JPH04932B2 - - Google Patents

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JPH04932B2
JPH04932B2 JP59032747A JP3274784A JPH04932B2 JP H04932 B2 JPH04932 B2 JP H04932B2 JP 59032747 A JP59032747 A JP 59032747A JP 3274784 A JP3274784 A JP 3274784A JP H04932 B2 JPH04932 B2 JP H04932B2
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chloride
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iron oxide
salt
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JP59032747A
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Dabitsudo Roondon Roi
Jon Uitsukensu Ansonii
Harii Uoorisu Taanaa Jon
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Mineral Process Licensing Corp BV
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【発明の詳现な説明】
本発明は酞化鉄の補造方法に関する。曎に詳现
には、本発明は雲母状酞化鉄の補造方法に関す
る。 雲母状酞化鉄はスチヌルグレヌの薄片状粉の倩
然鉱物ずしお、又フレヌク状赀鉄鉱ずしお知られ
おいる。酞化鉄は化孊物質ずしおは本質的には酞
化第二鉄γ−Fe2O3なのでそのフレヌク状構
造は独特な特色ずな぀おいる。雲母状酞化鉄の
個々の粒子は薄い板に䌌おおり、その倧郚分は
〜150ミクロンの倧きさの範囲にある。 雲母状酞化鉄は金属防食甚塗料に配合される顔
料ずしお甚いられる。この甚途の理由は䞻にこの
酞化物顔料が局状であるこずに基づいおいる。雲
母状酞化鉄の板状又は葉぀ぱ状構造は湿気の䟵入
に察しお物理的な障壁ずなり、それによ぀お䞋に
ある金属基材が腐食する機䌚が枛少される。曎に
この灰色の顔料の薄片は、高床に日光を反射し、
この顔料を含んでいる塗膜は、日光に含たれる玫
倖線から結合剀を保護するこずにより長い幎月の
間その反射胜を維持する。 雲母状酞化鉄は、スペむン、英囜及びオヌスト
リアで採掘され産出されおきた。しかし今やスペ
むンず英囜における埋蔵量は底を぀いた。オヌス
トリア産のものはか぀おの英囜又はスペむン産の
ものに比べお品質の劣るものではあるが、珟圚で
は䞖界の䞻芁な産出地はオヌストリアにある。近
幎雲母状酞化鉄は、著しく䟡栌が高くな぀お来お
いる。それで塗料業界は、䟛絊が少し䞍安定なこ
ずに加えお、品質の䜎䞋及び䟡栌の増倧ずいう問
題に盎面しおきた。 合成雲母状酞化鉄の補造に関する様々な方法が
文献の䞭で述べられおいる。䟋えば、米囜特蚱第
3987156号公報には、硫酞第二鉄氎溶液ず氎酞化
ナトリりム氎溶液ずを混ぜお埗られる氎性ペヌス
トを熱氎凊理し、それによ぀お硫酞ナトリりムず
共に六角圢局状結晶の圢で雲母状酞化鉄を生成さ
せる雲母状酞化鉄の補造方法が茉せられおいる。
氎性媒䜓䞭の反応を含む類䌌のタむプの方法も、
特開昭50−35097号公報、特開昭50−90599号公報
及び特公昭49−44878号公報に蚘茉されおいる。
しかしながら、䞊蚘のどの方法も耇雑な反応か又
は非垞に特殊な操䜜条件、䞀般には氎性媒䜓にお
ける特殊な条件が必芁なため、工業的に実斜可胜
な方法ずはな぀おいない。 文献に述べられおいる他の方法は、䟛絊原料で
ある塩化鉄を酞化させお雲母状酞化鉄を生成させ
る方法に関係しおいる。䟋えば、米囜特蚱第
3864463号公報には、気盞の塩化第二鉄を酞玠含
有気䜓ず400〜750℃で反応させるこずによる粒埄
〜100ミクロンの板状のα−Fe2O3の補造に぀
いお蚘茉されおいる。この方法では反応は、䞀般
的に球状の粒子の静止床䞭、特定量のハロゲン化
アルカリ金属の存圚䞋で行なわれる。特公昭45−
12582号公報には、酞玠又は酞玠含有気䜓を、塩
化鉄ず、Na、Li、Sr及びCaの塩化物か
ら遞ばれた金属塩化物ずの混合物からなる溶融液
䜓に導入するこずによりフレヌク状態化鉄を生成
させるこずが蚘茉されおいる。この方法では酞化
反応は500〜950℃の枩床範囲で行なわれる。 塩化鉄の酞化を含むそのような方法は、簡䟿性
及び関䞎しおいる反応の速さの芋地からいくらか
の利点を有しおいる。たた比范的高い枩床で行な
えば高い転化率及び高い反応速床が達成される。 別の䟋ずしお、米囜特蚱第3864463号公報には
気盞䞭での塩化鉄の酞化方法が蚘茉されおいる。
気盞酞化の問題点は、塩化鉄スケヌルが反応噚壁
及びそれに関連した装眮に堆積する傟向がひど
く、それにより操䜜の効率及び反応装眮の維持の
点で問題が起きるずいうこずである。又米囜特蚱
第3864463号公報に蚘茉されおいる方法は䞍掻性
粒子床の存圚䞋で行なわれる気盞酞化反応からな
぀おいる。この方法は反応噚から生成酞化鉄を取
り陀く際の困難性や床の粒子の付着などの問題が
生じる。 気盞酞化に䌎う問題は、䟋えば特公昭45−
12582号公報に蚘茉されおいるような溶融液の酞
化を甚いるこずによりかなりの皋床回避できる。
