JPH048946A - 内燃機関のバランサシャフト - Google Patents

内燃機関のバランサシャフト

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JPH048946A
JPH048946A JP10967490A JP10967490A JPH048946A JP H048946 A JPH048946 A JP H048946A JP 10967490 A JP10967490 A JP 10967490A JP 10967490 A JP10967490 A JP 10967490A JP H048946 A JPH048946 A JP H048946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balancer shaft
lubricating oil
section
shaft
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10967490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ishizuka
石塚 隆史
Yasuo Matsumoto
松本 泰郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10967490A priority Critical patent/JPH048946A/ja
Publication of JPH048946A publication Critical patent/JPH048946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、内燃機関の回転振動を抑制するようにクラ
ンクシャフトに同期して駆動されるバランサシャフトの
改良に関する。
従来の技術 内燃機関の回転振動を抑制するために、偏心したカウン
タウェイト部を有するバランサンヤフトをクランクシャ
フトと平行に設け、該バランサンヤフトをクランクシャ
フトと同期回転させて、内燃機関自体の起振力とバラン
サンヤフトの起振力とを互いに相殺するようにしたバラ
ンサシャフト機構が従来から知られている(特開昭62
−204069号公報等参照)。
第5図および第6図は、この従来のバランサシャフト機
構の一例を示すもので、シリンダブロック1の側面にバ
ランサシャフトケース2が膨出形成されており、このバ
ランサシャフトケース2内部に、クランクシャフトと平
行な細長い空洞状をなすバランサシャフト収容室3が画
成されている。
上記バランサシャフト収容室3は、一端が開口しており
、この開口端側に第1軸受部4が形成されているととも
に、中間部に第2軸受部5が形成されている。そして、
このバランサシャフト収容室3内にバランサシャフト6
が挿入されている。
上記バランサシャフト6は、断面真円形をなす軸部7と
該軸部7に対し偏心したカウンタウェイト部8とからな
り、軸部7に第1ジャーナル部9が形成されているとと
もに、カウンタウェイト部8の長手方向略中央部に第2
ジャーナル部IOが形成されている。上記第1ジャーナ
ル部9および第2ジャーナル部lOは、それぞれバラン
サシャフト収容室3の第1軸受部4および第2軸受部5
に嵌合し、回転自在に支持されている。また、これらの
軸受面には図示せぬ潤滑油通路を介して潤滑油が強制的
に供給されるようになっている。尚、上記バランサシャ
フト6のカウンタウェイト部8は、第6図に示すように
、軸部7と同一の中心を有する断面半円形に形成されて
いる。
また上記バランサシャフト6は、第1ジャーナル部9か
ら外側へ突出した軸部7の端部7aに図示せぬチェーン
スプロケットが取り付けられ、チェーンを介してクラン
クシャフトと同期した形で矢印ω方向に駆動されるよう
になっている。
発明が解決しようとする課題 上記のように構成されたバランサシャフト機構において
は、第1ジャーナル部9および第2ジャーナル部10の
各軸受面に供給された潤滑油が潤滑後にバランサシャフ
ト収容室3内に一旦流入し、バランサシャフト収容室3
の例えば前後両端部に設けられた潤滑油出口11から排
出される。ここで、バランサシャフト収容室3の内壁面
3aは、バランサシャフトケース2の小型化を図るため
に、カウンタウェイト部Sの回転軌跡に極力近接して形
成してあり、その結果、両者間に潤滑油(符号12とし
て示す)が滞留し易くなり、この潤滑油12とカウンタ
ウェイト部8とが衝突することによって、出力損失の増
大や燃料消費率の悪化等を招く不具合があった。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、内燃機関のシリンダブロックに細
長い空洞状に形成されたバランサシャフト収容室内に挿
入配置され、かつ複数箇所のジャーナル部で回転自在に
支持されるとともに、偏心したカウンタウェイト部を有
し、かつクランクシャフトに同期して駆動される内燃機
関のバランサシャフトにおいて、上記カウンタウェイト
部の外周面に、バランサシャフト収容室の潤滑油出口へ
向けて潤滑油を送るようにスパイラル状の溝を形成した
ことを特徴としている。
作用 上記構成では、バランサシャフトの回転に伴いカウンタ
ウェイト部外周面のスパイラル状の溝が一種のポンプ作
用を果たし、カウンタウェイト部外周面とバランサシャ
フト収容室内壁面との間に存在する潤滑油を潤滑油出口
へ向けて送り出す。
従って、カウンタウェイト部周囲から速やかに潤滑油が
排出され、カウンタウェイト部との衝突が抑制される。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
尚、以下の実施例における基本的構成は前述した従来の
ものと特に変わらないので、同一部分に同一符号を付し
て説明する。
第1図および第2図は、この発明の第1実施例を示して
いる。
前述したように、シリンダブロックl側には、バランサ
シャフトケース2によって細長い空洞状をなすバランサ
シャフト収容室3が形成され、その一端の開口部および
中間部に、第1軸受部4および第2軸受部5が形成され
ている。そして、上記バランサシャフト収容室3の前後
両端部に、潤滑油出口11がそれぞれ開口形成されてい
る。
また軸部7および断面半円形のカウンタウェイト部8か
らなるバランサシャフト6は、第1ジャーナル部9およ
び第2ジャーナル部10を有し、各ジャーナル部9.1
0と第1.第2軸受部4゜5との嵌合によって回転自在
に支持されている。
第2ジャーナル部IOは、前述したように、カウンタウ
ェイト部8の長手方向略中央に形成されている。
