JPH049289Y2 - - Google Patents
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- JPH049289Y2 JPH049289Y2 JP17329986U JP17329986U JPH049289Y2 JP H049289 Y2 JPH049289 Y2 JP H049289Y2 JP 17329986 U JP17329986 U JP 17329986U JP 17329986 U JP17329986 U JP 17329986U JP H049289 Y2 JPH049289 Y2 JP H049289Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- liquid storage
- pasteurizer
- main body
- pump
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 68
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 66
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 27
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 8
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は壜、罐等の容器中に充填した飲料等の
液体を熱水により殺菌するパストライザに関する
ものである。
液体を熱水により殺菌するパストライザに関する
ものである。
(従来の技術)
従来のパストライザを第2図により説明する
と、100がパストライザ本体、52が壜、罐等
の容器、51が同容器52を搬送する搬送コンベ
ア、53が同搬送コンベア51の上方のパストラ
イザ本体100内に配設した多数のパイプ、54
が同各パイプ53に設けた多数のノズル、A,
B,C,D,E,Fが上記パストライザ本体10
0内下部に形成された複数個の貯液タンク、56
が貯液タンクF内の水を貯液タンクAの各ノズル
54に送るポンプ、57が貯液タンクE内の水を
貯液タンクBの各ノズル54に送るポンプ、58
が貯液タンクB内の水を貯液タンクEの各ノズル
54に送るポンプ、59が貯液タンクA内の水を
貯液タンクFの各ノズル54に送るポンプ、60
が貯液タンクC内の水を貯液タンクCの各ノズル
54に送るポンプ、61が貯液タンクD内の水を
貯液タンクDの各ノズル54に送るポンプ、62
が上記ポンプ57の吐出側配管に設けた加熱装
置、63が上記ポンプ60の吐出側配管に設けた
加熱装置、64が上記ポンプ56の吐出側配管に
設けた加熱装置、65が上記ポンプ61の吐出側
配管に設けた加熱装置で、貯液タンクA内の水が
ポンプ59経て貯液タンクFの各ノズル54へ送
られて、スプレー状に散布される。また貯液タン
クFの水がポンプ56と加熱装置64とを経て貯
液タンクAの各ノズル54へ送られて、スプレー
状に散布される。また貯液タンクBの水がポンプ
58を経て貯液タンクEの各ノズル54へ送られ
て、スプレー状に散布される。また貯液タンクE
の水がポンプ57と加熱装置62とを経て貯液タ
ンクBの各ノズル54へ送られて、スプレー状に
散布される。また貯液タンクCの水がポンプ60
と加熱装置63とを経て貯液タンクCの各ノズル
54へ送られて、スプレー状に散布される。また
貯液タンクDの水がポンプ61と加熱装置65と
を経て貯液タンクDの各ノズル54へ送られて、
スプレー状に散布される。このとき、壜詰機等に
より飲料の充填された容器52がパストライザ本
体100の入口へ送られてくる。この充填容器
52の温度は5℃程度と低い。入口からパスト
ライザ本体100内に入つた同充填容器52は、
貯液タンクAの各ノズル54からスプレー状に散
布される温水により加熱される。また同充填容器
52を加熱して温度の低下した水は、貯液タンク
A→ポンプ59→貯液タンクFの各ノズル54へ
送られ、同各ノズル54からスプレー状に散布さ
れて、充填容器52の冷却に使用される。また同
充填容器52を冷却して、温度の上昇した温水
は、貯液タンクF→ポンプ56を経て加熱装置6
4へ送られ、同加熱装置64により加熱された
後、貯液タンクAの各ノズル54へ送られて、ス
