JPH0490004A - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

制御装置及び制御方法

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JPH0490004A
JPH0490004A JP2205039A JP20503990A JPH0490004A JP H0490004 A JPH0490004 A JP H0490004A JP 2205039 A JP2205039 A JP 2205039A JP 20503990 A JP20503990 A JP 20503990A JP H0490004 A JPH0490004 A JP H0490004A
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哲 服部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のアクチュエータにより動作する制御対
象を制御する制御システムにおいて、前記制御対象と複
数のアクチュエータの動作を総合判断して、個々のアク
チュエータの最適制御量を決定する制御システムと最適
性判定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の制御装置は、制御対象の動作状態を表わす複数の
出力信号を用い、制御を行っているが、個別の出力を見
て制御する方式では、制御が局所的になってしまい、シ
ステム全体を最適性を考慮できないという欠点があった
そこで、最近は、複数の信号を用い、全体の最適性を求
める傾向がある。例えば、制御対象として複雑で、単一
な制御装置では制御できない圧延機システムを用い従来
の制御装置及び方法の動作を説明する。
圧延機は対向するロール間隔と、圧延材にかかる張力を
制御することにより所望の板厚の鋼材を得るシステムで
ある。ところが、圧延時に発生する損失熱による熱変形
や機械的変形等に起因するロール変形により、平坦な鋼
材が得られず、このため、平坦な特性を得るために形状
制御が開発されてきた。
ところが、圧延の物理的特性が種々の要因によす大巾に
変化するため、特定の動作点近傍における制御モデルを
作って制御しても、多くの場合にそのモデルは実際の圧
延機の動作と食い違ってしまう。このため、モデルが正
確であれば良好な結果をもたらすフィードバック制御も
その能力を充分に発揮できず、勘と経験で操作する熟練
オペレータを超えることができないという問題点があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は熟練オペレータのノウハウを生かす点に
配慮がされておらず、制御性能に問題があった。
本発明の目的は、熟練オペレータのノウハウを取り入れ
た拡張性に富んだ制御システムと最適性判定装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、熟練オペレータの勘と経験を定量化し、ア
クチュエータの操作量を決定することにより達成される
〔作用〕
熟練オペレータは制御量から特徴的なパターンを抽出し
、あいまいな操作を行なう。同様に、制御量の積和演算
とその結果を非線形回路を通すことによって特徴時なパ
ターンの確信度を求め、各特徴的パターンの確信度から
のアクチュエータの操作量をフアジィ推論により決定す
る。それによって、該制御方式は熟練オペレータのよう
に動作するので良好な制御性能を得ることができる。
又、熟練オペレータのノウハウをそのまま制御知識とし
て記憶し、前記知識を用いて制御しても前記と同様の制
御性能を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の制御システム−実施例を第1図に示す。
制御対象1は複数のアクチュエータを含み、前記アクチ
ュエータはアクチュエータごとに制御実行指令を生成す
るアクチュエータ制御装置G6により制御される。前記
制御対象1及び複数のアクチュエータの動作はそれぞれ
に配置された種々の検器から構成される装置 こ検出装置G14の複数の検出器出力信号は最適性判定
装置G13へ入力される。最適性判定装置G13では入
力された前記複数の検出器出力信号をパターンとして認
識する入力部と前記入力されたパターンを記憶する記憶
機能と、前記入力されパターンを先に記憶されている複
数のパターンとを照合し先に記憶されたパターンとの類
似度を出力する処理部と、前記類似度からそれぞれのア
クチュエータの操作量を決定し、アクチュエータ制御装
置G6へ指令信号を発生する指令発生機構12で構成さ
れている。なお、前記最適性判定装置G13のパターン
記憶機能へパターンを記憶させるに当って予めオペレー
タが入力に対して最適出力を設定し前記最適性判定機構
を動作させ、最良の操作量が出力されることを認識する
機能と、制御対象1が変更されたり,アクチュエータが
変更された場合に前記パターン記憶内容を予め変更する
ための教示装置G16が付加できる構成となっている。
これに対して従来システムは最適性判定装置G13がな
く、一般には検出装置G14からアクチュエータ制御量
fiG6へ送信され、個々のアクチュエータごとに最適
化制御するシステムとなっていた。このため、システム
全体としての最適性が図れなかったが、本発明のように
システム全体の最適性を判定する最適性判定装置G13
を付加することにより、システム全体の最適性を判定で
きる他、アクチュエータの1つが故障してもこの判定装
置により、前記故障したアクチュエータの働きを他のア
クチュエータでカバーしたり、又、アクチュエータの変
化や、制御対象の変化にも柔軟に対応できるという効果
を有する。
次に、本発明の制御システムを圧延機制御に適用した例
を用いて詳細に説明する。
以下,本発明を圧延機制御システムに適用した実施例を
第2図により説明する。
制御対象の圧延材スタンド1は対向する1組のワークロ
ール2の間にはさまれた圧延材3をワークロール2の間
に働く圧延力と圧延材3に働く張力により、いわゆるつ
ぶして、引っ張る力によリ圧延材を薄くし、所望の板厚
を得るものであり、ワークロール2を挾んで中間ロール
4,中間ロール4を挾んでバックアップロール5が配置
されている。前記バックアップロール5には、油圧力等
の力を利用した圧下制御機構6により圧延力が加えられ
、その圧延力はバックアップロール5と中間ロール4の
接触面を介し、中間ロール4に伝達され、該中間ロール
4に伝達された圧延力は、中間ロール4とワークロール
22.及びワークロール2と圧延材3の接触面を介し、
圧延材3へ伝達され、該圧延力により圧延材3は塑性変
形を生じ、所望の板厚となる。
ところで、圧延ロール2,4.5のロール巾は圧延材3
の板巾より広く、かっ圧延力が加えられているため、ロ
ールが変形する。例えばワークロール2において圧延材
の板巾から外れた部分は該圧延力により曲がってしまう
