JPH0489261A - インクジエットプリンタ用ヘツド - Google Patents

インクジエットプリンタ用ヘツド

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JPH0489261A
JPH0489261A JP20393790A JP20393790A JPH0489261A JP H0489261 A JPH0489261 A JP H0489261A JP 20393790 A JP20393790 A JP 20393790A JP 20393790 A JP20393790 A JP 20393790A JP H0489261 A JPH0489261 A JP H0489261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
electrode
cathode electrode
anode electrode
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP20393790A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Hyodo
兵頭 正康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクを噴射して記録紙に付着させるインクジ
ェットプリンタ用ヘッドに関し、特にヘッド本体の構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、インクジェットプリンタ用ヘッドとしては、イン
クを発熱体によって沸騰させてその圧力で噴射するサー
マルインクジェット方式のものや、圧電素子を利用した
ポンプによってインクを噴射する方式のもの等、種々の
ものが使用さ−れている。
特に、熱エネルギーを利用するインクジェットプリンタ
用ヘッドには、インクの絶縁破壊を応用したリキッド・
スパーク方式のものがある。これは、インクが絶縁破壊
する時に生じる熱エネルギーを利用するもので、インク
をこの熱によって加熱して沸騰させ、その圧力によって
ノズルから記録紙に向かって噴射させるように構成され
ていた。このリキッド・スパーク方式のインクジェット
プリンタ用ヘッドは、インクを噴射するノズルとこのノ
ズルに連通されたインク槽とにそれぞれ電極が設置され
ており、画電極に高電圧を印加することによってノズル
内の電極とインクの液面との間で放電させる構造であっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このように構成されたリキッド・スパーク方
式のインクジェットプリンタ用ヘッドでは、インク液の
絶縁破壊による熱エネルギーを大きくして噴射圧を高め
るためには、通電用電極どうしの間隔を広く設定しなけ
ればならず、高電圧大電流ドライブが必要になるという
問題があった。
このようにすると通電用電極が焼損されやすい。
また、インクは流動性をもっており、しかもインクが電
気分解することに起因して生しる分解物質によって電極
間が導通されやすいため、通電加熱させ難いものであっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るインクシエンドプリンタ用ヘッドは、カソ
ード電極が埋設されかつインク噴射用細孔が前記カソー
ド電極を貫通して穿設された絶縁性基体と、この絶縁性
基体の裏側に前記カソード電極とは間隔をおいて設けら
れて前記細孔に露出するアノード電極とを有し、前記絶
縁性基体の表側を記録紙に対向させて配置されたヘッド
本体と、導電性インクが溜められてこの導電性インクに
前記絶縁性基体を浸すインク槽と、前記カソード電極お
よびアノード電極に給電するパルス通電装置とを備えた
ものである。
〔作 用〕
カソード電極およびアノード電極に通電すると、インク
が熱によって気化することにより細孔内に気泡が生じ、
この気泡を介して両電極間で気体放電が起きてプラズマ
ジェットが発生する。このプラズマジェットによってイ
ンクが噴射される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によって詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係るインクジェットプリンタ用ヘッド
の概略構成を示す断面図である。同図において、1はヘ
ッド本体としてのノズル、2はインク槽で、このインク
槽2内には導電性インク3が溜められている。なお、4
は記録紙を示す。
前記ノズル1は、ポリイミドフィルム等の高誘電率を有
する有機薄膜からなる基体5と、この基体5内に埋設さ
れた板状の7ノード電極6.カソード電極7等とから構
成されており、インク噴射用細孔8が各構成部材を貫通
するように穿設されている。このノズル1は燃焼層1a
とインク層1bとからなる2層構造とされ、金属基板(
