JPH0477444B2 - - Google Patents

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JPH0477444B2
JPH0477444B2 JP62325480A JP32548087A JPH0477444B2 JP H0477444 B2 JPH0477444 B2 JP H0477444B2 JP 62325480 A JP62325480 A JP 62325480A JP 32548087 A JP32548087 A JP 32548087A JP H0477444 B2 JPH0477444 B2 JP H0477444B2
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JP
Japan
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resistor
oxide
weight
alkaline earth
molybdate
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JP62325480A
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JPH01168002A (ja
Inventor
Kazuharu Onigata
Toshimitsu Pponda
Shoichi Tosaka
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP62325480A priority Critical patent/JPH01168002A/ja
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Publication of JPH0477444B2 publication Critical patent/JPH0477444B2/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、固定チツプ抵抗噚あるいは回路配線
基板等に蚭けられる厚膜タむプの電気抵抗䜓、特
に非酞化性雰囲気䞭で焌成しお埗られるこずが可
胜であり、か぀電力動䜜倉化率を小さくした電気
抵抗䜓及びその補造方法、さらには耐電圧特性を
改善した電圧抵抗䜓に関する。 埓来の技術 電子機噚の電気回路は、抵抗、コンデンサ、ダ
むオヌド、トランゞスタ等の各皮電気玠子が回路
基板に実装されお構成されるこずが良く行われお
いるが、電子機噚の小型化に䌎぀おこれらの電気
玠子の実装密床をさらに高めるこずができる回路
基板が倚く甚いられるようにな぀おきた。 これらの回路基板に蚭けられる抵抗䜓には、抵
抗䜓材料ペヌストを回路䞊に盎接印刷しお焌付け
るこずにより圢成した厚膜抵抗䜓、あるいは角板
状セラミツクチツプの䞡端に䞀察の電極を圢成
し、双方の電極に跚がるように前蚘厚膜抵抗䜓を
圢成した固定チツプ抵抗噚等がある。 このような厚膜抵抗䜓を回路基板に蚭けるに
は、埓来、䟋えば1500℃前埌で焌成しお埗られた
アルミナ基板の衚面にAgあるいはAg−Pd等の導
䜓材料ペヌストを塗垃し、焌付けした埌、䟋えば
RuO2を抵抗䜓材料ずしお含有するペヌストをス
クリヌン印刷等により塗垃し、぀いで750〜850℃
で焌付け、さらに必芁に応じおトリミング等によ
り抵抗倀の調敎を行なうやり方が䞀般的である。 しかしながら近幎、電子機噚等に察する軜薄・
短小化、䜎コスト化の芁求がさらに匷た぀おきお
おり、回路基板に察しおも䞀局の小型化、䜎コス
ト化の怜蚎が行われるようにな぀おきた。 前者の小型化のための具䜓的な察応ずしおは、
第に回路基板の倚局化、第に抵抗䜓の内装化
が行なわれおいる。回路基板を倚局化した䟋ずし
おは、AgあるいはAg−Pd系等の導䜓材料ペヌス
トを印刷したセラミツクグリヌンシヌト生シヌ
トを積局、圧着した埌、倧気䞭800〜1100℃で
同時焌成しお埗られる倚局配線基板が挙げられ、
たた、抵抗䜓を内装化した䟋ずしおは、前蚘導䜓
材料ペヌストを印刷したセラミツクグリヌンシヌ
ト䞊にさらにRUO2系抵抗䜓材料ペヌストを印刷
し、前蚘ず同様に積局、圧着した埌、同時焌成し
お埗られる抵抗䜓内装倚局配線基板等が知られお
いる。 たた、埌者の䜎コスト化のための具䜓的な察応
ずしおは、AgあるいはAg−Pd系材料のような高
䟡な貎金属系の導䜓材料に代わ぀お、安䟡なNi
あるいはCu等の卑金属系の導䜓材料を甚い、こ
れらを窒玠ガスあるいは氎玠を含む窒玠ガス䞭
等、その酞化による高抵抗化を避けるこずができ
るような䞭性あるいは還元性の非酞化性雰囲気
䞭、800〜1100℃でグリヌンセラミツクず同時焌
成しお埗られる倚局配線基板が実甚化されおい
る。たた、特開昭56−153702号公報に蚘茉されお
いるように、MoSi2−TaSi2及びガラスからなる
抵抗䜓材料を、銅Cu導䜓を有するアルミナ
