JPH0491943A - 果汁、野菜ジュース用オレフィン系樹脂多層容器 - Google Patents

果汁、野菜ジュース用オレフィン系樹脂多層容器

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JPH0491943A
JPH0491943A JP20798790A JP20798790A JPH0491943A JP H0491943 A JPH0491943 A JP H0491943A JP 20798790 A JP20798790 A JP 20798790A JP 20798790 A JP20798790 A JP 20798790A JP H0491943 A JPH0491943 A JP H0491943A
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朗 阪本
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0207Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
    • B65D1/0215Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered

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  • Ceramic Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は果dや野菜ジュースの風味をいつまでも保存し
、新鮮さを保つためのオレフィン系樹脂多層容器に開環
る。
[従来の技術] 果汁や野菜ジュース用の容器としては、ポリエステル樹
脂特にポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂あるいはポリオレフィン系樹脂製の容器があるが
、ポリエチレンナレフタレ上容器は酸素を比較的多く透
過し果汁や野菜ジュースの経時劣化を促進する、水分を
透過するなどの種々の欠点がある。またポリ塩化ビニル
樹脂容器は、ポリエチレンテレフタレート樹脂容器と同
様に酸素を比較的多く透過するため、果汁、野菜ジュー
スの経時劣化を促進づる欠点があり、また産業廃棄物と
して燃焼処理゛する場合HCLカスを産生じて環境を悪
化するという欠点がある。
ところで、ポリオレフィン容器は上記の欠点はないか、
その中に果Hや野菜ジュースを充填しておくと、きわめ
て短詩Bのうちに香気成分が失われいわゆるホゲた風味
になってしまうという別の欠点がある。
さらに、前述のように果汁、野菜ジュースは、酸素に暴
露さiるとその含イ1成分である香気成分、糖類、ビタ
ミンなどが酸化分解、劣化を起こし、その色調が変色し
、その風味が失われる。
このような酸素は、容器のヘッドスペース中の残存酸素
からも供給されるが、容器の壁部を透過して外部から酸
素が侵入してくることが多い。
1、たかって、酸素の透過を極力小さくする為に、従来
より、酸素を透過しないガラスビンや金属缶などの容器
を採用し、満注充填、低温流通など゛の対95策をとっ
て来でいる。
しかし、カラスビンは重くて破損し、やすく、金属缶は
中身か見えないなどの欠点かぁ−)な。
そして、近年の流通革白はカラスビンより軒くて破損せ
ず、易廃棄性を有しているプラスチックス容器を採用す
る傾向を示し2、中でも軽くて透明、光沢を有している
ポリエチレンテレフタし一1〜樹脂製容器がその主流に
なりつつある。
しかしながら、前述のごとくポリエチし・ンデレフタレ
ート樹脂容器は、酸素を比較的透過し7やすく、水分を
透過するという欠点あるため、果汁、野菜ジュースを短
期間に変色、劣化させてし7まう欠点を有している。
[発明が解決しようとする課題1 本発明は、ポリオレフィン系樹脂の優れた性能を活用し
、一方香気成分の吸着を防止した果汁、野菜ジュースの
風味を損なわないポリオレフィン系樹脂容器を提供する
ことである。
1課題解決のためのIIlニゲJ 本発明者らは、この問題について鋭、會研究を行い、主
鎖に駕香環を有1−るポリアミドか、酸素遮断性を有す
ること、毒性゛のないことに着目し1、研究を進めた結
