JPH0484602A - 連続継手型形鋼の圧延方法 - Google Patents

連続継手型形鋼の圧延方法

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JPH0484602A
JPH0484602A JP19682190A JP19682190A JPH0484602A JP H0484602 A JPH0484602 A JP H0484602A JP 19682190 A JP19682190 A JP 19682190A JP 19682190 A JP19682190 A JP 19682190A JP H0484602 A JPH0484602 A JP H0484602A
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続継手型形鋼を圧延で製造する方法に関す
るものである。
(従来の技術) 本発明が対象とする連続継手型形鋼の最も代表的な形状
例を第5図(a)に示す。図において連続継手型形鋼1
は、所定のウェブ厚Twに形成されたウェブ1aの両端
にウェブの軸芯方向に開口する継手部属TFの雌継手1
bを有している。なお左右雌継手1bの中心部間距離W
は有効幅と称される。第5図(b) 、 (c)は連続
継手型形鋼1の雌継手1bに嵌合する雄継手を有する連
結部材6の製品形状例を示し、第5図(b)の連結部材
6はフランジ幅の短い111純な形状のH形鋼であり、
第5図(c)の連結部材6は雄継手となるフランジを外
側に湾曲させて雌継手との嵌合時に形成される継手内空
間(ふところ余裕)を大きくした変形H形鋼である。第
5図(a)の連続継手型形鋼1とその連結部材である第
5図(b) 、 (e)に示す連結部材の断面形状は、
いずれも上下左右に完全な対称型である。また、従来か
らある類似形状の直線型鋼矢板の製品サイズは一般に有
効幅W1ウェブ厚Twおよび継手部属TF毎に設定され
ているが、本発明の対象とする連続継手型形鋼1の製品
サイズは有効幅Wおよび継手部属TFがシリーズ内置−
でウェブ厚Twを多様な厚み構成としている。
これらの連続継手型形鋼の一般的な用途は第6図(a)
、(b)、(C)、(d)に示すように、2枚の連続継
手型形鋼1のウェブにH形鋼3あるいはプレート5を溶
接してH型断面の形材とした、いわゆる箱型鋼矢板とし
て用いられる。なお、第6図(a)。
(e)はH形鋼3を溶接した例、第6図(b) 、 (
d)はプレート5を溶接した例である。また、第6図(
a) 、(b)では雄継手の部材として連続継手型形鋼
1の有効幅Wと同等な広幅のウェブをもった大形H形鋼
2aを用いており、第6図(c) 、 (d)では雄継
手の部材として狭幅のウェブをもった小形H形鋼2bを
用いている。さらに、第6図(a)では連続継手型形鋼
1と大形H形鋼2aの強度不足を補うため変形防止用補
剛材4が用いられている。
この鋼製箱型鋼矢板の特徴は、■断面性能に優れている
のて壁厚が薄くできる、■構成部材の表面が平滑である
ので壁機能に適している、■コンクリートとの合成構造
が容易であるなどであり、その具体的な用途は土留用連
続壁、基礎杭、本設用耐震壁、地滑り深礎杭などがある
近年、活発な地下空間の開発潮流の中で大深度化と都市
部での工事が主流となってきて、前記の箱型鋼矢板の基
本部材である連続継手型形鋼]に対しては施工性を重視
した継手嵌入性の改善が要請されており、また広範囲な
断面性能を有する製品シリーズの提供が重要な課題にな
っている。特に、大深度の地中連続壁を構築する場合、
地上付近では土圧が小さいので連続継手型形鋼1のウェ
ブ厚Twは小さくてよいが、土庄の増大する地中内部で
は土庄の増大に応じてウェブ厚Twを大きくして箱型鋼
