JPH0489221A - 中空型物の製造法 - Google Patents
中空型物の製造法Info
- Publication number
- JPH0489221A JPH0489221A JP20345490A JP20345490A JPH0489221A JP H0489221 A JPH0489221 A JP H0489221A JP 20345490 A JP20345490 A JP 20345490A JP 20345490 A JP20345490 A JP 20345490A JP H0489221 A JPH0489221 A JP H0489221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- molten resin
- resin
- pressurized fluid
- injected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 52
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 52
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000012744 reinforcing agent Substances 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂から中空型物を作る方法に関する。
溶融した樹脂を型キャビティ内に導入した後に又は導入
しながら、該型キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を
注入し、樹脂が固化してから圧力を解放することによっ
て中空型物を作る方法は公知である（特開昭６０−２４
９１３＞。注入される流体、特に気体の圧力は、気体が
溶融樹脂中に入るに十分な程に高く保持されるが、しか
し、成形品の周辺の皮、（表面層）つまり壁を破る程に
高くてはならないとされる。
しながら、該型キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を
注入し、樹脂が固化してから圧力を解放することによっ
て中空型物を作る方法は公知である（特開昭６０−２４
９１３＞。注入される流体、特に気体の圧力は、気体が
溶融樹脂中に入るに十分な程に高く保持されるが、しか
し、成形品の周辺の皮、（表面層）つまり壁を破る程に
高くてはならないとされる。
上記公知法において、加圧流体は溶融樹脂の流動抵抗が
少しでも低い方へと流れて、溶融樹脂を移動させる。従
って、キャビティ内を流れて進む溶融樹脂において流動
抵抗の大きなバラつきがあると肉厚が均一とならず、よ
り不都合には溶融樹脂の壁が加圧流体により突き破られ
ることがある。
少しでも低い方へと流れて、溶融樹脂を移動させる。従
って、キャビティ内を流れて進む溶融樹脂において流動
抵抗の大きなバラつきがあると肉厚が均一とならず、よ
り不都合には溶融樹脂の壁が加圧流体により突き破られ
ることがある。
本発明は、この問題を解決して、均一な肉厚の中空型物
を作ることを目的とする。
を作ることを目的とする。
加圧流体が溶融樹脂を押して移動させる流動先端におい
て、この加圧流体の圧力に抗する圧力を負荷することに
よって、流動先端の速度を低下させかつより均一にでき
、従って目的とする均一な肉厚の中空型物を作ることが
出来ることを本発明者は見出した。
て、この加圧流体の圧力に抗する圧力を負荷することに
よって、流動先端の速度を低下させかつより均一にでき
、従って目的とする均一な肉厚の中空型物を作ることが
出来ることを本発明者は見出した。
すなわち、本発明は、溶融した樹脂を型キャビティ内に
導入し、該型キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を注
入することを含む中空型物の製造方法おいて、上記加圧
流体の注入よりも前に加圧気体をキャビティ空隙内に導
入し、次に該キャビティ空隙内の加圧気体の圧力に抗し
て加圧流体を溶融樹脂中に注入し、もって溶融樹脂の流
動先端の速度を調節することを特徴とする方法である。
導入し、該型キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を注
入することを含む中空型物の製造方法おいて、上記加圧
流体の注入よりも前に加圧気体をキャビティ空隙内に導
入し、次に該キャビティ空隙内の加圧気体の圧力に抗し
て加圧流体を溶融樹脂中に注入し、もって溶融樹脂の流
動先端の速度を調節することを特徴とする方法である。
第１図は、本発明で用いる射出成形機の金型の断面の概
念図である。１は上型、２は下型であり、３がキャビテ
ィである。好ましい実施態様においては、溶融樹脂をキ
ャビティに射出するより前に、加圧気体、好ましくは空
気又は窒素をキャビティに充填する。そのために、加圧
気体供給源に通じるバルブ４を開け、バルブ５は閉じた
ままとする。
念図である。１は上型、２は下型であり、３がキャビテ
ィである。好ましい実施態様においては、溶融樹脂をキ
ャビティに射出するより前に、加圧気体、好ましくは空
気又は窒素をキャビティに充填する。そのために、加圧
気体供給源に通じるバルブ４を開け、バルブ５は閉じた
ままとする。
加圧気体は、金型の合せ面に設けられた通路を通ってキ
ャビティに入る。加圧気体の圧力は、たとえば５〜５０
ｋｇ／ａ（、好ましくは１０〜２５ｋｇ／＝である。
ャビティに入る。加圧気体の圧力は、たとえば５〜５０
ｋｇ／ａ（、好ましくは１０〜２５ｋｇ／＝である。
