JPH0492047A - 付着性に優れた耐食pc鋼棒 - Google Patents

付着性に優れた耐食pc鋼棒

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JPH0492047A
JPH0492047A JP21087390A JP21087390A JPH0492047A JP H0492047 A JPH0492047 A JP H0492047A JP 21087390 A JP21087390 A JP 21087390A JP 21087390 A JP21087390 A JP 21087390A JP H0492047 A JPH0492047 A JP H0492047A
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Taiji Mikami
泰治 三上
Toshihiko Niki
敏彦 仁木
Katsunao Okita
沖田 克尚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厳しい環境条件に曝されるために耐久性が重
視されるプレストレストコンクリート・構造物(以下P
CIII造物と称雫る)、例えば海洋構造物、港湾構造
物用として、或いは架設中1.使用中の防錆が必要な斜
張橋の吊!、)用として、更には20ツクアンカー、ア
ースアンカー用などと52で使用する耐食処理を施した
異形1) C網棒に関°づるものである。
(従来の技術〕 PC鋼棒の耐食性を向上さセるための技術とし″で は
、 (1)PC鋼棒の表面に亜鉛メツキを施ず。
(2)PCi捧の表面にグリースを塗布し、その外側に
ポリエチレン等のプラスチックの被覆を施す。
(3)PC鋼棒の表面に鉄筋と同様に200 ′I= 
50trmのエポキシl−ラ1イングを施ず。
などの方法がある。
(発明が解決しようとする課題〕 上記(1)の方法は、溶融亜鉛をメツキするときの温度
が400°C程度に上るので、鋼棒の陵伏点強度が低千
する6また、使用時、鋼棒の周囲にはモルタルが充填さ
れることが多いが、亜鉛メンキは、この時アルカリ性の
モルタルと反応し、て水素ガスを発生さゼる。そのため
、この水素ガスが鋼棒や鋼棒の定着只等に1収され、こ
れ等を脆化させ゛て破壊に至らしめることが懸念される
また、(2)の方法は、耐食性の点ごは優れるものの、
41着性に難点がある。即ぢ、プラスデック被覆は、(
イ)網棒のリプ(=JU部の外径より大きい内1イを持
つシースを被セる。(lff1m棒の表面形状が現われ
るような形で被Mする。のいずれかとなるが、前者の場
合は、モルタルとの間のイツ着力が皆無となる。また、
後者も鋼棒の表面に沿わゼた被覆−:リプの根元イ・1
近には密着j7ないため、何着性がJきく低下し、従っ
て、ぞの使用範囲が限定される。
力、(3)の方法は、付着性と耐食性4亜偏させるため
に耐食性に冨むエポキシを鉄筋の場n2・同L:; 2
00μ珈厚にしてコーティングし7ている。しかし7、
この膜厚では、皮膜のピンホールを無くし得ない。
200胛は平均膜厚であり、現在の製造技術では、ゴ:
50−の誤差をiWめざるを得ないため、この範囲で膜
厚が薄くなったときにピンホールが生じることがある。
このピッホールがあると、この孔を通って腐食液が浸入
”するごとが考スられ、鋼材の腐良に′)ながる。その
腐食は、鉄筋であれば中線な形でゆっくりと進行するが
、PC崎棒の場合にば、使用時引張/′)c力が負荷さ
れているため、U;力腐食割れ現象を引き起ごし、材料
自体の破断(、ごつながることがある。
また、付着性に関L2ては、最大付着応力度は低トしな
いが、初滑応力度が約20%低下するため、使用Mあっ
ての設別値として裸の鋼棒c、′″比べで不利になる。
C課Bを解決するためのf段〕 この発明は、L記の課題を解決するため、第1図に示〜
すように、異形PC綱棒2の表面に粉体塗装によるプラ
スデックの皮膜4を設げる。また、その皮膜は平均膜厚
を300μ以1、鋼棒表面のリプ3の高さの1八以下と
し5、さらに、その皮膜中には皮膜厚みより小さな粒径
の砂粒子5を埋め込む、1はこの、上うδこして得られ
た本発明の耐食PC鋼棒を示している。
なお、皮膜4の形成材料はエポキシ樹脂が望ましい。
〔作用〕
粉体塗装によってコーティングされた皮膜は、他の方法
でコー・う−イングされる皮膜C,J比べて鋼材に対す
る密着性、均−性等の面ご胚ってJ−タリ、耐食性に関
する信頼性が最も高い。
本発明では、その粉体塗装を利用するJとに加えて、平
均膜厚を300−辺土としたので、製造ト可能な膜厚の
バラツキ−170−を考慮1.でもピンホールが存在し
なくなる。
1:た、皮膜の中に砂粒子を埋め込んだのご、最大付着
