JPH0490489A - 竪型炉の煉瓦支持構造 - Google Patents

竪型炉の煉瓦支持構造

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JPH0490489A
JPH0490489A JP20505290A JP20505290A JPH0490489A JP H0490489 A JPH0490489 A JP H0490489A JP 20505290 A JP20505290 A JP 20505290A JP 20505290 A JP20505290 A JP 20505290A JP H0490489 A JPH0490489 A JP H0490489A
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furnace
hearth
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refractory bricks
wedge
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Tatsu Chisaki
達 地崎
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Chisaki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は粒塊状の石灰石、ドロマイト、マグネサイト
等の鉱物あるいは各種の無機物質を混合・成型して作っ
たペレット等の粒塊状物原料を高温下で焼成して製品を
得る技術分野において利用され、特にその焼成のための
竪型炉に関する。
〔従来の技術〕
出願人は例えば特許第1200724号(特公昭583
2307)において、粒塊状の石灰石やドロマイト等の
原料を能率良く焼成する竪型の焼成炉を提案した。その
焼成炉は鉛直軸線を中心として回転する一個の堰板状の
回転炉床上に原料たる粒塊状物の堆積層を形成し、その
層の下表面に対する燃焼室内の高温の炎・燃焼ガスから
の放射伝熱及び核層を貫流する燃焼ガスからの対流伝熱
によって上記粒塊状物原料を加熱して半ば焼成を達成し
、炉の周囲に配置した複数個のブツシャ−の作用で炉床
の内縁部から上記半焼成の原料を落下させて炉内下部に
粒塊状半焼成物の堆積層を形成して熟成・冷却させるも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の竪型の焼成炉は能率の良い操業ができるが長期間
安定な操業を行うためには以下のような問題が生ずる。
すなわち、竪型炉の上部にあるホッパーから供給される
粒塊状原料は、炉蓋に接続する内周壁と炉の外周壁とで
回転炉床上に形成される空間に充填され、回転炉床上に
堆積層を形成するが、該堆積層は炉床の回転に伴って回
転するので、特に炉蓋に接続する上記内周壁に大きな剪
断力を及ぼし、該内周壁下部の天井の耐火煉瓦には常に
炉床回転方向へ押し動かそうとする力が働く。炉蓋と上
記内周壁を接続する耐火煉瓦天井面は竪炉内の燃焼室に
面して高温の炎・燃焼ガスにさらされて高温度になるた
め、公知の築炉方法では上記の力に抗することが困難で
あり、操業開始後の短い期間で変位して脱落し、炉の操
業停止を来すことになる。
上記のような外力が加わらない通常の炉の天井においで
は、耐火物に金属棒を埋め込み、外側の架構から吊り下
げる方法が公知であるが、これを上述の回転炉床上の炉
蓋と内周壁の天井煉瓦に応用すると、高温のために金属
棒は軟化してしまい、回転炉床の回転によって粒塊堆積
層から作用する大きな剪断力に抗することができず、金
属棒は曲がってしまって天井煉瓦の変位と破損を防くこ
とができない。
本発明は上記のように天井煉瓦に対して苛酷な条件下で
操業することが必要となる上記の種の竪型炉において、
その高温にも拘らず粒塊堆積層を通じて加わる大きな剪
断力に抗して炉蓋と内周壁間の天井煉瓦を安定保持し、
長期間の操業に際しても変位や脱落を来さないように天
井煉瓦を保持した竪型炉を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上記目的は、 鉛直軸線のまわりに回転する環状の炉床を有し、炉蓋に
接続する筒状の内周壁と炉の外周壁とにより、粒塊状物
を外部から受け入れこれを堆積する空間を上記炉床上に
形成し、炉蓋の下方に形成された燃焼室内の高温ガスに
より加熱された上記炉床上の粒塊状物を順次炉内に落下
せしめる形式の竪型炉において、 炉蓋と内周壁との間の最下部を形成する接続部に、内部
で冷却媒体を流通せしめる金属ジャケットを備え、 縦断面が下方に広がる楔状部をもつ吊下金属板を、上記
金属ジャケットの底面に放射状に複数取り付け、 隣接せる吊下金属板の間に、上記楔状部で保持されるよ
うに耐火煉瓦が半径方向に差し込まれている、 ことによって達成される。
〔作用〕
炉蓋と内周壁との間の最下部を形成する接続部をなす耐
火煉瓦を支持する吊下金属板は、内部で冷却媒体を流通
せしめる金属ジャケットに接続されており十分に冷却さ
れてその強度は低下しない。
そして、耐火煉瓦はかかる吊下金属板の楔状部で吊下さ
れるので、その支持は確実であり落下等はなくなる。
さらに、組立・保守時にあっては、上記耐火煉瓦は隣接
せる吊下金属板の間に差し込み・抜き出しを行うだけで
簡単に作業がなされる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面にもとづき説明する。
第1図は本発明の一実施例装置の縦断面図である。同図
において、1は炉蓋であり、その中心部に燃料供給管2
及び燃焼用空気供給管3が設けられ、該炉蓋1の下方に
形成される燃焼室にて燃焼ガスが生成されるようになっ
ている。該炉M1の周囲には筒状の内周壁4が接続され
ている。該内周壁4の外周には同心に炉の外周壁5が設
けられている。上記外周壁5の直下には、上記内周壁4
