JPH049638A - 成形余裕度の判定方法 - Google Patents
成形余裕度の判定方法Info
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- JPH049638A JPH049638A JP2113749A JP11374990A JPH049638A JP H049638 A JPH049638 A JP H049638A JP 2113749 A JP2113749 A JP 2113749A JP 11374990 A JP11374990 A JP 11374990A JP H049638 A JPH049638 A JP H049638A
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、プレス成形品の成形余裕度を、各部位の板
厚の変化量から判定する方法に関するものである。
厚の変化量から判定する方法に関するものである。
従来の技術
ブ1ノス成形品を破断させることなく生産をイコなうた
めに、現在におい℃は、スクライブドナークルテストを
実施(、て、ブ1ノス素材の変形状態図による管理が行
なわれている。
めに、現在におい℃は、スクライブドナークルテストを
実施(、て、ブ1ノス素材の変形状態図による管理が行
なわれている。
このスクライブドサークルテスト・は、例えば、素材で
あるプレス鋼板の表面に、エッチ゛ノグによ−〕で所定
の径の円群をマーキング(、ζおき、グL・ス成形後に
bfjる谷内の変形状態から、成形時に発生[0,たひ
ずろを測定し、変形量を知る方法である。そし、て、こ
のスクライブドサークルテストによって、破断危険箇所
のひずみの状態を調べで成形余裕度の判定を行なう。ま
た、スクウイブドサクルのX方向とY方向の伸びの測定
結果を、変形状態図(変形状態をX方向とY方向の伸び
ひずみで表した図)に毎回プロット・シ1、作業条件、
型、材料等の選定の基準として用いられる。
あるプレス鋼板の表面に、エッチ゛ノグによ−〕で所定
の径の円群をマーキング(、ζおき、グL・ス成形後に
bfjる谷内の変形状態から、成形時に発生[0,たひ
ずろを測定し、変形量を知る方法である。そし、て、こ
のスクライブドサークルテストによって、破断危険箇所
のひずみの状態を調べで成形余裕度の判定を行なう。ま
た、スクウイブドサクルのX方向とY方向の伸びの測定
結果を、変形状態図(変形状態をX方向とY方向の伸び
ひずみで表した図)に毎回プロット・シ1、作業条件、
型、材料等の選定の基準として用いられる。
発明が解決しようとする課題
しかし、前述し5たスクライブドサー クルテストによ
って成形余裕度を判定する方法の場合には、成形余裕度
を判定4″るスクライブドザークルテストにおいて、ユ
ッチングや転写等のスクライプドサークルのマーク付は
作業を、測定のたびに毎i’Fh行なう必要があり、事
前準備に時間がかかるとともに、成形後に行なう変形状
態の測定に手間がかかるという問題があった。また、曲
面形状の成形品を平面用の測定具を用いて手作業で測定
しているため測定誤差が大きくなる等の問題があった。
って成形余裕度を判定する方法の場合には、成形余裕度
を判定4″るスクライブドザークルテストにおいて、ユ
ッチングや転写等のスクライプドサークルのマーク付は
作業を、測定のたびに毎i’Fh行なう必要があり、事
前準備に時間がかかるとともに、成形後に行なう変形状
態の測定に手間がかかるという問題があった。また、曲
面形状の成形品を平面用の測定具を用いて手作業で測定
しているため測定誤差が大きくなる等の問題があった。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、繁雑で
手間のかかるスクライブドサークルテストの回数を減じ
て、作業性の向上を図ることを目的としている。
手間のかかるスクライブドサークルテストの回数を減じ
て、作業性の向上を図ることを目的としている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するための手段としてこの発明の成形余
裕度の判定方法は、一方の軸に素材の伸びひずみを、他
方の軸に板厚ひずみをそれぞれとった平面座標系に、肌
荒れ限界線や変形限界線等の成形限界線を記入した図表
を作成し、プレス成形品から測定した板厚ひずみ値を前
記図表にプロットして伸びひずみ値に変換するとともに
、プロットした点から前記成形限界線までの距離によっ
て成形余裕度を判定することを特徴としている。
裕度の判定方法は、一方の軸に素材の伸びひずみを、他
方の軸に板厚ひずみをそれぞれとった平面座標系に、肌
