JPH0489166A - 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布方法 - Google Patents

射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布方法

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JPH0489166A
JPH0489166A JP20423490A JP20423490A JPH0489166A JP H0489166 A JPH0489166 A JP H0489166A JP 20423490 A JP20423490 A JP 20423490A JP 20423490 A JP20423490 A JP 20423490A JP H0489166 A JPH0489166 A JP H0489166A
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heat insulating
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誠 赤瀬
Shunzo Aoyama
俊三 青山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ダイカストマシン等、射出スリーブ内に注湯
した溶湯を金型のキャビティ内へ射出充填させて鋳造す
るようにした鋳造装置において、その射出スリーブの内
面に粉状断熱剤を塗布するための塗布方法に関し、特に
粉状断熱剤を射出スリーブ内へ射出スリーブの注湯口側
から吹き込み、その粉状断熱剤を射出スリーブの内面に
静電塗布法により付着塗布させるようにした射出スリー
ブ内面への粉状断熱剤の塗布方法に関するものである。
〈従来の技術〉 粉状断熱剤を射出スリーブの内面に静電塗布法により付
着塗布させる場合、粉状断熱剤を射出スリーブの内部全
体に均等に行き渡らせる必要がある。
そこで、粉状断熱剤を射出スリーブの内部へ射出スリー
ブの注湯口側から吹き込み供給する場合に、射出スリー
ブの射出口(金型側の開口部)を開放した状態、すなわ
ち型開きした状態でもって粉状断熱剤を吹き込むと、粉
状断熱剤が射出スリーブの内部に沿ってスムーズに流れ
るため射出スリーブの内部全体に行き渡らせやすいが、
反面、吹き込み供給した粉状断熱剤の多くが射出スリー
ブの射出口から外部へ排出されてしまい、粉状断熱剤の
使用効率が非常に悪くなると同時に、鋳込口プッシュの
内面に粉状断熱剤が付着堆積して金型の型合わせ不良を
来たしたり、鋳造装置の周辺に飛散して作業環境を悪く
するなどの不具合があった。かと言って、第5図に示す
如く、射出スリーブ1の射出口1aを閉塞した状態、す
なわち固定金型2と可動金型3とを合わせて型閉した状
態でもって粉状断熱剤aを吹き込むと、射出スリーブ1
内の空気すが邪魔をして、特に射出スリーブの射出口l
a付近に粉状断熱剤aがあまり行き届かない不具合を生
じる。射出スリーブ1の射出口la付近では高速射出と
押し湯が行なわれるため、当該部分に粉状断熱剤が十分
に塗布されていないと、プランジャチップが射出スリー
ブにカジリやすくなる。又、射出スリーブの射出口を閉
塞した状態でもって粉状断熱剤を射出スリーブ内に吹き
込むということは、粉状断熱剤の吹き込み作業を型閉動
作乃至は型開動作と並行して行なえなくなるということ
であり、その結果、鋳造サイクルが長弓く不具合を生じ
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、射出スリーブの内部全体に粉状断熱剤を効率良く
行き渡らせ、射出スリーブの射出口付近にも粉状断熱剤
を十分に付着塗布させることが出来る射出スリーブ内面
への粉状断熱剤の塗布方法を提供せんとするものである
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本発明の塗布方法は、粉状断熱剤が
射出スリーブの射出口に金型の型閉動作完了とほぼ同時
に到達するように前記粉状断熱剤を射出スリーブの注湯
口側から吹き込み、該粉状断熱剤を射出スリーブの内面
に静電塗布法により付着塗布させるようにした事を特徴
としたものである。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を横型射出式ダイカストマシンの