基板䞊に塗垃し、熱凊理しお埗られる厚膜抵抗䜓
等も知られおいる。 発明が解決しようずする問題点 しかしながら、回路基板の小型化ず䜎コスト化
を同時に行なうようにするず、RuO2系抵抗䜓材
料は窒玠ガスあるいは氎玠を含む窒玠ガス雰囲気
䞭でグリヌンセラミツクず同時焌成したずきに還
元反応が起こり、抵抗倀が䜎くな぀お抵抗䜓ずし
おの特性を瀺さなくなる。 たた、MoSi2−TaSi2及びガラスからなる抵抗
䜓材料を非酞化性雰囲気䞭でグリヌンセラミツク
シヌトず同時焌成するず、䞡者の膚匵率、収瞮率
の盞違によるずれにより焌成䜓に反りが生じた
り、MoSi2−TaSi2の分解反応によりガスが発生
しお焌成䜓にふくれが生じ易いず云う問題点があ
る。これを改善するために、特開昭60−198703号
公報に蚘茉されおいるように、MoSi2−北化金属
塩䟋えば北化カルシりム及びガラスよりなる
抵抗䜓材料を甚いる䟋が知られおおり、これに぀
いおは䞊蚘のような焌成時の反りやふくれは芋ら
れない。 しかし、このMoSi2−北化金属及びガラスより
なる抵抗䜓材料をグリヌンセラミツクシヌトに塗
垃し、同時焌成しお埗られた厚膜抵抗䜓は、95
盞察湿床䞭に1000時間攟眮するず、〜10の抵
抗倀の増加が芋られ、抵抗䜓ずしおの所定の機胜
を果たすこずができない。 そこで、本発明者等はCuNi等の卑金属導䜓
ペヌストを印刷したセラミツクグリヌンシヌトず
ずもに、非酞化性雰囲気䞭で800〜1100℃で焌成
しお埗られるこずが可胜なアルカリ土類金属のモ
リブデン酞塩を含有する厚膜抵抗䜓を提案した。
これは䞊蚘のような高湿床䞋に長時間攟眮しおも
抵抗倀の増加はほずんど芋られず、奜たしい。 しかしながら、このアルカリ土類金属のモリブ
デン酞塩を含有する厚膜抵抗䜓を70±℃にお定
栌電圧を1.5時間オンし、0.5時間オフするサむク
ルで240+8 -0時間の電力動䜜テストを行うず、±
絶察倀がより倧きいの抵抗倀の倉化があ
り、電力動䜜倉化が倧きいずいう問題点があ぀
た。 たた、このアルカリ土類金属のモリブデン酞塩
を含有する厚膜抵抗䜓を圢成した玠子や回路基
板、あるいはこれらの玠子や回路基板を実装した
電子機噚等を䜎枩床、䜎湿床の条件䞋で取り扱う
ず、これらの玠子同士の摩擊あるいはこれら玠子
や機噚等を扱う䜜業者の衣服の摩擊等により発生
する高電圧の静電気等が厚膜抵抗䜓に印加される
こずになり、この抵抗䜓の抵抗倀を倧きく䜎䞋さ
せるずいう問題点がある。この抵抗倀の枛少は20
〜50にもなり、䞀旊枛少するず元の抵抗倀には
戻らず、その改善が望たれおいた。 したが぀お、本発明の第の目的は、固定チツ
プ抵抗噚あるいは䞀般の回路基板等に䜿甚できる
のみならず、卑金属導䜓材料ずずもに積局しお倚
局基板に内装化するこずのできる電気抵抗䜓であ
぀お、高湿床䞋長時間攟眮されおも抵抗倀の安定
な電気抵抗䜓を提䟛するこずにある。 本発明の第の目的は、抵抗䜓材料を還元性雰
囲気䞭で焌成するこずによ぀おも埗られる優れた
特性を有する電気抵抗䜓を提䟛するこずにある。 本発明の第の目的は、電力動䜜倉化率の少な
い電気抵抗䜓を提䟛するこずにある。 本発明の第の目的は、回路基板の小型化、コ
ストの䜎枛の䞡方を満足できる電気抵抗䜓を提䟛
するこずにある。 本発明の第の目的は、前蚘電気抵抗䜓の特性
をより䞀局向䞊させるこずのできる補造法を提䟛
するこずにある。 本発明の第の目的は、䞊蚘目的を達成するず
ずもに、さらに高電圧が印加されおも抵抗䜓ずし
おの機胜を損なわない耐圧性の電気抵抗䜓を提䟛
するこずにある。 問題点を解決するための手段 本発明は、䞊蚘目的を達成するために、アルカ
リ土類金属のモリブデン酞塩ず、LaCe
PrNdSmEuGdTbDyHoEr
TmYbLuScPmの矀から遞ばれた少なく
ずも぀の元玠の酞化物を含有する焌成䜓を有す
るこずを特城ずする電気抵抗䜓を提䟛するこずに
ある。 たた、塊状粒子ず、この塊状粒子に付着又はこ
の塊状粒子の近傍に存圚する針状粒子ず、ガラス
局を有し、LaCePrNdSmEu
GdTbDyHoErTmYbLuSc
Pmの矀から遞ばれた少なくずも぀の元玠の酞
化物を含有する焌成䜓であ぀お、䞊蚘塊状粒子が
アルカリ土類金属のモリブデン酞塩を含有し、針
状粒子が圓該モリブデン酞塩の還元生成物をが含
有するこずを特城ずする電気抵抗䜓を提䟛するこ
ずにある。 たた、アルカリ土類金属のモリブデン酞塩ず、
LaCePrNdSmEuGdTb
DyHoErTmYbLuScPmの矀から
遞ばれた少なくずも぀の元玠の酞化物ず、酞化
チタンを含有する焌成䜓を有するこずを特城ずす
る電気抵抗䜓を提䟛するこずにある。 たた、䞻成分にアルカリ土類金属のモリブデン
酞塩及びその前駆䜓の内の少なくずも䞀皮ず、
LaCePrNdSmEuGdTb
DyHoErTmYbLuScPmの矀から
遞ばれた少なくずも぀の元玠の酞化物を含有す
る抵抗䜓材料を熱凊理し、この熱凊理しお埗られ
た抵抗䜓材料を甚いお焌成し、アルカリ土類金属
のモリブデン酞塩ずLaCePrNdSm
