JPH0480291A - コークス炉消火車の運転制御装置 - Google Patents
コークス炉消火車の運転制御装置Info
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- JPH0480291A JPH0480291A JP2193884A JP19388490A JPH0480291A JP H0480291 A JPH0480291 A JP H0480291A JP 2193884 A JP2193884 A JP 2193884A JP 19388490 A JP19388490 A JP 19388490A JP H0480291 A JPH0480291 A JP H0480291A
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- coke
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、コークス炉消火車の運転制御装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術]
従来から、コークス炉における消火車の運転制御に関し
ては、一般に、当該消火車を牽引する電気車の運転室に
乗務した作業員の操作により行なわれており、その運転
手順としては、まず、コークス炉構成での窯出しを行う
炉室位置に対して、押出し機、ならびにガイド車、消火
車をそれぞれ正確に位置合せして停車させた状態とし、
押出し機によって焼成されたま\の赤熱コークスが押出
されてくると、当該押出し速度に同調して消火車を進行
させながら、この消火車の開閉扉を閉じた車上に、赤熱
コークスを積み込んで受骸させ、ついで、積み込み終了
後は、消火車を消火塔に向は走行させて、消火塔内の所
定位置に正確に停止させ、かつこの状態で塔上のタンク
水槽から、積み込まれた赤熱コークスに散水することに
より、これを消火させ、かつ水切りをなした上で、さら
に今度は、消火車をコークワーフに向は走行させて、所
定のワーフ箇所前に正確に停止させ、その後、開閉扉を
開いて消火されたコークスを当該所定のワーフ箇所上に
卸して排骸させ、このようにして半回の窯受は作業を終
了し、以後、この作業を各炉室毎に順次に繰り返して所
要の窯出しを実行するものである。
ては、一般に、当該消火車を牽引する電気車の運転室に
乗務した作業員の操作により行なわれており、その運転
手順としては、まず、コークス炉構成での窯出しを行う
炉室位置に対して、押出し機、ならびにガイド車、消火
車をそれぞれ正確に位置合せして停車させた状態とし、
押出し機によって焼成されたま\の赤熱コークスが押出
されてくると、当該押出し速度に同調して消火車を進行
させながら、この消火車の開閉扉を閉じた車上に、赤熱
コークスを積み込んで受骸させ、ついで、積み込み終了
後は、消火車を消火塔に向は走行させて、消火塔内の所
定位置に正確に停止させ、かつこの状態で塔上のタンク
水槽から、積み込まれた赤熱コークスに散水することに
より、これを消火させ、かつ水切りをなした上で、さら
に今度は、消火車をコークワーフに向は走行させて、所
定のワーフ箇所前に正確に停止させ、その後、開閉扉を
開いて消火されたコークスを当該所定のワーフ箇所上に
卸して排骸させ、このようにして半回の窯受は作業を終
了し、以後、この作業を各炉室毎に順次に繰り返して所
要の窯出しを実行するものである。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記コークス炉消火車の運転操作については
、その作業上、ガイド車とか押出し機などの他の作業機
械との相互関係が極めて重要であり、このために通常の
場合には、有線、無線電話などによる通信手段を用い、
それぞれの担当箇所の作業員が相互に連絡を取り合って
、個々の作業機械の作業状態1作業位置などを一々確認
しながら作業を進める必要がある。
、その作業上、ガイド車とか押出し機などの他の作業機
械との相互関係が極めて重要であり、このために通常の
場合には、有線、無線電話などによる通信手段を用い、
それぞれの担当箇所の作業員が相互に連絡を取り合って
、個々の作業機械の作業状態1作業位置などを一々確認
しながら作業を進める必要がある。
しかしながら、このような作業員相互の連絡の取り合い
による人為的かつ手動的な運転操作においては、思い違
いなどのために誤報を生じ易く、作業状態1作業位置な
どを必ずしも正確に把握して作業できないという問題点
がある。
による人為的かつ手動的な運転操作においては、思い違
いなどのために誤報を生じ易く、作業状態1作業位置な
どを必ずしも正確に把握して作業できないという問題点
がある。
そこで、従来においては、これらの押出し機。
ガイド車、および消火車などの各作業機械の運転操作を
一連に自動制御する手段も提案されてはいるが、例えば
、消火車の作業位置の基準となる軌道面それ自体を取り
上げてみても、消火車、ならびに当該消火車を牽引走行
する電気車の合計重量が相当程度までに大きい(例えば
、消火車の自重55t、電気車の自重35t1合計重量
90を程度)ことから、当該軌道面に対する負荷重量が
多(て、炉体ならびに消火塔、コークワーフなどに対す
る軌道面の相対的位置関係が変動し易(て、この軌道面
自体を運転操作のための基準面にできないなどの点で、
必ずしも効果的な自動制御をなし得ないものであった。
一連に自動制御する手段も提案されてはいるが、例えば
、消火車の作業位置の基準となる軌道面それ自体を取り
上げてみても、消火車、ならびに当該消火車を牽引走行
する電気車の合計重量が相当程度までに大きい(例えば
、消火車の自重55t、電気車の自重35t1合計重量
90を程度)ことから、当該軌道面に対する負荷重量が
多(て、炉体ならびに消火塔、コークワーフなどに対す
る軌道面の相対的位置関係が変動し易(て、この軌道面
自体を運転操作のための基準面にできないなどの点で、
必ずしも効果的な自動制御をなし得ないものであった。
この発明は、従来のこのような問題点を解消するだめに
なされたもので、その目的とするところは、コークス炉
における消火車の走行のための運転方式を改善すると共
に、これによって当該消火車の効果的な自動制御操作を
可能にした。この種のコークス炉消火車の運転制御装置
を提供することである。
なされたもので、その目的とするところは、コークス炉
における消火車の走行のための運転方式を改善すると共
に、これによって当該消火車の効果的な自動制御操作を
可能にした。この種のコークス炉消火車の運転制御装置
を提供することである。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するために、この発明に係るコークス炉
消火車の運転制御装置は、所定の軌道面を走行する消火
車の走行運転のために、ワイヤロープを介したウィンチ
装置による牽引手段を採用し、消火車の軌道面に対する
負荷重量を低減させて当該軌道面の位置変動を防止し、