果、ポリエチI・ン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン系樹脂容器の内面に主鎖に芳香環を有するポリアミ
ド樹脂の内層を設けると上記性能に力りえて、果汁、野
菜ジュースの香気成分がポリオレフィン系脂に吸着され
るのを防止する効果か奏される新知見を得た。
ところが、このようなポリオレフィン樹脂と芳香環を有
するポリアミド樹脂を積層した容器を用いても果汁を充
填保存すると、やはり香気成分が失われて行くのでこの
点について、本発明者らはさらに研究を進め、主鎖に芳
香環を有するポリアミド樹脂は、果汁、野菜ジュースに
触れると酸素遮断性が失われ、内面に該ポリアミド樹脂
を配置しても、透過酸素による香気成分、糖類、ビタミ
ンなどの酸化分解や変色を防止できないことを解明し、
ポリオレフィン樹脂層の中間の内容物に接触しない位置
に、酸素返l!llI′層を股ζJることによりこの透
過酸素による問題を解決し、本発明を完成し7た。
また、ポリオレフィン樹脂層と、ポリアミド樹脂層は接
着性が小さいので容器か衝撃を受けたり高圧の内容物の
充填などによって、これらの樹脂層の剥離が発生しない
ように、樹脂層間に接着剤を配置して剥離の問題を解決
した。
すなわち本発明は、 「1.容器を形成する器壁か、オレフィン系樹脂層と、
主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂層と、酸素遮断層
との多層構造体であって、内容物と触れる面には、前記
ポリアミド樹脂層が配置されており、オレフィン系樹脂
層と前記ポリアミド樹脂層との間には接着剤層を設け、
オレフィン系樹脂層中の内容物と触れない位置に、酸素
遮断物層が配置されている、果汁、野菜ジュース用オレ
フィン系m脂多層容器。
2、オレフィン系樹脂層と酸素遮断物層との間に接着剤
層を設けた、特許請求の範囲第1項記載の果汁、野菜ジ
ュース用オレフィン系樹脂多層容器。
3、オレフィン系樹脂層の少なくとも1層が、オレフィ
ン系樹脂と、ポリアミド樹脂と、酸素遮断物の混合物か
らなるオレフィン系樹脂ブレンド物である、特許請求の
範囲第1項または第2項記載の果汁、野菜ジュース用オ
レフィン系樹脂多N容器。
4、オし・フィン系樹脂層の少なくとも1層が、オレフ
ィン系樹脂とポリアミド樹脂の接着剤と、オレフィン系
樹脂と、ポリアミド樹脂と、酸素遮断物の混合物である
オレフィン系樹脂ブレンド物である、特許請求の範囲第
1項または第2項に記載された果汁、野菜ジュース用オ
レフィン系樹脂多層容器、」 本発明で、容器を形成する壁材に使用されるオレフィン
系樹脂としては、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン
、高密度ポリエチレン等である。
本発明で使用する主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂
は芳香環をジアミン成分から導入しても、ジカルボン敢
成分から導入してもよく、両成分から導入することも出
来る。
本発明で使用する主面に:y5香環を有するポリアミド
樹脂を例示すると、m−キシレンジアミンおよび/′ま
たはP−キシレンジアミンをジアミン成分として含むポ
リアミドであり、より具体的にはジアミン成分の35モ
ル%以上、とくに50モル%以上がm−qシレンジアミ
ンおよび/またはpキシレンジアミンでであり、二塩基
酸成分が脂肪族ジカルボン酸および/または芳香族ジカ
ルボン酸であり、所望により、全アミ)?反復f1位当
り25モル%以下、とくに20モル%以下のω−アミノ
カルボ“ン酸、41位を含む。
キシレンジアミン以外のジアミン成分としては、へ吉す
メチレンジアミンのような脂肪族ジアミン、ヒベラジン
のような脂環族ジアミン等を挙げることができ、脂肪族
ジカルボン酸としては、アジピン酸、セバシン酸、スペ
リン酸などが、また、芳香族ジカルボン酸としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸などが挙げられる。
また、ω−=アミノカルボン酸成分としては、ε〜カプ
ロラクタム、アミノヘプタン酸、アミノオクタン酸など
があげられる。
主鎖に芳香環を含有するポリアミドの例は、これらに限
