JPH0487565A - スイツチングレギユレータ - Google Patents

スイツチングレギユレータ

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JPH0487565A
JPH0487565A JP19701290A JP19701290A JPH0487565A JP H0487565 A JPH0487565 A JP H0487565A JP 19701290 A JP19701290 A JP 19701290A JP 19701290 A JP19701290 A JP 19701290A JP H0487565 A JPH0487565 A JP H0487565A
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JP
Japan
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power
current
bypass switch
switching element
switching regulator
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JP19701290A
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Takeshi Fukuchi
健 福地
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スイッチングレギュレータに関し。
特に力率、VA効率を改善したスイッチングレギュレー
タに関する。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置その
他のOA機器用直流電源装置として、小型軽量、低コス
ト、高効率で優れた電圧安定性を有するDC−DCコン
バータを含むスイッチングレギュレータが広く使用され
ている。
これらOA機器の発達は目覚ましく、特に普通紙に画像
を形成する画像形成装置例えば複写機は高速化、多機能
化に供って、その直流電源の容量の増加が著しい。
例えば駆動源であるモータはその回転数を正確に制御す
るためにACモータからDCモータに変り、高圧電源の
種類も増えているから、従来100VA程度であった直
流電源の容量が400VA級から500VA級になり、
なかには600VAを超える機種も現れ、しかも厳しい
電圧安定性が要求されている。
したがって、効率を落して電圧を安定化しているドロッ
パ型電源はサイズの大型化と大量の発熱を供なうという
問題があり、それらの問題は小型。
高効率(したがって発熱も少ない)スイッチングレギュ
レータにより解決している。
しかしながら、そのDC−DCコンバータに交流電源か
らの交流電力を整流平滑化してDC電力を供給する整流
平滑回路として、例えば特開昭64−40849号公報
に示されたようなコンデンサ入力型はダイオードブリッ
ジの8力を大容量の平滑コンデンサで平滑化するため、
短時間に過大な充電ピーク電流が流れるから波形が著し
く歪み、力率が悪化する。
このように、DC−DCコンバータの効率が優れていて
も1組合される整流平滑回路の力率が悪いと、効率と力
率との積であるVA効率(呂力VA/入力VA)がよく
ならない。
そのため1例えば特開昭63−23561号公報に示さ
れたように、平滑コンデンサを使用せず全波整流した直
流を直接にDC−DCコンバータに入力して力率を改善
する提案があった。
また、第7図に示すように、交流電源31からの交流電
力をダイオードブリッジ32で整流し。
チョークコイル34を介して平滑コンデンサ33を充電
してDC−DCコンバータ36に供給するチョーク入力
型整流平滑回路もよく知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の提案は、平滑コンデンサを除いた
ことにより生じる整流電力のゼロクロス付近のスイッチ
ング不安定を解決するために別に補助の電源回路が必要
となり1回路が複雑で部品点数が増大し、コストアップ
を招く等の問題があった。
また、後者のチョーク入力型の平滑回路は、力率と電圧
レギュレーションの点で優れているが、商用電源周波数
(50Hz、60Hz)で作動するため高周波のスイッ
チング周波数(50KHz〜200KHz)で作動する
DC−DCコンバータのトランス、チョークコイルに比
へて遥かに大型で重く、コストも高くなる欠点があり、
無理に小型化しようとすれば発熱が増大して放熱板、冷
却ファン等が必要になり、小型化が困難であった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、出力
が大きい時に初段の整流平滑回路における充電ピーク電
流を抑制して力率を改善し、総合的にVA効率の改善さ
れた比較的小型軽量のスイッチングレギュレータを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するため、交流電源から
入力する交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより
整流平滑し、その整流平滑された1次直流電力をトラン
スの1次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によ
りオン・オフし、トランスの2次巻線に誘起された電力
をさらに整流平滑して得られた2次直流電力を出力する
と共に、その2次直流電力の出力電圧または電流に応じ
てスイッチング素子のデユーティ比を制御することによ
り出力電圧または電流を安定化するスイッチングレギュ
レータにおいて、 第1の発明は、交流電源と平滑コンデンサとの間に直列
に挿入する力率改善用のチョークコイルとそのバイパス
スイッチとからなる並列回路と、スイッチング素子を流
れる電流の平均値を検出する電流検出手段と、その電流
検出手段が検出した電流の平均値が所定値以下の時はバ
イパススイッチをオンし、所定値を超えた時はオフする
バイパススイッチ制御手段とを設けたものである。
第2の発明は、交流電源と平滑コンデンサとの間に直列
に挿入する力率改善用のチョークコイルとそのバイパス
スイッチとからなる並列回路と、スイッチング素子を流
れるオン時の電流を検出する電流検出手段と、その電流
検出手段が検出したオン時の電流が所定値以下の時はバ
イパススイッチをオンし、所定値を超えた時はオフする
バイパススイッチ制御手段とを設けたものである。
〔作 用〕
このように構成したスイッチングレギュレータは、電流
検出手段が第1の発明はスイッチング素子を流れる電流
の平均値を、第2の発明はオン時の電流をそれぞれ常時
検出し、バイパススイッチ制御手段は、スタンバイある
いは通常動作中の出力電流が比較的小さく従って電流検
出値が所定値以下の時はバイパススイッチをオンにして
チョークコイルの両端子間をショートさせ、コンデンサ
入力型として作用しているが、出力電流が大きく流れ電
流検出値が所定値を超えた時にはバイパススイッチをオ
フにし、チョーク入力型として作用する。
そのため、大出力時の力率が改善さ九で大きなピーク電
流が抑制され、総合的にVA効率が改善される。
また、一般に出力電流が大きく流れる時間は短かく、通
常は休止しているから、チョークコイルは比較的小型軽
量のものでよい。
〔実施例〕
以下2、この発明の一実施例を図面を参照して具体的に
説明する。
第1図は、この発明によるスイッチングレギュレータの
一実施例を示す回路図である。
このスイッチングレギュレータは、交流電源1から入力
する交流電力を1次直流電力に変換する整流平滑回路を
構成する整流素子であるダイオードブリッジ2および平
滑コンデンサ3と、交流電源1とダイオードブリッジ2
との間に直列に接続された並列回路を構成するチョーク
コイル4およびバイパススイッチである双方向3端子サ
イリスタいわゆるトライアック5と、4個のそれぞれ出
力電圧の異なる2次直流電力が得られるDC−DCコン
バータ6と、そのDC−DCコンバータ6のスイッチン
グ素子を制御すると共に、トライアック5のオン・オフ
を制御するバイパススイッチ制御手段でもある制御回路
7と、その制御回路7が出力するオン・オフ信号に応じ
てトライアック5をトリガする発光部8a、受光部8b
からなるホトカプラ8とから構成されている。