矢板の剛性強度を高める必要がある。この場合、継手部
分の継手部属TPはウェブ厚Twが増大にしても一定で
ある。施工時はウェブ厚TWの異なる連続継手型形鋼1
からなる比較的に短い箱型鋼矢板を順次長手方向に施工
現地で接合しかつ長平方向に連続して敷設する。一方、
これと嵌合する第5図(b) 、 (c)の雄継手材の
断面形状および寸法は全敷設長にわたり一定の形状なの
で、連続継手型形鋼の継手は製品サイズに係わらず同一
の雄継手材との−様な嵌合性が必要となる。
連続継手型形鋼の一般的な製造手段としては、第7図に
示す従来の直線型鋼矢板のいわゆるカリバー圧延方式が
挙げられる。同図において粗形鋼片BBは、分塊工場ま
たは鋳造工場で造られた素材であり、この素材BBをK
I3からに1の各孔型で順次圧延して製品とするが、こ
の方法は上下ロールの側壁による磨砕作用を主体とした
圧延であるため、前記各孔型の形式は閉式孔型(Clo
sedPass)が孔型系列の不可欠な構成要素となる
。このため孔型の摩耗によるロール改削量が大きく、ロ
ール原単位が高くなるほか、圧延油とロール冷却水が多
量に必要であり、これが不十分であると、製品の継手部
形状が不安定となり圧延作業は困難を極める。また孔型
数が多いため、長いロール胴長を要し、有効幅Wの大き
い広幅連続継手型形鋼の製造は困難である。
この解決策として継手部を形成する素材部分に直接圧下
を加えることにより成形上の欠点を除去する圧延法とし
て、特公昭47−47784号公報のいわゆるユニバー
サル圧延法がある。このユニバーサル圧延法の代表例を
第8図に示しており、中間圧延部のに4−1.2.3で
ユニバーサル圧延を行うことによって矩形鋼片SLから
の製造を可能にしている。また特公昭5g−38241
号公報では1.仕上孔型に1にも仕上ユニバーサル圧延
法を採用して左右継手部に嵌入した竪ロールで左右継手
の孔幅を規制することにより継手の孔幅のバラツキを抑
制する手段も周知である。しかしながら、この方法でも
上下水平ロールには比較的に深くて複雑な孔型が必要で
あり、前記の諸問題を解決することができない。
他の対策として直線型鋼矢板の形状を圧延し易い製品形
状へ変更し、H形鋼のいわゆるユニバーサル圧延設備を
利用し且つ、H形鋼の圧延法に類似した手段により圧延
できるように改善した方法がある。第9図に示した特公
昭55−11921号公報技術と、第10図に示した特
開昭55−1913号公報技術はその例であり、前記の
閉式孔型を有する孔型で圧延した場合の問題は解決して
いるが、特定サイズの直線型鋼矢板の製造を対象とする
ものである。
以上のように、従来の直線型鋼矢板の圧延方法を適用し
た場合、ウェブ坤みTWの造り分けは造形上の制約から
ごく狭い範囲に制限せざるを得ず、然も同一のロール組
を使用して継手の形状寸法を一定に維持しつつ各種のウ
ェブ厚みTwを有する連続継手型形鋼を圧延することは
不可能であるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は連続継手型形鋼を圧延で製造する際に、継手形
状寸法、圧延時の曲がり、ロール原単位の低下等を来す
ことなく、ウェブ厚みTwを用途の目的に応じた所望の
任意なサイズに造り分は可能な手段を提供し、さらに既
存のH形鋼ユニバーサル圧延装置列を可能な限り活用し
て、ロールやガイドの新設・改造を最小限にして有効幅
と継手形状寸法が一定の連続継手型形鋼を製造すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、 ■鋼片素材を粗造形材に圧延するブレークダウンミル、
該粗造形材を略H形断面の中間圧延材に圧延するユニバ
ーサルミルとエツジヤ−ミツ ルからなる中間圧延ミル、該圧延材を中間仕上げ圧延し