の位置よりも炉内に延びる炉床6が、炉の鉛直軸線7を
中心に回転するように設けられている。
かくして、上記炉床6上には、上記内周壁4と外周壁5
とによって、外部から焼成すべき粒塊状物を受け入れこ
れを堆積するための空間が形成されている。該空間内に
おいて粒塊状物の堆積層8は上表面8Aと炉内に面する
下表面8Bとを有するようになる。
上記炉蓋1とこれに接続する内周壁4は主として耐火煉
瓦で形成され、外部に面する金属材料9により補強され
ている。上記炉蓋1と内周壁4との間で最下部をなす接
続部には、その外面側に環状をなし内部に空気、水等の
冷却媒体を流通せしめる金属ジャケット10が配設され
ている。
上記金属ジャケット10の底面には、第2図によく見ら
れるように、断面にて楔状部11Aを有する吊下金属板
11が、周方向の複数位置で溶接等により放射状に取り
付けられている。
隣接する二つの吊下金属板11の間の空間には、該空間
に適合する形状をなす平面形状が扇状セグメントをなす
耐火煉瓦12.12’が半径外方より順次差し込まれ、
その溝部124が上記吊下金属板11の楔状部11Aに
係止し吊下・支持されている。なお、金属ジャケット1
0の底面と耐火煉瓦12との間には耐熱性を有する断熱
材料、例えばセラミックファイバ材13を介在せしめる
のが好ましい。さらには、上記吊下金属板11、断熱材
料13そして耐火煉瓦12の間に形成される隙間には、
耐熱性のある部材を挿入もしくは充填材を注入して、耐
火煉瓦12の保持を安定せしめることが望ましい。
かかる本実施例装置にあって、金属シャケ7)10はそ
の内部空間を流通する冷却媒体によって十分に冷却され
る。そして、これに取り付けられた吊下金属板11も上
記金属ジャケットloにより十分に冷却されその強度が
維持される。この強度が保証される吊下金属板IIの楔
状部11Aによって上記耐火煉瓦12は確実に保持され
、その保持力は低下しない。
また、金属ジャケット10と耐火煉瓦12との間に断熱
材料13を介在せしめた場合には、金属ジャケット10
に耐火煉瓦工2の熱があまり伝熱しないので、金属ジャ
ケット10はその熱量除去負荷を小さくすることができ
る。
さらに、本実施例装置では、上記接続部での耐火煉瓦の
組立、そして保守にあっては、耐火煉瓦を半径方向外方
から差し込みそして同方向に抜き出すことによって簡単
に行われる。
〔発明の効果〕
本発明は、竪型炉の炉蓋と内周壁との間の接続部に、金
属ジャケットにより冷却される吊下金属板の楔部で耐火
煉瓦を保持することとしたので、高温下にて炉床と共に
回転する粒塊状物の堆積層と接触していて、大きな剪断
力が加わるという苛酷な操作条件下においても、耐火煉
瓦の変形及び脱落の危険がなくなり、炉の長期間の安定
した操業が可能となるという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例装置の縦断面図、第2図は第
1図のn−n拡大断面図である。 ■・・・・・・・・・炉蓋 4・・・・・・・・・内周壁 5・・・・・・・・・外周壁 10・・・・・・・・・金属ジャケット11・・・・・
・・・・吊下金属板 11八・・・・・・楔状部 12・・・・・・・・・耐火煉瓦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鉛直軸線のまわりに回転する環状の炉床を有し、炉蓋に
    接続する筒状の内周壁と炉の外周壁とにより、粒塊状物
    を外部から受け入れこれを堆積する空間を上記炉床上に
    形成し、炉蓋の下方に形成された燃焼室内の高温ガスに
    より加熱された上記炉床上の粒塊状物を順次炉内に落下
    せしめる形式の竪型炉において、 炉蓋と内周壁との間の最下部を形成する接続部に、内部
    で冷却媒体を流通せしめる金属ジャケットを備え、 縦断面が下方に広がる楔状部をもつ吊下金属板を、上記
    金属ジャケットの底面に放射状に複数取り付け、 隣接せる吊下金属板の間に、上記楔状部で保持されるよ
    うに耐火煉瓦が半径方向に差し込まれている、 ことを特徴とする竪型炉。
JP20505290A 1990-08-03 1990-08-03 竪型炉の煉瓦支持構造 Expired - Lifetime JP2952785B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011527741A (ja) * 2008-06-30 2011-11-04 オウトテック オサケイティオ ユルキネン 冷却エレメントの製造方法および冷却エレメント
JP2012102955A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ支持構造
JP2012112548A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ冷却構造
JP2013019553A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ支持構造

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JP2011527741A (ja) * 2008-06-30 2011-11-04 オウトテック オサケイティオ ユルキネン 冷却エレメントの製造方法および冷却エレメント
JP2012102955A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ支持構造
JP2012112548A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ冷却構造
JP2013019553A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Chisaki:Kk 竪型炉のレンガ支持構造

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