JPH049068Y2 - - Google Patents

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JPH049068Y2
JPH049068Y2 JP8486288U JP8486288U JPH049068Y2 JP H049068 Y2 JPH049068 Y2 JP H049068Y2 JP 8486288 U JP8486288 U JP 8486288U JP 8486288 U JP8486288 U JP 8486288U JP H049068 Y2 JPH049068 Y2 JP H049068Y2
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pressure tank
cover
cylinder
piston rod
mold
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋳枠内に充填された鋳物砂に圧縮空
気を貫流させて鋳物砂を模型板表面に沿つて固化
せしめた後、鋳物砂全体をスクイズして鋳型を造
型する装置の改良に関する。
(従来技術と問題点) 従来、上記のような鋳型の造型は1台の造型機
により模型形状の異なる多種類の鋳型を造型する
のが一般的である。したがつて、造型機の圧縮空
気の供給流量は造型が最も困難な鋳型の場合に合
わせて設定されるのが一般的である。しかし、こ
のように最も造型が困難な鋳型の場合に合わせて
圧縮空気の供給流量を設定した鋳型造型機により
簡単な形状の模型を有する模型板を用いて鋳型を
造型した場合、鋳物砂が過剰な圧縮密度となり、
鋳型の通気性を悪くすると共に鋳型を過大な硬度
にし、種々の欠陥鋳物を誘発させるなどの問題が
あつた。
(目的) 本考案は上記の問題を解消するためになされた
ものである。
(構成) 以下、本考案の構成について実施例の図面に基
づき詳細に説明する。基台1の中央部には上向き
のシリンダ2が設置され、該シリンダ2のピスト
ンロツドの上端には、排気用の凹み3と排気孔4
とを有するテーブル5が固着され、該テーブル5
上には、上下に貫通するベントホール6,6を透
設した模型板7が取り付けられている。また、基
台1上の四隅には、コラム8,8が立設され、該
コラム8,8の中段位置には左右方向へ延びる2
個のつばさつきローラコンベヤ9,10が上下に
所要の間隔をおいて架設され、下段のつば付きロ
ーラコンベヤ10には鋳枠11が移動可能に載せ
られている。また該つば付きローラコンベヤ10
の上方には、盛枠12がコラム8,8に固着した
支持手段13,13を介して上昇可能に支持され
て配設されている。そして、該盛枠12の下面に
はシール14が埋設されている。、また、上段の
つば付きローラコンベヤ9には盛枠12の上端開
口部を空間部を形成して閉鎖可能なカバー15が
走行可能に載せられており、該カバー15は四角
筒の中段位置を仕切り部材15aで上下に仕切つ
た形態を成してある。そして、該カバー15の仕
切り部材15aの上面中央位置には、下向きのシ
リンダ16がピストンロツドを仕切り部材15a
に気密に貫通させて固設され、該シリンダ16の
ピストンロツドの下端にはスクイズプレート17
が固着されている。さらに、カバー15の仕切り
部材15aには、カバー15の上端より高く延び
る4本の給気管18,18が立設されているとと
もにこれに連通する4個の給気孔19,19が形
成されている。また、カバー15の下端面には環
状シール20が埋設されている。
また、前記コラム8,8の上端間には枠体状の
天井フレーム21が架設され、該天井フレーム2
1には、天井壁22aおよび底壁22bが平坦状
を成す圧力タンク22が設置されており、該圧力
タンク22は給気孔(図示せず)を介して図示し
ないコンプレツサに連通接続されている。また、
該圧力タンク22の底壁22bにおける給気管1
8,18の直上方位置には、4個の排気孔23,
23が形成されており、該排気孔23,23は、
下面に逆円錐状の整流コーン24を設けた4個の
弁25,25により開閉されるようになつてい
る。そして、該弁25,25は昇降棒26,26
の下端に固着されており、該昇降棒26,26は
圧力タンク22内に支持部材27を介して固設し
たホルダー28,28に上下摺動自在に貫通嵌合
されている。
また、昇降棒26,26の上端は、圧力タンク
22の天井壁22aに装着した下向きの空圧シリ
