JPH0489068A - 高周波美容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、種々の美容処理に使用される高周波美容装
置に関する。

〔従来の技術〕

痩身あるいは肌の手入れ（肌の張りを回復させる、皺取
り等）に使用する美容処理（トリートメント）には、種
々の方法がある。最も簡単なもので、皮膚の昇温と冷却
（例えば、温かいタオルを被せる等）、指圧、機械的に
振動を加える（所謂、ハイフレークによる等）である。

その外、最近超音波を使用する方法も提案されている（
例えば、特願平１２６２２３９号明細書参照）。この方
法は、機械的な振動を皮膚の内部に浸透させるのに適し
ていて、美容に効果がある実績を示している。しかしな
がら、この超音波による美容処理では、機械的振動が比
較的身体の内部に浸透するので、痩身あるいは肌の手入
れで重要な皮膚直下の脂肪、セルライト、あるいはリン
パ管、血管等に集中的に作用させるのに不利である。

〔発明の課題］ この発明の課題は、身体に危険を及ぼすことなく、簡単
で、しかも皮膚直下の生体組織に直接作用して美容効果
を高めることのできる美容装置を提供することにある。

［課題を解決する手段］ 上記の課題は、高周波電源本体と、美容処理する皮膚の
所望部位に接触させて前記高周波電源から出力する高周
波電流をその所望部位に印加させるプローブとから成り
、このプローブは高周波電源本体から可撓性導線を経由
して導出される高周波美容装置によって解決されている
。

この発明による高周波美容装置の他の存利な構成は、特
許請求の範囲の従属請求項に記載されている。

〔作　用〕

上記の構成により、高周波電力を直接皮膚の印加して、
皮膚直下の体内生体組織の分子摩擦運動による発熱作用
かえられる。この発熱作用は美容処理上、特に重要な箇
所に集中する。

〔実施例〕

以下に、この発明の一つの実施例を示す図面に基づき、
この発明を基により詳しく説明する。

第１図は、この発明による高周波美容装置の全体の構成
を示す斜視図である。この高周波美容装置は電源本体１
０と、この電源本体１０と電気接続しているプローブ接
続ヘッド２０とから成る。

ここでは、プローブ接続ヘッド２０のプローブ挿入穴４
４からプローブ３４を外した状態が示しである。

電源本体１０には、電源を開閉する主スイ、７チ２と、
高周波電力を可変する電力可変ツマミ４と、使用時の電
力（実際には電源本体側で測定される高周波電力）をデ
ジタル表示する使用電力表示器と、使用時間をデジタル
表示できるタイマー設定・表示器８と、その他の付属部
とから構成されている。その他のイ」属物とと７では、
種々の形状のプローブ３４を保管するプローブ保管箇所
３０がある。このプローブ保管箇所３０には、この高周
波美容装置で使用する全てのプローブ３４（通常５本を
標準装備）を保管できるプローブ挿入穴３２が装備しで
ある。その外、電源本体内部の高周波出力段の強制空気
冷却に使用される空気抜き穴１２も電源本体のパネルに
設けである。

電源本体１０には、更に導電性材料、例えば表面をメツ
キ処理した真鍮、銅、等の丸棒から成る握り棒１４が装
備されている。プローブ接続ヘッド２０はケーブル１６
とコネクター２６を介して電源本体１０に接続されてい
る。ケーブル１６とコネクター２６には、それぞれ主と
して同軸ケーブルおよび同軸コネクターが使用される。

第２ａ図には、プローブ３４を装着したプローブ接続ヘ
ッド２０が断面図にして示しである。プローブ接続ヘッ
ド２０の主要部であるグリップ４６は、握って美容処理
が容易に行える程度の太さと長さの円筒状丸棒であり、
絶縁材料、好ましくはプラスチック製の材料で形成され
ている。プロブ接続ヘッド２０の中心には、同軸ケーブ
ル１６のガイド穴があり、先端部（挿入穴４４側）の近
くで金属製のソケ・７ト金具４８と同軸ケーブル１６の
芯線４０が接触先端４２を介して固定導電接続されてい
る。

ソケット金具４８には、プローブ３４．の接触端１８が
嵌まる。プローブ３４は、第２ａ図及び第２ｂ図に示す
ように、先端が円板状で主に導電性材料、好ましくは真
鍮、銅等の金属で形成されている。そして、プローブの
接触端１８を除いた全ての表面は、絶縁塗料または絶縁
性のフィルムによって絶縁処理されている。つまり、こ
のプローブのうち皮膚に直接触れる部分２４には薄い絶
縁シート（例えば、テフロンあるいはポリイミド類の０
．１〜０．２　ｍｍ程度の薄板）が被せてあり、それ以
外の部分はプラスチック製の比較的厚い絶縁被覆２２が
施しである。

