JPH0478828A - 光フリップフロップ - Google Patents

光フリップフロップ

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JPH0478828A
JPH0478828A JP19217190A JP19217190A JPH0478828A JP H0478828 A JPH0478828 A JP H0478828A JP 19217190 A JP19217190 A JP 19217190A JP 19217190 A JP19217190 A JP 19217190A JP H0478828 A JPH0478828 A JP H0478828A
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Masahiro Ikeda
正宏 池田
Satoru Oku
哲 奥
Yasuo Shibata
泰夫 柴田
Harushige Kato
加藤 晴茂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は集積化が可能で動作速度の速い半導体光フリッ
プ70ツブに関するものである。
「従来の技術」 従来、純粋な意味での光フリ、ブフロップは存在しなか
った。すなわち、同一(同じ波長、同じ強度)の光パル
ス信号を入射する毎に光出力の状態を反転させる、所謂
フリップフロップ動作は実現できなかった。そこで光信
号以外に電気信号を併用してフリップフロップ動作を実
現していた。
第7図はフリップフロ・yプ動作に用いられる従来の光
双安定素子の構造を示す断面図であり、この図において
L a、 1 bは上部電極、2はp型半導体で構成さ
れるクラツデイング、3は半導体導波路のコアを形成す
る活性層、4はn型半導体で構成されるクラツデイング
、5は下部電極である。図に示すように、上部電極は分
割されており、一方の電極1aに電流が注入されない場
合にはその電極の下の活性層3は過飽和吸収領域として
働き、他方の電極1bに注入される順方向電流対先出力
には、所謂双安定特性が得られる。第8図は電極1bを
流れる電流I、に対して得られる光出力特性を表わした
もので、同特性は図に示すようにヒステリシスカーブを
描く。通常の電極分離型半導体レーザによって第7図の
光双安定素子を構成すると、第8図に示す電流r b、
、 r b、、 r b、は各々32mA。
28mA、29.3鳳A程度となり、光出力P L、 
P Uは各々約10μW、1.5mWとなる。
そこで、電流■、を電流1b、とIb、のほぼ中間の電
流1b、に保持しておき、第7図に矢印によって示すよ
うに、光パルス信号Pを活性層3に注入する。これによ
り、I、の電流に換算して第8図のIb+以上になる、
光によるキャリアか励起されると、光出力はPLよりP
Uに増加して保持状態となる。そして、次の光パルス信
号Pによって光出力がPLまで減少すればフリップフロ
ップ動作となるが、実際には、本光双安定素子の状態は
反転しない。そこで反転させる手段としてバイアス電流
1boを一度lb、まで減少させる。この電気信号によ
って本光双安定素子はリセットされ元の状態に復帰する
こととなる。第9図(イ)に光パルス信号Pを、(ロ)
にバイアス電流TIを、また、(ノー)に光出力を示す
「発明が解決しようとする課題」 上述したように、従来の光双安定素子は、入射される光
パルス信号Pに同期した電気信号が必要となり、光パル
ス信号のみによる光フリップフロツブ動作は実現できな
かった。
そこで本発明の目的は光パルス信号のみによるフリップ
フロップ動作を可能とする光フリ、ブフロノブを提供す
ることにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は、上g己課題を解決するために、光入力に対し
て光出力か双安定機能を有する素子と、光入力に対して
光出力が閾値機能を奔する素子とを設け、各素子の光出
力が相互に結合されるように配置したことを特徴として
いる。
「作用」 一方の素子(A)が双安定機能、他方の素子(B)が闇
値機能を有しているので、一定バワのセット光が素子(
A)に入力されると素子(A)がオンとなり、以後この
状態を保持する。そして、この状態における素子(A)
内の光が結合部分を介して他方の素子(B)へ注入され
るので、素子(B)にリセット光が注入されると、リセ
、、ト光が注入されている間素子(B)がオンとなる。
この時の素子(B)内の光が結合部分を介して素子(A
)に注入されるので、素子(A)はオン状態を維持でき
なくなってオフとなる。この結果、素子(B)のバイア
ス光が減少し、この減少した状態では以後リセット光が
注入されても素子(B)はオンしない。このようにして
、素子Aのオン/オフが光のみによって制御される。
「実施例ゴ (1)実施例1 以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する
。第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す平面図で
あり、この図に示す光フリップフロップは、方形状の半
導体レーザ(以下、リングレーザという)AとBとを結
合して構成されている。すなわち、この図において、1
1は上部電極、12は光パルス信号を上方から入射させ
る過飽和吸収領域である。なお、この過飽和吸収領域に
は電極が設けられていない。13は光を分岐する分岐溝
、14は光を全反射するための全反射溝、15.15’
は光出力信号を取り出すための出力導波路、24は出力
導波路15’の端面に取り付けられた高反射膜、16a
、16bは光出力信号を上下方向に取り出す場合に設け
る二次のグレーティングであり、光入出力部になってい
る。
第2図は第1図におけるx−x’線での断面図であり、
この図において、17は下部電極、18はp型のInP
で構成されるタラッデイング、19はInGaAsPで
構成される活性層、20はn型InPで構成されるタラ
ッデイング、11は上部電極(第1図参照)、21は絶
縁用のSin、膜であり、この構造は所謂リッジ型半導
体レーザの構造と同じものである。
第3図は第1図におけるY−Y’線断面図であり、この
図において、13は活性層19を伝搬する光を分岐する
ために設けられた幅1μm以下の分岐溝(第1図参照)
