JPH0480112A - コンベヤ用フレキシブルシャフト - Google Patents

コンベヤ用フレキシブルシャフト

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JPH0480112A
JPH0480112A JP2191990A JP19199090A JPH0480112A JP H0480112 A JPH0480112 A JP H0480112A JP 2191990 A JP2191990 A JP 2191990A JP 19199090 A JP19199090 A JP 19199090A JP H0480112 A JPH0480112 A JP H0480112A
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tape
cord
shaft
gap
container
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JP2191990A
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Masaaki Otsuji
大辻 正明
Naoki Omori
大森 尚樹
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス製やプラスチック製瓶などの容器を搬
送する装置、或いは石炭、鉱石、穀物、木材チップ、プ
ラスチックチップ、セメント、樹脂ペレントなどの粉粒
体を運搬する装置に使用するコンベヤ用フレキシブルシ
ャフトに関するものである。
〔従来の技術・発明が解決しようとする課題]液体など
の充填物を入れたガラス製、プラスチック製瓶などの容
器(以下、これらを単に容器と称する)の搬送に、鋼索
(ワイヤロープ)に鋼などの金属製ワイヤを螺旋状に巻
付けたシャフトが使用されている。この種の構造を有す
るシャフトを用いる容器搬送装置は、シャフトを一定間
隔を置いて並列配置し、シャフト間に容器を懸架しく通
常は容器の首にある鍔をシャフトに引っ掛ける)シャフ
トを回転させることにより容器を搬送するように構成さ
れる。
当該装置は、容器輸送に用いられる通常のベルトコンベ
ヤやローラコンベヤなどとは全く異なる搬送原理、即ち
シャフトと容器の首との接触摩擦によって容器を移動さ
せるものであり、通常のコンベヤよりも容器の位置決め
が精確で、製造工程ラインを自動化できると共に、装置
自体の構造も単純小型で、設備費用も安い。
上述の装置では、シャフトの高速回転により容器を搬送
することから、シャフトに懸架した容器、特にシャフト
に接触する容器の首(鍔も含む)が摩滅や損傷をできる
だけ受けないよう、又シャフトに加える回転トルクが効
率良く伝達されて容器がスムーズに搬送されるようシャ
フトには構造的欠陥が可及的に少ないことが要求される
ところで、上記シャフトは、通常鋼索上に樹脂コーティ
ングを施し、この樹脂層上に鋼製ワイヤを螺旋状に巻付
けである。上記装置の搬送時には、容器はコイルだけで
なく、シャフトの樹脂層とも摺動する。そのため、コイ
ルの摩耗に伴い、1が接触する部分の樹脂層も損耗する
が、メンテナンス費用などの経済性からシャフトの耐久
性を高めることが肝要である。
更に、鋼製ワイヤは樹脂層上に単に巻付けであるだけな
ので、装置稼働中にシャフトに伝達される回転トルクや
搬送される容器重量などによりワイヤが緩んだりずれて
、ワイヤの巻付ピッチが箇所によって変化し、容器の搬
送速度が一定しなくなることが多々ある。
一方、石炭、鉱石、穀物、木材チップ、プラスチンクチ
ツブ、セメント、樹脂ペレットなどの粉粒体の運搬法の
一つに、多くは鋼からなるコイル状ワイヤを金属製又は
樹脂製チューブ内に挿入・配置し、鋼製ワイヤを回転さ
せてチューブ一端に設けた投入口から入れた粉粒体を他