そして、上記カウンタウェイト部8の外周面には、スパ
イラル状の溝13が形成されている。尚、上記カウンタ
ウェイト部8は、前述したように断面半円形をなしてい
るので、その円筒面部分のみに不連続な多数の溝I3が
平行に形成されている。
ここで、上記溝13は、第2ジャーナル部IOを中心と
して左右で異なる方向に傾斜している。
詳しくは、バランサシャフト6が矢印ω方向に回転する
ものとして、潤滑油12を左右の潤滑油出口11へ向け
てそれぞれ送り出すような方向に溝13が傾斜している
従って、上記構成では、バランサシャフト6が矢印ω方
向に高速で回転すると、カウンタウェイト部8とバラン
サシャフト収容室3の内壁面3aとの間に存在する潤滑
油12に対し、スパイラル状の溝13によって一種のポ
ンプ作用が働き、潤滑油I2がそれぞれ左右両側へ送り
出される。つまり、左右両端部の潤滑油出口11へ向け
て押し出され、該潤滑油出口11から速やかに排出され
るようになる。
そのため、カウンタウェイト部8とバランサシャフト収
容室3の内壁面3aとの間に滞留する潤滑油12は少な
くなり、潤滑油12とカウンタウェイト部8との衝突に
よる出力損失や燃料消費率の悪化が抑制される。
次に、第3図はこの発明の第2実施例を示している。
この実施例では、一対の潤滑油出口11か第2軸受部5
に隣接して開口形成されてし)る。そして、これに応じ
て、スパイラル状の溝13は、前述した第1実施例とは
逆の方向に傾斜した状態に形成されている。
すなわち、この第2実施例においては、カウンタウェイ
ト部8とバランサシャフト収容室3の内壁面3aとの間
に存在する潤滑油12が第2軸受部5および第2ジャー
ナル部10へ向けて寄せ集められることになり、やはり
潤滑油出口11から速やかに排出される。
次に第4図は、この発明の第3実施例を示している。
この第3実施例では、第2ジャーナル部10によって2
分割されたカウンタウェイト部8の左右の部分の略中央
部に対応して潤滑油出口11がそれぞれ開口形成されて
いる。そして、カウンタウェイト部8の外周面に形成さ
れた溝13は、各潤滑油出口11を中心として対称形状
に傾斜し、該潤滑油出口ll付近に潤滑油12を寄せ集
めるようになっている。尚、潤滑油出口11の前面を通
過する屑13の端部13aは、その傾斜が非常に小さく
、略周方向に沿っている。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る内燃機関
のバランサシャフトによれば、カウンタウェイト部の外
周面にスパイラル状の溝を形成することによって、バラ
ンサシャフト収容室内壁面との間に存在する潤滑油を潤
滑油出口へ向けて速やかに移動させることができ、両者
間に滞留する潤滑油を少なく保つことができる。従って
、カウンタウェイト部と潤滑油との衝突による出力損失
の増加や燃料消費率の悪化を抑制することができる。ま
た、バランサシャフト収容室の内壁面をカウンタウェイ
ト部外周面にそれだけ近接して配置することが可能とな
り、バランサシャフト機構の小型化に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るバランサシャフトの第1実施例
を示すバランサシャフト機構の断面図、第2図は第1図
の■−■線に沿った断面図、第3図はこの発明の第2実
施例を示す断面図、第4図はこの発明の第3実施例を示
す断面図、第5図は従来におけるバランサシャフト機構
を示す断面図、第6図は第5図における■−■線に沿っ
た断面図である。 3・・・バランサシャフト収容室、6・・・バランサシ
ャフト、8・・・カウンタウェイト部、II・・潤滑油
出口、13・・・溝。 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関のシリンダブロックに細長い空洞状に形
    成されたバランサシャフト収容室内に挿入配置され、か
    つ複数箇所のジャーナル部で回転自在に支持されるとと
    もに、偏心したカウンタウェイト部を有し、かつクラン
    クシャフトに同期して駆動される内燃機関のバランサシ
    ャフトにおいて、上記カウンタウェイト部の外周面に、
    バランサシャフト収容室の潤滑油出口へ向けて潤滑油を
    送るようにスパイラル状の溝を形成したことを特徴とす
    る内燃機関のバランサシャフト。
JP10967490A 1990-04-25 1990-04-25 内燃機関のバランサシャフト Pending JPH048946A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10967490A JPH048946A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 内燃機関のバランサシャフト

Applications Claiming Priority (1)

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JP10967490A JPH048946A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 内燃機関のバランサシャフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH048946A true JPH048946A (ja) 1992-01-13

Family

ID=14516304

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JP10967490A Pending JPH048946A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 内燃機関のバランサシャフト

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JP (1) JPH048946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047284A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関におけるバランス装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011047284A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関におけるバランス装置

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