JPH049268A - 金属溶湯の過冷却方法 - Google Patents
金属溶湯の過冷却方法Info
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- JPH049268A JPH049268A JP11059990A JP11059990A JPH049268A JP H049268 A JPH049268 A JP H049268A JP 11059990 A JP11059990 A JP 11059990A JP 11059990 A JP11059990 A JP 11059990A JP H049268 A JPH049268 A JP H049268A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鋳造製品（ただし、ｌなどの活性金属は除く）
を製造するに際し、金属溶湯、特に銅及び銅合金を過冷
却して溶湯中の介在物（特に酸化物などの凝固核）を除
去する方法に関する。
を製造するに際し、金属溶湯、特に銅及び銅合金を過冷
却して溶湯中の介在物（特に酸化物などの凝固核）を除
去する方法に関する。
従来、金属溶湯を溶融ガラスを用いて溶湯を再溶解する
方法（ガラススラグ法）があり、この方法により凝固核
を除去された溶湯は大きな過冷度を発生する。また、鋳
肌を清浄化する（表面の酸化物を除去する）方法として
銅合金溶湯に塩（ＮａＣｌ）をまく方法がある。さらに
又、溶湯内を清浄化するたｔに、セラミックのフィルタ
ーを用いる方法がある。
方法（ガラススラグ法）があり、この方法により凝固核
を除去された溶湯は大きな過冷度を発生する。また、鋳
肌を清浄化する（表面の酸化物を除去する）方法として
銅合金溶湯に塩（ＮａＣｌ）をまく方法がある。さらに
又、溶湯内を清浄化するたｔに、セラミックのフィルタ
ーを用いる方法がある。
上記従来方法において、（１）ガラススラグ法では溶融
ガラスがスラグとして金属溶湯に付いているた約、その
ままの鋳詰みは無理な場合があり、（２）塩をまいて鋳
肌を清浄化する方法は溶湯の内部の介在物まで除去でき
ないという不具合があり、（３）セラミックフィルター
を用いる方法は再溶解しないので過冷却を起こすほど介
在物を取り除いていない。
ガラスがスラグとして金属溶湯に付いているた約、その
ままの鋳詰みは無理な場合があり、（２）塩をまいて鋳
肌を清浄化する方法は溶湯の内部の介在物まで除去でき
ないという不具合があり、（３）セラミックフィルター
を用いる方法は再溶解しないので過冷却を起こすほど介
在物を取り除いていない。
本発明は上記技術水準に鑑み、金属溶湯、特に銅及び銅
合金溶湯中の介在物（特に酸化物よりなる凝固核）を除
去することができ、その結果、方向性凝固等凝固組織制
御が容易である金属溶湯の処理方法を提供しようとする
ものである。
合金溶湯中の介在物（特に酸化物よりなる凝固核）を除
去することができ、その結果、方向性凝固等凝固組織制
御が容易である金属溶湯の処理方法を提供しようとする
ものである。
本発明は金属溶湯に石英（ＳｉＯｚ）又はＮａＣｌを添
加し、該溶湯を凝固点付近で再溶解させ溶湯中の介在物
を除去すると同時に溶湯を過冷却させる金属溶湯の過冷
却方法である。
加し、該溶湯を凝固点付近で再溶解させ溶湯中の介在物
を除去すると同時に溶湯を過冷却させる金属溶湯の過冷
却方法である。
金属溶湯に石英又はＮａＣｌを添加し凝固点付近で再溶
解させることにより、溶湯中の介在物は石英に吸着され
たり、溶融ＮａＣｌの方へ移動したりして物理的に結合
し、溶湯から除去される。
解させることにより、溶湯中の介在物は石英に吸着され
たり、溶融ＮａＣｌの方へ移動したりして物理的に結合
し、溶湯から除去される。
石英、ＮａＣｌは粉末状のまま溶湯中に添加することに
よって行われるが、石英は金属溶湯に接していても固体
である。ため、石英は細い石英管の東として溶湯に挿入
することによっても行いうる。
よって行われるが、石英は金属溶湯に接していても固体
である。ため、石英は細い石英管の東として溶湯に挿入
することによっても行いうる。
〔実施例１〕
第１図に示すように、石英管１の中に１０〜１００ｇの
銅合金（Ｃｕ−８ｗｔ％Ｓｎ）を入れ、溶解後溶湯２に
石英（ＳｉＯａ）粉３をまき、再溶解する。
銅合金（Ｃｕ−８ｗｔ％Ｓｎ）を入れ、溶解後溶湯２に
石英（ＳｉＯａ）粉３をまき、再溶解する。
その熱履歴を第４図に示す。２〜３回の再溶融の後、５
０℃程度の過冷が得られる。
０℃程度の過冷が得られる。
また、第１図の石英管１の底を割り、溶湯２を出した時
、石英粉３は酸化物を吸着したまま石英管１と結合し、
溶湯と酸化物は分離され、落ちた溶湯２は過冷した。
