JPH0477206B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0477206B2 JPH0477206B2 JP6090787A JP6090787A JPH0477206B2 JP H0477206 B2 JPH0477206 B2 JP H0477206B2 JP 6090787 A JP6090787 A JP 6090787A JP 6090787 A JP6090787 A JP 6090787A JP H0477206 B2 JPH0477206 B2 JP H0477206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- ignition electrode
- anode
- fuel
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 4
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はバーナの点火装置に関り、特に燃料の
圧力噴霧式バーナの着火に好適な点火装置に関す
る。
圧力噴霧式バーナの着火に好適な点火装置に関す
る。
従来の装置は、特開昭61−38317号公報及び、
実開昭59−139729号公報に記載のように、噴霧す
る燃料に着火させる。
実開昭59−139729号公報に記載のように、噴霧す
る燃料に着火させる。
点火電極として、電極の片側接地(陰極側をア
ース)方式と、実開昭59−139729号公報のように
陽極側及び陰極側の両方に高電圧線を接続し放電
を行なう中性方式とがある。前者の片側接地方式
は安価であるがノズルとの組合せに調整を要し、
また後者の中性方式は点火電極及び点火トランス
が高価となる等、相方共、組立性、価格について
配慮されていなかつた。
ース)方式と、実開昭59−139729号公報のように
陽極側及び陰極側の両方に高電圧線を接続し放電
を行なう中性方式とがある。前者の片側接地方式
は安価であるがノズルとの組合せに調整を要し、
また後者の中性方式は点火電極及び点火トランス
が高価となる等、相方共、組立性、価格について
配慮されていなかつた。
上記従来技術の特開昭61−38317号公報につい
ては、安価であるが、組立性については、配慮さ
れておらず組立時の寸法調整を必要としていた。
ては、安価であるが、組立性については、配慮さ
れておらず組立時の寸法調整を必要としていた。
一方、実開59−139729号公報については、中性
方式の為、点火電極も高価となる上、高電圧線も
2本要する。また、点火トランスも高価となる等
の欠点があつた。
方式の為、点火電極も高価となる上、高電圧線も
2本要する。また、点火トランスも高価となる等
の欠点があつた。
本発明の目的は、安価で組立性の安易な点火電
極を提供することにある。
極を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明に係る点火
電極は、陽極棒と陰極棒とからなり、陽極から陰
極へ放電させ、燃料噴射ノズルより噴霧される燃
料に点火して気化させたのち燃焼筒で燃焼させ、
その燃焼炎より上流側でかつ燃焼筒に近接して位
置を規定される点火電極において、陽極棒の先端
と陰極棒の先端とが噴霧される燃料と所定の寸法
に保持され、陰極棒の途中に燃焼筒の近傍と当接
する折り曲げ又はつぶしのいずれか一方の位置決
めを設けた構成とする。
電極は、陽極棒と陰極棒とからなり、陽極から陰
極へ放電させ、燃料噴射ノズルより噴霧される燃
料に点火して気化させたのち燃焼筒で燃焼させ、
その燃焼炎より上流側でかつ燃焼筒に近接して位
置を規定される点火電極において、陽極棒の先端
と陰極棒の先端とが噴霧される燃料と所定の寸法
に保持され、陰極棒の途中に燃焼筒の近傍と当接
する折り曲げ又はつぶしのいずれか一方の位置決
めを設けた構成とする。
本発明は、点火電極の陽極側の陽極棒先端と、
陰極側の陰極棒先端との隙間間隔を一定に保持さ
せ常に陽極棒先端と陰極棒先端とで火花放電させ
ると共に、片側接地方式の点火電極ゆえに生じる
陰極棒以外への火花放電(陽極棒とノズル間及
び、陽極棒と近接するバーナ間)発生を、バーナ
組立時の調整不良により生じることのないよう、
点火電極の陰極棒の途中に折り曲げ、または、つ
ぶしの位置決めを設けた。これによつて、点火電
極のバーナ組立時の調整が不要となると同時に着
火時の火花放電が陰極棒以外へ誤放電することが
ない。
陰極側の陰極棒先端との隙間間隔を一定に保持さ
せ常に陽極棒先端と陰極棒先端とで火花放電させ
