JPH049070B2 - - Google Patents
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- JPH049070B2 JPH049070B2 JP59122321A JP12232184A JPH049070B2 JP H049070 B2 JPH049070 B2 JP H049070B2 JP 59122321 A JP59122321 A JP 59122321A JP 12232184 A JP12232184 A JP 12232184A JP H049070 B2 JPH049070 B2 JP H049070B2
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- arm
- ball
- pitching
- pitching arm
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は野球やテニスの打撃練習機に関する
ものである。
ものである。
従来、ばねの付勢力等で投球アームを回転させ
てボールを投げ出す打撃練習機がある。しかし、
練習が終わつて電源を切つたときに、投球アーム
がばね付勢力の最大点で停止することがあつた。
そのため、持ち運び等の際に、衝撃が練習機本体
に加わると、投球アームが投球時の回転をし、投
球口付近の前記打撃練習機以外の物体や身体を傷
つける危険があつた。
てボールを投げ出す打撃練習機がある。しかし、
練習が終わつて電源を切つたときに、投球アーム
がばね付勢力の最大点で停止することがあつた。
そのため、持ち運び等の際に、衝撃が練習機本体
に加わると、投球アームが投球時の回転をし、投
球口付近の前記打撃練習機以外の物体や身体を傷
つける危険があつた。
また、電源を入れて打撃練習を始めるときに、
ボールが急に投げ出されて練習者が構える余裕が
得られないという問題があつた。
ボールが急に投げ出されて練習者が構える余裕が
得られないという問題があつた。
この発明は、持ち運び等の際に、衝撃等によつ
て投球アームが不意に投球回動することがなく安
全で、かつ電源をいれて練習を開始する際に、投
球までに余裕が得られる打撃練習機を提供するこ
とを目的とする。
て投球アームが不意に投球回動することがなく安
全で、かつ電源をいれて練習を開始する際に、投
球までに余裕が得られる打撃練習機を提供するこ
とを目的とする。
この発明の打撃練習機は、基部が支持され先端
が一定角度範囲で回転駆動されてボールを投げ出
す投球アームと、この投球アームに回転駆動力を
与える弾性体と、前記アームを回転させて前記弾
性体に周期的にエネルギを蓄積させかつ開放させ
る駆動機構と、前記投球アームの回動を停止させ
るアーム停止角度規制手段とを備え、前記駆動機
構の駆動源をモータとし、前記アーム停止角度規
制手段を、前記モータの駆動回路の電源スイツチ
と並列に接続されて前記駆動回路を入切する角度
規制用スイツチと、前記投球アームの前記弾性体
の蓄積エネルギが最大から最小に切り換わつた位
置で前記角度規制用スイツチを切る手段とで構成
したものである。
が一定角度範囲で回転駆動されてボールを投げ出
す投球アームと、この投球アームに回転駆動力を
与える弾性体と、前記アームを回転させて前記弾
性体に周期的にエネルギを蓄積させかつ開放させ
る駆動機構と、前記投球アームの回動を停止させ
るアーム停止角度規制手段とを備え、前記駆動機
構の駆動源をモータとし、前記アーム停止角度規
制手段を、前記モータの駆動回路の電源スイツチ
と並列に接続されて前記駆動回路を入切する角度
規制用スイツチと、前記投球アームの前記弾性体
の蓄積エネルギが最大から最小に切り換わつた位
置で前記角度規制用スイツチを切る手段とで構成
したものである。
そのため、電源スイツチを切つた場合、角度規
制スイツチが並列に入つているために、モータは
直ちに停止せず、投球アームは回動し続ける。そ
して、角度規制用スイツチを切ることでモータお
よび投球アームが停止する。この角度規制用スイ
ツチを切る手段は、アームの弾性体の蓄積エネル
ギが最大から最小に切り換わつた位置で切るの
で、運搬時等に衝撃が加わつたりしても、投球ア
ームがばねの付勢力で回動しだすことがない。ま
た、電源を入れた後、投球が開始されるまでに、
弾性体にエネルギを蓄積させる時間があり、急に
投げ出されることがない。
制スイツチが並列に入つているために、モータは
直ちに停止せず、投球アームは回動し続ける。そ
して、角度規制用スイツチを切ることでモータお
