JPH0496667A - 永久磁石による連続運転機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 永久磁石の引力、斥力は、平行に対面する、上下左右、
あらゆる方向において、極面中心からの対角線上の力は
同等である。

しかし、永久磁石の一部に、磁性体を施設することによ
り、磁力線の流れを制御し、引力、斥力に位置的変化を
与えることか出来る。

本発明は、永久磁石（第１図）の極面に磁性体（第２図
−２）を付着することで、磁力線（第２図−３）を制御
し、平行対面において位置的斥力差を生ずることに着目
、この差異を機械的に組織することによって、連続運動
を招来することを意図し、 （イ）用いる磁石の形状 （ロ）磁性体の永久磁石に占める付着面積（ハ）内、外
板に設置され、対応する磁石の角度（ニ）磁性体を永久
磁石に付着して得られた位置的斥力差の力量 （ホ）斥力差の力量に基づく機構上の磁石の配置等の基
本要素を確立した。

これに基づき、磁性体（第２図−２）で磁力線（第２図
−３）を制御した永久磁石（第１図）の同種極が、複数
の固定板（第３図−４）と一つの軸棒（第３図−６）で
連結された複数の回転盤（第３図−５）で周期的に対応
、斥力差による運動の継続か可能となった。

この発明は、以上の要素の構成からなっている。

これを添付図を参照にして説明すると、（イ）永久磁石
（第１図）の形状を両極間の長さが一極の全辺の長さの
和の４分の３以上と定めるのは、これより短い形状では
、複数の内、外板に取り付けた磁石が、近接、相対、離
反する場合、正面相対（第７図）以外（第８．９図）で
は、対面しない極の磁力が対面する相方の極へ作用しそ
の引力によって、斥力差を減少させる。

（ロ）磁力線（第２図−３）を制御する磁性体（第２図
−２）の大きさを、磁性体の厚みに関係なく取り付ける
極の正面（第１図−１−ａ）においては、その面積の２
分の１以下とするは、これ以上極面を覆うと、磁石が対
応し、退出するときの斥力が小さく、順次施設された次
席磁石への入力か弱少するからで、側面（第１図−１−
ｂ）においては、磁石両極間の長さの３分の１以下（第
１０図）とするは、これ以上の長さだと、磁性体が対面
しない極の磁力を、対面する相方極へ引力作用（第１１
図）させるからである。

（ハ）複数の固定板（第３図−４）と回転盤（第３図〜
５）に設置する磁石の設置角度を、内、外板とも、回転
軸（第３図−６）の中心より接点を通して引かれた直線
が、設置する永久磁石の両極の中心を通るものとして、
左右１０度内の傾斜の範囲で設置（第６図）するは、複
数の磁石が、近接、相対、退出するまでには、各磁石の
位相に変化が生し、磁石の設置角度によって複数の磁石
か近接する時の対面面積の増減と、退出時の対面距離に
よる斥力の増減が生じ、この両件用の有効限度かこの設
置角度であることが実験により明らかになったからであ
る。

（ニ）複数の固定板と回転盤に設置された磁石が接触す
るとき、斥力作用が弧長差６ミリ以内で継続作用するよ
う設置距離を限定するのは、磁性体による位置的斥力差
から、斥力の弱い方を内、外板の磁石の接近する方へ、
斥力の強い方を磁石が離反する側へと配設し、この離反
時の斥力を、次席磁石への入力とすると、斥力差の有効
な運動距離か６ミリを越えないからである。

（ホ）内、外板に設置する磁石の設Ｗ間隔（第４図−１
〜１−あ）と数量を、弧長差６ミリ以内で設置した複数
板の総数によって得られる弧度に基づくと定めたのは、
（ニ）の項で記述した如く、設置磁石（第４図−１〜１
−あ）間の有効な移動力か６ミリを越えないからである
。

この機構は例えば発電等の動力源に供することが出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図　本機構に用いる永久磁石の１例。 第２図　永久磁石に磁性体を付着し、磁力線を制御した
様態。 第３図　複数の内、外板に弧長差６ミリ以内で斥力作用
が継続するよう永久磁石を設 置した態様を示す。本発明の基本構造 の斜視図。 第４図　永久磁石を設置した、内、外板及び回転軸の正
面図。 第５図　第４図の断面図。 第６図　内、外板における磁石の設置角度の範囲を示す
状態図。 第７図　両極間の短い磁石の同種極の正対面における磁
力の流れを示す。 第８図　第７図以外で対面した磁力の流れを示す。 第９図　第８図に同じ。 第１０図　磁性体を（イ）項で述べた長さの磁石に、短
い磁性体を付着したときの磁力 の流れを示す。 第１１図　長い磁性体を用いたときの磁力の流れを示す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （イ）永久磁石（第１図）の磁力線（第２図−３）を制
   御する磁性体（第２図−２）を施設する磁石（第１図）
   の形状を、磁石両極間の長さが、その一極の全辺の長さ
   の総和の４分の３以上とする（複数の磁石の組み重ねも
   、一つの形状とする） （ロ）磁力線（第２図−３）を制御する磁性体（第２図
   −２）の大きさを、磁性体の厚みに関係なく取り付ける
   磁石の極の正面（第１図−１−ａ）においては、その面
   積の４分の３以下側面（第１図−１−ｂ）においては、
   磁石両極間の長さの３分の１以下とする （ハ）固定板（第３図−４）と回転盤（第３図−５）に
   設置する磁石の設置角度を、内、外板とも、回転軸（第
   ３図−６）の中心より接点を通して引かれた直線が、設
   置する永久磁石の両極の中心を通るものとして、左右１
   ０度内の傾斜の範囲で設置する（第６図） （ニ）複数の固定板（第３図−４）と一つの軸棒（第３
   図−６）で連結された複数の回転盤（第３図−５）に設
   置する磁石の位相は、内、外板の磁石（第４図−１及び
   １′）の同種極が、接触するとき斥力作用が順次、弧長
   差６ミリ以内で継続するように設置する（第３図１−イ
   〜１−ｎ） （ホ）内、外各板に設置する磁石の設置間隔（第４図−
   １〜１−あ）と数量は、磁石を弧長差６ミリ以内で設置
   した複数板（第３図）の総数によって得られる弧度に基
   づくものとする以上の要素で構造した永久磁石による連
   続運転機構。