ると共に、片側接地方式の点火電極ゆえに生じる
陰極棒以外への火花放電(陽極棒とノズル間及
び、陽極棒と近接するバーナ間)発生を、バーナ
組立時の調整不良により生じることのないよう、
点火電極の陰極棒の途中に折り曲げ、または、つ
ぶしの位置決めを設けた。これによつて、点火電
極のバーナ組立時の調整が不要となると同時に着
火時の火花放電が陰極棒以外へ誤放電することが
ない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示
す図であり、これらの図において、底部中央に噴
霧孔5の設けられた燃焼筒2内に、開口部を上記
噴霧孔5に臨ませて、椀状の気化筒6が設けら
れ、噴霧孔5に向けてノズル10及び点火電極1
2、仕切板9、固定金具11が設けられている。
ノズル10から燃料の灯油が噴霧され、一方仕切
板9の空気孔からは、混合気を可燃領域以下とす
る量の空気が供給される。点火電極12の火花放
電により、着火され、気化筒6内で気化された
後、一次空気孔4の空気で一部燃焼を行なうと同
時に二次空気孔3の空気により完全燃焼へと移行
を行なう。8は火災安定リングで、一次空気孔4
で形成される火災の安定燃料用リングである。7
は固定足で、気化筒6と火災安定リング8を介し
て、気化筒2の底部に固定している。1は外筒で
燃焼筒2の外側に設けられ、燃焼用空気通路を形
成している。点火電極12は片側接地方式で陽極
棒13と陰極棒14が設置されている。陽極棒1
3の先端13aと陰極棒14の先端14aは、燃
焼炎の上流側に位置されて放電に最適で、かつノ
ズル10から噴霧される燃料への着火が確実とな
る寸法関係を保持するよう折り曲げにより形成さ
れている。また、陰極棒14の折り曲げ部14b
は、陽極棒13の先端13a及び陰極棒14の先
端14aのいずれよりも前方に位置するよう折り
曲げされている。15はストツパで、仕切板9に
設けられ、ノズル10の前方への位置決めとなつ
ている。
す図であり、これらの図において、底部中央に噴
霧孔5の設けられた燃焼筒2内に、開口部を上記
噴霧孔5に臨ませて、椀状の気化筒6が設けら
れ、噴霧孔5に向けてノズル10及び点火電極1
2、仕切板9、固定金具11が設けられている。
ノズル10から燃料の灯油が噴霧され、一方仕切
板9の空気孔からは、混合気を可燃領域以下とす
る量の空気が供給される。点火電極12の火花放
電により、着火され、気化筒6内で気化された
後、一次空気孔4の空気で一部燃焼を行なうと同
時に二次空気孔3の空気により完全燃焼へと移行
を行なう。8は火災安定リングで、一次空気孔4
で形成される火災の安定燃料用リングである。7
は固定足で、気化筒6と火災安定リング8を介し
て、気化筒2の底部に固定している。1は外筒で
燃焼筒2の外側に設けられ、燃焼用空気通路を形
成している。点火電極12は片側接地方式で陽極
棒13と陰極棒14が設置されている。陽極棒1
3の先端13aと陰極棒14の先端14aは、燃
焼炎の上流側に位置されて放電に最適で、かつノ
ズル10から噴霧される燃料への着火が確実とな
る寸法関係を保持するよう折り曲げにより形成さ
れている。また、陰極棒14の折り曲げ部14b
は、陽極棒13の先端13a及び陰極棒14の先
端14aのいずれよりも前方に位置するよう折り
曲げされている。15はストツパで、仕切板9に
設けられ、ノズル10の前方への位置決めとなつ
ている。
かかる構成において、バーナの組立は、燃料筒
2に仕切板9を取付け、ノズル10をストツパ1
5に当るまで差込み、次に点火電極12を取付
け、固定金具11にて、固定する。組立において
点火電極12とノズル10との着火に最適な寸法
関係は、点火電極12の陰極棒14の折り曲げ部
14bが燃焼筒2の底部に当るまで差込み固定す
ることにより得られる。
2に仕切板9を取付け、ノズル10をストツパ1
5に当るまで差込み、次に点火電極12を取付
け、固定金具11にて、固定する。組立において
点火電極12とノズル10との着火に最適な寸法
関係は、点火電極12の陰極棒14の折り曲げ部
14bが燃焼筒2の底部に当るまで差込み固定す
ることにより得られる。
したがつて本実施例によれば、組立の調整が不
要で、安価な確実性のある点火電極が得られる。
要で、安価な確実性のある点火電極が得られる。
第3図は、本発明の第2の実施例を示すもので
あり、点火電極12とノズル10との着火に最適
な寸法関係は、点火電極12の陰極棒14の途中
につぶし16を設け、仕切板9に設けられたガイ
ド16により得られるようにしたものである。
あり、点火電極12とノズル10との着火に最適
