JPH049127Y2 - - Google Patents

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JPH049127Y2
JPH049127Y2 JP17800185U JP17800185U JPH049127Y2 JP H049127 Y2 JPH049127 Y2 JP H049127Y2 JP 17800185 U JP17800185 U JP 17800185U JP 17800185 U JP17800185 U JP 17800185U JP H049127 Y2 JPH049127 Y2 JP H049127Y2
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JP
Japan
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cutting
disposable
chopsticks
blade
disposable chopstick
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JP17800185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、割箸削成用ロータリカツタに関す
る。
〔従来の技術〕
従来の割箸削成装置に於いて、割箸素材の両側
部を切削する工程に際し、一対のロータリカツタ
を該素材の両側に配置し、両カツタ間を通過する
割箸素材の両側を所定の形状に切削することが行
われている。
このロータリカツタは、周方向に間隔をおいて
刃を配設し、該刃の外周縁に切削縁を形成したも
のである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来のカツタを用いて割箸素材の両側部を
切削するに際しては、刃が素材に対して喰込状と
なり、該素材の一部に切れ残りとしての所謂ササ
クレを生じ、商品価値を低下する問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために、ロ
ータリカツタの刃に、割箸素材に対面する対向面
と、該対向面より段部を介して後退位置に設けら
れた切削面とを具備し、切削面の外周縁に切削縁
を形成したことを特徴とする。
而して、刃は、対向面と切削面との境界段部に
補助切削縁が形成されるので、カツタの回転によ
り刃が割箸素材の両側部に摺接するに際し、切削
縁の素材に対する喰込が防止され、割箸の良好な
仕上げを可能とすることができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の1実施例を詳述す
ると、第1図及び第2図に於いて、割箸素材1
は、所定の厚みを有する連続帯状体とされ、図示
省略した送り装置によつて図面左側から右側へと
低速度で搬送される。この割箸素材1は、天然竹
を素材とし、該竹素材の繊維方向を長手方向に沿
つて配置している。
前記割箸素材1は、溝付け装置2による溝付け
工程と、両側削成装置3による両側削成工程と、
分離装置4による分離工程とに供される。
溝付け工程に於いて、前記溝付け装置2は、上
下に配置された一対のロータリカツタ5,6を有
し、両カツタは、割箸素材1の進行方向に対して
相互にずれた位置に配置されている。即ち、進行
方向に対して下側のカツタ6が手前側に位置して
設けられている。両カツタ5,6は、図示しない
駆動装置により割箸素材1の進行方向に対向する
方向R1に回転駆動され、周方向に等間隔をおい
て多数の刃7を配設しており、各刃7の外周面に
断面逆V形に突出する凸刃8を備えている(第3
図)。従つて、割箸素材1は、両カツタ5,6を
通過することにより、上下面の幅方向中央にV溝
9を形成される(第1図及び第2図)。
次に、両側削成工程に於いて、前記両側削成装
置3は、左右に配置された一対のロータリカツタ
10,11を有し、両カツタは、割箸素材1の進
行方向に対して相互に位置ずれすることなく同位
置に配置されている。両カツタ10,11は、図
示しない駆動装置により割箸素材1の進行方向に
対向する方向R2に回転駆動され、周方向に等間
隔をおいて多数の刃12を配設している。各刃1
2は、第4図及び第5図に示すように、割箸素材
1に対面する対向面13と、該対向面13より段
部14を介して後退位置に設けられた切削面15
とを備え、切削面15の外周縁に切削縁16を形
成している。刃12は該周部に溝を形成した断面
凹状に形成され、従つて、前記切削縁16も凹形
とされており、これにより割箸素材1の側部を抱
き込み状に切削するものとされている。而して、
この両側削成工程に於いて、割箸素材1は一対の
カツタ10,11を通過することにより、両側部
を前記切削縁16の形状に沿う凹形に切削され
る。この切削に際し、前記対向面13と切削面1
5との間の段部14が補助切削縁を構成している
ので、この補助切削縁14と切削縁16との所謂
二枚刃を構成し、割箸素材1に対する切削抵抗が
大となつて、従来のような切削縁16の素材1中
