JP3027349U - 高周波痩身美容機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活の延長線上で、而も健康的、且つ美
容面にも何ら影響を及ぼさずに痩身を実行する。 【解決手段】 安全回路、タイマー回路、電位発生回路
及び温熱用回路等を内蔵した出力装置に、表布と裏布間
に絶縁シート、電極及び電極基布を積層状態にして設け
た高周波発生体７を、電極に接続した接続コード先端の
プラグを電位発生回路のジャックに差し込んで接続し、
出力装置から出力された高周波高電圧を電極に荷電する
ことにより、電位電界を発生させて電波振動を発生さ
せ、該電波振動を身体に作用させると、身体の構成分子
の振動が活発化して新陳代謝を活性化し、その活性化に
よるカロリー消費により余分な脂肪を減少させる。 【効果】 ダイエット、スポーツを行わずに、テレビを
観ながら、読書しながら、或いは就寝中にでも簡単に痩
身を実行出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、高周波により身体の新陳代謝を促して、摂取カロリーを消費させる 様にした高周波痩身美容機器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、痩せるためには、食事制限、所謂ダイエットにより摂取カロリーを抑え ること、スポーツ等により摂取カロリーを消費すること、或いはそれらを複合的 に行うことによって、贅肉、皮下脂肪を落とす様にしているが、これらの方法に あっては継続的に行わねばならず、中途半端に終わってしまいがちであり、而も ダイエット及びスポーツ共に過度に行うと、かえって健康に悪影響を及ぼし兼ね ない欠点を有し、又特にダイエットでは栄養不足により肌荒れに成り易く、正し く行わなければ美容の面にも悪影響が出てしまう欠点を有していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、日常生活の延長線上で痩身を実行することが出来、而も健康的、且 つ美容面にも何ら影響を及ぼさずに痩せることが出来る様にした高周波痩身美容 機器を提供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記従来技術に基づく、ダイエット、スポーツ等の痩身方法は長続 きせず、正しく行わなければ健康、美容に悪影響を及ぼしてしまう課題に鑑み、 安全回路、タイマー回路、電位発生回路及び温熱用回路等を内蔵した出力装置に 、表布と裏布間に絶縁シート、電極及び電極基布を積層状態にして設けた高周波 発生体を、電極に接続した接続コード先端のプラグを電位発生回路のジャックに 差し込んで接続し、出力装置から出力された高周波高電圧を電極に荷電すること により、電位電界を発生させて電波振動を発生させ、かかる高周波発生体上に横 臥したり、高周波発生体を身体に巻き付けることによって、上記電波振動を身体 に作用させ、身体の構成分子の振動を活発化して新陳代謝を活性化し、その活性 化によるカロリー消費により余分な脂肪を減少させることによって、ダイエット 、スポーツを行わずに、テレビを観ながら、読書しながら、或いは就寝中にでも 簡単に行える様にして、上記課題を解決せんとしたものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 １は本考案に係る高周波痩身美容機器の出力装置であり、該出力装置１のケー ス２内には安全回路、タイマー回路、電位発生回路及び温熱用回路等を内蔵し、 出力装置１の操作面３にはスイッチ４、出力レベルメーター５、タイマーダイヤ ル６、高周波発生体７への出力切替ダイヤル８及び温熱パッド９への出力切替ダ イヤル10を配設すると共に、出力装置１の側面には高周波発生体７及び温熱パッ ド９を電位発生回路及び温熱用回路に接続する第１、２ジャック11、12を設けて いる。

【０００６】 高周波発生体７は図１に示す様に、その上に使用者が横臥するマット状のもの と、図２、３に示す様に、身体の一部に巻き付ける帯状のものの２パターン有り 、かかる高周波発生体７は綿からなる表布13と裏布14間に塩化ビニルシートから なる絶縁シート15、綿、ポリエステル、硫化銅繊維の混紡であるシート状の電極 16、ポリエステルからなる電極基布17及びウレタン等の緩衝シート18を積層状態 で設け、又基端部を電極16に接続した出力装置１への接続コード19は、マット状 の高周波発生体７にあってはその一角部より、帯状の高周波発生体７にあっては 一端側より夫々突出すると共に、接続コード19の先端部には第１ジャック11への 差込プラグ20を装着している。

【０００７】 又、帯状の高周波発生体７における身体との接触側である表面の一端側及びそ の反対側である裏面の他端側に接離自在テープ21、21a を接着固定すると共に、 他端側の接離自在テープ21a を高周波発生体７の長手方向に長くして、一端側の 接離自在テープ21の接着位置によりサイズ調節自在と成している。

【０００８】 温熱パッド９には電気発熱体（図示せず）が内蔵され、基端部を電気発熱体に 接続した出力装置１への接続コード22は温熱パッド９縁部より突出すると共に、 接続コード22の先端部には第２ジャック12への差込プラグ23を装着している。

