JPH0479537A - 時分割時間圧縮多重移動体通信における秘話装置 - Google Patents

時分割時間圧縮多重移動体通信における秘話装置

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JPH0479537A
JPH0479537A JP2191524A JP19152490A JPH0479537A JP H0479537 A JPH0479537 A JP H0479537A JP 2191524 A JP2191524 A JP 2191524A JP 19152490 A JP19152490 A JP 19152490A JP H0479537 A JPH0479537 A JP H0479537A
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JP
Japan
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signal
time
communication
signals
circuit
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Application number
JP2191524A
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English (en)
Inventor
Akio Tsuzuki
顕夫 続木
Hisao Maruyama
丸山 久夫
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は時分割時間圧縮多重信号を用いlこ移動体通信
装置に関する。さらに具体的には、時分割時間圧縮した
タイム・スロット構成の信号を用いる移動無線機におい
て、時間圧縮された音声信号を複数の周波数帯域に分別
し、分割後の複数の帯域の信号を各タイム・スロットに
含まれた複数のりブスロツl−を用いて送受信すること
により、高い秘話性を得ることかできる移動体通信装置
を提供Iんとするものである。
F従来の技術] 小ゾーン方式を用いる時分割時間圧縮多重移動体通信に
おいては、音声信号を一定の区間ごとにvf間的に圧縮
して送信し、受信側においては復調された時間的に圧縮
された信号を元のピッチに復元することにより信号の多
重化を実現している。
このとき送信側より空間に送信される音声信号は時間的
に圧縮されたアナログ信号でおり、またこの信号は、必
る一定の周期で離散的に送出されている。そのため通常
のアナログ音声信号をそのまま空間に送信する通信(現
在の自動車電話やコードレス電話方式等〉と異なり、通
信信号を第三者が傍受しても通信の内容を理解するのが
困難であり秘話性を持つことができた。
[発明が解決しようとする課題] しか()ながら従来の方式による場合、音声信号は一定
の時間間隔で離散的になっているが、元の信号を時間軸
上で圧縮しただけであるため、通常の時間圧縮しない通
信に比べれば秘話性が高いものの、ディジタル通信と比
較すれば秘話性が低いという未解決の課題かあった。
[課題を解決するための手段] 本発明では時間軸上の信号の速度変換をした後、信号を
複数の周波数帯域に分割し、それぞれの帯域の信号をあ
らかじめ割当てられた特定のタイム・スロットのそれぞ
れに含まれた複数個に分割されたサブ・スロットにあら
かじめ定められた順序たとえば乱数表に従ったランダム
な順番で割当てて送出し、受信側においてはあらかじめ
割当てられたタイム・スロットを選択し、さらに送信側
と同一の順序に従ってm個のり一ブ・スロワ1−に割当
てられた異なる周波数帯域の信号を同一時刻に合成し、
ざらに元のピッチに速度変換するような装置とした。
[作用コ このような構成により、空間に送信される信号はめる一
定のタイム・スロットに分割され時間圧縮されているだ
けでなく、それぞれのタイム・スロットの信号が周波数
的に分割され、各タイム・スロットに含まれたサブスロ
ワ[へにより、ランダムな順番で異なる時刻に送出され
るので、単なる時間圧縮の場合に比較して秘話性が高く
なり、電波を傍受されても通信内容を第三者に聞かれる
可能性がより少なくなった。
[実施例] 本発明の一実施例を第1八図ないし第1C図により説明
する。
第1A図は本発明の実施において用いられる通信システ
ムの構成概念図であり、ここで、30は無線基地局であ
り、通信網10とn個の移動無線機100−’l〜10
0−nとの間の通信を、時分割時間圧縮多重により可能
にしている。無線基地局30では、移動無線機100−
1〜100−nに対する通信においては、区切って時間
圧縮されたアナログ信号よりなるn個のタイム・スロッ
トを送出する。n個のタイム・スロットは1つのフレー
ムを構成している。n個の移動無線機1001〜100
−nに対しては、各1個のタイム・スロワ;〜を割当て
て、通信が行われる。