DC−DCコンバータ6は、1次巻@NPと4個の2次
巻線NSL、NS2.NS3.NS4とを有するトラン
ス10と、電流検出回路9とトランス10の1次巻11
NPと直列回路を形成し平滑コンデンサ3から入力する
1次直流電力を制御回路7からの制御信号に応じてオン
・オフするスイッチング素子であるFET (電界効果
トランジスタ)11と、トランス1oの4個の2次巻線
NS1、NS2.NS3.NS4にそれぞれ接続された
整流平滑回路21,22,23および整流回路24とか
ら構成されている。
整流平滑回路21.22は、それぞれ整流ダイオードD
1.D2と転流ダイオードCDI、CD2と小容量のチ
ョークコイルLL、L2と大容量の(電解)コンデンサ
C1,C2とから主として構成される。
整流平滑回路21は、コンデンサc1に充電されている
ほぼ安定化された直流電力を更に3端子レギュレータ1
2によりDC5Vに安定化し、制御用電源としてフユー
ズFUIを介して負荷に供給する。
整流平滑回路22は、コンデンサC2に充電されている
直流電力をDC24Vの駆動用電源としてフユーズFU
2を介して負荷に供給するが、その出力電圧は出力電圧
信号として制御回路7にフィードバックされる。
すなわち、その出力電圧は抵抗R1,R2からなる分圧
器とシャントレギュレータ14とにより検出され、発光
部15a、受光部15bからなるホトカプラ15を介し
て制御回路7にフィードバックされる。
整流平滑回路23は、整流ダイオードD3と(電解)コ
ンデンサC3とから構成され、コンデンサC3に充電さ
れているほぼ安定化された直流電力を制御回路7に供給
している。
なお、平滑コンデンサ3に並列に接続された抵抗R5,
R6からなる分圧器と、その分圧点と制御回路7とを結
ぶダイオードD5とは、このスイッチングレギュレータ
の電源オン時に先ず制御回路7を起動し、DC−DCコ
ンバータ6がスタートして整流平滑回路23が規定の電
圧に達するまで電力を供給するもので、規定の電圧にな
ればダイオードD5は逆流防止用として作用する。
制御回路7は、フィードバックされた出力電圧信号に応
じてFETIIにデユーティ比を変えた制御信号を出力
することにより、交流電源1の電圧や駆動用負荷の変動
があっても、駆動用電源の出力電圧を24Vに安定化す
る。
交流電源1の電圧や駆動用負荷の変動に応じてデユーテ
ィ比が変化する制御信号によるFET11のオン時間の
変動で、コンデンサC1の端子間電圧は若干変動するが
、3端子レギユレータ12により制御用電源としての出
力電圧は5Vに安定化している。
整流回路24は整流ダイオードD4とリミッタ抵抗R4
とからなり、整流ダイオードD3により整流された直流
電流(ゲート電流)がリミッタ抵抗R4とホトカプラ8
の受光部8bを介してトライアック5のゲート電極に供
給されるように接続されている。
FETIIのソース端子と、平滑コンデンサ3から供給
される1次直流電力のm個ラインとの間には、電流検出
手段である電流検出回路9が設けられ、トランス10の
1次巻線NPとFETIIとの直列回路を流れる電流を
検出して、その電流検出値を制御回路7に出力する。
第2図は、第1の発明による電流検出回路9の第1実施
例9Aを示す回路図である。
FETIIを流れる電流は電流検出用の抵抗Riを通っ
て電圧信号に変換され、スイッチング周波数でオン・オ
フが繰返されるその電圧信号は、抵抗Riに並列に接続
されたコンデンサC11゜抵抗R11からなるローパス
フィルタにより、電流値とデユーティ比との積である電
流の平均値(時間積分値)に対応する電圧信号すなわち
電流検出値に変換されて制御回路7に出力される。
制御回路7は、その電流検出値が予め設定した所定値以
下の時すなわちスイッチングレギュレータの出力が比較
的小さく、トランス10の1次側電流の平均値も小さい
時は、ホトカプラ8の発光部8aを点灯し、電流検出値
が所定値を超えた時すなわちスイッチングレギュレータ
の出力が大きい時は、発光部8aを消灯するように制御
する。
発光部8aが点灯している間は受光部8bがオンになっ
てゲート電流が流れ、トライアック5はトリガされてチ
ョークコイル4の端子間がショートされ、チョークコイ