【０００９】 次に、本考案に係る高周波痩身美容機器の作用について説明すると、 先ず、高周波発生体７の差込プラグ20を出力装置１の第１ジャック11に差し込 み、マット状の高周波発生体７の場合には床上に敷いてその上に横臥し、帯状の 高周波発生体７の場合には腹部、上腕部、大腿部等の身体の一部位に巻き付けた 後、出力装置１のスイッチ４を「ＯＮ」にすると共に、出力切替ダイヤル８を回 して、出力装置１から出力された高周波高電圧を電極16に荷電して高周波発生体 ７に電位電界を発生させて、最大７万Ｈｚの電波振動が発生する。

【００１０】 そして、かかる電波振動が身体に作用すると、その超微振動が身体全体を包み 込んで、全身マッサージが行われたり、身体の構成分子の振動が活発になって体 温が上昇し、発汗を促したり、血行を良好にして新陳代謝を活性化し、その活性 化によるカロリー消費により余分な脂肪が減少する。

【００１１】 又、温熱パッド９の差込プラグ23を出力装置１の第２ジャック12に差し込み、 腹部、上腕部、大腿部等の身体の一部位に温熱パッド９を張り付けて、その上か ら帯状の高周波発生体７を巻き付けた後、出力装置１のスイッチ４を「ＯＮ」に すると共に、出力切替ダイヤル８、10を回せば、その部分だけが高温状態に成っ て構成分子の振動がより活発になり、新陳代謝がより活性化し、高周波発生体７ との相乗効果によってカロリー消費量が増加して、脂肪の減少率が増大するため 、痩せたい部位を先行してスマートにすることが出来る。

【００１２】 又、高周波発生体７及び温熱パッド９への出力切替ダイヤル８、10により、身 体に負担のかからない程度の出力を選択出来、又タイマーダイヤル６によりタイ マーをセットすれば、就寝中であっても安全に使用することが出来る。

【００１３】

【考案の効果】

要するに本考案は、安全回路、タイマー回路及び電位発生回路等を内蔵した高 周波高電圧の出力装置１に高周波発生体７を接続し、該高周波発生体７は出力装 置１における電位発生回路に接続する電極16を絶縁状態として内設したので、上 記作用に基づき、高周波発生体７を身体に当てるだけで、新陳代謝の活性化によ りカロリーが消費されるため、身体を動かさずに痩身効果を挙げることが出来、 よってテレビを観ながら、読書しながら寛いだ姿勢で行うことが出来、且つ特殊 な行為、習慣付けをせずに日常生活の延長上で行うことが出来るため、無理なく 継続することが出来る。

【００１４】 又、高周波発生体７をマット状のものとしたので、かかる高周波発生体７上に 横臥すれば全身に電波振動が作用するため、全身的にスマートにすることが出来 、又高周波発生体７を帯状のものとしたので、かかる高周波発生体７を身体の一 部に巻き付けることが出来るため、痩せたい部分に電波振動が作用させてスマー トにすることが出来る。

【００１５】 又、出力装置１内に温熱用回路を付加すると共に、該温熱用回路に温熱パッド ９を接続する様にしたので、かかる温熱パッド９を痩せたい部分に張り付ければ 、その部分には高周波発生体７だけでなく、温熱パッド９の温熱効果も作用する ため、それらの相乗効果によって局部的な痩身効果を促進することが出来る、即 ち痩せたい部分を先行してスマートにすることが出来る等その実用的効果甚だ大 なるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る高周波痩身美容機器の一部を破断
した平面図である。

【図２】高周波痩身美容機器の出力装置の平面図であ
る。

【図３】帯状の高周波発生体の平面図である。

【図４】帯状の高周波発生体の使用状態を説明する平面
図である。

【符号の説明】

１ 出力装置 ７ 高周波発生体 ９ 温熱パッド 11 第１ジャック 12 第２ジャック 13 表布 14 裏布 15 絶縁シート 16 電極 17 電極基布

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 安全回路、タイマー回路及び電位発生回
   路等を内蔵した高周波高電圧の出力装置に高周波発生体
   を接続し、該高周波発生体は出力装置における電位発生
   回路に接続するシート状の電極を絶縁状態として内設し
   たことを特徴とする高周波痩身美容機器。
2. 【請求項２】 高周波発生体をマット状のものとしたこ
   とを特徴とする請求項１の高周波痩身美容機器。
3. 【請求項３】 高周波発生体を帯状のものとしたことを
   特徴とする請求項１の高周波痩身美容機器。
4. 【請求項４】 出力装置内に温熱用回路を付加すると共
   に、該温熱用回路に温熱パッドを接続する様にしたこと
   を特徴とする１、２又は３の高周波痩身美容機器。