定されないが、ポリメタキシレンアジパミド、ポリメタ
キシレンアジパミド、ポリメタ虞シレンスベラミド、m
−キシレン/p−*シレンアジバミド共重合体、m−”
fシレンアジバミド/イソフタルアミド共重合体、m−
”rシレンアジバミド/イソフタルアミド/ε−アミノ
カプロン酸共重合体などである。
これらのポリアミド樹脂の具体例としては、ナイロン6
/6TtM脂、ナイロンMXD−6樹脂(三菱ガス化学
株式会社製)、 ナイロン6I/6T樹脂(三菱化成株式会社製)、ナイ
ロン12T樹脂、等があげられる。
なお、T:テレフタル酸、■=イソフタル酸、MXD:
rn〜六シレンジアミンである。
香気成分吸着防止層の厚さは、ブロー成形した容器の内
面に、少なくとも5μm以上あれば良い。
本発明で酸素遮断用に使用される樹脂としては、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体樹脂や香気成分吸着防止
性に用いられる芳香環含有ポリアミド樹脂などが挙げら
れる。該ポリアミドは香気成分吸着防止性の他酸素遮断
性も優れている。
酸素遮断用樹脂としては、ビニルアル:7−ル含存量か
50モル%、とくに55〜75モル%のエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体がきわめて適当である。即ち、エ
チレン−ビニルアルコール共重合体は、#!i素遮素性
断性も優れた樹脂の1つであり、その酸素遮断性や熱成
形性はしニルアルコル単位含有量に依存する。ビニルア
ルコール単位含有量が50モル%よりも小さい場合には
、」記範回内にある場合に比して、酸素や炭酸ガスに対
する透過度が大きく、酸素遮断性を付与するという本発
明の目的には適さない、一方この含有量が75モル%を
越えると、水蒸気に対する透過性が大きくなると共に、
溶融成形性が低下するのでやはり本発明の目的に適さな
い。
エチレン−ビニルアルコール共重合体は、エチレンと酢
酸ビニルなどのビニルエステルとの共重合体を、その鹸
化度が96モル26以」、とくに99モル%以以上なる
ように鹸化することにより得られるか、この共重合体は
、上記成分以外に、香気成分吸着性や酸素の遮断性を損
なわない範囲内で、例ズば3モル9舌まて゛の範囲内で
、プロピレン、ブチレン−1、インブチしンなどの炭素
数3以1のオし・フィンを共重合成分とj、て含有して
いてもよい。
:1−チレンービニルアルコール共重合体の分子量は、
フィルムを形成しうるに足る分イ鼠であれば特に制限は
ないが、一般には、フェノール85重量?。と水15重
量%との混合溶媒中、30℃の温度で測定し7て、固有
粘度(1■)が0,07〜0.171/’gの範囲にあ
るものがよい、他の酸素遮断用樹脂とし、では、芳香環
を主鎖に有するポリアミドも使用される。
主鎖に芳香環を含有するポリアミドとし7ては、先に説
明し、た、香気成分吸着防4層に使用するポリアミドが
好適に使用さtlる。
本発明で使用される芳香環含有ポリアミドは、9811
i′量%硫酸を使用し1 g / 3. OOdの温度
および25℃の温度で測定して0.4〜4.5の相対粘
度(ηrel)を肴プ”ることが望ま1□い。
土に例示した中間層用の酸素遮断用樹脂は、イれ単独で
使用しうるほか、2挿具」の混合物の形で6使用しうる
本発明では各層の接着性を向上するため層間に接製剤層
を配設することか好ましい。
本発明で使用できる接@刑用樹脂どU2ては、無水マレ
イン酸などがグラフ1へ重合された変成第1.−フィン
系樹脂(例えば、二井石油化学工業株式会社商品名:ア
ドマー、三菱油化株式会社商品名:モデイック)、 エ
チレン・アクリル酸ニスデル・無水マレイン酸二元共重
合体11脂(住化シー゛デイエフ化学有限会M商品名:
ボンダイン)などである4接着剤用樹脂は、ポリオレフ
ィン層と主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂層との間
、ポリオレフィン層と酸素遮断層との間に介在させて、
各層間の接着性を何−リすることができる。
また、本発明では酸f遮断層と内外層ポリオし・フィン
との接着性を向」−させるため、接@削樹脂とのドライ
ブ1.−ンド物や、メルトブレンド物を、中間層ど1.
