JPH0485255A - 紙継ぎ方法および紙継ぎ装置 - Google Patents

紙継ぎ方法および紙継ぎ装置

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JPH0485255A
JPH0485255A JP20028390A JP20028390A JPH0485255A JP H0485255 A JPH0485255 A JP H0485255A JP 20028390 A JP20028390 A JP 20028390A JP 20028390 A JP20028390 A JP 20028390A JP H0485255 A JPH0485255 A JP H0485255A
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寛峰 望月
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製紙における前工程で発生した原紙の欠陥部
を後工程に送る前に切除し、この切除した残りの原紙両
端を接続するのに利用される紙継ぎ方法および紙継ぎ装
置に関する。
(従来の技術) 例えば抄紙工程より得られた原紙には紙切れによる継ぎ
目や様々な要因によって発生する厚みむら、しわ、穴等
の欠陥部を有する場合があり、そのままの状態では次の
各種塗工工程で支障を生じることになる。また、この抄
紙工程以外でも、前工程で生じた原紙の欠陥部が後工程
の支障となる場合がある。
そこで、従来においては、前工程で欠陥部を生じた原紙
の巻取りロールの側端面に欠陥部位置を示すマーキング
を施しておき、この巻取りロールをリリーラーやワイン
ダーで巻き換える過程で作業者が上記マーキングを監視
し、欠陥部が巻き出された時点でウェブの送りを停止さ
せ、欠陥部を切除し、次いで切除した残りの原紙の両端
縁を両面テープによって継ぎ合わせ、しかるのちにウェ
ブの送りを再開して巻き換えを続行するという紙継ぎ操
作を行っている。
(発明が解決しようとする課!り しかしながら、上記従来の紙継ぎ手段では、巻き換えに
おけるウェブの停止操作が作業者の目視判断で行われる
と共に、欠陥部の切除から両面テープの貼付による継ぎ
合わせまでの一連の操作を全て手作業に軌っていること
から、非常に手間および時間がかかり、専任の熟練した
作業者を必要とする上、紙継ぎ状態が一定せず、特に作
業者によって差異を生じ易いという問題があった。
この発明は、上述の事情に鑑み、巻き換えにおけるウェ
ブの送りと停止、ならびに欠陥部の切除から継ぎ合わセ
の一連の操作を完全に自動化して行う紙継ぎ方法および
紙継ぎ装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る紙継ぎ方法は、上記目的を達成するために
、原紙の欠陥部の位置および長さを検出し、この検出情
報に基づき、上記欠陥部を有する原紙ロールの巻き換え
を行う途上で、原紙を切断するカッターを設けた切断位
置の手前に上記欠陥部が来た際に原紙の送りを停止し、
該切断位置の上下流両側で原紙を保持させたのち、上記
カッターにて原紙を幅方向に切断し、次いで上流側の上
記保持を解除し、該上流側の原紙を欠陥部末端が切断位
置を通過するまで送った上で停止させ、この停止した原
紙を切断位置の下流側で挟着保持して再び上記カッター
にて切断すると共に、この切断上流側の原紙の切断端縁
部に沿って接着層を形成したのち、上記挟着を解除する
ことにより欠陥部を含む原紙の一部を排除し、次いで上
流側の原紙を糊代分だけ送り、重合した上下流両側の両
切断端縁部を挟着して接着接続することを特徴とする構
成を採用するものである。
また、本発明に係る紙継ぎ装置は、同様に上記目的にお
いて、走行する原紙の欠陥部の位置および長さを検出す
る欠陥検出手段と、上記欠陥部が検出された原紙ロール
を別の巻取りロールに巻き換える巻き換え手段と、上記
欠陥検出手段による検出情報に基づいて巻き換え手段に
おける原紙の送りを制御する制御手段と、巻き換え走路
に設定される紙継ぎステーションに設定されて原紙を切
断するカッターと、該カッターにて切断する原紙の接続
すべき端縁部に接着層を形成する接着層付与手段と、上