よび投球アームが停止する。この角度規制用スイ
ツチを切る手段は、アームの弾性体の蓄積エネル
ギが最大から最小に切り換わつた位置で切るの
で、運搬時等に衝撃が加わつたりしても、投球ア
ームがばねの付勢力で回動しだすことがない。ま
た、電源を入れた後、投球が開始されるまでに、
弾性体にエネルギを蓄積させる時間があり、急に
投げ出されることがない。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第13図に
示す。図において、1は本体ケースであり、前面
にボール投げ出し口2(第6図)を有し、側面に
ボール送り込み口3(第2図)を有する。本体ケ
ース1内にはボール送り込み口3から送られたボ
ールMを受ける一対の平行なガイドレール4(第
1図、第2図)が設けられ、かつボール投球アー
ム6と、ボールセツトアーム7と、これらの駆動
機構とがコ字形のフレーム8とともに収納されて
いる。ボール送り込み口3には溝状の第1ボール
ストツカ9(第6図)が接続され、第1ボールス
トツカ9には第2ボールストツカ10が結合金具
11で継がれている。12は脚、13は送り込み
口カバーである。
示す。図において、1は本体ケースであり、前面
にボール投げ出し口2(第6図)を有し、側面に
ボール送り込み口3(第2図)を有する。本体ケ
ース1内にはボール送り込み口3から送られたボ
ールMを受ける一対の平行なガイドレール4(第
1図、第2図)が設けられ、かつボール投球アー
ム6と、ボールセツトアーム7と、これらの駆動
機構とがコ字形のフレーム8とともに収納されて
いる。ボール送り込み口3には溝状の第1ボール
ストツカ9(第6図)が接続され、第1ボールス
トツカ9には第2ボールストツカ10が結合金具
11で継がれている。12は脚、13は送り込み
口カバーである。
投球アーム6の駆動手段を説明する。投球アー
ム6は線ばねからなるものであり、カム14の回
転により撓められ、カム14から外れることによ
りその撓みの弾発力で先端が回動し、ボールMを
投げ出す。投球アーム6は、詳しくは、2本の平
行な単位アーム6A,6B(第3図)からなり、
各単位アーム6A,6Bの基端にねじりコイルば
ね部15が一体に延設されている。各単位アーム
6A,6Bの先端は、回転方向に傾斜させかつ連
続させてあり、ボールMを両単位アーム6A,6
Bの平行部分と前記連続部分との3点で保持可能
なボール保持部6Cとなつている。投球アーム6
の長さ方向中間にはカムフオロア16(第4図)
を回転自在に装着したカムフオロア軸17が溶接
等で固定してある。投球アーム6は、パイプ状の
アーム支軸18(第5図)にねじりコイルばね部
15が回転自在に外嵌して支持されており、ねじ
りコイルばね部15の先端に設けた係合部15a
が、フレーム8のアームばね保持部20に係合し
ている。アーム支軸18はフレーム8に取付けて
ある。カムフオロア16はカム14に転接するも
のである。
ム6は線ばねからなるものであり、カム14の回
転により撓められ、カム14から外れることによ
りその撓みの弾発力で先端が回動し、ボールMを
投げ出す。投球アーム6は、詳しくは、2本の平
行な単位アーム6A,6B(第3図)からなり、
各単位アーム6A,6Bの基端にねじりコイルば
ね部15が一体に延設されている。各単位アーム
6A,6Bの先端は、回転方向に傾斜させかつ連
続させてあり、ボールMを両単位アーム6A,6
Bの平行部分と前記連続部分との3点で保持可能
なボール保持部6Cとなつている。投球アーム6
の長さ方向中間にはカムフオロア16(第4図)
を回転自在に装着したカムフオロア軸17が溶接
等で固定してある。投球アーム6は、パイプ状の
アーム支軸18(第5図)にねじりコイルばね部
15が回転自在に外嵌して支持されており、ねじ
りコイルばね部15の先端に設けた係合部15a
が、フレーム8のアームばね保持部20に係合し
ている。アーム支軸18はフレーム8に取付けて
ある。カムフオロア16はカム14に転接するも
のである。
カム14は、回転方向に漸次径が大きくなり、
途中で不連続的に小径となつている。カム14の
駆動は、ボールセツトアーム7とともにモータに
より行なわれる。この駆動伝達系を説明する。フ
レーム8にモータと減速機が一体となつたギヤー
ドモータ21をねじ22(第4図)で固定し、ギ
ヤードモータ21のDカツト形状をした出力軸2
1aに、小ギヤ23を圧入固定する。さらに、中
央付近にスプライン部を有するカム軸24に、カ
ム14およびボールセツトアーム7の作動用の突
起部25を有する大ギヤ26を圧入固定する。こ