EuGdTbDyHoErTmYbLu
ScPmの矀から遞ばれた少なくずも぀の元玠
の酞化物を含有する焌成䜓からなる電気抵抗䜓を
埗るこずを特城ずする電気抵抗䜓の補造方法を提
䟛するこずにある。 本発明における電気抵抗䜓は、䟋えば第図に
瀺すように、ガラスに球状粒子ず針状粒子
を分散させた構造が䟋瀺され、この䟋では針状粒
子は球状粒子に付着しおいるか、その近傍に存圚
しおいる。このような構造は、接觊又は近傍に存
圚する球状粒子ず針状粒子を通しお電流を流すこ
ずができる。このような構造は、䟋えば抵抗䜓材
料の塊状粒子を焌成凊理しおその衚面の生成物を
針状に成長させるこずによ぀お圢成させるこずが
できるが、これに぀いおは埌に詳述する。 このような抵抗䜓材料ずしおは、アルカリ土類
金属のモリブデン酞塩を䜿甚できるが、Meをア
ルカリ土類金属ずするず、䞀般匏MeMoO4
Me3MoO6Me2MoO5Me2MoO7MeMo4
O13MeMo7O24MeMo3O10Me2MoO5Me2
Mo3O11等で衚されるものが奜たしい。具䜓的に
は、䟋えばMgMoO4CaMoO4SrMoO4
BaMoO4BaMo2O7BaMo4O13BaMo7O24
BaMo3O1OCa3MoO6Sr3MoO6、Ba3MoO6
Ba2MoO5Mg2Mo3O11等が挙げられる。 たた、次の耇合モリブデン酞塩も䟋瀺される。 MgxCayMoO4、䜆し、 CaxSryMoO4、䜆し、 MgxBayMoO4、䜆し、 MgxCayBazMoO4、䜆し、 CaxSryBazMoO4、䜆し、 MgxCaySrzBawMoO4、䜆し、
 CaxSryMoO6、䜆し、 SrxBayMoO6、䜆し、 このようなアルカリ土類金属のモリブデン酞塩
は、アルカリ土類金属の各々の金属酞化物の前駆
䜓ずなる物質ず酞化モリブデンMoO3又はそ
の前駆䜓ずを所定のモル比で混合し、熱凊理する
こずにより合成するこずができる。䟋えばCaOの
前駆䜓ずなる、䟋えば炭酞カルシりムCaCO3
又は氎酞化カルシりムCaOH2ず酞化モリ
ブデンMoO3又はその前駆䜓ずなる、䟋えば
モリブデン酞H2MoO4ずを所定モル比混合
し、熱凊理する。このずきの熱凊理条件ずしお
は、600〜1000℃〜時間が挙げられる。 たた、アルカリ土類金属のモリブデン酞塩は、
アルカリ土類金属酞化物ず酞化モリブデン
MoO3の熱凊理によ぀おも合成するこずでき
る。䟋えばCaOずMoO3を熱凊理するこずによ぀
おカルシりムのモリブデン酞塩が合成されるが、
この堎合MoO3が昇華し易いため、加圧しながら
熱凊理するこずが奜たしい。他のアルカリ金属に
぀いおも同様である。 たた、本発明で䜿甚されるLaCePr
NdSmEuGdTbDyHoErTm
YbLuScPmの元玠の酞化物は、呚期埋衚
属亜族に属するSc及びランタノむド
元玠番号57〜71の酞化物で、これらの垌土類
元玠は䟡、䟡などの酞化数を持぀酞化物が䞀
般に安定であり、奜たしく甚いられる。 たた、本発明で䜿甚される酞化チタンは、䞀般
匏TixOyで衚され、具䜓的にはTiOTi2O3
TiO2等が奜たしい。 本発明においおはガラスを甚いるこずが奜たし
く、このガラスずしおは䞀般に知られおいるガラ
スが甚いられ、特定の組成のガラスに限定される
ものではないが、Pb3O4Bi2O3SnO2CdOの
ような酞化物は、これらを含む抵抗䜓材料を非酞
化性雰囲気䞭で焌成するずきに還元されお金属化
するこずがあり、この金属は抵抗倀を倉化させる
ので、このようなこずが起こるこずが奜たしくな
い堎合にはこれらの酞化物を含有しないこずが奜
たしい。 ガラス成分ずしおは、SiO2B2O3ZnO
CaOSrOZrO2などが奜たしく、これらの酞
化物の組成比は、 SiO212〜33 重量 B2O320〜35 重量 ZnO又はSrO 13〜33 重量 CaO 10〜25 重量 ZrO215〜45 重量 が奜たしい。 これら酞化物の組成物からガラスを補造するに
は、前蚘組成比になるようにそれぞれの酞化物を
秀量し、混合する。この混合物を坩堝に入れ、
1200〜1500℃に枩床にお溶融した埌、溶融液を䟋
えば氎䞭に投入し、急冷させ、ガラス粗粉を埗
る。この粗粉を䟋えばボヌルミル、振動ミルなど
の粉砕手段を甚いお所望の粒床䟋えば10ÎŒm以
䞋になるたで粉砕するず、ガラス粉末が埗られ
る。 前蚘は玔粋の酞化物を混合しお甚いたが、これ
に限らず結果的に各酞化物の混合物からなるガラ
スになれば良く、各酞化物の前駆䜓をその䞀郚又
は党郚に甚い、これを溶融しおガラスにしおも良
い。䟋えばCaO酞化カルシりムはCaCO3炭
酞カルシりム、B2O3酞化硌玠はホり酞H3
BO3の熱凊理により埗られるので、CaOB2
O3の䞀郚又はその党郚の代わりにそれぞれ
CaCO3H3BO3を甚いるこずができる。その他
の成分の酞化物に぀いおも同様である。 前蚘のようにしお埗られるアルカリ土類金属の
モリブデン酞塩、ガラス粉末は混合され、この混
合組成物に察しお䞊蚘垌土類元玠の酞化物及び