荒れ限界線や変形限界線等の成形限界線を記入した図表
を作成し、プレス成形品から測定した板厚ひずみ値を前
記図表にプロットして伸びひずみ値に変換するとともに
、プロットした点から前記成形限界線までの距離によっ
て成形余裕度を判定することを特徴としている。
作 用
成形余裕度の判定用図表の作成方法としては、例えば、
スクライブドサークルテストによって成形時に発生した
素材の伸びひずみを測定し、測定結果に基づいて先ず変
形状態図を作成する。次に、この変形状態図を元にして
成形余裕度の判定用図表を作成する。このようにして、
最初の一回目だけはスクライブドサークルテストを行な
うが、二回目以降は、成形品の各部位の板厚を測定して
板厚ひずみ量を求め、前記判定用図表を用いて、測定し
た板厚のひずみ量を伸びひずみ量に変換し、成形限界線
までの距離によって成形品のその部位の成形余裕度を求
める。
スクライブドサークルテストによって成形時に発生した
素材の伸びひずみを測定し、測定結果に基づいて先ず変
形状態図を作成する。次に、この変形状態図を元にして
成形余裕度の判定用図表を作成する。このようにして、
最初の一回目だけはスクライブドサークルテストを行な
うが、二回目以降は、成形品の各部位の板厚を測定して
板厚ひずみ量を求め、前記判定用図表を用いて、測定し
た板厚のひずみ量を伸びひずみ量に変換し、成形限界線
までの距離によって成形品のその部位の成形余裕度を求
める。
この方法で成形余裕度が求められるのは、垂直応力によ
る弾性棒の平面方向ひずみと、これと垂直な軸方向のひ
ずみとの比は、弾性範囲内では同一材料について一定で
あるとする体積不変の法則の適用範囲を塑性域まで拡大
したもので、素材鋼板の内部に微小直方体を想定すると
、プレス成形の前後での微小直方体の2辺の長さと板厚
の変化について考えた場合に、次の3つのパターンが想
定される。
る弾性棒の平面方向ひずみと、これと垂直な軸方向のひ
ずみとの比は、弾性範囲内では同一材料について一定で
あるとする体積不変の法則の適用範囲を塑性域まで拡大
したもので、素材鋼板の内部に微小直方体を想定すると
、プレス成形の前後での微小直方体の2辺の長さと板厚
の変化について考えた場合に、次の3つのパターンが想
定される。
■X方向は伸び、Y方向及び板厚が縮小した場合。
1o→!0+Δ!
la→!0−νΔl
tO→to−Δt
■X方向は伸び、Y方向は変化せず、板厚が縮小した場
合。
合。
!O→!0+Δl
!0→!O
to→tO−Δt
■X方向及びY方向は伸び、板厚が縮小した場合。
!0→!0+Δ1
1o→!O+Δ1
to−*to−Δを
但し、Inは素材の長さ、Δlは素
材の伸び、toは素材の板厚、Δt
は素材の板厚変化量、νはポアソン
比をそれぞれ示す。
そして、これら3つのそれぞれの場合について、成形前
後で体積不変則が成立するので、例えば、第3図■の曲
線を例に、その計算例を示すと、1oto= C1o +Δ1)(ltr −v ΔA’)(to
−Δ t)となり、 y=Δl/lo、x=Δt/l。
後で体積不変則が成立するので、例えば、第3図■の曲
線を例に、その計算例を示すと、1oto= C1o +Δ1)(ltr −v ΔA’)(to
−Δ t)となり、 y=Δl/lo、x=Δt/l。
として変形し整理すれば、■の曲線を表わす次式が求め
られる。
られる。
(1+ り (1−νy) = 1 / (1−xiま
た■、■の各曲線も同様な計算により求めることができ
る。
た■、■の各曲線も同様な計算により求めることができ
る。
そして、縦軸に伸びひずみ(ΔI / / o )を、
横軸に板厚ひずみ(Δt / t o )をそれぞれと
った平面座標系に、前記■〜■の各曲線とともに成形限
界線を記入する。
横軸に板厚ひずみ(Δt / t o )をそれぞれと
った平面座標系に、前記■〜■の各曲線とともに成形限
界線を記入する。
また成形眼界線は、第2図の変形状態図より限界線上の
任意の点のεX、ε丁を求め、体積不変則より、任意の
点の板厚を算出して前記平面座標系にプロットする。
任意の点のεX、ε丁を求め、体積不変則より、任意の
点の板厚を算出して前記平面座標系にプロットする。
板厚の算出式は、
/:to=(1+εx) (1+ e y) (t o
−Δt)となり、これを変形L ””C、板厚に基づく
成形限界線を求める。
−Δt)となり、これを変形L ””C、板厚に基づく
成形限界線を求める。
Δt/lo =1−1/l(1+gxNl+−1:y)
このようにし、て成形限界線が求まる。
このようにし、て成形限界線が求まる。
そして、成形後にプレス成形品の各部イ☆の伸びの特徴
を、変形状態図(第2図)上で分類しまた上で、素材板
厚toとプレス加工後の板厚tとからこの板厚のひずみ
(Δt / t、 o )を求めるとどもに、求めた板
厚ひずみを作成した図表にプロットし、この図表を用い
て伸びひずみ(ΔI/1cr)に変換させることにより
、容易に成形限界(破断限界)が明らかとなる。
を、変形状態図(第2図)上で分類しまた上で、素材板
厚toとプレス加工後の板厚tとからこの板厚のひずみ
(Δt / t、 o )を求めるとどもに、求めた板
厚ひずみを作成した図表にプロットし、この図表を用い
て伸びひずみ(ΔI/1cr)に変換させることにより
、容易に成形限界(破断限界)が明らかとなる。
したがって、2回目以降の測定時には、スクライブドサ
ークルテストを省略し、測定したプレス成形品の板厚ひ
ずみを図表により伸びひずみに変換し、成形限界線まで
の距離を読取るだけで、成形余裕度の大小を容易に判定
することができる。
ークルテストを省略し、測定したプレス成形品の板厚ひ
ずみを図表により伸びひずみに変換し、成形限界線まで
の距離を読取るだけで、成形余裕度の大小を容易に判定
することができる。
実 施 例
以下、この発明の成形余裕度の判定方法の一実施例を第
1図ないし2第6図に基づいて説明捗る。
1図ないし2第6図に基づいて説明捗る。
先ず、この実施例の成形余裕度の判定方法の概要を第1
図の■4稈ブロック図に基づいて説明する。
図の■4稈ブロック図に基づいて説明する。
第1図のq)〜■の各工程は、従来のスクライブドづ一
クルテストによる場合と同様で、σ)プL/ス鋼板を電
気的に!ツチング処理し、て、王の表面にスクライブド
サークルをマーキング[、で、■マキング鋼板を製作し
、■このマーキング鋼板を用いてプレス加工を行なう。
クルテストによる場合と同様で、σ)プL/ス鋼板を電
気的に!ツチング処理し、て、王の表面にスクライブド
サークルをマーキング[、で、■マキング鋼板を製作し
、■このマーキング鋼板を用いてプレス加工を行なう。
■そしで、得らt1711′プレス成形品について、そ
の表面l:マーキングさねているスクライブドサークル
の変形度合を測定(7、スクライブドサークルの変形度
合から成形余裕度の判定を行ない、■また、測定結果を
変形状態■((第2図参照)に記入する。
の表面l:マーキングさねているスクライブドサークル
の変形度合を測定(7、スクライブドサークルの変形度
合から成形余裕度の判定を行ない、■また、測定結果を
変形状態■((第2図参照)に記入する。
なお、従来の方法においては、測定を行なう度に、以」
・、の■〜■の工程順にスクライブドサー クルテスト
による判定を行なっでいたが、本実施例の方法では、縦
軸に素材の伸びひずみを、横軸に板厚ひずみをそれぞれ
とった平面座標系に、■で作成された変形状態図より、
肌荒れ眼界線や変形限界線等の成形限界練土の任意の点
における板厚を算出しでプロットすることにより、前記
座標1−7に各点を写して、これら各点を結ぶことによ
って板厚によって成形限界線が表わされた成形余裕度の
判定用図表(第3図参照)が完成する。
・、の■〜■の工程順にスクライブドサー クルテスト
による判定を行なっでいたが、本実施例の方法では、縦
軸に素材の伸びひずみを、横軸に板厚ひずみをそれぞれ
とった平面座標系に、■で作成された変形状態図より、
肌荒れ眼界線や変形限界線等の成形限界練土の任意の点
における板厚を算出しでプロットすることにより、前記
座標1−7に各点を写して、これら各点を結ぶことによ
って板厚によって成形限界線が表わされた成形余裕度の
判定用図表(第3図参照)が完成する。
そして、2回目以降における成形余裕度の測定時には、
従来から行なわれていたスクライブドサクルテストを省
略して第1図の■〜■の各工程のみが行なわれる。
従来から行なわれていたスクライブドサクルテストを省
略して第1図の■〜■の各工程のみが行なわれる。
すなわち、■通常のプレス鋼板を用いて、■プレス加工
を行ない、■ブ1ノス成形品の各部位の板厚を測定し1
、■測定した板厚と成形前の板厚とから板厚ひずみを求
め、判定用図表に基づい゛C板厚ひずみを伸びひずみに
変換して、成形余裕度の判定が行なわれる。
を行ない、■ブ1ノス成形品の各部位の板厚を測定し1
、■測定した板厚と成形前の板厚とから板厚ひずみを求
め、判定用図表に基づい゛C板厚ひずみを伸びひずみに
変換して、成形余裕度の判定が行なわれる。
したがって、2回目以降についてはスクライブドサーク
ルテストを行なわないため、エツチング等による鋼板の
マーキングや、成形後におけるスクライブドサークルの
変形度合の測定等の緊線な作業が不要となり、また本実
施例の方法によれば、2回目以降は通常のプレス加工を