第1B−1図には移動無線機’100の回路構成の−・
例が示されている。
まず、送信動作について説明する。電話機部101より
出力された信号は、速度変換回路131により−・定時
間間隔でサンプリングされ時間圧縮される。この時間圧
縮率は、同期信号や後)ホする保護時間を考慮して、無
線基地局30との間で使用される信号の1フレームに含
まれたタイム・スロットの数nの逆数より小さくする必
要がある。
速度変換回路131で時間圧縮された信号は秘話回路1
60において秘話化されて、信号割当回路129に印加
され、この移動無11100と無線基地局30との間の
通信用に割当てられたタイム・スロットにより、同期信
号を付加されて無線送信回路132を経て送信される。
この同期信号は、無線基地830からの信号を無線受信
回路135で受信し、その受信信号から、同期用の信号
を抽出してクロックを発生するクロック発生器141に
より得られたものである。
無線送信回路132は送信刊御器154によつ−U I
IJ御されており、送信すべきタイム・スロワ1〜の期
間においてのみ、無線送信回路132は動作して、他の
期間においては不動作状態になり、これによって電源用
の電池の消耗を少なくしている。
第2A図(a)には、移動無線機’100から無線基地
局30へ送信する上り信号のフレーム構成をなすタイム
・スロットSU1.SU2.・・・、SUnが、同図(
b>には無線基地局30から移動無線は100へ送信す
る下り信号のフレーム構成をなすタイム・スロワ1〜S
D1.SD2.・・・、SDnが示されている。
(a)の上り信号において、たとえばSUlは同期信号
と通話信号あるいは制卸信号に分けられることを示して
いるが、この通話信号あるいはυ制御信号の部分はさら
にm個のサブスロットSU1’1.5u1−2.−、s
u”t−mに分けられていることを示している。これは
、(b)に示す下り信号のmlのサブスロット5D1−
1,5D12、・・・、SDI−mに関しても同様であ
る。
タイミング発生器142(第1B−1図)では制御部1
40からの指示とクロック発生器141からのクロック
を受けて、移動無線機100に付与されたタイム・スロ
ット、たとえばSUlの期間スイッチ122−2をシン
セサイザ121−2の出力側へ接続し、所定の無線周波
数で、指定されたタイム・スロットSU1の期間、無線
送信回路132から圧縮された信号を送信する。このタ
イム・スロット、たとえばSUlには、第2A図(a)
に示すように、同期信号と市11 ml信号または圧縮
された通話信号が含まれている。
第1B−2図は電話機部]01(第1B−1図)からの
信号を時間圧縮する速度変換回路131の回路構成を示
している。第1B−2図において、入力された電話機部
101からの信号はA/D変換器201 aにより△/
D変換され、メモリ202aに送信データとして書込ま
れる。メモリ202aに書込まれた送信データは読出さ
れて、D/A変換器203aによりD/△変換され出り
される。ここにおけるA/D変換器201 aおよびD
/A変換器203aは、それぞれに供給される周波数の
異なるクロックに従って変換動作およびメモリ202a
の書込み/続出し動作を行う。
すなわち、入力された信号を時間圧縮するために、A/
D変換器201 aの変換動作およびメモ]○ リ202aへの書込み動作は、低速クロック発生器20
4aからの低速クロックに従って行われ、メ″Eす20
2aからの読出し動作およびD/A変換器203aの変
換動作は、高速クロック発生器205aからの高速クロ
ックに従って行われる。
ここで低速クロック発生器204aおよび高速クロック
発生器205aは、タイミング発生器142(第1B−
1図)より供給されるタイミングをもとにしてそれぞれ
クロックを発生している。上記のA/D変換器201 
aおよびD/A変換器203aの変換動作とメモリ20
2aの書込み/読出し動作を停止する必要がおる場合は
、速度変換回路131へのタイミング発生器142から
のタイミングの供給を停止すればよい。
つぎに移動無線機100(第1B−1図)の受信動作に
ついて説明する。
第1B−1図において、無線受信回路135で復調され
た信号は信号選択回路111に入力され、ここで無線基
地局30より送出される複数の移動無線機]○O−1〜
100−n宛のタイム・スロット信号のうち自己に対す
る信号のみを抽出し、信号処理回路170を介して速度
復元回路13Bに送る。速度復元回路138では人力さ
れた信号を時間伸張する。
第1B−3図は、この速度復元回路13Bの回路構成を
示している。第1B−3図において、A/D変換器20
1 bの変換動作およびメモリ202bへの受信データ
の書込み動作は、高速クロック発生器205bからの高
速クロックに従って行い、メモリ202bからの受信デ
ータの読出し動作およびD/A変換器203bの変換動
作は、低速クロック発生器204bからの低速クロック
に従って行うことにより、信号の時間伸張を実現してい
る。なお、これらの動作を停止する必要がある場合は、
速度復元回路138へのタイミング発生器142(第1
B−1図)からのタイミングの供給を停止すればよい。
以上説明した速度復元回路138の回路構成と前述の速
度変換回路131の回路構成とは近似している。そこで
第1B−=’1図に示すように低速り・12 0ツク発生器204および高速クロック発生器205を
速度変換回路131と速度復元回路138について共用
するならば、回路構成を簡素化することができる。
つぎに、秘話回路160の動作について第1B5図を用
いて説明する3、速度変換回路131より出力された信
号は、帯域フィルタ群161の構成要素である帯域フィ
ルタ’161−1.161−2、・・・、161−mに
よりm@1の周波数帯域に分割される。これらの帯域フ
ィルタ161−1.161−2.・・・、161−mの
それぞれは、アクティブ・フィルタで構成してもよいこ
とは明らかである。
第2B−1図は帯域分割の様子を示しており、横軸を周
波数で表わした図である。(a)は原信号の周波数帯域
であり、fQ〜f1の周波数の周波数帯域BOを示して
いる。(b)は(a)の原信号が信号速度変換により周
波数fo−f1にそれぞれ対応して周波数が[OからF
mになることを示し、同時に秘話性を高めるために、F
O−Fl(帯域B1)、’F1〜F2(帯tlB2>、
・・・。
Fm−1〜Fm(帯域Bm)に分割されることを示して
いる。
帯域分割されたm個の信号はナシスロット分割回路群1
62の構成要素であるυブスロット分割回路162−’
l、162’−2,・・・、162−mに加えられる(
第1B−5図〉。サブスロット分割回路群162ではタ
イミング発生器142より送られてくるタイミングにし
たがってm個の帯域に分割された信号を、mgのりブス
ロットに割当てている。その際サブスロット割当の順番
をランダムにするために、乱数表群163の構成要素で
あるに個の乱数表163−1,163−2.・・・、1
63−にのうちの1つを選択して、その選択された乱数
表にしたがって、m@ilの帯域に分割された信号のう
ら、どの帯域の信号をどのような順番で割付けるかを決
め、割当を行なう。
この乱数表は受信側も同じものを用意する必要があるが
、複数の乱数表のうちどれを用いるかは、市らかしめ規
則を決めておいてもよいしくたとえば日付や時刻により
乱数表を変えるなど)、無線基地局30より移動無線g
N100へ、またはその逆に移動無線lN100より無
線基地局30へ制御信号などを用いて通知を行なっても
よい。
第2B−2図にはサブスロットのランダム割当の様子が
示されている。この例ではサブスロット分割数が5(す
なわちm−5)として説明を行なうが、原理的にはmが
いくつになっても同様である。
第2B−2図の(a)は上り信号のりブスロットを表わ
している。5U1−1〜5U1−5は1つのタイム・ス
ロットSU’lが5つのサブスロットに分割されている
ことを示す。そしてその下のB2.85.B3.81.
B4は5つに分割された周波数帯域を示す。この順番は
第1B−5図の乱数表にしたがって決められる。
第2B−2図の(b)は下り信号のサブスロット5DI
−1〜5DI−5を表わしており、上り信号と同様に5
つの周波数帯flB2.B5.B3、B1.B4を用い
て送られる。この説明では下り信号の順番(B2.B5
.B3.B1.B4>は下り信号と同様のパターンを用
いて説明しているが、これは上り、下り別々のパターン
を用いても差し支えない。
サブスロット分割回路群162を■だ信号は信号割当て
回路129に加えられ、所定のタイム・スロットに割当
てられ送信される(第1B−5図〉つぎに、第1B−1
図における受信動作の秘話解除動作について説明する。
無線受信回路135で復調された信号は信号選択回路1
11に入力され、ここで無線基地局30より送出される
複数の無線基地局宛のタイム・スロット信号のうら自己
に対する信号のみを抽出し、信号処理回路170に送る
。信号処理回路170に送られた信号は自己に対するタ
イム・スロットの信号のみであるが、それはさらに信号
の周波数帯域毎にm個のりブスロットに分割されたもの
であるので、各周波数帯域毎にタイミングを調節し合成
する。この際、m個の周波数帯域に分割された信号は、
乱数表によリランダムな順番で送られてくるので、信号
処理回路170において、送信側と同じ乱数表を用いて
タイミングを揃えて信号の合成を行なう必要がある。
この信号処理回路170は第1B−6図にに示すように
タイミング調整回路170.信号合成回路172と乱数
表群173とで構成される。タイミング調整回路171
の構成要素である171’1,171−2.・・・、1
71−mは、それぞれ遅延時間のことなる遅延回路であ
る。この遅延時間はタイミング発生器142から送られ
るタイミングを元にして決定されるが、その際、乱数表
群173の構成要素である乱数表173−1.1732
、・・・、173−にのうら、送信側で用いたものと同
じ乱数表を用いて、遅延回路171−1゜171−2.