フランジ曲げ成形するフランジ曲げ成形装置および仕上
げミルによって連続継手型形鋼を圧延する方法において
、前記ブレークダウンミルてドツグボーン状に形成した
粗造形材を、前記中間圧延ミルでウェブ部を所定の各種
属さおよび内幅一定寸法とし且つフランジ部の厚みと幅
を一定寸法とした略H形断面の中間圧延材に成形し、続
いて幅方向端部を開放した上下水平ロールの湾曲部によ
って前記フランジ部を外方に湾曲せしめた後、前記仕上
げミルの上下水平ロールでフランジ部を仕上げ成形し、
所定の各種サイズのウェブ厚さを有し且つ有効幅と継手
形状・寸法が一定の連続継手型形鋼を製造する圧延方法
である。
■また、前記仕上げミルの上下水平ロールの両側面にロ
ール周面に突条を形成した竪ロールを設け、該竪ロール
の突条を被圧延材の上下フランジ端部間に嵌入しつつ仕
上げ圧延し、所定の各種サイズのウェブ厚さを有し且つ
有効幅と継手形状・寸法が一定の連続継手型形鋼を製造
する圧延方法である。
(作用・実施例) 以下、図面を参照して、本発明の作用および実施例を説
明する。
第1図は本発明を上下左右対称連続継手型形鋼の製造に
適用する場合の圧延方法を示し、第2図は本発明法を実
施する圧延装置の配置例を示す。
図において、ブレークダウンミルBDは上下水平ロール
によって矩形断面の薄肉スラブまたはドツグボーン状の
鋼片を素材として複数回のエツジングを行い、ドツグボ
ーン形状の粗造形材に加工する工程である。本発明にお
けるブレークダウンミルは上述のように従来周知のH形
鋼等フランジを有する形鋼の粗圧延工程に使用されるも
のであり、詳細な説明は省略する。
次に、中間圧延ミルは粗ユニバーサルミルUとエツジヤ
−ミルEにより構成され、まず前記粗造形材は粗ユニバ
ーサルミルUの孔型KAL、3によって略H形断面の中
間粗圧延材15aに圧延造形される。ここでユニバーサ
ルミルUの水平ロール20a、 20bは中間粗圧延I
N’15aのウェブ面を押圧する而が平坦でフランジ内
側面に当接する側面を外傾斜角αとなるように形成した
ロールを用いる。
外傾斜角αは従来のH形鋼あるいは■形鋼のユニバーサ
ルミル圧延に供されるものと同等である。一方、竪ロー
ル30a、 3obは中間粗圧延+415aのフランジ
面を押圧するロール周面がほぼ平坦に形成されたロール
(以下、フラット竪ロールという)を用いており、従来
のH形鋼圧延用の仕上ユニバーサルミルなどで使イつれ
るフラット竪ロールを使用することができる。即ち、フ
ラット竪ロールを使用することによって連続継手型形鋼
の継手部の肉厚か根本で厚く先端で薄い所謂テーパ肉厚
の形状に形成され、一般のH形調圧延で使用される算盤
球型竪ロールを使用した場合に発生し易い中間粗圧延材
+5aのウェブ偏りやフランジ肉厚偏差を防止できる。
次に、粗ユニバーサルミルUで圧延された中間粗圧延材
15aは粗ユニバーサルミルUと対に配置されたエツジ
ヤ−ミルEの孔型KAL、3Eによって、そのフランジ
端部が整形され所定のフランジ幅・J゛法の中間圧延材
1.5bに形成される。このエツジヤ−ミルEの水平ロ
ール21a、 2111.21c。
21dは特開昭62−77107号公報などに記載され
た従来のフランジ幅一定H形鋼製造用のエツジヤ−ミル
における水平ロールの形状と同じであり、中間圧延キイ
15bのウェブ面に対しては積極的な圧下を行わないが
、ウェブ厚みTWが変わっても水平ロール2Ja、 2
1bでウェブ両端部の拘束をしながら水平ロール21e
、 21dでフランジ先端部の圧下をフランジ幅方向の
任意の位置で同時に行うことかできる構造となっている
のでウェブ偏りを防止しつつフランジ幅Bを一定にする
ことができる。なお本例では中間圧延工程を粗ユニバー