記カッタームこよる切断位置の上下流両側においてそれ
ぞれ原紙を保持する保持具と、上記切断位置の下流側で
原紙を挟着する挟着手段とを具備してなる構成を採用す
るものである。
更に、本発明では、上記紙継ぎ装置として、接着層付与
手段がカッターと一体に原紙幅方向に移動する接着剤塗
布器より構成されると共に、挟着手段の一方側の挟着部
に該接着剤を乾燥させる加熱器が付設されてなるものを
好適a様としている。
(作 用) 欠陥検出手段は、連続的に走行する原紙の紙切れによる
継ぎ目や薄肉部、しわ、穴、塗工むら等の欠陥部の位置
つまりロール巻回始端からの距離と該欠陥部の長さとを
検出し、記録する。なお、検出機構は、発光素子と受光
素子との対によってウェブの正常部と欠陥部との光透過
性の差異で検出したり、ウェブ表面の上記両部における
光反射性の差異で検出する等、種々の光学的手段が利用
される。
巻き換え手段では上記欠陥部が検出された原紙の巻取り
ロールを別の巻取りロールに巻き換えるが、このウェブ
の送りと停止は上記欠陥検出手段の検出情報をインプッ
トした制御手段によって担われ、欠陥部がウェブ走行途
上に設定された紙継ぎステーションの手前に来た際に送
りが自動的に停止される。なお、欠陥部の切除はその前
後にある程度余裕を持たせて行えばよく、停止位置には
さほど精度を要さないことから、例えば上記制御手段に
よる停止位置計測に測長計を利用できる。
しかして、ウェブの送りが停止されると、紙継ぎステー
ションの切断位置の上下流両側に設けられた吸着具や押
えロールや押えレバー等の保持具によって原紙が上記両
側で保持され、次いでカッターが切断位置において原紙
を全幅同時に切断したり、または原紙幅方向に移動する
ことによって原紙が幅方向に切断され、この切断後に上
流側の保持具による保持が解除される。なお、紙継ぎス
テーションにおける上記の保持→切断→上流側保持解除
の一連の操作は、制御手段によってウェブの送り停止後
に順次一定のタイムラグを置いて自動的に行われるよう
に設定される。
次に、上記切断された上流側の原紙を欠陥部末端が切断
位置を通過するまで送った上で停止させる。この送り量
は制御手段にインプットされた欠陥部の長さ情報に基づ
いて設定される。なお、この時、下流側の原紙の末端部
は保持具にて前記の切断時の位置で保持されている。し
かして、この再送りののちに停止した原紙は、切断位置
の下流側で挟着手段により挟着保持され、次いで上記カ
ッターの再移動によって切断される。これにより、欠陥
部を含む原紙の一部が該欠陥部の前後で裁ち切られた形
となり、上記挟着の解除に伴って紙継ぎステーションか
ら排除される。
また、上記後段の切断時もしくは切断後に、接着層付与
手段により切断上流側の原紙の端縁部に沿って接着層が
形成され、原紙欠陥部の上記排除後に上流側の原紙を糊
代分だけ送った上で、重合した正常な原紙の両切断端縁
部を挟着手段によって挟着することにより、上流側と下
流側の原紙が欠陥部のない状態で継ぎ合わされる。なお
、これら後段の切断から継ぎ合わせまでの一連の操作も
制御手段によって順次自動的になされる。しかして、こ
の継ぎ合わせ後にはウェブの送りを再開して巻き換えを
完了させる。熱論、−本の巻取りロールに複数の欠陥部
が存在する場合は、上記自動操作を反復することになる
上記の接着層は、接着剤の塗布もしくは両面粘着テープ
の貼着によって形成できる。したがって、接着剤塗布手
段としては、液状接着剤の塗布装置もしくは両面粘着テ
ープの貼着装置が用いられるが、特に接着剤塗布器をカ
ッターと一体に原紙幅方向に移動するように設けた構成
が機構的に簡素である。なお、このように接着層を塗布
形成する場合は、これを乾燥させるための加熱器を挟着
手段の一方側の挟着部に設けることが推奨される。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき、図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は抄紙工程の末尾を示しており、抄紙されたウェ
ブlが乾燥ドラム2.2・・・によって乾燥され、ガイ
ドロール3.3を経てリール4に巻きとられ、一定の巻
回量に達すると巻取りロールlOaとして取り出される