プレー状に散布される。またパストライザ本体1
00内を移動する充填容器52は、貯液タンクB
の各ノズル54からスプレー状に散布される温水
により加熱される。また同充填容器52を加熱し
て温度の低下した水は、貯液タンクB→ポンプ5
8→貯液タンクEの各ノズル54へ送られ、同各
ノズル54からスプレー状に散布されて、充填容
器52の冷却に使用される。また同充填容器52
を冷却して、温度の上昇した水は、貯液タンクE
→ポンプ57を経て加熱装置62へ送られ、同加
熱装置62により加熱された後、貯液タンクBの
各ノズル54へ送られて、スプレー状に散布され
る。またパストライザ本体100内を移動する充
填容器52は、貯液タンクCの各ノズル54から
スプレー状に散布される温水により加熱される。
また同充填容器52を加熱して温度の低下した水
は、貯液タンクC→ポンプ60を経て加熱装置6
3へ送られ、同加熱装置63により加熱された
後、貯液タンクCの各ノズル54へ送られ、同各
ノズル54からスプレー状に散布されて、充填容
器52の加熱に使用される。またパストライザ本
体100内を移動する充填容器52は、貯液タン
クDの各ノズル54からスプレー状に散布される
温水により加熱される。また同充填容器52を加
熱して温度の低下した水は、貯液タンクD→ポン
プ61を経て加熱装置65へ送られ、同加熱装置
65により加熱された後、貯液タンクDの各ノズ
ル54へ送られ、同各ノズル54からスプレー状
に散布されて、充填容器52の加熱に使用される
ようになつている。なお同パストライザの温度パ
ターンを第3図に示した。
と、100がパストライザ本体、52が壜、罐等
の容器、51が同容器52を搬送する搬送コンベ
ア、53が同搬送コンベア51の上方のパストラ
イザ本体100内に配設した多数のパイプ、54
が同各パイプ53に設けた多数のノズル、A,
B,C,D,E,Fが上記パストライザ本体10
0内下部に形成された複数個の貯液タンク、56
が貯液タンクF内の水を貯液タンクAの各ノズル
54に送るポンプ、57が貯液タンクE内の水を
貯液タンクBの各ノズル54に送るポンプ、58
が貯液タンクB内の水を貯液タンクEの各ノズル
54に送るポンプ、59が貯液タンクA内の水を
貯液タンクFの各ノズル54に送るポンプ、60
が貯液タンクC内の水を貯液タンクCの各ノズル
54に送るポンプ、61が貯液タンクD内の水を
貯液タンクDの各ノズル54に送るポンプ、62
が上記ポンプ57の吐出側配管に設けた加熱装
置、63が上記ポンプ60の吐出側配管に設けた
加熱装置、64が上記ポンプ56の吐出側配管に
設けた加熱装置、65が上記ポンプ61の吐出側
配管に設けた加熱装置で、貯液タンクA内の水が
ポンプ59経て貯液タンクFの各ノズル54へ送
られて、スプレー状に散布される。また貯液タン
クFの水がポンプ56と加熱装置64とを経て貯
液タンクAの各ノズル54へ送られて、スプレー
状に散布される。また貯液タンクBの水がポンプ
58を経て貯液タンクEの各ノズル54へ送られ
て、スプレー状に散布される。また貯液タンクE
の水がポンプ57と加熱装置62とを経て貯液タ
ンクBの各ノズル54へ送られて、スプレー状に
散布される。また貯液タンクCの水がポンプ60
と加熱装置63とを経て貯液タンクCの各ノズル
54へ送られて、スプレー状に散布される。また
貯液タンクDの水がポンプ61と加熱装置65と
を経て貯液タンクDの各ノズル54へ送られて、
スプレー状に散布される。このとき、壜詰機等に
より飲料の充填された容器52がパストライザ本
体100の入口へ送られてくる。この充填容器
52の温度は5℃程度と低い。入口からパスト
ライザ本体100内に入つた同充填容器52は、
貯液タンクAの各ノズル54からスプレー状に散
布される温水により加熱される。また同充填容器
52を加熱して温度の低下した水は、貯液タンク
A→ポンプ59→貯液タンクFの各ノズル54へ
送られ、同各ノズル54からスプレー状に散布さ
れて、充填容器52の冷却に使用される。また同
充填容器52を冷却して、温度の上昇した温水
は、貯液タンクF→ポンプ56を経て加熱装置6
4へ送られ、同加熱装置64により加熱された
後、貯液タンクAの各ノズル54へ送られて、ス
プレー状に散布される。またパストライザ本体1
00内を移動する充填容器52は、貯液タンクB
の各ノズル54からスプレー状に散布される温水
により加熱される。また同充填容器52を加熱し
