JPH0478402B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0478402B2
JPH0478402B2 JP1016587A JP1658789A JPH0478402B2 JP H0478402 B2 JPH0478402 B2 JP H0478402B2 JP 1016587 A JP1016587 A JP 1016587A JP 1658789 A JP1658789 A JP 1658789A JP H0478402 B2 JPH0478402 B2 JP H0478402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
spring
force
piston
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1016587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH029513A (ja
Inventor
Hiroshi Narushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKUMA KK
Original Assignee
OOKUMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOKUMA KK filed Critical OOKUMA KK
Priority to JP1016587A priority Critical patent/JPH029513A/ja
Publication of JPH029513A publication Critical patent/JPH029513A/ja
Publication of JPH0478402B2 publication Critical patent/JPH0478402B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は工作機械特にマシニングセンタ、中ぐ
り盤、ラジアルボール盤等における主軸工具の着
脱方法に関する。
従来の技術 従来、主軸先端に装着された工具はシヤンク先
端のプルスタツドをコレツトで把持させ数十枚の
皿ばねにより付勢された引張り棒で引張つて嵌着
させる方法が普通に用いられている。また工具シ
ヤンク先端にねじ穴を設けて引張り棒のねじを螺
合させて強力に締付けて嵌着させる方法が用いら
れている。
発明が解決しようとする課題 前者のものでは金型加工の場合のように大きな
切削力が作用するときは従来普通使用されている
方法では締付力が不充分であつて作業中にゆるみ
が生じ正確な加工ができないという問題点があつ
た。また、ばねを強くすると開放するための大き
な力が必要になり引張り棒を押すシリンダの径が
大きくなり多くの油量が必要となる。また増力機
構を介在させたものはシリンダの長さが長くなつ
てこれまた多くの油量が必要となり工具締付け、
開放の高速化が困難となる問題点があつた。
後者のものでは締付け力は強力なものである
が、ねじ棒を旋回させるために時間がかかり工具
変換時間が長引くという問題点があつた。
従つて本発明と従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは強力な工具締付け力が得られるとともに工
具着脱時間を永くしない主軸工具の着脱方法を提
供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明は工具を
把持するコレツトを引込む引張り棒に働くばね力
を作用、不作用として主軸工具を着脱する方法に
おいて、前記ばねは前記引張り棒を引き込んで工
具が脱落しないように保持する第1ばねと前記引
張り棒を強力に引込んで工具のゆるみ方向の力に
抗する第2ばねとよりなり、切削中は該第1ばね
と第2ばねをともに作用させ、工具変換の指令が
出されると工具抜き取り前に前記第2ばね引込み
力を不作用とし、工具抜き取り時は前記第2ばね
の力が作用しない状態で前記第1ばねを不作用と
することによつて前記コレツトを開放させるもの
である。
実施例 以下本発明の実施例を図面にもとづき説明す
る。
主軸スリーブ1に回転可能に軸承された主軸2
は中心に引張り棒3が貫通する穴を有し先端に工
具のテーパシヤンク4を装着するテーパ穴が設け
られている。引張り棒3の先端には工具シヤンク
4の先端のプルスタツド4aと係止する周知のコ
レツト5の機構が設けられており、中央のフラン
ジ3aと主軸2の穴段2aとの間には積層された
数十枚の第1皿ばね6が介装されていて、常時工
具を引張る方向に付勢されている。また引張り棒
3の内端には端面が球8の半径方向に押す斜面で
なる角度の大きなテーパ面7aを有するストツパ
7がねじによつて螺着されナツトで固定されてい
る。複数個の球8を同一円周上で半径方向には移
動でき落ちないように保持する柄付カツプ状のリ
テーナ9が引張り棒3に嵌装され、この柄部9a
に球8と接する前記ストツパ端面のテーパ面7a
より鋭角の雌テーパ面10aを有するスリーブ1
0が嵌装されている。スリーブ10はその端面1
0bが当て板11を介して主軸2の穴段2bで止
められる座金との間に介装された数十枚の第2皿
ばね12によつてストツパ7側に押圧されテーパ
面7aとテーパ面10aとが球8を介して常時接
触して第1皿ばね6の力に加えて引張り棒3を引
張るように付勢されている。主軸スリーブ1の端
面には主軸2と同芯に第2シリンダ筒13が固設
されており、このシリンダに引張り棒3、ストツ
パ7、リテーナ9に干渉しない穴径を有する中空
の第2ピストン14が嵌装されていて、油室13
aに開口する圧油口15から圧油が送られたと
き、ピストン14は図で右方向に移動されその端
面14bはスリーブ10の端面を押圧して第2皿
ばね12を圧縮して引張り棒3に作用しないよう
