JPH0494480A - 油圧ポンプの制御装置 - Google Patents
油圧ポンプの制御装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
されている可変容量形油圧ポンプの制御装置に関する。
路図である。図において、2は制御弁、3は制御弁2の
スプール、4はスリーブ、5は圧力補償受圧部、6はス
プール3他端のばね、7はサーボピストン弁、8はフィ
ードバックレバー9は可変容量形の油圧ポンプ、10は
油タンク、11は電磁比例弁、12はパイロット圧油圧
源、13は制御装置用電気回路、14は油圧ポンプ9の
吐出圧力を検出する圧力センサ、15はコントローラで
ある。
図について述べる。スプール3を嵌挿したスリーブ4と
、圧力補償受圧部5とを直列に設けて制御弁2を形成し
、また上記スプール3とスリーブ4による油圧の切換に
より作動してポンプ傾転角を変えるサーボピストン弁7
と、スリーブ4とをフィードバックレバー8を介して連
結している。そこでこの制御装置1を装備した油圧ショ
ベル(図示しない)の作業時に、その作業アタッチメン
トなどに大きな負荷がかかると、油圧ポンプ9吐出側の
管路16内の油圧は上昇する。圧力センサ14はその油
圧を検出し、検出信号がコントローラ15に入力される
。コントローラ15では上記検出信号にもとづき、電気
指令信号を電磁比例弁11に対して出力する。電磁比例
弁11のソレノイド17は通電して、電磁比例弁11を
切換作動させる。パイロット圧油圧源12からのパイロ
ット圧は、管路18、電磁比例弁11、管路19を経て
、圧力補償受圧部5に作用する。制御弁2は作動し、サ
ービスピストン弁を介シてポンプ傾転角を調整する。そ
れにより油圧ポンプ9のポンプ入力トルクを一定に保持
したり、あるいはコントローラ15より出力される信号
に見合ったポンプ傾転角に作動することができる。した
がって油圧ポンプ9駆動用のエンジン(図示しない)が
過負荷にならない範囲で、油圧ポンプ9が制御される。
回路にコントローラ(CPU)をそなえている。したが
って油圧ショベルの作業時に、コンドローラネ調など電
気系統の故障をおこすことがある。上記電気系統に故障
が発生した場合には、ポンプ傾転の制御ができなくなる
。油圧ポンプのレギュレータの構成によって異なるが、
斜板は最大傾転か最小傾転のどちらかに偏られてしまう
。
をおこし、最小傾転の状態になればポンプ吐出流量が最
小限となり作業不能となる。
不具合、故障などが発生した場合でも、油圧ショベルの
作業に十分な所要の流量が吐出できる油圧ポンプの制御
装置を提供することを目的とする。
ストンを付加して設け、 口、上記ピストンに自己ポンプ圧力を作用せしめたとき
スプール他端のばねのばね力に対抗してピストンが作動
するようにし、またそのピストンの作動時に油圧ポンプ
から所要の圧油が吐出するようにピストンの直径を設定
し、 ハ、また上記圧力補償受圧部と、油圧ポンプ吐出側管路
との間に切換弁を介設し、 二、制御装置用電気回路に不具合を生じたとき自己ポン
プ吐出圧力を上記切換弁を介して圧力補償受圧部の上記
ピストンに作用せしめるように構成した。
は、圧力補償受圧部と油圧ポンプ吐出側管路との間に設
けた切換弁は遮断油路位置にある。したがってこの場合
には、従来技術の制御装置と同じ作用機能が発揮される
。
換弁はその内蔵ばねのばね力により開通油路位置に切換
わる。そこで油圧ポンプ吐出側管路からの自己ポンプ吐
出圧力が上記切換弁の開通油路位置を介して、圧力補償
受圧部に設けたピストンに作用する。制御弁は作動し、
サーボピストン弁を介してポンプ傾転角を調整するので
、油圧ポンプは所要の圧油を吐出することができる。
る。第1図は、この発明にかかる油圧ポンプの第1実施
例制御装置20を示す回路図である。図において、従来
技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を
付す。21は制御弁、22は制御弁21の圧力補償受圧
部、23は切換弁としての電磁切換弁、24は電磁切換
弁23のソレノイド、25は内蔵ばね、13゛は制御装
置用電気回路、15′はコントローラである。第2図は
、第1図のA部詳細図である。図において、26はパイ
ロット圧油圧源12からのパイロット圧P1が作用する
圧力補償受圧部22のパイロット圧用油室、27はパイ
ロットピストン、28は自己ポンプ圧力P2が作用する
ポンプ圧用油室、29はピストン、30はドレンポート
である。第3図は、油圧ポンプ9のP−Q曲線図である
。図において、破線イは油圧ポンプ9駆動用エンジンの
馬力相当曲線、−点鎖線口は制御装置用電気回路13′
が不具合のときに要求される馬力曲線例を示す。
図〜第3図について述べる。制御弁21の圧力補償受圧
部22にスプール3を作動させるピストン29を付加し
て設け、そのピストン29に自己ポンプ圧力を作用せし
めたときスプール3他端のばね6のばね力に対抗してピ
ストン29が作動するようにし、またそのピストン29
の作動時に油圧ポンプ9から所要の圧油が吐出するよう
にピストン29の直径φdを設定し、また上記圧力補償
受圧部22と、油圧ポンプ吐出側管路16との間に電磁
切換弁23を介設し、制御装置用電気回路13′に不具
合を生じたとき自己ポンプ圧力を上記電磁切換弁23を
介して圧力補償受圧部22に作用せしめるように構成し
た。
ついて述べる。制御装置用電気回路13”が正常にはた
らいているときには、ソレノイド24は通電しているの
で、電磁切換弁23は遮断油路位置ハにある。したがっ
てこの場合に制御装置20が発揮する作用機能は、従来
技術の制御装置1の場合と同様である。しかし制御装置
用電気回路13′をコントローラ15′の不調、故障な
どにより非通電にしたとき、あるいは非通電となったと
きに、電磁切換弁23はその内蔵ばね25のばね力によ
り遮断油路位置ハより開通油路位置二に切換わる。そこ
で油圧ポンプ9からの自己ポンプ吐出圧力P2が、管路
16.31.32.33、電磁切換弁23の二位置、管
路34を経て、圧力補償受圧部22のポンプ圧用油室2
8(第2図参照)に作用する。ピストン29が作動する
ので、制御弁21は作動し、サーボピストン弁7を介し
てポンプ傾転角を調整する。したがって制御装置用電気
回路13゛が不具合になった場合でも油圧ポンプ9は所
要の圧油を吐出するので、油圧ショベルは支障なく作業
を行うことができる。
す回路図である。図において、第1実施例制御装置20
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す
。36は電磁切換弁、37は電磁切換弁36のソレノイ
ド、38は内蔵ばね39は制御装置用電気回路、40は
コントローラである。この制御装置35では、制御装置
用電気回路39が正常にはたらいているときには、ソレ
ノイド37を非通電としているので、電磁切換弁36は
遮断油路位置ホにある。それでこの場合に制御装置35
が発揮する作用機能は、従来技術の制御装置1の場合と
同様である。しかし制御装置用電気回路39に不具合を
生じたとき、コントローラ40よりソレノイド37に対
して電気信号が出力される。そこで電磁切換弁36は、
遮断油路位置ホより開通油路位置へに切換わる。油圧ポ
ンプ9からの自己ポンプ吐出圧力P2が、制御装置20
の場合と同様に、圧力補償受圧部22のピストン29に
作用する。したがって制御装置用電気回路39が不具合
になった場合でも油圧ポンプ9は所要の圧油を吐出する
ので、油圧ショベルは支障なく作業を行うことができる
。
す回路図である。図において、第1実施例制御装置20
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す
。36は電磁切換弁、37は電磁切換弁36のソレノイ
ド、38は内蔵ばね42はソレノイド37用の電気回路
、43はスイッチ、44は電源である。この制御装置4
1では制御装置用電気回路13が正常にはたらいている
ときには、スイッチ43をオフ状態にし、ソレノイド3
7を非通電としている。それでこの場合には電磁切換弁
36が遮断油路位置ホにあり、制御装置41が発揮する
作用機能は、従来技術の制御装置1の場合と同様である
。しかし制御装置用電気回路13に不具合が生じたとき
には、手動にてスイッチ43をオン操作する。ソレノイ
ド37が通電するので、電磁切換弁36は遮断油路位置
ホにより開通油路位置へに切換わる。そこで油圧ポンプ
9からの自己ポンプ吐出圧力P2が、制御装置20の場
合と同様に、圧力補償受圧部22のピストン29に作用
する。したがって制御装置用電気回路13が不具合にな
った場合でも油圧ポンプ9は所要の圧油を吐出するので
、油圧ショベルは支障なく作業を行うことができる。
す回路図である。図において、第1実施例制御装置20
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す
。48はパイロット切換弁、49はパイロット切換弁4
8のパイロット圧受圧部、50は内蔵ばね、13は制御
装置用電気回路である。この制御装置47は、第1実施
例制御装置20における電磁切換弁23をパイロット切
換弁48に置き換えた装置である。それで制御装置用電
気回路13が正常に通電しているときには、ソレノイド
17は通電しており、電磁比例弁11は切換作動してい
る。パイロット圧油圧源12からのパイロット圧P1は
、管路18、電磁比例弁11、管路51を通り、一方は
管路52を経て、圧力補償受圧部22のパイロット圧用
油室26(第2図参照)に作用する。また上記パイロッ
ト圧P、は、管路51で分岐して、他方が管路53を経
て、パイロット圧受圧部49に作用している。
されている。したがってこの場合に制御装置47が発揮
する作用機能は、従来技術の制御装置1の場合と同様で
ある。しかし制御装置用電気回路13内コントローラ1
5の不調、故障などにより電磁比例弁11が非通電とな
ると、パイロット圧受圧部49にパイロット圧P1が作
用しなくなる。パイロット切換弁48はその内蔵ばね力
により遮断油路位置トより開通油路位置チに切換わる。
管路16.31.32.33、パイロット切換弁48の
チ位置、管路34を経て、圧力補償受圧部22のポンプ
圧用油室28(第2図参照)に作用する。ピストン29
が作動するので、制御弁21は作動し、サーボピストン
弁7を介してポンプ傾転角を調整する。したがってこの
第4実施例制御装置47の機能は、前記誠意御装置20
.35.41の場合と同様である。
ルが作業をしているとき、コンドローラネ調など制御装
置用電気回路に故障が発生するとポンプ傾転の制御がで
きなくなるので、ポンプ吐出流量が最大限又は最小限と
なり、油圧ショベルは作業不能となっていた。
