JPH048870Y2 - - Google Patents

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JPH048870Y2
JPH048870Y2 JP1987049539U JP4953987U JPH048870Y2 JP H048870 Y2 JPH048870 Y2 JP H048870Y2 JP 1987049539 U JP1987049539 U JP 1987049539U JP 4953987 U JP4953987 U JP 4953987U JP H048870 Y2 JPH048870 Y2 JP H048870Y2
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skin
bag
washing
puff
cotton cloth
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は女性の肌に対する四大トラブルと称さ
れる脂性肌、乾性肌或いはふき出物或いはシミ、
ソバカス、黒ずみ等を消失させ、またその発生を
阻止し、常にしつとりとした滑性のある美麗な肌
状態に保ち得る、主として女性の身体の洗浴時に
供される洗体用パフに関する。
従来の技術 従来より一般に身体全体を洗滌するに際して
は、浴用タオルやスポンジ或いは海綿状をしたへ
ちまの繊維等に石鹸、ボデイシヤンプーを塗布し
た後、身体の油分や垢を除去すべく身体に擦りな
がら洗滌されるのを常としていた。
また刷毛が植毛されたブラシを用いて身体を同
様に洗滌する場合も周知されている。
然し乍ら斯かる方法にて身体を洗滌するとして
も、希求されるしつとりとした滑性のある美麗な
肌状態に再生するには及ばないものであつた。
即ち、既述肌に対する四大トラブルの最大の原
因は、肌面の角質肥厚であつて、斯かる角質は刺
激を与えることで肥厚する性質があると共に、塵
芥や発汗作用、油分の溢出等の汚れによる影響な
どに伴つて徐々に角質が肥厚するため、美麗な肌
を保つ要件としては、この肥厚の発達を中断させ
て、表皮に堆積された不要部分の角質を除去する
ことが必要である。
然るに在来の洗滌方法では頑固な角質を除去出
来ずに、表皮最上面のみの洗滌となつて、美麗な
肌状態に再生し得ないものであり、また前述ブラ
シ或いは微細な砂粉が混入された石鹸を仮令用い
たとしても一定厚の角質層を表皮に保持させるこ
とが出来ず、過剰に角質を取り去り炎症を生起さ
せる欠陥があり、またスポンジや浴用タオルによ
る洗滌であれば単に塗布された石鹸等の泡を体表
面に伸ばしたに過ぎず、確実に洗滌し得ぬもので
あつた。即ち頑固な角質を除去出来ない欠陥があ
つた。
更には石鹸類を塗布したスポンジや浴用タオル
はその性質上、把持した手から滑落し安く常に均
一の力配分にて身体を洗滌し得ぬため、洗滌され
た部位と未洗滌に近い部位とが併存し、肌の艶に
不均衡が招来する等の欠陥を具有するものであつ
た。
また身体を洗滌する面を不織布による海綿状に
形成した洗い愚は実開昭53−146482号に開示され
るが、この技術は合成樹脂の短繊維である不織布
を用いるため、仮令表面が粗面であるとしても、
その粗面は不規則であり、可及的に立毛せずに横
臥した状態を呈するので、粗面部が微細な毛穴等
の細孔部に入り込まず、表皮最上面のみの洗滌と
なり、更に押圧しながら洗滌した場合は、不織布
特有の表面のざら付きが表皮を炎症等損傷させ、
過剰に角質を取去り、一定厚の角質層を維持出来
ぬ欠陥があつた。
また表面を立毛させた払拭具としては実公昭46
−30684号に開示されるが、この立毛部は合成繊
維のマルチフイラメントが使用され、且つ間隙を
有する粗い間隔を持つ立毛部であるため、常に立
毛した状態または倒れた状態のいずれかとなり、
本考案のような毛穴等細孔部に入り込む綿糸は立
位状を呈し、毛穴等を外れた部位にある綿糸は先
端が屈曲した倒位状を呈する作用を発揮しない。
従つて表面の微細な細孔部にある角質を除去出来
ず、これを除去した場合には角質層が剥ぎ取られ
て炎症が招来するものとなる。
