JPH048910A - 定位置予圧の設定可能な軸受 - Google Patents

定位置予圧の設定可能な軸受

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JPH048910A
JPH048910A JP10847290A JP10847290A JPH048910A JP H048910 A JPH048910 A JP H048910A JP 10847290 A JP10847290 A JP 10847290A JP 10847290 A JP10847290 A JP 10847290A JP H048910 A JPH048910 A JP H048910A
Authority
JP
Japan
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spacer
bearing
load
dividing
spacers
Prior art date
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Pending
Application number
JP10847290A
Other languages
English (en)
Inventor
Shutaro Naito
内藤 周太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
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Publication of JPH048910A publication Critical patent/JPH048910A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は工作機械などの主軸で低速回転から高速回転迄
高精度5高剛性で回転させる必要あるものに好適な定位
置予圧の設定可能な軸受に関する。
従来の技術 軸受の予圧調整機構として知られているものに例えば実
開昭64−4502号がある。このものは第2図のよう
に背面組合わせにした2個のアンギュラ玉軸受の外輪間
に第2図のように弾性変形可能な間座によって定圧の予
圧が与えられて低速域に対応し、外輪の外側に油圧ピス
トンを作用させセンサの出力にもとづく予圧コントロー
ル装置で油圧を割面することにより弾性変形可能な間座
を変形させ予圧荷重を変えるようになして高速域に対応
している。
発明が解決しようとする課題 このものは各位置に設けたセンサの信号にもとづき予圧
コントロール装置の指令で油圧調整によって制御してい
るため、油圧ポンプによる圧力変動を受けて安定した油
圧調整が未だ満足できる状態ではない、また外輪間の間
座に弾性変形部材を用いているため確実な定位置予圧が
得難い。
さらに予圧制御のためにセンサが多用されていて装置が
高価なものとなるなど数々の問題点を有していた。
本発明は従来の技術の存するこのような問題点に鑑みな
されたもので、その目的とするところは回転の広い範囲
にわたり適切且つ安定し確実な定位置予圧が設定可能な
軸受を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本発明は、低速から高速迄
広い範囲で回転される軸を軸承する背面組合わせのアン
ギュラ軸受外輪間に予め定圧予圧を与える弾性間座を介
在し、また前記外輪間に分割間座を介挿し、前記分割間
座の分詞部位に作用して押し拡げる調整手段を設け、前
記外輪外側より作用する外輪加圧手段を設けたものであ
る。
作用 主軸回転数が決定されると、記憶されたデータにもとづ
き分割間座隙間が適正値となるように調整手段が作動す
る0次いで外輪加圧手段が作動して分割間座の隙間をな
くして軸受内部に隙間分の余裕を持たせる。主軸が所定
回転数で回転されると軸受は定位置予圧で適正予圧とな
る。
実施例 以下この発明の一実施例を第1図にもとづき説明する。
工作a械の主軸1は軸受2を介して軸受ハウジング3に
また軸受4を介して軸受ハウジング?に同心に取付けら
れた補助ハウジング5に回転可能に軸承されている。こ
の軸受2,4はアンギュラ玉軸受で背面合わせに組込ま
れている。そして内輪間にはデイスタンスカラー6が、
外輪間には弾性間座7と3分割した間座8a、8b、8
cとが介在されて内輪用、外輪用間座の寸法差で低速域
において定圧予圧となる初期予圧が付与されている。
3分割された分割間座8a、8b、8cの8a8bの互
いの対向面には円周数等分位置の両面にばね受の深いざ
ぐり穴が穿設され、このざぐり穴に圧縮ばね9が介装さ
れていて分割間座を突っ張る方向に付勢している。ばね
9は圧縮ばねに替え皿ばねを用いることもできる。また
分割間座8b。
8cとは互いの対向面の外側角に約45°の面が削設さ
れており溝断面がV形に形成され、この溝に同径の複数
個の球体11が円周上等分に配列されている。
軸受ハウジング3と補助ハウジング5の間には円筒状空
間が形成されていて、一端は外側を小径とし球体11に
当接するテーバ穴12−aを形成したフランジが、また
他端は外歯車12bを刻設したフランジをを゛する円筒
でなる調整用テーパカラ12が軸方向に摺動可能に嵌装
されている。そしてこのAI整期用テーバカラ12テー
バ穴12 aの外側に雄ねじ12cが刻設されていて軸
受ハウジング3の雌ねじ3aと螺合されている0図示し
ない主軸台にはモータ13で回転される歯車14が主軸
と平行に軸承されていて、軸受ハウジング3の窓から調
整用テーパカラ12の外歯車12bと嗜合っている。し
たがって歯車14の回転によって調整用テーパカラ12
が回転されねじの噛合いにより軸方向に移動される。さ
らにモータ13には回転角を検出するエンコーダlOが
設けられている。
補助ハウジング5の外側には同心にシリンダ筒15が嵌
装されており、油路15bより圧油が供給され開口部を
軸受4の外輪に対向させて形成した環状シリンダ15a
にはドーナフツ状ピストン16が嵌装されていて、その
管状ピストンロッド17の端面が軸受4の外輪に当接さ
れている。そして図示しない制御装置には必要な記憶部
、演夏部、プログラム部が内蔵されている。
このように構成されたものにおいて、主軸1の使用最高
回転数が決められており、使用する最低回転数から最高
回転数までの回転数に対応する適正予圧に必要な軸受隙
間が実験によってデータとして求められ記憶しておく、
また主軸回転数零の場合にモータ13を駆動して歯車1
4を回転させ調整用テーバカラエ2を回転させてねしに
より軸受4側に左行させる。テーバ穴12aが球体11
を押し込んで分割間座8b、8cの■溝を押し拡げるよ