て温度の低下した水は、貯液タンクB→ポンプ5
8→貯液タンクEの各ノズル54へ送られ、同各
ノズル54からスプレー状に散布されて、充填容
器52の冷却に使用される。また同充填容器52
を冷却して、温度の上昇した水は、貯液タンクE
→ポンプ57を経て加熱装置62へ送られ、同加
熱装置62により加熱された後、貯液タンクBの
各ノズル54へ送られて、スプレー状に散布され
る。またパストライザ本体100内を移動する充
填容器52は、貯液タンクCの各ノズル54から
スプレー状に散布される温水により加熱される。
また同充填容器52を加熱して温度の低下した水
は、貯液タンクC→ポンプ60を経て加熱装置6
3へ送られ、同加熱装置63により加熱された
後、貯液タンクCの各ノズル54へ送られ、同各
ノズル54からスプレー状に散布されて、充填容
器52の加熱に使用される。またパストライザ本
体100内を移動する充填容器52は、貯液タン
クDの各ノズル54からスプレー状に散布される
温水により加熱される。また同充填容器52を加
熱して温度の低下した水は、貯液タンクD→ポン
プ61を経て加熱装置65へ送られ、同加熱装置
65により加熱された後、貯液タンクDの各ノズ
ル54へ送られ、同各ノズル54からスプレー状
に散布されて、充填容器52の加熱に使用される
ようになつている。なお同パストライザの温度パ
ターンを第3図に示した。
(考案が解決しようとする問題点)
前記第2図に示す従来のパストライザでは、貯
液タンクFから貯液タンクAに向かう水を加熱装
置64により加熱し、貯液タンクEから貯液タン
クBに向かう水を加熱装置62により加熱してお
り、エネルギーロスが多く、散水から容器52内
液体への単位時間当たりの熱移動量が少なくて、
昇温、冷却時間が長くなるという問題があつた。
液タンクFから貯液タンクAに向かう水を加熱装
置64により加熱し、貯液タンクEから貯液タン
クBに向かう水を加熱装置62により加熱してお
り、エネルギーロスが多く、散水から容器52内
液体への単位時間当たりの熱移動量が少なくて、
昇温、冷却時間が長くなるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記の問題点に対処するもので、壜、
罐等の容器中に充填した飲料を熱水により殺菌す
るパストライザにおいて、パストライザ本体の入
口散湯部から回収した回収水をパストライザ本体
の出口散湯部へ供給する配管にヒートポンプの吸
熱部を設け、パストライザ本体の出口散湯部から
回収した回収水をパストライザ本体の入口散湯部
へ供給する配管にヒートポンプの放熱部を設けた
ことを特徴としている。
罐等の容器中に充填した飲料を熱水により殺菌す
るパストライザにおいて、パストライザ本体の入
口散湯部から回収した回収水をパストライザ本体
の出口散湯部へ供給する配管にヒートポンプの吸
熱部を設け、パストライザ本体の出口散湯部から
回収した回収水をパストライザ本体の入口散湯部
へ供給する配管にヒートポンプの放熱部を設けた
ことを特徴としている。
本考案の目的とする処は、昇温、冷却時間を短
縮できる改良されたパストライザを供する点にあ
る。
縮できる改良されたパストライザを供する点にあ
る。
(作用)
本考案のパストライザは前記のように構成され
ており、パストライザ本体の入口散湯部から回収
した回収水をパストライザ本体の出口散湯部へ供
給するときに、同回収水をヒートポンプの吸熱部
により冷却し、パストライザ本体の出口散湯部か
ら回収した回収水をパストライザ本体の入口散湯
部へ供給するときに、同回収水をヒートポンプの
放熱部により加熱する。
ており、パストライザ本体の入口散湯部から回収
した回収水をパストライザ本体の出口散湯部へ供
給するときに、同回収水をヒートポンプの吸熱部
により冷却し、パストライザ本体の出口散湯部か
ら回収した回収水をパストライザ本体の入口散湯
部へ供給するときに、同回収水をヒートポンプの
放熱部により加熱する。
(実施例)
次に本考案のパストライザを第1図に示す一実
施例により説明すると、100がパストライザ本
体、が同パストライザ本体100の入口、が
同パストライザ本体100の出口、54が同各パ
イプに設けた多数のノズル、A,B,C,D,
E,Fが上記パストライザ本体100内下部に形
成された複数個の貯液タンク、19がヒートポン
プ、13が同ヒートポンプ19の放熱部(熱交換
器)、18が同ヒートポンプ19の吸熱部(熱交