炉体ならびに消火塔、コークワーフなどに対する当該軌
道面。
消火車の運転制御装置は、所定の軌道面を走行する消火
車の走行運転のために、ワイヤロープを介したウィンチ
装置による牽引手段を採用し、消火車の軌道面に対する
負荷重量を低減させて当該軌道面の位置変動を防止し、
炉体ならびに消火塔、コークワーフなどに対する当該軌
道面。
ひいては消火車の相対的位置関係を確保すると共に、運
転制御系の構成についても可及的に簡略化させて、当該
消火車の走行運転制御を効果的かつ確実に行わせ得るよ
うにしたものである。
転制御系の構成についても可及的に簡略化させて、当該
消火車の走行運転制御を効果的かつ確実に行わせ得るよ
うにしたものである。
すなわち、この発明は、押出し機と連繋作動されて軌道
上を走行する消火車を有し、押出し機によってコークス
炉の指定炉室から押出される焼成コークスを消火車上に
受骸すると共に、当該消火車を消火塔内に移動してコー
クスの消火をなした後、コークワーフの指定ワーフ箇所
に移動して排骸させるコークス炉消火車の運転制御装置
であって、前記消火車に対してワイヤロープを連繋結合
させると共に、当該ワイヤロープをウィンチ装置の回転
駆動により牽引して、前記軌道上で消火車を往復走行運
転し得るようにした消火車の走行運転手段と、前記ウィ
ンチ装置の回転駆動量から、前記軌道上における消火車
の所要作業位置を検出する走行位置検出手段と、前記指
定炉室の受骸位置、消火塔における消火位置、ならびに
指定ワーフ箇所に対応する排骸位置の各作業位置への前
記消火車の接近を確認する作業位置検出手段とを少なく
とも備え、予め設定された作業プログラムに基づいて、
前記走行位置検出手段による消火車の所要作業位置の検
出と、前記作業位置検出手段による消火車の作業位置の
確認とが一致したとき、該当作業を行なうことを特徴と
するコークス炉消火車の運転制御装置である。
上を走行する消火車を有し、押出し機によってコークス
炉の指定炉室から押出される焼成コークスを消火車上に
受骸すると共に、当該消火車を消火塔内に移動してコー
クスの消火をなした後、コークワーフの指定ワーフ箇所
に移動して排骸させるコークス炉消火車の運転制御装置
であって、前記消火車に対してワイヤロープを連繋結合
させると共に、当該ワイヤロープをウィンチ装置の回転
駆動により牽引して、前記軌道上で消火車を往復走行運
転し得るようにした消火車の走行運転手段と、前記ウィ
ンチ装置の回転駆動量から、前記軌道上における消火車
の所要作業位置を検出する走行位置検出手段と、前記指
定炉室の受骸位置、消火塔における消火位置、ならびに
指定ワーフ箇所に対応する排骸位置の各作業位置への前
記消火車の接近を確認する作業位置検出手段とを少なく
とも備え、予め設定された作業プログラムに基づいて、
前記走行位置検出手段による消火車の所要作業位置の検
出と、前記作業位置検出手段による消火車の作業位置の
確認とが一致したとき、該当作業を行なうことを特徴と
するコークス炉消火車の運転制御装置である。
〔作 用1
従って、この発明装置においては、所定の軌道面を走行
する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを介した
ウィンチ装置による牽引手段を採用しているために、軌
道面に対しては、消火車の空重量、ないしは、積載荷重
のみが負荷されることになって、当該軌道面に対する負
荷重量を格段に低減し得て位置変動を防止でき、炉体な
らびに消火塔、コークワーフなどに対する当該軌道面。
する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを介した
ウィンチ装置による牽引手段を採用しているために、軌
道面に対しては、消火車の空重量、ないしは、積載荷重
のみが負荷されることになって、当該軌道面に対する負
荷重量を格段に低減し得て位置変動を防止でき、炉体な
らびに消火塔、コークワーフなどに対する当該軌道面。
ひいては消火車の相対的位置関係の確保が可能になり、
当該消火車の走行運転制御を確実に行ない得るもので、
しかも、走行位置検出手段による消火車の所要作業位置
の検出と、作業位置検出手段による消火車の作業位置の
確認とが一致したときに、所定の作業プログラムに基づ
いて、該当作業を行なうようにしたから、消火車による
作業、ひいては、コークスの窯出し作業を効果的かつ良
好に行ない得るのである。
当該消火車の走行運転制御を確実に行ない得るもので、
しかも、走行位置検出手段による消火車の所要作業位置
の検出と、作業位置検出手段による消火車の作業位置の
確認とが一致したときに、所定の作業プログラムに基づ
いて、該当作業を行なうようにしたから、消火車による
作業、ひいては、コークスの窯出し作業を効果的かつ良
好に行ない得るのである。
以下、この発明に係るコークス炉消火車の運転制御装置
の一実施例につき、第1図ないし第6図を参照して詳細
に説明する。
の一実施例につき、第1図ないし第6図を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの実施例を適用したコークス炉での消火車の
運転制御装置の概要をコークス炉、消火塔、コークワー
フとの位置関係のもとに模式的に示す構成説明図、第2
図fat 、 fblは同上装置における押出し機、消
火車の各走行制御系の概要を模式的に示す構成説明図で
あり、また、第3図(al(b)は同上装置における消
火車のワイヤロープ牽引方式を示す構成説明図、第4図
(a) 、 (bl 、 (clは同上消火車の扉開閉
作動および確認手段、非常停止手段の詳細をそれぞれに
示す構成説明図、第5図fal 、 fblは同上装置
における消火系、ワーフ打ち系の詳細をそれぞれに示す
構成説明図であり、さらに、第6図は同上装置を用いた
消火車の制御フローを示す機能説明図である。
運転制御装置の概要をコークス炉、消火塔、コークワー
フとの位置関係のもとに模式的に示す構成説明図、第2
図fat 、 fblは同上装置における押出し機、消
火車の各走行制御系の概要を模式的に示す構成説明図で
あり、また、第3図(al(b)は同上装置における消
火車のワイヤロープ牽引方式を示す構成説明図、第4図
(a) 、 (bl 、 (clは同上消火車の扉開閉
作動および確認手段、非常停止手段の詳細をそれぞれに
示す構成説明図、第5図fal 、 fblは同上装置
における消火系、ワーフ打ち系の詳細をそれぞれに示す
構成説明図であり、さらに、第6図は同上装置を用いた
消火車の制御フローを示す機能説明図である。
これらの第1図ないし第5図実施例構成において、符号
11はコークス炉、12は消火塔、13はコークワーフ
であり、また、14はこれらの各部に対応して敷設され
た軌道15に沿って制御走行する消火車、16は多重伝
送装置17を介してシーケンサ−18を配したシステム
運転制御装置である。
11はコークス炉、12は消火塔、13はコークワーフ
であり、また、14はこれらの各部に対応して敷設され
た軌道15に沿って制御走行する消火車、16は多重伝