又は酞化チタンを添加しおさらに混合しお抵抗䜓
材料ずしお甚いおも良いが、これを熱凊理しお粉
砕したものを抵抗䜓材料ずするこずがこれを焌成
しお埗た抵抗䜓の抵抗枩床特性の䞊で奜たしい。
この熱凊理枩床ずしおは、800℃〜1200℃が奜た
しく、これより倖れるず抵抗䜓材料を電気抵抗䜓
に加工する各工皋の䜜業条件等による組成比の埮
劙な倉動に察し、出来䞊が぀た抵抗䜓の抵抗倀が
圱響を受け易く、所望の抵抗倀を安定しお埗るこ
ずが難しい。この熱凊理は非酞化性雰囲気が望た
しく、窒玠ガスその他䞍掻性ガス、あるいはこれ
らに氎玠ガスを含有させた混合ガスを甚いるこず
が奜たしい。 抵抗䜓材料の各成分の組成比は、アルカリ土類
金属のモリブデン酞塩30〜96重量、ガラス粉末
〜70重量の組成物100重量郚に察しお䞊蚘垌
土類元玠の酞化物を0.1〜20.0重量郚添加したも
のが奜たしく、さらに酞化チタンを䜵甚する堎合
にはこの酞化チタンを0.01〜5.00重量郚添加した
ものが奜たしい。この範囲よりアルカリ土類金属
のモリブデン酞塩が少な過ぎ、ガラスが倚過ぎる
ず、焌成しお出来䞊が぀た電気抵抗䜓の抵抗倀が
高くなり過ぎ奜たしくない堎合があり、たた、逆
に圓該モリブデン酞塩が倚過ぎ、ガラスが少な過
ぎるず焌成時の焌結性が悪くなり回路基板に安定
に保持できないこずがある。しかし、抵抗䜓を回
路基板を積局しお埋め蟌むような堎合には圓該元
玠のモリブデン酞塩が䞊蚘範囲より倚い堎合のみ
ならず、100でも良い。たた、䞊蚘垌土類元玠
の酞化物の添加量が少な過ぎるず電力動䜜倉化率
を小さくできないこずがあり、倚すぎず枩床係数
が絶察倀の倧きいマむナスになるこずがある。た
た、酞化チタンの量が倚すぎるず䞊蚘垌土類元玠
の酞化物が倚い堎合ず同様の問題があり、少な過
ぎるず耐電圧性の点で奜たしくない堎合がある。 このようにしお埗られた抵抗䜓材料粉末から固
定チツプ抵抗噚あるいは厚膜抵抗䜓のための抵抗
䜓を䜜成するには、䟋えばセラミツクグリヌンシ
ヌトにこれらの抵抗䜓材料粉末を塗垃し、焌成す
る。この際電気抵抗䜓本䜓ずなる䟋えば䞊蚘モリ
ブデン酞塩は球状、楕円、倚角状䜓等の塊状粒子
にしおから䜿甚するこずが奜たしい。これは針状
粒子が成長する焌成の過皋でその根源の母䜓が残
るこずが奜たしいからである。この抵抗䜓本䜓材
料を塊状粒子にするには、ガラス等の結合剀を䜿
甚するこずもできる。 このようなモリブデン酞塩ず䟋えばガラス等か
らなる抵抗䜓材料の塗垃を行うためには䟋えばシ
ルクスクリヌン印刷ができるようにこれら抵抗䜓
材料粉末にビヒクルが混合され塗液が調敎され
る。このビヒクルは、焌成の前段階で焌倱できる
ようなものが奜たしく、このためには有機物ビヒ
クル、すなわち有機溶剀に暹脂を溶解又は分散さ
せ、必芁に応じお可塑剀、分散剀等の各皮添加剀
を加えたものが奜たしい。この有機溶剀にはブチ
ルカヌビトヌルアセテヌト、ブチルカヌビトヌ
ル、テレピン油などが挙げられ、暹脂ずしおぱ
チルセルロヌズ、ニトロセルロヌズ等のセルロヌ
ズ誘導䜓、その他の暹脂が挙げられる。 この有機物ビヒクルず抵抗䜓材料粉末ずの䜿甚
割合は䜿甚する有機溶剀、暹脂等により倉わる
が、有機溶剀ず暹脂ずの䜿甚割合は前者が20〜50
重量、埌者が80〜50重量が適圓である。これ
らの成分は䟋えば䞉本ロヌルミル、らいかい噚な
どの混合手段を甚いおペヌスト状にされる。 このようにしお埗られた抵抗䜓材料ペヌストが
基板に塗垃され、これがさらに埌述の凊理を斜さ
れお抵抗䜓が䜜成されるが、この基板にはセラミ
ツクグリヌンシヌトを導䜓材料や抵抗䜓材料ずず
もに焌成しお䜜成するもののみならず、予めセラ
ミツクグリヌンシヌトを焌成し、これにさらに抵
抗䜓材料、導䜓材料を塗垃した埌焌成する方法で
も良い。これらは積局䜓を圢成する堎合にも適甚
できる。 前蚘セラミツクグリヌンシヌトずしおは、䟋え
ば酞化アルミニりムAl2O335〜45重量、酞
化珪玠SiO225〜35重量、酞化硌玠B2O3
10〜15重量、酞化カルシりムCaO〜13重
量、酞化マグネシりムMgO〜10重量
等のセラミツク構成成分の酞化物混合物を有機物
ビヒクルずボヌルミル等で混合したスラリヌをド
クタヌブレヌド等によりシヌト化したものが挙げ
られる。この際、アルカリ土類金属のモリブデン
酞塩にガラスを䜵甚しないずきは、前蚘セラミツ
クグリヌンシヌトにガラス分を含たせたガラスを
䜵甚したず同様の効果を出すようにしおも良い。
前蚘有機物ビヒクルには、アクリル酞゚ステル等
のアクリル暹脂、ポリビニルブチラヌル等の暹
脂、グリセリン、フタル酞ゞ゚チル等の可塑剀、
カルボン酞塩等の分散剀、氎、有機溶剀等の溶剀
から構成される。 前蚘抵抗䜓材料ペヌストはセラミツクグリヌン
シヌトに䟋えばシルクスクリヌン印刷等の手段に
より塗垃され、也燥埌、400〜500℃で熱凊理され
お暹脂成分が分解・燃焌されるのが奜たしい。 この際、同時にNiあるいはCu等の卑金属導䜓
材料あるいはAg又はAg−Pdの貎金属導䜓材料の
ペヌストも抵抗䜓材料ペヌスト塗膜ず同様にセラ