例で説明する。
射出スリーブ1は固定盤4に水平方向に設置され、固定
金型2と可動金型3とを互いに型閉した後に、射出スリ
ーブ1内にその注湯口5から給湯した溶湯をプランジャ
チップ6でもって金型のキャビティ7内に射出充填して
製品を鋳造できるように構成されている。
他方、射出スリーブ1の内面に粉状断熱剤aを塗布する
ための装置は、図示実施例の場合、図示していない高電
圧発生器の一方の電極(例えばアース電極)に電気的に
接続された電極棒8と、その電極棒8を射出スリーブ1
の内部へ8し入れするための手段(図示せず)と、射出
スリーブ1の内部に粉状断熱剤aを吹き込み供給するた
めの手段(図面ではノズルのみを示す)9とで構成され
ており(特願平1−23440号参照)、上記高電圧発
生器の他方の電極(例えばプラス電極)を射出スリーブ
1側に電気的に接続せしめ、射出スリーブ1の内部に電
極棒8を挿入させると共に、射出スリーブ1の注湯口5
から粉状断熱剤aをノズル9で吹き込み、射出スリーブ
1の内面と電極棒8との間に高電圧をかけて射出スリー
ブ1内の粉状断熱剤aを帯電させ、その粉状断熱剤aを
射出スリーブ1の内面に瞬間的に静電塗布させるように
構成されている。尚、塗布装置としては、上述した図示
実施例のもの以外に、特願平1−139909号で開示
した如き、予め帯電させた粉状断熱剤を射占スリーブ内
に吹き込み静電塗布させるものでも良い。
そして、射出スリーブ1内面への粉状断熱剤aの塗布は
、射出スリーブ1内への溶湯の給湯に先き立って行なわ
れる。即ち、金型2,3の型閉動作と並行して射出スリ
ーブ1内への電極棒8の挿入及び粉状断熱剤aの、吹き
込みを行なうものである。この時、射出スリーブ1内に
吹き込んだ粉状断熱剤aが射出スリーブ1の射出口1a
に、金型2゜3の型閉動作完了とほぼ同時に到達するよ
うに粉状断熱剤aを射出スリーブ1の注湯口5から吹き
込むようにする。即ち、射出スリーブ1の注湯口5から
射出スリーブ1内へ粉状断熱剤aをノズル9で吹き込む
と、その勢いでもって射出スリーブ1内の空気が射出ス
リーブ1の射出口1aから押し出され粉状断熱剤aが次
第に射出スリーブ1の射出口1aに至るので、粉状断熱
剤aが射出スリーブ1の射出口1aに到達するタイミン
グと、金型2゜3の型閉動作が完了するタイミング、す
なわち可動金型3の分流子10が固定金型2の鋳込ロブ
ッシュ11に完全に嵌合するタイミングとがほぼ同時と
なるように、粉状断熱剤aを射出スリーブ1の注湯口5
から吹き込むものである。ここで、粉状断熱剤aが射出
スリーブ1の射出口1aに到達するタイミングと、金型
2,3の型閉動作が完了するタイミングとのタイミング
合わせは、金型2,3の型閉速度と吹き込む粉状断熱剤
aの流速とで決定され、また吹き込む粉状断熱剤aの流
速は射出スリーブ1の長さと粉状断熱剤aの流量とで決
定される。実験では、金型2,3の型閉速度(型閉動作
開始から完了までの時間)を約1秒とし、長さ450 
mm 、内径70mmの射出スリーブ1を用いた場合に
、粉状断熱剤aを32ONA /minの流量で吹き込
んだ時、粉状断熱剤aが射出スリーブ1の射出口1aに
到達するタイミングと金型2,3の型閉動作完了時期と
を一致させることが出来た。
尚、使用する粉状断熱剤としては、溶湯と非反応性の粉
体、例えばボロンや滑石などの帯電性を有する粉体、或
いは金属酸化物や金属硫化物、金属チッ化物等の粉体、
又はこれら粉体に樹脂粉を混合させた粉体などを使用し
得、特に粉体状態でもって自己潤滑性を有する粉体を使
用することが好ましい。更に具体的には、ステアリン酸
とナトリウム、マグネシウム、亜鉛、カルシウム、等の
ステアリン酸塩類や、フッソ樹脂、フタロシアニン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等の樹脂粉、インジュウム
、鉛、黒鉛、二硫化モリブデン、或いはNa2O,Be
O,MgO,Al2O3,SiO2、CaO,Ti09
C+ 203.MnO2,Fe 203 、 FeO,
MnO,PbOなどの金属酸化物やこれらの酸化物の混
合体であるタルク、スピネル、ムライト等、及びWC,
TiN、 TiCB 4C,TiB、 2rC,SiC
,Si3N 4 、 BN等、これらの単体もしくは複
数の混合物を挙げることができる。
〈発明の効果〉 本発明は斯様に、粉状断熱剤が射出スリーブの射出口に
金型の型閉動作完了とほぼ同時に到達するように粉状断
熱剤を射出スリーブの注湯口側から吹き込んだので、粉