行なって、成形品の所定の部位の板厚を測定して板厚ひ
ずみを求めた後、判定用図表によって板厚ひずみを伸び
ひずみに変換し1、その点から成形限界線までの距離に
よって、成形余裕度を容易に判定することができる。
ルテストを行なわないため、エツチング等による鋼板の
マーキングや、成形後におけるスクライブドサークルの
変形度合の測定等の緊線な作業が不要となり、また本実
施例の方法によれば、2回目以降は通常のプレス加工を
行なって、成形品の所定の部位の板厚を測定して板厚ひ
ずみを求めた後、判定用図表によって板厚ひずみを伸び
ひずみに変換し1、その点から成形限界線までの距離に
よって、成形余裕度を容易に判定することができる。
さらに詳細に説明すると、成形余裕度の判定用図表の作
成は、スクライブドサークルテストによって成形時に発
生した素材のひずみを測定し、測定結果に基づいて先ず
変形状態図を作成する。次に、この変形状態図を元にし
て成形余裕度の判定用図表を作成する。このようにして
、最初の一回目だけはスクライブドサークルテストを行
なうが、二回目以降は、成形品の各部分の板厚を測定し
て板厚のひずみ量を求め、前記判定用図表を用いて、測
定した板厚のひずみ量を伸びひずみ量に変換し、成形限
界線までの距離によって成形品のその部分の成形余裕度
を求める。
成は、スクライブドサークルテストによって成形時に発
生した素材のひずみを測定し、測定結果に基づいて先ず
変形状態図を作成する。次に、この変形状態図を元にし
て成形余裕度の判定用図表を作成する。このようにして
、最初の一回目だけはスクライブドサークルテストを行
なうが、二回目以降は、成形品の各部分の板厚を測定し
て板厚のひずみ量を求め、前記判定用図表を用いて、測
定した板厚のひずみ量を伸びひずみ量に変換し、成形限
界線までの距離によって成形品のその部分の成形余裕度
を求める。
この方法で成形余裕度が求められる原理を説明すると、
素材鋼板の内部に微小直方体を想定すると、プレス成形
の前後での微小直方体の2辺の長さと板厚の変化につい
て考えると、プレス成形によって素材の板厚は必ず減少
することから、次の3つのパターンが想定される。
素材鋼板の内部に微小直方体を想定すると、プレス成形
の前後での微小直方体の2辺の長さと板厚の変化につい
て考えると、プレス成形によって素材の板厚は必ず減少
することから、次の3つのパターンが想定される。
■ X方向は伸び、Y方向及び板厚が縮小した場合(第
4図の■参照)。
4図の■参照)。
■ X方向は伸び、Y方向は変化せず、板厚が縮小した
場合(第4図の■参照)。
場合(第4図の■参照)。
■ X方向及びY方向は伸び、板厚が縮小した場合(第
4図の■参照)。
4図の■参照)。
そして、これら3つのそれぞれの場合について、成形前
後で体積不変則が成立するので、それぞれの場合につい
て方程式を求めると、 ■の場合は、 (1+yH1+7/20y)(1−x)=1・・・・・
・■但し、i:x>O,εy=−7/20gx。
後で体積不変則が成立するので、それぞれの場合につい
て方程式を求めると、 ■の場合は、 (1+yH1+7/20y)(1−x)=1・・・・・
・■但し、i:x>O,εy=−7/20gx。
ν=εX/εy = 7/20
■の場合は、
(1+y)(1−x)=1
但し、εx〉0.εy=0
■の場合は、
(1+y )2(1−x) =1
但し、εX=εy>0
そして、縦軸に伸びひずみ(Δ/ / I o )を、
横軸に板厚ひずみ(Δt / t o )をそれぞれと
った平面座標系に、前記■〜■の各曲線とともに、成形
限界線を記入する。
横軸に板厚ひずみ(Δt / t o )をそれぞれと
った平面座標系に、前記■〜■の各曲線とともに、成形
限界線を記入する。
また成形限界線は、第2図の変形状態図より限界線上の
任意の点の81.5丁を求め、体積不変則より、任意の
点の板厚を算出して前記平面座標系にプロットする。
任意の点の81.5丁を求め、体積不変則より、任意の
点の板厚を算出して前記平面座標系にプロットする。
板厚の算出式は、
10to=(1+εiH1+g7>(to−Δt)変形
して、 Δt/lo =1−1/l(1+εx) (1+とY)
このようにして成形限界線が求まる。
して、 Δt/lo =1−1/l(1+εx) (1+とY)
このようにして成形限界線が求まる。
そして、成形後にプレス品の各部位の伸びの特徴を、変
形状態図(第2図)上で分類した上で、素材板厚toと
プレス加工後の板厚tとからこの板厚のひずみ(Δt
/ t o )を求めた後、作成した図表を用いて伸び
ひずみ(Δ/ / l o )に変換させることにより
、容易に成形限界(破断限界)が明らかとなる。