その結果、圧延材3の端部がつぶされ凸形の断面形状に
なる。それを防止するためにワークロール2の軸に対し
、その間隔が広がる方向にワークロールベンダ7により
ワークロールペンディング力Fwを加え、圧延材3の端
部がつぶされるのを防止する。同様に中間ロール5の軸
には中間ロールベンダ8により中間ロールペンディング
カFlを加える。
更に、中間ロールシフト9は、中間ロール4を板巾方向
に移動する。この移動により、ロール2゜4.5及び圧
延材3に加わる力を非対称にすることにより、圧延材の
板厚の形状を制御する。
一方、圧延を行なうために圧延機に加えられるエネルギ
ーは、圧延材3の塑性変形に費される他に、音、振動、
熱となる。この熱に変化したエネルギーは圧延材3を介
して放散されるとともに、ワークロール2の温度を上昇
させる。この温度上昇に起因し、ワークロールは膨張し
、ロール径が変化するが、そのロール径は一般に不均一
に変形する。そこで、ロール径を均一に制御するため、
板巾方向に配置された複数個のノズル(図示はしていな
い)、及びノズルを介し冷却液をワークロール2に加え
るクーラント制御機構10が設置される。
前記ワークロール2の軸には、圧延材2を移動するため
の電動機等から構成される速度制御機構11が接続され
ている。
圧延機に対する制御方法は前記圧下制御機構6゜ワーク
ロールベンダ7、中間ロールベンダ8.中間ロールシフ
タ9.クーラント制御機構10.速度制御機構11等の
アクチュエータに対する動作指令を発生させる指令発生
機構12.前記指令発生機構12に対し、圧延材3の形
状が予め記憶された複数のパターンのうちどの種類のパ
ターンに属するかを判断し、該パターンの確信度を出力
するパターン認識機構13.該パターン認識機構13に
対し、圧延材3の板厚形状を横比し、出力する形状検出
機構14.前記形状検出機構14と、指令発生機構12
の出力を記憶する記憶機構15、及び、記憶機構15の
情報を用い、パターン認識機構13のパラメータを学習
により変化させる学習機構16から構成される。
第3図に上記形状パターン認識機構13の詳細図を示す
。形状検出機構14及び記憶機構15の出力は、前記パ
ターン認識機構13の入力セル1.7.18に入力され
、該入力セル17では入力された信号が関数値で変換さ
れ中間層19へ出力れ、中間層19へ入力された該入力
セルの出力は中間層19のセル20.21へ入力される
。入力セル17の出力でセル20に入力された信号は重
み関数23でWL1倍され加算器24に入力されるとと
もに、入力セル18の出力は重み関数26を介し、加算
器24に入力され、加算器24は上記重み関数23.2
6の出力を加算し、関数器25へ入力され、関数器25
で線形又は非線形の関数演算を行い、次段の中間層27
に出力される。なおセル20は上記重み関数23.26
.加算器24及び関数器25から構成される。
同様に、セル21へは入力セルフ、18の出力が入力さ
れ、入力層17の出力は重み関数28でW12倍化され
加算器29.関数器3oを介し次段の中間層27へ出力
される。
中間層27は、中間層19と同一の構造であり、入力M
17,18の出力の代りに中間N19の出力が用いられ
るものである。
ここで、重み関数23,26.28の重みをのセルに於
て、k−1番目の中間層(但し、k=1の時は入力セル
)の1番目の出力に掛ける重みを示す。
以上のようにパターン認識機構13に入力された信号は
、入力セル17,18.複数段の中間層19.27.2
9を介し、中間層のセルから重み関数と加算器を取り除
いた形式の出力層30を介し、出力される。なお、入力
M31は入力セル17.18を全て纏めたものを表わす
このパターン認識機構13の特徴は、単純な積和演算で
すみ、フィードバック等の繰返し演算が無いこと、及び
、中間層の各積和項はハードウェアで実現する場合、並
列に処理ができるため、高速演算が可能である。
このパターン認識機構の出力層30の次に予め各出力パ
ターンに応じて各アクチュエータに対する指令値を記憶
させておき、最も出力パターンに近い指令値を直接アク
チュエータに指示することも可能である。この方式では
応答性は良いが後述の方式に比べて制御の精度は若干悪
くなる。
次にパターン認識機構13の処理結果は第4図に示す処
理機構を経て圧延機1に印加される。すなわち、パター
ン認識機構13の出力は指令発生機構12に設けられて
いる操作量決定手段32に入力される。操作量決定手段
32では、内部に複数準備された処理機構のうち、入力
信号を処理するのに最も有効な処理機構を選択し、処理
を実行し操作量を出力する。前記操作量決定手段の結果
を用い、指令値計算手段は具体的な各アクチュエータの
指令値、例えば圧下制御機構6に対する圧下指令、中間
ロールベンダ8に対する中間ロールベンダ指令等を発生
する。なお、この指令発生機構12には、パターン認識
機構13を介さずに、形状横比機$914の8力を直接
入力して、前記内部に準備された複数の処理機構のうち
最適な処理機構で処理することも可能である。しかしこ
の場合、各種推論機構を用いる場合専門のオペレータの
操作方法を十分反映するには、知識ベースを充実する必
要がある。
第5図は、前記操作量決定手段32の構成を示すもので
ある。操作量決定手段32は、形状検出機構14.パタ
ーン認識機構13からの信号を受け、制御機構141を
起動する。該制御機構141は、問題の種類に応じて、
知識ベース36を用い、起動する推論を決定する。即ち
該制御機構141は、三段論法的に原因を求める必要が
ある場合にはプロダクション推論機構142を起動し、
曖昧な要因がある場合にはフアジィ推論機構143を起
動し、ある程度の枠組みがある問題に対してはフレーム
推論機構144を起動し、因果関係や機器の構成等の関
連がネットワーク的になっている問題に対しては意味ネ
ット推論機構145を起動し、診断対象が時間的な順序
で動作しているような問題に対してはスクリプト推論機
構146を起動する。更に、該制御機構141は前記各
種推論機構で解けない経験的な問題で、高速に最適な解
を求めるための最適化演算機構111を起動し、パター
ン的に記憶でき、特徴を抽出するとともに回答が必要な
問題を解くための特徴抽出・回答機構110 (Rum
elhart型ニューロコンピュータで構成)を起動す
る。操作量決定手段32の処理結果は制御機構141を
介して指令値計算機構へ出力される。
第6図に推論に必要な知識である知識ベース36の構成
を示す。前記知識ベースは制御のエキスパートの経験等
に基づく外部から入力される知i11106は三段論法
的に推論を実行するためのプロダクションルール147
、曖昧な情報をもとに推論を行なうための知識であるフ
アジィルール148、診断対象の部品構成などのある枠
組みで記述できる知識のフレーム1492部品と部品の
関連や、常識的な関連を纏めてネットワークの形で整理
している意味ネットワーク1509診断対象が順番にあ
る仕事を進める場合にそれらの仕事を整理して記憶する