送装置17を介してシーケンサ−18を配したシステム
運転制御装置である。
前記コークス炉11は、併置された各炉室内に対して個
々に装入される原料石炭を、各炉室毎、順次に焼成処理
するためのもので、当該コークス炉11に対しては、よ
く知られているように、焼成されたコークスを、焼成終
了順に各炉室内から押出すための押出し機21.押出さ
れる赤熱コークスを前記消火車14上に受骸させるべく
これをガイドするガイド車22.それに、各炉室内に原
料石炭を装入するための図示省略した装入車などの各作
業機械がそれぞれに配置させてあり、また、各炉室対応
に前記消火車14の定位置停車を規制する個々の近接ス
イッチ23を備えて炉室剪定位置停止検知24をなし得
るようになっている。
々に装入される原料石炭を、各炉室毎、順次に焼成処理
するためのもので、当該コークス炉11に対しては、よ
く知られているように、焼成されたコークスを、焼成終
了順に各炉室内から押出すための押出し機21.押出さ
れる赤熱コークスを前記消火車14上に受骸させるべく
これをガイドするガイド車22.それに、各炉室内に原
料石炭を装入するための図示省略した装入車などの各作
業機械がそれぞれに配置させてあり、また、各炉室対応
に前記消火車14の定位置停車を規制する個々の近接ス
イッチ23を備えて炉室剪定位置停止検知24をなし得
るようになっている。
そして、前記押出し機21については、従来の場合と全
く同様に、前記システム運転制御装置16からの制御指
令により、例えば、1.R地上局25.平行2線型誘導
無線線路26.それに、当該押出し機21に付設される
1.R車上局27を介して制御運転駆動されるように
なっており、また、前記カイト車22については、この
押出し機21の走行作動に連動運転されると共に、消火
車14の定位置停車を確認するリミットスイッチ28を
有している。
く同様に、前記システム運転制御装置16からの制御指
令により、例えば、1.R地上局25.平行2線型誘導
無線線路26.それに、当該押出し機21に付設される
1.R車上局27を介して制御運転駆動されるように
なっており、また、前記カイト車22については、この
押出し機21の走行作動に連動運転されると共に、消火
車14の定位置停車を確認するリミットスイッチ28を
有している。
前記消火塔12は、前記消火車14上に受骸5れる赤熱
コークスを消火するためのもので、前記軌道15の末端
部側に配置され、内部下方にあっては、当該消火車14
を受は入れ得る消火空間部3Iを有しており、その上部
側にあっては、消火のための水を貯水するタンク水槽3
2.消火ノズル33などを設けると共に、当該タンク水
槽32の水位監視・補給給水34.消火ノズル33から
の赤熱コークスへの散水35などについては、前記シス
テム運転制御装置16からの制御指令に基づき、シーケ
ンサ−18によって作動される。
コークスを消火するためのもので、前記軌道15の末端
部側に配置され、内部下方にあっては、当該消火車14
を受は入れ得る消火空間部3Iを有しており、その上部
側にあっては、消火のための水を貯水するタンク水槽3
2.消火ノズル33などを設けると共に、当該タンク水
槽32の水位監視・補給給水34.消火ノズル33から
の赤熱コークスへの散水35などについては、前記シス
テム運転制御装置16からの制御指令に基づき、シーケ
ンサ−18によって作動される。
また、前記消火塔12に対しては、塔内での消火空間部
31内の定位置に消火車14が進入したことを検出する
近接スイー2千36を設けて消火定位置停止検知37を
なし、こ−でも、前記シーケンサ−18を介し、前記シ
ステム運転制御装置16からの制御指令により、当該進
入位置で消火車14を正確に停車させ得るようにすると
共に、後述するように進入位置に停車した消火車14に
対しては、前記近接スイッチ36の検出信号でオン作動
されて、当該消火車14に電源を供給する導電シュー3
8を所定位置に配置しである。なお、39は当該導電シ
ュー38への送電制御盤である。
31内の定位置に消火車14が進入したことを検出する
近接スイー2千36を設けて消火定位置停止検知37を
なし、こ−でも、前記シーケンサ−18を介し、前記シ
ステム運転制御装置16からの制御指令により、当該進
入位置で消火車14を正確に停車させ得るようにすると
共に、後述するように進入位置に停車した消火車14に
対しては、前記近接スイッチ36の検出信号でオン作動
されて、当該消火車14に電源を供給する導電シュー3
8を所定位置に配置しである。なお、39は当該導電シ
ュー38への送電制御盤である。
前記コークワーフエ3は、前記消火車14上で消火され
て、当該消火車14から排骸される処理済のコークスを
受は入れるためのもので、当該コークスの受は入れワー
フ箇所の指定については、各該当ワーフ箇所毎に設置さ
れる個々の検知センサ41a。
て、当該消火車14から排骸される処理済のコークスを
受は入れるためのもので、当該コークスの受は入れワー
フ箇所の指定については、各該当ワーフ箇所毎に設置さ
れる個々の検知センサ41a。
41bなどによるワーフ上コークス検知42により、か
つ指定ワーフ箇所での消火車14の停車については、同
様に、各該当ワーフ箇所毎に設置される個々の近接スイ
ッチ43によるワーフ定位置停止検知44のもとに、こ
\でもシーケンサ−18を介して、前記システム運転制
御装置16からの制御指令によってなされる。
つ指定ワーフ箇所での消火車14の停車については、同
様に、各該当ワーフ箇所毎に設置される個々の近接スイ
ッチ43によるワーフ定位置停止検知44のもとに、こ
\でもシーケンサ−18を介して、前記システム運転制
御装置16からの制御指令によってなされる。
前記消火車14は、前記したように、前記コークス炉1
1の炉室内から押出し機21によって押出される赤熱コ
ークスを積み込んで受骸し、かつその消火後、これをコ
ークワーフ13での所定の受は入れワーフ箇所上に卸し
て排骸させるためのものであり、その走行運転手段とし
てワイヤロープ牽引方式を採用している。
1の炉室内から押出し機21によって押出される赤熱コ
ークスを積み込んで受骸し、かつその消火後、これをコ
ークワーフ13での所定の受は入れワーフ箇所上に卸し
て排骸させるためのものであり、その走行運転手段とし
てワイヤロープ牽引方式を採用している。
すなわち、前記軌道15の基端部側に配置した走行機械
室51内にあっては、ブレーキトラム54に対するブレ
ーキ機構53付きのウィンチ装M52を設けると共に、
当該ウィンチ装置i52の駆動ドラム55に対して多重
に巻き掛けられ、かつ当該軌道15の末端部側に設けた
従動ドラム56を経て前記消火車14での車体の前後に
結合させたワイヤロープ57を有しており、駆動ドラム
55の正逆方向への制御された回転駆動、つまり、ウィ
ンチ牽引制御による駆動によって、殻設された軌道15
−ヒで、前記コークス炉11.消火塔12.およびコー
クワ−213の各相互間において、当該コークス炉?+