端に設けた排出口まで運搬する方法がある。
しかし、コイル状ワイヤでは、粉粒体の運搬がスムーズ
ではなく、チューブ内に滞留する粉粒体が存在し、その
ためチューブ他端からの粉粒体吐出量が不安定である。
更に、かかるコイル状ワイヤによる輸送では、搬送路線
を傾斜させてチューブの下端から上端に粉粒体を輸送す
ることもあるが、粉粒体を上方に運ぶ揚力が小さいとい
う不都合な面も有する。
従って、本発明の目的は、上記容器搬送装置だけでなく
、粉粒体運搬装置にも最適なコンベヤ用フレキシブルシ
ャフトを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、鋼索上に被覆層を設け、被覆層上に耐摩耗
性テープを螺旋状空隙が形成されるようギャップ巻きし
、空隙に樹脂製コードを巻付けたことを特徴とするコン
ベヤ用フレキシブルシャフトにより達成される。
本発明のフレキシブルシャフトは、容器搬送装置におい
ては、高速回転させてもコードの巻付ピッチが稼働中も
常に一定で、容器の搬送速度が安定すると共に、回転ト
ルクの伝達性にも優れている。又、粉粒体運搬装置にお
いては、チューブ他端の排出口からの粉粒体吐出量が安
定するだけでなく、粉粒体の揚力が大きくなる。更に、
本発明のシャフトは、特に容器搬送装置への使用では容
器と摺動する部分が耐摩耗性テープであるから、シャフ
トの耐久性が向上する。しかも、コードがテープ間の空
隙に収容されているから、容器搬送や粉粒体運搬中にも
コードピンチの乱れが生じない。
本発明のフレキシブルシャフトは、回転によって撓まず
且つシャフトの一端から加えられる回転トルクを他端ま
で十分に伝達するに足る剛性と、湾曲搬送路線に沿って
容易に布設できるような可撓性をも兼有することが重要
である。しかして本発明において、可撓性と剛性の両特
性を具備する鋼索材の選定に当たっては、次の事に留意
する。
即ち、シャフトの用途である、第7〜9図に示すような
容器搬送装置では、シャフトをレール(−般には本体部
と本体部から突出する棚部とを有する)に係止させた状
態でシャフトを回転させるとシャフトがレールから外れ
る恐れがあるので、通常はシャフトをレールに吸着する
ための吸着手段をレールに設けである。従って、例えば
吸着手段に磁石や磁性材料を用いる場合、鋼索が磁力で
吸引されるように、鋼索は、鋼鉄、ニッケル、コバルト
及びそれらの合金などの磁性金属からなる数本(又は数
十本)の素線を撚り合わせたストランド(例えば直径3
〜9+w)上に更に数本のストランドを撚り合わせた構
造のものが好適である。鋼索構造に関し、ワイヤローブ
の撚り合わせ方である普通撚り、ラング撚り、及び撚り
の方向であるS撚り、Z撚りには特に限定はない。
鋼索上に設ける被覆層は、鋼索の粗表面を均一厚さで平
坦に覆うもので、被覆層としては樹脂層又はゴム層が好
ましい。当該樹脂材やゴム材は特定されるものではなく
、例えば、樹脂材としては後記コード材と同様でよく、
リュブマー、超高分子量ポリエチレン(以下、UHMW
PEと称する)ポリオキシメチレン、ポリアミド6なと
が列挙される。この内、リュブマーやUHMWPEが高
耐久性(長摩耗寿命)などの点で好適である。ゴム材と
しては、ポリウレタン、ニトリルブタジェン、スチレン
ブタジェン、クロロプレン、ブチル、天然ゴムなどが列
挙される。この内、樹脂材と同様の理由からウレタンゴ
ム、クロロプレンなどが好ましし・、被覆層の厚さは、
シャフトの用途などにも依るが、被覆層は鋼索を単に覆
えばよいので薄肉でもよく、0.1〜0.5mm、好ま
しくは0.1〜0.3肚である。
当該被覆層は、樹脂材やゴム材で通常行われている押出
被覆技術を用いて設けてもよく、或いは樹脂材又はゴム
材からなる片面又は両面粘着テープを巻くことによって
形成してもよい。押出被覆の場合、例えば電線の絶縁体
被覆の場合と同様に、鋼索を一定の張力下で一方向に送