。しかして、ガイドロール3,3間には発光部5aと受
光部5bとを有する欠陥検出手段5が設置されており、
該検出手段5により、走行中のウェブ1に存在する欠陥
部が検出されると共に、この欠陥部の位置つまり巻取り
ロール10aにおける巻回始端からの距離と欠陥部自体
の長さとが例えばマークシートとして記録される。
第2図は巻き換え装置6を示しており、前記の欠陥検出
手段5によって欠陥部が検出された原紙の巻取りロール
IOaを巻き出し1I6aより巻き出し、ガイドロール
7a〜7dを経て巻き取り機6bにて巻き取ることによ
り、別の巻取りロール10bに巻き換えるようになされ
ている。そして、この走行途上のガイドロール7Cから
7dに至る垂直下鋒部分にウェブlを挟んで対峙する固
定枠8aと可動枠8bを備えた紙継ぎステーション8が
設定されている。7eはガイドロール7cに対して離接
駆動するニップロール、9は制御装置である。
第3図〜第6図で示すように、固定枠8aは、横長のベ
ースフレーム11おける垂直板状をなす中間部11aの
前面側に、前縁に沿って水平移動するスライダー12a
を嵌装したスライダー台12bと、更にその前面側に配
置した横長の吸引チャンバー13とが水平に取付けられ
ている。そして、スライダー12aには、三角形の刃体
からなるカッター14が力・ンターホルダ−14aを介
して前方へ突出状に取付けられると共に、前端にスポン
ジ状の塗布先15aを有する略筒形容器状の−14の真
上に取付らけられている。また吸引チャンバー13は、
前面に開口した多数の吸引孔13aを備えており、真空
ポンプ(図示略)に接続した吸引口13bより内部を減
圧して前面に吸着力が作用するように設定されている。
なお、塗布器15の塗布先15aは、カッター14より
も突出量が小さく、且つ吸引チャンバー13の前面より
も僅かに前方に位置するように設定されている。
一方、可動枠8bは、ベースフレーム16における水平
バー状をなす中間部16aの上面側に横長の吸引チャン
バー17が形成されると共に、同しく下面側に横長のス
チームチャンバー18が形成されており、該ベースフレ
ーム16と吸引チャンバー17とスチームチャンバー1
8の前面つまり固定枠8aとの対向面が同一の垂直面と
なり、且つスチームチャンバー18が固定枠8aの吸引
チャンバー13と対向する位置となるように設定されて
いる。そして、第5図に示すようにベースフレーム16
の中間部16aには前面側に開いたカッター受は溝19
が水平方向に沿って刻設され、また吸引チャンバー17
には固定枠8aの吸引チャンバー13と同様に前面に開
口した多数の吸引孔17aが設けである。20は吸引チ
ャンバー17の上部前方に水平配置したカイトバーであ
り、ベースフレーム16の両端部16b、16b(第3
図)上面側に立設された取付ステー20a、20a(第
3図、第4図)にて支持されている。17bは吸引チャ
ンバー17の吸引口、18aはスチームチャンバー18
のスチーム出入口である。
一方、第3図に示すように、固定枠8aのへ一スフレー
ム11のブロフク状をなす両端部ttb11bには、そ
れぞれシリンダー室21が形成され、これに嵌装された
ピストン22のピストンロッド22aがシリンダカバー
21aを貫通して前方へ突出しており、また該シリンダ
ー室21よりも端部側に上下2本のガイドピン23が前
方へ突出するように植設されている。しかしてピストン
ロッド22aの先端部はリング状取付板22bを介して
可動枠8aのベースフレーム16の端部16bに連結固
定され、且つベースフレーム16は各ガイドピン23に
ブツシュ24を介して摺動自在に嵌挿されている。
従って、可動枠8bは、4本のガイドピン23にて固定
枠8aに支持された状態で、ピストン22の油圧等によ
る駆動によって固定枠8aに対して離接運動する。そし
て、該可動枠8bの前限位置では両枠8a、8b間を通
るウェブ1を固定枠8aの吸引ボックス13と可動枠8
bのスチームチャンバー18との間で挟着し、また後限
位置では各ガイドピン23の先端フランジ部23aがス
トッパーとしてベースフレーム16の後面に接当する。
ここで、カッター14は、可動枠8bの前限位置におい
てカッター受は溝19に深く侵入するが、可動枠8bの
後限位置においても先端部が僅かに政情19に入るよう