次に、第２図に示すように溶融樹脂をキャビティ内へ射
出する。溶融樹脂の量は、キャビティを充満するに不足
する所定量であり、所望の中空の体積割合により決まる
。中空型物製品中の中空の体積割合は、たとえば１０〜
７０％、特に３０〜６０％である。
出する。溶融樹脂の量は、キャビティを充満するに不足
する所定量であり、所望の中空の体積割合により決まる
。中空型物製品中の中空の体積割合は、たとえば１０〜
７０％、特に３０〜６０％である。
続いて、加圧流体、好ましくは加圧気体（たとえば空気
又は窒素）を溶融樹脂中に直接注入する。
又は窒素）を溶融樹脂中に直接注入する。
これを行うなめに、第２図に示すようにキャビティの中
に先端が位置する針６を金型に設ける。
に先端が位置する針６を金型に設ける。
針６は固定されていてもよく、また前後に移動できるよ
うにしてもよい。針６は、加圧流体の供給源に通じる。
うにしてもよい。針６は、加圧流体の供給源に通じる。
加圧流体を注入してゆくにつれて、溶融樹脂中に中空が
生じ、中空が大きくなってゆき、同時に溶融樹脂がキャ
ビティ間隙７の方に押されて移動する。このとき樹脂の
流動先端には、キャビティ空隙に存在する加圧気体の圧
力が対抗してかかっている。従って、樹脂中に針６から
加圧流体を注入したときに、流動先端の抵抗の小さい個
所のみが突出して移動して樹脂の層が破れるという従来
の問題点が解消され、流動先端の速度分布が平均化され
る。
生じ、中空が大きくなってゆき、同時に溶融樹脂がキャ
ビティ間隙７の方に押されて移動する。このとき樹脂の
流動先端には、キャビティ空隙に存在する加圧気体の圧
力が対抗してかかっている。従って、樹脂中に針６から
加圧流体を注入したときに、流動先端の抵抗の小さい個
所のみが突出して移動して樹脂の層が破れるという従来
の問題点が解消され、流動先端の速度分布が平均化され
る。
かくして、第３図に示すように溶融樹脂中に中空が生じ
る。樹脂の流動先端が相当にキャビティ先端に近づいた
とき、又はそれより早くに樹脂が流動している間に、キ
ャビティ先端の気体圧力を解放する。すると、樹脂はキ
ャビティ先端まで到達して、第４図に示すような中空型
物が出来る。
る。樹脂の流動先端が相当にキャビティ先端に近づいた
とき、又はそれより早くに樹脂が流動している間に、キ
ャビティ先端の気体圧力を解放する。すると、樹脂はキ
ャビティ先端まで到達して、第４図に示すような中空型
物が出来る。
次に樹脂を固化させ、そして中空内部の加圧流体の圧力
を大気圧まで減圧する。そのために加圧流体は針６を通
って大気中に放出されるが、又は回収される。
を大気圧まで減圧する。そのために加圧流体は針６を通
って大気中に放出されるが、又は回収される。
以上では好ましい一実施態様を説明した。第２図に示す
樹脂の射出と並行して、第３図に示すように加圧流体を
樹脂中に注入してもよい。第２図のように樹脂を射出し
てから、キャビティ先端に加圧気体を導入し、しかる後
に加圧流体を樹脂中に注入してもよい。加圧流体の注入
を、複数個所で行ってもよい。また、キャビティよりも
上流の個所で行ってもよい。
樹脂の射出と並行して、第３図に示すように加圧流体を
樹脂中に注入してもよい。第２図のように樹脂を射出し
てから、キャビティ先端に加圧気体を導入し、しかる後
に加圧流体を樹脂中に注入してもよい。加圧流体の注入
を、複数個所で行ってもよい。また、キャビティよりも
上流の個所で行ってもよい。
キャビティに導入する加圧気体の圧力、キャビティに射
出する樹脂の量、樹脂に注入する加圧流体の量及び圧力
などは、成形体の形状の複雑さ、中空の体積割合、樹脂
の流動粘度などの性質等に応じて適宜法めることができ
る。
出する樹脂の量、樹脂に注入する加圧流体の量及び圧力
などは、成形体の形状の複雑さ、中空の体積割合、樹脂
の流動粘度などの性質等に応じて適宜法めることができ
る。
本発明において樹脂は、総ての熱可塑性樹脂を包含し、
慣用の充填剤、強化剤、顔料、染料、安定剤、難燃剤な
どを含む組成物であってもよい。
慣用の充填剤、強化剤、顔料、染料、安定剤、難燃剤な
どを含む組成物であってもよい。
４、
第１図は、本発明方法を実施する射出成形機の金型部分
の断面図である。第２〜４図は、本発明方法の各工程を
示す図である。 出 願 人； 日本ジ−イープラスチックス 株式会社 第 暑 図 第２図
の断面図である。第２〜４図は、本発明方法の各工程を
示す図である。 出 願 人； 日本ジ−イープラスチックス 株式会社 第 暑 図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、溶融した樹脂を型キャビティ内に導入し、該型キャ
ビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を注入することを含む
中空型物の製造方法において、上記加圧流体の注入より
も前に加圧気体をキャビティ空隙内に導入し、次に該キ
ャビティ空隙内の加圧気体の圧力に抗して加圧流体を溶
融樹脂中に注入し、もって溶融樹脂の流動先端の速度を
調節することを特徴とする方法。 ２、キャビティ空隙内に導入される気体の圧力が５〜５
０ｋｇ／ｃｍ＾２である請求項１記載の方法。 ３、溶融樹脂中に注入される加圧流体およびキャビティ
空隙内に導入される加圧気体が、加圧空気および加圧窒
素より選ばれる請求項１又は２記載の方法。 ４、溶融樹脂を型キャビティ内に導入するより前に、加
圧気体をキャビティ内に導入する請求項１〜３のいずれ