り出しながら、鋼索の進行方向軸上に配置したダイスか
ら樹脂材を溶融押出しすると同時に鋼索上に被覆する如
く行う。
片面又は両面粘着テープの巻方は鋼索を被覆できれば特
に限定はないが、第1図に示すように後述の耐摩耗性テ
ープの巻付と同様に螺旋状に巻くのが好ましく、その方
向は耐摩耗性テープの巻方向と同方向又は逆方向でもよ
い。又、巻回数は鋼索の粗表面を均−且つ平坦に包囲で
きれば一回巻きでも十分である。特に両面粘着テープを
用いれば、第2図から明らかなように、コード巻付後に
コードがテープの粘着面に付着し、耐摩耗性テープ間の
空隙にコードが一層堅固に保持され、コードのピンチ乱
れを効果的に防止できる。この両面粘着テープと同等の
効果を得るために、被覆層を片面粘着テープや押出被覆
で形成した場合でも以下の実施例(第3図及び第5図参
照)に示すように、コード巻付前に空隙に適当な粘着材
からなる紐などを巻いておき、コードを粘着紐に押圧し
て巻付け、粘着紐によってコードを付着させても構わな
い。
なお、被覆層にコードを収めるための螺旋状連続溝を形
成するのも、コードの空隙への保持力を高める上で得策
である。この溝は加熱ロールや超音波などで被覆層を加
熱変形させたり、鋼索上に被覆層を押出被覆により設け
る時に同時に形成することができる。又、加熱変形する
場合には、耐摩耗性テープをギャップ巻きする前でも後
でも可能であり、巻付前には予め設定したピンチで溝を
形成し、巻付後には耐摩耗性テープ間に形成された空隙
に沿って形成する。
上記被覆層上に巻く耐摩耗性テープは、螺旋状空隙が形
成されるようにギャップ巻きされる。この空隙にコード
を収容して巻付けるので、空隙はコードが回転中にずれ
ないような大きさを有することが大切である。実際には
、第2図にも示す如く、空隙に露呈する被覆層にコード
が接するだけの余裕のある幅を有することが好ましい。
特に両面粘着テープを使用した場合に、粘着力を活かせ
るよう空隙はコードがテープの粘着面に付着する幅でな
ければならない。
耐摩耗性テープは容器搬送中に容器の首と摺動するため
、又粉粒体搬送装置では粉粒体が激しく接触するため、
耐摩耗性に優れていることが重要である。本発明におい
て耐摩耗性は、比摩耗量が5X10−’mm″/ kg
 −m以下、好ましくは1.0×10−’rrvn” 
7kg −m以下の値を呈するものである。
しかして、この比摩耗量を満足するテープは樹脂製、金
属製を問わず用いることができる。樹脂製テープとして
は、UHMWPEテープ、フッ素樹脂テープ(PTFE
、FEP、PFAなど)などが例示される。この内、U
HMWPEテープは耐摩耗寿命が長いなどの点で好まし
く、このテープの比摩耗量は約2 X 10−”rar
a3/kg −mである。
金属製テープとしては、ステンレス鋼テープ、アルミ合
金テープ、黄銅テープなどが例示される。
この内、特にステンレス鋼テープは弾性域が大きいこと
と耐食性が高いことなどの点で好ましく、このテープの
比摩耗量は相手材がプラスチック及びゴムの場合は実質
的に無視できる。
耐摩耗性テープは粘着テープであってもよいし、適当な
粘着剤を塗布して巻いても構わない。かかるテープの厚
さは、シャフトの用途に応するが、テープの厚みによっ
て空隙を形成することがら厚肉であることが好ましい。
具体的に、樹脂製テープの場合には0.3〜1. Ow
sn、好ましくは0.4〜0.7圓で、金属製テープの
場合には0.02〜0.3 mm、好ましくは0.05
〜0.1薗である。又、テープの幅は用途に依存するが
、3〜20卸、好ましくは5〜10am+である。
耐摩耗性テープの巻方向は、被覆層を粘着テープで形成
した゛場合でもその巻方向に拘わらず限定されないが、
螺旋状空隙を形成するに際してはそのピッチに配慮して
おく。即ち、コードピッチは空隙ピッチとほぼ同等であ
るから、ピッチを太きくするには広幅のテープを用い、
且つシャフトの長手方向に対する巻角度を小さくすれば
よいし、逆に小さくするには反対の事を行えばよい。
なおピンチは、容器搬送装置では容器の搬送速度を考慮
した上で容器の大きさ、容器の搬送数量、シャフト回転
数などに基づいて、又粉粒体運搬装置では粉粒体の種類
や大きさなどに基づいて適宜決定される。又、ピッチは
シャフトの全長にわたって一定である必要はなく、例え
ばシャフトの任意部分において変化させてもよ(、この
場合には幅の異なるテープを使用したり、或いはテープ
の巻角度を変更するなどにより可能である。
コードの材質である樹脂には特に限定はないが、シャフ
トの用途である容器搬送装置ではシャフトの回転により
容器を搬送することから、コードが直接接触する容器の
首(鍔も含む)が摩滅や損傷を受けないことが製品上又
安全上重要である。特に、炭酸飲料を充填する容器では
容器の傷に一層注意しなければならない。従って、コー
ドは耐摩耗性、可撓性、ころがり性、滑り性などが良好
で、且つ動摩擦(滑り摩擦ところがり摩擦)係数が小さ
いことが好ましい。又、別途の粉粒体運搬装置において
は、粉粒体(例えば砂利、砕石、石炭、コークス、鉄鉱
石、土、石灰石、穀物、セメント、木材や樹脂などのチ
ップやペレットなどのいわゆるばら物)をシャフトの回
転により運搬するので、コードはそれに見合うだけの十
分な耐摩耗性や強度を有していることが望まれる。
上記の特性を有するコードの樹脂材としては、ポリオレ
フィン(例えば三井石油化学工業■製すュブマーなど)
、ポリエーテル(例えばポリアセタール、ポリフェニレ
ンエーテルなど)、ポリアミド(例えば6−ナイロン、
6.6ナイロン、11ナイロンなど)、ポリアルキレン
(例えばポリエチレン、特に超高分子量ポリエチレン(
UHMWPE)、ポリプロピレンなど〕、フッ素樹脂(
例えばポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
など〕、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートなど)などが例示さ
れる。この内、主に摺動性や耐久性を考慮するとりュブ
マー又はUHMWPEが最適である。
コードは全体が上記樹脂製でよいが、ケブラーガラス、
カーボンファイバなどからなる芯体を有していてもよい
。芯体のあるコードは、摩擦熱による温度上昇や引張荷
重などに起因するコード伸びの抑制が可能であり、結果
として螺旋状巻きしたコードピッチの乱れを防止できる
点で好都合である。
〔実施例〕
以下、本発明のコンヘヤ用フレキシブルシャフトを実施
例に基づいて詳細に説明する。
第1図はシャフトの一例を、第2図はその縞断面を示す
。当シャフトは、綱索11上に片面(又は両面)粘着テ
ープ12を隙間なく螺旋状に巻き、鋼索11をテープ1
2によって被覆することにより被覆層を形成したもので
ある。更に、テープ12上に耐摩耗性テープ(5例では
樹脂製テープ)13がテープ12の巻方向とは逆方向に
螺旋状にギャツブ巻きされている。これにより、テープ
13間には螺旋状空隙17が形成され、この空隙17に
沿って樹脂製コード14が巻付けられている。第2図か
ら明らかなように、コード14は中心に芯体14aを有
し、テープ13間の空隙17に収まると共に、空隙17
に露出するテープ12に接触している。
かかる構造のシャフトは、コード14が空隙17に堅固
に保持されるため、高速回転中でもコード14の緩みや
ずれなどによるピッチ乱れが生じない、又、テープ12
.13を巻いて空隙17にコード14を巻付けるだけで
シャフトが得られるので、製造工程が簡略化され、コス
ト低下を計れる。
ここで、上記シャフトのサイズの具体例を示すと、容器
搬送装置に使用する場合で容器の首の径26.0m、鍔
の径41.2跡、その肉厚3.35銃に対しては(第9
図参照)、鋼索11の径6.0 mm、テープ12の厚
さ0.13m、テープ12の長手方向における幅39.