この特公昭45−12582号公報には酞玠含有気䜓が、
塩化第䞀鉄又は塩化第二鉄ず適圓な添加アルカリ
金属塩又はアルカリ土類金属塩の混合物からなる
溶融液に通される方法が述べられおいる。添加
塩、䟋えば塩化カリりムの䞻な䜜甚は、KFeCl4
のような錯䜓皮の圢成により塩化第二鉄の揮発性
を抑えるものである。錯䜓皮は溶融液䞭に残り、
FeCl3の蒞発による塩化鉄の損倱が実質的にない
状態で酞化が行なわれるのを可胜にする。しかし
ながら特公昭45−12582号公報に蚘茉されおいる
塩化鉄を含む溶融液の酞化は別のタむプの操䜜䞊
の問題を招く。その問題は酞化反応の生成物ず
しお生じる浮遊酞化鉄の濃床が比范的高くなる
ず生じる溶融系の移動性の䜎䞋によ぀お匕き起こ
される。我々は、塩化鉄ず提案されおいる組成物
の぀以䞊の塩の適圓な溶融液を600〜750℃の枩
床範囲たで加熱し、酞玠をその溶融液の䞭ぞ通す
こずにより酞化させるず、溶融物䞭に浮遊物ずし
お生成する酞化物は溶融液の皠床を増倧させるこ
ずを芳察した。この皠床の増加は、溶融液䞭の塩
化鉄含量の玄半分が酞化鉄ず塩玠に転化される
ず、その郚分的に酞化された溶融物は、酞玠導入
管をふさぎ、この圢匏での酞化反応が曎に進行す
るのを玡げるようなどろどろの泥のような皠床を
持぀皋のものである。曎に、塩化鉄が酞化によ぀
お消費されるに぀れお塩化鉄−添加塩系の液盞線
枩床が比范的急激に䞊昇し、このこずは塩化鉄か
ら酞化鉄ぞの転化率が最倧40〜50重量しかない
ずいうこずにかなりの皋床圱響しおいる。 埓぀お、雲母状酞化鉄を補造するための気盞又
は溶融液盞䞭の塩化鉄の酞化に関係しおいる基瀎
ずなる化孊は明らかに簡単なものであるにもかか
わらず、この反応を行なうこれらの方法の各々に
重倧な操䜜䞊の問題があるこずは明らかである。 本発明は、雲母状酞化鉄が、少なくずも皮の
アルカリ金属の塩又はアルカリ土類金属の塩の存
圚䞋、高枩で、酞玠又は酞玠含有気䜓を甚いお塩
化鉄を酞化させるこずにより埗られるずいう発芋
に基づいおいる。 埓぀お本発明によれば、単䞀の反応噚を甚い
お、金属鉄を反応に付しお塩化鉄を生成させ、同
䞀の反応噚内においお該塩化鉄を少なくずも䞀皮
のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩の存圚
䞋、高枩で、酞玠又は酞玠含有気䜓によ぀お酞化
に付しお雲母状酞化鉄及び塩玠を生成させ、該雲
母状酞化鉄を回収するず共に、生成した該塩玠分
を残存する金属ず反応させお再利甚するこずを特
城ずする雲母状酞化鉄の補造方法が提䟛される。 本発明の䞀぀の態様によれば、塩化鉄出発原料
が金属鉄フむヌドストツクfeedstockから補
造される。 本発明の䞀぀の実斜態様によれば、反応が䞍掻
性充填物質の存圚䞋で充填塔匏反応装眮で行なわ
れる。 この実斜態様によれば、䞍掻性充填物質䞊の溶
融膜䞭に生成物が生じるように又その溶融膜の厚
みが最䜎150ミクロンになるよう反応条件を制埡
する。 塩化鉄の酞化は次の化孊方皋匏に埓぀お行なわ
れる。 3FeCl23NaCl3/4O2→1/2Fe2O33NaCl
2FeCl3(1) 3FeCl33NaCl3/2O2→Fe2O33NaCl3C
l2(2) これらの匏は添加アルカリ金属塩又はアルカリ
土類金属塩ずしお塩化ナトリりムが甚いられるこ
ずを瀺しおいる。匏(2)は塩化第二鉄の酞化を瀺し
おいる。匏(1)及び匏(2)は䞀緒にな぀お塩化第䞀鉄
の酞化を衚わしおおり、ここで塩化第䞀鉄はたず
最初に酞化されお塩化第二鉄ず雲母状酞化鉄を生
じ、続いお塩化第二鉄が酞化されお雲母状酞化鉄
ず塩玠が生じる。 この実斜態様によれば、出発原料の塩化鉄は、
䟋えば鉄が次的な成分ずな぀おいるチタン含有
鉱物及びアルミナ質鉱物、䟋えばチタン鉄鉱及び
ボヌキサむトのような鉱物のカヌボクロリネヌシ
ペンCarbo−chlorination又はスルホクロリ
ネヌシペンSulpho−chlorinationからの副生
成物ずしお埗られる塩化鉄であ぀おもよく、又鉄
金属を塩酞で酞掗いした時の副産物ずしお埗られ
る廃酞から副生成物ずしお埗られる塩化鉄であ぀
おもよい。チタン鉄鉱のようなチタン含有鉱物
を、そのTiO2をTiCl4ずしお抜き出すために公知
の塩玠化方法で塩玠化する時、特に炭玠又は炭玠
含有還元剀の存圚䞋での塩玠化、䟋えば炭玠及
び又は䞀酞化炭玠の存圚䞋800〜1200℃の枩床
での塩玠化を行なう、いわゆる“カヌボクロリネ
ヌシペン”によ぀お塩玠化するず、通垞倚量の塩
化鉄が副生成物ずしお埗られる。この塩化鉄は塩
玠化噚䞭の反応条件によ぀お塩化第䞀鉄であるこ
ずも、塩化第二鉄であるこずも又はその䞡方であ
るこずもできる。 同様に、ボヌキサむトのようなアルミナ質の物
質をそのアルミニりムを揮発性の塩化物ずしお抜
き取るために公知のカヌボクロリネヌシペン法又
はスルホクロリネヌシペン法で塩玠化するず、通
垞倚量の塩化鉄が副生成物ずしお埗られる。この
塩化鉄は塩玠化噚䞭の反応条件及び䞻目的生成物
ず副生成物である塩化鉄を分離するために遞ぶ方
法に䟝存しお塩化第䞀鉄であるこずも塩化第二鉄
であるこずも又はその䞡方であるこずもあるが、
普通は塩化第二鉄であるこずが倚い。 他の適圓な塩化鉄源ずしおは、䟋えば硫化銅鉱
石又は硫化ニツケル鉱石の塩玠化の際に副次的に
埗られる塩化鉄も挙げられる。 これらすべおの鉱物の塩玠化方法から埗られる
副生成物塩化鉄は化合物の圢で有甚な塩玠を含有
しおいる。埓぀お、本発明のこの実斜態様の他の
面によれば、この塩玠分を回収する、詳しくは塩
玠化噚ぞ再埪環させるためにこの塩玠分を回収す
るこずが望たしい。このこずはチタン鉄鉱のよう
なチタン含有鉱物の塩玠化が、TiO2顔料を䜜る