である。この分岐溝13による光の分岐比は溝の深さを
制御することによって変えることができ、活性層19の
真上までの深さの分岐溝13を掘ることによってほぼl
対lの分岐比を得ることができる。14は全反射用の溝
であり、活性層19を切断してさらに深く掘られている
。二次のグレーティング(光入出力部)16a、16b
は、上下方向に光出力を効率良く取り出すためには反射
率を0.25以上にする必要がある。23は先出力を下
方に取り出す場合に設ける全反射用45度溝で基板側に
レンズ状突起24を設けることによって出射ビームのス
ポットサイズ変換を行うことができる。なお、光出力を
上下方向へ取り出さない場合は、グレーティング16a
、16bや45度溝23等を設けないことは言うまでも
ない。また、光出力信号取り出し導波路I5°の端面に
高反射膜24を付けた場合には、出力導波路ISからの
取り出し効率が増加する。
次に、上記実施例による光フリップフロ、ブの動作につ
いて説明する。第1図において、リングレーザAの途中
には過飽和領域12が存在するためにリングレーザAは
光双方向素子として動作する。一方、リングレーザBは
発振閾値を持ち、出力は飽和特性を持つ。第4図はリン
グレーザA。
Bの注入電流対先出力特性を示したものである。
第5図はリングレーザAの光入出力部18Aへ入射させ
るセ、l−光、リングレーザBの光入出力部16Bへ入
射させるセット光および各リングレーザA、Bの出力光
の間における時間的相互関係を示している。
今、リングレーザAのバイアス電流を■、。にリングレ
ーザBのバイアス電流をI BOに設定しく第4図(イ
)、(ロ)参照)、両すングレーザ共オフの状態にある
とする。この状態で約50μW以上のピークパワを持つ
セット光を入射させるとリングレーザAはオンとなり、
第4図(イ)に示すP Alの光出力を保持する。この
P Alの光出力は分岐結合回路により、その一部の光
パワがリングレーザBに注入され、第4図(ロ)に示す
ように、リングレーザBのバイアス電流は等測的にIm
+にシフトする。この状態で時刻ts(第5図参W!、
)にリセット光がりングレーザBに注入されると、リン
グレーザBはオンとなり、光出力PBfを発する。この
光出力P B2は、第5図(ロ)、(ニ)に示すように
リセット光が注入されているときのみ出力される。とこ
ろで、光出力Patの一部は分岐結合回路によってリン
グレーザAに注入される。
リングレーザAはオンの状態であり、そこへ波長がほぼ
同じで、かつ、ある程度強い光パワが注入されると、リ
ングレーザAのキャリアが消費され、第4図(イ)に示
すように等測的に双安定特性か高電流側にシフトする。
その結果、バイアス電流I AOでは光出力P Alを
保持できな(なり、リングレーザAは第5図に示すよう
にオフとなる。リングレーザAがオフとなると、光出力
はP AQへと減少する。これにより、リングレーザB
へのバイアス光が減少して光出力はP BQとなる。こ
のように両リングレーザA、Bが共にオフになる状態は
第5図に示す時刻t、の状態と同じであり、1サイクル
の動作が完了したことが分かる。
(2)実施例2 第6図は、第2の実施例における各光信号のタイムチャ
ートを示している。ここでは、信号光はリングレーザB
の入出力部108のみから入射されるものとしている。
今、バイアス電流の設定は、実施例1の場合と同様とす
る。この状態で信号光がリングレーザBに入射されると
、リングレーザBの出力は第6図に示すようにPB3と
なる。この光出力は分岐結合回路により、その一部のパ
ワがリングレーザAに注入されてリングレーザAがオン
となり、FAIの光出力を保持する。P Alの光出力
は分岐結合回路により、その一部のパワがリングレーザ
Bに注入され、第4図(ロ)に示すようにリングレーザ
Bのバイアス電流は等測的に■1にシフトする。この状
態で時刻t3に信号光がリングレーザBに入射されると
、リングレーザBの光出力はPatとなる。ところで、
光出力P□の一部は分岐結合回路によってリングレーザ
Aに注入される。この光パワーによってリングレーザA
はオフとなることは実施例1で説明した通りである。し
たがって、実施例2の場合には、同一の信号光でリング
レーザAがオンとオフを交互に繰り返すこととなる。
なお、前述した各実施例では、リング型の双安定素子と
閾値素子について説明したが、直線上のファブリペロ型
素子が相互に結合した構成でも同様な動作をすることは
言うまでもない。
[発明の効果j 以上説明したように、本発明は光双安定素子と闇値素子
とを相互に結合して動作させるため、次のような利点を
得ることができる。
(1)同一の光パルス信号のみで光フリツプフロツプ動
作が可能である。
(2)多段接続動作が可能である。
(3)小さい入力信号光で動作し、出力光は大きいパワ
が得られる。
(4)サブナノ秒の高速動作が可能である。
(5)小型集積化が容易である。
(6)面情報処理用平面デバイス化が容易にできる。
(7)面処理のスクッキング化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す平面図、第
2図は第1図におけるx−x’線での断面図、第3図は
第1図におけるY−Y’線での断面図、東4図は同実施
例を構成する半導体レーザの特性を示す図、第5図は同
実施例の動作を説明するための波形図、第6図はこの発
明の第2の実施例の動作を説明するための波形図、第7
図は従来の光フリップフロップの構成例を示す断面図、
第8図は同フリップフロップを構成する半導体レーザの
特性を示す図、第9図は同フリップフロップの動作を説
明するための波形図である。 A、B・・・・・・リングレーザ(素子)、11・・・
・上部電極、16a、16b  ・・・・光入出力部、
17・・・下部電極、18.20・・・・・・クラツデ
イング、19・・・・・・活性層。 第2図 (イ) a 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光入力に対して光出力が双安定機能を有する素子と、 光入力に対して光出力が閾値機能を有する素子とを設け
    、 各素子の光出力が相互に結合されるように配置したこと
    を特徴とする光フリップフロップ。
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