形状態図(第2図)上で分類した上で、素材板厚toと
プレス加工後の板厚tとからこの板厚のひずみ(Δt
/ t o )を求めた後、作成した図表を用いて伸び
ひずみ(Δ/ / l o )に変換させることにより
、容易に成形限界(破断限界)が明らかとなる。
したがって、2回目以降の測定時にはスクライブドサー
クルテストを省略し、プレス成形品の板厚ひずみを測定
して図表により伸びひずみに変換し、成形限界線までの
距離を読み取るだけで、成形余裕度の大小を容易に判定
することができる。
クルテストを省略し、プレス成形品の板厚ひずみを測定
して図表により伸びひずみに変換し、成形限界線までの
距離を読み取るだけで、成形余裕度の大小を容易に判定
することができる。
なお、前述した成形余裕度の判定用図表の作成方法は、
第2図に示すようにスクライブドサークルテストに基づ
いて変形状態図を作成し、この変形状態図上において、
変形(伸び)の特徴をその成形部位別にa −eの5つ
に分類する(第6図の上部)。次に変形状態図のa −
eの分類を、成形余裕度の判定用図表上に置換する。そ
して、例えば第5図に示す自動車のパネルPのうちのe
部位の板厚ひずみを求めた場合には、成形余裕度の判定
用図表上のeの範囲にプロットし、縦軸の読みをAとす
る(第6図の下部)。次に、プロットした点と原点0と
を、変形経路を予測した二次曲線を求める。
第2図に示すようにスクライブドサークルテストに基づ
いて変形状態図を作成し、この変形状態図上において、
変形(伸び)の特徴をその成形部位別にa −eの5つ
に分類する(第6図の上部)。次に変形状態図のa −
eの分類を、成形余裕度の判定用図表上に置換する。そ
して、例えば第5図に示す自動車のパネルPのうちのe
部位の板厚ひずみを求めた場合には、成形余裕度の判定
用図表上のeの範囲にプロットし、縦軸の読みをAとす
る(第6図の下部)。次に、プロットした点と原点0と
を、変形経路を予測した二次曲線を求める。
この二次曲線の求め方を説明すると、先ず、第5図のパ
ネル8部を、第6図の上部の変形状態図上にプロットし
てポアソン比νを求める。但し、ポアソン比νは、通常
は弾性域のる有効な係数であるが、本実施例においては
、新たに塑性域まで展開された係数とする。
ネル8部を、第6図の上部の変形状態図上にプロットし
てポアソン比νを求める。但し、ポアソン比νは、通常
は弾性域のる有効な係数であるが、本実施例においては
、新たに塑性域まで展開された係数とする。
次に、成形による鋼板の変形後の一般モデルは、第3図
の■の曲線で表わされる。この■の曲線の一般式は、 (l+ΔI/Io)(1−νΔl/1o)= 1 /
(1−Δt / t o) −−(i)である。次に
(i)式に、先に求めたポアソン比νを代入すれば、第
6図の下部の成形余裕度の判定用図表に破線で示した二
次曲線■が求められる。
の■の曲線で表わされる。この■の曲線の一般式は、 (l+ΔI/Io)(1−νΔl/1o)= 1 /
(1−Δt / t o) −−(i)である。次に
(i)式に、先に求めたポアソン比νを代入すれば、第
6図の下部の成形余裕度の判定用図表に破線で示した二
次曲線■が求められる。
そして、この求めた二次曲線を延長して、成形限界線と
交わった点の縦軸の読みBを求め、前記プロットした点
の読みAとの差(AB間の距離)を算出すれば、この差
が成形品の測定部位(0部)の成形余裕度となる。。
交わった点の縦軸の読みBを求め、前記プロットした点
の読みAとの差(AB間の距離)を算出すれば、この差
が成形品の測定部位(0部)の成形余裕度となる。。
発明の効果
以−1−1説明したよ・うにこの発明の成形余裕度の判
定方法は、−力の軸に素材の伸びひずみを、他方の軸に
板厚ひずみをそれぞれとった平面座標系に、肌荒れ眼界
線や変形限界線等の成形限界線を記入した図表を作成し
、プレス成形品から測定jた板厚ひずみ値を前記図表に
プロットして伸び(、hずみ値に変換4るとともに、プ
ロットしt点から前記成形限界線までの距離によって成
形余裕厖苓判定するので、成形余裕度の判定作業が簡単
とムリ、作業性を大幅に向上酋゛ることかできる。。
定方法は、−力の軸に素材の伸びひずみを、他方の軸に
板厚ひずみをそれぞれとった平面座標系に、肌荒れ眼界
線や変形限界線等の成形限界線を記入した図表を作成し
、プレス成形品から測定jた板厚ひずみ値を前記図表に
プロットして伸び(、hずみ値に変換4るとともに、プ
ロットしt点から前記成形限界線までの距離によって成
形余裕厖苓判定するので、成形余裕度の判定作業が簡単
とムリ、作業性を大幅に向上酋゛ることかできる。。
第1図ないし第6図はこの発明の方法の−・実施例を示