スクリプト151、及び、上記知1147〜153で記
述できないその他の知識154に分類されて記憶されて
いる。
第7図に操作量決定手段32の動作の説明図を示す。制
御機構141の処理はパターン認識機構13、形状検出
機構14.記憶機構15からの情報を整理し、以下の処
理に利用できるデータに変換する処理ステップ200、
上記ステップ200で準備したデータが無くなる迄取り
出し、ステップ202へ渡す繰返し処理ステップ201
、前記ステップ201で収集した情報から起動すべき推
論機構及び処理を決定するための判断ステップ2022
.及び、各種推論機構142〜146、特徴抽出回答機
構110、最適化演算機構111、及び、PID制御等
の古典制御や多変数制御等の現代制御のアルゴリズムを
実行する一般制御機構203、及び、上記各ステップを
終了するために必要なフラグ類のリセット等を実行する
終了処理ステップ204から構成される。
ここで各処理機構の役割を述べる。プロダクション機構
142は、オペレータのエキスパートが断片的なプロダ
クションルールを用いて、論理的な成立関係を組立てる
制御に適している。フアジィ推論143は、制御対象の
注目している状態が変化したならばオペレータはアクチ
ュエータを少し動かすというように定量化できないオペ
レータのあいまいな知識を計算機で処理できるように定
量化して操作量を決定するのに適している。
フレーム推論機構144は、制御装置間の関係等を記述
するフレームという知識を用い、注目している制御対象
の状態が変化した時に元の状態に戻す場合に、それら装
置間の関係を基に操作を行う処理量を関連する機器毎に
決定するのに適している。
意味ネット推論機構145は、前記断片的な知識である
フレームを整理し、体系付けてネットワークを作り上げ
たものであるため、特定のアクチュエータの操作結果が
及ぼす影響を求めることができ、補償系を組むのに適し
ている。
スクリプト推論機構146は特定の状態が発生した時の
手順的な知識を基に推論するため、故障時等に決まった
手順で対応しなければならないようなシーケンス制御的
な制御に適している。
また、特徴抽出・回答機構110は、上記パターン認識
機構13.形状検出機構14.記憶機構15の入力パタ
ーンと前記入力パターンが入力されたときに前記推論機
構142〜146が出した出力の関係を予め学習させて
おくと、推論機構142〜146が推論を行って出力を
決定するのと異なり、高速に同一の結果が出力できる特
徴がある。最適化演算機構111は、制御対1(1は通
常非線形性が強いで、何等かの原因により動作点が変化
すると、動作の再設定が必要になり、その場合、最急傾
斜法、ダイナミックプログラミング。
リニアプログラミング、山登り法、共役傾斜法又はHo
pfield型ニューロコンピュータ等のアルゴリズム
により計算され、非線形制御対象に対しても最適な応答
を行なう。
第8図にプロダクション機構142の動作説明図を示す
。制御機構141より起動されるプロダクション推論機
構142は、前記制御機構141から起動時にメモリに
記憶する入力処理34、前記入力処理34で記憶した情
報1個ずつ取り出し、もし、メモリにパターンの情報が
無い時↓こは、プロダクション推論機構142の処理を
終了させる終了判断機構35を実行する。前記終了判断
機構35で抽出されたパターンの種類とその確信度を用
い、知識ベース36がらルールを1個ずつ取り出し、処
理37で該入力のパターンの種類と該ルールの前提部を
比較する。その比較結果を用い、ステップ38は一致し
た場合、次の処理39を、不一致の場合ステップ37を
実行させる。ステップ39は一致した時に前記入力を前
記ルールの結論部に置換する。この時の確信度の取扱い
はミニ・マックスの理論で、置換前の最小値又は最大値
で置換える。ステップ4oは前記置換したルールの結論
部が操作指令である場合、ステップ41を、結論部が不
一致の場合更に推論を実施させるためにステップ37を
実行させる。
前記結論部が操作指令であるときに、処理41は前記指
令値計算手段33へ、結論部及び前記処理ステップで求
めた確信度を出方する。
第9図は指令計算手段33を示す。指令値計算手段33
は、前記操作量決定手段32で求めた推論結果である指
令及びその確信度を記憶するメモリ42.メモリの指令
が全て処理されたが否かを判断し、処理されていたなら
ば指令値計算手段33を終了させるステップ43、処理
されていなければ圧下制御機構6等のアクチュエータ7
.8゜9.10.11毎の指令を取り出し、各種推論で
求まったアクチュエータ操作の程度と確信度を基に、操
作量の重心を求め、同一アクチュエータの操作量の重心
を寄せ集めて新たな重心を求め対応するアクチュエータ
の指令とする処理44がら構成される。
このような指令値計算手段33を設けることで各種推論
142〜146.特徴抽出・回路機構110、最適化演
算機構111.一般制御機構203で個別に求められた
アクチュエータへの指令を統一的に扱える特徴が有る。
第10図に、前記学習に必要な入力切り換え装置125
の構成を示す。該入力切り換え装置125は、学習機構
により制御されるスイッチ機構156を用い、形状検出
機構14の出力と学習機構16の出力の一方を入力層3
1に出力するものである。
第10図におけるスイッチ機構156の状態は学習を行
なう状態を示す。
第11図に学習機構16の構成を示す。学習機構16は
、入力パターン発生機構45.出力パターン発生機構4
7.出力突合せ機構46、及び、学習制御機構48から
構成される。前記出力突合せ機構46は、出力層30の
出力を指令発生機構12と前記突合せ機構46へ出力す
るための分配器139の出力o11 ol + on 
と、出力パターン発生機構47の出力。TI Hort
 l OTnとの差を加算器161,162,163に
より、偏差e1゜eJlenとして求め、学習制御機構
48に出力する。なお分配器139の出力Of g o
t l onは入力パターン発生機構47の出力がパタ
ーン認識機構13 (Rumelhart型ニューロコ
ンピュータ)の入力119に入力されることにより発生
する。このとき、該入力パターン発生機構45と該出力
パターン発生機構47は前記学習制御機構48に制御さ
れる。
第12図に前記学習過程における荷重関数WIJ23と
学習制御機構48の関係を示す。前記加算器161の出
力である偏差e、を受けて、学習制御機構48はパター
ン認識機構13を構成するセル20の荷重関数WIJ2
3の値を、前記偏差が減少する方向に変化させる。
第13図に前記学習制御機構48の処理概要170を示
す。学習機構16が起動されると、学習制御機構48の
処理170が起動される。該処理170は、前記入力パ
ターン発生機構45.出力パターン発生機構47を起動
し、教師信号である入力と、希望出力を発生する前処理
171、前記偏差ekの値、又は、前記偏差自乗和が許
容範囲以内になるまで以下のステップ173,174.