ル4は作用していない。
発光部8aが消灯すれば、受光部8bはオフになってゲ
ート電流は流れずトライアック5はオフになるから、交
流電源1から入力しダイオードブリッジ2を介して平滑
コンデンサ3を充電する交流電流は、すべてチョークコ
イル4を流れるようになる。
したがって、出力が大きく平滑コンデンサ3の充電電流
も大きくなる時に、チョークコイル4のインダクタンス
によってそのピーク電流が抑制され、力率が改善される
第3図は、交流電源1から入力する交流電力の電圧およ
び電流の一例を示す波形図であり、同図(A)は電圧波
形を、同図(B)、(C)は電流波形をそれぞれ示す。
第3図(A)に示した電圧波形は特に説明するまでもな
い。
第3図(B)はチョークコイル4の端子間がショートさ
れてコンデンサ入力型の平滑回路になっている場合の電
流波形であり、短時間に充電電流が流れるため、そのピ
ーク値が極めて大きくなっている。
第3図(C)は、トライアック5がオフになってチョー
クコイル4が作用し、チョーク入力型の平滑回路になっ
ている場合の電流波形であり、充電時間が長くなってピ
ーク電流が抑制されている。
一般に、制御用電源の負荷は容量(消費電流)が小さく
、その変動も少ない。したがって、整流平滑回路21の
ドロッパ型安定化電源である3端子レギユレータ12に
より若干の電力損失(および発熱)が生じても、このス
イッチングレギュレータを設けた本体機器、例えば複写
機全部の消費電力に比べれば微々たるものである。
反対に、駆動用電源の負荷は用紙搬送用モータ。
原稿走査系を駆動するスキャナモータ等の各種モータや
ソレノイド、電磁クラッチ等からなり、容量が大きくし
かも刻々ダイナミックに変動する傾向がある。したがっ
て、整流平滑回路22の出力電圧の安定化をDC−DC
コンバータによって行なうことは総合的な効率向上に有
効である。
第4図は、ADF (自動原稿給送装置)を備えた複写
機に設けたスイッチングレギュレータの直流電力の変動
の一例を示す線図であり、縦軸に出力電流を、横軸に時
間をとって示したものである。
時刻T1以前はスタンバイ状態であり、駆動用電力は冷
却ファン用等の僅かな電流だけが流れている。
制御用電力は、既に説明したように、プリント作業中も
殆んど変化しないが、以下説明するように、駆動用電流
は大きく変動する。
すなわち、時刻TIでプリントスイッチが押されると、
原稿を急速に所定位置まで搬送するために、原稿搬送用
モータが高速回転するから駆動用電源の出力電流が大き
く上昇して第1のピークを形成する。
時刻T2以降は、駆動用電源から昇圧して得られる各チ
ャージャ等の高圧電源と、それぞれ緩速で移動するスキ
ャナフォーワード、用紙搬送であるから出力電流は比較
的少なく安定している。
時刻T3になると露光が終了し、用紙搬送は続行したま
まスキャナが高速リターンするので再び出力電流がアッ
プして第2のピークに入る。
時刻T4になると原稿の急速排出のため、消費電力が最
高になる6 すべての動作が終了した時刻T5以降は、時刻T1以前
と同様スタンバイ状態に戻る。
この第4図から明らかなように、スイッチングレギュレ
ータの駆動用電力がピークを示すのは時刻T1〜T2お
よび時刻T3〜T5の短時間であり、スタンバイ時間の
長い間欠使用は勿論のこと、スタンバイ時間が短かい連
続プリント状態でも時刻T2〜T3の比較的消費電力の
少ない安定期間の方がピーク時間より遥かに長い。
消費電力の極めて少ないスタンバイ時および比較的少な
い安定時に力率を改善しても、力率と電力効率との積で
あるVA効率を消費電力とその時間積分を考慮した総合
的なVA効率の向上にはあまり影響しないが、消費電力
がピークになる大電流出力時に力率を改善すれば非常に
有効である。
また、一般にチョークコイルのインダクタンスと電流容
量とを変えないまま小型化しようとすると、損失が増え
て発熱が大きくなる傾向があるので、放熱板や場合によ
っては冷却ファンが必要となって小型化の目的に合わな
くなる。
しかしながら、常時チョークコイルに電流を流さずにバ
イパスさせて置き、短時間のピーク時のみチョークコイ
ルを作動させるようにすれば、多少発熱が大きくなって
も、比較的無理なくチョークコイルを小型軽量化するこ