、およびコークワーフ13での各近接スイッチ23.3
8.43による定位置停止作動を含み往復走行し得るよ
うになっている。
室51内にあっては、ブレーキトラム54に対するブレ
ーキ機構53付きのウィンチ装M52を設けると共に、
当該ウィンチ装置i52の駆動ドラム55に対して多重
に巻き掛けられ、かつ当該軌道15の末端部側に設けた
従動ドラム56を経て前記消火車14での車体の前後に
結合させたワイヤロープ57を有しており、駆動ドラム
55の正逆方向への制御された回転駆動、つまり、ウィ
ンチ牽引制御による駆動によって、殻設された軌道15
−ヒで、前記コークス炉11.消火塔12.およびコー
クワ−213の各相互間において、当該コークス炉?+
、およびコークワーフ13での各近接スイッチ23.3
8.43による定位置停止作動を含み往復走行し得るよ
うになっている。
また、前記ワイヤロープ57については、そのワイヤ延
び量、ならびに走行起動時におけるワイヤ弛みを吸収し
て駆動ドラム55でのスリップを阻止するために、当該
消火車14の車体に直接結合されていないリターン側に
あって、メインウェイ11構58を、ターン側にあって
、サブウェイト機構59をそれぞれに付設させである。
び量、ならびに走行起動時におけるワイヤ弛みを吸収し
て駆動ドラム55でのスリップを阻止するために、当該
消火車14の車体に直接結合されていないリターン側に
あって、メインウェイ11構58を、ターン側にあって
、サブウェイト機構59をそれぞれに付設させである。
また、前記ウィンチ装置i52には、駆動トラム55の
回転数および回転角位置の検知611回転速度の検知6
2などをなして、これをデータ出力するエンコータ60
が設けられると共に、当該ウィンチ装置52による駆動
ドラム55の正逆方向への回転駆動については、前記ン
ステム運転制御装置16からの制御指令により、ウィン
チ制御装J、置63によってなされ、かつブレーキ機構
53は、ウィンチ制御装Ji63により制御されて駆動
トラム55を制動し、前記それぞれに設定された各定位
置での消火車14の正確な停車、ならびに当該消火車1
4の非常停車をそれぞれに行う。
回転数および回転角位置の検知611回転速度の検知6
2などをなして、これをデータ出力するエンコータ60
が設けられると共に、当該ウィンチ装置52による駆動
ドラム55の正逆方向への回転駆動については、前記ン
ステム運転制御装置16からの制御指令により、ウィン
チ制御装J、置63によってなされ、かつブレーキ機構
53は、ウィンチ制御装Ji63により制御されて駆動
トラム55を制動し、前記それぞれに設定された各定位
置での消火車14の正確な停車、ならびに当該消火車1
4の非常停車をそれぞれに行う。
そして、当該消火車14には、前記した炉室前足位置停
止検知24の近接スイッチ23に対応される金属製プレ
ー)84と、消火定位置停止検知37.ワーフ定位置停
止検知44の各近接スイッチ38.43に対応される金
属製プレート65と、それに、前記消火定位置停止検知
37に伴い、前記導電シュー38からの給電を受ける集
電子6Bとがそれぞれに配置されている。
止検知24の近接スイッチ23に対応される金属製プレ
ー)84と、消火定位置停止検知37.ワーフ定位置停
止検知44の各近接スイッチ38.43に対応される金
属製プレート65と、それに、前記消火定位置停止検知
37に伴い、前記導電シュー38からの給電を受ける集
電子6Bとがそれぞれに配置されている。
また、当該消火車14には、別に、受骸したコークスを
排骸するための開閉扉71を空圧シリンダ開閉機構72
で開閉作動させると共に、併せて、車輪73に対して空
圧シリンダブレーキ機構74で走行ブレーキ作動させる
ための、モータ7B、エアーコンプレッサ77、および
エアータンク78からなる空気圧縮装置75が搭載され
ており、当該空気圧縮装置75は、前記集電子6Bから
の給電、換言すると、消火塔12内で消火操作される間
だけ給電を受けて稼動し、この間に所要量、所要圧力の
圧縮空気をエアータンク78内に蓄える。
排骸するための開閉扉71を空圧シリンダ開閉機構72
で開閉作動させると共に、併せて、車輪73に対して空
圧シリンダブレーキ機構74で走行ブレーキ作動させる
ための、モータ7B、エアーコンプレッサ77、および
エアータンク78からなる空気圧縮装置75が搭載され
ており、当該空気圧縮装置75は、前記集電子6Bから
の給電、換言すると、消火塔12内で消火操作される間
だけ給電を受けて稼動し、この間に所要量、所要圧力の
圧縮空気をエアータンク78内に蓄える。
そして、前記のように蓄えられた圧縮空気は、それぞれ
に開閉切替え弁79.80を介して前記空圧シリンダ開
閉機構72.空圧シリンダブレーキ機構74に供給し得
るようになっている。こ\で、前者の空圧シリンダ開閉
機構72においては、消火車14が指定されたワーフ箇
所に停車された時点で、当該ワーフ箇所毎に配置されて
いる扉開閉指令用空圧シリンダ81により開閉切替え弁
79が開閉作動されることで、当該開閉扉71の開閉作
動をなして、積み込まれているコークスの排骸を行うも
のであって、扉開閉指令用空圧シリンダ81の作動は、
開閉切替え弁82を介して前記シーケンサ−18により
制御される。また、後者の空圧シリンダブレーキ機構7
4においては、車体部に設けられている前記ワイヤロー
プ57のテンション検知機構83が、当該ワイヤロープ
57の切断などを検知したときに、このテンション検知
機構83で開閉切替え弁80を開作動させ、車輪73を
緊急制動して当該消火車14を、その位置に緊急停車さ
せるのである。
に開閉切替え弁79.80を介して前記空圧シリンダ開
閉機構72.空圧シリンダブレーキ機構74に供給し得
るようになっている。こ\で、前者の空圧シリンダ開閉
機構72においては、消火車14が指定されたワーフ箇
所に停車された時点で、当該ワーフ箇所毎に配置されて
いる扉開閉指令用空圧シリンダ81により開閉切替え弁
79が開閉作動されることで、当該開閉扉71の開閉作
動をなして、積み込まれているコークスの排骸を行うも
のであって、扉開閉指令用空圧シリンダ81の作動は、
開閉切替え弁82を介して前記シーケンサ−18により
制御される。また、後者の空圧シリンダブレーキ機構7
4においては、車体部に設けられている前記ワイヤロー
プ57のテンション検知機構83が、当該ワイヤロープ
57の切断などを検知したときに、このテンション検知
機構83で開閉切替え弁80を開作動させ、車輪73を
緊急制動して当該消火車14を、その位置に緊急停車さ
せるのである。
さらに、前記軌道15の基端部と末端部とにあっては、
消火車14の走行範囲を規制するリミットスイッチ84
.85が設けられて、いわゆる暴走検知73をなすと共
に、別途所定位置には、軌道15上、ひいてはワイヤロ
ープ57での消火車14の制御系に対する絶対番地を検
出して補正するためのリミットスイッチ86を設けであ
る。
消火車14の走行範囲を規制するリミットスイッチ84
.85が設けられて、いわゆる暴走検知73をなすと共
