JPH0477557B2 - - Google Patents

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JPH0477557B2
JPH0477557B2 JP59088179A JP8817984A JPH0477557B2 JP H0477557 B2 JPH0477557 B2 JP H0477557B2 JP 59088179 A JP59088179 A JP 59088179A JP 8817984 A JP8817984 A JP 8817984A JP H0477557 B2 JPH0477557 B2 JP H0477557B2
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JP
Japan
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cooling device
gas
electronic heating
housing
heat
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JP59088179A
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JPS60234478A (ja
Inventor
Shigekazu Nagai
Tetsuo Kukuminato
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Publication of JPS60234478A publication Critical patent/JPS60234478A/ja
Publication of JPH0477557B2 publication Critical patent/JPH0477557B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は圧力型アクチユエータに関し、一層
詳細には電子現像を利用した加熱冷却装置を用い
て密閉筺体内に封じ込まれた媒体を膨脹若しくは
収縮させ、この媒体の膨脹・収縮作用により変位
部材を変位させて変位部材に係着されているロツ
ド等から所定の駆動力を得るように構成した圧力
型アクチユエータに関する。
空気圧、油圧等を用いるアクチユエータ、例え
ば、シリンダ型のものではピストンの変位はシリ
ンダのポートに所定圧力の流体を導入することに
より達成される。すなわち、アクチユエータ自体
の駆動力は既に所定圧力まで高められた流体によ
り得られるのが一般的である。このようにして流
体から圧力を得るため空気圧流体系では空気の圧
縮はコンプレツサーを用いて機械的に行つてい
る。然しながら、コンプレツサーを採用すると機
械的ロスが大きくまた装置自体も大型化してしま
う欠点が指摘されていた。
一方、オイルを用いた油圧系の圧力型アクチエ
ータでは、圧油は空気圧流体系と異なりその圧縮
圧力が極めて高いために装置が全体として堅牢と
なり、さらにまた重量も大きく且つ装置全体とし
ても大型化せざるを得ないという難点が存在して
いた。
そこで、本発明者等は鋭意考究並びに工夫を重
ねた結果、一部に熱伝導体からなる壁部を構成し
た室の内部に熱の変動によつて膨脹若しくは収縮
する流体(媒体)を封入し、前記室の一部に変位
部材を配設すると共にこの変位部材の一部にロツ
ドを係着しておけば前記熱伝導体部分に熱を加え
または冷却することにより室内部の流体は膨脹あ
るいは収縮し、従つて、このために変位部材が前
記膨脹あるいは収縮する流体によつて変位するた
めにロツド自体を変位させる。すなわち、このよ
うに変位するロツドを用いればアクチユエータと
して極めて簡単な構造でしかも動作が確実な圧力
型アクチユエータが得られ前記の問題点が全て解
消することが判つた。
従つて、本発明の目的は簡単な構造で小型化に
適し、しかも動作が確実になると共にその圧力の
制御が簡易に行われることが可能な圧力型アクチ
ユエータを提供するにある。なお、この圧力型ア
クチユエータにおいて、熱伝導体からなる壁部に
は異なる種類の半導体を銅等の金属片で接合した
電子現像を利用する加熱冷却装置を付設しておけ
ば電気的な制御で簡単に流体の膨脹若しくは収縮
が図られ一層効果的な圧力型アクチユエータが得
られる。
前記の目的を達成するために、本発明は、一部
が変位部材と、熱伝導体とで形成され、且つ、密
閉されたケーシングと、 ケーシング内に貯留され、膨張または収縮する
媒体と、 変位部材に係着され、媒体の膨張または収縮に
対応して変位する変位体と、 熱伝導体を介して熱移動を行うことによつて媒
体に加熱、吸熱作用を及ぼす電子加熱冷却装置と
を備えることを特徴とする。