に設定されている。
上記構成の巻き換え装置においては、まず第7図Aのよ
うに可動枠8bが後退した状態でウェブ1を送って巻き
換えを進める。なお、この時、カッター14は、第3図
の仮想線で示すようにウエプの走路から側方に外れた退
避位置にある。そして、ウェブ1の欠陥部が紙継ぎステ
ーション8の手前に来ると、その位置検出情報がインプ
ットされた制御装置9によってウェブ1の送りが停止さ
れ、次いで紙継ぎステーション8の上流側のガイドロー
ル7cにニップロール7eが圧接して該上流側でウェブ
1を挟着すると共に、第7図Bの如く、可動枠8bが前
進してそのスチームチャンバー18と固定枠8aの吸引
チャンバー13との間でもウェブ1を挟着し、且つ両吸
引チャンバー13.17の吸引を開始してそれぞれの前
面でウェブ1を吸着する。次にスライダー12aの駆動
により、カッター14が退避位置からウェブ幅方向の反
対側の退避位置まで移動し、この移動過程でウェブ1を
幅方向に切断する。
上記切断後には、第7図Cの如く可動枠8bが後退し、
これによってウェブlは吸引チャンバー17に前端部が
吸着保持された上流側1aと吸引チャンバー13に後端
部が吸着保持された下流側1bとに分離する。次に、吸
引チャンバー17の吸着が解除され、制御装置9により
、ガイドロール7Cおよびニップロール7eの回転を伴
って第7図りの如く上流側のウェブ1aのみが送られ、
欠陥部の末端が切断位置を遥遇し終わった時点で送りが
停止される。そして、この停止後には、第7図Eの如く
再び可動枠8bが前進し、固定枠8aの吸引チャンバー
13と可動枠8bのスチームチャンバー18との間で先
に吸着保持されていた下流側のウェブ1bと欠陥部を含
むウェブlcとが重合した形で挟着され、また吸引チャ
ンバー17による吸引を再開して上流側のウェブ1aの
吸着を行った上で、スライダー12aを前回とは逆方向
に移動させる。これにより、反対側の退避位置にあった
カッター14が元の退避位置へ戻り、この過程で欠陥部
を含むウェブ1cが上流側の正常なウェブ1aから裁ち
切られ、同時に接着剤塗布器15によって該上流側のウ
ェブ1aの切断端縁部に沿って接着剤が塗布される。
次に、第7図Fの如く可動枠8bが後退し、これに伴っ
て欠陥部を含むウェブ1cが落下して排除される。しか
る後、吸引チャンバー17の吸着が解除され、上流側の
ウェブ1aが塗布された接着剤の糊代分だけ僅かに送ら
れる。次に、可動枠8bが前進し、上下流両側のウェブ
la、lbの切断端縁部が接着剤の塗布面で接合した形
で吸引チャンバー13とスチームチャンバー18との間
で挟着される。この時、スチームチャンバー18に高温
のスチームが導入され、その熱によって上記接合部の接
着剤が乾燥し、第8図の如く上下流側のウェブIa、I
bが両者の切断端部で接着層25を介して完全に接続さ
れる。しかして、上記乾燥後には、可動枠8bが後退す
ると共に吸引チャンバー13による吸着が解除され、ま
たニップロール7eがガイドロール7cより離れ、ウェ
ブ1の送りによる巻き換えが再開される。
なお、上記実施例ではカンタ−として三角形の刃体を有
するものを用いているが、刃体形状は種々変更可能であ
り、円盤形の回転刃体も採用できる。また接着剤塗布器
の構造も例示以外に種々設計変更可能であり、例えば周
面に接着剤が浸出する回転体をウェブ表面に沿って転動
させて塗布する構造も採用できる。その他、本発明では
、切断位置の上下流両側の吸着具の構造、カッターの移
動機構、紙継ぎステーションにおけるウェブの挟着機構
等の細部構成についても、例示以外に種々設計変更可能
である。
(発明特有の効果) 本発明の紙継ぎ方法および紙継ぎ装置によれば、製紙に
おける前工程で生じた原紙の欠陥部を後工程に供する前
に切除して継ぎ合わせるという一連の紙継ぎ操作を、従
来のような手作業によらずに完全な可動操作によって行
うことができ、該紙継ぎ工程の無人化に伴う製紙の省力
化とコスト低減が達成され、しかも原紙の継ぎ合わせ状
態が正確でかつ一定となり従来の手作業におけるような
差異を生じないため、後工程での取扱い性が良好となっ
てトラブルを生じにくく、工程平準化による処理効率の
向上および製品品質の安定化を図ることができる。
