JPH04776Y2 - - Google Patents

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JPH04776Y2
JPH04776Y2 JP16360285U JP16360285U JPH04776Y2 JP H04776 Y2 JPH04776 Y2 JP H04776Y2 JP 16360285 U JP16360285 U JP 16360285U JP 16360285 U JP16360285 U JP 16360285U JP H04776 Y2 JPH04776 Y2 JP H04776Y2
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roller
axle
curtain
groove
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JP16360285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカーテンランナーに関する。
〔従来の技術〕
従来のカーテンランナーは第14図、第15図
に示すように、ローラ1と本体2とからなり、ロ
ーラ1は両端に車輪1Aと中間の車軸1Bを有
し、本体2は車軸1Bを支持するための軸受部2
Aと、その軸受部へ車軸を挿入させるための穴2
Bと、車軸が脱落しないように阻止する突起2C
と、カーテン引掛け用の穴2Dを有している。ロ
ーラ1及び本体2はプラスチツクの成形品で形成
され、ローラ1をまず本体2の穴2Bに通し、車
軸1Bを突起2Cを強引に通り越して軸受部2A
に嵌入させることにより、組み立てられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる従来の構成では、組み立てに当
たつて車軸1Bを突起2Cを通して軸受部2Aに
嵌入させる際に突起及び車軸の圧縮変形を利用し
ているため、この作業に極めて大きい力を有し、
作業が面倒であり、しかも場合によつては突起2
Cが壊れるとか、或いは車軸が突起で保持され
ず、直ぐ脱落してしまう等の問題点があつた。ま
た、上記従来のカーテンランナーでは、カーテン
に取付けられたワイヤーを直接本体2に吊り下げ
る構成であるので、このワイヤーが本体2に対し
て回転できず、カーテンの動きが拘束されるとい
う問題点もあつた。
なお、カーテンのワイヤーを回転可能に保持す
る機構として、第16図に示すように、ワイヤー
を引掛ける吊り具3を本体2に回転可能に保持さ
せたものも知られている。このカーテンランナー
においても、吊り具3を本体2に取り付けるに
は、吊り具の頭部3Aをそれより小径の軸受穴2
E内に強引に押し込むことにより固定しており、
従つて、押し込み作業に大きい力を必要とし、し
かも使用中吊り具が本体から抜け落ちるという問
題があつた。
本考案はかかる問題点に鑑みて為されたもの
で、組み立てが容易で、且つカーテンのワイヤー
を回転可能に保持することのできるカーテンラン
ナーを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成すべくなされた本考案のカーテ
ンランナーは、両端に車輪を、中間に車軸を有す
るローラと、一端にカーテンの吊下げ部を、中央
に軸部を、反対端に頭部を有する吊り具と、前記
ローラと吊り具とを回転可能に保持する本体とを
有し、該本体が、前記ローラの車軸を保持する第
一軸受部と、一端からこの軸受部に到る溝と、そ
の一端に且つ溝内面に形成された第二軸受部と、
前記溝に平行な両側の外側面に形成された突起と
を有しており、更に、前記突起に係合する穴を有
し、前記本体を閉じた状態に保持する略コの字の
固定具を有することを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例を参照して本考案を更
に詳細に説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例のカーテン
ランナーを示すものであり、このカーテンランナ
ーは大別すると、ローラ1、本体2、吊り具3、
固定具4とからなる。ローラ1は第4図、第5図
に示すように、両端の車輪1Aとその中間の車軸
1Bとから成り通常プラスチツクの一体成形によ
り作られる。本体2は第6図、第7図、第8図に
示すように、一端(第6図の上端)近傍の第一軸
受部21とその第一軸受部21から反対端(第6
図の下端)に到る溝22を有し、溝22の端部に
は当接面23が形成されている。これら各部の寸
法は、第6図の状態で車軸1Bを下から溝22を
通して軸受部21に挿入することができ、且つ挿
入した後当接面23を互いに突き合わせた時に
は、軸受部21がローラ1の車軸1Bを脱落させ
ることなく、且つ回転可能に保持しうるように定
められている。更に、本体2の両側には、当接面
23を互いに突き合わせた時、平行になる側面2
4,24が形成されその側面には突起25,25
が形成されている。また、本体2の下端面にも矩
形状の平坦な突出部26が形成されている。溝2
2下端の各当接面23には半円状の第二軸受部2
7が形成されており、更にその上には大きいくぼ
み28が形成されている。この本体2も通常プラ
スチツク成形品で作られており、且つ第6図に示
す開いた状態と、当接面23が互いに突き合わさ
れた状態とに変形可能な材料が使用されている。
吊り具3は第12図、第13図に示すように、
カーテンのワイヤーを吊り下げる吊下げ部31、
軸部32、頭部33から成り、この軸部32の径
は本体2の第二軸受部27に回転可能に保持され
るよう定められ、頭部33の径は軸部32が第二
軸受部27から脱落することがないよう、また、
本体2のくぼみ28内に入り得るように定められ
ている。固定具4は第9図、第10図、第11図
に示すもので、第9図の側面が略コの字状をなし
ており、その両面に本体2の突起25に係合する
穴41を、底面に本体2の突出部26を嵌合させ
る穴42を有している。これらの吊り具3及び固
定具4も通常プラスチツク成形品で作られる。
以上に説明した各部品の組み立てに際しては、
まず、本体2を第6図に示す状態とし、その第一
軸受部21に、その下の溝22を利用してローラ
1の車軸1Bを挿入させる。次に、本体2の一方
のくぼみ28及びその下の第二軸受部27に吊り
具3の頭部33及び軸部32をはめ込み、本体2
の両側を押えて当接面23を互いに突き合わせ
る。次いで、下からコの字状の固定具4をはめ込
み、底面の穴42に本体の突出部26を嵌合し、
側面の穴41に本体の突起25を嵌合させる。こ
れにより、本体2は当接面23を互いに突き合わ
せた状態に保たれ、第1図〜第3図に示す状態と
なる。この状態では第一軸受部21にローラ1
が、第二軸受部27に吊り具3がそれぞれ回転可
能に保持される。
以上のように組み立てられたカーテンランナー
は、カーテンレールにローラ1の車輪がころがり
接触し、軽く走行することができ、また、吊り具
3の吊下げ部31に吊り下げられたカーテンのワ
イヤーは吊り具3が回転するので、カーテンの動
きに連れて自由に回転することができ、カーテン
が不格好になることが防止される。
なお、上記実施例では各部品がプラスチツク成
形品で作られているが、本考案は必ずしもプラス
チツクに限定されず、適宜、例えば金属等に材料
を変更してもよい。ただし、プラスチツクは成形
により安価に多数製造可能であるので、好まし
い。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案のカーテンラン
ナーは、その構成部品を単にはめ込むのみで組み
立てができるので、組み立て作業が極めて容易と
なる。しかも、従来のように、部品の圧縮変形を
利用して組み込むものと違つて、曲げ変形(例え
ば、本体2の曲げ変形、固定具4の曲げ変形)を
利用して組み込むので、曲げ変形に際して大きい
力が必要でなく、且つ部品に無理な力が加わら
ず、破損等の問題も生じない。更に、従来のよう
に、ローラの車軸が本体から抜け落ちるとか、吊
り具が抜け落ちる恐れがなく、長期間安定して使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のカーテンランナー
を示す側面図、第2図はその正面図、第3図はそ
の下面図、第4図は上記カーテンランナーに使用
するローラの正面図、第5図はその側面図、第6
図は上記カーテンランナーに使用する本体の側面
図、第7図はその正面図、第8図はその下面図、
第9図は上記カーテンランナーに使用する固定具
の側面図、第10図はその正面図、第11図はそ
の下面図、第12図は上記カーテンランナーに使
用する吊り具の正面図、第13図はその側面図、
第14図は従来のカーテンランナーを示す側面断
面図、第15図はその正面断面図、第16図は従
来のカーテンランナーの他の例を示す部分断面図
である。 1……ローラ、1A……車輪、1B……車軸、
2……本体、21……第一軸受部、22……溝、
23……当接面、24……側面、25……突起、
27……第二軸受部、28……くぼみ、3……吊
り具、31……吊下げ部、32……軸部、33…
…頭部、4……固定具、41……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端に車輪を、中間に車軸を有するローラと、 一端にカーテンの吊下げ部を、中央に軸部を、
    反対端に頭部を有する吊り具と、 前記ローラと吊り具とを回転可能に保持する本
    体とを有し、該本体が、前記ローラの車軸を保持
    する第一軸受部と、一端からこの軸受部に到る溝
    と、その一端に且つ溝内面に形成された第二軸受
    部と、前記溝に平行な両側の外側面に形成された
    突起とを有しており、 更に、前記突起に係合する穴を有し、前記本体
    を閉じた状態に保持する略コの字の固定具を有す
    ることを特徴とするカーテンランナー。
JP16360285U 1985-10-26 1985-10-26 Expired JPH04776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16360285U JPH04776Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16360285U JPH04776Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273783U JPS6273783U (ja) 1987-05-12
JPH04776Y2 true JPH04776Y2 (ja) 1992-01-10

Family

ID=31091949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16360285U Expired JPH04776Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH04776Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273783U (ja) 1987-05-12

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