JPH0486718A - 拡大観察用の対物具 - Google Patents

拡大観察用の対物具

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JPH0486718A
JPH0486718A JP20138690A JP20138690A JPH0486718A JP H0486718 A JPH0486718 A JP H0486718A JP 20138690 A JP20138690 A JP 20138690A JP 20138690 A JP20138690 A JP 20138690A JP H0486718 A JPH0486718 A JP H0486718A
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JP
Japan
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light
light guide
incident
light guiding
faces
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Pending
Application number
JP20138690A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
正男 山本
Katsuyuki Igarashi
五十嵐 克幸
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SCALA KK
Original Assignee
SCALA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、医療、学術、産業上の利用分野において、
例えば人の皮膚、微細な生物、あるいは集積回路のよう
な被観察物の外面乃至表層をそれがあるままの位置で何
らの加工を施すことなく拡大して観察することのできる
拡大観察用の対物具(以下、単に「対物具」という)に
関する。
〔従来の技術〕
この種の拡大観察において最も大切なことは、被観察物
に照射する照射光の制御乃至被観察物からの映像光の制
御である。すなわち、一般に被観察物を照射する照射光
には、被観察物を正面から照らす落射光と、被観察物の
正面に対し平行に近い急角度で照射する側射光と、及び
透光性の被観察物の場合に内部に透過した光で内側から
表層を照らす透過光とがある。そして、落射光は、全体
的な観察に適するが、被観察物の表面からの反射光の影
響を受けやすく、また側射光は、陰影を与えることによ
り落射光だけでは見えないような立体構造の観察を可能
とするのに秀れており、さらに透過光は、透光性の被観
察物の場合にしか使えないが、被観察物の表層をある程
度の深さを以て影絵的に観察できるというように、それ
ぞれが固有の長所と短所を持っている。したがって、こ
れらの多光を自由に選択し、また適当に組み合わせるこ
とができれば、より有効な観察を行えることになる。
このような光の処理に関しては、既に幾つかの技術が提
案されている。
例えば、特開平1−308527号は、その一つで、当
用願人が先に提案したものであるが、導光キャップを半
球状乃至半球面体状に形成することにより、側射光(水
平光)を主体として落射光及び透過光が適度に組み合わ
さり良好な観察を行えるようになっている。また、他の
一つである特願平1−273419号は、映像光の選択
が可能となるようにされており、より多面的な観察が可
能となっている。しかし、これらは何れも照射光の選択
が可能でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、この発明は、照射光の選択を可能とする対物具
の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的は、被観察物照明用の照射光を導く導光
手段及び被観察物の像を拡大するための光学系を内蔵し
た対物具本体の先端に、照射孔が中心に形成された半球
面状の前部を有する透明な導光キャップを接続し、導光
手段からの光が導光キャップの基端面から導光キャップ
の内部に入るようにされてなる拡大観察用の対物具に於
いて、導光キャップの基端面に入射面と反射面とを交互
に形成すると共に、導光手段を側射光用導光手段と落射
光用導光手段との2系統に形成し、側射光用導光手段を
入射面に対応させ、落射光用導光手段を反射面に対応さ
せるようにすることにより達成される。
〔作 用〕
この対物具では、側射光用導光手段により光源から導か
れて来た照射光は、導光キャップの基端面の入射面から
導光キャップの中実内部に入りその内部を全反射により
通過して照射孔から出ることにより被観察物をその正面
に対し略平行に照射する側射光となり、また落射光用導
光手段により光源から導かれて来た照射光は、導光キャ
ップの基端面の反射面で反射され導光キャップの内側空
間を通って照射孔より被観察物を正面から照らす落射光
及び照射孔以外の部位で透明な導光キャップを透過した
落射光が被観察物の表層を透過して被観察物の表層を内
部から照らすことになる透過光となる。したがって、側
射光用導光手段または落射光用導光手段の何れかだけか
ら照射光を供給するか、あるいは両者の光度を変えるこ
とにより、落射光または側射光の何れかを選択でき、ま
た両者の比率を適宜に変えることができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の一実施例を説明する。
第6図に示すように、対物具1は、対物具本体2、導光
キャップ3、及び遮光体4より形成されている。
対物具本体2は、被観察物M照明用の照射光を誘導する
導光手段6及び被観察物Mの像を拡大するための光学系
7を内蔵した円筒状のもので、この例では、さらに撮像
素子8 (CCD素子)を内蔵しており、その信号かケ
ーブル8cにより図外のアンプを介して観察用デイスプ
レィに送られ、この観察用デイスプレィにより50倍〜