゛ζ配設することができる。
そのほか、本発明の壁材を構成するオレフィン系樹脂ど
してオレフィン系樹脂゛ブt・ンド物も好適に使用でき
る。コレフィン系樹脂ブレンド物と1゜では、ポリオレ
フィン樹脂と、主鎖に芳香環を有す2)ポリアミド樹脂
のブレンド物が好適である。
たとえば、本発明で使用する多層壁体は、ポリオレフィ
ン系樹脂、主鎖に芳′:#環を有するポリアミド樹脂、
酸素遮断物、接着剤、からなるので、容器を成形したと
きに生ずるスクラップも、使用できる。
本発明の多層容器を作るには、前述のポリオレフィン樹
脂の内面に主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂層を設
け、中間層に酸素遮断用樹脂層をもうけた有底パリソン
を共押出しによって作製し、これを延伸ブローまたはダ
イレクトブローにより成形すればよい。
1作 用] 本発明名は種々Tif1究した結果、果汁や野菜ジエス
の風味を形成し、ている味や香りの源となる成分は、次
のごとき香気成分であることが判明し、た。
すなわち、柑橘類の果?1には、α−ピネン、ミルセン
、d、リモネン、p゛シメンリナ「7”ル、α−テルピ
ネオールなどのテルペン類と、ヘキサナール、ノナナー
ルなどのアルデヒド類か大量に含まれている。
また、リンゴ果Hには、アミルブチレート、アミルアセ
デートなどのエステル頌が人髪に含まれている。
トマトを含む野菜類のジュースには、同じくα〜ピネン
、ミルセン、d−リモネン、リナロール、α−テルピネ
オールなどのテルペン類と、ヘキサナール、ヘプタナー
ルなどのアルデヒド類およびペンタノールなどのアルコ
ール類が大量に含まれている これらの香気成分が、果汁、野菜ジュース中にどれだけ
含有されているか、言い換えれば、どれだけ保存されて
いるかが、果d、野菜ジュースの風味の価値を決める重
要な要因である。
この香気成分は果汁、野菜ジュースのV造直接に最大の
含有率を示すが、その後保存中に酸素、紫外線などの影
響により暫時酸化分解され、少しづつ減少していくが、
それにもまして、本発明者の研究によりポリエチレン、
ポリプロピレンなとのポリオレフィン系樹脂は、これら
の香気成分を強力に吸着する特殊な性質を・持っている
ことがわかった。接液面がボリオレ〕フィン樹脂で被覆
されたり、積層されなり、あるいはポリオレフィン樹脂
のみでV、遺され/ζ容器に充填、密封された果H1野
菜ジュースは、含有されでいる香気成分が極めて短期間
にポリオレフィン樹脂に吸着されて著し。
く減少し、風味が損なわれることが解明された。
本発明Gこおいては、果汁、野菜ジュースに直接接触す
る容器の内面に、主鎖に芳香環を有するJリアミド樹脂
を層設するごどにより、果ン1、野菜ジュースの香気成
分が吸着されることが防丑さノするのである。1允に芳
香環をイ1するポリアミド樹脂がこのような香気成分が
吸着しないということは、従来類ちれていなかったこと
であり、本発明者らが始めて見出たL5た新知見である
ポリエチレンテしフタし一トt!j脂やポリJ”塩化ビ
ニル樹脂が香気成分を吸着しにくいことは知られている
。しかしながら、これらの樹脂は3層1体成型品に加]
することか容易にできないという致命的な欠点を有し7
ている。
これにひきかえ、主鎖に芳香環を有づるポリアミド樹脂
はポリオレフィン樹脂と共押出し憚ることが容易にてき
、ポリオレフィン系樹脂の長所をノ↓かすことがて・き
るのである。
しかも、主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂は酸素遮
断効果も奏するので、ポリオレフィン樹脂の中間層とし
て挟設擾る酸素遮断層にlJ使用できる。勿論、この酸
素遮断層に主鎖に芳香環をイjするポリアミド樹脂以外
の酸素遮断樹脂を用いてもよい。
これによって、果汁、野菜シ゛ユースの透過酸素による
劣化も、防ぐことができるのである。
[実施例1 つきに実施例と比#9.例をあげて本発明を説明゛づる
実施例 1 0、)主鎖に芳香環を有″づ゛るポリアミド樹脂(ボリ
メ々AシL、ンアミ・バミ)で:ナイ17ンMXD〜6
持j脂 二菱ガス化学株式会社製)からなる内面層と、
■ポリプロビレ〉樹脂からなる第2層と、■主鎖に芳香
環をイ1するポリアミド樹脂からなる酸素遮断層と、■
これらの二層の樹脂と接唱剤の混合物である、S C樹
脂からなる外面層とからなり、各層の間に配置した無水
マしイシ酸変性Jjリブ17ビトン樹脂からなる挿着剤
層とからなる。4種7層く主鎖に芳香環を有づるボリア
“ミド樹脂2・・′無水マレイン酸変性ボリブ冒ピレン
/” S C樹脂/熟水71ツイン酸変性ボリブ冒じリ
ン2/′エチレンービニルアルコール共車介体樹脂2パ
″熊水マレ・イシ酸変性ボリブIEとレン1.・′ボリ
アDピレン)の壁がちなるパリソンを、共押出成形[1
5、この多層パリソンを溶融プロー成形によって厚さ0
.6irn、ポリアミドt!1cの内面層のiさ10μ
m、D (F= 4 Oram 、胴径90+u+、高
さ300市の多層容器を成形しl・。
実施例  2 (1)主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂(ポリメタ
Aシレンアジバミド、ナイDンM X I)−6に!1
脂 −蕎カス化学株A会社製)からなる内面層ど、(2
)高密度ポリ:Lサレン樹脂からなる第2層と、■主鎖
に芳香環をイ4するポリアミド樹脂からなる酸$遮断層
と、■高密度ポリエチレン樹脂からなる外面1−とから
なり5.8層の間に配置した焦水−用7・イン酸¥性ボ
リエヂレン格1脂からなる接着斉月層どからなる71棟
)′層(1−gに芳香環を有A−るポリアミド樹脂/′
無水マしイン酸変性ポリ上ヂレン″高密反ポリ上−y″
シン・・′熱水マレイン酸変性ポリJ−チ1、ン7/′
ユチしンーじ::ニルアノ1コール重合体格1脂/熟水
マレイン酸変竹ポリエヂレン7′高密度ボリク、・i−
Lン)の壁からなるパリソンを、共押出成形1112.