か一つに記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20345490A JPH0489221A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 中空型物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20345490A JPH0489221A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 中空型物の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489221A true JPH0489221A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16474390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20345490A Pending JPH0489221A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 中空型物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0489221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3022233U (ja) * | 1995-08-31 | 1996-03-22 | 高木デルタ化工株式会社 | ヒール部を一体に形成した合成樹脂性履物底 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20345490A patent/JPH0489221A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3022233U (ja) * | 1995-08-31 | 1996-03-22 | 高木デルタ化工株式会社 | ヒール部を一体に形成した合成樹脂性履物底 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2993866B2 (ja) | 射出成形機及び射出成形方法 | |
| US5225141A (en) | Process for injection molding a hollow plastic article | |
| AU660434B2 (en) | Method for the use of gas assistance in the molding of plastic articles to enhance surface quality | |
| US4092385A (en) | Method of producing molded parts with a smooth noncellular skin and a cellular core from foamable thermoplastic material | |
| EP0493447A1 (en) | PROCESS FOR MOLDING PLASTIC ARTICLES ASSISTED BY GAS. | |
| JP2755826B2 (ja) | 可塑性プラスチック材料から成形品を射出成形するための方法 | |
| EP0806272A4 (en) | IMPROVED INJECTION MOLDING METHOD FOR PRODUCING BLOW-MOLDED OBJECTS AND MOLDING TOOL | |
| CA2018683A1 (en) | Process for production of injection molded parts from plastic material | |
| JPH0489221A (ja) | 中空型物の製造法 | |
| EP0191623A2 (en) | Process for producing sandwich mouldings | |
| US5759476A (en) | Method for processing plastic material | |
| US5465908A (en) | Gas-feeding nozzle | |
| WO2002014047A3 (en) | Molded article having hollow rim portion and process for producing such articles | |
| JPH08118418A (ja) | サンドイッチ成形品の射出装置 | |
| JPS61206612A (ja) | 射出成形用ホットランナ金型 | |
| JPH03138126A (ja) | 均一薄肉中空成形品の射出成形方法 | |
| JP2987782B2 (ja) | 中空射出成形方法 | |
| JPH03138115A (ja) | 偏肉構造部を有する中空成形品の射出成形方法 | |
| JPH0753382B2 (ja) | 中空型物の製造法 | |
| JPH07164486A (ja) | 成形用金型 | |
| JPH09300406A (ja) | 中空部を有する複数の成形品の射出成形方法、及び金型 | |
| JPH02125711A (ja) | 射出成形方法 | |
| Itha et al. | MOULD FLOW ANALYSIS OF ROLLING STAIR LADDER WHEEL | |
| JPH0459214A (ja) | 成形金型 | |
| JPS6195916A (ja) | 熱可塑性プラスチツク製棒状体の製造方法 |