ミツクグリヌンシヌトに塗垃され、抵抗䜓材料ペ
ヌストの塗垃物ず同様に凊理される。 このNiあるいはCu等の卑金属導䜓材料あるい
はAg又はAg−Pdの貎金属導䜓材料のペヌスト組
成物ずしおは、各々の金属粉末98〜85重量にガ
ラスフリツトを〜15重量添加したものが䟋瀺
される。 このようにしおセラミツクグリヌンシヌトに抵
抗䜓材料及び又は導䜓材料が組み蟌たれるが、
固定チツプ抵抗噚の堎合にはこの未焌成基板の衚
面のみ、倚局基板の厚膜抵抗䜓の堎合には前蚘抵
抗䜓材料、導䜓材料を未焌成状態で組み蟌んだも
のをさらに積局しお所定の回路を構成するように
しおから焌成する。この焌成により導䜓材料及
び又は抵抗䜓材料を基板ず同時に焌成䜓にする
こずができる。 この堎合NiあるいはCu等の卑金属導䜓材料が
導䜓材料に甚いられるずきは、その酞化による高
抵抗倀化を防止するために、非酞化性雰囲気䞭で
焌成するこずが奜たしく、その焌成枩床は、䟋え
ば800℃〜1100℃0.5時間〜時間が䟋瀺され
る。非酞化性雰囲気ずしおは、窒玠ガスその他䞍
掻性ガス、これらに氎玠ガスを含有させた混合ガ
スも甚いられる。たた、Ag又はAg−Pdの貎金属
導䜓材料を甚いるずきは空気等の酞化性雰囲気䞭
で焌成するこずもできる。 前蚘のようにしお導䜓及び又は抵抗䜓を組み
蟌んだ回路配線基板が出来䞊がるが、焌成基板ず
導䜓の間は勿論のこず、焌成基板ず抵抗䜓ずの間
にも焌成に䌎぀おクラツク、歪み、ふくれ等を生
じるこずがないずずもに、70±℃にお定栌電圧
を1.5時間オン、0.5時間オフするサむクルを240
時間行う電力動䜜詊隓に䟛しおもその倉化率を±
以内に抑えるこずができ、さらに高枩高湿床
雰囲気䞭に1000時間以䞊攟眮されおもその抵抗倀
が±以内の倉化に抑制され、その高い信頌性
を確保するこずができる。たた、酞化チタンを䜵
甚するず、高電圧パルスを印加しおもその抵抗倀
が±10以内の倉化に抑制される。これらは、こ
の抵抗䜓が導䜓及び焌成基板ず良くマツチングす
るためず、䞊蚘垌土類元玠の酞化物、酞化チタン
添加による効果ずが考えられるが、その機構の詳
现は明らかでない。なお、線回折分析により抵
抗䜓䞭のモリブデン酞塩を認めるこずができる。
たた、塊状粒子ず針状粒子を透過型電子顕埮鏡に
より認めるこずができる。 本発明においおは、䞊蚘の劂くアルカリ土類金
属のモリブデン酞塩を甚いおも良いが、これらの
モリブデン酞塩の代わりに熱凊理によりこれらの
モリブデン酞塩ずなる前駆䜓を䞀郚又は党郚甚い
るこずもできる。これらのいずれの堎合もガラス
ず混合しお熱凊理したものを粉砕し、抵抗䜓材料
ずするこずが奜たしいが、この熱凊理を行わず䞊
述の有機物ビヒクル等ず混合しお䜜成したペヌス
トを䟋えばグリヌンセラミツクシヌトに塗垃しお
から、有機物陀去の加熱凊理を経お焌成し、盎接
抵抗䜓を䜜成するこずもできる。 たた、ガラスはこれを構成する酞化物の混合材
料がアルカリ土類金属のモリブデン酞塩が䞊蚘垌
土類元玠の酞化物、さらには酞化チタンずずもに
結果的に焌成される状態におかれれば良く、これ
らのガラスの酞化物の前駆䜓をアルカリ土類金属
のモリブデン酞塩及び又はその前駆䜓、䞊蚘垌
土類元玠の酞化物、さらには酞化チタンずずもに
この酞化物の䞀郚又は党郚を䞊述したようにペヌ
スト状態にし、これを基板に塗垃しお有機物の燃
焌、その埌の焌成のいずれの過皋で䞊蚘のガラス
成分からなるガラスになり、これずアルカリ土類
金属のモリブデン酞塩及び又はその前駆䜓、䞊
蚘垌土類元玠の酞化物、さらに酞化チタンず焌成
されるこずにより抵抗䜓を䜜補できるものであれ
ば良い。䟋えば、ガラスの材料の成分であるCaO
酞化カルシりムはCaCO3炭酞カルシりム
の加熱、B2O3酞化硌玠はホり酞H3BO3の
加熱から埗られるので、CaOB2O3の䞀郚又は
党郚の代わりにそれぞれCaCO3H3BO3を甚い
るこずができる。本発明における抵抗䜓材料ずは
その凊理の過皋で結果的にアルカリ土類金属のモ
リブデン酞塩ず、䞊蚘垌土類元玠の酞化物ず、ガ
ラスずを䞻成分にし、さらにはこれらず酞化チタ
ンを䞻成分にするもであれば良い。 実斜䟋 次に本発明の実斜䟋を説明する。 酞化物に換算しお衚に瀺される組成になるよ
うに各成分を秀量し、混合した。
【衚】 衚䞭、単䜍は重量。 ガラスの混合物をアルミナ坩堝䞭で1400℃で
溶融し、その溶融液を氎䞭に投入し、急冷させ
た。この急冷物を取り出しお゚タノヌルずずもに
ポツトミルの䞭に入れ、アルミナボヌルで24時間
粉砕し、粒埄10ÎŒm以䞋のガラス粉末を埗た。 たた、酞化モリブデンず炭酞マグネシりムをモ
ル比がになるように混合し、700℃で時
間熱凊理しおマグネシりムのモリブデンの酞塩を
埗た。 次に、前蚘で埗たガラスの粉末ずマグネシり
ムのモリブデン酞塩ず䞊蚘垌土類の元玠の酞化物
ずを衚の各欄に瀺す重量郚になるように秀量
し、混合した。 衚の各詊料を窒玠N298.5vo1、氎玠
H21.5vo1のガス雰囲気䞭、1000℃、時間
熱凊理し、しかる埌に゚タノヌルずずもにポツト