175を繰り返すステップ172.出力層30に近い中
間層から入力/131に向けて注目する中間層を順次抽
出するステップ174.該中間層において順次注目する
セルを抽出するステップ174゜及び偏差ekが小さく
なる方向へ抽出したセルの荷重関数WIJ23を変化さ
せるステップ175、および、学習過程を終了させるた
めのステップ176から構成される。
このような学習機構を設ける事により、それ迄考慮され
なかった新しい現象が発生し、それに対する対応策が決
定したならば、その知見を反映できる特徴が有る。
第14図は、第2図の記憶機構15の構成を示す。記憶
機構15は、指令発生機構12.形状検出機構14の出
力が入力されるメモリ要素49゜メモリ要素49の内容
は一定時間経過に転送されるメモリ要素50、及び順次
メモリ要素にデータが転送され特定時間経過後に到達す
るメモリ要素51から構成され、各メモリ要素49,5
0.51の内容はパターンの微分や積分等を行うための
演算機構501を介し、パターン認識機構13.学習機
構16へ入力される。
この記憶機構15により、形状検出機構14や。
指令発生機構12の時間的変化を考慮できる、例えば微
分、積分等の動作が行なえるようになる。
第15図には、クーラン1〜制御のノズルの影響が、ノ
ズルの位置から一定長のみに影響を与えるため、ノズル
近傍の入力を使ってパターンを認識する機構示す。形状
検出機構14の出力はパターン検出機構13のメモリ5
2に入力され、メモリ52に入力された信号はゲート回
路53を介し。
メモリ要素54に入力され、メモリ要素54に入力され
た信号はゲート回路55.56を介しメモリ要素57.
58へ入力され、ゲート回路53゜56がオフにすると
ゲート回路5Sはオンとなり、クロックに同期して、メ
モリ要素54の情報はメモリ57へ、又、一定時間経過
するとメモリ要素54の信号がメモリ要素58へ達成し
、メモリ要素57の信号がメモリ要素54に達し、次の
クロックでメモリ要素54,57.58の信号が一巡す
ると、ゲート53.56がオンし、ゲー1−55がオフ
し、メモリ要素54の内容はメモリ要素59に記憶され
、メモリ要素54.57..59の情報は入力層31に
入力される。
このようなメモリ52を設けることにより、パターン認
識機構13の入力層31.中間層19゜27.29.出
力N30のセルの数を大巾に減少できる効果が有る。
第16図に学習機構16の入力パターン発生機構45と
出力パターン発生機構47に制御対象シミュレータ60
を用いる例を示す。
出力パターン発生機構47においてオペレータの操作又
はデータによって発生した形状パターンは、第2図の指
令発生機構12と同一の機能を持ち、学習機構に別に設
けられた指令発生機構12に入力され、指令発生機構1
2ではパターンに応じて各種アクチュエーターの指令を
発生し、該指令は入力パターン発生機構45に設けられ
た制御対象シミュレータ50に入力され、制御対象であ
る各種アクチュエータ6.7,8,9,10゜11及び
圧延機1を含めた動作を模擬し、その応答が悪い時には
指令発生機構12.制御対象シミュレータ50のパラメ
ータを変更するためのパラメータ調整機構51を用い前
記制御対象シミュレータ50の出力を所望の形状になる
ように調節し、パターン認識機構]3の入力とする。
以上説明した構成の制御方法の動作を具体例を用いて以
下に述べる。
パターン認識機構13を構成するニューロコンピュータ
の中間層19,27.29の荷重関数WIJ2Bの値の
初期値は当初、乱数又は適当な値、例えば荷重関数が取
り得る値(0〜1.0  とすると)の半分(0,5)
に設定する。この時に、例えば、第17図の納入力パタ
ーン発生機構45が生成した凹型の圧延機形状パターン
を入力しても、出力層30の出力において凹であるとい
う出力信号線70の出力は1にならず、又、出力層30
の出力11!71の出力である凸である確率は零になら
ない。
そこで出力層30の出力線70に対応する学習機構16
の出力パターン発生機構47の出力線72は1を、出力
線71に対応する出力パターン発生機構47の出力線7
3の出力を零しこ出力する。
これらの出力を受けて、出力突合せ機構46は理想的な
出力(出力パターン発生機構47)と、パターン認識機
構13の出力の偏差を受は学習制御機構48は、パター
ン認識機構13の荷重関数W、の大きさを該偏差が減少
する方向に、該偏差の大きさに比例して変更させる。こ
のアルゴリズムの代表例として最急傾斜法がある。
第13図の処理に従って、順次荷重関数の重みを変更し
、第12図のekの自乗和が許容範囲内に収まると、学
習機構16の動作が終了する。
学習終了後、第17図の入力パターン発生機構45の出
力パターンと同じ波形が第2図の形状検出機構14から
入力されると、パターン認識機構13は、出力/930