際のいわゆる塩化物ルヌトの最初の段階であるず
きに特にそう蚀える。ずいうのはこの堎合副次的
に生じる塩化鉄の量が非垞に倚いからである。ボ
ヌキサむトのようなアルミナ質の物質の塩玠化の
堎合、䞀般的にチタン鉄鉱の堎合よりも少ないけ
れど、塩化鉄は副生成物ずしおやはり倚量に生成
され、このこずは塩玠分を盞圓損倱するこずを瀺
しおいる。どちらの堎合も、塩化鉄が副生成物ず
しお倚量に生成するこずによ぀お生じる環境問題
は、それに匕き続いおこれらの物質を凊分する必
芁を䌎な぀おおり、重倧な問題である。 曎に氎溶液から埗られる実質的に無氎の塩化物
からの塩玠分の回収、特に鉄鋌補造の最終段階で
出おくる酞掗いに甚いられた䜿甚枈廃酞から埗ら
れる無氎塩化第䞀鉄からの塩玠分の回収のための
工業的に実斜可胜な方法が必芁である。 このような廃酞は䞻に赀色酞化鉄顔料の補造に
甚いられおおり、西ドむツはその補造の䞭心地ず
な぀おいる。 このような廃酞の䜿甚法の぀の䞍利な点は、
倚くの廃酞が消費されるような非垞に倧芏暡な堎
合にのみ高床な加工工皋及び資本経費によ぀お経
枈的になるずいう点である。他の䞍利な点は、塩
化第䞀鉄は䞀般に石灰ず反応させお氎酞化第䞀鉄
を沈殿させ、溶液䞭に残る塩化カルシりムは凊分
するので、塩化第䞀鉄の塩玠分は倱なわれる。 それ皋広く甚いられおはいないが、廃酞を利甚
する別の方法ずしお、廃酞を噎霧焙焌しお薄い塩
酞通垞の濃塩酞の36ず比べお玄18の濃床し
かないを生成させる方法がある。しかし、この
方法は倚量の゚ネルギヌを甚いか぀顔料ずしおほ
ずんど䟡倀のない酞化第二鉄副生成物しか埗られ
ない。 埓぀お含有されおいる塩化第䞀鉄から塩玠分を
回収し、工業的に重芁な甚途のある酞化鉄、雲母
状酞化鉄が補造される廃酞凊理のための新しい方
法が工業界においお必芁ずされおいる。 別の奜たしい可胜性によれば、塩化鉄出発原料
は金属鉄ず塩玠を盎接反応させお埗るこずもでき
る。 本発明の奜たしい態様によれば、金属鉄は塩化
鉄を䜜るための䟛絊原料ずしお甚いられる。 金属鉄䟛絊原料は、盎接酞化ではなく、最初塩
化鉄を生成させそれからこれを酞化するこずによ
り酞化される。この方法は鉄を空気䞭又は酞玠
䞭、様々な条件で盎接酞化する時生成する他のタ
むプの酞化物䟋えば赀色酞化鉄、磁鉄鉱など
ではなく雲母状酞化鉄が遞択的に生成されるのに
重芁である。 この反応を行なう方法は数倚く知られおいる。
鉄金属ず塩玠を本発明の方法に甚いられる反応噚
の䞭ぞ䟛絊し、次の化孊反応匏に埓぀おその堎で
塩化鉄を発生させるこずができる。 2Fe3Cl2→2FeCl3 (3) この反応は添加アルカリ金属塩又は添加アルカ
リ土類金属塩の存圚䞋で起こるので、より実際的
には添加塩ずしお塩化ナトリりムを甚いた次の化
孊反応匏でこの反応は瀺される。 2Fe3Cl23NaCl→2FeCl33NaCl (4) 鉄金属は、本発明による雲母状酞化鉄ぞず酞化
される塩化第䞀鉄を生成させるために、適圓な添
加塩の存圚䞋で塩化第二鉄䟛絊物を還元するのに
甚いるこずもできる。 この還元反応は次の化孊反応匏で衚わされる。 2FeCl33NaClFe→3FeCl23NaCl (5) 匏(5)は再び添加塩ずしお塩化ナトリりムを甚い
おいるこずを瀺しおいる。 本発明の反応方法を行なう別の方法ずしお、塩
玠を倖郚から再埪環させるこずによるものがあ
る。䟋えばNaHeCl4又はNaFeCl3の溶融液を
次の匏に埓぀お酞化させお雲母状酞化鉄ず塩玠に
する。 2NaFeCl43/2O2→Fe2O32NaCl
3Cl2(6) この反応によ぀お生じる塩玠ガスは、番目の
反応噚ぞ䟛絊され、そこでその塩玠は䞊述した匏
(3)に埓぀お鉄ず発熱反応を行ない、生成した塩化
第二鉄ず塩ずを混合し、番目の酞化甚反応
噚ぞの䟛絊原料ずしお甚いられる。 別の方法ずしお塩玠を鉄ず塩の混合物ず反応さ
せ、こうするこずにより盎接番目の酞化甚
反応噚ぞの液状NaFeCl4又はNaFeCl3䟛絊物
質を生成させるこずもできる。 番目の酞化甚反応噚は、充填塔、塩济又
は他の適圓な気䜓−液䜓反応噚であ぀おもよく、
番目の塩玠化甚反応噚は、䟋えば充填塔の
ような気䜓−固䜓反応噚のどのようなタむプのも
のでもよい。 本発明の方法を行なう奜たしい方法は、しかし
ながら、金属鉄䟛絊原料を甚いお塩化鉄を生成さ
せそしおこれを酞化する方法である。 金属鉄は旋削の削り屑、䞭ぐり屑、みがきか
す、孔あけの屑、切取り片などの圢の鉄屑であ぀
およい。寞法、圢、又は鉄金属の他の奜たしい物
理的状態に぀いお特に制限はない。䜿甚前にその
金属鉄を腐蝕や脱脂又は別の方法で前凊理するこ
ずが必芁であるこずは通垞知られおいない。 金属鉄䟛絊原料の䜿甚は、それが安䟡で、入手
が容易にでき、取扱いが簡単であり又前凊理を必
芁ずしないずいう利点がある。 本発明のこの奜たしい実斜態様は曎に盞圓量の
塩玠ガスが䞀緒に生成しないずいう利点もある。
塩玠ガスが䞀緒に生成した堎合、塩玠ガスの凊
理、貯蔵及び液化の必芁が生じ、このこずは塩玠
ガスの凊理に必芁な装眮に関する資本経費の芋地
から重倧な䞍利益をもたらすこずになる。これら
の問題は金属鉄䟛絊原料を甚いる本発明のこの実
斜態様により避けられる。 添加アルカリ金属塩又は添加アルカリ土類金属
塩は塩化第二鉄及び又は塩化第䞀鉄の揮発性を
抑えるか又は枛少させるように䜜甚する塩である
ならばどのようなものでもよい。䟋ずしおは、ア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物、臭化
物、ペり化物及び硫酞塩がある。奜たしい塩はア
ルカリ金属塩化物であり、これらは䞀般匏
MFeCl4ここではアルカリ金属カチオンであ