アノード電極6.カソード電極7)にポリイミドフィル
ム等の有機薄膜をコーティングしたものを積層させて形
成されている。そして、この積層物を貫通するようにレ
ーザービーム等によってインク噴射用細孔8が穿設され
ている。また、前記アノード電極6およびカソード電極
7は、アルミニウム等の高温で水素および酸素の吸着が
少ない金属を板状に形成したものが使用されており、パ
ルス通電手段(図示せず)に接続されて給電されるよう
に構成されている。このように構成されたノズル1は、
アノード電極側端部をインク槽2内の導電性インク3内
に浸漬させると共に、他方の端部を記録紙4に対向させ
た状態で固定されている。ノズル1を導電性インク3内
に浸漬させると、導電性インク3は毛管現象によりイン
ク噴射用細孔8内にはい上がる。このため、インク噴射
用細孔8内は導電性インク3で満たされることになる。
次に、このインクジェットプリンタ用ヘッドの動作につ
いて説明する。このノズル1では、アノード電極6およ
びカソード電極7に通電することによってインクが噴射
する。すなわち、アノード電極6とカソード電極7との
間に定電圧を印加すると、燃焼層1aの部分に滞留する
導電性インク3を通して瞬時に電流が流れる。この通電
に続いて導電性インク3は熱気化し、アノード電極6と
カソード電極7を熱気泡で覆うことになる。燃焼層1a
の厚さと通電時間を適切に選定することによりアノード
電極6とカソード電極7の間で気体放電を起こすことが
できる。したがって、インク噴射用細孔8内でプラズマ
ジェットが発生し、インク層1bの部分に滞留する導電
性インク3は上記プラズマジェットによって記録紙4に
向かって吐出される。
このようなインクの液相、気相、プラズマという状態変
化の繰返しをパルス通電手段で実現することによって、
インクジェットプリンタ用ヘノドとしての機能が得られ
る。
なお、本実施例では毛管現象によってインク噴射用細孔
8へ導電性インク3を導入させた例を示したが、導電性
インク3の補充速度を高めるために第2図に示すように
ヘッド本体に高圧電極を設けることもできる。
第2図はヘッド本体にインク補充用電極を設けた他の実
施例を示す側断面図である。これらの図において前記第
1図で説明したものと同一もしくは同等部材については
、同一符号を付し詳細な説明は省略する。第2図におい
て、11は高圧電極を示す。この高圧電極11は一対の
平行平面板電極構造とされ、ノズル1における噴射孔並
設方向両側部に、ノズル1を介して対向するように取付
けられている。そして、この高圧電極11は、アノード
電極6.カソード電極7へ通電される通電パルスと逆位
相で高電圧が印加されるように構成されている。この高
電圧電極11へ通電すると、インク吐出方向に対して直
交する方向に高電圧が印加され、静電誘導によりインク
噴射用細孔8に導電性インク3が導かれ易くなる。すな
わち、この構造とすると、導電性インク3の誘電率に応
じてノズルl内へのヘンク補充を高速に行なうことがで
きるようになり、高速印字可能なインクジェットプリン
タ用ヘッドが得られる。
また、上述した各実施例ではノズルを固定式とした例を
示したが、第3図に示すようにノズルの絶縁性基体およ
びカソード電極を可動式とすることもできる。
第3図は移動式絶縁性基体を備えたインクジェットプリ
ンタ用ヘッドの他の実施例を示す断面図である。同図に
おいて前記第1図で説明したものと同一もしくは同等部
材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
第3図において、21は絶縁性基体としての有孔フィル
ム、22はアノード電極で、これらによってヘッド本体
が構成されている。
前記有孔フィルム21は、アルミニウム等の金属基板の
両面に絶縁膜をコーティングしたものに対して印字ドツ
トに較べて数倍の分布密度で微細貫通孔23を開けて形
成されている。すなわち、この有孔フィルム21は絶縁
性を有するフィルムにカソード電極7を埋設させた構造
で、微細貫通孔23がこの有孔フィルム21の長手方向
に沿って複数並設されている。また、この有孔フィルム
21および有孔フィルム21に埋設されたカソード電極
7は、それぞれ可撓性を有する材料によって形成されて
いる。そして、この有孔フィルム21は、フィルム送り
装置(図示せず)によってアノード電極22やインク槽
2に対して図中矢印方向へ相対的に移動するように構成
されている。なお、21aは有孔フィルム21の燃焼層
、21bはインク層を示す。
前記アノード電極22は前記有孔フィルム21が密着摺
動する電極面22aが前面に形成されており、装置本体
(図示せず)に固定されている。
また、この実施例では前記インク槽2もアノード電極2
2と同様に固定されている。
このように構成されたインクジェットプリンタ用ヘッド
では、有孔フィルム21はインク槽2を通過する時に毛
管現象によりインク液3が微細貫通孔23内に導かれ、
導電性インク3を担持する。