また、本発明の請求項3の構成によれば、原紙を欠陥部
切除部に継ぎ合わせるための接着層の形成を、簡単な構
造によって適確に行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
抄紙工程の末尾を示す概略側面図、第2図は巻き換え装
置の概略側面図、第3図は紙継ぎステーションの要部の
平面図、第4図は同側面図、第5図は第3図のV−v線
の断面図、第6図は上記紙継ぎステーションの正面図、
第7図A−Fは紙継ぎ操作を順次説明する概略側面図、
第8図は継ぎ合わせた原紙の正面図である。 l・・・ウェブ(原紙)、la・・−上流側のウェブ、
1b・・・下流側のウェブ、IC・・・欠陥部を含むウ
ェブ、5・・・欠陥検出手段、6・・・巻き換え装置、
8・・・紙継ぎステーション、8a・・・固定枠(挟持
手段)、8b・・・可動枠(挟着手段)、9・・・制御
装置、10a、10b・・・巻取りロール、13.17
・・・吸引チャンバー(保持具)、14・・・カッター
、15・・・接着荊塗布器、18・・・スチームチャン
バー(加熱器)25・・・接着層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、原紙の欠陥部の位置および長さを検出し、この
    検出情報に基づき、上記欠陥部を有する原紙ロールの巻
    き換えを行う途上で、原紙を切断するカッターを設けた
    切断位置の手前に上記欠陥部が来た際に原紙の送りを停
    止し、該切断位置の上下流両側で原紙を保持させたのち
    、上記カッターにて原紙を幅方向に切断し、次いで上流
    側の上記保持を解除し、該上流側の原紙を欠陥部末端が
    切断位置を通過するまで送った上で停止させ、この停止
    した原紙を切断位置の下流側で挟着保持して再び上記カ
    ッターにて切断すると共に、この切断上流側の原紙の切
    断端縁部に沿って接着層を形成したのち、上記挟着を解
    除することにより欠陥部を含む原紙の一部を排除し、次
    いで上流側の原紙を糊代分だけ送り、重合した上下流両
    側の両切断端縁部を挟着して接着接続することを特徴と
    する紙継ぎ方法。
  2. (2)、走行する原紙の欠陥部の位置および長さを検出
    する欠陥検出手段と、上記欠陥部が検出された原紙ロー
    ルを別の巻取りロールに巻き換える巻き換え手段と、上
    記欠陥検出手段による検出情報に基づいて巻き換え手段
    における原紙の送りを制御する制御手段と、巻き換え走
    路に設定される紙継ぎステーションに設定されて原紙を
    切断するカッターと、該カッターにて切断する原紙の接
    続すべき端縁部に接着層を形成する接着層付与手段と、
    上記カッターによる切断位置の上下流両側においてそれ
    ぞれ原紙を保持する保持具と、上記切断位置の下流側で
    原紙を挟着する挟着手段とを具備してなる紙継ぎ装置。
  3. (3)、接着層付与手段がカッターと一体に原紙幅方向
    に移動する接着剤塗布器より構成されると共に、挟着手
    段の一方側の挟着部に該接着剤を乾燥させる加熱器が付
    設されてなる請求項(2)記載の紙継ぎ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011052061A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Nitto Denko Corp 粘着テープ貼付け方法および粘着テープ貼付け装置
CN103552869A (zh) * 2013-11-21 2014-02-05 广东玉兰装饰材料有限公司 一种收卷机
WO2017076678A1 (en) * 2015-11-02 2017-05-11 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Method and device for removing defects on a stationary web of a packaging material

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