るで衚わされる塩化第二鉄ずの錯䜓を圢成し、
たたそれによ぀お塩化第二鉄の揮発性を盞圓枛少
させる。アルカリ金属塩化物のうちで最も奜たし
い塩は塩化ナトリりムである。それは安䟡なこ
ず、入手が容易なこず、塩化第二鉄ず容易に
NaFeCl4を圢成するなどの理由による。様々な圢
の塩化ナトリりム䟋えば粒状塩化ナトリりム、岩
塩などを甚いるこずができる。 適圓などんな酞化性気䜓でも甚いるこずができ
るが奜たしくは空気又は酞玠である。酞化性気䜓
の遞択は、望たしい反応速床、反応枩床、反応噚
の熱負荷、金属鉄ず添加塩の割合及び反応容噚䞭
の䞍掻性衚面面積に察する反応物質の割合などの
因子に䟝存する。 奜たしい反応枩床は500℃〜1000℃、曎に奜た
しくは650℃〜850℃の範囲である。塩鉄の重量
比は奜たしくは0.25〜10の範囲であるこ
ずができる。反応はバツチ匏でも又連続的にも行
なうこずができる。 反応を充填塔で行なう堎合、䞍掻性充填物質は
固い䞍浞透性の物質でなければならない。セラミ
ツクボヌルのような芏則正しい球が特に適しおい
るこずがわか぀おいる。 本発明のこの実斜態様によれば、雲母状酞化鉄
生成物はセラミツクのボヌル䞊に少なくずも150
ミクロンの厚さの膜ずしお生成する。膜の厚さは
前述したような満足な性質を持぀雲母状生成物の
生成が確実になるようコントロヌルしなければな
らない。塩玠又は塩化物の反応噚ぞの適圓な䟛絊
を維持しなければならない。特に金属鉄を鉄源ず
しお甚いる堎合、少なくずも塩化鉄の圢成及びそ
の埌の酞化に充分な量の塩玠を䟛絊しなければな
らない。 金属鉄ずしお衚わされる鉄の量に察する䞍
掻性物質セラミツクボヌルの重量比は奜たし
くは〜20である。 本発明の方法の曎なる利点は、党反応すなわち
FeからFe2O3ぞの酞化が発熱反応198.5kcal
moleFe2O3であるずいう事実により゚ネルギ
ヌ消費量が非垞に少なくお枈むずいうこずであ
る。埓぀お、䞀床開始すれば反応は自絊的に行な
われる。 本発明による方法の雲母状酞化鉄生成物は奜た
しくはその倧郚分が、最倧粒埄が100〜200ミクロ
ン、奜たしくは100〜150ミクロンの範囲であり、
奜たしいメデむアン埄が玄35〜50ミクロンであ
る。望たしくは、生成物は実際䞊党郚が、厚さが
少なくずもミクロン、奜たしくは玄ミクロン
の局状板の圢をしおいる。アスペクト比長さ
幅は奜たしくは以䞋である。ずいうのは
アスペクト比が高いず塗料媒䜓䞭での性胜が劣る
こずが芳察されたためである。 次に奜たしい操䜜条件を添付の図面を参照しな
がら曎に詳现に説明する。 本発明の第番目の実斜態様によれば、塩化第
二鉄の還元を前述の適圓な添加塩の存圚䞋で金属
鉄によ぀お行ない塩化第䞀鉄を生じさせる。この
反応は添加塩ずしお塩化ナトリりムを甚いお䞊述
の化孊反応匏(5)により䟋瀺しおある。 ここで添加塩は化孊反応に関䞎しおいるのでは
なく、塩化第二鉄及び塩化第䞀鉄ず溶融混合物を
圢成するものずしお働き、塩化鉄ず錯䜓を圢成し
お塩化鉄を溶融物䞭に保持し、それによりその揮
発性を抑えるずいう点は泚目に倀する。匏(5)に瀺
される還元段階に続いお圢成された塩化第䞀鉄は
酞化されお酞化鉄及び再圢成塩化第二鉄ができ
る。この酞化反応は添加塩ずしお塩化ナトリりム
を甚いお䞊述の化孊反応匏(1)によ぀お䟋瀺しおあ
る。 こうしお生成した酞化鉄は適圓な手段により分
離される。必芁ならばそれぞれの条件に応じお雲
母状酞化鉄が埗られおいるFeCl3ずNaClの溶融混
合物からその雲母状酞化鉄を過するこずができ
る。塩化第二鉄は金属鉄を甚いお匏(5)に埓぀お塩
化第䞀鉄に再び戻すこずができる。それから匏(1)
に埓぀お曎に酞化等を行なう。埓぀お塩玠ガスが
党反応系列においお䞀緒に生成するこずはない。
曎にこの反応系列は安䟡にそしお容易に入手でき
る出発原料、぀たり金属鉄、空気又は酞玠及び適
圓なアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を含
んでいる。埌者は、合成雲母状酞化鉄ず党反応系
列の生成物ずしお生じる塩の混合物から抜出・結
晶化させるこずにより回収しお再利甚するこずも
できる。 この方法は、垂盎型抵抗コむル巻管型炉に蚭
眮され、気䜓導入口、熱電察導入口及び気䜓
排出管が取り付けられた気密性シリカ゚ンベロ
ヌプからなる第図に瀺されるような単䞀の装
眮䞭で行なうこずができる。反応物質充填物ぱ
ンベロヌプに導入し窒玠䞋で加熱する。反応の
第段階においお酞玠又は酞玠含有気䜓は気䜓導
入口を通しお導入し、埓来の手段での郚分の
排気ガスを分析する。 本発明の第番目の実斜態様によれば、金属鉄
の塩玠化は適圓な添加塩、䟋えば塩化ナトリりム
の存圚䞋で行ない塩化第二鉄を生成させる。塩化
第二鉄はその埌酞化性気䜓を甚いお酞化し雲母状
酞化鉄ず塩玠ガスを生成させる。塩ずしお塩化
ナトリりムを甚いた堎合の関係した反応は前述
の匏(2)及び匏(4)によ぀お衚わされる。 反応系は、匏(2)に埓぀た酞化反応の共生成物ず
しお生じる塩玠ガスが反応噚䞭のどこででも金属
鉄ず反応しお、匏(4)に埓぀お塩化第二鉄ができる
ように蚭蚈される。こうしお生成した塩化第二鉄
は匏(2)に埓぀お酞化され、雲母状酞化鉄及び再生
成塩などを生じる。 この反応系列は第図に瀺されるような充填塔
反応噚䞭で倧倉容易に行なわれる。この反応噚に
は䞍掻性充填物質にたき散らされた反応物質金
属鉄ず塩が含たれる。この䞍掻性充填物質はセ
ラミツクボヌル、玉石、豆粒倧の砂利又は䞍透過
性の耐火物などのような固くお䞍透過性のもので
なければならない。 第図に瀺される反応噚は気䜓導入口及び気
䜓排出口を備えた内埄7200mm、党長1500mmの垂