出力線70から1を出力し、出力M30の出力線71か
ら零を出力する。
次に、凸型と言われている第18図に示す波形が人力さ
れ、しかも、学習が終了していない場合、パターン認識
機構13の凸型を表現する出力線71の出力が1で、そ
の他の出カフ0が零になるパターンにならない。そこで
前述のように、典型的な凸型のパターンを入力信号とし
て、出力パターン発生機構47出力は、前記出力線71
,70の出力に対応する値を夫々1.0なるようにする
学習機構16は、該荷重関数W I Jを変化させ、学
習が完了した時に、前記パターン認識機構13に。
第18図の凸型の波形が入力されると、第17図の前記
出力層30の出力線71は1に、出力線70は零になる
その結果、第19図(a)の波形がパターン認識機構1
3に入力され、その出力は、出力層30から前述のよう
に予め入力された凸型の波形であることを示す出力線7
1によりその波形に類似している度合を確信度4o%と
して出力されると同時に、凹型の波形であることを示す
出力線7oから確信度5o%として出力される。
第20図に、圧延材の時間的変化を考慮した圧延材形状
を示す。圧延機ワークロール2の直下の状態はtoで、
その時の値はxoである。起算機のサンプリング周期を
To とすると、To秒前のt1時点に於ける板厚の高
さはXI、TOX2秒前のt2時点に於ける板厚の高さ
はX2.・・・である。
即ち、tzの時点で、高さX2が記憶機構15に入力さ
れ、第14図のメモリ要素49に記憶される。次のサン
プリング時点であるtzの高さxlが、記憶機構15に
入力されると、そのタイミングでメモリ要素49のデー
タx2はメモリ要素50に転送されるとともに、メモリ
要素49の内容は、Xlに書換えられる。
一方演算機構510は、前記メモリ要素49゜50の内
容を用いて各種演算を行なう。例えば、微分値が必要な
時には、(X2−xz) /To 、積分器が必要な時
には(XI+X2)XToとなる演算を実行すれば良い
。即ち、微分器は、形状の変化速度を求めることができ
るので、パターン認識機構13は変化に対する応答性を
向上できる。
一方、積分器は、ノイズ等に対し除去作用が有るなどの
特徴を出す事ができる。
これら、微分器、積分器、及び時間的要素が入っていな
い比例要素等の機能をパターン認識機構13に持たせる
ことができる。
更に、記憶機構15で記憶されたデータも必要に応じ、
学習時に活用する入力パターン発生機構45に利用でき
る。
ところで、第29図に示すように、to時点に於ける圧
延機のロール軸方向の圧延材の板厚をXO+ xz、”
・Xn−1+ Xnとし、同一位置に於けるTo(サン
プリング周期)前の板厚の状態を。
XO+ xx、 ”’ Xn−11Xn とすると、あ
る時点t。
では、第14図のメモリ要素54,57.58に夫夫X
 n r X n−1+・・・、xoが記憶される。メ
モリ要素59には、前述のメモリ機構15と同様な動作
を行っているので、To時点前の時点t1のブタである
X0IX1t・・・Xnがメモリ要素59他に記憶され
ている。
第22図にプロダクションルール又はフアジィルールの
一例を示す。(第6図プロダクションルール47.フア
ジィルール48に対応)。
前記、パターン認識機構13で凹型50%の確信度とし
て出力を得ると、プロダクションルールの前提部と照合
し、凹型ルール80と一致する。
その結果、ベンダを弱める(程度はSmall)ルール
81が得られる。一方凸型の確信度40%で、前提部8
2と一致し、その結果、ベンダを強める(程度大)が得
られる。
その結果、第23図に示すように指令発生機構12は、
前記ルールとの照合の結果、ベンダの操作量は凸型の確
信度50%なのでBの斜線部の面積で表される。一方、
凹型の確信度が40%でSである確信度40%なので、
第22図のSの斜線部の面積となる。次に上記指令発生
機構12は斜線部の重心AとBを合成した重心Cの値で
ある65%がベンダの操作量になる。
次に、クーラント制御のようにアクチュエータの影響が
ベンダやシフタと異なり局所的なものでは、第15図に
示すように、第24図(a)の波形をメモリ要素54,
57.58に記憶する。メモリ要素に記憶された波形の
1部(第24図(a)の■の部分)はパターン認識機構
13.指令発生機構12で処理され、クーラント制御袋
N10の1個のノズルAを制御することにより冷却液の
量が制御され、ロールが平坦化するのである。
てX n−1g X n−1が正であれば、xn−1は
増加傾向になるので微係数が正となり、前提部86と一
致変化しなくなるのである。
ノズルAの制御が終ると、第15図のメモリ要素54.
57,58.59の内容を夫々1個ずつシフトする。そ
の結果、パターン認識機構13に入力される波形は、第
24図(a)の■で示した領域が入力され、処理13.