うに作用させて可動側の分割間座8bが分割間座8aと
の間に介装した圧縮ばね9をざぐり穴内に没入させてそ
の分割面を圧接した状態とする(第3図)、この時にお
けるエンコーダ10の値を読み込み基準とする。そして
モータ13を逆転させて調整用テーバカラ12を軸受2
側に右行させテーバ穴12aを逃がして球体11の拘束
を徐々に除く0分割間座8bはばね9の力により移動さ
れ分割間座8b、8cの面が圧接した時のエンコーダ1
0の値を読み込む、この状態において分割間座8aと8
bとの隙間δは最大となり(第4V!J)  この値は
設計並びに実寸法より計算によって求める。このように
してエンコーダ10の信号から隙間δ−axとなるモー
タの回転数並びに回転角度との関係を求めておき、使用
回転数範囲に対応する適正隙間δと、各回転数における
モータの指令値すなわち調整用テーバカラ12の位置と
の関係を制御装!内に記憶させる。
主軸の回転が低速域での使用回転数が決められると11
整用テーパカラ12を右行端に位置させて分割間座は殆
ど作用させず弾性間座7のみによって適正な定圧予圧を
与えた状態で主軸1を回転させる。
主軸の回転が中・高速域では遠心力により内輪の膨張が
影響し外輪が互いに近づく方向に動く。
さらに連続回転による温度上昇で内外輪の温度差により
軸受が固有にもっている内部隙間がつまってくる。しか
も主軸に望まれる剛性を持たせるために適切な予荷重を
掛けなければならない。
このため使用回転数が決められると、指令回転数に対応
して図示しない制御装置によりの指令にでモータ13が
駆動されエンコーダ10の信号出力で記憶されているデ
ータから主軸回転数に対する分割間座8a、8bの適正
隙間δ8になるように調整テーバカラ12が軸受4側に
左行される。
移動によりテーバ穴12aが球体11を押し込み分割間
座8bを左行させて隙間δが回転数対応適正隙間δ、と
なる(第5図)0次いで油路15bより圧油をシリンダ
15aに供給してピストン16を右行させピストンロッ
ド17が軸受4の外輪を押し、分割間座8aを移動させ
て隙間δ、を零とする(第6図)#外輪の移動により軸
受円隙間が拡げられ、主軸1が決められた回転数で回転
されると軸受は定位置予圧の適正予圧となる。主軸回転
数の変更に対して指令回転数に対応して記憶データにも
とづき調整用テーバカラ12を位置制御するものであり
、さらに中・高速域に限らず低速域においても重切削に
耐えられるためには必要により定位置予圧となされる。
なおピストン16により外輪を移動させることは場合に
より行わず膨張力で移動させるようにすることもできる
効果 上述のように構成したので本発明は以下の効果を奏する
油圧ポンプの圧力変動の影響を全く受けない定位置予圧
を低速域から高速域迄自由に確実に設定でき、安定した
主軸精度を維持することができる。
また膨張による鋼球の外輪を押し込む作用が減少されて
転送面の焼付、@離をなくすることができ、軸受寿命を
長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸受部の縦断面図、第2図は従来の軸
受部の縦断面図、第3図は球体を押し込み分割間座を最
も拡げた状態図、第4図は球体を逃がした状態図、第5
図は適正隙間δ1 となした状態図、第6図は定位置予
圧となした状態図である。 工・・主軸      2.4・・軸受3・・軸受ハウ
ジング 5・・補助ハウジンク7・・弾性間座 8a、8b、8cm・分割間座 9・・圧縮ばね    1o・・エンコーダ11・・球
体   12・・調整用テーバカラ13・・モータ  
  14・・歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低速から高速迄広い範囲で回転される軸を軸承す
    る背面組合わせのアンギュラ軸受外輪間に予め定圧予圧
    を与える弾性間座を介在し、また前記外輪間に分割間座
    を介挿し、前記分割間座の分割部位に作用して押し拡げ
    る調整手段を設け、前記外輪外側より作用する外輪加圧
    手段を設けてなり調整手段の作動後外輪加圧手段の作動
    により任意回転数に適応した定位置予圧とすることを特
    徴とする定位置予圧の設定可能な軸受。
JP10847290A 1990-04-24 1990-04-24 定位置予圧の設定可能な軸受 Pending JPH048910A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10847290A JPH048910A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 定位置予圧の設定可能な軸受

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JP10847290A JPH048910A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 定位置予圧の設定可能な軸受

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JPH048910A true JPH048910A (ja) 1992-01-13

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JP10847290A Pending JPH048910A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 定位置予圧の設定可能な軸受

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072559A1 (ja) * 2006-12-11 2008-06-19 Namiki Seimitsu Houseki Kabushikikaisha マイクロスピンドル
JP2009036242A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Ntn Corp 転がり軸受

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51132351A (en) * 1975-05-13 1976-11-17 Koyo Seiko Co Ltd Pre-pressure adjusting type bearing device
JPS61223324A (ja) * 1985-03-25 1986-10-03 ザ トリングトン カムパニー プリロード可変ベアリング

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