JPH0479659A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、文書、図形、写真等の静止画像情報を電気
的手段で走査して伝送するファクシミリ装置に関する。

［発明の背景］ 近年、文書、図形、写真等の静止画像情報を手軽に伝送
する機器として、ファクシミリ装置が広く普及し活用さ
れている。

このファクシミリ装置は、文書、図形、写真等の静止画
像情報を電気的走査によって電気信号に変換し、通信回
線を通して伝達する送信手段と、送信されてきた静止画
像情報を受信して感熱記録紙に印字、記録する受信手段
とからなっている。

そこで、送信されてきた文字、絵、写真等の静止画像情
報を印字再生する記録紙は、ロール状に巻装された感熱
記録紙が大部分を占めている。

この感熱記録紙は、ロール状の紙の表面に白あるいは透
明の発色剤を塗布したもので、ファクシミリ装置のサー
マルヘッドによるパルス電圧の接触加熱によって化学変
化を起こし、黒色に発色する。

そして、ロール状の感熱記録紙は記録紙収納室にセット
され、プラテンの回転によって記録紙収納室の内壁を擦
りながら順次繰り出される。

［発明が解決しようとする課ｆｆ］ 送信されてきた静止画像情報を印字・記録する感熱記録
紙は、前述のように記録紙収納室の内壁を擦りながら繰
り出されるために、記録紙側が帯電し周囲の紙粉、はこ
り等を吸着しながら走行していた。

そして、記録紙の表面に紙粉等が付着すると、ドツト抜
けおよび白抜は等が発生し正常な印字が行なわれない。

さらに、サーマルヘッドに紙粉、はこり等が集積すると
、印字不良になったり、サーマルヘッドが破壊されるこ
とがあった。

そこで、記録紙の紙管部に金属板製の支持部材を設け、
記録紙を記録紙収納室の底面から浮かせた状態でセット
すると共に、支持部材の片側に記録紙の側面を付着する
等の工夫をしていたが、構造が複雑で部品点数も多く、
コストアップとなる欠点があった。

また、紙管部を支持させるために、記録紙のセットがワ
ンタッチでできなかった。

［課題を解決するための手段］ 上述の課題を解決するため、この発明においては、ロー
ル状の感熱記録紙が使用されているファクシミリ装置に
おいて、 繰り出される記録紙の表面と常に接触する除電手段を印
字位置よりも記録紙の流れの上流に配設したことを特徴
とするものである。

［作　用］ 実施第１例を示す第１図および第２図において、ファク
シミリ装置Ｆに静止画像情報が送信されてくると、受信
モータが始動してプラテン２３を時計方向に回転させる
。

プラテン２３が時計方向に回転すると、記録紙２０が記
録紙収納室２１から順次繰り出される。

このとき、記録紙収納室２１の繰り出し側傾斜底面に配
設された除電手段２６が、繰り出される記録紙２０の表
面と常に接触し、記録紙２０側で発生した静電気を放電
させる。

そして、帯電していない記録紙２０がプラテン２３によ
って繰り出される。

また、実施第２例を示す第３図においても、ベーパーガ
イド３０上で実施第１例と同様な除電が行なわれ、帯電
していない記録紙２０がプラテン２３によって繰り出さ
れる。

［実　施　例］ 続いて、この発明に係るファクシミリ装置の実腋例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、この発明に係るファクシミリ装置Ｆの概略構
成図である。

この第１図において、ファクシミリ装置Ｆは、ボックス
タイプの外装ケース１と、光学読取系で原稿画像の読み
取りを行なう送信手段２と、着信画像情報を印字、記録
する受信手段３とから構成されている。

外装ケース１は、ベースとなる下カバー４と、受信トレ
イ５が装着される背面カバー６と、両側のサイドカバー
７．７（一方のみ図示）と、上面に操作パネル８を配設
した送信ドアカバー９と、上面後側に配設した受信ドア
１０とからなる。

外装ケース１の傾斜した上面に配設した操作パネル８は
、通常のように液晶表示ユニットのＬＣＤ基板（図示し
ない）と、テンキー等の押ボタンスイッチのパネルアッ
センブリー（図示しない）が配置される。

送信手段２は、外装ケース１の上面上部に装着された原
稿スタッカ１１と、複葉の原稿１２を一枚ずつ分離する
分離バットユニット１３と、分離した原稿１２を光学系
に送る自給ローラ１４と、原稿１２が移動する面を挟ん
で対設された圧着ローラ１５および送りローラ１６、排
紙ローラ１７と、自給ローラ１４の下方に配置された光
学読取ユニット１８とから構成され、原稿スタッカ１１
上に積載された複葉の原稿１２を一枚ずつ分離し、光学
読取ユニット１８によって画像の読み取りを行い、排紙
口１９に送り出す。

光学読取ユニット１８で読み取られた画像信号は、通信
回線を利用して相手方に送信される。

受信手段３は、ロール状の記録紙２０を繰り出し自在に
収納する記録紙収納室２１と、記録紙収納室２１から繰
り出された記録紙２０に送信されてきた画像情報を印字
、記録するサーマルヘッド２２およびプラテン２３と、
受信情報が印字、記録された記録紙２０を所定の長さに
切断するカッタユニット２４とから構成され、送信され
てきた画像情報を記録紙２０に印字し、所定の長さに力
ツトして排出口２５から受信トレイ５上に送り出上述の
除電手段２６は、他方においてフアツジす。

記録紙収納室２１には、除電手段２６が配設されている
。

第２図は、ロール状の記録紙２０が収納された記録紙収
納室２１の拡大断面図である。

この第２図において、記録紙収納室２１の記録紙２０の
繰り出し側傾斜底面には、除電手段２６を配置する窓２
１ａが開口されている。

除電手段２６は、例えば、カーボンを含浸させたブラシ
２７と、ブラシ２７の基部を固定するホルダ２８とから
楕成されている。

そして、除電手段２６の先端は、常にロール状の記録紙
２０の表面と接触している。

また、ロール状の記録紙２０は、プラテン２３（第１図
参照）の時計方向の回転によって上方からペーパーガイ
ド２９．３０を通って繰り出される。

除電手段２６は、記録紙２０の幅より長く楕成し、全長
に亘って除電を行なう。

ミリ装ｆｆ１Ｆのアース線（図示しない）に接続されて
いる。

第３図は、この発明に係るファクシミリ装置Ｆおける実
腋第２例を示す部分拡大断面図である。

この第３図において、記録紙収納室２１の記録紙２０を
繰り出すペーパーガイド２つに除電手段２６′が取り付
けられている。

除電手段２６′は、例えばカーボンを含浸させたブラシ
２７とホルダ２８とから楕成され、そのホルダ２８がペ
ーパーガイド２９にビス３１で固定されている。

また、下方のペーパーガイド３０には、ブラシ２７の付
勢を助けるための凹部３０ａが上面に形成されている。

上記の除電手段２６′は、実施第１例と同様に記録紙２
０の幅より長く楕成し、全長に亘って除電を行なう。

除電手段２６′は、他方においてファクシミリ装置Ｆの
アース線（図示しない）に接続されていなお、除電手段
２６．２６′は、サーマルヘッド２２による印字位置よ
り上流（記録紙２０の繰り出し側）に配置される。

実施第１例を示す第１図および第２図において、ファク
シミリ装置Ｆに静止画像情報が送信されてくると、受信
モータが始動してプラテン２３を時計方向に回転させる
。

プラテン２３が時計方向に回転すると、記録紙２０が記
録紙収納室２１から順次繰り出される。

このとき、記録紙収納室２１の繰り出し側傾斜底面に配
設された除電手段２６が、繰り出される記録紙２０の表
面と常に接触し、記録紙２０側で発生した静電気を放電
させる。

そして、帯電していない記録紙２０がプラテン２３によ
って繰り出される。

また、実施第２例を示す第３図においても、ベーパーガ
イド３０上で実施第１例と同様な除電が行なわれ、帯電
していない記録紙２０がプラテン２３によって繰り出さ
れる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明に係るファクシミリ装置は、繰
り出される記録紙の表面と常に接触する除電手段を印字
位置よりも上流に配設したもので、繰り出される記録紙
が帯電して紙粉やほこりが付着することはない。

従って、紙粉、はこり等の付着によるドツト抜けおよび
白抜は等が発生することなく、正常な印字が行なわれる
。

また、紙粉、はこり等がサーマルヘッドに集積すること
もない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るファクシミリ装置の実施第１例
を示す概略構成図、第２図は記録紙が収納された記録紙
収納室の拡大断面図、第３図は実施第２例の部分拡大断
面図である。 Ｆ・・・ファクシミリ装置 ２０・・・記録紙 記録紙収納室 ２６　′ 除電手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロール状の感熱記録紙が使用されているファクシ
   ミリ装置において、 繰り出される記録紙の表面と常に接触する除電手段を印
   字位置よりも記録紙の流れの上流に配設したことを特徴
   とするファクシミリ装置。