12を実施し、クーラント制御機構10の]個のノズル
Bが制御される。
このように処理を行うと第24図(a)のパターン■か
ら呂発し、■へたどりつき、更にメモリ内容をシフトす
ると、第24図(a)の波形がメモリ52に再現する。
前回、第24図(a)のパターンをメモリ52に記憶し
てから一定時間経過に第15図のメモリ要素54の内容
をメモリ要素59へ移し、メモリ要素54に形状検出機
構14の波形を記憶させる。
更に、メモリ52と入力層31の間に、第14図で示し
た演算機1510を設けると、波形の変化速度等でも制
御できるようになるのは第14図からも自明である。
次に、パターン認識機構13に基準となるパターンの学
習方法について述べる。
第18図の波形62や63を、第11図の入力パターン
発生機構45で生成し、入力層31へ出力する。このパ
ターンは、入力パターン発生機構45のメモリに書込む
か、又は、第2図の記憶機構15に記憶されたパターン
を用いる。入力層に入力された信号は中間N19.・・
・、27を介し、出力層3oから出力として現われる。
この時中間層の重み関数ωIJは初期値であり、出力パ
ターン発生機構47からは、入力パターン発生機構45
の出力と対応して、パターン認識機構13より出力して
欲しいパターン(例えば、入力パターン発生機構45が
標準パターンであり、出力層3Qの出力端子1本をその
標準パターンに割当てると、割当てられた出力端子が1
となり、その他の端子が零になるようなパターン)を突
合せ機構46に入力される。学習が完了しない時には、
出力層30の出力パターンと、出力パターン発生機構4
7の波形が異なっている。その結果、突き合せ機構46
の出力はパターン相違の度合に応じた出力を出す。この
値、偏差の2乗平均を求めれば、偏差のパワースペクト
ラム等が求まる。上記偏差に応じ、出力層に近い中間層
27からI順次、人力層31に近い中間層19迄、重み
関数W I Jを変更する。重み関数W I Jの変更
方式は種々の方法が考えられるが、上記偏差を最小値に
なるようにするという最適化問題で、例えば最急傾斜法
等を利用する。具体的な方法として、着目する重み関数
W I Jを上の方向へ微少変動させ、その結果、偏差
値が変化する方向をみて、減少する方向へ重み関数の値
W I Jを移動するとともに、移動量は、偏差値の変
化が小さい時は大きく、反対に偏差値の変化が大きい時
には移動量を小さくする。又、入力層に一番近い中間層
19の重み関数W I Jの変更が終了した時点で、再
度突き合せ機構46の偏差値をチエツクし、その値が許
容誤差範囲になった時に学習を終了する。
この制御は学習制御機構48で実施される。猶、この学
習した結果をパターン判別に利用するパターン認識機構
13は何故パターンの識別ができるか、学習が何故旨く
いくのかという動作が解明されていないが、重み関数の
数が、入力と出力の数に比べ多くなっており、その値の
自由度が有り。
多少値が狂っても、又多くのパターンを記憶させても、
良好な認識結果を得ることができると云われている。
一方、この入力パターン発生機構45と出力パターン発
生機構47に対し、どのようなパターンを用いたら良い
か、非常に難しい面が有る。幸い、制御対象1の動作を
ある動作点近傍で動作させるとモデルを正確に導き出せ
る方法が制御理論の分野でシステム同定という理論が確
立している。但し全動作領域では非線形性が強い対象で
モデル化が困難である。
そこで、特定の動作領域でモデルを作り、制御を実施し
、その状態で旨くいく制御系の入力と応答の関係をシミ
ュレーションで求め、それを学習用のデータとする。こ
の手順を、制御系の全動作領域に対し、動作点を順次移
動し、その時々の最適なモデリングと制御指令を求め学
習させる。即ち、第16図の制御対象シミュレータ60
のパラメータを調整し、特定の動作点で正確にシミュレ
ータ60が動作させる。の後、制御対象が典型的なパタ
ーンを発生するように入力パターン発生機構47.パラ
メータ調整機構61.制御対象シミュレータ60.指令
発生機構12を動作させ、これら処理47と60の出力
を夫々学習機構16の出力パターンと入力パターンとす
る。
このような構成の制御方式はパターン認識機構で対象の
波形を抽象化し、制御機構であいまい性迄含む制御が実
施できる。
次に、第25図に本発明を熱間圧延機に適用する場合の
実施例を示す。熱間圧延システムは圧延スタンド501
,502,503,504.電動、又は、油圧圧下装置
505,506,507゜508.509.電動機51
0,511,512゜513.514、ルーパ515,
516,517゜518.519、張力検出器520,
521゜522.523,524、被圧延材525、入
出力インタフェース526、パターン分類機構527、
制御機構528から構成される。圧延スタンド502,
503を拡大すると第25図の下部に示すような構成と
なり、例えば、圧延スタンド502はワークロール52
9,530.中間ロール531,532.バックアップ
ロール534゜535、から構成される。油圧圧下装置
507によって加えられる力は、バックアップロール5
34゜535、中間ロール531,532.ワークロー
ル529,530.を介して被圧延材525に加えられ
、その板厚が制御される。また、被圧延材にロールを介
して接触し、その付属する電動機535の回転角度を制
御することによって被圧延材525に加わる張力をルー
パ517が制御する。
さらに、被圧延材525には、張力計522が接触し、
被圧延材525の張力を計測する。入出力インタフェー
スには張力計の出力の張力、油圧圧下装置に付随する荷
重計の出力の荷重、中間ロールに接続され、ロールを駆
動する電動機510〜514の速度、ルーパの位置、各
電動機の電流値等が入出力インタフェースに入力される
。入出力インタフェース526に入力された制御対象の
状態は、ニューラルネットで構成されるパターン分類機
構527に入力される。パターン分類機構527に入力
された各種の信号のパターン(分布)、例えば、複数の
張力計の信号から構成される張力分布が予め記憶されて
いるパターンのどれに分類されて、その成分がどのくら
い含まれるかを、確信度として抽出され、制御機構52
8に出力される。制御機構では、その確信度を受け、フ
アジィ演算を実施し、各アクチュエータに対する指令を
決定し、入出力インタフェースに送る。
以上の動作を第26図を用いて説明する。、例えば、複
数個の張力検出器520〜524の出力のパターンの張
カバターンが、入出力インタフェース526を介してニ
ューラルネットに入力される。同様に、荷重パターン、
電動機510〜514の速度が作る速度パターン、本明
細書では図示しないが、圧延スタンド500〜504の
間の随所に設置された被圧延材の温度を計測する温度計
より得られる温度パターン、ルーパの回転角度から得ら
れる回転角度パターン、電動機の電流パターン等が入力
される。
ニューラルネット527は各パターンから、予め学習し
ている典型的なパターン成分が含まれる割合を確信度と
して、推論機構から構成される制御機構528に出力す
る。