応力度、初滑応力度が裸のPC綱棒J゛同等になる。
ここで、膜厚の上限を鋼棒のリプの高さの1八以下とし
たのは、膜厚が厚くなるほど、′Jストが1:昇し、付
着性も悪くなるからである。即ち、膜厚が前述の上限値
より厚くなると、皮膜中に砂粒子を埋めても、最大付着
応力度、初滑応力度を裸のPC鋼棒と同等に保つことが
できなくなる。
砂粒子も、2その粒径が膜厚より大きいと、プラスチッ
ク皮膜を貫通して埋め込まれる可能性がある。この場合
、粒子貫通部においては皮膜表面から鋼棒表面までの間
に樹脂が全く存在せず、皮膜ζこよるシール効果が得ら
れないため、耐食性に問題が出る。使用する砂粒子の粒
径を皮膜の膜厚以下に制限し人・のは、このためである
このほか、皮膜の形成材料についζエポキシが望ましい
としたのは、次の理由による。即ち、粉体塗装用樹脂に
はユボキシ以外にもポリニスデル、ポリエチレンがある
が、ポリエチレンは耐食性に優れる反面(=j着性に劣
り、また、ポリエステルは耐食性に劣る面があるからで
ある。
〔実施例] 同経26卿φの第2回に示°す断面形状の異形PC鋼棒
を用意した。このPC綱棒2の外周には、高さa = 
1.7+w、根元の輻b = 6.5m、根元切り」二
り面の半径r−21,0m、側面の傾斜角−45° (
α=90’ )の台形リプ3がピッチc=12.7mで
設けられている。
この異形PC鋼棒に対し、粉体塗装法で膜厚300μ、
4001.500m、  600m、700μのエポキ
シコーティングを施した。なお、このエポキシ皮膜中に
埋め込む砂粒子は、最大粒径を200−とし、鋼棒上、
に塗装しノ、・樹脂が比較的柔らかい−)ちIJ。
(固まる前に)吹きイ・]けして埋込んだ。皮膜中の砂
粒Yの中には、PCC鋼棒゛接″イるもの、皮膜表面O
こ部分点ζ“露出し或いは突出するものが含まれている
このようにして得た!’1)1類の供試1t′AC:“
ついて付着特性を試験した。その結果を第3図及び第4
しICコ示t。同図は裸のときの最大付着応力度、初滑
応力度を1とし、たときの低ト率を示し、”こいる。
これ等の図から2皮膜の膜厚が600μ1)(リプ高さ
のb / 、 、 > I八)以上になると、先ず初滑
応力度が低ト“し始め、また、Mffが更εこ増加づる
と最大イ」着応力度も低下することが判る。
なお、腐食環境がそれほど厳しくない場合、或いは周囲
の防食方法が優れている場合、更には負荷のかからない
状態で使用される鉄筋の場合の皮膜の平均厚みは、経済
性の観点から200rにするのが望ましいが、この場合
も、皮膜中6ご砂t′みrを埋め込むと付着性の向上−
に効果がある。
(効果) 以、L述べた。J、うに、この発明にJ、れば、粉体塗
装6.′1′よるプラスチック皮膜の平均厚みヲ3oo
ハ以」−とし、さらにその皮膜中にPCM棒及び皮膜の
外面に接する部材との間の摩擦力4高める砂粒子を埋設
したので、裸のl)C鋼棒と同等の初+1′応力度、最
人付着応力度を確保し7°ζ信軒性の高い耐食性能を付
与”することができ、pcC鋼棒用途の拡大、pc構造
物のイ、つ軸性、耐久性の向上に一、>ながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の耐食PC鋼棒の一例を示す断面図
、第2図は供試材に用いたPC鋼棒の表面形状を示す図
、第3図及び第4図は最大付着応力度と初滑応力度に゛
ついての試験結果を示[グラノごある。 1・・・・・・耐食PC鋼棒、2・・・・・・PC@棒
、3・・・・・・リプ、     4・・・・・・プラ
スチック皮膜、5・・・・・・砂粒r。 第1図 第3図 とり?1′PルL1力lll 3・ 第2図 第4図 ヒー〜−、−;−一〜 −刊 膜 厚(μm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周にリプを有する異形PC鋼棒であって、その
    表面に粉体塗装によるプラスチックの皮膜を有し、この
    皮膜の平均膜厚は300μm以上、上記リプの高さの1
    /3以下であり、かつ、その皮膜中には皮膜厚みより小
    さな粒径の砂粒子が埋め込まれていることを特徴とする
    付着性に優れた耐食PC鋼棒。
JP21087390A 1990-08-07 1990-08-07 付着性に優れた耐食pc鋼棒 Expired - Lifetime JP2636067B2 (ja)

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JPH0492047A true JPH0492047A (ja) 1992-03-25
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