・・・、17’l−mの遅延時間を変化させる。使用す
る乱数表に関しては送信側と同様にして、あらかじめ定
められた乱数表を用いるが、あるいは無線基地局30か
ら移動無線機100゜あるいはこの逆のルートであらか
じめ乱数表の番号を通知するなどの方法で送受信の双方
において一致させればよい。
このようにしてm(Ilflのサブスロットに分けて送
られてぎた信号は信号合成回路172により同一時刻に
合成され、速度復元回路138におくられる。なお、遅
延回路171−1,171−2.・・・171−mはB
BD (バケッ[へ・ブリケート・デバイス)などのア
ブログ遅延回路を用いてもよいし、あるいは信号を一旦
A/D変換してメモリに書込み、それを読出してD/A
変換してアナログ信号に戻すような回路とし、メモリよ
り読出すタイミングを調節して遅延を実現させてもよい
。このメモリを用いる方法によれば、各帯域の一リブス
ロットの信号を一旦蓄えておいて同時に出力するので、
受信側に乱数表を必要とせず、回路構成の簡略化が計れ
る。 以上の説明では、信号は送信側では時間圧縮され
た後、秘話処理がナサれ、受信側では秘話の解除処理の
後、時間伸長がなされるという構成になっているが、こ
れは時間圧縮と秘話処理、秘話解除処理と時間伸長の順
番をそれぞれ逆にしても構わない。つまり送信側では秘
話処理を行なってから時間圧縮をし、受信側では時間伸
長を行なってから秘話の解除処理を行なうこともできる
。この方法によれば秘話回路160、信号処理回路17
0が信号の多重数日だけ必要になるので、それだけ装置
が複雑化する。
第1C図には、無線基地局30の回路構成が示されてい
る。
信号!l!l!理部31は電話網10と接続されており
、電話網10からのn個の移動無線機100宛の信号は
信号速度変換回路51−1.51−2.・・・。
51−nを含む信号速度変換回路群51に印加される。
n個の各移動無線機100宛の信号は信号速度変換回路
群51において、それぞれ一定時間間隔でサンプルされ
、さらに時間圧縮され、この時間圧縮された信号は秘話
回路60−1,602、・・・、60−nを含む秘話回
路群60に印boされ秘話処理がなされる。これらのそ
れぞれの構成および動作は、第1B−5図に示した秘話
回路160の構成および動作に同じである。
秘話回路8¥60の出力は、信号割当回路521.52
−2.・・・、52−nを含む信号割当回路群52に印
加され、ここでクロック発生器41からのクロックをも
とにタイミング発生器42でつくられた同W]信号を付
加して、第2A図(b)に示すタイム・スロットの構成
により無線送信回路32を介して送信される。
各移動無線機100からの上り無線信号は、無線受信回
路35で受信され、受信された信号は信号選択回路39
−1.39−2.・・・、39−nを含む信号選択回路
&¥:39に印加され、制御部40の指示により、各移
動無線機100からのタイム・スロワ1〜SUI〜SU
nにより送られてくる信号をそ机ぞれ選択分離する。こ
の選択分離された各信号は信号処理回路70−1.70
−2.・・・。
70−nを含む信号処理回路群70でそれぞれ秘話解除
の処理を行なう。これらの信号処理回路70−1.70
−2.−.70−nのそれぞれは、第1B−6図に示し
た信号処理回路170と構成および動作において同じで
′ある。
信号処理回路群70からの出力は時間圧縮されているか
ら、これらを信号速度復元回路38−1゜38−2.・
・・、3B−nを含む信号速度復元回路群38に印hD
シ、そこで各信号は元のピッチに時間伸長されて、それ
が信@処理部31を経て電話網10へ伝送される。なお
、信号速度変換回路51−1.51−2.・・・、51
−nおよび信号速度復元回路38−1.38−2.・・
・、38−nの構成および動作は、移動無線機100の
構成要素である速度変換回路131および速度復元回路
138とそれぞれ同一である。
本発明による時間圧縮動作は時間圧縮のために一旦信号
をメモリに書込み、さらにこの書込んだ信号を速度変換
してメモリより読出しているため、信号が出力されるの
にそれだけ遅延時間が生ずる。
また受信側で時間圧縮された信号を再ひもとのピッチに
時間伸張するため、ここでもやはり遅延時間が発生する
ことになるが、本発明によるこれらの遅延時間は実用上
まったく問題にならないことを、第2C図および以下の
訓紳によって説明する。
第2C図は遅延時間τを説明するためのタイム・チャー
