JPH0475136A - プログラム開発装置 - Google Patents
プログラム開発装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ら与えられた仕様定義情報から実行可能プログラムを作
成するプログラム開発装置に関する。
人手によって行なわれていたソフトウェアシステム作成
を自動化して短時間で所望の仕様を実現するソフトウェ
アシステム開発装置が種々提案され実用化されている。
ログラムの制御構造を直接表現する文法を備えたプログ
ラム言語が用いられる。目的ソフトウェアシステムの仕
様を記述する仕様定義を行なう場合には、通常唯一の種
類の言語が用いられる。利用者はこの特定のプログラム
言語に用意された文法のみを用いて目的ソフトウェアシ
ステムの仕様を定義する。このように唯一のプログラム
言語を用いてソフトウェアシステムの仕様を定義する場
合、その仕様の定義は利用された表現形式の備える記述
能力に束縛され、完成度の高いソフトウェアシステムを
構築するのが困難となる。
は利用される言語に依存した一面的表現能力を備えてい
るだけであり、了解性の乏しいプログラムとなる。
複数のプログラム言語を混在して利用することのできる
プログラム開発装置が提案されつつある。しかじな力(
らこのシステムにおいても目的とするソフトウェアシス
テム中の任意の1機能を定義するために利用することの
できる言語はただ1つのみであり、それぞれ異なる機能
を個々の言語で定義することができるたけである。たと
えばCASE (コンピュータ・エイデツド・ソフトウ
ェア・エンジニアリング)ツールにおいては、目的ソフ
トウェアシステムの構造化分析および構造化設計技法に
基づいてプログラムを作成している。構造化分析はデー
タの流れに着目して利用者の理解が容易な図形表現を用
いてシステムの機能を階層的に定義する。構造化設計で
は、プログラムを構成するモジュール(1つの機能)間
の呼出し関係に着目した図形表現を用いてプログラムの
構造を階層的に設計する。CASEツールは、この2つ
の機能を統合して、単純な図形を用いてソフトウェアシ
ステムをモデル化し、このモデル化されたソウトウエア
システムを階層的に詳細化していくことにより要求分析
し、基本設計を行なうことによりソフトウェア開発の上
流工程(要求分析および基本設計)を支援する。
れたソフトウェアシステムにおいては、個々の構造に対
し複数の言語から最適と思われる言語を選択し、個々の
機能は唯一の言語で記述している。このため、このCA
SEツールにおいては、個々の言語で形成された機能か
結合されて1つのソフトウェアシステムとなっているが
、この場合においても個々の機能単位は1つのプログラ
ム言語で表現されているため、その表現は一面的となり
完成されたプログラムは了解性の乏しいプログラムとな
る。
プログラム製造などの下流工程との連携に関しては、上
流行程で得られたプログラム構造、およびデータ構造等
の情報は下流へ渡して利用することができるものも存在
するものの、この場合、実行可能プログラムが自動生成
されるものではなく、単にドキュメントとして保存され
るたけであり、また大部分においては上流工程から下流
工程への連携時には従来のプログラミング手法に依存し
てデータの所望情報の移植を行なう部分が残されている
。
基本設計の詳細化を行ない、それ以上詳細化する必要の
ない階層に至った時点の仕様を上流工程の手法とは異な
り、通常のテキスト型のプログラム手法である擬似コー
ディングで記述してプログラムの製造を行なっている。
層構造を有しているものの、階層個々が独立的に実行可
能となるものではなく全階層かすべて形成された場合に
1つの機能が実行可能となり、個々の階層の連携関係を
開発装置が維持することにより階層個々に関して実行可
能プログラムを自動生成することは不可能であり、各階
層におけるシミュレーションおよびその検証を実行する
ことはできない。
定義を複数の言語を用いて多面的に行なうことを可能と
し、了解性および記述性ならびに操作性の優れたソフト
ウェア開発環境を提供するとともに、その目的ソフトウ
ェアシステムを実行可能なプログラムへ変換し実行する
ことにより生成されたプログラムのシミュレーションお
よび実行を可能とすることのできるプログラム開発装置
を提供することである。
用者が目的ソフトウェアシステムに対して定義する仕様
定義情報を複数の表現形式で表現する表現手段を含む。
とともに1つの仕様定義記述に対して利用可能である。
用者から与えられた仕様定義情報から構造体データを抽
