JPH04846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04846Y2 JPH04846Y2 JP1986172243U JP17224386U JPH04846Y2 JP H04846 Y2 JPH04846 Y2 JP H04846Y2 JP 1986172243 U JP1986172243 U JP 1986172243U JP 17224386 U JP17224386 U JP 17224386U JP H04846 Y2 JPH04846 Y2 JP H04846Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- catheter
- tube
- outer diameter
- urethra
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002485 urinary effect Effects 0.000 claims description 16
- 210000003708 urethra Anatomy 0.000 claims description 9
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 2
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
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- 231100000956 nontoxicity Toxicity 0.000 description 1
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- 229940099259 vaseline Drugs 0.000 description 1
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、尿道に挿入時あるいは抜き出し時
に、痛みの少ない改善されたバルーン付き尿道カ
テーテルに関する。
に、痛みの少ない改善されたバルーン付き尿道カ
テーテルに関する。
[従来の技術]
従来使用されているバルーン付き尿道カテーテ
ルは、耐久性、無毒性、耐薬品性等の見地から材
料としてシリコーンゴムが用いられている。
ルは、耐久性、無毒性、耐薬品性等の見地から材
料としてシリコーンゴムが用いられている。
このようなバルーン付き尿道カテーテルは、第
4図の斜視図、第5図のバルーン部の長さ方向の
断面図および第6図のカテーテルチユーブの輪切
状断面図に示されるものが一般的である。
4図の斜視図、第5図のバルーン部の長さ方向の
断面図および第6図のカテーテルチユーブの輪切
状断面図に示されるものが一般的である。
すなわち、シリコーンゴム製のカテーテルチユ
ーブ12のバルーン部13にエアー穴14まで達
する切り込み溝15を設け、この切り込み溝15
を覆うように筒状のバルーンチユーブ16を配置
し、その両端縁部の内周面をカテーテルチユーブ
表面に接着剤で気密に取り付けた構成であり、尿
道に挿入された上記カテーテルチユーブは、バル
ーン部13に送入されるエアーの圧力により、バ
ルーン部が点線で示されるように膨張して尿の漏
れを防止するものである。
ーブ12のバルーン部13にエアー穴14まで達
する切り込み溝15を設け、この切り込み溝15
を覆うように筒状のバルーンチユーブ16を配置
し、その両端縁部の内周面をカテーテルチユーブ
表面に接着剤で気密に取り付けた構成であり、尿
道に挿入された上記カテーテルチユーブは、バル
ーン部13に送入されるエアーの圧力により、バ
ルーン部が点線で示されるように膨張して尿の漏
れを防止するものである。
[考案が解決しようとする課題]
上記従来の尿道カテーテルは、バルーン部がカ
テーテルチユーブより通常約0.5mm盛り上り状に
なつているので、カテーテルチユーブを尿道に挿
入する際、患者にかなりの不快感を与えていた。
テーテルチユーブより通常約0.5mm盛り上り状に
なつているので、カテーテルチユーブを尿道に挿
入する際、患者にかなりの不快感を与えていた。
そのため、バルーンチユーブの両端をテーパー
仕上げにしたり、バルーン部が形成されるカテー
テル本体部分の外径を小さくしてカテーテル表面
を平滑にすることが行われたが、満足できるもの
ではなかつた。
仕上げにしたり、バルーン部が形成されるカテー
テル本体部分の外径を小さくしてカテーテル表面
を平滑にすることが行われたが、満足できるもの
ではなかつた。
その主な理由は、シリコーンゴムが粘着性で、
スベリが悪いためであり、その対策としてチユー
ブ表面にワセリン等の潤滑材を塗布し尿道に挿入
しているが、抜き出し時には潤滑材の塗布が不可
能であり、また使用中にカテーテルの表面と尿道
壁が癒着しやすいため、患者に与える苦痛は依然
として解消されていない。
スベリが悪いためであり、その対策としてチユー
ブ表面にワセリン等の潤滑材を塗布し尿道に挿入
しているが、抜き出し時には潤滑材の塗布が不可
能であり、また使用中にカテーテルの表面と尿道
壁が癒着しやすいため、患者に与える苦痛は依然
として解消されていない。
本考案の課題は、上記従来の尿道カテーテルの
欠点を解消し得るバルーン付き尿道カテーテルを
提供することにある。
欠点を解消し得るバルーン付き尿道カテーテルを
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本考案者は、上記課題を解決するために多くの
試作研究を重ねた結果、バルーン部が形成される
カテーテル本体部分の外径を小さくし、そこにカ
テーテルチユーブの外径と同一もしくは若干小さ
い外径のバルーンチユーブを取付けた尿道カテー
テルの、少なくとも尿道に挿入される部分の外周
面に、長さ方向に沿う凹溝を連続形成させること
によつて患者に苦痛を与えることのない実用的に
望ましいバルーン付き尿道カテーテルの開発に成
功したのであつて、本考案によれば、特有な表面
粘着性のシリコーンゴムと尿道との接触面積を少
なくし、挿入・抜き出し操作がスムーズに行える
という利点が生じる。
試作研究を重ねた結果、バルーン部が形成される
カテーテル本体部分の外径を小さくし、そこにカ
テーテルチユーブの外径と同一もしくは若干小さ
い外径のバルーンチユーブを取付けた尿道カテー
テルの、少なくとも尿道に挿入される部分の外周