ンダ29の下端に連結部材30を介して固着され
ていて、該空圧シリンダ29の伸縮作動により弁
25,25が昇降して排気孔23,23を開閉す
るように構成されている。また、昇降棒26,2
6におけるホルダー28,28の下方位置間には
渡し部材31が架設され、前記支持部材27の下
面にはした向きの油圧シリンダ32が固設されて
おり、該油圧シリンダ32のピストンロツド32
aは任意の距離伸長させた状態で停止できるよう
になつている。すなわち、油圧シリンダ32は3
位置4方クローズ形切換弁33を介して油圧源
(図示せず)に連通接続されている。図中34は
天井フレーム21の下面に固着した当て板、3
5,36はシールである。
(作用) 次にこのように構成した装置の作用いついて説
明する。
まず、シリンダ2の伸長作動によりテーブル5
および模型板7を上昇させて、模型板7上に鋳枠
11を、該鋳枠11上の盛枠12を順次重合状態
に載置し、その後、一旦シリンダ2の伸長作動を
停止してテーブル5等の上昇を止める。次いで、
カバー15を盛枠12の直上方位置から外方へ移
動させるとともに図示しない砂入れホツパを盛枠
12の直上方位置に搬入し、続いて該砂入れホツ
パにより鋳枠11内および盛枠12内に鋳物砂を
投入充填する。次いで、砂入れホツパを外へ移動
させるとともにカバー15を盛枠11の直上方位
置に再び移動させ、続いて、シリンダ2をさらに
伸長作動してテーブル5等を上昇させ、盛枠12
上にカバー15を載置するとともにカバー15を
当て板34に当接させ、これと同時に、給気管1
8,18の上端をシール36を介して圧力タンク
22の下面に当接させ、給気管18,18を排気
孔23,23に気密に連通接続させる。ところ
で、模型板7の模型の形状が複雑で鋳物砂の充填
がむずかしい場合には、切換弁33の切換えによ
り油圧シリンダ32を収縮作動してそのピストン
ロツド32aの下端を渡し部材31から最も遠く
離しておき、この状態の下で、空圧シリンダ29
を収縮作動すると、渡し部材31、弁25,25
が高く上昇してピストンロツド32aの下端に当
接する。これにより、排気孔23,23が大きく
開口されて大量の圧縮空気が排気孔23,23か
れ一気に排出され、給気管18,18および給気
孔19,19を順次通過してカバー15内に流入
し、盛枠12・鋳枠11お鋳物砂中を貫流し、ベ
ントホール6,6凹み3を通つて排気孔4から排
出される。このように大量の圧縮空気が鋳物砂中
を一気に貫流することにより、鋳物砂の粒子はベ
ントホール6,6へ向けて流動せしめられて模型
板7の表面に緻密に、かつ強固に堆積せしめられ
る。また、模型板7の模型の形状が簡単で鋳物砂
の充填が容易な場合には、切換弁33の切換えに
より油圧シリンダ32を伸長作動してそのピスト
ンロツド32aの下端を渡し部材31に最も近い
位置にしておき、この状態の下で空圧シリンダ2
9を収縮作動すると、渡し部材31が若干上昇し
てピストンロツド32aの下端に当接する。これ
により、排気孔23,23が小さく開口されて小
量の圧縮空気が排気孔23,23から排出され、
その後、前例と同様の経路を通つて排気孔4から
排出される。このように小量の圧縮空気が鋳物砂
中を貫流すると、鋳物砂は模型板7の表面に前例
と比較して緩和した状態に堆積されることとな
る。
なお、ピストンロツド32aの伸長距離は、模
型の複雑さに応じて中間位置に停止させることも
ある。
このように模型板7の模型の複雑さに対応させ
てカバー15内に圧縮空気を流入させ、鋳物砂を
模型板7の表面に沿つて堆積させ、所要時間経過
した後、空圧シリンダ29を伸長作動して排気孔
23,23を閉じ、カバー15への圧縮空気の供
給を停止する。
次いで、シリンダ16を伸長作動してスクイズ
プレート17により、盛枠12内および鋳枠11
内の鋳物砂をスクイズし固化せしめる。スクイズ
完了後、シリンダ16を収縮作動してスクイズプ
レート17を上昇させ、続いて、シリンダ2を収
縮作動してテーブル5を下降させる。これによ
り、まず、カバー15がつば付きローラコンベヤ
10のつば付きローラ上に載るとともに鋳枠11
内の鋳型は模型板7から分離される。その後、鋳
型を内蔵した鋳枠11を外に出すとともに別の空
の鋳枠11をつば付きローラコンベヤ10を介し
て模型板7の直上方位置に搬入して1サイクルを
終了する。
なお、上記の実施例では、油圧シリンダ32
は、支持部材27に装着してあるが、上向きにし
て渡し部材31上に装着するようにしてもよい。