サルミルUとエツジヤ−ミルEとを各々1基づつ配置し
て一対とした単純な例を示したか、必要に応じて複数対
の圧延機のグループ編成にしても良い。
次に、前記粗ユニバーサルミルUとエツジヤミルEで圧
延された各種ウェブ厚とフランジ厚と] 1 フランジ幅一定の上下左右対称な略H形断面の中間圧延
材+5bはフランジ曲げ成形装置Sによってフランジ部
を外方へ湾曲・曲げ加工され、中間仕上げ圧延材1Bに
成形される。このフランジ曲げ成形装置Sの水平ロール
22a、 22bは孔型KAL、2として示すように中
間仕上げ圧延材16のウェブを拘束する胴部とそのロー
ルの幅方向両端部に曲げ成形を行うための湾曲四部Pが
形成され且つ側端部は開放されている。
続いて、フランジ部を予備成形曲げ加工された中間仕上
げ圧延材16は仕上げ圧延ミルFによって連続継手型形
鋼の最終製品形状17に仕上げられる。仕上げ圧延ミル
Fの上下水平ロール23a、 23bのロール孔型はK
AL、1.(a)あるいはKAL。
1(b)であり継手部1Bを仕上げ成形するフランジ曲
げ仕上げ孔型Rで形成されている。なお第1図のKAL
、  1(a>、  1.(b)の上下水平ロール23
a。
23bは左右分割型としているがKAL、2のように一
体型としてもよい。またKAL、1(a)は水・1シロ
ールのみで構成されているがKAL、1(b)] 2 では突条付竪ロール40a、 40bを上下水平ロール
23a、 23bの両側面に配置し、突条付竪ロール4
0a。
40bの突条部41a、 41bを被圧延材の上下フラ
ンジ端部間(継手端部間)に嵌入[2、端部間の幅を規
制することにより最終製品形状17の継手開口部の幅と
その位置を正確に成形する構造にしている。
上記フランジ曲げ成形装置Sの水平ロール22a。
22bに形成された孔型KAL、2に作用する荷重やト
ルクはごく軽微なので、ユニバーサルミルUと仕上げミ
ルFとが連続圧延である場合はフランジ曲げ成形装置S
をエツジヤ−ミルEの後面もしくは仕上げミルFの前面
に配置した無駆動のガイドローラーとすることでも充分
にその機能を発揮できる。また、仕上げミルFの水平ロ
ール23a。
23bに孔型KAL、1(a)、2を並列に掘削し圧延
中パス間で材料を横にシフトするようにすればフランジ
曲げ成形装置Sを別個に設ける必要はない。
さて、連続継手型形鋼のウェブ厚Twのサイズ造り分け
は、粗ユニバーサルミルU・エッジャ−ミルEおよびフ
ランジ曲げ成形装置Sの各水平ロールの圧−ト調整で行
い、継手部の各サイズ間で一定の形状寸法となるように
竪ロール30a、 30bおよび水平ロール21.c、
 21dの圧下調整を行う。
以下、本発明の特徴的な作用である継手形状寸法と有効
幅Wを一定とした製品シリーズ内てウェブ厚Twのサイ
ズ造り分けかできる理由および孔型形状の条件等につい
て詳細に説明する。
第3図(a)は仕上圧延工程でウェブ厚Twと電属(フ
ランジ厚)Tpの異なる各種板厚サイズの連続継手型形
鋼を同一仕上水平ロール23a、 23bて成形する場
合の説明図であり、第3図(b)は上記仕上水平ロール
23a、 23bのロール端部から突条41a、 4I
b付竪ロール40a、 40bを挿入して上下フランジ
端部(継手端部)を規制しながら成形する場合の説明図
である(但し第3図(a) 、(b)は何れも左側部だ
けを図示している)。例えば、最大ウェブ厚TwMAX
から最小ウェブ厚TWMINにサイズ変更する場合は、
中間仕上げ圧延材16のウェブ厚みをTWMINにする
べく粗ユニバーサルミルU・エツジヤ−ミルEおよびフ
ランジ曲げ成形装置Sの各水平ロールのロール隙を変更
し、仕上水平ロール23a、 23bと竪ロール40a
、 40bは圧延材料の適材中の実際のロール隙を所定
の一定値になるように維持する。このとき、中間仕上げ