に、別途所定位置には、軌道15上、ひいてはワイヤロ
ープ57での消火車14の制御系に対する絶対番地を検
出して補正するためのリミットスイッチ86を設けであ
る。
前記システム運転制御装置16は、前記の各制御を行う
ためのものであって、例えば、制御プログラムなどをデ
ータ入力するキーボード入力装置91と、当該入力デー
タをモニタ表示するCRT装置92と、それに、こ1で
は図示省略したが、入力される各データの演算処理用C
PU、制御プログラムなどを格納するROM、各入力デ
ータなどを一時記憶するRAMのそれぞれによって構成
される。
ためのものであって、例えば、制御プログラムなどをデ
ータ入力するキーボード入力装置91と、当該入力デー
タをモニタ表示するCRT装置92と、それに、こ1で
は図示省略したが、入力される各データの演算処理用C
PU、制御プログラムなどを格納するROM、各入力デ
ータなどを一時記憶するRAMのそれぞれによって構成
される。
しかして、上記各構成によるこの実施例でのコークス炉
消火車14の自動制御された運転手順は、第6図を参照
して、次の通りである。
消火車14の自動制御された運転手順は、第6図を参照
して、次の通りである。
前記システム運転制御装置16には、種々の各制御デー
タに併せて、ワーフ管理シーケンス103からの入力を
受ける窯出しスケジュール実績101.および消火管理
シーケンス102の各データが格納されている。
タに併せて、ワーフ管理シーケンス103からの入力を
受ける窯出しスケジュール実績101.および消火管理
シーケンス102の各データが格納されている。
そして、前記窯出しスケジュール101によっては、ワ
ーフ管理シーケンス103からの入力、つまり、既に終
了した前回のワーフ打ち終了のデータ入力に伴い、次回
(半回)の窯出し1番設定104がなされ、前記消火管
理シーケンス102によっては、半回の散水時間設定1
05および水切り時間設定106がそれぞれになされ、
かつ前記ワーフ管理シーケンス103によっては、半回
のワーフ番号設定107がなされる。
ーフ管理シーケンス103からの入力、つまり、既に終
了した前回のワーフ打ち終了のデータ入力に伴い、次回
(半回)の窯出し1番設定104がなされ、前記消火管
理シーケンス102によっては、半回の散水時間設定1
05および水切り時間設定106がそれぞれになされ、
かつ前記ワーフ管理シーケンス103によっては、半回
のワーフ番号設定107がなされる。
まず、半回の窯出し1番設定104に伴い、別に押出し
機21に対する該当1番設定108が指令されて、当該
押出し機21の該当炉番への走行と、同様に、こ−では
あらためて条件を示さないガイド車22の走行とがそれ
ぞれに開始されると共に、ウィンチ装置52による駆動
ドラム55の制御回転駆動により、消火車14の該当炉
番への走行、つまり、窯合せ走行開始ステップ[201
1が開始される。そして、当該消火車14が設定炉番に
至って、該当部での近接スイッチ23が該当位置への消
火車14の接近を検出すると、当該近接スイッチ23に
よる出力とウィンチ装置52でのエンコーダ6oの出力
とのアンド出力により、この消火車14の窯合せ走行が
停止され、こ\での窯合せ走行終了ステップ[202]
がボされ、同時に、当該停止位置での消火車14により
、ガイド車22のリミットスイッチ28がオンされる。
機21に対する該当1番設定108が指令されて、当該
押出し機21の該当炉番への走行と、同様に、こ−では
あらためて条件を示さないガイド車22の走行とがそれ
ぞれに開始されると共に、ウィンチ装置52による駆動
ドラム55の制御回転駆動により、消火車14の該当炉
番への走行、つまり、窯合せ走行開始ステップ[201
1が開始される。そして、当該消火車14が設定炉番に
至って、該当部での近接スイッチ23が該当位置への消
火車14の接近を検出すると、当該近接スイッチ23に
よる出力とウィンチ装置52でのエンコーダ6oの出力
とのアンド出力により、この消火車14の窯合せ走行が
停止され、こ\での窯合せ走行終了ステップ[202]
がボされ、同時に、当該停止位置での消火車14により
、ガイド車22のリミットスイッチ28がオンされる。
こ\で、前記ガイド車22でのリミットスイッチ28の
オン109ならびに前記押出し機21の定位置確認11
0による当該ガイド車18.押出し機17の各設定位置
停止と、それに、消火塔12でのタンク水槽32の満水
111とを条件にして、所期の受骸準備完了ステップ[
203]が出力され、この受骸準備完了出力が押出し機
21に表示112されるが、この状態では、窯出しを行
う該当コークス炉対応位置にあって、ガイド車22が停
止されており、がっ当該ガイド車22に対して、消火車
14が正確に位置合せして一旦停車され、同時に、押出
し機21による焼成されたコークスの押出し、つまり、
窯出しが開始113される。
オン109ならびに前記押出し機21の定位置確認11
0による当該ガイド車18.押出し機17の各設定位置
停止と、それに、消火塔12でのタンク水槽32の満水
111とを条件にして、所期の受骸準備完了ステップ[
203]が出力され、この受骸準備完了出力が押出し機
21に表示112されるが、この状態では、窯出しを行
う該当コークス炉対応位置にあって、ガイド車22が停
止されており、がっ当該ガイド車22に対して、消火車
14が正確に位置合せして一旦停車され、同時に、押出
し機21による焼成されたコークスの押出し、つまり、
窯出しが開始113される。
そして、前記押出し機21によって、焼成されたま\の
赤熱コークスがガイド車22を経て押出されてくると、
前記ウィンチ装置52による駆動ドラム55の制御回転
駆動が再開指令され、その押出し速度に同調した速度に
よって、消火車14を進行させることにより、こSでは
、受骸走行開始ステップ[204] となって押出し
機ラム前進中114が示され、当該消火車14での開閉
扉71を閉じた車上に対して、この赤熱コークスが次第
に積み込まれで受骸され、その後、押出し機ラム極限リ
ミットスイッチオン115により、押し圧し作業、ひい
ては積み込みが終了し、かつ同時に、当該受骸走行終了
ステップ[205]が示される。
赤熱コークスがガイド車22を経て押出されてくると、
前記ウィンチ装置52による駆動ドラム55の制御回転
駆動が再開指令され、その押出し速度に同調した速度に
よって、消火車14を進行させることにより、こSでは
、受骸走行開始ステップ[204] となって押出し
機ラム前進中114が示され、当該消火車14での開閉
扉71を閉じた車上に対して、この赤熱コークスが次第
に積み込まれで受骸され、その後、押出し機ラム極限リ
ミットスイッチオン115により、押し圧し作業、ひい
ては積み込みが終了し、かつ同時に、当該受骸走行終了
ステップ[205]が示される。
ついで、前記押出し機ラム後退開始116を条件に、ウ
ィンチ装置52による駆動ドラム55の制御回転駆動が
加速指令されて、前工程で赤熱コークスを積み込み受骸