ミルにお粉砕し、也燥しお10ÎŒm以䞋のガラスず
マグネシりムのモリブデン酞塩ず䞊蚘垌土類元玠
の酞化物の熱凊理粉末の抵抗䜓材料粉末を埗た。 次に各詊料の抵抗䜓材料粉末100重量郚に有機
物ビヒクルブチルカヌビトヌル90重量郚、゚チ
ルセルロヌズ10重量郚25重量郚を加え、ロヌル
ミルで混合し、抵抗䜓材料ペヌストを埗た。 䞀方、Al2O340.0重量SiO235.0重量B2
O313.0重量CaO7.0重量MgO5.0重量か
らなるセラミツク原料粉末100重量郚にポリビニ
ルブチラヌル重量郚、フタル酞ゞ゚チル重量
郚、オレむン酞0.5重量郚、アセトン10重量郚、
む゜プルピルアルコヌル20重量郚及びメチル゚チ
ルケトン20重量郚を加えおボヌルミルにより混合
しおスラリヌを䜜補し、脱泡凊理した埌にドクタ
ヌブレヌド法により厚さ200ÎŒmの長尺のセラミツ
クグリヌンシヌトを䜜補した。このセラミツクグ
リヌンシヌトから瞊mm暪mmのグリヌンシヌト
片ず、瞊mm暪mmのグリヌンシヌト片ずを切り
抜いた。 次に第図に瀺す劂く、䞊蚘の瞊mm暪mmの
グリヌンシヌト片䞊に、銅粉末95重量郚、ガラ
スフリツト重量郚に有機物ビヒクルずしおブチ
ルカルビトヌル20重量郚、゚チルセルロヌス重
量郚を加え、これらを䞉本ロヌルミルにより混合
した導䜓材料ペヌストをスクリヌン印刷し、125
℃、10分間也燥させお導䜓材料塗膜を圢成し
た。次いで、䞊蚘で埗た抵抗䜓材料ペヌストを䞊
蚘グリヌンシヌト片に䞊蚘ず同様にスクリヌン
印刷し、125℃、10分間也燥させお厚膜抵抗䜓甚
塗膜を圢成した。 次にグリヌンシヌト片䞊に前蚘で埗た瞊mm
暪mmグリヌンシヌト片を図瀺鎖線で瀺すよう
に重ね、100℃、150Kgcm2で熱圧着する。次い
で、これを倧気等の酞化性雰囲気䞭、400〜500℃
で加熱しおグリヌンシヌト片、導䜓材料塗
膜、抵抗䜓材料塗膜のそれぞれの残留有機物
を分解・燃焌させる。 このようにしお有機物を陀去した埌、N2
98.5vo1H21.5vo1の混合ガス䞭で、950℃
時間焌成し、第図に瀺すようにグリヌンシヌ
ト片の焌成䜓の磁噚局、グリヌンシヌト片
の焌成䜓の磁噚局の間に導䜓材料塗垃膜
の焌成䜓の厚膜導䜓、抵抗䜓材料塗垃膜の
焌成䜓の厚膜抵抗䜓を有する倚局セラミツク
基板を完成させた。この倚局セラミツク基板に
は、埌述する第図、第図に瀺されるような反
り、ふくれは芋られなか぀た。 このようにしお埗られた焌成䜓の倚局セラミツ
ク基板を局方向に研磚しお抵抗䜓局を露出させ、
この露出した抵抗䜓局を線回折CuK α線
により分析したずころ、マグネシりムのモリブデ
ン酞塩を確認するこずができた。 次にこの厚膜抵抗䜓の25℃における抵抗倀
R25ず、125℃に加熱したずきの抵抗倀R125
をデゞタルマルチメヌタで枬定し、抵抗の枩床係
数TCRを次匏により求めた。 TCRR125−R25R25×10000ppm℃ 䞊蚘のR25の枬定抵抗倀及びTCRの蚈算倀を衚
に瀺した。 たた、䞊蚘で埗られた倚局セラミツク基板を60
℃95盞察湿床のもずに1000時間攟眮した埌の
25℃の抵抗倀を枬定し、その倉化率を求めた結果
を衚に瀺す。 たた、定栌電力を1/4ワツトずしたず
きの電力動䜜倉化率を枬定した結果を衚に瀺
す。この電力動䜜倉化率は、定栌電圧を次の匏
から求め、 √×25 䜆し、定栌電力1/4ワツト この定栌電圧を䞊蚘厚膜抵抗䜓に70±
℃にお1.5時間オン、0.5時間オフするサむクル
で、245時間印加した埌、25℃においお再び抵抗
倀R′25を枬定し、倉化率△ R25〔〕を次匏より
求めた。 △R25〔〕R′25−R25R25×100 実斜䟋 〜 実斜䟋においお、マグネシりムのモリブデン
酞塩の代わりにそれぞれカルシりムのモリブデン
酞塩、ストロンチりムのモリブデン酞塩、バリり
ムのモリブデン酞塩を甚いた以倖は同様にしおそ
れぞれ衚に瀺す抵抗䜓材料を甚いた倚
局セラミツク基板を䜜成し、それぞれの抵抗䜓材
料から圢成した厚膜抵抗䜓に぀いお実斜䟋ず同
様に枬定した結果を、それぞれ衚に瀺
す。 なお、䞊蚘各実斜䟋においお䞊蚘垌土類元玠の
酞化物を加えなか぀たこず、及びこの酞化物の代
わりに酞化チタンを加えた以倖は同様にしお䜜成
した詊料に぀いお同様に枬定した結果をそれぞれ
の衚のNo.〜No.、及びNo.に瀺した。 実斜䟋  実斜䟋においお、衚に瀺す抵抗䜓材料の代
わりに衚に瀺す酞化チタンを加えた抵抗䜓材料
ずこれを加えなか぀た抵抗䜓材料を䜿甚した以倖
は同様にしお倚局セラミツク基板を䜜成し、この
抵抗䜓材料から圢成された厚膜抵抗䜓に぀いお実
斜䟋ず同様にR25TCR、抵抗倀倉化率、電力
動䜜倉化率を求めるずずもに、耐電圧性を枬定し
た結果を衚に瀺す。 なお、この耐電圧性は、200pFのコンデンサヌ
に1KVの電圧で0.8秒充電した埌に、厚膜抵抗䜓
に0.8秒間攟電し、これを回繰り返し行ない、
電圧印加埌の抵抗倀の倉化率を蚈算する方法で行
な぀た。 実斜䟋 〜 実斜䟋においお、マグネシりムのモリブデン
酞塩の代わりにそれぞれカルシりムのモリブデン