次に、本発明に係る圧力型アクチユエータにつ
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は筺体(ケーシ
ング)を示し、この筺体10の一側部壁部を開口
して当該開口部に熱伝導体からなる板体12を嵌
合固着する。前記板体12の外側にはN型とP型
の半導体を銅等の金属片で接合した電子加熱冷却
装置14を固着する。この電子加熱冷却装置14
は直流電源15に接続しておく。一方、筺体10
の一側部は全面的に開口し、その開口部分には可
撓性部材(変位部材)16を固着し、さらに前記
可撓性部材16の外側には保持部材18を介して
ロツド20を配置する。なお、板体12、可撓性
部材16並びに筺体10によつて画成される室2
2には熱に対して鋭敏に膨脹若しくは収縮する気
体(媒体)24を封入しておく。
そこで以上のように構成される圧力型アクチユ
エータについて、その作用並びに効果を説明す
る。
先ず、電子加熱冷却装置14の基本動作原理に
ついて説明する。N型とP型の半導体を銅等の金
属片で予め接合しておき、これに直流電流をN型
からP型半導体に流すと金属片は冷却して周囲か
ら熱を奪う。一方、熱エネルギを奪つた電子はN
型半導体の内を流れ、他方の金属片を通つてP型
半導体に入り込むとき熱を放出する。これがペル
チエ効果による電子加熱・冷却の原理である。そ
こで、直流電源15から電子加熱冷却装置14へ
と所定の極性で電圧を印加すれば、これによつて
生じた熱は熱伝導体からなる板体(熱伝導体)1
2を通り、室22内の気体(媒体)24を加温す
る。この加温によつて膨脹した気体は可撓性部材
16を矢印A方向に押し下げ、従つて、ロツド
(変位体)20は前記矢印Aに沿う方向で変位を
する。前記と逆の極性で直流電源15から熱変換
装置14へと直流電流を流せば室22内の気体は
収縮するためにロツド20は矢印B方向へと変位
する。このようにして電流の流れる方向に応じて
ロツド20をA方向からB方向若しくはB方向か
らA方向へと変位させることができる。従つて、
ロツド20の先端部に機械的動作を所望する他の
装置を接続しておけば、その装置はロツド20の
往復動作に応じて所定の駆動力を得ることができ
る。
このようにして電流の極性に応じてしかも電流
の導入時間を制御することによつてロツド20の
変位量を制御することが可能となる。
次に、本発明に係る圧力型アクチユエータの別
の実施例を第2図に示す。なお、前記実施例と同
一の参照符号は同一の構成要素を示すものとす
る。
そこで、図から容易に諒解できるように筺体1
0からは導管26を延在させ、この導管26の先
端部にコイルスプリング28の弾発力下に一方向
に付勢されるピストン30並びにピストンロツド
32を内装したシリンダ34を連結している。し
かもこの実施例によれば室24を画成する筺体1
0の二つの側壁部分に熱伝導率に富む板体12を
屈曲させて配置し、この屈曲部分に電子加熱冷却
装置14を配設している。
従つて、電子加熱冷却装置14は筺体10によ
つて密閉された気体24に対し可及的に大きな接
触面積を有して触れることができる。このため、
それだけ熱効率も良く前記気体24は加温され
る。加温された気体24はその一部が導管26を
介してシリンダ34内に導入され、シリンダ34
内ではコイルスプリング28の弾発力に抗してピ
ストン30が矢印C方向に変位し、ピストンロツ
ド32の先端部の図示しない装置を往復動作させ
ることができる。
次に、第3図に第2図と関連する本発明のさら
に別の実施例を示す。この実施例においても前記
実施例と同一の参照符号は同一の構成要素を示す
ものとする。
そこで、筺体10の一端部から導管26を延在
させ、この導管26の先端部に極めて広径の室3
6を連結する。前記室36の内部にはコイルスプ
リング28によつて弾発力を付与されるピストン
30が摺動自在に配設されると共に前記ピストン
30はピストンロツド32と連結している。
従つて、この場合においても電子加熱冷却装置
14に所定の極性で電流を流すと熱伝導体からな
る板体12はこの熱を室10内に通し気体24を
膨脹させる。この膨脹した気体24は導管26を
通り室36内のピストン30を押圧し、この結果
このピストン30は変位する。この実施例では室
36が前記の通り広径に形成されているために大
きな力を得ることができる利点がある。
第4図に本発明に係る圧力型アクチユエータの
さらに別の実施例を示す。この実施例においても
前記夫々の図と同一の参照符号は同一の構成要素
を示すものとする。
そこで、この実施例では電子加熱冷却装置14
は直接筺体10の内部に液密に装着される。前記
電子加熱装置14の室24の内側一側部には熱伝
導性に富むフイン38が多数個植設され、さらに
このフイン38は室22内の熱伝導性に富む液体
40に包被されている。