な寸法関係は、点火電極12の陰極棒14の途中
につぶし16を設け、仕切板9に設けられたガイ
ド16により得られるようにしたものである。
その他は前記第1の実施例と同様であり、同一
の符号を付すことにより説明は省略する。
の符号を付すことにより説明は省略する。
以上説明したように、本発明によれば、片側接
地方式ゆえに問題となる点火電極の陽極、陰極間
以外への放電による不着火発生の防止と、燃焼炎
の上流側で噴霧燃料の点火に最適なノズルとの寸
法関係が、組立時の寸法調整を要することなく得
られる為、組立時間の短縮の効果があり、かつ、
中性方式に比べ、安価な点火電極が得られる効果
がある。
地方式ゆえに問題となる点火電極の陽極、陰極間
以外への放電による不着火発生の防止と、燃焼炎
の上流側で噴霧燃料の点火に最適なノズルとの寸
法関係が、組立時の寸法調整を要することなく得
られる為、組立時間の短縮の効果があり、かつ、
中性方式に比べ、安価な点火電極が得られる効果
がある。
第1図は、本発明の一実施例を示す縦断面図、
第2図は、第1図の点火電極の詳細斜視図、第3
図は、本発明の他の実施例を示し、第2図と同
様、点火電極部の詳細斜視図である。 10……ノズル、12……点火電極、13……
陽極棒、13a……陽極棒先端、14……陰極
棒、14a……陰極棒先端、14b……折り曲げ
14c……つぶし。
第2図は、第1図の点火電極の詳細斜視図、第3
図は、本発明の他の実施例を示し、第2図と同
様、点火電極部の詳細斜視図である。 10……ノズル、12……点火電極、13……
陽極棒、13a……陽極棒先端、14……陰極
棒、14a……陰極棒先端、14b……折り曲げ
14c……つぶし。
Claims (1)
- 1 陽極棒と陰極棒とからなり、陽極から陰極へ
放電させ、燃料噴射ノズルより噴霧される燃料に
点火して気化させたのち燃焼筒で燃焼させ、その
燃焼炎より上流側でかつ該燃焼筒に近接して位置
を規定される点火電極において、前記陽極棒の先
端と前記陰極棒の先端とが前記噴霧される燃料と
所定の寸法に保持され、前記陰極棒の途中に前記
燃焼筒の近傍と当接する折り曲げ又はつぶしのい
ずれか一方の位置決めを設けたことを特徴とする
点火電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090787A JPS63231116A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 点火電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090787A JPS63231116A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 点火電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63231116A JPS63231116A (ja) | 1988-09-27 |
JPH0477206B2 true JPH0477206B2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=13155903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6090787A Granted JPS63231116A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 点火電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63231116A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125907U (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-28 | ||
KR100958221B1 (ko) | 2008-03-12 | 2010-05-17 | 이동호 | 보일러용 점화플러그가 포함된 내염버너장치 |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP6090787A patent/JPS63231116A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63231116A (ja) | 1988-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |