JPH0484378A - バーコードリーダおよびそれに用いるイメージセンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、バーコードリーダおよびそれに用いるイメー
ジセンサに関する。

［従来の技術］ 最近、商品の外装にはバーコードが付けられ、スーパー
マーケットやコンビニエンスストアなどのレジスターに
おいて、買物客の買った商品の値だんを合計計算したり
、在庫管理や売れずじ情報を収集するために、バーコー
ドリーダが広く使用されている。また、従来のバーコー
ドは１列で構成されているので、バーコードリーダにお
いてもバーコードを読み取るためのホトセンサが直線状
に１列だけ設けてある。なお、いわゆる１次元ホトセン
サは特開昭４９−１７９２６号公報で知られている。

また、赤、緑、青のカラーフィルタを備えたカラーの１
次元センサは特開平１−１２２２６０号公報で知られて
いる（分光特性の異なる３列のフォトセンサアレイ）。

さらに、フォトセンサアレイを２次元状に配列したいわ
ゆる２次元センサも公知であるが、これはＴＶカメラ、
パターン認識等の用途が主であり、バーコードリーダに
使用された例は見当らない。

〔発明が解決しようとする課題〕

将来、バーコードに盛り込むべき情報量が増えると予想
され、従来の１列のバーコードでは対応できなくなる可
能性がある。例えば、１つの製品から種々の情報を得る
ための方法としてバーコードを複数列設けた場合、従来
のバーコードリーダでは１度で１列の情報しか読み取る
ことができず、複数列を読むのに時間がかかる。

本発明の目的は、情報量の増加に対応できるバーコード
リーダおよびそれに用いるイメージセンサを提供するこ
とにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題を解決するために、本発明のバーコードリー
ダは、ホトセンサを直線状に並べて成るラインセンサが
、複数本ほぼ平行に設けてあるイメージセンサを備えた
ことを特徴とする。

また、上記複数本のラインセンサは第１、第２および第
３のラインセンサを含み、上記第１および第２のライン
センサ間の配列ピッチと、上記第２および第３のライン
センサ間の配列ピッチが異なることを特徴とする。

さらに、本発明のイメージセンサは、ホトセンサを直線
状に並べて成るラインセンサが、１つのパッケージ内の
受光面に複数本ほぼ平行に設けてあることを特徴とする
。

［作用］ 本発明のバーコードリーダおよびイメージセンサでは、
ラインセンサを複数本設けたので、バーコードを複数列
設けた場合に１度で読み取ることができる。

〔実施例〕

第１図（ａ）は、バーコードリーダの内部構成を示す全
体斜視図、第１図（ｂ）は、バーコードリーダに備えら
れたイメージセンサの平面図、第１図（Ｃ）は、バーコ
ードリーダのバーコード読み取り部の平面図である。第
２図（ａ）〜（ｃ）は、それぞれバーコードの構成例を
示す平面図である。

第１図（ａ）において、１はバーコードリーダ、２はバ
ーコード、５はバーコード２が印刷されたラベル、６は
筐体、７はバーコード読み取り部、８は集光レンズ、９
はＬＥＤ％　１０はミラー１１はレンズ、１２はイメー
ジセンサ、１３は電気回路、２００はイメージセンサ１
２が搭載されている基板である。

第１図（ｂ）において、１４はイメージセンサ１２のパ
ッケージ、１５は受光面、１６．１７．１８はホトセン
サを直線状に並べて成るラインセンサ列であり、本実施
例ではカラーフィルタの無いモノクロであり、すなわち
、３列のラインセンサ列の分光特性は同じである（色に
対する属性はすべて白で同じ〕。前述した特開平１−１
、２２２６０号公報では３列のラインセンサがあるが、
それぞれ赤、緑、青と分光特性は異なる。