1〜であり、(a)には、送信側の1つの音声あるいは
制御信号を周期−「(1フレームの周114)でサンプ
リングしたものを△1.A2.△3゜・・・で表わし、
それらを丁/nに時間圧縮したものをB1.B2.・・
・として(b)に表わし、時間圧縮して送信されてきた
信号を受信側で時間伸長して元のピッチで復元した信号
を(C)に示している。
ここで、保護時間1gは無線基地局30と各移動無線機
100との間の距離が異なっているために、タイム・ス
ロワ1〜の重なりや離散を防ぐために必要とされるもの
でおる。遅延時間τは、τ−T +T/n 十tg−(
1+1/n ) xT +tg(1〉 で表わされる。ここでnは通信の多重度(1フレーム中
のタイム・スロットの数)である。
たとえば、通信の多重1in=10.1フレームの周!
1′JT = 10m5. t g−1/30m5 (
無線基地局30と各移動無線機100との距離の差を現
在実用化2月 されている自動車電話の最大ゾーン半径と同一の距@1
0飴と仮定し、伝搬時間差はIOX 10−3/3X1
08=1/30m5)と仮定すると、(1)式よりτは
111IISとなるが、実際には通話相手からの応答を
期待するので、この時間は往復で考慮する必要があり、
したがって遅延時間は、τ−22m5を必要とする。こ
の値は衛星通信の場合(約250m5 )に比較して一
ト分小さく、このシステムが十分な実用性を有している
ことがわかる。この遅延時間τをさらに小さくするため
には、1フレームの周期Tを短くすればよい。このほか
に、無線基地局30や移動無線機100にあける無線送
信回路、無線受信回路や有線伝送系等での遅延および電
波伝搬路の遅延時間があるが、これらはいずれも小さな
値なので無視し得るものでおる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によるならば、小
ゾーン方式を用いる時分割時間圧縮多重移動体通信にお
いて、空間に送信される信号はある一定のタイム・スロ
ットに分割され時間圧縮されているだけでなく、信号の
周波数帯域が分割され、時間的に責なるり1スロツ1−
にランダムにあるいは所定の順序で割当てられているの
で、単なる時間圧縮の場合と比較1ノで簡易な構成であ
りながら秘話性が高くなり、電波を傍受されても通信内
容を第三者に聞かれる可能性がより少なくなった。した
かって、本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の実施において用いられる通信システ
ムの椙成概念図、 第1B−1図は本発明の実施において用いられる移動無
線機の回路構成図、 第1B−2図は第1B−1図に示した移動無線機の回路
の構成要素である速度変換回路の回路構成図、 第1B−3図は第1B−1図に示した移動無線機の回路
の構成要素である速度復元回路の回路構成図、 第1B−4図は第1B−2図に示した速度変換回路およ
び第1B−3図に示した速度復元回路において低速クロ
ック発生器および高速クロック発生器を共用した場合の
回路構成図、 第1B−5図は第1B−1図に示した秘話回路の回路構
成図、 第1B−6図は第1B−1図に示した信号処理回路の回
路構成図、 第1C図は本発明の実施において用いられる無線基地局
の回路構成図、 第2A図は移動無線機と無線基地局との間で送受信され
る信号のタイム・スロット構成図、第2B−1図は送信
すべき原信号および時間圧縮後の周波数と分割された周
波数帯域を必られす周波数図、 第2B−2図は第2B−1図における分割された各周波
数帯域の信号かりブスロツ1〜に割当てられる様子を示
したりブスロット割当図、第2C図は無線基地局と移動
無線機との間で発生する遅延時間を説明するためのタイ
ム・チャー1へである。 10・・・電話網     30・・・無線基地局31
・・・信号処理部   32・・・無線送信回路35・
・・無線受信回路 38・・・信号速度復元回路群 38−1〜38−n・・・信号速度復元回路39・・・
信号選択回路群 39−1−39−n・・・信号選択回路40・・・制御
部     41・・・クロック発生器42・・・タイ
ミング発生器 51・・・信号速度変換回路群 51−1〜51−n・・・信号速度変換回路52・・・
信号割当回路群 52−1〜52−n・・・信号υ]当回路60・・・秘
話回路群   70・・・信号処理回路群’l 00.