このような構成において、直流電源15から所
定の極性で前記熱電子冷却装置14に電流を流す
と、この電流によつて前記電子加熱冷却装置14
は発熱しフイン38を加温する。この結果、フイ
ン38は液体40を加温してこの液体40加温作
用下にその一部は気体24となつて室22に充満
する。気体の圧力が膨脹すると可撓性部材16が
上方に変位してロツド20を矢印D方向に変位さ
せる。勿論、第5図に示すように前記フイン38
に代えて板体12を筺体10内に固着し、この板
体12の外部に電子加熱冷却装置14を配設して
もよい。この場合、例えば、筺体10から導管4
2を延在させこの導管42の先端部に筺体44を
連結する。筺体44の一側部は第1図、第4図に
示すように可撓性部材16によつて閉塞し、その
一部ロツド20を配設する。
このような構成において、直流電源15から電
子加熱冷却装置14へ所定の極性で電流を流し板
体12を介して液体40を加熱する。この結果、
筺体10内の液体40が気化した気体24は膨脹
し続け、それは導管42を介して筺体44に入
る。そして、この筺体44から可撓性部材16を
押圧し、ロツド20の変位を確保することができ
る。
また、第6図に示すようにシリンダ34を上向
きに配置し、このシリンダ34の底部に熱伝導率
に富む液体40を貯留しておき、電子加熱冷却装
置14の加熱によつて板体12からこの液体40
を加温して気化し、さらにこの気体24を膨脹さ
せ、これによつて前記ピストン30を変位させる
ことも可能である。
さらにまた、本発明の別の実施例を第7図に示
す。この実施例では、気体24を伸縮する可撓性
部材46で封止し、その一部に電子加熱冷却装置
14を配設すると共に電子加熱冷却装置14の内
部にフイン47を装着したヒートパイプ48を臨
ませている。
この実施例では特に可撓性部材内部の気体を電
子加熱冷却装置14により冷却する時、その一方
で生ずる係る熱をフイン47にて外部に効果的に
放出する役割を果たす。
そこで、以上のような基本的構成と動作原理を
応用して実質的に弁の開閉を行う別異の実施例に
ついて第8図乃至第12図を参照して以下に説明
する。
第8図において、参照符号50は気密に閉塞さ
れた筺体を示し、この筺体50の一部を切欠き熱
伝導率に富む板体52が配設される。前記板体5
2には電子加熱冷却装置54が配設されると共に
この電子加熱装置54は直流電源56に接続す
る。筺体50の上端部から延在する導管58は別
異の筺体60に連結し前記筺体60の底部にはさ
らに導管62が連結する。筺体60の内部にはダ
イヤフラム64が配設され、この筺体60を気体
66を収納する室68と液体70を貯留する室7
2とに分離する。前記ダイヤフラム64の一部か
ら延在するロツド74は管体76の略中央部まで
延在してその先端部に円錐状の弁体78を固着す
る。管体76は管内で屈曲する壁部80によつて
二つに分割され且つこの壁部80には通路82が
画成される。
そこで、以上のような構成において、電源56
から電子加熱冷却装置54に所定の極性で電流を
流すとこの電子加熱冷却装置54から発する熱は
板体52を通過し筺体50内の気体を加熱する。
この加熱によつて膨脹した気体は導管58を通り
室68に導入される。このため室68の圧力が増
加してダイヤフラム64はロツド74を押圧し前
記ロツド74の先端部に固着された弁体78は通
路82を開成するために管体76内の流体の流通
が確保される。一方、電子加熱冷却装置56に反
対の極性で所定の電流を流すと、この電子加熱冷
却装置56は逆に冷却効果を及ぼすために筺体5
0内の空気は収縮しダイヤフラム64は図におい
て上方に変位する。この結果、ロツド74の先端
部の弁体78は通路82を閉塞し、従つて、管体
76内の流体の流通は阻止される。
以上のことから明らかなように電子加熱冷却装
置54に対する電流の極性を変換することによつ
て弁体78は通路82を開閉動作するために管体
76内の流体の流入制御が図られることになる。
前記第7図の実施例は実質的に筺体50と筺体6
0とが離間して設置されなければならない場合に
ついて役に立つ。
一方、第9図に前記実施例のように筺体50と
筺体60とが分離される必要のない場合について
開示する。しかも、この実施例によれば流体の流
通を制御するためではなく却つて気体の流通を制
御するために用いられる。すなわち、筺体90の
内部に気体92とを貯留し、この液体94の底部
にダイヤフラム96を配設し、さらにその下方に
別異の気体98を貯留している。ダイヤフラム9
6から延在するロツド100は弁装置102内ま
で延在してその先端部に前記と同様に円錐状の弁
体104を固着する。弁装置102には壁部10
6が配設され、さらにこの壁部106には開口部
108が画成される。
そこで、筺体90に配設された電子加熱冷却装
置110に所定の電流を導入するとこの電子加熱
冷却装置110によつてもたらされる熱は板体1
12内を通り気体92を加温する。この結果、前
記気体92が膨脹して流体94を圧迫し、従つ
て、ダイヤフラム96は下方に向けて変位する。
このため、ロツド100はその先端部の弁体10
4を下方に押下げ開口部108を開成する。そこ
で、気体98は導管114を介して室116に至
り開口部108を介して室118に流入すること
ができる。なお、ロツド100にコイルスプリン
グを介装しておけば前記ロツド100の復帰動作
に役立つ。
次に、第10図に示す応用例についてさらに説
明する。
筺体120には熱伝導率に富む板体122を介
して電子加熱冷却装置124が固着される。一
方、筺体120内にはダイヤフラム126が配設
され、前記ダイヤフラム126の略中央部からロ
ツド128が管体130の内部に延在している。
なお、前記筺体120の壁部とダイヤフラム12
6との間にはコイルスプリング132が介装され
る。管体130は壁部134によつて二つに分割
され且つこの壁部134には開口部136が画成
される。管体130の内部に臨むロツド128の
先端部には円錐状からなる弁体138が固着され
通常状態において前記開口部136を閉塞する。
そこで、以上のような構成において、電子加熱
冷却装置124に所定の極性で電流を流すと、板
体122を介して前記電子加熱冷却装置は筺体1
20内の気体140を加熱し、この結果、気体1
40が膨張してロツド128がダイヤフラム12
6の作用下に下方へと変位する。このため開口部
136が弁体138により開口されて管体130
内の気体若しくは液体の流通が確保される。一
方、電子加熱冷却装置124に対する電流の極性
を変更すれば筺体120内の気体140は収縮
し、コイルスプリング132の原位置復帰作用下
に弁体138は情報へと移動し開口部136を閉
塞する。これによつて管体130内の気体若しく
は液体が流通が阻止されることになる。
第11図に示す応用例では、実質的には第7図
に示した基本構造を用いている。すなわち、電子
加熱冷却装置14はヒートパイプ48(若しくは
サーモサイフオン)の一端部に係着され、前記ヒ
ートパイプ48の他端部に前記のような熱媒体を
封止した伸縮自在な円筒体142を配設してい
る。なお、図中、参照符号144は弁体であり、
また、参照符号146は弁座を示す。
以上のような構成において、前記電子加熱冷却
装置14に所定の極性で電圧を印加するとヒート
パイプ48の一端部が冷却され、その他端部は加
熱される。この結果、円筒体142内の熱媒体が
膨張して前記円筒体を伸長し、その先端部に係着
された弁体144を弁座146に着座させて弁の
開閉を行う。
第12図に示すように、この場合、円筒体14
2に直接、電子加熱冷却装置を付設してもよいこ
とは勿論である。
本発明によれば以上のように、熱ポンプを構成
する電子加熱冷却装置14を利用して直接、媒体
24の熱移動を行うことによつて該媒体24の膨
張収縮を惹起し、これにより変位体20を変位さ
せて機械的エネルギを得ることができる。このこ
とは、単にジユール熱による電気エネルギの加熱
のもとに変位体を変位させる場合と比較して、前
記ジユール熱以上の数倍の熱量を移動することが
できるとともに、前記大量の熱移動のもとに変位
体の変位量を大きくすることができるという利点
がある。従つて、電源15による電気エネルギを
介して電子加熱冷却装置14により媒体に加熱、
吸熱作用からなる熱移動を行うことにより、変位
体20の変位量を制御することができるととも
に、大きな変位量を得ることができる。また、そ
の構造も極めて簡単であり、しかも取り扱いの容
易な且つ動作が確実な圧力型アクチユエータを得
ることができる。さらに、電流の向きを適宜変更
すれば微細な制御も可能となるためにスイツチン
グ動作を行う場合の制御や微量な媒体24を流通
制御を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧力型アクチユエータの
基本構造を示す概略説明図、第2図は本発明に係
る圧力型アクチユエータをシリンダと連結した状
態の概略説明図、第3図は本発明装置を広径なア
クチユエータに接続した状態の概略説明図、第4
図は本発明装置の熱板体に代えてフインを利用し
た状態の概略説明図、第5図は本発明装置を導管
を介して分離構成した状態の概略説明図、第6図
は本発明装置を上下方向に変位するシリンダに組
み込み且つ流体を電子加熱装置によつて加熱制御
するよう構成した状態の説明図、第7図は本発明
装置にフインを装着したヒートパイプを組み込ん
だ状態の説明図、第8図は本発明装置を流体の弁
制御に応用した状態の説明図、第9図並びに第1
0図は本発明装置を気体の流通制御に用いた説明
図、第11図は、ヒートパイプと電子加熱冷却装
置を組合せて流体の制御を行う弁装置の説明図、
第12図は、電子加熱冷却装置を円筒体に直接装
着してこの円筒体の伸縮により弁体の位置制御を
行う構造の説明図である。 10……筺体(ケーシング)、12……板体
(熱伝導体)、14……電子加熱冷却装置、15…
…直流電源、16……可撓性部材(変位部材)、
18……保持部材、20……ロツド、22……
室、24……気体(媒体)、26……導管、28
……コイルスプリング、30……ピストン、32
……ピストンロツド、34……シリンダ、36…
…導管、38……フイン、40……液体、42…
…導管、44……筺体、46……可撓性部材、4
7……フイン、48……ヒートパイプ、50……
筺体、52……液体、54……電子加熱冷却装
置、56……直流電源、58……導管、60……
筺体、62……導管、64……ダイヤフラム、6
6……気体、68……室、70……気体、72…
…室、74……ロツド、76……管体、78……
弁体、80……壁部、82……通路、90……筺
体、92……気体、94……液体、96……ダイ
ヤフラム、98……気体、100……ロツド、1
02……弁装置、104……弁体、106……壁
部、108……開口部、110……電子加熱冷却
装置、112……板体、114……導管、11
6,118……室、120……筺体、122……
板体、124……電子加熱冷却装置、126……
ダイヤフラム、128……ロツド、130……管
体、132……コイルスプリング、134……壁
部、136……開口部、138……弁体、140
……気体、142……円筒体、144……弁体、
146……弁座。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一部が変位部材16と、熱伝導体12とで形
    成され、且つ、密閉されたケーシング10と、 ケーシング10内に貯留され、膨張または収縮
    する媒体24と、 変位部材16に係着され、媒体24の膨張また
    は収縮に対応して変位する変位体20と、 熱伝導体12を介して熱移動を行うことによつ
    て媒体24に加熱、吸熱作用を及ぼす電子加熱冷
    却装置14とを備える圧力型アクチユエータ。 2 媒体24は、液体からなり、気化させてその
    気体により変位体20を変位させる請求項1記載
    の圧力型アクチユエータ。 3 変位体20は、ロツドからなる請求項1記載
    の圧力型アクチユエータ。 4 ケーシング10は、導管42を介して連結さ
    れる二つの室を有する請求項1記載の圧力型アク
    チユエータ。 5 電子加熱冷却装置14は、フイン47が植設
    されたヒートパイプ48に接合される請求項1記
    載の圧力型アクチユエータ。 6 ケーシング60は、室内に変位体20が係着
    された変位部材(ダイヤフラム)64を配設した
    請求項1記載の圧力型アクチユエータ。
JP8817984A 1984-05-01 1984-05-01 圧力型アクチュエータ Granted JPS60234478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8817984A JPS60234478A (ja) 1984-05-01 1984-05-01 圧力型アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8817984A JPS60234478A (ja) 1984-05-01 1984-05-01 圧力型アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60234478A JPS60234478A (ja) 1985-11-21
JPH0477557B2 true JPH0477557B2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=13935675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8817984A Granted JPS60234478A (ja) 1984-05-01 1984-05-01 圧力型アクチュエータ

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JPS5762980A (en) * 1980-10-03 1982-04-16 Schenck Ag Carl Fluid pressure apparatus
JPS593179A (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 圧力発生装置

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