状断熱剤の吹き込み開始から終了直前までは射出スリー
ブの射出口を開放した状態でもって粉状断熱剤を射出ス
リーブの内部へ吹き込むことが出来るようになる。従っ
て、第2図に示す如く、吹き込んだ粉状断熱剤aの勢い
でもって射出スリーブ1内の空気すを射出口1a側へ押
し出し排出させながら粉状断熱剤を射出スリーブ1の内
部に沿って全体にスムーズに効率良く行き渡らせること
が出来ると共に、射出スリーブの射出口1aまで十分に
粉状断熱剤を行き渡らせることが出来る。この事実は第
4図に示したグラフにより証明される。第4図において
、従来法とは射出スリーブの射出口を閉塞した状態でも
って粉状断熱剤を射出スリーブの注湯口から吹き込んだ
ものであり、グラフで示す通り、本発明の方法によれば
粉状断熱剤が射出スリーブの内部全体にわたってほぼ均
等に塗布されていることが理解される。しかも、本発明
の方法によれば、プランジャチップにより高速射出が行
なわれる部分、すなわち射出スリーブの射出口からの距
離が100mm付近、並びに押し湯が行なわれる50m
m付近にも粉状断熱剤が十分に塗布されていることが理
解される。
又、本発明では、粉状断熱剤が射出スリーブの射出口に
到達するとほぼ同時に金型の型閉動作が完了するように
両者のタイミングを合わせたので、射出スリーブの内部
へ吹き込み供給された粉状断熱剤が射出スリーブの射出
口から外部へ排出される惧れがなくなり、従って粉状断
熱剤の使用効率を大巾に向上させることが出来ると共に
、鋳込口プッシュの内面に粉状断熱剤が堆積して金型の
型合わせ不良を来たしたり、鋳造装置の周辺に飛散して
作業環境を悪くするなどの不具合の発生を防止すること
が出来る。
しかも、型閉動作と並行して粉状断熱剤の塗布作業を行
なうことが出来るので、鋳造サイクルを長引かせる惧れ
もなくなる。
よって、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗布方法を実施するダイカストマ
シンの模式断面図、第2図は型閉動作完了直前の状態を
示す模式断面図、第3図は型閉動作完了時の状態を示す
模式断面図、第4図は本発明法と従来法との比較を示す
グラフ、第5図は従未決を示す模式断面図である。 図中 射出スリーブ 1a:射出口 、固定金型 可動金型 :注湯口 :粉状断熱剤 :空気 特 許 出 願 人 株式会社アーレスティ 区 寸 派 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉状断熱剤が射出スリーブの射出口に金型の型閉動作完
    了とほぼ同時に到達するように前記粉状断熱剤を射出ス
    リーブの注湯口側から吹き込み、該粉状断熱剤を射出ス
    リーブの内面に静電塗布法により付着塗布させるように
    した事を特徴とする射出スリーブ内面への粉状断熱剤の
    塗布方法。
JP2204234A 1990-07-31 1990-07-31 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布方法 Expired - Lifetime JPH0671643B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127150A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 Asmo Co Ltd ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法
JPH0211259A (ja) * 1988-05-25 1990-01-16 Ahresty Corp 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127150A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 Asmo Co Ltd ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法
JPH0211259A (ja) * 1988-05-25 1990-01-16 Ahresty Corp 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布方法

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