償受圧部にスプールを作動させるピストンを付加して設
け、そのピストンに自己ポンプ圧力を作用せしめたとき
スプール他端のばねのばね力に対抗してピストンが作動
して、油圧ポンプから所要の圧油が吐出するようにピス
トンの直径を設定した。また上記圧力補償受圧部と、油
圧ポンプ吐出側管路との間に切換弁を介設した。そこで
制御装置用電気回路が不具合となったときには、油圧ポ
ンプからの自己ポンプ吐出圧力が、上記切換弁を介して
制御弁の圧力補償受圧部に設けたピストンに作用する。
は所要の圧油を吐出することができる。
なえた油圧ショベルなど建設機械では、制御装置用電気
回路が故障した場合でも、支障なく作業を行うことがで
きるので、冗長性と安全性を確保できる。
装置を示す回路図、第2図は第1図のA部詳細図、第3
図は油圧ポンプのP−Q曲線図、第4図はこの発明の第
2実施例制御装置を示す回路図、第5図はこの発明の第
3実施例制御装置を示す回路図、第6図はこの発明の第
4実施例制御装置を示す回路図、第7図は従来技術の制
御装置を示す回路図である。 1.20,35.4 2.21 5.22 13.13’ 15.15” 23.36 L47−−−−制御装置 制御弁 スプール ーーーーーーーーーーーーーーー−−一−−−−−−−
スリーブ圧力補償受圧部 ばね サーボピストン弁 油圧ポンプ 電磁比例弁 パイロット圧油圧源 39−−−−−−−−−−−−−−−一制御装置用電気
回路40−−−−−−−−−−−−−−−−コントロー
ラ電磁切換弁 ノr^− 弔 図 ピストン パイロット切換弁 以 上
Claims (1)
- (1)スプールを嵌挿したスリーブと、圧力補償受圧部
とを直列に設けて制御弁を形成し、また上記スプールと
スリーブによる油圧の切換により作動してポンプ傾転角
を変えるサーボピストン弁と、スリーブとをフィードバ
ックレバーを介して連結し、コントローラにより制御さ
れる電磁比例弁を通じてパイロット圧を上記圧力補償受
圧部に作用せしめるようにした可変容量形油圧ポンプの
制御装置において、制御弁の圧力補償受圧部に上記スプ
ールを作動させるピストンを付加して設け、そのピスト
ンに自己ポンプ圧力を作用せしめたときスプール他端の
ばねのばね力に対抗してピストンが作動するようにし、
またそのピストンの作動時に油圧ポンプから所要の圧油
が吐出するようにピストンの直径を設定し、また上記圧
力補償受圧部と、油圧ポンプ吐出側管路との間に切換弁
を介設し、制御装置用電気回路に不具合を生じたとき自
己ポンプ吐出圧力を上記切換弁を介して圧力補償受圧部
の上記ピストンに作用せしめるように構成したことを特
徴とする油圧ポンプの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21179190A JP3236606B2 (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | 油圧ポンプの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21179190A JP3236606B2 (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | 油圧ポンプの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494480A true JPH0494480A (ja) | 1992-03-26 |
JP3236606B2 JP3236606B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=16611671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21179190A Expired - Lifetime JP3236606B2 (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | 油圧ポンプの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236606B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11993886B2 (en) | 2007-05-07 | 2024-05-28 | Whirlpool Corporation | Method for controlling a household washing machine |
-
1990
- 1990-08-11 JP JP21179190A patent/JP3236606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11993886B2 (en) | 2007-05-07 | 2024-05-28 | Whirlpool Corporation | Method for controlling a household washing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236606B2 (ja) | 2001-12-10 |
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