した消火車I4の消火塔I2への走行開始ステップ[2
06]が開始され、こ\では、押出し機ラムの後退街帰
がなされると共に、当該消火車14は、消火塔12の消
火空間部31内の定位置に進入し、この定位置での近接
スイッチ36のオン117による出力とエンコータ26
の出力とのアント出力により、消火車14の消火塔12
内への走行が定位置で正確に停車され、こ〜での消火塔
走行終了ステップ[207]か示される。
ィンチ装置52による駆動ドラム55の制御回転駆動が
加速指令されて、前工程で赤熱コークスを積み込み受骸
した消火車I4の消火塔I2への走行開始ステップ[2
06]が開始され、こ\では、押出し機ラムの後退街帰
がなされると共に、当該消火車14は、消火塔12の消
火空間部31内の定位置に進入し、この定位置での近接
スイッチ36のオン117による出力とエンコータ26
の出力とのアント出力により、消火車14の消火塔12
内への走行が定位置で正確に停車され、こ〜での消火塔
走行終了ステップ[207]か示される。
その後、前記散水時間設定105によって指示された条
件のもとに、消火車14上に受骸された赤熱コークスへ
の消火散水開始ステップ[208]が指令されて、タン
ク水槽32に蓄えられている消火水が消火ノズル33か
ら散水され、赤熱コークスを消火するのであり、その消
火を待って、消火散水終了ステップ[209] に移行
した後、今度は、前記水切り時間設定106によって指
示された条件のもとに、同様に、水切り開始ステップ[
210]が指令され、かつその終了を待って、水切り終
了ステップ[211] に移行する。そして、こ−での
赤熱コークスに対する消火散水開始ステップ[208]
から水切り終了ステップ[2111までの工程において
は、この第6図フローの場合、特に、あらためて示して
はないが、消火塔12の消火空間部31内での定位置に
消火車14が停車された時点では、当該消火塔12に配
置した導電シュー38に対して、消火車14に設けた集
電子66が接触して給電がなされ、当該消火車14に搭
載されている空気圧縮装置75が稼動されることになり
、この消火・水切りの期間内に所要量、所要圧力の圧縮
空気がエアータンク78内に蓄えられる。
件のもとに、消火車14上に受骸された赤熱コークスへ
の消火散水開始ステップ[208]が指令されて、タン
ク水槽32に蓄えられている消火水が消火ノズル33か
ら散水され、赤熱コークスを消火するのであり、その消
火を待って、消火散水終了ステップ[209] に移行
した後、今度は、前記水切り時間設定106によって指
示された条件のもとに、同様に、水切り開始ステップ[
210]が指令され、かつその終了を待って、水切り終
了ステップ[211] に移行する。そして、こ−での
赤熱コークスに対する消火散水開始ステップ[208]
から水切り終了ステップ[2111までの工程において
は、この第6図フローの場合、特に、あらためて示して
はないが、消火塔12の消火空間部31内での定位置に
消火車14が停車された時点では、当該消火塔12に配
置した導電シュー38に対して、消火車14に設けた集
電子66が接触して給電がなされ、当該消火車14に搭
載されている空気圧縮装置75が稼動されることになり
、この消火・水切りの期間内に所要量、所要圧力の圧縮
空気がエアータンク78内に蓄えられる。
また、当該消火車14には、別に、受骸したコークスを
排骸するための開閉扉71を空圧シリンダ開閉機構72
で開閉作動させると共に、併せて、車輪73に対して空
圧シリンダブレーキ機構74で走行ブレーキ作動させる
ための、モータ76 エアーコンプレッサ77、およ
びエアータンク78からなる空気圧縮装置75が搭載さ
れており、当該空気圧縮装置75は、前記集電子66か
らの給電、換言すると、消火塔12内で消火操作される
間だけ給電を受けて稼動し、この間に所要量、所要圧力
の圧縮空気をエアータンク78内に蓄える。
排骸するための開閉扉71を空圧シリンダ開閉機構72
で開閉作動させると共に、併せて、車輪73に対して空
圧シリンダブレーキ機構74で走行ブレーキ作動させる
ための、モータ76 エアーコンプレッサ77、およ
びエアータンク78からなる空気圧縮装置75が搭載さ
れており、当該空気圧縮装置75は、前記集電子66か
らの給電、換言すると、消火塔12内で消火操作される
間だけ給電を受けて稼動し、この間に所要量、所要圧力
の圧縮空気をエアータンク78内に蓄える。
続いて、前記水切りの終了に伴い、再度、ウィンチ装置
52による駆動ドラム55の制御回転駆動が指令されて
、前工程で消火、水切りされたコークスを積み込んだま
\の消火車14は、消火塔12の消火空間部31内から
前記ワーフ番号設定107で指示されたコークワーフ1
3の設定位置へのワーフ走行開始ステップ[212]を
開始する。そして、当該消火車14が設定ワーフ箇所位
置まで進行すると、前言己と同様に、定位置での近接ス
イッチ43がこれを検出して、こSでも、そのオン11
8による出力とエンコーダ60の出力とのアンド出力に
より、この消火車14の所定ワーフ箇所への走行が定位
置で正確に停車され、こ1でのワーフ定位置停止ステッ
プ[213]が示されると共に、当該停車位置では、消
火車14に搭載されている空気圧縮装置75の開閉切替
え弁79が、当該ワーフ箇所毎に配置された扉開閉指令
用空圧シリンダ81に対向された状態119になる。
52による駆動ドラム55の制御回転駆動が指令されて
、前工程で消火、水切りされたコークスを積み込んだま
\の消火車14は、消火塔12の消火空間部31内から
前記ワーフ番号設定107で指示されたコークワーフ1
3の設定位置へのワーフ走行開始ステップ[212]を
開始する。そして、当該消火車14が設定ワーフ箇所位
置まで進行すると、前言己と同様に、定位置での近接ス
イッチ43がこれを検出して、こSでも、そのオン11
8による出力とエンコーダ60の出力とのアンド出力に
より、この消火車14の所定ワーフ箇所への走行が定位
置で正確に停車され、こ1でのワーフ定位置停止ステッ
プ[213]が示されると共に、当該停車位置では、消
火車14に搭載されている空気圧縮装置75の開閉切替
え弁79が、当該ワーフ箇所毎に配置された扉開閉指令
用空圧シリンダ81に対向された状態119になる。
その後、前記ワーフ管理シーケンス103による制御で
、開閉切替え弁82が開弁されると、外部の圧縮空気源
から導入される圧縮空気により扉開閉指令用空圧シリン
ダ81が作動されて、外部から開閉切替え弁79を開弁
させ、この結果、空圧シリンダ開閉機構72が作動され
て、ワーフ打ち開始ステップ[214] となり、開閉
扉71の開閉作動が行なわれて、所定ワーフ箇所への積
み込まれているコークスの排穀が実行され、かつこの排
骸作業の終了に伴い、ワーフ打ち終了ステップ[215
]に移行し7て次回の窯出し操作に備えられ、このよう
にして消火車14による1回の所定窯出し作業を終了す
るのである。
、開閉切替え弁82が開弁されると、外部の圧縮空気源
から導入される圧縮空気により扉開閉指令用空圧シリン