とが出来る。
DC−DCコンバータ6のスイッチング周波数は数十乃
至数百KHzと高いので、トランス10およびその2次
側に設けたチョークコイルLl。
L2は電力の割に極めて小型であるが、商用50〜60
Hzの交流電力を対象とするチョークコイル4は大型で
重く、コストも高いものになる。
このチョークコイル4を小型化する効果、および大電流
時に力率を改善することによるピーク電流の減少により
ダイオードブリッジ2の耐逆電圧。
最大許容順電流が小さくて済み、平滑コンデンサ3に流
れる無効電力が減少して発熱が抑制される効果は大きい
第5図は、第2の発明による電流検出回MI9の第2実
施例9Bを示す回路図である。
電流検出用の抵抗Riには、ダイオードD21と抵抗R
21,コンデンサC21からなるローパスフィルタとの
直列回路が並列に接続され、コンデンサC21にはリー
ク抵抗R22が並列に接続されている。
このように構成された電流検出回路9Bは、FETII
がオフで抵抗Riの端子間電圧がOになっている時はダ
イオードD21が逆流防止用として作用するから、コン
デンサC21の端子間には、スイッチング素子であるF
ETIIがオンの時に流れる電流に対応する電圧信号が
発生し、その電圧信号が電流検出値として制御回路7に
出力される。
制御回路7の作用は、第1実施例と同一であるから説明
を省略する。
第6図は、同じく第2の発明による電流検出回路9の第
3実施例9Cを示す回路図である。
この電流検出回路9Cの構成は、電流検出用の抵抗Ri
の端子間電圧を、保護抵抗31を介して電流検出値とし
て制御回路7に出力するだけの最も簡単なものである。
制御回路7は、FETIIがオンの間に電流検出値を入
力するが、FETIIのオン及びオフの時の過渡的な電
流変化を避けるために、FET11をオンにした時から
一定のタイミングをとって(電流がほぼ安定した時の)
電流検出値を入力し、ホトカプラ8を介してトライアッ
ク5のオン・オフを制御する。
以上説明したように、第1の発明はスイッチング素子を
流れる電流の(デユーティ比の変化も含めた)時間平均
値を、第2の発明はオン時にスイッチング素子を流れる
電流をそれぞれ電流検出値として、トライアック5のオ
ン・オフ即ちコンデンサ入力型かチョーク入力型かの切
換えを制御している。
いずれの発明も、DC−DCコンバータの外部負荷に出
力する電力の変化を入力側で検出してトライアック5の
オン・オフを制御しているがら。
スイッチングレギュレータが単一出力であっても多出力
であってもよいが、特に多出力であって複数の負荷が互
に独立して大きく変化するような場合にも、8力変化を
1個所で検出して制御することが出来るから、構成およ
び制御手段が簡単である。
電流検出値が出力変化をより正確に捕える点では、第1
の発明による電流の平均値をとる方が優れているが、実
際面ではスイッチングレギュレータの目的すなわち使用
される機器の仕様にもよるが、トライアック5をオン・
オフする出方の限界点はそれ程正確な必要はないから、
第2の発明によるオン時の電流をとってもよく、その場
合は第6図に示した第3実施例のように簡単な電流検出
回路を採用することが出来る。
第1図に示した実施例においては、チョークコイル4と
トライアック5とからなる並列回路を交流電源1とダイ
オードブリッジ2(の交流入力端子)との間に設けたが
、その代りに、チョークコイルとそのバイパススイッチ
とからなる並列回路をダイオードブリッジ2(の直流出
方端子)と平滑コンデンサ3との間に設けても、その効
果は全く同じであり、整流素子であるダイオードブリッ
ジ2の前後は問題でない。
ただし、バイパススイッチとして、ダイオードブリッジ
2の前は交流回路側であるから双方向性のトライアック
5を用いたが、ダイオードブリッジ2の後は直流回路側
であるから(単方向性の)トランジスタが使用される。
以上、このスイッチングレギュレータを複写機に組込ん
だ場合を例として説明したが、静電潜像技術により普通
紙上に画像を形成する画像形成装置すなわちデジタル複
写機、レーザプリンタ等の光プリンタ、高速ファクシミ
リ等の電源装置にも適用出来ることはいうまでもなく、
その他のピーク電力の消費時間の割合が通常電力の消費
時間に対して比較的短かい機器の直流電源装置として使
用することが出来る。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によるスイッチングレギ
ュレータは、出力が大きい時に初段の整流平滑回路にお
ける充電ピーク電流を抑制して力率を改善し、比較的小
型軽量で総合的にVA効率を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるスイッチングレギュレータの一
実施例を示す回路図。 第2図は第1の発明による電流検出回路の第1実施例を
示す回路図。 第3図は同じくその入力電圧および電流の一例を示す波
形図。 第4図は同じくその出力電流の変化例を示す線図、第5
図は第2の発明による電流検出回路の第2実施例を示す
回路図、 第6図は同じくその第3実施例を示す回路図、第7図は
スイッチングレギュレータの従来例を示す回路図である
。 1・・・交流電源 2・・・ダイオードブリッジ(整流素子)3・・・平滑
コンデンサ    4・・・チョークコイル5・・・ト
ライアック(バイパススイッチ)7・・・制御回路(バ
イパススイッチ制御手段)9.9A、9B、9C・・・
電流検出回路(電流検出手段) 10・・・トランス 11・・・FET (スイッチング素子)第4図 第7図 第5 図 第6図 制御回路7へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源から入力する交流電力を整流素子と平滑コ
    ンデンサとにより整流平滑し、その整流平滑された1次
    直流電力をトランスの1次巻線と直列に接続されたスイ
    ッチング素子によりオン・オフし、前記トランスの2次
    巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して得られた2
    次直流電力を出力すると共に、その2次直流電力の出力
    電圧または電流に応じて前記スイッチング素子のデュー
    ティ比を制御することにより前記出力電圧または電流を
    安定化するスイッチングレギュレータにおいて、 前記交流電源と前記平滑コンデンサとの間に直列に挿入
    する力率改善用のチョークコイルとそのバイパススイッ
    チとからなる並列回路と、 前記スイッチング素子を流れる電流の平均値を検出する
    電流検出手段と、 その電流検出手段が検出した電流の平均値が所定値以下
    の時は前記バイパススイッチをオンし、所定値を超えた
    時はオフするようにしたことを特徴とするスイッチング
    レギュレータ。 2 交流電源から入力する交流電力を整流素子と平滑コ
    ンデンサとにより整流平滑し、その整流平滑された1次
    直流電力をトランスの1次巻線と直列に接続されたスイ
    ッチング素子によりオン・オフし、前記トランスの2次
    巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して得られた2
    次直流電力を出力すると共に、その2次直流電力の出力
    電圧または電流に応じて前記スイッチング素子のデュー
    ティ比を制御することにより前記出力電圧または電流を
    安定化するスイッチングレギュレータにおいて、 前記交流電源と前記平滑コンデンサとの間に直列に挿入
    する力率改善用のチョークコイルとそのバイパススイッ
    チとからなる並列回路と、 前記スイッチング素子を流れるオン時の電流を検出する
    電流検出手段と、 その電流検出手段が検出したオン時の電流が所定値以下
    の時は前記バイパススイッチをオンし、所定値を超えた
    時はオフするようにしたことを特徴とするスイッチング
    レギュレータ。
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CN100405729C (zh) * 2003-02-10 2008-07-23 三星电子株式会社 具有浪涌电压控制功能的电源

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