プローブ３４の皮膚と接触する部分は、第２ｂ図のよう
な円形である以外に、楕円形、卵形あるいは長方形であ
って、大きさも異なるものを準備すると有利である。

この発明による高周波美容装置の使用手順を説明する。

先ず、プローブ接続ヘッド２０に所望のプローブ３４を
装着する。次いで、タイマー８を所定の時間にセットす
る（第１図のタイマー８の横に模式的に示すキーによっ
てデジタル表示値を見ながら入力する）。高周波出力を
電力可変ツマミ４によって所望値に選定する。電源本体
の主スィッチ２を投入して、プローブ３４を美容処理し
たい部位に当て、まんべんなくゆっくりと移動させる。

この発明の美容装置で使用する高周波は、この実施例の
場合、周波数が固定してあり、約Ｉ　Ｍ＋（２である。

もちろん、装置の構成によって必要であれば、複数の周
波数の高周波電源を準備し、選択スインチで使用前に選
択することもできる。高周波電源の出力は、本体側での
値を使用電力表示器６によってデジタル式に表示され、
通常その出力電力値は１０〜５０　Ｗである。しかしな
がら、皮膚に実際に伝送される電力は、導線接続部、例
えばコネクター２６、あるいはプローブの接触端４２て
の反則によって著しく減少する（ｉｌ常、１７５〜１／
１０の実効出力になる）。高周波電力は本体の出力段ト
ランジスタから同軸ケーブルの芯線４０を経由してプロ
ーブ３４に導入され、絶縁シート２４をコンデンサの原
理で通過して、接触している皮膚に伝送され、電流の戻
りは身体を通過して握り棒１４（第１図）に帰る。戻り
の電流は握り棒１４を介して戻すのでなく、たの方法も
採用できる。例えば、第２ａ図のグリップ４６のところ
で、ケーブルの外部シールド線を引き出し、その端部に
所定の長さの導線（図示せず）を接続する。そして、導
線の先端に導電性のクリンプ等を固定連結して、このク
リップを美容処理を実施する場合に身体の一部乙こ装着
する。

〔発明の効果〕

この発明の高周波美容装置によって得られる利点は、何
よりもその発熱作用にある。例えば、赤外線や他の熱源
による発熱作用である、体の表面から内部への熱伝導と
異なり、高周波電磁波によって誘起される体内分子、特
に皮膚直下の生体組織、リンパ管、毛細血管、体内脂肪
、セルライト等の分子の振動によって摩擦熱が発生する
。超音波のような、体内深く浸透する振動でないため、
骨等の部分に危険を及ぼすことがない。

更に、この発明の高周波美容装置による美容処理は、顔
のトリートメントの場合、皺、及び肌のはり、体全体の
肌のはり及び部分痩身等に効果的である。その外、この
発明の高周波美容装置による美容処理は、ウルトラソニ
ック、リンパスリム、脱毛の際のプレヒーティング及び
スローグローの後処理、又は前処理に併用すると一層効
果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図、この発明による高周波美容装置の斜視図。 第２ａ図、プローブを装着したプローブ接続ヘッドの断
面図。 第２ｂ図、プローブヘッドの正面図。 図中引用符号： 主スィッチ、 電力可変ツマミ、 使用電力表示器、 タイマー設定表示器、 ・電源本体、 ・握り棒、 ・プローブ接続ヘッド、 ・プローブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高周波電源本体（１０）と、美容処理する皮膚の所
   望部位に接触させて前記高周波電源から出力する高周波
   電流をその所望部位に印加させるプローブ（３４）とか
   ら成り、このプローブ（３４）はから高周波電源本体（
   １０）可撓性導線（１６）を経由して導出されているこ
   とを特徴とする高周波美容装置。 ２、前記プローブ（３４）は、可撓性導線（１６）の先
   端に設けたプローブ接続ヘッド（２０）に脱着させるこ
   とができ、種々の形状に形成された複数個にして準備し
   てあり、皮膚に接触する面は非導電性材料の被覆薄膜（
   ２４）によって電気絶縁されていることを特徴とする請
   求項１記載の高周波美容装置。 ３、印加する高周波電流の周波数は１ＭＨｚまたは必要
   な場合、その近くの複数の周波数を選択決定でき、高周
   波電流の出力を可変できることを特徴とする請求項１又
   は２に記載の高周波美容装置。