出し、この抽出された構造体データのアクセス系列とロ
ック範囲とを抽出する手段と、この抽出された構造体デ
ータアクセス系列とロック範囲情報とに従って、実行可
能プログラム生成時において構造体データアクセスを行
なうノードにロック制御情報を設定する手段とを備える
。
用者から与えられた仕様定義情報から構造体データを抽
出する手段と、実行可能プログラムにおいてこの構造体
データの定義として該構造体データへのポインタを設定
する手段とを備える。
用者から与えられた仕様定義情報から構造体データを抽
出し、抽出された構造体データのロック範囲を抽出する
手段と、抽出されたロック範囲に重複する範囲が存在す
るか否かおよびこのロック範囲が静的に決定されている
か否かを判別する手段と、この判別手段の判断結果に従
ってロック範囲が静的に決定されかつ重複範囲が不存在
の場合には、個々のロック範囲に応じて構造体データを
分割し、分割された構造体データごとにロック情報を付
加し、一方、ロック範囲が動的に決定されかつこのロッ
ク範囲が同一のキーに依存している場合には動的にロッ
ク制御を行なうように実行可能プログラムにロック情報
を設定する手段を含む。
ては、1つの仕様定義が複数の表現形式により表現可能
であり、1つの仕様定義を多面的に表現することができ
る。
アクセス系列とロック範囲に従って構造体データアクセ
スを行なうノードにロック制御情報が設定されるため、
構造体データアクセスの順序性が保存されたソフトウェ
アシステムが構築できる。
なプログラムにおいては、構造体データに対するデータ
定義としてポインタか用いられているが、利用者は仕様
記述時には構造体データそのものが流れていると認識し
ながら仕様記述を行なうことができ、実行可能プログラ
ムにおけるこの構造体データの解釈を考慮する必要がな
い。
ータのロック範囲に従って、ロック制御が行なわれてい
るため、同一ファイルに対しても、複数の処理が同時に
アクセスすることが可能となり、できるだけ構造体デー
タアクセスを並列で実行することのできるソフトウェア
システムを構築することができる。
の全体の構成を概略的に示す図である。
、各々が異なる表現形式に従った描画・編集機能を備え
る口約エディタE1〜Enと、利用者から与えられた仕
様記述に従ってプログラムを作成する本体装置1とを含
む。図形エディタE1〜Enの各々は、好ましくは個々
独立のプロセスで実現され、各図形エディタE1〜En
は本体装置1と通信可能である。ここで図形エディタE
1〜Enの各々と本体装置1との間が通信可能であるの
は、プログラム開発の容易性および将来の機能拡張を考
慮し、それぞれの図形エディタE1〜Enのプロセスと
本体装置1とがたとえばソケットを用いたプロセス間通
信で結合されているからである。
形式および非手続的な記述形式を含む。
ート等の表現形式を含む。
フトウェアにおいて、ある意味的にまとまりを持った単
位)間の接続関係を表現する表現形式である。
示す図である。第2図においては、外部モジュール10
と内部モジュール11との間のデータ接続関係が示され
る。外部モジュール10は、仕様記述対象外の外部の機
能を表現するモジュールである。内部モジュール11は
、仕様記述対象の機能を表現するモジュールである。こ
の外部モジュール10と内部モジュール11との間にお
いてはデータアーク12によりそのデータの流れが入出
力ボートP1〜P4とともに規定される。
結した仕様記述であり、ファイルに登録される)を含む
。
タの因果関係およびモジュール間のデータ送受の関係等
を示す図である。第3図においては外部モジュール10
と内部モジュール11との間のデータの流れを示す。こ
のシーケンスチャートにおいては、モジュールとそのポ
ートとは1本の順序線(縦線)により示される。順序線
は時間軸を示しており、信号か流れる時間的関係をも表
わす。このモジュール10.11間のデータの流れは信
号線13により表わされる。この信号線13により、モ
ジュール間のデータの接続関係および因果関係か示され
る。
示される表現形式を含む。関係表は、第4図に示すよう
に関係データ構造を示す。第4図において、関係表は、
表の名称を表示する領域14と、この表に含まれる項目
を示す名称が表示される項目名領域15と、項目のデー
タの型(int(整数)、float (浮動小数点)
およびString(ストリング))を示す領域16と
、項目の実際のデータ値が入出力される領域17を含む
。決定表は、第5図に示すように、処理の選択構造を表
わす表現形式である。第5図において、決定表は、決定
表モジュール名を表示する領域18と、判断条件が表示
される領域19と、判断の結果実行される処理の名称が
表示される領域20と、条件に対する判断を表示する領
域21と、条件判断に基づく処理の実行の有無を示す判
断を表示する領域22を含む。
、データの包含関係を示すデータブロック図、関係演算
を中心とする構造体データ処理を表わす表操作図などが
ある。
、第7図に表操作図の表現形式の一例を示す。
領域23と、この領域23のデータが含む要素数を表示
する領域24と、領域23にセットされたデータのメン
バーを構成するメンバーデータ名または下位階層のデー
タセット名を表示する領域26と、メンバーデータのデ
ータ型(int、float、string、5tru
ct)を表示する領域25とを含む。この領域24はデ
ータが配列構造のときのみ記述される。データ型がs
t rue tの場合には、このデータは下位に対して
階層化していることを示している。各データはAND接
続27かまたはOR接続28てその接続関係が示される
。
操作に従って処理して新たな関係表B3を形成している
状態を一例として示す。この操作は合併操作といわれて
いる。表操作図における操作は、この合併操作に限定さ
れず各種関係演算、分類演算、計算演算等を含む。関係
演算はある関係を満足するように表を操作する演算であ
る。分類演算は表の行をアルファベット順、数値の大小
順等の所定の順に従って並べ換える操作である。
の計算結果を求める操作である。
E1〜Enを用いて生成した口約仕様記述から得られる
情報を融合して、プログラム実行に必要な制御情報を備
えたコンストラクト情報を生成するとともに、異なる表
現形式を有する図形仕様記述間の情報の相互変換および
モジュール階層間における基本情報の生成を行なって利
用者に提示する相互変換装置CVと、相互変換装置CV
で生成されたコンストラクト情報に従ってプログラムを
解釈・実行し、該実行結果を利用者に提示する実行装置
EXと、図形仕様記述用図形エディタE1〜Enと相互
変換装置Cv、実行装置EXおよび部品管理装置CPと
の間での情報交換のための通信を管理する入出力装置I
O1および各処理装置EX、CV、CPが扱うデータ構
造を統合的に管理する統合ファイル管理装置UFとを含
む。
に完結した仕様記述を「部品」として登録するとともに
、該登録された「部品」を再利用するための動作を管理
する。
構造を含む処理モデルの動作方式に対応するように変換
して得られる情報である。この処理モデルとしてはデー
タ駆動モデルが一例として用いられている。このデータ
駆動モデルを処理モデルとするためには、制御ノードお
よび制御アークを生成する必要がある。コンストラクト
情報には、ノードか仕様記述情報のモジュールに、また
アークがモジュール間のデータ接続に対応づけられる。
用者の指示に基づく各処理装置の実行制御および各処理
装置間で授受されるデータの管理の機能を備える。
相互変換結果の表示、■対追付は機能、■引用機能、■
プロトタイピング機能、■部品登録・再利用、および■
ドキュメントの出力を含む。
は次の方法が可能である。
する。この仕様記述名の指定は既に登録されている仕様
記述を再利用する場合に行なわれ、新規作成時には新し
い仕様記述名を入力する。
は階層的に記述を進めるために、既存の仕様記述内の図
形要素および表現形式を指定する。
て仕様記述が行なわれる。
とかできる。この場合、相互変換装置CVはその内部の
相互変換用ルールテーブル検索に従って、対応する表現
形式をエディタに知らせ、この対応の変換された表現形
式が利用者に表示される。1つの仕様記述が異なる表現
形式により実行することができるので、記述内容の多面
的な把握が容易となり、より完全な仕様を作成すること
が可能となる。
タ同志または機能モジュール同志等)を異なる表現形式
間で関係づける機能である。この機能は、種0々の表現
形式に従って記述された仕様を順次統合化していくため
に、それぞれ独立に記述された種々の仕様情報を相互に
関係づけるために必要とされる。
されたモジュールM7は、操作表口を用いても表わすこ
とができる。この表操作図で表わされたモジュールM7
と機能ブロック図で表示されたM7とは意味的に等価で
ある。この場合、この異なる表現形式で表わされたモジ
ュールM7が図に矢印で示すように、意味的に同一であ
ると関係づけられる。この操作を「対応づけ」操作と呼
ぶ。
る場合がある。この場合、既に記述された仕様情報を他
の表現形式での記述時に引用すれば記述時における作業
量を減することができる。
いることを「引用」と呼ぶ。たとえば第8図に示すよう
に関係表で示されたモジュールM10は、表操作図で表