面に、長さ方向に沿う凹溝を連続形成させること
によつて患者に苦痛を与えることのない実用的に
望ましいバルーン付き尿道カテーテルの開発に成
功したのであつて、本考案によれば、特有な表面
粘着性のシリコーンゴムと尿道との接触面積を少
なくし、挿入・抜き出し操作がスムーズに行える
という利点が生じる。
[実施例]
以下、本考案を添付図面に示された実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は、本考案のバルーン付き尿道カテーテ
ル1の斜視図、第2図はその長さ方向の一部拡大
縦断面図、および第3図はカテーテルチユーブの
輪切状断面図である。
ル1の斜視図、第2図はその長さ方向の一部拡大
縦断面図、および第3図はカテーテルチユーブの
輪切状断面図である。
図面に示されるように、本考案のバルーン付き
尿道カテーテル1のバルーン部3が形成される個
所の外径は、カテーテルチユーブの外表面より小
さく形成され、そこに取り付けられたバルーンチ
ユーブの外径は、カテーテルチユーブ2の外径と
同じかやや小さくされている。
尿道カテーテル1のバルーン部3が形成される個
所の外径は、カテーテルチユーブの外表面より小
さく形成され、そこに取り付けられたバルーンチ
ユーブの外径は、カテーテルチユーブ2の外径と
同じかやや小さくされている。
バルーン部3の形成個所の中央には、エアー穴
4まで達する切り込み溝5が形成され、尿道側に
通じるエアー穴4の開口は接着剤8で塞がれてい
る。
4まで達する切り込み溝5が形成され、尿道側に
通じるエアー穴4の開口は接着剤8で塞がれてい
る。
また、バルーンチユーブ6は、その両端部の内
周面をカテーテルチユーブ2の表面に接着剤9で
気密に取り付けられ、尿道に挿入され空気が圧入
された場合には、点線で示されたようにバルーン
部が膨張して尿の漏れを防止する。
周面をカテーテルチユーブ2の表面に接着剤9で
気密に取り付けられ、尿道に挿入され空気が圧入
された場合には、点線で示されたようにバルーン
部が膨張して尿の漏れを防止する。
カテーテルチユーブ2の尿道に挿入される部分
の外表面には、第3図に示されるように、チユー
ブの長さ方向に沿う多数の連続する凹溝7が形成
されている。
の外表面には、第3図に示されるように、チユー
ブの長さ方向に沿う多数の連続する凹溝7が形成
されている。
[考案の効果]
本考案のバルーン付き尿道カテーテルによれ
ば、バルーン部に段差がなく、カテーテルチユー
ブの外表面に形成された長手方向に沿う多数の凹
溝によつて、挿入・抜出し操作がスムーズで患者
の不快感を除くことができる等その実用的価値は
きわめて大きい。
ば、バルーン部に段差がなく、カテーテルチユー
ブの外表面に形成された長手方向に沿う多数の凹
溝によつて、挿入・抜出し操作がスムーズで患者
の不快感を除くことができる等その実用的価値は
きわめて大きい。
第1図は、本考案のバルーン付き尿道カテーテ
ルの斜視図、第2図はその長さ方向の一部拡大縦
断面図、第3図はカテーテルチユーブの輪切状断
面図、第4図は従来のバルーン付き尿道カテーテ
ルの斜視図、第5図は、そのバルーン部の長さ方
向の断面図および第6図はカテーテルチユーブの
輪切状断面図である。 1……バルーン付き尿道カテーテル、2,12
……カテーテルチユーブ、3,13……バルーン
部、4,14……エアー穴、5,15……切り込
み溝、6,16……バルーンチユーブ、7……凹
溝、8,9……接着剤。
ルの斜視図、第2図はその長さ方向の一部拡大縦
断面図、第3図はカテーテルチユーブの輪切状断
面図、第4図は従来のバルーン付き尿道カテーテ
ルの斜視図、第5図は、そのバルーン部の長さ方
向の断面図および第6図はカテーテルチユーブの
輪切状断面図である。 1……バルーン付き尿道カテーテル、2,12
……カテーテルチユーブ、3,13……バルーン
部、4,14……エアー穴、5,15……切り込
み溝、6,16……バルーンチユーブ、7……凹
溝、8,9……接着剤。
Claims (1)
- バルーン部が形成されるカテーテル本体部分の
外径を小さくし、そこにカテーテルチユーブの外
径と同一もしくは若干小さい外径のバルーンチユ
ーブを取付けた尿道カテーテルの、少なくとも尿
道に挿入される部分の外周面に、長さ方向に沿う
凹溝を連続形成させてなるバルーン付き尿道カテ
ーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986172243U JPH04846Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986172243U JPH04846Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377051U JPS6377051U (ja) | 1988-05-21 |
JPH04846Y2 true JPH04846Y2 (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=31108609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986172243U Expired JPH04846Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04846Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320688A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-25 | Kendall & Co | Catheter |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP1986172243U patent/JPH04846Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320688A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-25 | Kendall & Co | Catheter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6377051U (ja) | 1988-05-21 |
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