の後、カム軸24をフレーム8の孔に嵌合させ、
カム軸24とフレーム8の孔の間に軸受となるカ
ム軸ブツシユ24′(第5図)を配する。このと
き、カム軸24の挿入は、コ字形のフレーム8を
B方向(第5図)に広げるようにして挿入し、挿
入後にC方向にカム軸ブツシユ24′を入れる。
このようにカム軸24を設置することにより、大
ギヤ26は小ギヤ23と噛み合う。なお、アーム
支軸18はカム軸24と同様にフレーム8に取付
ける。
途中で不連続的に小径となつている。カム14の
駆動は、ボールセツトアーム7とともにモータに
より行なわれる。この駆動伝達系を説明する。フ
レーム8にモータと減速機が一体となつたギヤー
ドモータ21をねじ22(第4図)で固定し、ギ
ヤードモータ21のDカツト形状をした出力軸2
1aに、小ギヤ23を圧入固定する。さらに、中
央付近にスプライン部を有するカム軸24に、カ
ム14およびボールセツトアーム7の作動用の突
起部25を有する大ギヤ26を圧入固定する。こ
の後、カム軸24をフレーム8の孔に嵌合させ、
カム軸24とフレーム8の孔の間に軸受となるカ
ム軸ブツシユ24′(第5図)を配する。このと
き、カム軸24の挿入は、コ字形のフレーム8を
B方向(第5図)に広げるようにして挿入し、挿
入後にC方向にカム軸ブツシユ24′を入れる。
このようにカム軸24を設置することにより、大
ギヤ26は小ギヤ23と噛み合う。なお、アーム
支軸18はカム軸24と同様にフレーム8に取付
ける。
ボールセツトアーム7は、ボールセツトアーム
カラー27を介してねじ28によりフレーム8に
回転自在に取付けられており、かつ常にセツトア
ームばね29で下方向に付勢されている。ボール
セツトアーム7の基端は、大ギヤ26の突起部2
5に係合してカム14の回転に同期して揺動する
ようになつており、他端にはガイドレール4内に
待機球M1を送り込むボール送り部7aと、待機
球M2を定位置に保持するボールストツパ部7b
を有している。大ギヤ26の突起部25の周方向
位置は、カム14が投球アーム6のカムフオロア
16に接しないときにボールセツトアーム7を揺
動させる位置としてある。フレーム8にはさら
に、ダンパステー30を介してダンパ31が固定
されている。ダンパ31は、投球アーム6のスト
ツパとなるものであり、ゴム等の弾性体からな
る。
カラー27を介してねじ28によりフレーム8に
回転自在に取付けられており、かつ常にセツトア
ームばね29で下方向に付勢されている。ボール
セツトアーム7の基端は、大ギヤ26の突起部2
5に係合してカム14の回転に同期して揺動する
ようになつており、他端にはガイドレール4内に
待機球M1を送り込むボール送り部7aと、待機
球M2を定位置に保持するボールストツパ部7b
を有している。大ギヤ26の突起部25の周方向
位置は、カム14が投球アーム6のカムフオロア
16に接しないときにボールセツトアーム7を揺
動させる位置としてある。フレーム8にはさら
に、ダンパステー30を介してダンパ31が固定
されている。ダンパ31は、投球アーム6のスト
ツパとなるものであり、ゴム等の弾性体からな
る。
フレーム8に組込まれた機構部の収納状態およ
び本体ケース1の全体の構成を説明する。本体ケ
ース1は中央で左カバー1Aと右カバー1Bとに
分割され、かつ前面カバー1Cが設けられてい
る。前面カバー1Cはボール投げ出し口2を有す
る。フレーム8は2本のねじ32で左カバー1A
に固定する。左カバー1Aは、一部に乾電池ボツ
クス33(第1図)が形成され、かつ一方のガイ
ドレール4を有し、また、右カバー1Bには、左
カバー1Aと同様なガイドレール4とボール送り
込み口3を有する。これら左右のカバー1A,1
Bは電源スイツチ40とACアダプタ端子41を
各々挟み込む形で固定される。
び本体ケース1の全体の構成を説明する。本体ケ
ース1は中央で左カバー1Aと右カバー1Bとに
分割され、かつ前面カバー1Cが設けられてい
る。前面カバー1Cはボール投げ出し口2を有す
る。フレーム8は2本のねじ32で左カバー1A
に固定する。左カバー1Aは、一部に乾電池ボツ
クス33(第1図)が形成され、かつ一方のガイ
ドレール4を有し、また、右カバー1Bには、左
カバー1Aと同様なガイドレール4とボール送り
込み口3を有する。これら左右のカバー1A,1
Bは電源スイツチ40とACアダプタ端子41を
各々挟み込む形で固定される。
ガイドレール4は、投球アーム6のボール保持
部6Cの回動軌跡に略沿う円弧状に形成されてお
り、かつ投球方向の前方に至る程、漸次ボール保
持部6Cの回転軌跡から外側へ離れる形状となつ