また、上記の実施例における油圧シリンダ32
を、電動式シリンダ等、弁25の上昇高さを調整
する適宜の上昇高さ調整機構にしてもよい。また
実施例におけるスクイズプレート17は、複数個
に分割したプレート構造(以下、スクイズ機構と
いう)にしても同様の作用効果が得られる。
(効果) 以上の説明からも明らかなように本考案は、圧
力タンク22の排気孔23,23を開閉すべく昇
降可能に設けた弁25,25を、上昇高さ調整機
構によりその上昇高さを調整可能に構成したか
ら、模型板7の模型の複雑さに応じ弁25,25
の上昇高さを変更して排気孔23,23の開口度
を調整することができるため、鋳枠12内の鋳物
砂の圧縮程度を左右する圧縮空気流量を適宜選択
して鋳型が過剰に固化されることがないようにす
ることができ、欠陥鋳物の発生を防止できるなど
の優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 5……テーブル、6……ベントホール、7……
模型板、11……鋳枠、15……カバー、17…
…スクイズプレート、18……給気管、22……
圧力タンク、22b……底壁、23……排気孔、
25……弁、26……昇降棒、29……空圧シリ
ンダ、31……渡し部材、32……油圧シリン
ダ、33……3位置4方口クローズ形切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面にベントホール6付模型板7を取り付けか
    つ昇降可能に設けたテーブル5の直上位置に鋳枠
    11を入出可能に設け、該鋳枠11の上方におけ
    る前記テーブル5の直上方位置に、前記鋳枠11
    の上端開口部を空間部を設けて閉鎖可能なカバー
    15及び砂入れホツパを入出及び昇降可能に配設
    し、該カバー15内にスクイズ機構17を昇降可
    能に設け、さらに前記カバー15にこれの内部空
    間に連通する複数の給気管18,18を立設し、
    前記カバー15の上方における前記テーブル5の
    直上方位置に、コンプレツサに連通接続する圧力
    タンク22を固定配設し、該圧力タンク22の底
    壁22bに、前記カバー15が前記テーブル5の
    直上方位置に進入して上昇せしめられた時、前記
    給気管18,18と連通する複数の排気孔23,
    23を形成し、前記圧力タンク22内に、前記排
    気孔23,23を開閉する複数の弁25,25
    を、昇降棒26,26の下端にそれぞれ固着して
    昇降可能に設け、これらの昇降棒26,26の上
    端には、連結部材30を介して下向きの空圧シリ
    ンダ29のピストンロツドの下端を固着し、この
    下向きの空圧シリンダ29を前記圧力タンク22
    の天井壁22aの下面に装着し、前記圧力タンク
    22内における前記連結部材30の下方位置に
    は、支持部材27を固設し、前記昇降棒26,2
    6における前記支持部材27の下方位置には渡し
    部材31を架設し、この渡し部材31の上面又は
    前記支持部材27の下面には、3位置4方口クロ
    ーズ形切換弁33を介して油圧源に連通接続され
    た油圧シリンダ32又は電動式シリンダで構成さ
    れて前記支持部材27又は前記渡し部材31がそ
    のピストンロツド32aの先端に当接して前記弁
    25の上昇高さを調整する上昇高さ調整機構を装
    着したことを特徴とする鋳型造型装置。
JP8486288U 1988-06-27 1988-06-27 Expired JPH049068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8486288U JPH049068Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JP8486288U JPH049068Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Publication Number Publication Date
JPH026141U JPH026141U (ja) 1990-01-16
JPH049068Y2 true JPH049068Y2 (ja) 1992-03-06

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