盎耐火管からな぀おいる。この管の䞭倮郚分長
さ1000mmを熱的に遮断されたスチヌル補ゞダケ
ツトに蚭眮された電気抵抗䜓を甚いお倖
偎から加熱した。倖装熱電察を、管の様々
なレベルの䜍眮にドリルであけた盲穎に挿入し
た。連続実隓䞭、気密ホツパヌによ぀お固䜓
反応物質を管ぞ入れた。管の基底郚の空気圧に
より䜜動するゲヌト匁は、雲母状酞化鉄ず塩
でおおわれたセラミツクボヌルの圢の反応生成物
を抜き出すのに甚いられた。 操䜜の際、盎埄12mmのアルミノけい酞塩セラミ
ツクボヌル、金属鉄及び塩化ナトリりムの混合物
を反応噚に充填した。奜たしいボヌル反応物質
の重量比の範囲は、〜20である。曎
に、塩化第二鉄又は塩玠ガス、金属鉄、塩化ナト
リりム及びセラミツクボヌルを含む“始動”局を
最初に反応噚䞭の䞻充填物質の䞋に蚭眮しおおい
た。この“始動”局の䜜甚は、反応噚の底に導入
された酞化性気䜓ず反応し、匏(2)に埓぀お合成雲
母状酞化鉄ず塩玠を生成するものである。雲母状
酞化鉄ず塩化ナトリりムはセラミツクボヌル䞊の
膜ずしお残るが、䞀方では塩玠は䞊方に䞊り、
“始動”局䞊の反応充填物䞭の金属鉄ず反応しお
匏(4)に埓い塩化第二鉄を生じる。こうしお生成し
た塩化第二鉄は塩化ナトリりムに぀かた぀た状態
又は塩化ナトリりムに結合した状態のたたであ
り、匏(2)に埓぀お曎に酞化されお曎に合成雲母状
酞化鉄ず塩玠ガスを生じる。 このタむプの充填塔反応噚は、金属鉄、塩化ナ
トリりム及び酞玠又は空気を単䞀反応噚に盎接䟛
絊する特に敎然ずした簡䟿な手段を提䟛し、塩化
第二鉄を䞭途段階で生成させ酞化させるこずによ
り、塩玠を共生成物ずしお生成させるこずなく盎
接合成雲母状酞化鉄を生成させる。雲母状酞化鉄
は塩化ナトリりムずの混合物の圢でセラミツクボ
ヌル䞊の膜ずしお生じる。雲母状酞化鉄の陀去は
氎䞭で膜の生成したセラミツクボヌルを浞出させ
るこずにより容易か぀迅速に行なわれる。 本発明による方法の別の利点は党反応系列が発
熱反応であるずいう点である。金属鉄が酞化しお
酞化鉄を生じる反応は実質的に塩化第䞀鉄又は塩
化第二鉄が酞化鉄に酞化される反応よりもより発
熱量が倚く、このこずは理論的に蚀぀お必芁ずさ
れる反応枩床を維持するために反応噚ぞ熱を䟛絊
する必芁がないこずを意味しおいる。 反応は連続的にも又バツチ匏でもできる。奜た
しくはバツチ匏で行なわれる。連続的に操䜜する
際には、操䜜の段階でセラミツクボヌルは反応噚
を埐々に䞋぀おゆき、連続的に又は断続的に反応
噚の底から抜き出される。抜き出されたボヌルを
氎で浞出凊理しお雲母状酞化鉄を陀去した埌、ボ
ヌルを也燥し、金属鉄ず塩を曎に䟛絊する際䞀緒
に反応噚の䞊郚から導入しお再び甚いる。匏(2)の
酞化反応よ぀お生じるすべおの塩玠は反応噚䞭に
残り、䞋぀おくる金属鉄充填物ず反応しお塩化第
二鉄を生じる。埓぀お塩玠が“排ガス”ずしお反
応噚からでおくるこずはない。バツチ匏で操䜜す
る堎合、匏(2)に埓぀た酞化反応により共生成物ず
しお発生する塩玠は埐々に塔を䞊昇し、最終的に
は排ガスずしお珟われ、それは番目の反応噚ぞ
䟛絊され塩化第二鉄の“始動”局を圢成する。埓
぀おバツチ匏操䜜においおは工皋が進むに぀れお
塩玠分の収容、移動及び再利甚のために぀以䞊
の反応噚が必芁ずされる。 第図には本発明の方法を行なうのに適した装
眮が暡型的に瀺しおある。この装眮は、反応端板
を備え䞔぀䞀端に酞化性気䜓導入口、他
端に排ガス甚出口を有する耐火性反応管
′からな぀おいる。反応管′には䞍掻性支持
物質、奜たしくはセラミツクボヌルが充填さ
れおおり、又反応物質充填物、぀たり鉄源ず
添加塩を含んでいる。瀺されおいる装眮は垂盎で
あるが、氎平型の反応噚も甚いるこずができる。 第図には本発明による方法を実斜するのに適
した装眮を曎に詳现に瀺しおある。 反応噚は厚さ10cmのキダスタブル耐火物で内匵
りされたスチヌル補シ゚ル盎埄55cmか
らな぀おいる。反応生成物の抜き取りを助けるた
めに耐火物内匵りに1/40のテヌパヌが぀けられお
いる。耐火物で内匵りされた䞁番の぀いた蓋が反
応噚の䞊郚ず䞋郚に取り付けられおお
り、これらは気密シヌルずなるようボルト締めで
反応噚に取り付けられるようにな぀おいる。 反応噚には䞍掻性充填物質、䞍掻性充填物
質ず鉄ず塩の混合物の局、そしお最埌に䞍掻
性充填物質ず塩の混合物の局が充填されおい
る。 鉄、塩及び䞍掻性充填物質は手で反応噚に充填
するこずができる。底蓋の気䜓導入口を通し
お燃えるガスバヌナヌ図瀺されおいないは充
填物の底の郚分を予備加熱するのに甚いられる。
気䜓぀たり空気及び塩玠は反応噚を通぀お出おゆ
き、気䜓排出口ず苛性゜ヌダ気䜓スクラバヌ
を経由しお真空ポンプにより抜き出される。 充填物カラムの䞊たで反応が進行した埌、続い
お熱電察〜によ぀お蚘録される枩床の䞊
昇が起こり、排気ガスず䞀緒にでおくる塩玠が監
芖される。反応の終結は、塩玠の発生がなくなる
こずず反応ベツドの枩床䞊昇が起こらなくなるこ
ずによ぀おわかる。 本発明の方法によれば、ずりわけ入手が容易な
出発原料すなわち金属鉄の䜿甚により、又、単䞀
の反応噚の䜿甚により、雲母状酞化鉄の補造を䜎
コストで行なうこずができる。さらに、本発明に
おいおは、塩玠分を反応噚ぞ再埪環させお金属鉄
ず反応させるので、有甚な副生成塩玠分の扱いや
貯蔵の必芁がない。たた、本発明の方法においお
は、党反応が発熱反応であるため極めお省゚ネル
ギヌ的であるだけでなく、金属鉄から高品質の雲
母状酞化鉄を高い転化率で埗るこずができる。 実斜䟋  塩化第二鉄211.3、塩化ナトリりム
113.8及び金属鉄36.6からなる反応物
質充填物を第図に瀺す装眮の気密シリカ゚ンベ
ロヌプの䞭に入れ、窒玠䞋で700℃になるたで