ている。
部6Cの回動軌跡に略沿う円弧状に形成されてお
り、かつ投球方向の前方に至る程、漸次ボール保
持部6Cの回転軌跡から外側へ離れる形状となつ
ている。
本体ケース1の下部には固定ゴム足42が固定
されるとともに、角度調整金具43とそのナツト
部に螺合する一対の角度調整ねじ44を介して調
整ゴム足45が固定されている。角度調整金具4
3は本体ケース1に固定されている。角度調整ね
じ44はねじ固定ナツト46も螺合しており、角
度調整金具43に対して締付けることにより、ダ
ブルナツト効果となり、調整ゴム足45が確実に
固定される。ねじ固定ナツト46を緩め、角度調
整ねじ44を回すことにより、地面に対する本体
ケース1のセツト角度が可変となり、ボールの投
げ出し角度が任意に変えられる。第5図は電気回
路を示す。47は電池である。
されるとともに、角度調整金具43とそのナツト
部に螺合する一対の角度調整ねじ44を介して調
整ゴム足45が固定されている。角度調整金具4
3は本体ケース1に固定されている。角度調整ね
じ44はねじ固定ナツト46も螺合しており、角
度調整金具43に対して締付けることにより、ダ
ブルナツト効果となり、調整ゴム足45が確実に
固定される。ねじ固定ナツト46を緩め、角度調
整ねじ44を回すことにより、地面に対する本体
ケース1のセツト角度が可変となり、ボールの投
げ出し角度が任意に変えられる。第5図は電気回
路を示す。47は電池である。
アーム停止角度規制手段につき説明する。カム
14の片側面に、カム軸24と同心に円筒状のカ
ム突条51(第12図)を設ける。カム突条51
の同壁の一部には切欠51aを設ける。また、フ
レーム8に、スイツチ取付片49を垂直に設け、
これにカム突条51を検出する角度規制スイツチ
50をねじ53(第8図)で取付ける。角度規制
スイツチ50は常開のマイクロスイツチからな
る。52は角度規制スイツチ50の検出片であ
る。カム突条51の切欠51aの周方向位置は、
カムフオロア16がカム14の最大径の部分を越
えた直後に角度規制スイツチ50の検出片52が
カム突条51の切欠51aに嵌まる位置としてあ
る。角度規制スイツチ50は、第7図のように、
モータ21の駆動回路に電源スイツチ40と並列
に接続してある。
14の片側面に、カム軸24と同心に円筒状のカ
ム突条51(第12図)を設ける。カム突条51
の同壁の一部には切欠51aを設ける。また、フ
レーム8に、スイツチ取付片49を垂直に設け、
これにカム突条51を検出する角度規制スイツチ
50をねじ53(第8図)で取付ける。角度規制
スイツチ50は常開のマイクロスイツチからな
る。52は角度規制スイツチ50の検出片であ
る。カム突条51の切欠51aの周方向位置は、
カムフオロア16がカム14の最大径の部分を越
えた直後に角度規制スイツチ50の検出片52が
カム突条51の切欠51aに嵌まる位置としてあ
る。角度規制スイツチ50は、第7図のように、
モータ21の駆動回路に電源スイツチ40と並列
に接続してある。
動 作
電源スイツチ40をオンにすると、ギヤードモ
ータ21が回転し、小ギヤ23および大ギヤ26
を介してカム14が回転する。初期状態では、第
1図のように、大ギヤ26の突起部25が位置a1
にあり、第1図の状態から時計方向に回転し、ボ
ールセツトアーム7を押し始める。このとき、カ
ム14は大ギヤ26とともに回転するが、θ1の角
度範囲ではカム面がカムフオロア16に当たらな
いように位置設定されており、そのため、投球ア
ーム6はそのままの位置で停止し続け、ボールセ
ツトアーム7のみが回動して第8図の位置まで移
動する。これにより、本体ケース1内のボール待
機場所にある待機球M1が本体ケース1に形成さ
れたボールツトツパ部35を乗り越えてガイドレ
ール4上に送り込まれる。このとき、待機球M2
は、ボールセツトアーム7のボールストツパ部7
bにより、待機球M1があつ場所への流入を阻止
され、ほぼその位置に停止したままの状態でい
る。カム14がθ1以上回転すると、カムフオロア
16がカム14と接触し始め、カムフオロア16
を介して投球アーム6がD方向にエネルギを蓄え
つつ撓み始める。そして、第8図の位置からカム
14がさらに回転すると、ボールセツトアーム7
はセツトアームばね29のばね力により元の状態
に復帰する。すなわち、第10図で示すように、
カム14による押圧力最大になるときよりも以前
に、ボールセツトアーム7への押圧力は解除され
ており、したがつて、カム14を回転させるトル
クは少なくてすむ。また、ボールセツトアーム7
のボールストツパ部7bにより流入を阻止されて
