JPH0483999A - 動力伝達装置におけるスプラインの潤滑装置 - Google Patents

動力伝達装置におけるスプラインの潤滑装置

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JPH0483999A
JPH0483999A JP19545190A JP19545190A JPH0483999A JP H0483999 A JPH0483999 A JP H0483999A JP 19545190 A JP19545190 A JP 19545190A JP 19545190 A JP19545190 A JP 19545190A JP H0483999 A JPH0483999 A JP H0483999A
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JP
Japan
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gear
spline
hole
air flow
housing
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Pending
Application number
JP19545190A
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English (en)
Inventor
Kunitaka Isono
磯野 邦隆
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばエンジンの動力を荷役用の油圧ポン
プに伝達する動力伝達装置のスプラインを潤滑するため
の装置に関する。
(従来の技術) 従来のフォークリフトのような産業車両に搭載される荷
役用の油圧ポンプは、エンジンに外付けされて該エンジ
ンにより歯車式の動力伝達装置を介して駆動されるよう
になっており、そして動力伝達装置の一つの構成部材で
あるスプラインを潤滑するための方式としては、第5図
に示すようなオイルミストを利用した自然流による潤滑
方式と、第6図に示すような強制オイルジェット方式と
が知られている。
第5図及び第6図に示すように、荷役用の油圧ポンプ2
1は、一般にはシリンダブロックの前面に設置されるタ
イミングギヤハウジング22の後部(シリンダブロック
の前部側面)に配設されており、そのポンプシャフト2
3に形成されたスプライン軸部24が、図示省略のクラ
ンクシャフトギヤからアイドルギヤ25を経て回転され
るポンプ駆動ギヤ26のスプライン孔27にスプライン
嵌合されている。
そして、第5図に示すスプライン潤滑方式の場合は、タ
イミングギヤハウジング22内のオイルミストか、ポン
プ駆動ギヤ26を支持するホールヘアリング28の隙間
あるいはタイミングギヤハウジング22のベアリングホ
ルダ部に形成した通路29を通ってスプライン嵌合部へ
回り坏むようにしたものである。また、第6図に示す強
制オイルジェット方式は、潤滑用のオイルポンプ(図示
省略)から送り込まれたオイルをオイルシエy7ト30
によってボールベアリンク28側へ向けて噴射させ、こ
の噴射オイルをホールベアリング28の隙間を通してス
プライン嵌合部へ導入させるようにしたものである。
(発明か解決しようとする課題) ところが、前者のオイルミストの自然な流れを利用する
潤滑方式の場合は、言わば消極的な方式であることから
、スプライン嵌合部の給油か不十分となって潤滑不足に
陥るおそれがあり、また後者の強制潤滑方式の場合は、
給油効果の面で有効であるとしても、オイルポンプの容
量をアップして他の潤滑部位の潤滑不足を補う必要があ
るとともに、オイルポンプやオイルパイプ等の専用部品
を必要とする関係でコストが高く付くという点に問題が
ある。
そこで本発明は、上述の問題に鑑み、密閉状のギヤハウ
シンク内に収容され、かつ伝達系にスプライン嵌合部を
含む動力伝達装置において、ギヤハウジング内に存在す
るオイルミストを積極的にスプライン嵌合部へ導入させ
て給油効果を高めるようにしたスプラインの潤滑装置を
提供することを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は次のように構成し
たものである。
すなわち、密閉状のギヤハウジング内に回転可能に収容
された第1歯車のスプライン孔と、このスプライン孔に
嵌合されるスプライン軸との嵌合部に、前記ギヤハウジ
ングにおける第1歯車の回転保持部に設けた導入孔を通
してギヤノ1ウジング内のオイルミストを導入するよう
にした潤滑装置において、前記第1歯車と連動して回転
する第2歯車に、その回転により前記導入孔側に向かう
ほぼ軸線方向の空気流れを生しさせるための空気流発生