ダ81が作動されて、外部から開閉切替え弁79を開弁
させ、この結果、空圧シリンダ開閉機構72が作動され
て、ワーフ打ち開始ステップ[214] となり、開閉
扉71の開閉作動が行なわれて、所定ワーフ箇所への積
み込まれているコークスの排穀が実行され、かつこの排
骸作業の終了に伴い、ワーフ打ち終了ステップ[215
]に移行し7て次回の窯出し操作に備えられ、このよう
にして消火車14による1回の所定窯出し作業を終了す
るのである。
〔発明の効果]
以上詳述したように、この発明によれば、所定の軌道面
を走行する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを
介したウィンチ装置の牽引による消火車の走行運転手段
を採用しているために、軌道面に対しては、消火車の空
重量、ないしは、積載荷重のみが負荷されることになっ
て、従来に比較するとき、当該軌道面に対する負荷重量
を格段に低減(は(H程度)できるもので、これによっ
て、従来問題となっていた過重な重量負担による軌道面
の位置変動を効果的に防止でき、結果的に炉体ならびに
消火塔、コークワーフなどに対する軌道面、ひいては消
火車の相対的位置関係の確保が可能になることから、当
該軌道面を基準にした消火車の走行運転制御を確実に行
ない得るのであり、しかも、走行位置検出手段による消
火車の所要作業位置の検出と、作業位置検出手段による
消火車の作業位置の確認とが一致したときに、所定の作
業プログラムに基づいて、該当作業を行なうようにした
から、消火車による作業、ひいては、コークスの窯出し
作業を効果的かつ良好に行ない得る利点を有し、併せて
、このようなワイヤロブを介したウィンチ装置の牽引に
よる消火車の走行運転手段では、装置全体の構成、なら
びに制御操作を格段に簡略化できるなどの優れた特長を
有するものである。
を走行する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを
介したウィンチ装置の牽引による消火車の走行運転手段
を採用しているために、軌道面に対しては、消火車の空
重量、ないしは、積載荷重のみが負荷されることになっ
て、従来に比較するとき、当該軌道面に対する負荷重量
を格段に低減(は(H程度)できるもので、これによっ
て、従来問題となっていた過重な重量負担による軌道面
の位置変動を効果的に防止でき、結果的に炉体ならびに
消火塔、コークワーフなどに対する軌道面、ひいては消
火車の相対的位置関係の確保が可能になることから、当
該軌道面を基準にした消火車の走行運転制御を確実に行
ない得るのであり、しかも、走行位置検出手段による消
火車の所要作業位置の検出と、作業位置検出手段による
消火車の作業位置の確認とが一致したときに、所定の作
業プログラムに基づいて、該当作業を行なうようにした
から、消火車による作業、ひいては、コークスの窯出し
作業を効果的かつ良好に行ない得る利点を有し、併せて
、このようなワイヤロブを介したウィンチ装置の牽引に
よる消火車の走行運転手段では、装置全体の構成、なら
びに制御操作を格段に簡略化できるなどの優れた特長を
有するものである。
第1図はこの発明の一実施例を適用したコークス炉での
消火車の運転制御装置の概要をコークス炉、消火塔、コ
ークワーフとの位置関係のもとに模式的に示す構成説明
図、第2図(a) 、 (b)は同上装置における押出
し機、消火車の各走行制御系の概要を模式的に示す構成
説明図、第3図(a) 、 (b)は同上装置における
消火車のワイヤロープ牽引方式を示す構成説明図、第4
図(a) 、 (b) 、 (c)は同上消火車の扉開
閉作動および確認手段、非常停止手段の詳細をそれぞれ
に示す構成説明図、第5図(a) 、 (b)は同上装
置における消火系、ワーフ打ち系の詳細をそれぞれに示
す構成説明図、第6図は同上装置を用いた消火車の制御
フローを示す機能説明図である。 11・・・・コークス炉、 12・・・・消火塔、13
・・・・コークワーフ、14・・・・消火車、15・・
・・軌道、 16・・・・システム運転制御装置、 18・・・・シーケンサ−121・・・・押出し機、2
2・・・・ガイド車、 23・・・・近接スイッチ(炉前足位置)、28・・・
・リミットスイッチ(定位置停車)、31・・・・消火
空間部、 32・・・・タンク水槽、33・・・・消火
ノズル 36・−・・近接スイッチ(消火定位置)、38・・・
・導電ンユー 41a、41b・・・・検知センサ(コークス検知)4
3・・・・近接スイッチ(ワーフ定位置)52・・・・
ウィンチ装置 53・・・・ブレーキ機構54・・・・
ブレーキトラム 55・・・・駆動トラム、 56・・・・従動トラム5
7・・・・牽引用ワイヤロープ、 58・・・・メインウェイト機構 59・・・・サブウェイト機構 60・・・・エンコータ、 63・・・・ウィンチ制御装置 64.85・・・・金属製プレート 66・・・・集電子、 71・・・・開閉扉72・
・・・空圧シリング開閉機構 73・・・・車輪 74・・・・空圧シリングブレーキ機構75・・・・空
気圧縮装置 79・・・・開閉切替え弁(扉開閉) 80・・・・開閉切替え弁(車輪ブレーキ)、81・・
・・扉開閉指令用空圧シリング、83・・・・テンショ
ン検知機構(ローブ切断)84、85・・・・リミット
スイッチ(走行範囲)86・・・・リミットスイッチ(
絶対番地補正)91・・・・キーボード人力装置、 92・・・・ CRT装置。
消火車の運転制御装置の概要をコークス炉、消火塔、コ
ークワーフとの位置関係のもとに模式的に示す構成説明
図、第2図(a) 、 (b)は同上装置における押出
し機、消火車の各走行制御系の概要を模式的に示す構成
説明図、第3図(a) 、 (b)は同上装置における
消火車のワイヤロープ牽引方式を示す構成説明図、第4
図(a) 、 (b) 、 (c)は同上消火車の扉開
閉作動および確認手段、非常停止手段の詳細をそれぞれ
に示す構成説明図、第5図(a) 、 (b)は同上装
置における消火系、ワーフ打ち系の詳細をそれぞれに示
す構成説明図、第6図は同上装置を用いた消火車の制御
フローを示す機能説明図である。 11・・・・コークス炉、 12・・・・消火塔、13
・・・・コークワーフ、14・・・・消火車、15・・
・・軌道、 16・・・・システム運転制御装置、 18・・・・シーケンサ−121・・・・押出し機、2
2・・・・ガイド車、 23・・・・近接スイッチ(炉前足位置)、28・・・
・リミットスイッチ(定位置停車)、31・・・・消火
空間部、 32・・・・タンク水槽、33・・・・消火
ノズル 36・−・・近接スイッチ(消火定位置)、38・・・
・導電ンユー 41a、41b・・・・検知センサ(コークス検知)4
3・・・・近接スイッチ(ワーフ定位置)52・・・・
ウィンチ装置 53・・・・ブレーキ機構54・・・・
ブレーキトラム 55・・・・駆動トラム、 56・・・・従動トラム5