すもので、第1図はこの実施例の方法による作業]゛程
を示”すブ[1ツク図、第2図は変形状態図、第3図は
成形余裕度の判定用図表、第4図は微小直方体の変形バ
クーンを示す図、第5図(Jブレス成形品(自動車パネ
ル)を示す図、第6図は変形状態図および成形余裕度の
判定用図表IJよる判定方法の説明図である。
すもので、第1図はこの実施例の方法による作業]゛程
を示”すブ[1ツク図、第2図は変形状態図、第3図は
成形余裕度の判定用図表、第4図は微小直方体の変形バ
クーンを示す図、第5図(Jブレス成形品(自動車パネ
ル)を示す図、第6図は変形状態図および成形余裕度の
判定用図表IJよる判定方法の説明図である。
Claims (1)
- 一方の軸に素材の伸びひずみを、他方の軸に板厚ひずみ
をそれぞれとった平面座標系に、肌荒れ限界線や変形限
界線等の成形限界線を記入した図表を作成し、プレス成
形品から測定した板厚ひずみ値を前記図表にプロットし
て伸びひずみ値に変換するとともに、プロットした点か
ら前記成形限界線までの距離によって成形余裕度を判定
することを特徴とする成形余裕度の判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113749A JPH049638A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 成形余裕度の判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113749A JPH049638A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 成形余裕度の判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049638A true JPH049638A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14620151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113749A Pending JPH049638A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 成形余裕度の判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049638A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108138A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Kobe Steel Ltd | 板材の破断評価方法、破断評価プログラム及び破断評価装置 |
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JP2008272764A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Nippon Steel Corp | 金属板の薄板プレス成形における伸びフランジ性評価試験方法 |
TWI501853B (zh) * | 2011-12-21 | 2015-10-01 | Jfe Steel Corp | 加壓成形用模具的設計方法、加壓成形用模具 |
CN106802256A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-06-06 | 首钢总公司 | 一种构建金属薄板成形极限应力图的方法 |
CN114322915A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-12 | 武汉钢铁有限公司 | 一种材料成形极限的测定方法及装置 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2113749A patent/JPH049638A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4494323B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2010-06-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 板材の破断評価方法、破断評価プログラム及び破断評価装置 |
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