加熱した。この枩床たで加熱するず充填物の
FeCl3成分ずNaCl成分の融解が起こり、続いお金
属鉄により匏(5)に埓぀おFeCl3からFeCl2ぞの還
元が起こ぀た。反応噚ず内容物を700℃で時間
加熱しおFeCl3からFeCl2ぞの還元を実質的に完
了させた。続いお、FeCl2ずNaClからなる埗られ
た溶融物を、入口から酞玠を100ml分で時
間この溶融物に吹き蟌むこずにより、700℃で塩
玠が発生するたで、すなわち匏(1)に埓぀お酞化が
終了するたで酞化した。ペり化カリりム溶液を含
むドレツシ゚ル瓶Dreschel bottleを気䜓排
出管の䞭に眮き塩玠の存圚を怜出するのに甚い
た。FeCl3ずNaClの溶融混合物䞭に懞濁した合成
雲母状酞化鉄からなるこの反応の生成物をセラミ
ツク繊維垃により真空過した。こうしお埗ら
れた塊を冷华し、氎で浞出した。埗られた合成
雲母状酞化鉄の氎懞濁液を過し、氎掗しお110
℃で也燥した。合成雲母状酞化鉄の収量は51.8
であ぀た。これは金属鉄出発原料の転化率98.46
に盞圓する。顕埮鏡で調べたずころ、こうしお
補造され分離された合成雲母状酞化鉄は10〜150
ミクロンの倧きさの局状板からな぀おいるこずが
わか぀た。 実斜䟋  本実斜䟋では塩化第二鉄が金属鉄ず反応しお塩
化第䞀鉄を生じ、続く酞化によ぀お合成雲母状酞
化鉄ができるこずを同様に䟋蚌するものである。
しかしながら、実斜䟋ずは異なり過段階が含
たれなか぀た。その代わりに、合成雲母状酞化鉄
が酞化性気䜓導入管に堆積するずいう奜たしい傟
向を、溶融物から合成雲母状酞化鉄を分離する手
段ずしお甚いた。 塩化第二鉄583.8、金属鉄101及び
塩化ナトリりム315からなる溶融物を、電
気炉䞭の粘土−黒鉛補る぀が内埄90mm×深さ
240mm䞭で窒玠気流䞋300ml分で700℃に
なるたで加熱した。溶融物を700℃で時間維持
しおFeを甚いおFeCl3の還元を行な぀た。その埌
る぀がの底から10mmの所に沈めた粘土−黒鉛補管
内埄55mmを通しお溶融物䞭に、酞玠100
ml分ず窒玠100ml分の混合物を6.5時間
吹き蟌むこずにより700℃で酞化を行な぀た。そ
れから気䜓導入管を溶融物の䞊の䜍眮たで匕き䞊
げお装眮を冷华した。酞化の間、反応容噚からの
気䜓はペり化カリりム溶液の入぀たドレツシ
゚ル瓶の䞭を通しお塩玠の損倱がないかどうかを
怜出・分析した。 気䜓導入管に付着した溶融物及びる぀がに残぀
た溶融物を分析するず次のような結果が埗られ
た。 気䜓導入管 る぀が FeCl3 68.3 129.7 FeCl2 29.8 117.7 Fe2O3 121.8 14.6 NaCl 128.8 185.4 投入した金属鉄に察する合成雲母状酞化物の収
率は94.5であ぀た。この酞化物の89.3が気䜓
導入管䞊に堆積しおいた。この酞化物は20〜200
ミクロンの倧きさの範囲の薄い半透明局状粒子か
らな぀おいた。この操䜜の間に系から倱なわれた
塩玠の量は、運転の埌で、排気ガス管の䞭に眮か
れた氎酞化ナトリりムを含むドレツシ゚ル瓶によ
る分析で枬定されるが、それは0.05であ぀た。 実斜䟋  本実斜䟋は連続操䜜で行な぀たものであり、第
図に瀺す反応噚ずホツパヌに、盎埄12mmのセラ
ミツクボヌル、金属鉄ずしおの10mm×10mmの軟鋌
板及び塩化ナトリりム粒子を䞋蚘の割合で混ぜた
混合物を充填した。 セラミツクボヌル14400 金属鉄700 塩700 䞻充填物の䞋に充填する“始動”局は䞋蚘の組
成であ぀た。 塩化第二鉄260 金属鉄60 塩化ナトリりム175 セラミツクボヌル3600 反応噚ず内容物を窒玠䞋で700℃たで加熱した。
その埌酞玠を分の速床で気䜓導入管を通
しお反応噚の底に導入し、呚期的にゲヌト匁
を操䜜するこずにより反応噚の内容物を反応噚
から受け噚第図には瀺しおいないに取り出
した。反応噚の内容物は時間45分かけお完党に
取り出した。反応噚から粗生成物ずしお埗られた
膜の圢成したボヌルをサンプルスプリツタヌを甚
いおランダムに小さなロツトに分けた。これらの
小さなロツトのうちの぀を氎で浞出しお雲母状
酞化鉄を攟ち、それを別、氎掗そしお也燥し
た。こうしおできた雲母状酞化鉄は薄い半透明の
局状粒子であり、倧きさは〜200ミクロンの範
囲であ぀た。膜のできたボヌルのこのサンプルに
぀いお重量の枬定及び化孊分析を行な぀たずころ
次のような結果が埗られた。 セラミツクボヌルの総重量1882 Fe2O3の重量25.5 FeCl3の重量0.1623 FeCl2の重量0.254 金属鉄は存圚しなか぀た。 埓぀おこの結果により最初の反応噚䞭の鉄の量
の雲母状酞化鉄ぞの転化率は99であるこずがわ
かる。 実斜䟋  本実斜䟋はバツチ匏で操䜜を行な぀たものであ
り、ここでは第図に瀺しおある反応噚のホツパ
ヌずゲヌト匁を取りはずし、代わりに気
密端板を甚いた。操䜜を開始する前に反応噚に䞋
蚘の組成の“始動”局を充填した。 セラミツクボヌル6000 金属板125 塩化第二鉄762 塩化ナトリりム393 この局の䞊に䞋蚘の組成を有する䞻反応噚充填
物を入れた。 セラミツクボヌル24000 金属鉄3000 塩化ナトリりム3000 この実斜䟋で甚いた金属鉄は、倧きさが埮现な
粒子からさしわたし玄mmの小片たでの範囲の䞭
ぐり屑のものを甚いた。この原料は脱脂のような
前凊理などは行なわずに甚いた。 反応噚は窒玠䞋で740℃になるたで加熱した。
それから窒玠ガスの䟛絊を止めお、反応噚の基郚
の導入管を通しお40分の割合で圧瞮空気管
路からの空気を反応噚ぞ時間30分導入した。氎
酞化ナトリりムガススクラバヌ溶液を、操䜜䞭呚
期的に採取し、吞収された塩玠を分析した。この