そして、微細貫通孔23の下部開口部がアノード電極2
2の電極面22aと対応する位置に達すると、導電性イ
ンク3を通ってアノード電極22゜カソード電極7間に
電流が流れる。この通電に続いて、有孔フィルム21の
燃焼層21a内に滞留する導電性インク3は熱気化し、
微細貫通孔23内で気体放電が起きる。したがって、微
細貫通孔23内でプラズマジェットが発生し、インク層
21bの部分に滞留する導電性インク3は上記プラズマ
ジェットによって記録紙4に向かって吐出される。
このようなインクの液相、気相、プラズマという状態変
化の繰返しをパルス通電手段で実現することによって、
インクジェットプリンタ用ヘッドとしての機能が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るインクジェットプリン
タ用ヘッドは、カソード電極が埋設されかつインク噴射
用細孔が前記カソード電極を貫通して穿設された絶縁性
基体と、この絶縁性基体の裏側に前記カソード電極とは
間陽をおいて設けられて前記細孔に露出するアノード電
極とを有し、前記絶縁性基体の表側を記録紙に対向させ
て配置されたヘッド本体と、導電性インクが溜められて
この導電性インクに前記絶縁性基体を浸すインク槽と、
前記カソード電極およびアノード電極に給電するパルス
通電装置とを備えたため、カソード電極およびアノード
電極に通電すると、インクが熱によって気化することに
より細孔内に気泡が生じ、この気泡を介して両電極間で
気体放電が起きてプラズマジェットが発生する。このプ
ラズマジェットによってインクが噴射される。したがっ
て、導電性インクに通電することにより液相、気相。
プラズマの順にインクの状態を変化させるため、通電電
極が焼損するのを抑えつつインク噴射圧を高めることが
できる。また、電気分解により発生する水素がインク噴
射用細孔内で爆破することによってインク噴射圧は倍加
するので、他の分解物はインクと共にヘッド本体外へ吐
出される。このため、電気分解や熱分解による分解物が
炭化して電極間が導通されるのを可及的抑えることがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインクジェットプリンタ用ヘッド
の概略構成を示す断面図、第2図はヘッド本体にインク
補充用電極を設けた他の実施例を示す側断面図、第3図
は移動式絶縁性基体を備えたインクジェットプリンタ用
ヘッドの他の実施例を示す断面図である。 ■・・・・ノズル、2・・・・インク槽、3・・・・導
電性インク、4・・・・記録紙、50.・・基体、6,
22・・・・アノード電極、7・・・・カソード電極、
8・・・・インク噴射用細孔、21・・・・有孔フィル
ム、23・・・・微細貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カソード電極が埋設されかつインク噴射用細孔が前記カ
    ソード電極を貫通して穿設された絶縁性基体と、この絶
    縁性基体の裏側に前記カソード電極とは間隔をおいて設
    けられて前記細孔に露出するアノード電極とを有し、前
    記絶縁性基体の表側を記録紙に対向させて配置されたヘ
    ッド本体と、導電性インクが溜められてこの導電性イン
    クに前記絶縁性基体を浸すインク槽と、前記カソード電
    極およびアノード電極に給電するパルス通電装置とを備
    えたことを特徴とするインクジェットプリンタ用ヘッド
JP20393790A 1990-08-02 1990-08-02 インクジエットプリンタ用ヘツド Pending JPH0489261A (ja)

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JP20393790A JPH0489261A (ja) 1990-08-02 1990-08-02 インクジエットプリンタ用ヘツド

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JPH0489261A true JPH0489261A (ja) 1992-03-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500464A (ja) * 2008-08-20 2012-01-05 ヴィジョン・ダイナミックス・ホールディング・ベスローテン・ヴェンノーツハップ 基板の表面をパターニングするためにプラズマ放電を起こすデバイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012500464A (ja) * 2008-08-20 2012-01-05 ヴィジョン・ダイナミックス・ホールディング・ベスローテン・ヴェンノーツハップ 基板の表面をパターニングするためにプラズマ放電を起こすデバイス
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