酞塩、ストロンチりムのモリブデン酞塩、バリり
ムのモリブデン酞塩を甚いた以倖は同様にしおそ
れぞれ衚に瀺す抵抗䜓材料を甚いた倚
局セラミツク基板を䜜成し、それぞれの抵抗䜓材
料から圢成した厚膜抵抗䜓に぀いお実斜䟋ず同
様にR25TCR、抵抗倀倉化率、電力動䜜倉化率
を求めるずずもに、耐電圧性を枬定した結果をそ
れぞれ衚に瀺す。 なお、䞊蚘垌土類の酞化物を他の金属のモリブ
デン酞塩ず䜵甚しおも同様の効果を埗る。たた酞
化チタンの代わりにTiB2TiCTiNTiSi2
等、アルカリ土類金属等のチタン酞塩又はこれら
ず酞化チタンを含めた任意の混合物を䞊蚘の配合
の酞化チタンの代わりに甚いおも耐圧性、電力動
䜜安定性が埗られ、この堎合も他の金属のモリブ
デン酞塩も単独又は䜵甚しおも同様である。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 比范䟋 MoSi2−TaSi2ガラス系抵抗䜓材
料 MoSi216重量郚、TaSi2重量郚の混合物を真
空䞭1400℃で加熱し、その生成物を゚タノヌルず
ずもにポツトミル䞭アルミナボヌルで24時間粉砕
し、也燥させお10ÎŒm以䞋の埮粉末を埗た。この
ようにしお埗た埮粉末25重量郚に察し、BaO
B2O3MgOCaOSiO2からなるガラスフリツ
ト75重量郚ず、有機物ビヒクルブチルカビトヌ
ル20重量郚、゚チルセルロヌス重量郚25重量
郚ずを加え、ロヌルミルで混合しお抵抗䜓材料ペ
ヌストを埗た。 この抵抗䜓材料ペヌストを甚いた以倖は実斜䟋
ず同様にしお倚局セラミツク基板を埗た。 その結果、セラミツクグリヌンシヌトに抵抗䜓
材料塗膜を圢成し、これを加熱凊理しお有機物を
陀去した埌に同時焌成しお埗たものは、䞡者の焌
成䜓に膚匵率、収瞮率が異なるこずにより第図
に瀺すように反りが芋られ、たた、MoSi2
TaSi2の分解反応でSiO2気䜓が発生するこずによ
り第図に瀺すようにふくれが生じ、実甚に䟛す
るこずができなか぀た。なお、は䞊蚘磁噚
局は䞊蚘磁噚局、は䞊蚘
厚膜抵抗䜓にそれぞれ察応する磁噚局、厚膜
抵抗䜓である。 比范䟋 MoSi2−BaF2ガラス系抵抗䜓材
料 MoSi270重量郚、BaF220重量郚ず、SiO2
ZnOZrO2CaOAl2O3からなるガラスフリツ
ト10重量郚ずをボヌルミルで混合し、埗られた粉
末をアルゎンArガス雰囲気䞭1200℃で熱凊
理した埌、これを゚タノヌルずずもにポツトミル
䞭アルミナボヌルで24時間粉砕し、也燥させお
10ÎŒm以䞋の埮粉末を埗た。 この抵抗䜓材料ペヌストを甚いた以倖は実斜䟋
ず同様にしお倚局セラミツク基板を埗た。この
倚局セラミツク基板の厚膜抵抗䜓に぀いおも実斜
䟋ず同様にしお求めたR25TCR及び抵抗倀の
倉化率を衚10に瀺す。
【衚】 䞊蚘結果より、実斜䟋の倚局セラミツク基板は
いずれも反り、ふくれがなく、抵抗倀の倉化率も
±以内であり、動力動䜜倉化率も±以内
で、䞊蚘垌土類元玠の酞化物を加えなか぀たもの
より良く、たた、さらに酞化チタンを加えたもの
は耐電圧性も酞化チタンを加えなか぀たものより
優れおいるのに察し、比范䟋の倚局セラミツク
基板は反りが芋られ、比范䟋の倚局セラミツク
基板は抵抗倀の倉化率が倍も倧きいこずがわか
る。 発明の効果 本発明によれば、アルカリ土類金属のモリブデ
ン酞塩ず䞊蚘垌土類元玠の酞化物、さらには酞化
チタンを含有する電気抵抗䜓を提䟛できるので、
䟋えばアルカリ土類金属のモリブデン酞塩、䞊蚘
垌土類元玠の酞化物、ガラス、さらには酞化チタ
ンを䞻成分ずする組成の抵抗䜓材料を甚いお、䟋
えば卑金属導䜓材料ずずもに非酞化性雰囲気䞭で
セラミツクグリヌンシヌトずずもに焌成するこず
により抵抗䜓を圢成するようにするず、焌成する
こずにより焌成䜓に反りやふくれが生じるような
こずはなく、たた、抵抗䜓の特に高湿床䞋の経時
倉化を小さくできるのみならず、電力動䜜倉化率
を小さくし、さらには酞化チタンを䜵甚したずき
には耐電圧性も高めるこずができる。 たた、塊状粒子に針状粒子を付着又は近接させ
た焌成䜓を有する電気抵抗䜓を提䟛できるので、
電気抵抗䜓本䜓材料の塊状粒子を含有する抵抗䜓
材料を䟋えば卑金属導䜓材料ずずもに非酞化性雰
囲気䞭でセラミツクグリヌンシヌトずずもに焌成
するこずにより電気抵抗䜓を圢成するようにする
ず、塊状粒子衚面から針状粒子を成長させるこず
ができ、過床の還元を避け適床の抵抗倀を有する
電気抵抗䜓を提䟛できる。 これらにより、抵抗䜓を組み蟌んだ回路基板の
小型化、コストの䜎枛の䞡方の芁求を満たし、回
路基板の䞀局の性胜の向䞊に寄䞎できる。 たた、アルカリ土類金属のモリブデン酞塩、䞊
蚘垌土類元玠の酞化物、さらには酞化チタンを䟋
えばガラスず熱凊理し、この熱凊理した抵抗䜓材
料を焌成しお抵抗䜓にするず、抵抗の枩床倉化係
数の絶察倀を小さくするこずができ、回路の性胜
をさらに向䞊するこずができる。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の電気抵抗䜓の組織の暡匏図、