、石英粉３は酸化物を吸着したまま石英管１と結合し、
溶湯と酸化物は分離され、落ちた溶湯２は過冷した。
第２図は上記実施例を改変した方法を示し、石英管ｌ内
の溶湯２に細い石英管の東４を入れた場合で、細い石英
管の東４の中に酸化物を吸着させ酸化物と溶湯とを分離
させる方法であり、第４図のような再溶解を行うことに
より、上記実施例と同様な結果が得られる。
の溶湯２に細い石英管の東４を入れた場合で、細い石英
管の東４の中に酸化物を吸着させ酸化物と溶湯とを分離
させる方法であり、第４図のような再溶解を行うことに
より、上記実施例と同様な結果が得られる。
〔実施例２〕
第３図に示すように、石英管１の中に１０〜１００ｇの
銅合金（Ｃｕ−３ｎ、 Ｓｎは１５ｗｔ％まで確認ずみ
）を入れ、溶解後、溶湯２にＮａＣｌ５をまき（ＮａＣ
ｌは溶融状態となるため溶解前に入れておいていもよい
） 、ＮａＣｌの量は溶湯を囲む程度にする。
銅合金（Ｃｕ−３ｎ、 Ｓｎは１５ｗｔ％まで確認ずみ
）を入れ、溶解後、溶湯２にＮａＣｌ５をまき（ＮａＣ
ｌは溶融状態となるため溶解前に入れておいていもよい
） 、ＮａＣｌの量は溶湯を囲む程度にする。
溶解後、冷却し、凝固開始点（融点）付近で２〜３回再
溶解することにより、１０〜１００ｇ程度ならば５０〜
６０℃の過冷却が得られる。
溶解することにより、１０〜１００ｇ程度ならば５０〜
６０℃の過冷却が得られる。
熱履歴は実施例１で述べた第４図と同一である。
本発明により、金属溶湯の過冷が達成され、ミクロ組織
の微細化、非平衡組織（急冷組織）の形成が可能となり
、介在物の分離により浄化された溶湯の鋳込みが可能と
なる。
の微細化、非平衡組織（急冷組織）の形成が可能となり
、介在物の分離により浄化された溶湯の鋳込みが可能と
なる。
第１図〜第３図は本発明の詳細な説明図、第４図は実施
例において採用した熱履歴を示す図表である。 第１図 第２図 第３図 乾４図
例において採用した熱履歴を示す図表である。 第１図 第２図 第３図 乾４図
Claims (1)
- 金属溶湯に石英（ＳｉＯ＿２）又はＮａＣｌを添加し、
該溶湯を凝固点付近で再溶解させ、溶湯中の介在物を除
去すると同時に溶湯を過冷却することを特徴とする金属
溶湯の過冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059990A JPH049268A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 金属溶湯の過冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059990A JPH049268A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 金属溶湯の過冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049268A true JPH049268A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14539937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11059990A Pending JPH049268A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 金属溶湯の過冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049268A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007528443A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-10-11 | コラス、テクノロジー、ベスローテン、フェンノートシャップ | 分別結晶の際に溶融金属を冷却する方法 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11059990A patent/JPH049268A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007528443A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-10-11 | コラス、テクノロジー、ベスローテン、フェンノートシャップ | 分別結晶の際に溶融金属を冷却する方法 |
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