7・・・・牽引用ワイヤロープ、 58・・・・メインウェイト機構 59・・・・サブウェイト機構 60・・・・エンコータ、 63・・・・ウィンチ制御装置 64.85・・・・金属製プレート 66・・・・集電子、 71・・・・開閉扉72・
・・・空圧シリング開閉機構 73・・・・車輪 74・・・・空圧シリングブレーキ機構75・・・・空
気圧縮装置 79・・・・開閉切替え弁(扉開閉) 80・・・・開閉切替え弁(車輪ブレーキ)、81・・
・・扉開閉指令用空圧シリング、83・・・・テンショ
ン検知機構(ローブ切断)84、85・・・・リミット
スイッチ(走行範囲)86・・・・リミットスイッチ(
絶対番地補正)91・・・・キーボード人力装置、 92・・・・ CRT装置。
Claims (4)
- (1)押出し機と連繋作動されて軌道上を走行する消火
車を有し、押出し機によってコークス炉の指定炉室から
押出される焼成コークスを消火車上に受骸すると共に、
当該消火車を消火塔内に移動してコークスの消火をなし
た後、コークワーフの指定ワーフ箇所に移動して排骸さ
せるコークス炉消火車の運転制御装置であつて、 前記消火車に対してワイヤロープを連繋結合させると共
に、当該ワイヤロープをウインチ装置の回転駆動により
牽引して、前記軌道上で消火車を往復走行運転し得るよ
うにした消火車の走行運転手段と、 前記ウインチ装置の回転駆動量から、前記軌道上におけ
る消火車の所要作業位置を検出する走行位置検出手段と
、 前記指定炉室の受骸位置、消火塔における消火位置、な
らびに指定ワーフ箇所に対応する排骸位置の各作業位置
への前記消火車の接近を確認する作業位置検出手段とを
少なくとも備え、 予め設定された作業プログラムに基づいて、前記走行位
置検出手段による消火車の所要作業位置の検出と、前記
作業位置検出手段による消火車の作業位置の確認とが一
致したとき、該当作業を行なうことを特徴とするコーク
ス炉消火車の運転制御装置。 - (2)前記消火車の牽引走行のためのワイヤロープの切
断などによる牽引不能を検知する検知手段を設け、牽引
不能を検知した時点で、当該消火車を緊急停車させ得る
ようにした請求項1記載のコークス炉消火車の運転制御
装置。 - (3)前記軌道の各端部には、前記消火車の走行範囲外
を検出する走行範囲外検出手段を設け、当該走行範囲外
を検出した時点で、当該消火車を緊急停車させ得るよう
にした請求項1および2記載のコークス炉消火車の運転
制御装置。 - (4)前記コークワーフに対しては、各ワーフ箇所毎に
対応して、前記消火車の開閉扉を開閉する扉開閉手段を
設けた請求項1ないし3の何れかに記載のコークス炉消
火車の運転制御装置。
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---|---|---|---|
JP19388490A JP2886632B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | コークス炉消火車の運転制御装置 |
US07/734,761 US5253846A (en) | 1990-07-24 | 1991-07-23 | Apparatus and method for controlling operation of quenching car/bucket car for coke oven |
BR919103147A BR9103147A (pt) | 1990-07-24 | 1991-07-23 | Aparelho e processo para o controle de operacao de carro de tempera/carro de cacamba para forno de coqueificacao |
KR1019910012757A KR0173790B1 (ko) | 1990-07-24 | 1991-07-24 | 코크스로 소화차/바께쓰차의 운전 제어장치 및 운전 제어방법 |
AU81316/91A AU635146B2 (en) | 1990-07-24 | 1991-07-24 | Apparatus and method for controlling operation of quenching car/bucket car for coke oven |
US08/091,373 US5314168A (en) | 1990-07-24 | 1993-07-15 | Apparatus and method for controlling operation of quenching car/bucket for coke oven |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19388490A JP2886632B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | コークス炉消火車の運転制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480291A true JPH0480291A (ja) | 1992-03-13 |
JP2886632B2 JP2886632B2 (ja) | 1999-04-26 |
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ID=16315339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19388490A Expired - Fee Related JP2886632B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | コークス炉消火車の運転制御装置 |
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JP (1) | JP2886632B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009529071A (ja) * | 2006-03-03 | 2009-08-13 | サンコーク・エナジー・インコーポレーテツド | コークスを製造する改善された方法および装置 |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP19388490A patent/JP2886632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009529071A (ja) * | 2006-03-03 | 2009-08-13 | サンコーク・エナジー・インコーポレーテツド | コークスを製造する改善された方法および装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2886632B2 (ja) | 1999-04-26 |
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