′の多層パリソンを浴融ブ1−1−成形によ−)で、¥
施例1と同傑の多層容器を成形した。
実施例 3 ■主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂(ポリデしフタ
ロイルコイソフタロイルアジパミドニナイロン6 I 
/ 6 T樹脂 三菱化成株式会社製)からなる内面層
と、■主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂からなる酸
素遮断層と、■低密度ポリエチレン樹脂からなる外面層
と、■これらの三層の樹脂と接着剤の混合物である、S
C樹脂からなる第2層とからなり、各層の間に配置した
無水マレイン酸変性ポリエチレン樹脂からなる接着剤層
とからなる4種7層(主鎖に芳香環を有するポリアミド
樹脂/′無水マレイン酸変性ポリエチレン/SC樹脂/
無水マレイン酸変性ポリエチしン、/エチレンービニル
アルコール共重合体樹脂/無水マレイン酸変性ポリエチ
レン、・/′低密度ポリエチレン)の壁からなるパリソ
ンを、共押出成形し、この多層パリソンを溶融ブロー成
形によって、実施例1と同様の多層容器を成形した。
実施例 4 ■主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂(ポリメタキシ
レンアジパミド:ナイロンMXD  611脂 三菱カ
ス化学株式会社製)からなる内面層と、■主鎖に芳香環
を有するポリアミド樹脂からなる酸素遮断層と、■ポリ
プロピし・ン樹脂からなる外面層と、■これらの三層の
樹脂と接着剤の混合物である、SC樹脂からなる第2層
と、からなり、各層の間に配置した無水マし・イン酸変
性ポリプロピレン樹脂からなる接着剤層とからなる4種
7m(主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂/′無水マ
レイン酸変性ポリプロピレン/5Call脂7・無水マ
レイン酸変性ポリプロピ1/ン/′主鎖に芳香環を有す
るポリアミド樹脂/′無水マレイン酸変性ポリプロピレ
ン/ポリプロピレン)の壁からなるパリソンを、共押出
成形し、この多層パリソンを溶融ブロー成形によって厚
さ0.6an、ポリアミド樹脂の内面層の厚さ10μm
、口径40mm、胴径90+11111、高さ300市
の多層容器を成形した。
実7i[!i例 5 ■主鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂(ポリメタキシ
レンアジパミド:ナイロンM X I) −6If脂 
三女カス化学株式会社製)からなる内面層と、0)主鎖
に芳香環を有プ゛るポリアミド樹脂からなる酸素遮断層
と、■高密疫ポリエチレン樹脂からなる外面層と、■こ
れらり)三層の樹脂と接着剤の混合物て゛ある、SC樹
脂からなる第2層と、からなり、各層σ)間に配置し、
た無水マレイン酸変性ボリブ17ビレン樹脂からなる接
着剤層とからなる4種7層(主鎖に芳香環を有するポリ
アミド樹脂/無水マレイン酸変性ポリプロピレン、/ 
S C樹脂/無水マレイン酸変性ポリプロピレン7・′
」−:鎖に芳香環を有づるポリアミlく樹脂・″無ホマ
レイン酸変性ポリプロピレン、/高密度ポリエチレン)
の壁からなるパリソンを、共押出成形[7、この多層パ
リソンを溶融ブロー成形によって厚’e 0.6Tll
lI、ポリアミド樹脂の内面層の序さi、 0 )i、
 m、口径40 ++un、胴径90mn、高さ300
1flの多層容器を成形しな。
比較例 1 実施例】において、主鎖に芳香環をイ1するポリアミド
樹脂樹脂の内面層を形成しなかつ/、:以夕1は、実施
例1と同様にし、て多層容器を成形した。
比較例 2 実施例2において、主鎖に芳香環を有憚るポリアミド樹
脂樹脂樹m1の内面層を形成しなか−)た以外は、実施
例2と同様にし、て多層容器を1「7た。
比較例 3 ポリプロピレン樹脂を溶融ブロー成形して、実施例1と
同じ形状の華層容器を成形し、た。
比較例 4 ポリエチレンテレフタL−1−樹脂を延伸プロ・−成形
して、実施例1と同じ形状の、#′i層容器を成形した
比較例 5 実施例5において、主鎖に芳香環を廟憚るポリアミド樹
脂樹脂樹脂の内山1層を形成しなかった以外は、実施例
5と同様に17で多層容器を成形した。
比較例 6 実施例6において、主鎖に芳香環を有づるポリアミド樹
脂樹脂樹脂の内面層を形成し、なか−フた以外は、実施
例5と同様にして多層容器を成形した。
比1pl試験 実施例1〜5、比較例1−・、6の容器について、オレ
シジ果汁および野菜ジ。ソ、−スの香気成分]・吸着性