本考案はこれ等の欠陥に鑑みて開発されたもの
である。
解決しようとする問題点 而して本考案による洗体用パフにあつては、既
述従来の欠陥を解消し、正常な角質代謝を促し
て、表皮の角質を一定厚に維持させることで、色
白で滑らかな肌に再生し、透明感を呈した乳児の
肌状態に蘇生し得る洗体用パフを提供すること並
びに、身体洗滌時に一定厚の力配分を以つて常に
均一に手の届く範囲の体表面を洗滌すると同時に
滑性を備える石鹸類の塗布によつても何等滑落し
ない。洗滌面積の広い洗体用パフを提供すること
を目的としている。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本考案による洗体
用パフは、ほぼ手首より先を挿入し得る深さを備
えた一辺に開口縁2を形成し、任意の指を挿通出
来る一乃至数個の区画部aを設けた扁平な袋体1
において、袋体1の一面4および/または他面
は、1乃至2mmの短毛に刈り揃え可及的に密度を
大とした均一にシヤーリングされた綿布で形成さ
れると共に、袋体1の内面はパイル地に形成され
ていることを特徴とする洗体用パフに係る。
以下、本考案に係る洗体用パフの具体的構成に
ついて説明する。
本考案による洗体用パフは、例えば略縦17cm、
横15cm程度の綿布3によつて製出された扁平な外
観を備えたものであつて、二枚の綿布3を重ね合
わせて一辺を残して周縁部が縫合されることによ
つて、袋体1が製出されている。
斯かる袋体1の一辺には少なくとも略手首より
先を挿入出来るような深さを備えた手首挿入用の
開口縁2が穿設されている。
そうして、当該袋体1内には手首迄を挿入した
際に任意の指を挿通出来る一乃至数個の区画部a
が形設されている。この区画部aは好ましくは中
指一本を挿通出来るように適当幅員を介して並列
的に袋体1の先端縁より中指が挿通出来る長さ迄
を任意の糸9にて縫成する場合と、細幅な接着資
材10、例えば細幅両面接着テープ片や、適する
合成樹脂接着剤等を用いて夫々区画部aに製出す
る場合とがある。
袋体1の〓面はその一面4および/または他面
5に、略1mm乃至2mm程度の短毛に揃えて刈り込
まれた可及的密にシヤーリングされた綿布3で被
覆されるように形成されている。
即ち、綿布3によるシヤーリング面が袋体1の
両面に形成されている場合と、袋体1のいずれか
一方に形成されている場合とを含んで実施するこ
とができ、後者の場合は袋体1の他方は任意柄模
様等の適宜布帛を用いれば良い。
そしてシヤーリング面が袋体1の両面に形成さ
れた洗体用パフにあつては、袋体1の一面4と他
面5とで形成される手首挿入用の開口縁2のいず
れか一方側縁を他方側縁に比してずらせて短かく
縫成することによつて、袋体1の一面4と他面5
とによる段差6を現出し、この段差6で以つて使
用時に当つての各面を識別することが可能とな
る。まあ袋体1の先端部7を突弧状に曲成するこ
とにより、繊細な部位の洗滌が頗る円滑に遂行す
ることが出来、擦り傷等で損傷させる憂いも解消
し得るものとなる。
斯様な構成による洗体用パフの一面4および/
または他面5のシヤーリングされた綿布3と綿布
によるパイル地8とを重層させて、或いはシヤー
リング面の他面をパイル地8に製出し、該パイル
地8が袋体1の内面に位置するように縫成するこ
とで、パイル地8の弾性力によりパフ使用時のシ
ヤーリング面尖端の摩耗を未然に阻止すると共
に、その弾性化によつて肌面へ柔軟に接触してソ
フトであると同時に、可及的に密度を大となさし
めたシヤーリングが施された綿布であるので腰の
ある洗滌が可能となり、肌面への圧力配分が均等
となつて、パフのシヤーリング面尖端を感得し乍
ら均一な洗滌を行なうことが出来るものとなり、
例えば毛穴等の微細な細孔部に入り込む綿布は立
位状を、細孔部を外れた位置にある綿糸は尖端を
屈曲させた倒位状を夫々呈し、細孔部内の汚れ、
不要な角質を取り除く働きが発揮出来る。
本考案は既述の如く手首より先、即ち手の平及
び指挿入用の開口縁2を持つ袋体1の外面を、短
毛で可及的に密にシヤーリングされた綿布3で以
つて形成しており、而してその使用に際しては、
洗体用パフのシヤーリング面に所望の石鹸等を塗