数千倍の拡大観察ができるようになっている。
導光手段6は、図外のアンプに設けられている光源から
照射光を導くためのもので、第1図及び第2図に示すよ
うに、落射光用導光手段6dと側射光用導光手段6sと
の二系統に分けられている。
各県はそれぞれ多数の光ファイバー9d、9sで形成さ
れており、各光ファイバー9d、9sはその先端が対物
具本体2と導光キャップ3との接続部において円環状に
配列され、この円環状に配列された各光ファイバー9d
、9sがその系統ごとに後述の導光キャップ3の基端面
lOに形成されている入射面12乃至反射面13に向き
合うようにされている。そして、各県は系ごとに照射光
のON・OFF制御及び照射光の強弱制御を選択的に行
えるようになっている。尚、第1図中では光ファイバー
9d、9sが疎らに示されているか、実際は第2図に示
すような緻密な配列となっている。
導光キャップ3は、その先端を被観察物Mの表面に当接
させることにより光学系7(第1図及び第2図では図示
が省略されている)の対物レンズの焦点に対し被観察物
Mの表面が合うようにするためのものであると共に、導
光手段6s、6dからの照射光を落射光Ld、側射光L
s、及び透過光Ltとに分けて被観察物Mに照射するた
めのもので、例えばアクリル樹脂(メタクリル樹脂)の
ような透明性の高い合成樹脂で作られている。そして、
後部3rに形成されている螺合ネジ11により対物具本
体2の先端に螺着されており、この螺着状態において前
述の焦点合わせがなされるようになっている。
より詳細には、円筒状の後部3rと半球面状とされた前
部3fとからなり、後部3rの端に形成されている基端
面10にはそれぞれ同じ長さとされた入射面12と反射
面13とが4面ずつ交互に形成され、前部3fにはその
先端の中心に小さな照射孔14か穿設されている。入射
面12は、光ファイバー98からの照射光を導光キャッ
プ3の内部(中実の内部)に送入させるためのもので、
照射光の進行方向に対し直交するようにされており、逆
に反射面13は、光ファイバー9dからの照射光を全部
反射させて導光キャップ3と遮光体4との間の空間に導
(ためのもので、照射光の進行方向に対し照射光を全反
射させ得る傾斜状態とされている。
そして、側射光用導光手段6SのみをONとして入射面
12だけに照射光を当てるようにすれば、第4図に示す
ように、この照射光か入射面12から導光キャップ3の
内部に入りこの内部を全反射により通過して照射孔14
の側面から出ることにより被観察物をその正面に対し平
行に近い急角度で照射する側射光Lsだけが得られ、逆
に、落射光用導光手段6dのみをONとして反射面13
だけに照射光を当てるようにすれば、第5図に示すよう
に、照射光か反射面13で全部反射され導光キャップ3
の内面と遮光体4の外面との間の空間を通って照射孔1
4より被観察物N丁を正面から照らす落射光Ldだけが
得られ、また側射光用導光手段6sからの照射光と落射
光用導光手段6dからの照射光とを各々の強弱を変えて
入射面12と反射面13の両方に当てれば、側射光Ls
と落射光Ldとを適宜の比率で組み合わせることができ
る。
遮光体4は、それ以外の光を遮って被観察物Mからの映
像光だけを対物具本体2の光学系7に導くようにするた
めのもので、後部4rは導光キャップ3の内面形状に合
わせて円筒状になっているが、前部4fは円錐筒状とさ
れており、その先端に集光孔15が形成されている。
尚、この例の対物具1は、撮像素子8を内蔵しており、
デイスプレィを介して観察するようになっているが、必
ずしもこのようにする必要かなく、「対物具」から直接
的に観察できるようにすることも可能である。
〔発明の効果〕
この発明による対物具は、以上説明してきた如く、導光
キャップの基端面に入射面と反射面とを交互に形成する
と共に、導光手段を二系統で形成し、一方の導光手段を
入射面に対応させ、他方の導光手段を反射面に対応させ
るようにしてなるものなので、落射光または側射光の何
れかの選択か可能であると共に、両者の適宜比率での組
合わせか可能となり、より有効な観察を行えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、導光手段と導光キャップの関係を示す概略斜
視図、 第2図は、対物具の部分断面図、 第3図は、第2図中の矢示■方向から見た概略平面図、 第4図は、入射面に照射光か当たる場合についての説明
図、 第5図は、反射面に照射光が当たる場合についての説明
図、そして 第6図は、対物具の概略側面図である。 1−一一−−一対物具 ・°対物具本体 導光キャップ 遮光体 ・導光手段 側射光用導光手段 落射光用導光手段 基端面 入射面 反射面 ・′被観察物 第2図 ■ ン 第3図 第1図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被観察物照明用の照射光を導く導光手段及び被観察物の
    像を拡大するための光学系を内蔵した対物具本体の先端
    に、照射孔が中心に形成された半球面状の前部を有する
    透明な導光キャップを接続し、導光手段からの光が導光
    キャップの基端面から導光キャップの内部に入るように
    されてなる拡大観察用の対物具に於いて、 導光キャップの基端面に入射面と反射面とを交互に形成
    すると共に、導光手段を側射光用導光手段と落射光用導
    光手段との2系統に形成し、側射光用導光手段を入射面
    に対応させ、落射光用導光手段を反射面に対応させるよ
    うにしたことを特徴とする拡大観察用の対物具。
JP20138690A 1990-07-31 1990-07-31 拡大観察用の対物具 Pending JPH0486718A (ja)

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JPH0486718A true JPH0486718A (ja) 1992-03-19

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