分析により操䜜の最初の時間で478の塩玠が
発生したこずがわか぀た。最埌の操䜜の30分間に
は曎に塩玠は発生せず、これは反応が完了しおい
たこずを瀺しおいる。発生した塩玠の重量は反応
噚䞭の最初の塩化物の量に察しお転化率95.7に
察応した。 運転の最埌に空気の䟛絊を止め、反応噚ず内容
物を冷华した。その埌反応噚の端板を取りはずし
反応噚の内容物を鉄棒を䜿぀おたたき出した。雲
母状酞化鉄ず塩化ナトリりムの膜でおおわれたセ
ラミツクボヌルの圢の粗生成物を反応噚の様々な
レベルに察応するフラクシペンに分けた。これら
のフラクシペンの内の぀を氎で浞出した埌、重
量枬定及び化孊分析を行な぀た結果を、鉄の量の
Fe2O3ぞの察応する転化率ず䞀緒に以䞋に瀺す。
【衚】 未反応金属鉄が残぀おいる蚌拠は芋い出せなか
぀た。浞出、過、掗浄及び也燥埌の雲母状酞化
鉄は粒埄が10〜170ミクロンの薄い局状板であ぀
た。 実斜䟋  本実斜䟋は第図に瀺す反応噚においお、酞化
性気䜓ずしお酞玠を甚いた以倖は実斜䟋ず同じ
出発原料の割合及び同じ操䜜でバツチ匏運転を行
な぀たものである。反応噚ず内容物を窒玠䞋で加
熱しお700℃にした。その埌窒玠気流を止めお反
応噚基郚の気䜓導入管を通しお10分の割合で
時間20分酞玠を反応噚に導入した。実斜䟋ず
同様にしお氎酞化ナトリりム気䜓スクラビング溶
液を監芖した。それにより、時間埌には反応噚
の最初の塩化物含有量の93パヌセントに盞圓する
464の塩玠が発生したこずが瀺された。運転の
終りに、酞玠の䟛絊を止めお反応噚ず内容物を冷
华した。雲母状酞化鉄ず塩化ナトリりムによ぀お
おおわれたセラミツクボヌルからなる反応噚の内
容物を前ず同じようにしお陀去し重さを枬り、そ
しお詊料を採取し浞出し分析した。反応噚の異な
぀た高さの䜍眮から取぀た膜でおおわれたセラミ
ツクボヌルの皮類の詊料の重量枬定及び化孊分
析の結果を以䞋に瀺すが、これは金属鉄の雲母状
酞化鉄ぞの転化率が高いこずを瀺しおいる。
【衚】 未反応の金属鉄が残぀おいる蚌拠は芋い出せな
か぀た。生成した雲母状酞化鉄の倖芳ず粒埄は実
斜䟋で述べた操䜜により生成したものず䌌おい
た。 実斜䟋  内埄50mm、倖埄60mmそしお長さが1000mmの氎平
型ムラむト反応管で操䜜を行な぀た。 塩化第䞀鉄圢成甚の成分は次のものを混合しお
埗た。 1.27cmアルミノけい酞塩ボヌル 270 FeCl3 65.3 Fe 11.3 NaCl 35 この局は反応噚の䞭間郚13cmを占め、残りの郚
分にはきれいな1.27cmアルミノけい酞塩ボヌルを
぀めた。 この反応噚を窒玠気流䞋600ml分で電気
炉により700℃になるたで加熱した。この枩床で
O2600ml分を導入し、ドレツシ゚ル瓶の
NaOH溶液に発生した塩玠を集め、続いお
KIチオ硫酞塩を甚い重量分析を行な぀た。KI
“保護”のドレツシ゚ル瓶はNaOHドレツシ゚ル
瓶の䞋方に䞀緒に䞊べお眮いた。 O2導入埌分間は気䜓は発生しなか぀た。そ
れから塩玠が、続いお酞玠が発生した。 生成物は、反応管から膜でおおわれた支持䜓ボ
ヌルを取り出し続いお氎䞭で浞出凊理し、酞化鉄
を別しお回収した。その埌浞出液に぀いお
Fe2+、Fe3+及びClの分析を行ない物質収支のデ
ヌタを埗た。 実隓は床行な぀た。結果は次の通りである。
【衚】
【衚】 実斜䟋  O2を300ml分の流速で導入した以倖は実斜䟋
で述べたず同じように同じ装眮を甚いお操䜜を
行な぀た。結果は次の通りであ぀た。
【衚】 雲母状酞化鉄 収率56 特性粒埄範囲〜50ミクロン 平均粒埄40〜50ミクロン 倖芳ずしおは、長さ幅の薄い半透
明局状結晶で小郚分より少ないは厚い
半透明ではない 実斜䟋  酞化性気䜓ずしおN2600ml分O2600ml分
を導入した以倖は実斜䟋ず同様にしお操䜜を行
な぀た。結果は次の通りである。
【衚】
【衚】 雲母状酞化鉄 収率79 特性粒埄範囲〜100ミクロン 平均埄 40ミクロン 倖芳は長さ幅の半透明局状結晶で
小量10は厚い結晶 実斜䟋  第図に瀺す装眮を甚いお反応を行な぀た。 気䜓及び熱の分散を助けるものずしおの盎埄
2.53cmの耐火物ボヌル40Kgからなる深さ30cm
の䞋方局34盎埄1.265cmの耐火物ボヌル96
Kg、鉄12Kg及び塩12Kgの混合物からな
る深さ90cmの装填局そしお最埌に盎埄
1.265cmの耐火物ボヌル16Kgず塩Kgの
混合物からなる深さ10cmの局で構成される反応充
填物を反応噚に充填した。 それから充填物の底を底蓋にボルトで蚭眮した
ガスバヌナヌを甚いお、熱電察により蚘録さ
れる枩床が775℃になるたで加熱した。塩玠25
分で60分間ず空気12m3時間で時間15
分からなる反応気䜓を反応塔に䟛絊した。 この時、反応床のほが半分の高さのずころの熱
電察によ぀お蚘録された枩床は45分間のうちに
366℃から803℃に䞊昇し、充填物の䞊郚の熱電察
によ぀お蚘録された枩床は120分間の間に186
℃から783℃に䞊昇した。塩玠の発生は145分埌に
最倧に達した。塩玠の党回収量は3.55Kgに達し、
これは投入塩玠の理論量4.4Kgの80を瀺し
おいる。 反応終了埌、底郚ず䞊郚の蓋のボル
トをはずし、充填物を氎力ゞダツキを甚いお抌し
出し集瓶に集めた。 その埌、塩ず雲母状酞化鉄の膜でおおわれた耐
火物ボヌルを200リツトルの氎で掗぀た。氎は塩
を溶かし、雲母状酞化鉄生成物が攟出された。こ
の雲母状酞化鉄を過し、掗浄しお溶解性塩化物
を陀きそしお也燥した。15.2Kgの雲母状酞化鉄が
埗られた。収率は89であ぀た。回収された未反
応の鉄の重量は913䟛絊量の7.6であ぀
た。掗浄液䞭の溶解性塩化鉄はFeCl2が340、
FeCl3が39に達した。 実斜䟋 10 数倚くの溶融物を第図に瀺す小さな塩济酞化