5mm、テープ13の厚さ0.5 mm、テープ13の
長手方向における幅35.6 am、コート川4の径4
.5閣である。又、空隙17の長手方向における幅4.
4m、コードピッチ40閣、シャフトのフライト径15
.23++nである。
なお、上記実施例でテープ12に両面粘着テープを使用
すれば、コード14が空¥1117に巻付けられると同
時に、テープの粘着面にコード14が付着することにな
るので、コードの空隙への保持力が高まり、コードピッ
チ乱れを一層防止できる。
片面粘着テープの場合であっても両面粘着テープと同等
の作用効果を期待するのが第3図に示す変更例である。
本実施例においては、コード14の巻付に先立って空隙
17に適当な粘着紐19を巻き、これを潰しながらコー
ド14を巻付ける。これにより、両面粘着テープの場合
と同様にコード14が空隙17に堅固に付着される。
第4図は別の実施例を示す。本例のシャフトは、被覆層
22が押出被覆によって形成され、耐摩耗性テープとし
て金属製テープ23が螺旋状にギャップ巻きされたもの
であり、それ以外の構造は第2図のシャフトと同一であ
る。
本実施例におけるシャフトのサイズの具体例を示すと、
前記容器の首の径26.0 mm、鍔の径41.2鵬、
その肉厚3.35 amに対しては、鋼索21の径6、
0 m、被覆層22の厚さ0.511m、テープ23の
厚さ0.08mm、テープ23の長手方向における幅3
5、6 m、コード24の径4.5卸である。又、空隙
27の長手方向における幅4.4 mm、コードピッチ
40WIm1 シャフトのフライト径16.0mmであ
る。
第4図の実施例において、先の実施例(第3図参照)と
同様に空隙27に粘着紐29を巻いた後にコード24を
巻付けたのが第5図に示す態様である。
上記金属製テープの代わりに第6図に示すものを使用し
てもよい。当金属製テープ33は、樹脂層33aと金属
層33bとで構成され、上記と同様に螺旋状にギャップ
巻きして使用する。
なお、既述した如く、上記各実施例において、空隙に相
対する被覆層の部分に螺旋状連続溝を形成しておけば、
コードピッチ乱れの防止効果が格別である。本態様は本
発明のシャフトとして更に好適なものである。
次に、本発明のフレキシブルシャフトを容器搬送装置に
使用する場合について概説する。容器搬送装置の全容の
概観平面を示す第7図において、全長約3mの2本のレ
ール101.102が曲率半径500mmで略直角湾曲
状に一定間隔を置いて並列配置され、レール101.1
02には一定間隔(例えば200mm)を置いて永久磁
石103が埋設されている。図面には詳しく示していな
いが、永久磁石103によってフレキシブルシャフト1
04.105がレール101.102に各々吸着・係止
され、各シャフト104.105の一端は軸受106.
107によってそれぞれ回転可能に支持され、他端は別
の軸受108によって共に回転可能に支持されている。
軸受108はモータ109に連結され、シャフト104
.105を相互に反対方向に回転させることができる。
なお、軸受108はシャフト104.105に伝達する
回転速度を調整できるよう変速機を有していてもよい。
かかる装置においては、容器(第7図には図示せず)を
シャフト104.105間に懸架し、シャフト104.