とml酸素透過性を調ベノξ、50%オレンジ果汁およ
び野菜ジュースにつし、ての評価結果は第1表および第
2表の通ってあ−〕た。
第1表 (以下余白) (以)余白) 第2.表 く以下余白) 〔註〕 試験15法 香気成分不吸薯竹: 容器にd−リモイ・ンまたはノ\Aサノル300ppm
含有溶冴を久ハ 30°Cにて5日間放置15、溶液中のリモネンまたは
へ:黛すノールの残留 数を調べた。
0 ; 200 P II) m以ト8のもの\; 5
0pp111以下の(、の △;中間のもの 耐酸素透#ff: 容器に509o架汁入す第1.・シミ5゛シユスおよび
野菜ジュースを入れ、 22°(゛、60%RH112り月保右におC)る色差
(ΔE)およびしタミ ンC含有量(■%)を調べた。
○:ΔEが5以下のもの、または ビタミンC含有j!(111jZ%)が5 mg %以
下のもの。
×;ΔEか5をこえるもの、 しタミンC含イj量(■′26) 10■%いじJうσ)もの。
△、中間のちび〕。
または 特許Fl; v人 東洋製罐株式会ネ]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器を形成する器壁が、オレフィン系樹脂層と、主
    鎖に芳香環を有するポリアミド樹脂層と、酸素遮断層と
    の多層構造体であって、内容物と触れる面には、前記ポ
    リアミド樹脂層が配置されており、オレフィン系樹脂層
    と前記ポリアミド樹脂層との間には接着剤層を設け、オ
    レフィン系樹脂層中の内容物と触れない位置に、酸素遮
    断物層が配置されている、果汁、野菜ジュース用オレフ
    ィン系樹脂多層容器。 2、オレフィン系樹脂層と酸素遮断物層との間に接着剤
    層を設けた、特許請求の範囲第1項記載の果汁、野菜ジ
    ュース用オレフィン系樹脂多層容器。 3、オレフィン系樹脂層の少なくとも1層が、オレフィ
    ン系樹脂と、ポリアミド樹脂と、酸素遮断物の混合物か
    らなるオレフィン系樹脂ブレンド物である、特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の果汁、野菜ジュース用オ
    レフィン系樹脂多層容器。 4、オレフィン系樹脂層の少なくとも1層が、オレフィ
    ン系樹脂とポリアミド樹脂の接着剤と、オレフィン系樹
    脂と、ポリアミド樹脂と、酸素遮断物の混合物であるオ
    レフィン系樹脂ブレンド物である、特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載された果汁、野菜ジュース用オレ
    フィン系樹脂多層容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696395B1 (en) * 1999-03-18 2004-02-24 The Procter & Gamble Company Perfumed liquid household cleaning fabric treatment and deodorizing compositions packaged in polyethylene bottles modified to preserve perfume integrity
JP2008522177A (ja) * 2004-12-02 2008-06-26 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 車両の地面接触構成要素、タイヤおよび測定装置の使用

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696395B1 (en) * 1999-03-18 2004-02-24 The Procter & Gamble Company Perfumed liquid household cleaning fabric treatment and deodorizing compositions packaged in polyethylene bottles modified to preserve perfume integrity
JP2008522177A (ja) * 2004-12-02 2008-06-26 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 車両の地面接触構成要素、タイヤおよび測定装置の使用

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