圧延材16のフランジの幅と厚みは一定となるように竪
ロール30a、 30bおよび水平ロール21.c、 
2]、dのロール隙を調整する。したがって継手形状寸
法が一定となり、各種属みサイズを長手方向に連結した
ものに対し同一の雄継手を使用しても全く支障がない。
第4図(a)は仕上曲げ成形用孔型KAL、L第4図(
b)は予備曲げ成形用孔型KAL、2の寸法関係を示す
。KAL、2の内幅WとKAL、1の内幅Wの関係は、 w=W −a、    a = O−10+nmとする
のが良い。αが0m11未満になると材料がKAL、1
内で左右に揺動し継手形状が不正確となる。αカ月Om
mを超えると材料がKAL、1の水平ロールで両側に押
し拡げられて継手の形状不良やウェブ厚の偏差を発生す
る。
KAL、3Eのフランジ中心線長Ω、(第1図参照)は
、KAL、2の中心線長g2とKAL]の中心線長β1
から決まる。
、Q3−(]+β2)Xg2゜ ρ2−(1+β1)×ρ β3.β2は、KAL、1.2での曲げ成形にともなう
中心線長の減少率であり、厚肉材はど大きく、ロール表
面の摩擦が大きい場合など曲げ抵抗が大きいほど増大す
るが、通常各々526以下である。また、KAL、1(
a)に対しKAL、1(b)は突起付竪ロール40a、
 40bによるフランジ先端(継手の爪先)の圧下式を
見込んでβ1を0.5〜3%程度大きくすると成形形状
がさらに安定する。尚、KAL、2の水平ロール22a
、 22bは中間仕上げ圧延材16のウェブ部を拘束す
ることによって孔型内における曲げ成形時の材料の上下
左右の安定化と対称性の維持をはかっている。しかし、
KAL、1の仕上水平ロール23a、 23bではウェ
ブ部を拘束できるのは最大ウェブ厚T□AXの場合のみ
であり、その他一般のウェブ厚TWでは0−ルと材料間
に隙(T wN+Ax  T w )を生ずるため曲げ
成形の形状が不安定となりやすい。この対策として突条
付竪ロール40a、 40bを左右継手端部に配置する
ことは効果的である。またガイド装置を材料のロールに
よる成形形状の変化に沿った形状とし出入側から貫通し
た構造にして、材料を密着誘導することも効果的である
なお、以上の例は中間ユニバーサルミル群をU。
Eの1グループとしているが、勿論複数グループとして
もよく、一般にH形鋼のユニバーサル圧延を行っている
いずれの工場でも本発明の方法と装置を適用できる。さ
らに、一連の上下左右対称連続継手型形鋼を製造するた
めには有効幅と継手形状を適切に決めることによりBD
  U  Eミルのロールは既存のH形鋼圧延用ロール
シリーズと共用できるので、結局、フランジ曲げ成形装
置Sと仕上げミルFの水平ロールのみ専用ロールとして
しかも同一有効幅内では1種類のみ準備すればよい。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、既存のH形鋼ユニバーサル圧延
装置列にて、同一のロール組で多サイズのウェブ厚みT
wの一定形状寸法の雌継手を有する連続継手型形鋼を建
設プロジェクトに応じた経済的な所望の断面性能を有す
るサイズに、雄継手との共通嵌合性を維持しつつ造り分
けることができるので、圧延ロールおよびその付属品の
所要数が激減すると共にロール原単位が向上し、ロール
組替回数が減少するので稼働率が向上し組替要員も少な
くてすむ。さらに使用する素材のサイズも集約できるな
ど、生産上のメリットは大きい。また、継手形状の安定
した施工性に優れた高品質の連続継手型形鋼を例え小ロ
ットても効率良く製造できるので、現状の多様化してい
る市場のニーズに迅速かつ的確に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係わる圧延順序を示す正面