手段を設けたものである。
(作用) 上述のように構成された本発明にあっては、動力伝達装
置の駆動時において、第2歯車の空気流発生手段により
導入孔に向かう空気流を発生させ、そしてこの空気流に
乗せてギヤハウシング内のオイルミストを第1歯車とス
プライン軸とのスプライン嵌合部に積極的に導入させる
ことにより該嵌合部の潤滑を行う。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
本実施例は、フォークリフトにおける苛役用油圧ポンプ
の動力伝達装置に適用したものであり、第1図〜第3図
において、図中1はエンジンのシリンダブロックの前端
面に設置されたタイミングギヤハウジング(以下、単に
ギヤハウジングという)であり、ハウジング部1aと、
このハウジング部1aにボルト等にて固定されるカッ\
一部lbとからなっている。
ギヤハウジング1内において、クランクシャフトギヤ2
と噛み合うアイドルギヤ3は、ハウジング部1aに固定
されたアイドルシャフト4に回転可能に支持され、この
アイドルギヤ2に噛み合うポンプ駆動ギヤ5は、その両
端軸部がギヤハウシング1にボールベアリング7を介し
て回転可能に支持されている。ポンプ駆動ギヤ5は軸中
心に貫通孔6を備えており、そしてこの貫通孔6のハウ
ジング部側に形成されたスプライン孔6aに、ギヤハウ
ジング1のハウジング部1aに支持された荷役用油圧ポ
ンプ8のポンプシャフト9のスプライン軸部9aが嵌合
されている。
すなわち、エンジンのクランクシャフトから取り出され
た動力は、クランクシャフトギヤ2、アイドルギヤ3、
ポンプ駆動ギヤ5を経てポンプシャフト9に伝達されて
油圧ポンプ8か駆動されるようになっている。
つぎに、上述のように構成された動力伝達装置における
スプライン嵌合部の潤滑装置について説明する。
第1図に示すように、アイドルギヤ3とアイドルシャフ
ト4との摺動面は、図示省略の潤滑用のオイルポンプに
より油路10を介して送られるオイルによって潤滑され
るようになっている。そして、摺動面から噴出される霧
状のオイル、つまりオイルミストはアイドルギヤ3のは
す歯の回転によって作られる空気流11によって油圧ポ
ンプ8側へ送られるよう構成されている。
すなわち、本実施例ではアイドルギヤ3として、はす両
歯車か採用されており(必然的にクランクシャフトギヤ
2及びポンプ駆動ギヤ5も共にはす両歯車である)、そ
してアイドルギヤ3のはす歯3aの方向は、その回転に
より生ずるほぼ軸方向に沿った空気流11がギヤハウジ
ング1のハウジング部la側に向かうように設定されて
いて、そしてこの空気流11をオイルミスト搬送用とし
て利用し得る位置にオイルミストの導入孔12が設けら
れている。
導入孔12は具体的には、第1図に示すようにアイドル
ギヤ3の外周付近のハウシング部la側でかつポンプ駆
動ギヤ5の回転保持部ICに貫設されるとともに、ポン
プ駆動ギヤ3の/’%ウジング部la側端面と油圧ポン
プ8との間に形成される円形状の隙間13に連通してお
り、そしてこの隙間13に前記ポンプシャフト9が露出
している。
すなわち、導入孔12と隙間13とによりオイルミスト
の導入通路14が構成されている。
また、空気流11の導入孔12への流入を助勢させるた
めに、前記ポンプ駆動ギヤ5の回転保持部ICには、空
気流11に影響を受けないような離れた位置(具体的に
はポンプ駆動ギヤ5におけるアイドルギヤ3との噛み合
い位置の反対側)に隙間13と連通ずる空気逃がし孔1
5か貫設されている。
本実施例の潤滑装置は上述のように構成したものであり
、アイドルギヤ3の回転時には、第1図及び第3図に示
すように、はす歯3aの作用により白抜き矢印で示す空
気流11が生じるので、ギヤハウジングl内に存在する
オイルミスト(たとえば、アイドルギヤ3とアイドルシ
ャフト4との摺動面に給油されたオイルの霧化したもの
)か黒塗り矢印で示すように前記空気流11に乗って導
入孔12を経て隙間13に流れ込む。そして、隙間13
内に入り込んだオイルミストは、一部がポンプシャフト
9に付着して空気流11の圧力によりポンプ駆動ギヤ5
とポンプシャフト9とのスプライン嵌合部を通ってカバ
一部1b側へ流れることによりスプラインを潤滑し、ま
た一部が逃がし孔14を通ってハウジング1内に戻る。
このように、本実施例によれば、オイルミストを空気流
11により強制的にスプライン嵌合部へ給油できるので
、スプラインの潤滑が効果的に行われることになり、ま
たこのとき、空気逃がし孔15は空気流11のオイルミ
スト導入通路14への流れ込みを積極化する上で有効に
作用する。
第4図は本発明の他の実施例を示したものであり、前述
した空気流11の発生手段であるアイドルギヤ3のはす
歯3aが斜めの空気孔16に変更されている。すなわち
、この実施例はアイドルギヤ3の円周方向に適宜間隔毎