布した後、或いは該パフ内に手首までを挿入した
後に石鹸等を塗布して身体の体表面所望箇所を洗
滌するのであるが、この際当該パフ内には一乃至
数個の区画部aに区分されており、斯かる区画部
a内に例えば中指を挿通して洗滌することによ
り、滑落したり特定部位のシヤーリング面を摩耗
させることなく、手の平を拡げた状態で広範な洗
滌が可能となるものである。
尚、回転させずに直線方向に洗滌することでよ
り美麗な肌状態を呈することができる。
また本考案では開口縁2に段差6を形設するこ
とにより、使用中の面と未使用の面とを瞬時に確
認出来るものとなり、使用面の認識が容易となつ
て取扱い易いものである。
考案の効果 本考案の洗体用パフは、短毛であつて可及的に
密度が大となるようにシヤーリングされた綿布で
あつて、これによつて洗滌した際には、当該短毛
のシヤーリング面は相隣接する短毛が密接して常
に立位状態を呈するので、洗体時に毛穴等の細孔
部へ入り込んだ綿布は自ら細孔部の汚れをかき出
して洗滌すると同時に、細孔部を外れた綿布はそ
の尖端が屈曲して他の部位を洗滌するものとな
り、表皮に堆積された不要部分の角質を除去し
て、必要最低限の角質を維持し、角質代謝を正常
に促し、適度の摩擦により角質肥厚部分を円滑に
剥離して除去し、前記のように毛穴の汚れや細胞
間溝の汚れを同時に除去することとなつて色白の
透明感の溢れた滑らかな肌を甦えらせることが出
来るものとなり、且つ該パフの内面はパイル地と
しているので、適度の弾力性が維持出来、肌の洗
滌に適するのみならず、肌の凹凸が手に感じら
れ、微細な洗滌が可能となるものである。また綿
布のシヤーリングであるため好適な腰があり、洗
濯後の再使用にも耐久出来る効果がある。
また両面を同一条件で反復使用出来、耐久性に
も優れた効果が発揮出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案洗体用パフの一実施例を示すもの
であつて、第1図は斜視図、第2図は他の実施例
を示す一部切欠斜視図、第3図は第1図A−A線
断面図、第4図は他の実施例を示す一部拡大断面
図である。 1……袋体、2……開口縁、3……シヤーリン
グされた綿布、4……一面、5……他面、6……
段差、7……先端部、8……パイル地、a……区
画部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ手首より先を挿入し得る深さを備えた一辺
    に開口縁2を形成し、任意の指を挿通出来る一乃
    至数個の区画部aを設けた扁平な袋体1におい
    て、袋体1の一面4および/または他面は、1乃
    至2mmの短毛に刈り揃え可及的に密度を大とした
    均一にシヤーリングされた綿布で形成されると共
    に、袋体1の内面はパイル地に形成されているこ
    とを特徴とする洗体用パフ。
JP1987049539U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH048870Y2 (ja)

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JP1987049539U JPH048870Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP1987049539U JPH048870Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63155496U JPS63155496U (ja) 1988-10-12
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JPS53146482U (ja) * 1977-04-25 1978-11-17

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JPS63155496U (ja) 1988-10-12

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