略図、 第2図は本発明の1実施例に係わる圧延]−程を示す説
明図、 型連続継手型形鋼を箱型鋼矢板として形成した使用例を
示す説明図、 第7図は従来の孔型圧延法による上下非対称左右対称型
直線型鋼矢板の圧延法を示す説明図、第8図は従来の孔
型圧延法の一部にユニバーザル圧延法を適用した上下非
対称左右対称型直線型鋼矢板の圧延法を示す説明図、 第9図は従来のユニバーサル圧延法による上下対称左右
非対称型直線型鋼矢板の圧延法を示す説明図、 第10図は従来のユニバーサル圧延法による上下非対称
左右対称型直線型鋼矢板の圧延法を示す説明図である。 BDニブレークダウンミル U:ユニバーサルミル   E:エッジャーミルS:フ
ランジ曲げ成形装置 F:仕上げミル15a、 15b
:中間粗圧延材 16:中間仕上げ圧延材   17:最終製品20a、
 20b:ユニバーサルミルUの水平ロール30a、 
30b:ユニバーサルミルUの竪ロール2+a、 21
b。 21c、 21d :エッジャーミルEの水平ロール2
2a、 22b:フランジ曲げ成形装置の水平ロール2
3a、 23b:仕上げミルFの水平ロール40a、 
40b+突条付竪ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼片素材を粗造形材に圧延するブレークダウンミ
    ル、該粗造形材を略H形断面の中間圧延材に圧延するユ
    ニバーサルミルとエッジャーミルからなる中間圧延ミル
    、該圧延材を中間仕上げ圧延しフランジ曲げ成形するフ
    ランジ曲げ成形装置および仕上げミルによって連続継手
    型形鋼を圧延する方法において、前記ブレークダウンミ
    ルでドッグボーン状に形成した粗造形材を、前記中間圧
    延ミルでウェブ部を所定の各種厚さおよび内幅一定寸法
    とし且つフランジ部の厚みと幅を一定寸法とした略H形
    断面の中間圧延材に成形し、続いて幅方向端部を開放し
    た上下水平ロールの湾曲部によって前記フランジ部を外
    方に湾曲せしめた後、前記仕上げミルの上下水平ロール
    でフランジ部を仕上げ成形し、所定の各種サイズのウェ
    ブ厚さを有し且つ有効幅と継手形状・寸法が一定の連続
    継手型形鋼を製造することを特徴とする連続継手型形鋼
    の圧延方法。
  2. (2)仕上げミルの上下水平ロールの両側面に、ロール
    周面に突条を形成した竪ロールを設け、該竪ロールの突
    条を被圧延材の上下フランジ端部間に嵌入しつつ仕上げ
    圧延し、所定の各種サイズのウェブ厚さを有し且つ有効
    幅と継手形状・寸法が一定の連続継手型形鋼を製造する
    ことを特徴とする請求項1記載の連続継手型形鋼の圧延
    方法。
JP19682190A 1990-07-25 1990-07-25 連続継手型形鋼の圧延方法 Expired - Lifetime JPH0767562B2 (ja)

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JP2006312836A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sankyo Tateyama Aluminium Inc 建築構造体
KR20180086226A (ko) 2015-11-30 2018-07-30 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 직선형 강 시트 파일의 조인트부 성형기 및 직선형 강 시트 파일의 제조 방법

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