いた待機球M2は、自重により待機球M1の場所へ
流入を完了し、以後に備える。一方、第10図に
示すように、ガイドレール4内に送り込まれたボ
ールMは、投球アーム6のD方向への回動ととも
に、投球アームのボール保持部6Cとガイドレー
ル4により保持されたままD方向へ移動をする。
カム14が順次回転し、カム面が急激に変化する
直前が投球アーム6に最大エネルギを蓄えた状態
となる(第10図の状態)。このとき、投球アー
ム6のボール保持部6Cの3ケ所に必ずボールM
が接触するように、ガイドレール4が設定形成し
てある。
ータ21が回転し、小ギヤ23および大ギヤ26
を介してカム14が回転する。初期状態では、第
1図のように、大ギヤ26の突起部25が位置a1
にあり、第1図の状態から時計方向に回転し、ボ
ールセツトアーム7を押し始める。このとき、カ
ム14は大ギヤ26とともに回転するが、θ1の角
度範囲ではカム面がカムフオロア16に当たらな
いように位置設定されており、そのため、投球ア
ーム6はそのままの位置で停止し続け、ボールセ
ツトアーム7のみが回動して第8図の位置まで移
動する。これにより、本体ケース1内のボール待
機場所にある待機球M1が本体ケース1に形成さ
れたボールツトツパ部35を乗り越えてガイドレ
ール4上に送り込まれる。このとき、待機球M2
は、ボールセツトアーム7のボールストツパ部7
bにより、待機球M1があつ場所への流入を阻止
され、ほぼその位置に停止したままの状態でい
る。カム14がθ1以上回転すると、カムフオロア
16がカム14と接触し始め、カムフオロア16
を介して投球アーム6がD方向にエネルギを蓄え
つつ撓み始める。そして、第8図の位置からカム
14がさらに回転すると、ボールセツトアーム7
はセツトアームばね29のばね力により元の状態
に復帰する。すなわち、第10図で示すように、
カム14による押圧力最大になるときよりも以前
に、ボールセツトアーム7への押圧力は解除され
ており、したがつて、カム14を回転させるトル
クは少なくてすむ。また、ボールセツトアーム7
のボールストツパ部7bにより流入を阻止されて
いた待機球M2は、自重により待機球M1の場所へ
流入を完了し、以後に備える。一方、第10図に
示すように、ガイドレール4内に送り込まれたボ
ールMは、投球アーム6のD方向への回動ととも
に、投球アームのボール保持部6Cとガイドレー
ル4により保持されたままD方向へ移動をする。
カム14が順次回転し、カム面が急激に変化する
直前が投球アーム6に最大エネルギを蓄えた状態
となる(第10図の状態)。このとき、投球アー
ム6のボール保持部6Cの3ケ所に必ずボールM
が接触するように、ガイドレール4が設定形成し
てある。
ボールMが投げ出される直前の大ギヤ26と投
球アーム6の状態を第11図に示す。カムフオロ
ア16がカム14の最大半径部から外れると、投
球アーム6のねじりばね部15に蓄えたエネルギ
により、投球アーム6はE方向にボールMを3点
保持したままはじき出される。ボールMを保持し
たままE方向に移動した投球アーム6は、ダンパ
31に接触すると急激に運動を停止し、ボールM
のみがねじりコイルばね部15のエネルギで加速
された初速をもつて投げ出される。
球アーム6の状態を第11図に示す。カムフオロ
ア16がカム14の最大半径部から外れると、投
球アーム6のねじりばね部15に蓄えたエネルギ
により、投球アーム6はE方向にボールMを3点
保持したままはじき出される。ボールMを保持し
たままE方向に移動した投球アーム6は、ダンパ
31に接触すると急激に運動を停止し、ボールM
のみがねじりコイルばね部15のエネルギで加速
された初速をもつて投げ出される。
ここで、第10図においては、ガイドレール4
と投球アーム6で保持されて、投球アーム6とと
もにボールMが移動し、前カバー上のボール投げ
出し口2から使用者がボールMの移動が見えるよ
うになつている。また、第11図に示すように、
投球アーム6のボール保持部6Cの軌跡Qと円弧
状のガイドレール4の上面とは、下方から斜め上
方に向うにつれて、つまり投球方向に向つて離れ
るようになつている。そのため、ボールMが投げ
出される初期のみ投球アーム6とガイドレール4
の両者で保持され、以後は投球アーム6の先端部
のみで保持される。以後は、以上の動作を繰り返
して実行し、ストツカ9,10内に保有されたボ
ールMを順次連続して投げ出す。投げ出されたボ
ールMの高さは、調整ゴム足45の本体ケース1
からの突出量を変えることにより容易に変えるこ
とができ、使用者の要求に合せることができる。