次に、第27図を用いて、制御機構528の動作を説明
する。例えば、オペレータのノウハウとして、知識ベー
スに示すような、「もし、張カバターンが右下がりで、
荷重パターンが凹型で、速度パターンが凸型で、温度パ
ターンの急激に右下がりならば、速度パターンを平坦で
、圧下指令パターンを右下がりとする。」ある場合、ニ
ューラルネット527から張カバターンの右下がりの確
信度と、荷重パターンの凹型の確信度と、速度パターン
の凸型の確信度と、温度パターンの急激に右下がりの確
信度が得られる。
推論処理535は、知識ベース537と、上記複数の確
信度をもとにフアジィ推論を実施し、圧下指令が右下が
りのパターンとなることを導く。
なお、推論処理は条件部はミニ・マックス演算で、ルー
ルとの適合度を求め、結論部の重心で、アクチュエータ
の指令を発生する方法を用いる。指令が、この場合、圧
下指令パターンが右下がりという結論がでたとする。そ
の結論を受けて、指令発生機構538は右下がりのパタ
ーンから具体的な個々の油圧圧下装置圧下指令を作り出
す。個々の指令は、アクチュエータの油圧圧下装置に入
力される。
第28図に本発明の第25〜27図の構成を加熱炉に適
用する場合の構成図を示す。なお、ここでは、第25〜
27図と相違する分について述べる。鋼片540は送り
ピッチ制御装置541により加熱炉本体542に送りこ
まれる。加熱炉本体では、バーナ543の燃焼を制御す
る燃料制御装置544.燃焼するための空気を送る送風
ファン制御装置545.及び、炉内の温度分布を計測す
るための温度分布検出機構546.から構成される。加
熱炉の場合も、温度分布(温度パターン)や、鋼片の送
り装置の速度分布(パターン)等をニューラルネットに
入力すると、後は、熱間圧延システムと同しように制御
するとよいことは自明である。
さらに、連鋳を例に本発明の適用例を述べる。
第29図は連鋳設備を示すものである。転炉から供給さ
れた溶解した鋼材550は複数のロールの間を通ってロ
ールに冷却されつつ、鋼材となる。
第29図ではロール1本に電動機が接続されているが、
実際は各ロール551に電動機552が接続されている
。また、鋼材550の表面温度は直接図示しないが、複
数の温度検出器により、鋼材550の表面温度分布(パ
ターン)が計測され入出力インタフェースに入力される
。電磁撹拌器553は、鋼材が溶解されている状態で、
電磁力で撹拌し、鋼材の材質を一定にするものである。
この場合、温度パターン、複数個からなるロール551
の速度パターンを検出し、制御する。パターン検出や制
御方法は、熱間圧延と同様である。
なお本発明は、高炉や、鍍金曹等のプロセスラインに適
用できる。
なお、本発明の具体例として鉄鋼システムを用いて実施
例を説明してきたが、制御対象1.各種アクチュエータ
6.7,8,9,10.11は圧延機システムに限定す
る必要はなく、一般の制御対象やアクチュエータ及びコ
ントローラに適用できるのは自明である。例えば、鉄道
運行管理システムのように、列車ダイヤパターンを認識
し、各種のダイヤ組替えルールに従って、遅れた列車を
正常ダイヤに戻すようなシステムの制御に利用できる。
即ち、列車の運行をダイヤグラムで表現し、パターン認
識機構13で遅れた特徴を抽出する。
次に、その特徴量を基に推論機構は、例えば、列車の追
越は駅で実施する等の各種ルールを用いダイヤを作成す
る。その推論機構の結果を受け、指令計算機構33は、
個別の列車の運転指令を発生する。アクチュエータであ
る。列車は、前記指令に従って運転する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、圧延機の形状制御のようにパターンを
制御する方式に於て、オペレータのエキスパートとは制
御結果の波形を類形化し、波形の特徴を判断し、その特
徴に応じて制御する方式を実現でき、新しい事態が発生
しても、学習により対応できるので、柔軟で、高性能な
制御ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本発明を
圧延機制御システムに適用した実施例。 第3図はパターン認識機構図、第4図は指令発生機構図
、第5図は操作量決定手段の構成図、第6図は知識ベー
ス構成図、第7図は操作量決定手段の動作説明図、第8
図はプロダクション機構の動作説明図、第9図は指令値
計算手段の構成図、第10図は入力切換え装置の構成、
第11図は学習機構の構成、第12図は学習制御機構と
ノードの荷重関数との関連図、第13図は学習制御機構
の基本処理図、第14図は記憶機構の構成図、第15図
はパターン認識機構図、第16図は学習機構にシミュレ
ータを備えた時の構成図、第17図はパターン認識機構
の動作説明図、第18図は入力パターン例、第19図は
パターン認識機構の出力の説明図、第20図、第21図
は圧延材の時間的変化の説明図、第22図はプロダクシ
ョンルールとフアジィルールの一例を示した図、第23
図は類似度を操作量へ変換する方法の説明図、第24図
は入力波形の処理状況の説明図、第25図は熱間圧延シ
ステムの構成図、第26図は、熱間システムの特徴抽出
部の具体例、第27図は制御機構の動作図、第28図は
加熱炉の構成図、第29図は連鋳の構成図である。 ■・・・制御対象、13・・・パターン認識機構、12
・・・指令発生機構、 学習機構、 19゜ 27゜ 29・・・中間層、 30・・出力層、 31・・・入力層。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.複数のアクチユエータにより動作する制御対象と
    、前記複数のアクチユエータを個々に制御する複数のア
    クチユエータ制御機構と、前記制御対象とアクチユエー
    タの動作を検出する複数の検出器から構成される検出装
    置からなる制御システムにおいて、前記検出装置の複数
    の出力信号から、複数の信号を組合せたパターンのなか
    から特徴的なパターンの成分を抽出し、その成分に応じ
    てアクチュエータを操作するための指令を発生する最適
    性判定機構を設けたことを特徴とする制御システムと最
    適性判定装置。
  2.  2.請求項第1項において、前記最適性判定機構は、
    複数の制御方策を記憶した操作量決定手段と、前記検出
    装置より出力された複数の検出信号から、処理に使用す
    る制御方策を決定し、処理指令を発生する制御機構と、
    前記操作量決定手段により決定した操作量を、個々のア
    クチュエータの制御指令に変換する指令値計算手段によ
    り構成されることを特徴とする制御システム。
  3.  3.請求項第2項において、操作量決定手段に記憶さ
    れた複数の制御方策とは、知識ベースと推論部より構成
    された推論制御方策、パターン認識手法を用いた制御方
    策、フイードバツク制御等に用いられる補償器を用いた
    制御方策、状態モデルを用いた制御方策のいずれかから
    成ることを特徴とする制御システム。
  4.  4.請求項第1項において、前記最適性判定機構は、
    前記検出装置の複数の検出信号の複数の組合せパターン