に多数個(図は5個の場合を示すか必要に応して増減さ
れる)の空気孔16を軸方向に斜めに形成したものであ
り、従ってアイドルギヤ3の回転時にはこの斜めの空気
孔16により図示矢印のような空気流■1を得ることが
できる。そして、この実施例のときは歯車式の動力伝達
装置として、従来と同様の平歯車を採用することが可能
となる。
なお、本実施例はフォークリフトにおいて、エンジンの
動力を荷役用油圧ポンプ8に伝達する動力伝達装置に適
用した場合で説明したが、必ずしもこれに限定するもの
ではない。要は密閉状のギヤハウジング内にオイルミス
トが存在するような歯車式の動力伝達装置であって、オ
イルミストにより伝達系中のスプライン嵌合部を潤滑す
るような場合であれば適用できるものである。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、歯車の回転時に
作り出される空気流によりオイルミストを強制的にスプ
ライン嵌合部へ給油して潤滑できるので、ギヤハウジン
グ内のオイルミストが有効に利用されることになる。従
って、潤滑用のオイルポンプの容量をアップさせること
なく、スプライン嵌合部に十分な量のオイルを給油して
その潤滑効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る動力伝達装置のスプライン潤滑装
置の実施例を示す縦断面図、第2図はギヤハウジングの
カバ一部を外した状態の動力伝達装置の正面図、第3図
は空気流とオイルミストの流れを説明するための概略斜
視図、第4図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第5
図及び第6図はそれぞれ従来例を示す縦断面図である。 9・・・ポンプシャフト 9a・・・スプライン軸部 l・・・空気流 2・・・導入孔 3・・・隙間 4・・・導入通路 5・・・空気逃がし孔 出願人 株式会社豊田自動織機製作所 代理人 弁理士 岡田英彦(外3名) ・・・ギヤハウジング ・・・アイドルギヤ ・・・ポンプ駆動ギヤ a・・・スプライン孔 ・・・油圧ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密閉状のギヤハウジング内に回転可能に収容された第1
    歯車のスプライン孔と、このスプライン孔に嵌合される
    スプライン軸との嵌合部に、前記ギヤハウジングにおけ
    る第1歯車の回転保持部に設けた導入孔を通してギヤハ
    ウジング内のオイルミストを導入するようにした潤滑装
    置であって、前記第1歯車と連動して回転する第2歯車
    に、その回転により前記導入孔側に向かうほぼ軸線方向
    の空気流れを生じさせるための空気流発生手段を設けた
    動力伝達装置におけるスプラインの潤滑装置。
JP19545190A 1990-07-24 1990-07-24 動力伝達装置におけるスプラインの潤滑装置 Pending JPH0483999A (ja)

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Publication Number Publication Date
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JP19545190A Pending JPH0483999A (ja) 1990-07-24 1990-07-24 動力伝達装置におけるスプラインの潤滑装置

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JP (1) JPH0483999A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152711B2 (en) * 2003-06-23 2006-12-26 Regal-Beloit Corporation Spline lubrication apparatus for lubricating a spline
JP2013212918A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Toyota Industries Corp バッテリ式フォークリフト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152711B2 (en) * 2003-06-23 2006-12-26 Regal-Beloit Corporation Spline lubrication apparatus for lubricating a spline
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