現された表M10と同一である。この場合、図に矢印で
示すように、関係表の表MIOが表操作図での表現形式
に従った記述時に引用される。また同様に表操作図にお
ける表M8は、関係表で表現された表M8と同一である
。
形式に従った記述時に引用される。
実行結果を確認する機能である。このプロトタイピング
においては、各階層独立に仕様記述の実行結果を確認す
ることができる。このプロトタイピング時における入出
力データの指定、および入力データの作成は指定された
データ構造に従って利用者が行なう。
装置CPに対し部品の登録および登録された部品の利用
を指示する。
述された仕様記述に対し、各表現形式ごとに記述された
口約な仕様記述をハードコピーとしてプリンタに出力し
、そのままソフトウェアの設計ドキュメントとして利用
可能とする。
ついて説明する。まず図形エディタとの間のインタフェ
ースについて説明する。
タの起動および終了制御を行なう。また、入力された仕
様記述の名前および図形エディタの種類等、エディタの
起動および終了時に必要とされる情報を管理する。この
動作は以下のものを含む。
指定すれば、入出力装置10は、指定された表現形式に
相当する図形エディタを起動し、かつ同時に、仕様記述
の名前をこの起動された図形エディタへ渡す。
タを起動するための機能を備えている。あるエディタ内
で指定した図形要素(エディタが表示する操作ツールに
含まれる図形要素)および表現形式の種類が入出力装置
へ通知される。この図形要素は表現形式の種類によりシ
ンボルの種類や形状が異なる。入出力装置■0は、この
指定された表現形式に相当する図形エディタを起動する
とともに、指定された図形要素をこの起動された図形エ
ディタへ送る。
用操作ツールを備えている。この終了用操作ツールによ
り当該図形エディタの終了か入出力装置10へ通知され
る。入出力装置IOは、この終了通知に応答して、作成
された仕様記述の名前、エディタの種類等の情報を保存
した後終了を通知した図形エディタを終了させる。
とのインタフェースを与える。各種の表現形式を用いて
仕様を記述する場合、また複数の仕様記述を相互に利用
する場合においては、入出力装置10は図形エディタお
よび相互変換装置C■との間で以下の処理を行なう。
記述した段階で入出力装置10を介して順次相互変換装
置CVへ送られる。相互変換装置はこの入出力装置■0
から与えられた情報に従って所定の処理(これについて
は後述する)を行なった後入出力装置10へ返送する。
記述情報に対応する異なる表現形式での表現可能な仕様
情報等である。この相互変換装置Cvから返送されるデ
ータはその処理結果とともに返送先の仕様記述の識別子
IDが付されている。入出力装置10はこの識別子ID
に対応する仕様記述を特定し、相互変換装置Cvが形成
した処理結果をその転送先の図形エディタへ返送する。
て矛盾を検出した場合、この矛盾検出を示すメツセージ
を入出力装置10は利用者に提示する。
でユーザが指定した2つの図形要素に対して、入出力装
置IOはこの2つの図形要素を論理的に対応づけること
ができるか否かを判断する。
ディタに対し同一の論理的な仕様情報を返送する。対応
づけが不能な場合には、この対応不能を示すメツセージ
を利用者に提示する。
エディタ上で利用者が指定した図形要素の描画情報およ
び仕様情報を、入出力装置10は引用光の図形エディタ
へ転送する。
について説明する。実行装置EXの実行時(たとえばプ
ロトタイピング)に必要とされる人力データ情報および
入出力データの位置情報は、仕様記述時と同様にして図
形エディタから入出力装置10へ伝達される。入出力装
置10はこの実行の前処理を行なう実行用ハンドラー(
図示せず)にこれらの情報を手渡す。この前処理が終了
した段階で、入出力装置IOは利用者による実行開始指
示に応答して実行装置EXを起動する。実行結果のデー
タは、この上述の実行用ハンドラーから入出力装置10
を介して表示装置DP上へ表示される。この表示装置D
Pへの表示はたとえば出力結果表示用ルーチンを起動す
ることにより実行される。
は以下のものを含む。
た仕様記述が部分的に完結した段階で、利用者が指定し
た登録対象の仕様記述情報と部品名は入出力装置10を
介して部品管理装置cpへ伝達される。
上で利用者が指定した部品名は入出力装置10を介して
部品管理装置CPへ伝達される。部品管理装置CPはこ
の与えられた部品名に対応する部品情報をファイル管理
装置UFを介して検索し、検索された部品情報を入出力
装置IOを介して起動されている図形エディタへ返送す
る。