    と前記複数の組合せパターンに対応したアクチユエータ
    の操作量を記憶する手段を有し、前記検出装置の複数の
    検出信号の新規出力パターンと、先に記憶された出力パ
    ターンを比較し、類似度の最も大きい記憶パターンに対
    する複数のアクチユエータの操作量を出力する構成とし
    たことを特徴とする制御システム。
  5.  5.請求項第1項において、前記最適性判定機構は、
    前記検出装置からの複数の検出信号の組み合せから、前
    記出力信号のパターンの類似度を求めるパターン認識機
    構と、前記類似度から複数のアクチユエータの個々の操
    作量を決定し、決定した操作量を前記複数のアクチユエ
    ータの指令信号に変換する指令発生機構より構成される
    ことを特徴とする制御装置。
  6.  6.請求項第5項において、前記パターン認識機構は
    、前記検出装置の複数の出力信号の組合せパターンを取
    り込む入力層と、前記入力層の出力信号に重みを掛けて
    加算し、その結果を指定した関数で写像する複数のノー
    ドで構成された第1段の中間層と、前記第1の中間層の
    各ノードの出力信号を入力信号して重みを掛けて加算し
    、その結果を指定した関数で写像する複数のノードで構
    成された別の中間層を複数段有し、前記別の中間層の最
    終段が、パターンの類似度を判定結果として出力する出
    力層で構成されたことを特徴とする制御システム。
  7.  7.請求項第6項において、前記指令発生機構は前記
    パターン発生機構の出力である複数のパターンの類似度
    から、知識ベースと推論機構を用いてアクチユエータに
    対する操作量を求め、前記操作量を前記複数のアクチユ
    エータの制御機構に対する指令信号に変換する構成とし
    たことを特徴とする制御システム。
  8.  8.請求項第1項において、前記最適性判定装置の判
    定結果の良否を判断する機構と、判断結果を外部に報知
    する手段と、前記最適性判定装置の内容を変更する手段
    とを有する教示装置を備えたことを特徴とする制御シス
    テム。
  9.  9.請求項第1項において、前記検出装置の出力信号
    を時経列的に記憶する記憶機構を設け、前記検出器の出
    力と前記記憶機構の出力を前記最適性判定装置へ入力し
    、前記最適性判定装置では時間的変化も加味した総合判
    定を可能としたことを特徴とする制御システム。
  10.  10.複数の検出器の検出信号と、前記検出器の出力
    信号に応じて制御を実行する複数のアクチユエータ制御
    機構と、前記複数のアクチユエータの動作により制御さ
    れる制御対象で構成された制御システムにおいて、前記
    複数の検出信号の組合せをパターンとして認識し、前記
    信号の組合せパターンを予め記憶する機能と、予め記憶
    されたパターンと新規入力パターンを比較する機能,比
    較結果をパターンの類似度として出力するパターン認識
    機構と、前記パターンの類似度をフアジ推論により各ア
    クチユエータの操作量に変換し、前記操作量を前記各ア
    クチユエータの指令値に変換する指令発生機構とを備え
    たことを特徴とする制御システム。
  11.  11.請求項第10項において、前記パターン認識機
    構にランメルハート型ニユーロコンピユータを用いたこ
    とを特徴とする制御システム。
  12.  12.請求項第11項において、前記パターン認識機
    構に入力パターンを印加し、前記パターン認識機構が理
    想出力となるように予め前記パターン認識機構の各ノー
    ドの重みを変更するための学習機構を備えたことを特徴
    とする制御システム。
  13.  13.請求項第11項において、前記学習機構はパタ
    ーン認識機構の入力層に入力する入力パターン発生機構
    、前記パターン認識機構の理想出力を発生する出力パタ
    ーン発生機構、前記パターン認識機構の出力パターンと
    、前記出力パターン発生機構の偏差を求める比較機構、
    前記比較結果に基づき、パターン発生機構内のノードの
    重みを変更する指令、及び前記入力パターン発生機構、
    出力パターン発生機構の動作指令を発生する学習制御機
    構で構成されることを特徴とする制御システム。
  14.  14.請求項第10項において、前記複数の検出器の
    検出信号を時経列的に記憶する記憶機構を備え前記検出
    器の検出信号と並列に前記記憶機構の出力を前記パター
    ン認識機構に入力する構成としたことを特徴とする制御
    システム。
  15.  15.複数のアクチユエータで動作する制御対象と、
    前記複数アクチユエータの動作および制御対象の動作を
    検出する検出器よりなる制御システムにおいて、前記複
    数の検出信号を用いて、制御システム全体の動作を認識
    し、システム全体としての動作が最適となるように前記
    個々のアクチユエータの制御量を決定する最適性判定装
    置を備えたことを特徴とする制御システム。
  16.  16.複数の駆動機構を備え材料を圧延する圧延機の
    制御システムにおいて、前記複数の駆動機構の状態及び
    圧延材の状態を検出して、その検出信号に基づいてシス
    テム全体の動作の良否を判定し、前記各駆動機構の操作
    量に分類して、前記各駆動機構に指令信号を出力する構
    成とした制御システム。
  17.  17.複数のアクチユエータの動作状態を入力できる
    複数の入力端子と複数のアクチユエータに対する制御指
    令を出力する複数の出力端子を有し、前記入力信号に基
    づき、システム全体の動作の良否を判定し、その判定結
    果に基づき各出力端子への出力信号を決定する機能を備
    えた最適性判定装置。
  18.  18.請求項第17項において、システム全体の動作
    信号の組合せをパターン化し、前記パターンを記憶する
    機能を有し、記憶された複数のパターンと新規入力信号
    のパターンとの類似度を求め、前記類似度から、各出力
    信号を求める推論機能とで構成された最適性判定装置。
  19.  19.特許請求第10項において、制御対象を熱間圧
    延機とすることを特徴とする制御システム。
  20.  20.特許請求第10項において、制御対象を加熱炉
    とすることを特徴とする制御システム。
  21.  21.特許請求第10項において、制御対象を連続鋳
    造システムとすることを特徴とする制御システム。
  22.  22.特許請求範囲第2項において、操作量を決定す
    る手段として、出力パターンから、分布的に配置された
    個々のアクチュエータの指令を発生することを特徴とす
    る制御システム。
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