になされている。第2シリンダ筒13には同芯に
第2シリンダ筒のシリンダより長いシリンダの第
1シリンダ筒16が固設され、このシリンダに第
1ピストン17が嵌装されている。この第1ピス
トン17の中心に一体に押し棒18が取付けられ
片側は第2シリンダ筒13の端壁、及び第2ピス
トン14を貫通し押し棒端の鍔部18aにおいて
第2ピストン14の穴段14aと係合し鍔端面と
引張り棒3の軸端面の隙間は第2ピストン14の
端面とスリーブ10の端面との隙間より大きくな
るように構成されている。また他の片側の端部に
はドツグ19が取付けられている。第1シリンダ
筒16のシリンダ内には、第1ピストン17と第
2シリンダ筒13の端壁との内に引き戻しばね2
0が介装されていて第1ピストン17を図で左方
に付勢することにより押し棒18の鍔部が第2ピ
ストン14を左端に引戻している。第1シリンダ
筒16の油室にはそれぞれ圧油口21,22が開
口していて圧油側と排出側に接続されるようにな
つている。第1シリンダ筒16の端面にはスイツ
チ取付筒23が固設されていて、中心に突出して
いる押し棒18のドツク19に対向してリミツト
スイツチLS1,LS2,LS3が取付けられてお
り、押し棒の軸方向の位置に対応してリミツトス
イツチLS1は、第1皿ばね6、第2皿ばね12
が作用しているとき、リミツトスイツチLS2は
第1皿ばね6のみ作用しているとき、リミツトス
イツチLS3は第1皿ばね6、第2皿ばね12と
もに作用せず工具がゆるんでいることの確認信号
を出力する。
次いで作用を説明する。圧油口15及び22に
圧油が送られて、第2ピストン14が右行しスリ
ーブ10を押圧して受板11を介して第2皿ばね
12を圧縮し、ばね力が引張り棒3に作用しない
ようにし、また第1ピストン17を右行させて押
し棒18が第1皿ばね6のばね力に抗して引張り
棒3を押して、コレツト5が開放状態におかれ、
リミツトスイツチLS3が全ゆるめの確認信号を
出力している。この状態で図示しない自動工具変
換装置により工具のシヤンク4が主軸2のテーパ
穴に装着されると圧油は圧油口21に送られ圧油
口22及び15は排出側に接続される。このため
第1ピストン17が押し棒18と第2ピストン1
4をともに左行させて、引張り棒3、スリーブ1
0の押圧を解く。引張り棒3には第1皿ばね6の
ばね力がフランジ3aに作用し、第2皿ばね12
の力は受板11を介してスリーブ10に働き雌テ
ーパ面10aが球8を介して引張り棒3に固着し
たストツパ7のテーパ面7aに働き二重の力が引
張り棒3を左行させコレツト5を閉じ、工具シヤ
ンク4のプルスタツド4aを把持するとともに引
込むように作用して互いのテーパ面を圧着し工具
を主軸2に強い力で嵌着させる。ドツグ19がリ
ミツトスイツチLS1をオンして全クランプ確認
信号を出す。この信号を受けて主軸は加工位置に
移動し加工に入る。加工が金型のように大きな切
削力が働く場合、工具はゆるむ方向に力を受け引
張り棒3が引かれると、軸端のストツパ7の角度
の大きなテーパ面7aの斜面で軸方向の僅かな動
きで球8が半径方向外方に大きく押し出されるた
め、スリーブ10の鋭角の雌テーパ面10aの内
斜面によりスリーブが皿ばね方向に拡大されて移
動され第2皿ばね12を圧縮してばね力を増し工
具のゆるむことを自動的に防止する。
工具変換が指定されると制御装置によつて非切
削中は作動可能である第2ピストン部材に例えば
変換位置に主軸スリーブ1が移動中に第2シリン
ダ筒13の圧油口15に圧油を送つて、第2ピス
トン14を右行させスリーブ10の端面を押す。
スリーブ10はリテーナ9上を滑つて第2皿ばね
12を圧縮し、その力がストツパ7のテーパ面7
aに作用しないように縁を切る。
このとき押し棒18も第2ピストン14ととも
に、ばね20の力に抗して右行させられるが鍔部
18a端面は引張り棒3とは接触しない。従つて
引張り棒3は第1皿ばね6のばね力だけで工具を
把持する。主軸2が工具変換位置に位置決めされ
図示しない工具変換アームが工具を把持すると第
1シリンダ筒16の圧油口21が排出側に接続さ
れ圧油口22に圧油が送られると第1ピストン1
7は、ばね20の力に抗して右行され押し棒18
と第2ピストン14との滑合部は滑り、押し棒1
8のみ右行して引張り棒3の軸端を押す。これに
よつて第1皿ばね6が圧縮されコレツト5が開放
されてシヤンク4のプルスタツド4aの係合が外
され工具変換アームが工具を引き抜くことができ
る。第2ピストン14、第1ピストン17を左行
させている油圧力が低下したときにおいても、ば
ね20が第1ピストン17を左方向に付勢してい
るので、押し棒18と係止している第2ピストン
14も左行端位置を保ち第2ピストン端14a及
び押し棒18の鍔18aがスリーブ10、引張り
棒3と接触せず主軸2の回転時の干渉は起こらな
い。なお本実施例ではストツパテーパ面7aとス
リーブ雌テーパ面10aの角度の選定によつて増
力機構としたが必ずしも必要ではなく第2皿ばね
12が強力であるときは目的を達成することがで
きる。
効 果 以上詳述したように本発明は切削中は引張り棒
を引込み工具が脱落しないように保持する第1ば
ねと引張り棒を強力に引込んで工具のゆるみ方向
の力に抗する第2ばねとを作用させ工具変換指令
が出されると工具抜き取り前に第2ばねの引張り
力を除き工具抜き取り時はこの状態で第1ばねの
引張り力を除いて工具把持のコレツトを開放する
ようになしたので、工具の締付力は強大となり、
重切削、重量工具に対しても嵌着した工具のゆる
みを防止することができる。また工具変換指令が
出ると第2皿ばねの力が引張り棒に作用しないよ
うにするため、締付開放のため時間が増加する不
都合が起こらない。また第1皿ばねの強さは工具
保持に必要最小限の強さですみ第1ピストンを押
す圧油の力が小さくなり油量が少なくなつてピス
トンを高速に動かすことができ強力な締付け力を
有しながら工具変換時間を一層短縮することがで