と投球アーム6で保持されて、投球アーム6とと
もにボールMが移動し、前カバー上のボール投げ
出し口2から使用者がボールMの移動が見えるよ
うになつている。また、第11図に示すように、
投球アーム6のボール保持部6Cの軌跡Qと円弧
状のガイドレール4の上面とは、下方から斜め上
方に向うにつれて、つまり投球方向に向つて離れ
るようになつている。そのため、ボールMが投げ
出される初期のみ投球アーム6とガイドレール4
の両者で保持され、以後は投球アーム6の先端部
のみで保持される。以後は、以上の動作を繰り返
して実行し、ストツカ9,10内に保有されたボ
ールMを順次連続して投げ出す。投げ出されたボ
ールMの高さは、調整ゴム足45の本体ケース1
からの突出量を変えることにより容易に変えるこ
とができ、使用者の要求に合せることができる。
アーム停止角度規制手段の動作を説明する。角
度規制用スイツチ50は、カム14が1回転する
ごとに検出片52がカム突条51の切欠51aに
入り、OFFとなる。しかし、角度規制スイツチ
50は、電源スイツチ40と並列に接続してある
ので、電源スイツチ40をONとしたままである
と、モータ21は動作し続ける。練習の終り等
で、電源スイツチ40を切つた場合は、角度規制
スイツチ50が並列に入つているために、モータ
21は直ちに停止せず、投球アーム6は回動し続
ける。そしてカム突条51の切欠51aに角度規
制スイツチ50の検出辺52が嵌まつて角度規制
スイツチ50がOFFとなり、モータ21および
投球アーム6が停止する。前記カム突条51の切
欠51aは、カム14の最大径の位置を通りすぎ
た直後の位置に合わせてあるので、常に投球アー
ム6が投球し終つて、エネルギ蓄積量が最大から
最小となつたときに投球アーム6が停止する。こ
のように、電源スイツチ40を切つても、その時
の状態に支配されることなく、常にエネルギ蓄積
量が最小となつたときに機器の動作を停止させる
ことができる。そのため、この打撃練習機の持ち
運び等で、衝撃が本体に加わつても、投球時の動
作をすることがなく、ボール投げ出し口3の付近
の器物や身体等を傷つける危険がなくなり、安全
である。また、練習機の再度の動作開始時には、
電源スイツチ40の投入後に、常にボール打出し
間隔時間分だけ投球が遅くなるため、バツターは
余裕を持つてバツターボツクスに立つことができ
る。
度規制用スイツチ50は、カム14が1回転する
ごとに検出片52がカム突条51の切欠51aに
入り、OFFとなる。しかし、角度規制スイツチ
50は、電源スイツチ40と並列に接続してある
ので、電源スイツチ40をONとしたままである
と、モータ21は動作し続ける。練習の終り等
で、電源スイツチ40を切つた場合は、角度規制
スイツチ50が並列に入つているために、モータ
21は直ちに停止せず、投球アーム6は回動し続
ける。そしてカム突条51の切欠51aに角度規
制スイツチ50の検出辺52が嵌まつて角度規制
スイツチ50がOFFとなり、モータ21および
投球アーム6が停止する。前記カム突条51の切
欠51aは、カム14の最大径の位置を通りすぎ
た直後の位置に合わせてあるので、常に投球アー
ム6が投球し終つて、エネルギ蓄積量が最大から
最小となつたときに投球アーム6が停止する。こ
のように、電源スイツチ40を切つても、その時
の状態に支配されることなく、常にエネルギ蓄積
量が最小となつたときに機器の動作を停止させる
ことができる。そのため、この打撃練習機の持ち
運び等で、衝撃が本体に加わつても、投球時の動
作をすることがなく、ボール投げ出し口3の付近
の器物や身体等を傷つける危険がなくなり、安全
である。また、練習機の再度の動作開始時には、
電源スイツチ40の投入後に、常にボール打出し
間隔時間分だけ投球が遅くなるため、バツターは
余裕を持つてバツターボツクスに立つことができ
る。
第14図および第15図は他の実施例を示す。
この例は、投球アーム60を投球アーム駆動軸6
1に一方向クラツチ(図示せず)を介して取付
け、投球アーム60にばね62を連結したもので
ある。ばね62の他端ははね固定棒63に引掛け
る。投球アーム駆動軸61は大ギア64が圧入固
定されており、大ギヤ64はギヤードモータ(図
示せず)の出力軸の小ギアと噛み合つている。前
記ギヤードモータの駆動により、投球アーム60
がばね62に抗して回転させられ、ばね62の付
勢力が最大になつた直後に、投球アーム60はば
ね62により回転方向に加速されて、所定位置に
配置されたボールをたたき出す。
この例は、投球アーム60を投球アーム駆動軸6