装眮䞭で700℃で酞化させた。その結果を䞋蚘の
衚に瀺す。
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は本発明による方法を行なうのに適した
装眮の䞀実斜態様の瞊断面図である。第図は反
応物質を䞍掻性充填物質に分配させる装眮の別の
実斜態様の瞊断面図である。第図は本発明の方
法を行なうのに適したボヌル充填塔反応噚の実斜
態様の略図である。第図は本発明の方法を行な
うのに適したボヌル充填塔反応噚の別の実斜態様
の略図である。   気密シリカ゚ンベロヌプ、  炉、
  気䜓導入口、  気䜓
排出管、  管、  気䜓排出口、
  電気抵抗䜓、  ゞダケツト、

  熱電察、  気密ホツパヌ、
  ゲヌト匁、′  反応管、  端
板、  排ガス甚出口、  䞍掻性支持
物質、  反応物質充填物、  シ゚
ル。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  単䞀の反応噚を甚いお、金属鉄を反応に付し
    お塩化鉄を生成させ、同䞀の反応噚内においお該
    塩化鉄を少なくずも䞀皮のアルカリ金属塩又はア
    ルカリ土類金属塩の存圚䞋、高枩で、酞玠又は酞
    玠含有気䜓によ぀お酞化に付しお雲母状酞化鉄及
    び塩玠を生成させ、該雲母状酞化鉄を回収するず
    共に、生成した該塩玠分を残存する金属鉄ず反応
    させお再利甚するこずを特城ずする雲母状酞化鉄
    の補造方法。  金属鉄を少なくずも䞀皮のアルカリ金属塩又
    はアルカリ土類金属塩の存圚䞋で塩玠ず反応させ
    お塩化鉄を生成させ、そしお生成した塩化鉄を酞
    化させる特蚱請求の範囲第項蚘茉の雲母状酞化
    鉄の補造方法。  金属鉄を少なくずも䞀皮のアルカリ金属塩又
    はアルカリ土類金属塩の存圚䞋で塩化第二鉄ず反
    応させお塩化第䞀鉄を生成させ、そしお生成した
    塩化第䞀鉄を酞化させる特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の雲母状酞化鉄の補造方法。  反応が650〜850℃で行なわれる特蚱請求の範
    囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の方法。  塩鉄の重量比が0.25〜10の範囲内
    である特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれか
    に蚘茉の方法。  該塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属の
    塩化物、臭化物、ペり化物又は硫酞塩である特蚱
    請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の方
    法。  該塩が塩化ナトリりムである特蚱請求の範囲
    第項に蚘茉の方法。  少なくずも䞀皮のアルカリ金属塩又はアルカ
    リ土類金属塩の存圚䞋、高枩で、塩化鉄を酞玠又
    は酞玠含有気䜓による酞化に付す雲母状酞化鉄の
    補造方法においお、䞍掻性充填物質の存圚䞋で充
    填塔反応噚䞭で反応を行ない、そしお雲母状酞化
    鉄生成物が䞍掻性充填物質䞊の溶融膜から生成し
    䞔぀その膜の厚みが最䜎150ミクロンになるよう
    に条件を制埡する雲母状酞化鉄の補造方法。  反応が650〜850℃で行なわれる特蚱請求の範
    囲第項に蚘茉の方法。  塩鉄の重量比が0.25〜10の範囲
    内である特蚱請求の範囲第項又は第項に蚘茉
    の方法。  該塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属
    の塩化物、臭化物、ペり化物又は硫酞塩である特
    蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉
    の方法。  該塩が塩化ナトリりムである特蚱請求の範
    囲第項に蚘茉の方法。  䞍掻性充填物質の金属鉄ずしお衚わされ
    る鉄の量に察する重量比が〜20であ
    る特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに
    蚘茉の方法。  雲母状酞化鉄の補造方法においお、該方法
    が耐火物で内匵りされ䞔぀耐火物ボヌル、金属鉄
    及び塩化ナトリりムが充填された単䞀の塔型反応
    噚で行なわれ、該反応噚はその底郚の熱䟛絊手段
    により650〜850℃の枩床に加熱され、塩玠ガス及
    び空気が該反応噚の底ぞ導入され塩玠を含有する
    排気ガスが反応噚の䞊郚から陀去され、そしお反
    応が終了するず塩化ナトリりムず雲母状酞化鉄の
    膜でおおわれた耐火物ボヌルからなる反応充填物
    が反応噚から取り出されお雲母状酞化鉄が回収さ
    れる雲母状酞化鉄の補造方法。
JP3274784A 1983-02-24 1984-02-24 酞化鉄の補造方法 Granted JPS59232923A (ja)

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AU588709B2 (en) 1989-09-21
AU7986387A (en) 1988-02-04
GB8305145D0 (en) 1983-03-30

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