第１図（Ｃ）において、１９はバーコード列分離部材で
ある。

第２図（ａ）〜（Ｃ）において、２．３．４はそれぞれ
バーコード、２０はイメージセンサ読み取り位置である
。（ａ）〜（ｃ）はそれぞれバーコードを３列設けた例
を示す。（ａ）はバーコード２．３．４の間の間隔（以
下、ピッチと称する）ａ、ｂが異なる場合、（ｂ）と（
Ｃ）とはピッチａが同じで、バーコードの長さΩが異な
る場合を示す。バーコードは、例えば、（ａ）に示すよ
うに、１列目のバーコード２と２列目のバーコード３は
商品管理等の目的でメーカーで付け、３列目のバーコー
ド４はその他の独自の商品管理を目的として問屋や小売
店で付ける。このように小売店等において独自にピッチ
ｂをずらして設けたバーコード４も読み取ることができ
る。また（ｂ）、（ｃ）に示すように、ピッチａは同じ
で長さΩの異なる場合でも、同一のバーコードリーダに
よって読み取ることができる。すなわち、バーコードリ
ーダのイメージセンサ読み取り位Ｎ２０とバーコードと
が多少ずれても、読み取り位置２０がバーコードに少し
でもかかっていれば読み取り可能である。バーコードリ
ーダ１のイメージセンサ１２およびバーコード読み取り
部を含めた光学系の一方あるいは双方を、読み取るべき
バーコードに適応させて作製したものを用いるのが望ま
しい。

バーコードリーダ１に備えられたイメージセンサ１２は
、ラインセンサ１６．１７．１８が複数本ほぼ平行に設
けてあるので、第２図のように情報量を増やすためバー
コードを複数列設けた場合に、バーコードリーダ】の１
度の操作により複数列のバーコードを読み取ることがで
きる。

第１図（ｄ）は、本発明の他の実施例を示す。

（ｄ）は、第１図（ａ）でイメージセンサ１２が搭載さ
れている基板２００に相当する基板２００’にイメージ
センサ１２を３個（イ）、（ロ）、（ハ）搭載してなる
。基板サイズ等が異なるため、第１図（ａ）で示す光学
系１１等の変更が必要であるが、ここではその説明を省
略する。

（ｄ）に示すように、イメージセンサの配列ピッチを初
段ａ　Ｌ、次段ｂ′とずらしている。また、イメージセ
ンサ（イ）が搭載されている部分の基板は、図の上下に
スライド可能でピッチｂ′は可変である。このような配
列にしておけば、読み取り範囲を可変とすることができ
るので、予めメーカーで印刷されているバーコードのほ
か、独自でつけるバーコードに関して貼付は自由度が増
す。

以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。例えば、上記実施例では、バーコードリーダのイメ
ージセンサとして、１つのパッケージ内にラインセンサ
を複数本設けた固体撮像素子を使用したが、１つのパッ
ケージ内に１つのラインセンサを設けた固体撮像素子を
複数個組み合わせたイメージセンサを設けてもよい。ま
た、１つのパッケージの受光面に複数本のラインセンサ
を設ける場合、ラインセンサの少なくとも１つのピッチ
を変えてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のバーコードリーダおよびイ
メージセンサでは、ラインセンサを複数本設けたので、
バーコードを複数列設けた場合に１度で読み取ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、バーコードリーダの内部構成を示す全
体斜視図、第１図（ｂ）は、バーコードリーダに備えら
れたイメージセンサの平面図、第１図（Ｃ）は、バーコ
ードリーダのバーコード読み取り部の平面図、第１図（
ｄ）は、他の実施例を示す図、第２図（ａ）、（ｂ）、
（ｃ）は、それぞれバーコードの構成例を示す断面図で
ある。 ■・・・バーコードリーダ ２．３．４・・・バーコード ５・・・ラベル ６・・・筐体 ７・・・バーコード読み取り部 ８・・・集光レンズ ９・・・ＬＥＤ １０・・・ミラー １１・・・レンズ １２・・・イメージセンサ １３・・・電気回路 ４・・・パッケージ ５・・・受光面 ６．１７．１８・・・ラインセンサ列 ９・・・バーコード列分離部材 Ｏ・・・イメージセンサ読み取り位置 Ｏｏ、２ｏＯ′・・・基板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホトセンサを直線状に並べて成るラインセンサが、
   複数本ほぼ平行に設けてあるイメージセンサを備えたこ
   とを特徴とするバーコードリーダ。 ２、上記複数本のラインセンサは第１、第２および第３
   のラインセンサを含み、上記第１および第２のラインセ
   ンサ間の配列ピッチと、上記第２および第３のラインセ
   ンサ間の配列ピッチが異なることを特徴とする請求項１
   記載のバーコードリーダ。 ３、ホトセンサを直線状に並べて成るラインセンサが、
   １つのパッケージ内の受光面に複数本ほぼ平行に設けて
   あることを特徴とするイメージセンサ。