1に一方向クラツチ(図示せず)を介して取付
け、投球アーム60にばね62を連結したもので
ある。ばね62の他端ははね固定棒63に引掛け
る。投球アーム駆動軸61は大ギア64が圧入固
定されており、大ギヤ64はギヤードモータ(図
示せず)の出力軸の小ギアと噛み合つている。前
記ギヤードモータの駆動により、投球アーム60
がばね62に抗して回転させられ、ばね62の付
勢力が最大になつた直後に、投球アーム60はば
ね62により回転方向に加速されて、所定位置に
配置されたボールをたたき出す。
また、投球アーム60の回転とともに、投球ア
ームに設けられた突条65は、スイツチ検出片6
6に接し、角度規制スイツチ67をONさせる。
角度規制スイツチ67はマイクロスイツチからな
る。この突片65がスイツチ検出片66と接する
ときを第15図に示すように、ばね62が最長に
伸び切り、投球アーム60、投球アーム駆動軸6
1、ばね62が一直線に並んだときに設定する。
角度規制スイツチ67は、前記実施例と同様に、
電源スイツチ(図示せず)と並列に接続する。
ームに設けられた突条65は、スイツチ検出片6
6に接し、角度規制スイツチ67をONさせる。
角度規制スイツチ67はマイクロスイツチからな
る。この突片65がスイツチ検出片66と接する
ときを第15図に示すように、ばね62が最長に
伸び切り、投球アーム60、投球アーム駆動軸6
1、ばね62が一直線に並んだときに設定する。
角度規制スイツチ67は、前記実施例と同様に、
電源スイツチ(図示せず)と並列に接続する。
このように構成した場合も、電源スイツチを切
つたときに、ばね62が最大に伸び切つた状態で
モータが停止することがなく、安全である。
つたときに、ばね62が最大に伸び切つた状態で
モータが停止することがなく、安全である。
この発明の打撃練習機は、電源スイツチを切つ
た場合、角度規制スイツチが並列に入つているた
めに、モータは直ちに停止せず投球アームは回動
し続け、角度規制用スイツチを切ることでモータ
および投球アームが停止する。この角度規制用ス
イツチを切る手段は、アームの弾性体の蓄積エネ
ルギが最大から最小に切り換わつた位置で切るの
で、どの時点で電源スイツチをオフにしても、投
球アームの付勢力最小状態でモータが停止するこ
ととなり安全を確保できる。また、練習機動作開
始後、確実にボール打出し間隔時間分だけ放球が
遅くなるため、バツターは余裕をもつてバツター
ボツクスに立てるという効果がある。
た場合、角度規制スイツチが並列に入つているた
めに、モータは直ちに停止せず投球アームは回動
し続け、角度規制用スイツチを切ることでモータ
および投球アームが停止する。この角度規制用ス
イツチを切る手段は、アームの弾性体の蓄積エネ
ルギが最大から最小に切り換わつた位置で切るの
で、どの時点で電源スイツチをオフにしても、投
球アームの付勢力最小状態でモータが停止するこ
ととなり安全を確保できる。また、練習機動作開
始後、確実にボール打出し間隔時間分だけ放球が
遅くなるため、バツターは余裕をもつてバツター
ボツクスに立てるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の初期状態を示す
側面図、第2図はその破断正面図、第3図は同じ
くその拡大断面図、第4図は同じくその内部機構
の側面図、第5図は同じくその内部機構の平面
図、第6図は同じくその外観斜視図、第7図は同
じくその電気回路図、第8図は同じくそのボール
供給状態の側面図、第9図は同状態の破断正面
図、第10図は同じくそのボールセツト完了状態
の側面図、第11図は同じくその投球状態の側面
図、第12図は同じくそのカムおよびアーム停止
角度規制手段の斜視図、第13図はそのカムの側
面図、第14図は他の実施例の要部斜視図、第1
5図はその側面図である。 1……本体ケース、2……ボール投げ出し口、
4……ガイドレール、6……投球アーム、6C…
…ボール保持部、7……ボールセツトアーム、
9,10……ボールストツカ、14……カム、1
5……ねじりコイルばね部、18……アーム支
軸、21……ギヤードモータ、25……突起部、
26……大ギヤ、40……電源スイツチ、50…
…角度規制スイツチ、51……カム突条、51a
……切欠、60……投球アーム、62……ばね、
M……ボール。
側面図、第2図はその破断正面図、第3図は同じ
くその拡大断面図、第4図は同じくその内部機構
の側面図、第5図は同じくその内部機構の平面
図、第6図は同じくその外観斜視図、第7図は同
じくその電気回路図、第8図は同じくそのボール
供給状態の側面図、第9図は同状態の破断正面