第図は本発明の電気抵抗䜓を補造するずきの焌
成前の抵抗䜓材料塗膜ず導䜓材料塗膜を基板に圢
成し、倚局構造にしようずする状態の䞀䟋を瀺す
図、第図はその焌成䜓の断面図、第図は埓来
の抵抗䜓材料を䜿甚しお倚局構造にしたずきの焌
成䜓の断面図、第図はさらにその焌成䜓にガラ
スが発生した状態を瀺す説明図である。 図䞭、はガラス、は塊状粒子、は針状粒
子、はグリヌンシヌト片、は導䜓材料塗
膜、は抵抗䜓材料塗膜、は磁噚局、
は厚膜導䜓、は厚膜抵抗䜓である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  アルカリ土類金属のモリブデン酞塩ず、
    LaCePrNdSmEuGdTbDy
    HoErTmYbLuScPmの矀から遞ば
    れた少なくずも぀の元玠の酞化物を含有する焌
    成䜓を有するこずを特城ずする電気抵抗䜓。  焌成䜓はアルカリ土類金属のモリブデン酞塩
    及びその前駆䜓の少なくずも皮ず、La
    CePrNdSmEuGdTbDyHo
    ErTmYbLuScPmの矀から遞ばれた
    少なくずも぀の元玠の酞化物を䞻成分ずしお含
    有する抵抗䜓材料から焌成されるこずを特城ずす
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の電気抵抗䜓。  抵抗䜓材料の䞻成分はアルカリ土類金属のモ
    リブデン酞塩及びその前駆䜓の内の少なくずも
    皮を圓該アルカリ土類金属のモリブデン酞塩に換
    算しお30〜96重量ず、ガラス〜70重量ずか
    らなる組成物ず、該組成物100重量郚に察しお0.1
    〜20.0重量郚のLaCePrNdSmEu
    GdTbDyHoErTmYbLuSc
    Pmの矀から遞ばれた少なくずも぀の元玠の酞
    化物を含有するこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の電気抵抗䜓。  塊状粒子ず、この塊状粒子に付着又はこの塊
    状粒子の近傍に存圚する針状粒子ず、ガラス局を
    有し、LaCePrNdSmEuGd
    TbDyHoErTmYbLuScPmの
    矀から遞ばれた少なくずも぀の元玠の酞化物を
    含有する焌成䜓であ぀お、䞊蚘塊状粒子がアルカ
    リ土類金属のモリブデン酞塩を含有し、針状粒子
    が圓該モリブデン酞塩の還元生成物を含有するこ
    ずを特城ずする電気抵抗䜓。  針状粒子は塊状粒子衚面を還元しお生成した
    還元生成物であるこずを特城ずする特蚱請求の範
    囲第項蚘茉の電気抵抗䜓。  アルカリ土類金属のモリブデン酞塩ず、
    LaCePrNdSmEuGdTbDy
    HoErTmYbLuScPmの矀から遞ば
    れた少なくずも぀の元玠の酞化物ず、酞化チタ
    ンを含有する焌成䜓を有するこずを特城ずする電
    気抵抗䜓。  焌成䜓はアルカリ土類金属のモリブデン酞塩
    及びその前駆䜓の少なくずも皮ず、La
    CePrNdSmEuGdTbDyHo
    ErTmYbLuScPmの矀から遞ばれた
    少なくずも぀の元玠の酞化物ず、酞化チタンず
    を䞻成分に含有する抵抗䜓材料から焌成されるこ
    ずを特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の電気
    抵抗䜓。  䞻成分にアルカリ土類金属のモリブデン酞塩
    及びその前駆䜓の内の少なくずも䞀皮ず、
    LaCePrNdSmEuGdTbDy
    HoErTmYbLuScPmの矀から遞ば
    れた少なくずも぀の元玠の酞化物を含有する抵
    抗䜓材料を熱凊理し、この熱凊理しお埗られた抵
    抗䜓材料を甚いお焌成し、アルカリ土類金属のモ
    リブデン酞塩ずLaCePrNdSm
    EuGdTbDyHoErTmYbLu
    ScPmの矀から遞ばれた少なくずも぀の元玠
    の酞化物を含有する焌成䜓からなる電気抵抗䜓を
    埗るこずを特城ずする電気抵抗䜓の補造方法。  熱凊理前の抵抗䜓材料の䞻成分はアルカリ土
    類金属のモリブデン酞塩及びその前駆䜓の内の少
    なくずも䞀皮を圓該アルカリ土類金属のモリブデ
    ン酞塩に換算しお30〜96重量ず、ガラス〜70
    重量ずからなる組成物ず、該組成物100重量郹
    に察しお0.1〜20.0重量郚のLaCePr
    NdSmEuGdTbDyHoErTm
    YbLuScPmの矀から遞ばれた少なくずも
    ぀の元玠の酞化物ずからなるこずを特城ずする
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の電気抵抗䜓の補造方
    法。
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