換器)、12が上記ヒートポンプ19の放熱部1
3から貯液タンクAのノズル54へ延びた配管、
14が上記ヒートポンプ19の放熱部13から貯
液タンクFへ延びた配管、16が上記ヒートポン
プ19の吸熱部18から貯液タンクFのノズル5
4へ延びた配管、17が上記ヒートポンプ19の
吸熱部18から貯液タンクAへ延びた配管で、貯
液タンクAの水が配管17とヒートポンプ19の
吸熱部18と配管16とポンプ(図示せず)とを
経て貯液タンクFのノズル54へ供給される。ま
た貯液タンクFの水が配管14とヒートポンプ1
9の放熱部13と配管12とポンプ(図示せず)
とを経て貯液タンクAのノズル54へ供給される
ようになつている。
施例により説明すると、100がパストライザ本
体、が同パストライザ本体100の入口、が
同パストライザ本体100の出口、54が同各パ
イプに設けた多数のノズル、A,B,C,D,
E,Fが上記パストライザ本体100内下部に形
成された複数個の貯液タンク、19がヒートポン
プ、13が同ヒートポンプ19の放熱部(熱交換
器)、18が同ヒートポンプ19の吸熱部(熱交
換器)、12が上記ヒートポンプ19の放熱部1
3から貯液タンクAのノズル54へ延びた配管、
14が上記ヒートポンプ19の放熱部13から貯
液タンクFへ延びた配管、16が上記ヒートポン
プ19の吸熱部18から貯液タンクFのノズル5
4へ延びた配管、17が上記ヒートポンプ19の
吸熱部18から貯液タンクAへ延びた配管で、貯
液タンクAの水が配管17とヒートポンプ19の
吸熱部18と配管16とポンプ(図示せず)とを
経て貯液タンクFのノズル54へ供給される。ま
た貯液タンクFの水が配管14とヒートポンプ1
9の放熱部13と配管12とポンプ(図示せず)
とを経て貯液タンクAのノズル54へ供給される
ようになつている。
次に前記第1図に示すパストライザの作用を具
体的に説明する。前記第2図に示す従来のパスト
ライザでは、貯液タンクAの散水温度を39℃とす
ると、充填容器52を加熱後の散水温度は38℃ま
で低下して、これが貯液タンクFの散水温度にな
る。また貯液タンクFでは、加熱された充填容器
52を冷却するので、自らは昇温して、貯液タン
クFへ39℃の温水として回収される。が、本考案
のパストライザでは、貯液タンクAからの回収水
が配管17を経てヒートポンプ19の吸熱部18
へ導かれ、ここで冷却されて、例えば35℃にな
り、次いで配管16を経て貯液タンクFのノズル
54へ導かれて、スプレー状に散水される。また
同貯液タンクFでは、加熱された充填容器52を
冷却するので、自らは昇温して、貯液タンクFへ
36℃の温水として回収される。またこの回収水
は、配管14を経てヒートポンプ19の放熱部1
3へ導かれ、ここて加熱されて、例えば42℃の温
水になり、次いで配管12を経て貯液タンクAの
ノズル54へ導かれて、スプレー状に散水され
る。なお図示を省略したが、貯液タンクB,Eの
系統にも第2のヒートポンプを設けて、同様の冷
却、加熱を行う。
体的に説明する。前記第2図に示す従来のパスト
ライザでは、貯液タンクAの散水温度を39℃とす
ると、充填容器52を加熱後の散水温度は38℃ま
で低下して、これが貯液タンクFの散水温度にな
る。また貯液タンクFでは、加熱された充填容器
52を冷却するので、自らは昇温して、貯液タン
クFへ39℃の温水として回収される。が、本考案
のパストライザでは、貯液タンクAからの回収水
が配管17を経てヒートポンプ19の吸熱部18
へ導かれ、ここで冷却されて、例えば35℃にな
り、次いで配管16を経て貯液タンクFのノズル
54へ導かれて、スプレー状に散水される。また
同貯液タンクFでは、加熱された充填容器52を
冷却するので、自らは昇温して、貯液タンクFへ
36℃の温水として回収される。またこの回収水
は、配管14を経てヒートポンプ19の放熱部1
3へ導かれ、ここて加熱されて、例えば42℃の温
水になり、次いで配管12を経て貯液タンクAの
ノズル54へ導かれて、スプレー状に散水され
る。なお図示を省略したが、貯液タンクB,Eの
系統にも第2のヒートポンプを設けて、同様の冷
却、加熱を行う。
(考案の効果)
本考案のパストライザは前記のようにパストラ
イザ本体の入口散湯部から回収した回収水をパス
トライザ本体の出口散湯部へ供給するときに、同
回収水をヒートポンプの吸熱部により冷却し、パ
ストライザ本体の出口散湯部から回収した回収水