100−1〜10O−n−・・移動無線機101・・・
電話機部   120・・・基準水晶発振器121−1
,121−2・・・シンセーリーイザ122i、122
−2・・・スイッチ 123・・・送受信断続制御器 29・・・信号合成回路 131・・・速度変換回路3
2・・・無線送信回路 135・・・無線受信回路3B
・・・速度復元回路 139・・・信@選択回路40・
・・υ制御部    141・・・クロック発生器42
・・・タイミング発生器 54・・・送信制御器  160・・・秘話回路61・
・・帯域フィルタ群 62・・・サブスロワ1〜分割回路群 63・・・乱数表群   170・・・信@処理回路7
1・・・タイミング調整回路 70−1〜171−m・・・遅延回路 72・・・信号合成回路 173・・・乱数表群01・
・・A/D変換器 202・・・メモリ03・・・D/
A変換器 04・・・低速クロック発生器 05・・・高速クロック発生器。 代理人  内 1)公 三 くほか1名〉】0 第1A図 100−−n j晩 ミl喰 ρ 3−@l ρ 芭 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれが送信側および受信側となりうる無線基地
    手段(30)と複数の移動無線手段(100)との間の
    通信に、時間的に圧縮した区切られた信号を送信するた
    めに複数個に分割されたフレーム構成の多数のタイム・
    スロットを使用し、特定の移動無線手段との間の通信に
    は特定の1つのタイム・スロットを用いる移動体通信装
    置において、 前記送信側が、 所定の時間間隔でサンプリングし時間圧縮された通信信
    号を複数個の周波数帯域に分割し、前記所定の1つのタ
    イム・スロットの中にさらに複数個のサブ・スロットを
    設けて、前記周波数帯域に分割された前記複数個の通信
    信号を時間的に圧縮して前記サブ・スロットにあらかじ
    め定めた順序で割当てることにより秘話化して送信可能
    とする秘話手段(160,60)を含み、 前記受信側が、 受信し復調した信号の中から受け取るべきタイム・スロ
    ットを選択し、このタイム・スロットに含まれた複数個
    のサブ・スロットによつて受信した複数個の周波数帯域
    の通信信号を、前記送信側において秘話化した手順とは
    逆の手順により秘話解除をして、同一時刻に合成する信
    号処理手段(170,70)と、 前記信号処理手段により合成された信号を時間的に伸張
    して前記送信側におけるサンプリングされる以前の通信
    信号を復元するための信号速度復元手段(138,38
    )とを含む時分割時間圧縮多重移動体通信における秘話
    装置。 2、それぞれが受信側および送信側となりうる無線基地
    手段(30)と複数の移動無線手段(100)との間の
    通信に、時間的に圧縮した区切られた信号を送信するた
    めに複数個に分割されたフレーム構成の多数のタイム・
    スロットを使用し、特定の移動無線手段との間の通信に
    は特定の1つのタイム・スロットを用いる移動体通信装
    置において、 前記送信側が、所定の時間間隔でサンプリングし通信信
    号を複数個の周波数帯域に分割して分割されたそれぞれ
    の通信信号を時間圧縮し、前記所定の1つのタイム・ス
    ロットの中にさらに複数個のサブ・スロットを設けて、
    前記周波数帯域に分割され時間圧縮された前記複数個の
    通信信号を前記サブ・スロットにあらかじめ定めた順序
    で割当てることにより秘話化して送信可能とする秘話手
    段を含み、 前記受信側が、受信し復調した信号の中から受け取るべ
    きタイム・スロットを選択し、このタイム・スロットに
    含まれた複数個のサブ・スロットによって受信した複数
    個の周波数帯域の通信信号を、前記送信側において周波
    数分割し時間圧縮して秘話化した手順とは、逆の手順に
    より秘話解除をして、同一時刻に合成する信号処理手段
    とを含む 時分割時間圧縮多重移動体通信における秘話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4093071A4 (en) * 2020-03-16 2023-07-19 Vivo Mobile Communication Co., Ltd. AUDIO TRANSMISSION METHOD AND ELECTRONIC DEVICE

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