への喰込を防止することが可能となつたものであ
る。尚、両カツタ10,11は、図示省略した進
退移動装置によつて、割箸素材1の進行方向に対
する進退方向F−R、両カツタの拡縮方向O−C
に移動固定自在であり、割箸の所定形状に対応し
て、その移動を制御することにより、第6図〜第
11図に示す利久箸、きんそげ箸、元禄箸等の
種々の形状の割箸を削成することを可能としてい
る。
その後の分離工程に於いて、分離装置4は、図
示しない駆動装置により回転される回転鋸17を
構成し、割箸素材1を幅方向に二分するものであ
る。この回転鋸17は、図示省略した進退移動装
置によつて、上下方向U−Dに移動固定自在であ
り、別途制御装置により、割箸一本宛に相当して
素材1を分離した後、下降して該素材1の分離を
止めるように制御され、該素材1に割箸の連結部
を残した状態で通過せしめるものである。
尚、上記の溝付け工程の後、搬送レール18が
設けられており、溝付け装置2の下側のロータリ
カツタ6にて溝付けされた割箸素材1は、下側の
溝9にレール18を適合した状態で該レール18
上を摺動して移送される。
上記により削成された割箸19は、上記両側削
成工程に於ける一対のロータリカツタ10,11
の移動制御により、第6図〜第11図に夫々示す
利久箸、きんそげ箸、元禄箸とされ、何れも割溝
20を介して一対の箸棒部19a,19bを形成
すると共に、両箸棒部19a,19bを手元側に
て連結部21を介して連結している。何れの割箸
19に於いても、連結部21は、箸棒部19a,
19bの上下方向中央部にのみ形成されている。
即ち、連結部21の上下には前記割溝20を延長
したガイド溝22,23が形成され、使用時に一
対の箸棒部19a,19bを分離することを容易
としている。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成した結果、両側削成
装置3のロータリカツタ10,11の刃12が、
対向面13と切削面15との境界段部14に補助
切削縁を形成しているので、カツタ10,11の
回転により刃12が割箸素材1の両側部に摺接す
るに際し、前記補助切削縁14と切削縁16とが
所謂二枚刃を構成し、切削縁16の素材1に対す
る抵抗を大として喰込を防止し、従来のように素
材の一部に切れ残りとしての所謂ササクレを生じ
て商品価値を低下することはなく、割箸の良好な
仕上げを行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は割箸削成工程の1例を示す正面図、第
2図は同平面図、第3図は溝付け装置に於けるロ
ータリカツタの刃の1例を示す斜視拡大図、第4
図は両側削成装置に使用する本考案の1実施例に
係るロータリカツタの刃を示す後方からの斜視拡
大図、第5図は同前方からの斜視拡大図、第6図
は本考案実施例に基づき削成した利久箸の平面
図、第7図は第6図の−線断面図、第8図は
本考案実施例に基づき削成したきんそげ箸の平面
図、第9図は第8図の−線断面図、第10図
は本考案実施例に基づき削成した元禄箸の平面
図、第11図は第10図の−線断面図で
ある。 1……割箸素材、2……溝付け装置、3……両
側削成装置、4……分離装置、5,6……ロータ
リカツタ、7……刃、8……凸刃、9……溝、1
0,11……ロータリカツタ、12……刃、13
……対向面、14……段部(補助切削縁)、15
……切削面、16……切削縁、17……回転鋸、
19……割箸、19a,19b……箸棒部、21
……連結部、22,23……ガイド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 割箸素材の両側部を切削するロータリカツタに
    於いて:周方向に間隔をおいて配設された刃が、
    割箸素材に対面する対向面と、該対向面より段部
    を介して後退位置に設けられた切削面とを備え、
    切削面の外周縁に切削縁を形成して成ることを特
    徴とする割箸削成用ロータリカツタ。
JP17800185U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH049127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17800185U JPH049127Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17800185U JPH049127Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6285402U JPS6285402U (ja) 1987-05-30
JPH049127Y2 true JPH049127Y2 (ja) 1992-03-06

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JPS6285402U (ja) 1987-05-30

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