をパストライザ本体の入口散湯部へ供給するとき
に、同回収水をヒートポンプの放熱部により加熱
するので、容器を加熱、冷却するときのエネルギ
ーロスを少なくでき、散水から容器内液体への単
位時間当たりの熱移動量を増大できて、昇温、冷
却時間を短縮できる効果がある。
イザ本体の入口散湯部から回収した回収水をパス
トライザ本体の出口散湯部へ供給するときに、同
回収水をヒートポンプの吸熱部により冷却し、パ
ストライザ本体の出口散湯部から回収した回収水
をパストライザ本体の入口散湯部へ供給するとき
に、同回収水をヒートポンプの放熱部により加熱
するので、容器を加熱、冷却するときのエネルギ
ーロスを少なくでき、散水から容器内液体への単
位時間当たりの熱移動量を増大できて、昇温、冷
却時間を短縮できる効果がある。
第1図は本考案に係わるパストライザの一実施
例を示す系統図、第2図は従来のパストライザを
示す系統図、第3図はパストライザの温度パター
ンを示す説明図である。 52……容器、100……壜、A……入口散湯
部の貯液タンク、F……出口散湯部の貯液タン
ク、17,16……入口散湯部から回収した回収
水を出口散湯部へ供給する配管、14,12……
出口散湯部から回収した回収水を入口散湯部へ供
給する配管、19……ヒートポンプ、18……ヒ
ートポンプ19の吸熱部、13……ヒートポンプ
19の放熱部。
例を示す系統図、第2図は従来のパストライザを
示す系統図、第3図はパストライザの温度パター
ンを示す説明図である。 52……容器、100……壜、A……入口散湯
部の貯液タンク、F……出口散湯部の貯液タン
ク、17,16……入口散湯部から回収した回収
水を出口散湯部へ供給する配管、14,12……
出口散湯部から回収した回収水を入口散湯部へ供
給する配管、19……ヒートポンプ、18……ヒ
ートポンプ19の吸熱部、13……ヒートポンプ
19の放熱部。
Claims (1)
- 壜、罐等の容器中に充填した液体を熱水により
殺菌するパストライザにおいて、パストライザ本
体の入口散湯部から回収した回収水をパストライ
ザ本体の出口散湯部へ供給する配管にヒートポン
プの吸熱部を設け、パストライザ本体の出口散湯
部から回収した回収水をパストライザ本体の入口
散湯部へ供給する配管にヒートポンプの放熱部を
設けたことを特徴とするパストライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17329986U JPH049289Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17329986U JPH049289Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379313U JPS6379313U (ja) | 1988-05-25 |
JPH049289Y2 true JPH049289Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=31110629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17329986U Expired JPH049289Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049289Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3933786B2 (ja) * | 1998-03-18 | 2007-06-20 | 川澄化学工業株式会社 | 連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法 |
JP2012010723A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | パストライザ |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP17329986U patent/JPH049289Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379313U (ja) | 1988-05-25 |
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