図、第10図は同じくそのボールセツト完了状態
の側面図、第11図は同じくその投球状態の側面
図、第12図は同じくそのカムおよびアーム停止
角度規制手段の斜視図、第13図はそのカムの側
面図、第14図は他の実施例の要部斜視図、第1
5図はその側面図である。 1……本体ケース、2……ボール投げ出し口、
4……ガイドレール、6……投球アーム、6C…
…ボール保持部、7……ボールセツトアーム、
9,10……ボールストツカ、14……カム、1
5……ねじりコイルばね部、18……アーム支
軸、21……ギヤードモータ、25……突起部、
26……大ギヤ、40……電源スイツチ、50…
…角度規制スイツチ、51……カム突条、51a
……切欠、60……投球アーム、62……ばね、
M……ボール。
Claims (1)
- 1 基部が支持され先端が一定角度範囲で回転駆
動されてボールを投げ出す投球アームと、この投
球アームに回転駆動力を与える弾性体と、前記ア
ームを回転させて前記弾性体に周期的にエネルギ
を蓄積させかつ開放させる駆動機構と、前記投球
アームの回動を停止させるアーム停止角度規制手
段とを備え、前記駆動機構の駆動源をモータと
し、前記アーム停止角度規制手段を、前記モータ
の駆動回路の電源スイツチと並列に接続されて前
記駆動回路を入切する角度規制用スイツチと、前
記投球アームの前記弾性体の蓄積エネルギが最大
から最小に切り換わつた位置で前記角度規制用ス
イツチを切る手段とで構成した打撃練習機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12232184A JPS6129371A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 打撃練習機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12232184A JPS6129371A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 打撃練習機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129371A JPS6129371A (ja) | 1986-02-10 |
JPH049070B2 true JPH049070B2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=14833069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12232184A Granted JPS6129371A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 打撃練習機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129371A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223267B2 (ja) * | 1974-12-19 | 1977-06-23 | ||
JPS55120881A (en) * | 1979-03-13 | 1980-09-17 | Toray Eng Co Ltd | Pitching device for training tennis |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54299Y2 (ja) * | 1975-08-06 | 1979-01-09 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP12232184A patent/JPS6129371A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223267B2 (ja) * | 1974-12-19 | 1977-06-23 | ||
JPS55120881A (en) * | 1979-03-13 | 1980-09-17 | Toray Eng Co Ltd | Pitching device for training tennis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6129371A (ja) | 1986-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |