JPH0487483A - プロジェクションtvの投写管液冷構造 - Google Patents

プロジェクションtvの投写管液冷構造

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JPH0487483A
JPH0487483A JP2202853A JP20285390A JPH0487483A JP H0487483 A JPH0487483 A JP H0487483A JP 2202853 A JP2202853 A JP 2202853A JP 20285390 A JP20285390 A JP 20285390A JP H0487483 A JPH0487483 A JP H0487483A
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JP
Japan
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coupler
packing
resin layer
cathode ray
liquid
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Pending
Application number
JP2202853A
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English (en)
Inventor
Hideharu Furukawa
古川 英晴
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プロジェクションTVの投写管液冷構造に
関し、より詳しくは、投写管のレンズユニットとカプラ
ーとの間、及び該カプラーとブラウン管との間に介在さ
れるパツキンの構造に関する。
従来の技術 最近、プロジェクションTVの投写管は、液冷構造を採
用したものが主流を占めている。これは、ブラウン管と
レンズユニットとをカプラーを介して接続し、その間に
封入した冷却液によってブラウン管とレンズユニットと
を光学的に結合すると共に、ブラウン管を冷却液によっ
て直接液冷するようにしたものである。レンズとカプラ
ーとの間、及びカプラーとブラウン管との間には冷却液
を密封するためのパツキンが介在されている。カプラー
はアルミダイキャストによって製作され、その表面には
乱反射防止、及び放熱効果を良(するために黒色アルマ
イト処理が施されている。このアルマイト処理の際、カ
プラーの表面を酸で腐食させ、目に見えない無数の孔を
形成しておき、この無数の孔の形成によって黒色の顔料
を付着させるようにしている。したがって、表面を酸で
腐食させる工程が不可欠となっている。
発明が解決しようとする課題 従来の液冷型投写管は、上述したごとく、黒色アルマイ
ト処理のためにカプラーの表面に無数)目に見えない孔
が形成されているので、孔の部分にカプラー内空に封入
された液が滲出し、液モレに近い現象が発生することが
ある。例えば、投写管の使用により冷却液が温度上昇を
来たし、蒸気のレベルになって液が気化すると、孔の部
分から気化した液が抜は出し、パツキンによる液封の効
果がなくなり、又は著るしく低減するといった不具合を
招く問題が住じる。そこで、例えばパツキンを軟質の樹
脂材で作製し、カプラー表面とのなじみ性を良くしてや
り、パツキンによって孔を塞ぐという方策が考えられて
いる。しかし、この方法は、パツキンが孔の部分に入り
込み、表面とのなじみによって孔を確実に塞ぐことはで
きるものの、パツキンの性能を左右する弾発力(反発力
)が無くなるので、パツキンとしての機能が著しく低下
するという問題が生じ、得策ではなく、採用できない。
したがって、何らかの方策が要望されていた。
この発明は以上の点に鑑み提案されたもので、その目的
は軟質樹脂材のカプラー表面とのなじみ性の良さと硬質
樹脂材の弾発力に冨むという両者の機能、長所を兼ね備
えた液冷型投写管のパツキン構造を提供するにある。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、液冷型投写管の
レンズユニットとカプラー、及びカプラーとブラウン管
との間に介在されるパツキンをレンズ側及びブラウン管
側が硬質で、かつ、カプラー側が軟質の樹脂材によって
一体的に形成したことを要旨とするパツキン構造を採用
した。
パツキンは、より具体的には、硬質の樹脂材と軟質の樹
脂材とにより一体成形され、硬質樹脂材がレンズ側及び
ブラウン管側となるように配置される。又は、硬質の樹
脂材より成る第1の部材と軟質の樹脂材より成る第2の
部材とを組合せ、第1の部材がレンズ側及びブラウン管
側となるように第1、第2の部材が配置される。
作用 パツキンの軟質の樹脂材はカプラー表面とのなじみ性が
良(、表面に形成された孔を塞ぎ、確実で良好な液封作
用を発揮する。一方、硬質の樹脂材はレンズユニットの
レンズ、及びブラウン管前面と接し、パツキンとして必
要とされる十分に大きい弾発力を発揮する。したがって
、軟質材と硬質材との両機能及び長所を兼ね備えたパツ
キン構造とすることができる。
実施例 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図、第2図は本発明に係る液冷型投写管を示すもの
で、ブラウン管20の前面に蛍光面21をカバーするフ
ェースプレート22が装着されている。ブラウン管20
の前面側にレンズユニット30がカプラー25を介して
接続されている。カプラー25はアルミダイキャストに
よって製作され、その表面には、上記のように乱反射防
止及び放熱性の向上のために黒色アルマイト処理が施さ
れている。したがって、表面には酸による腐食によって
目に見えない多数の細孔が形成されている。
レンズユニット30は、鏡筒31の内部に複数枚のレン
ズ32A、32B・・・を一体的に組付けて成るもので
、ブラウン管20に最も近接したレンズエレメント(凹
レンズ)33はカプラー25に一体的に組込まれており
、カプラー25と共にブラウン管20の液冷ユニットを
構成している。
フェースプレート22とカプラー25と凹レンズ33と
によって形成される内空部にブラウン管20を液冷する
ための冷却液100が封入されている。冷却液100は
、粘度が低く、熱伝導率が高く、かつ、ガラス近似の屈
折率を有する液が用いられている。
ブラウン管20とカプラー25との間、及びカプラー2
5とレンズユニット30との間にパツキン40が介在さ
れており、カプラー25内の冷却液100が液封されて
いる。
ブラウン管20とレンズユニット30とは冷却液100
によって光学的に結合されている。
さらに、カプラー25の内外壁に複数の放熱用フィン2
6・・・、27・・・が突出形成されている。
次に、第3図は本発明に係る液冷構造の要部、すなわち
、パツキン40及びその取付構造を示すもので、パツキ
ン40は硬度が異なる異種の樹脂材、すなわちゴムによ
り断面略円形の環状又は枠状に一体成形されている。そ
して、断面形状において硬軟2層に分かれており、軟質
の樹脂の層4OAが円形断面の中間部を挟んで一方の設
置面側に、また、硬質の樹脂の層40Bが、中間部を挟
んで他方の設置面側に配置されている。2つの層40A
、40Bの硬度は、例えば軟質樹脂の層40Aが JI
S規格で硬度40度に、また、硬質樹脂の層40BがJ
IS規格で硬度60度に設定され、かつ、断面形状にお
ける面積の比率において、硬質樹脂の層40Bが軟質樹
脂の層40Aよりも大きくなるように設定されている。
これによって、軟質樹脂の層40Aによる設置表面への
なじみ性の良さと、硬質樹脂の層40Bによる弾発力の
大きさとの2つの長所、機能を兼ね備えたパツキン構造
を得ることができ、なじみ性による密封作用と大きい弾
発力によるパツキン性能との両機能を1つのパツキン4
0で同時に得ることができる。
パツキン40を取付ける場合、軟質樹脂層40Aをカプ
ラー25側、硬質樹脂層40Bをレンズユニット30側
にし、第3図に示すように、軟質樹脂層4OAの側をカ
プラー25の周縁に形成された環状溝250内に設置す
る。次に、硬質樹脂層40Bの上に凹レンズ33の周縁
に形成したフランジ部330を載せ、その上からスペー
サ34を設置し、スペーサ34の取付孔を通して取付ネ
ジ35をカプラー25の取付ビス251にネジ込む。す
ると、ネジ締めの締付力によりパツキン40が弾性変形
し、凹レンズ33がパツキン40を介してカプラー25
に一体的に結合される。同時に、カプラー25の内空に
充填した冷却液100がパツキン40によって密封され
る。この場合、締付力によってパツキン40の軟質樹脂
層40Aが硬質樹脂層40Bに比べて大きく変形し、そ
のなじみ性により環状溝250の表面に存在する細孔内
に入り込み、細孔を塞いだ状態で環状溝250の内面略
全体に密着する。一方、硬質樹脂層40Bは凹レンズ3
3のフランジ部330に押し付けられて弾性変形し、フ
ランジ部330の面に弾発力を持って密着する。したが
って、カプラー25の表面に腐食による無数の細孔が存
在するにもかかわらず、軟質樹脂層40Aのカプラー表
面へのなじみ性の良さと硬質樹脂層40Bの弾発力の大
きさとの双方の作用によって確実で良好な液封効果が得
られ、カプラー25内の冷却液100を確実に密封する
ことができる。すなわち、パツキン40の設置表面への
なじみ性の良さとパツキン性能を得るに必要な十分に大
きい弾発力・反発力との相反する性能を十分に満足させ
ることができる。
なお、第3図はカプラー25とレンズユニット30との
間に介在されるパツキン構造について示しであるが、カ
プラー25とブラウン管20の前面との間に介在される
パツキン構造についても上記同様の構成であるので、そ
の説明ならびに図示は省略する。(但し、ブラウン管側
に介在されるパツキンは、枠状に形成されている。)そ
れに応じてパツキンを取付ける溝形状が設計されている
以下の実施例の説明においても同様である。
次に、第4図は本発明に係るパツキン構造の他の実施例
を示すもので、パツキン40′は軟質樹脂より一戒る第
1の部材40′Aと硬質樹脂より成る第2の部材40′
Bとの組合せにより構成されている。第1の部材40′
AはJIS規格で硬度が40度、また、第2の部材40
’BはJIS規格で硬度が60度に設定されている。第
1の部材40′Aは図に示すように断面が扁平の環状又
は枠状に形成されている。一方、第2の部材40′Bは
断面が円形の環状又は枠状に形成されている。
パツキン40′を取付ける場合、第1の部材40′Aを
カプラー25の周縁の環状溝250内に設置し、その上
に第2の部材40’Bを載せて一体的に組合せる。さら
に、その上に凹レンズ33のフランジ部330を載せ、
その上からスペーサ34を設置して上記同様にネジ締め
を行う。すると、ネジ締めの締付力によりパツキン40
′がレンズ33のフランジ部330で押し付けられて変
形し、凹レンズ33がパツキン40’を介してカプラー
25に一体的に結合されると同時に、カプラー内空の冷
却液100がパツキン40′によって密封される。その
際、第1の部材40′Aが第2の部材40’Bに比べて
大きく変形し、そのなじみ性により環状溝250の表面
に存在する細孔内に入り込み、細孔を塞いだ状態で環状
溝250の内表面に密着する。一方、第2の部材40′
Bは、フランジ部330に押し付けられて弾性変形し、
フランジ部330の面に弾発力を持って密着する。
したがって、上記同様に、カプラー表面に腐食による無
数の細孔が存在するにもかかわらず、確実で良好な液封
効果が得られ、冷却液100を確実に密封することがで
きる。この実施例においても、設置表面へのなじみ性の
良さを得ることと、パツキン性能を得るに十分に大きい
弾発力・反発力を得ることとの相反する要求を十分に満
足することができる。
上記のように、硬度の異なる異種の樹脂によりパツキン
40を一体成形しても良く、また、異種の樹脂より成る
2つの部材を別々に製作し、これを一体的に組合せてパ
ツキン40′を構成しても良く、どちらのパツキン構造
においても同効である。なお、上記硬度の40度、60
度の数値例は1つの例示であって、本発明はこれに限定
されるものではない。
発明の効果 以上の説明に明らかな通り、本発明に係るパツキン構造
によれば、カプラー表面へのなじみ性の良さとパツキン
性能を得るに十分な大きい弾発力・反発力との2つの相
反する性能を同時に満足することができる。したがって
、カプラー表面に無数の細孔が存在しているにもかかわ
らず、表面とのなじみ性により細孔を確実に塞ぐことが
でき、その上、十分に大きい弾発力によって高いパツキ
ン性を発揮させることができ、冷却液を確実に密封する
ことができる。すなわち、密封性を保ちながら、同時に
高いパツキン性能を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液冷型投写管の断面図、第2図は
その分解斜視図、第3図は本発明に係るパツキン構造の
一実施例を示す要部断面図、第4図はパツキン構造の他
の実施例を示す要部断面図である。 20・・・プラウ ンズユニット、 ・・・軟質樹脂層、 第1の部材、4

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラウン管とレンズユニットとをカプラーを介し
    て接続し、カプラー内空に封入された冷却液によって前
    記ブラウン管とレンズユニットとを光学結合させると共
    に、該ブラウン管を冷却液によって液冷して成るプロジ
    ェクションTVの投写管液冷構造において、 前記レンズユニットとカプラー及び該カプラーと前記ブ
    ラウン管との間に介在されるパッキンをレンズ側及びブ
    ラウン管側が硬質で、かつ前記カプラー側が軟質の樹脂
    材で一体的に形成したことを特徴とするプロジェクショ
    ンTVの投写管液冷構造。
  2. (2)硬質の樹脂材と軟質の樹脂材とによりパッキンを
    一体成形し、このパッキンをレンズ側及びブラウン管側
    が硬質の樹脂材となる様に組付けたことを特徴とする請
    求項(1)に記載のプロジェクションTVの投写管液冷
    構造。
  3. (3)硬質の樹脂材より成る第1の部材と、軟質の樹脂
    材より成る第2の部材とを組合せてパッキンを形成し、
    該パッキンを前記第1の部材がレンズ側及びブラウン管
    側に配置される様に組付けたことを特徴とする請求項(
    1)に記載のプロジェクションTVの投写管液冷構造。
JP2202853A 1990-07-31 1990-07-31 プロジェクションtvの投写管液冷構造 Pending JPH0487483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006880A (ko) * 2001-07-17 2003-01-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 투사형 브라운관의 냉각 구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006880A (ko) * 2001-07-17 2003-01-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 투사형 브라운관의 냉각 구조

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