105をそれぞれ矢印方向に回転させることで容器を一
方向(回では軸受108の方向)に移動させる。
この容器搬送装置を第8図及び第9図に基づいてもう少
し詳しく説明する。第8図は第7図の線A−A’につい
ての斜視図で、第9図は線A−A’における断面図であ
る。レール102(レール101は第8図では省略しで
ある)は、ステンレス鋼製矩形状本体部121と、本体
部121から突出する棚部122とを有し、レール全体
としてL字状を呈する。レール101も同様に本体部1
11と棚部112を存する。両レール101,102は
棚部112.122が相互に対向するよう支持アーム1
10(レール101側は第8図では省いである)によっ
て一定間隔を置いて支持されている。
本体部111.121内には矩形状永久磁石103が一
定間隔を置いて埋設されると共に、棚部112.122
上にフレキシブルシャフト104.105がそれぞれ載
せられる。各シャフト104、】05は、レール101
.102から外れないように永久磁石103によって本
体部111.121の側面に吸着されると共に、本体部
111,121及び棚部112.122に係止されてい
る。従って、シャフト104.105のレール101.
102への着脱は容易に行うことができる。
シャフト104.105は、前述した構造、即ち各々鋼
索141.151に被覆層を設け、耐摩耗性テープをギ
ャップ巻きし、空隙に樹脂製コート142.152を巻
付けた構造であるが、コードの巻付方向が正反対である
。シャフト104.105はレール101.102上で
モータ109(第7回参照)によって矢印の如き相互に
反対方向に回転することができる。
かかる装置において、第9図から明らかなように、例え
ばポリエチレンテレフタレートからなる容器200の首
にある鍔201をシャフト104.105に引っ掛けて
シャフト104.105間に容器200を懸架すると(
懸架に際してはシャフト104.105間の一端間隔を
若干大きくしておくことでシャフト104.105間に
容器を容易に吊るすことができる)、シャフト104.
105の回転に伴って容器200が矢印イ方向に搬送さ
れる。即ち、容器200はシャフト104.105のコ
ード142.152により矢印イ方向に押されて次々に
並進することになる。
上記の如き容器搬送装置に本発明のシャフトを使用する
ことで、装置稼働中にコードのずれが生じずにコードピ
ッチが一定で、容器の搬送速度が安定すると共に、モー
タからの回転トルクが効率良(伝達される。更にコード
が樹脂製であるので、金属製コードに比べてコードと容
器の首との接触摩擦による首の摩滅や損傷を効果的に防
止できる。
次に、本発明のフレキシブルシャフトを粉粒体運搬装置
に用いる場合について述べる。運搬装置の全容は従来既
知のものとほぼ同様であり、コード状ワイヤに代わって
シャフトを用いるだけであるから、粉粒体の輸送状態を
中心に説明する。
第10図は粉粒体の輸送時の縦断面を示し、金属製(ス
テンレスなど)又は樹脂製(プラスチック、ナイロン、
ポリアセクール、超高分子量ポリエチレンなど)チュー
ブ180内に、被覆層及び耐摩耗性テープを有する綱索
171と樹脂製コード172とからなるフレキシブルシ
ャフト170がチューブの中心軸に沿って挿入・配置さ
れている。シャフト170の一端はモータ(図示せず)
に連結され、他端は軸受などにより回転可能に支持され
ている。シャフト170とチューブ180との空隙には
粉粒体190が存在し、粉粒体190はチューブ180
のモータ側に設けである投入口から供給され、軸受側に
設けた排出口から排出されるように構成されている。か
かる運搬装置において、モータによりシャフト170が
矢印方向に回転すると、粉粒体190はコード172に
よって押され、矢印凸方向に順々に運搬される。
なお第10図の搬送路線は直線であるが、勿論湾曲路線
或いは上り路線でもチューブ180の排出口から排出さ
れる粉粒体190の吐出量は安定している。又、かかる
シャフト170によれば粉粒体190の揚力が大きい故
に、特に上り路線に適用しても運搬量が一定している。
(発明の効果〕 本発明のコンベヤ用フレキシブルシャフトは、以上説明
したように鋼索上に被覆層を設けて耐摩耗性テープをギ
ャップ巻きし、テープ間の空隙に樹脂製コードを巻付け
るから、下記の如き効果を有する。
l)コードの緩み、ずれを防止でき、コードピッチが乱
れず、より一層の高速回転が可能である。
11)容器又は粉粒体が摺動する部分が耐摩耗性テープ
であるから、シャフトの耐久性が高まり、シャフトが延
命化される。
iii )従って、既記の如き新規な容器搬送装置に使
用することで、装置稼働中に巻付コードがずれてコード
ピンチが変化するようなことがなく、容器の搬送速度が
安定すると共に、シャフトの一端からの回転トルクを他
端に効率良く伝達できる。
更に、コードが樹脂製であるから、シャフトの回転によ
って搬送される容器の首の摩滅や損傷を金属製コードよ
