JPH049879Y2 true JPH049879Y2 (ja) 1992-03-11

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