きる特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は工具把持部分の縦断面図、第2図は工
具把持力を開放させるシリンダ部分及増力機構部
分の縦断面図である。 2……主軸、3……引張り棒、5……コレツ
ト、6……第1皿ばね、7……ストツパ、8……
球、10……スリーブ、12……第2皿ばね、1
3……第2シリンダ筒、14,17……ピスト
ン、18……押し棒、16……第1シリンダ筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工具を把持するコレツトを引込む引張り棒に
    働くばね力を作用、不作用として主軸工具を着脱
    する方法において、前記ばねは前記引張り棒を引
    き込んで工具が脱落しないように保持する第1ば
    ねと前記引張り棒を強力に引込んで工具のゆるみ
    方向に抗する第2ばねとよりなり、切削中は該第
    1ばねと第2ばねをともに作用させ、工具変換の
    指令が出されると工具抜き取り前に前記第2ばね
    の引込み力を不作用とし、工具抜き取り時は前記
    第2ばねの力が作用しない状態で前記第1ばねを
    不作用とすることによつて前記コレツトを開放さ
    せることを特徴とする主軸工具の着脱方法。
JP1016587A 1989-01-26 1989-01-26 主軸工具の着脱方法 Granted JPH029513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016587A JPH029513A (ja) 1989-01-26 1989-01-26 主軸工具の着脱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016587A JPH029513A (ja) 1989-01-26 1989-01-26 主軸工具の着脱方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13978283A Division JPS6034237A (ja) 1983-07-30 1983-07-30 工具着脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029513A JPH029513A (ja) 1990-01-12
JPH0478402B2 true JPH0478402B2 (ja) 1992-12-11

Family

ID=11920408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1016587A Granted JPH029513A (ja) 1989-01-26 1989-01-26 主軸工具の着脱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH029513A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585240U (ja) * 1978-12-07 1980-06-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPH029513A (ja) 1990-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628586A (en) Tool clamping device for main spindle
US2873822A (en) Bolt-type locking mechanisms for indexing devices
US5030047A (en) Mounting device for conical shank
US3868886A (en) Tool holding assembly
JP2774161B2 (ja) 工作機械主軸用工具アダプタ
US4886402A (en) Device for mounting of toolholders
US4135848A (en) Toolholder clamp for machine tools
US6234731B1 (en) Angle spindle attachment with tool chucking device
US5820135A (en) Counter centrifugal chuck and mounting systems
JPH0479763B2 (ja)
JPH0478402B2 (ja)
JPH0138605B2 (ja)
JP2571666Y2 (ja) 主軸工具の脱落防止装置
JP2822122B2 (ja) 主軸工具のクランプ・アンクランプ装置
JPH0112621B2 (ja)
DE4401779A1 (de) Löseeinrichtung für ein mittels einer eine Spanneinrichtung umfassenden Werkzeug-Aufnahme einer Werkzeugmaschine gelagertes Werkzeug
JP2646268B2 (ja) 穴ぐり装置
JPH0453844Y2 (ja)
JPH0248172Y2 (ja)
KR0177625B1 (ko) Cnc 선반의 서브 스핀들에 설치된 공작물 배출장치
US3168325A (en) Spring collet chuck with collet releasing means
JPS6016329A (ja) 工作機械の工具保持装置
JPH0885Y2 (ja) 心押しスリーブのロック機構
JPH02292103A (ja) 自動工具交換装置
JPH0398705A (ja) 工作機械の工具クランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19930608