りも一層軽減できる。
iv)粉粒体運搬装置においては、装置稼働中にコード
ピッチが変化せず、又回転トルクの伝達性が良好である
から、粉粒体の吐出量が安定する。
しかも、粉粒体の揚力が大きいから、特に上り搬送路線
でも粉粒体の運IHftが一定である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシャフトの一例を示す一部切取斜視図
、第2図は第1図に示したシャフトの一部省略縦断面図
、第3図は第2図に示した変更例の一部省略縦断面図、
第4図は本発明のシャフトの別態様を示す一部省略縦断
面図、第5図は第4図に示した変更例の一部省略縦断面
図、第6図は金属製テープの別例を示す横断面図、第7
図はシャフトを使用する容器搬送装置の概観平面図、第
8図は第7図の線A−A’についての一部省略斜視図、
第9図は第7図の線A−A’における一部省略断面図、
第10図はシャフトを使用した粉粒体運搬装置の一部省
略縦断面図である。 11.21:鋼索 12.22:被覆層 13.23.33 14.24 14a、24a 17.27 19.29 :耐摩耗性テープ :樹脂製コード :芯体 :空隙 :粘着紐 ]5 第1図 第2図 第3図 第6図 第4図 第9図 第10図 平成3年1 0月

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼索上に被覆層を設け、被覆層上に耐摩耗性テー
    プを螺旋状空隙が形成されるようギャップ巻きし、空隙
    に樹脂製コードを巻付けたことを特徴とするコンベヤ用
    フレキシブルシャフト。
  2. (2)前記被覆層が片面又は両面粘着テープを鋼索上に
    巻くことによって形成されたものであることを特徴とす
    る請求項(1)記載のコンベヤ用フレキシブルシャフト
  3. (3)前記耐摩耗性テープが金属製テープであることを
    特徴とする請求項(1)記載のコンベヤ用フレキシブル
    シャフト。
JP2191990A 1989-10-26 1990-07-19 コンベヤ用フレキシブルシャフト Pending JPH0480112A (ja)

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JP2191990A JPH0480112A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 コンベヤ用フレキシブルシャフト
CA002044276A CA2044276A1 (en) 1989-10-26 1990-10-25 Flexible screw and transport apparatus comprising same
PCT/JP1990/001379 WO1991006493A1 (fr) 1989-10-26 1990-10-25 Vis transporteuse flexible et appareil de transfert utilisant une telle vis
EP90915819A EP0450101B1 (en) 1989-10-26 1990-10-25 Flexible screw and transfer apparatus using the same
US07/720,484 US5295573A (en) 1989-10-26 1991-06-16 Flexible screw and transport apparatus comprising same
US08/176,115 US5396981A (en) 1989-10-26 1993-12-30 Flexible screw and transport apparatus comprising same

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JP2191990A JPH0480112A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 コンベヤ用フレキシブルシャフト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019098534A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 旭化成株式会社 農業用ポリオレフィン系多層フィルム

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JP2019098534A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 旭化成株式会社 農業用ポリオレフィン系多層フィルム

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