Oが利用者からの指示のもとに部品仕様書表示ルーチン
を起動することにより、この回内に表現された部品情報
が表示装置DP上に表示される。
換装置Cvは、利用者が様々な園内表現形式を用いて記
述する仕様記述の内容を統合して効果的な実行形式プロ
グラムを生成するとともに、与えられた仕様記述の特定
の側面(表現形式または階層)から獲得した情報を他の
表現形式に変換する機能を備える。ここで、実行形式プ
ログラムは、処理モデル(データ駆動型モデル)に依存
した構造を有するコンストラクト情報を仮想マシンの実
行方式に合致するように変換して得られるプログラムで
ある。
を第9図に示す。この仕様記述情報は、モジュール情報
Ml、シーケンス情報Slおよびデータ構造情報DIを
含む。
成する個々のモジュールの動作およびモジュール間のデ
ータ接続に関する情報である。このモジュール情報は、
機能ブロック図を用いた仕様記述をベースとして、各モ
ジュール間の階層関係を生成する。このモジュール情報
は、モジュール間のデータ接続関係を通してデータ構造
情報をも統合する。モジュール情報は機能モジュール、
決定表モジュール、構造体データ操作モジュールに関す
る情報をそれぞれ含む。このそれぞれのモジュールの情
報は図形エディタが表現する機能ブロック図、決定表お
よび表操作図の各表現形式で定義可能な処理内容に対応
する。各モジュールについて以下に説明する。
ュールの情報と各サブモジュール間のデータ接続関係に
関する情報である。サブモジュール情報が備える属性は
、機能ブロック図が与える記述要素と対応し、プリミテ
ィブ、部品、内部モジュール、ファイル、分枝、白杖等
がある。モジュールの階層構造は、サブモジュールが詳
細情報を定義しているモジュールに付されているモジュ
ールID(識別子)を付すことにより保存される。
るアークと対応づけられる。このアークは、データの生
成側サブモジュールと消費側サブモジュールの関係を表
わす。データのデータ構造は、データセットIDにより
データ構造情報を参照する形で管理される。
報をもとに選択処理に関する情報を、条件判定および判
定結果に基づいて実行される処理によって示す情報であ
る。
は、イベントIDによって管理される。
得られる情報をもとに構造体データ操作に関する情報を
、操作対象となるデータおよび各データに作用する操作
で表わす情報である。操作対象となるデータと各操作と
の対応関係は、データIDおよび操作IDによって管理
される。この各データのデータ構造は、データセットI
Dによりデータ構造情報を参照する形で管理される。
されるデータの型および構造の定義に関する情報である
。データ構造の階層関係はデータブロック図を用いた記
述をベースとして生成される。このデータ構造情報は、
包含データ構造情報、関係データ構造情報等を含み、構
造を有しないデータとしてアトム情報を含む。
ータの構成を示す情報である。この包含データ情報は、
各構成データに対して、詳細構造を定義したデータ構造
に与えるデータセットIDを有することによりデータ構
造の階層関係を保存する。
項目データの基本データ型を示す情報である。
ータ型(int、float、string)を示す情
報である。
る信号線の情報を含む。このシーケンス情報においては
、1モジユールに対して複数のシーケンスを定義するこ
とが可能なため、これらの関係はシーケンスIDで管理
される。
サブモジュールを表わす縦線に関する属性を示す情報で
ある。順序線の属性としては、内部モジュール、ファイ
ルなどを含み、それぞれシーケンスチャートの記述要素
と対応する。モジュール情報中のサブモジュールとの対
応関係はモジュール副IDにより管理される。
順序線間のデータ接続(以下信号線と称す)を示す情報
である。この信号線情報は、同時に信号線の入力とつな
がって出力される出カンーケンス群の情報を管理するこ
とにより、入出力データの因果関係をも示す。モジュー
ル情報中のデータ依存性との対応関係はアークIDによ
り管理される。
関係は、すべて識別子IDにより管理される。この識別
子IDは、上述のごとく、データ構造情報を識別するデ
ータセットID、モジュール情報を識別するモジュール
ID、モジュールを構成する内部サブモジュールを識別
するモジュール副ID、内部サブモジュール間のデータ
接続を識別するアークID等を含む。新たな情報の追加
が発生するたびに相互変換装置Cvは新たな識別子ID
を生成して管理する。
複数の図形エディタを用いて記述された仕様内容は階層
化され、データの参照関係32、モジュールの階層関係
33、同一モジュールに対する共通の定義情報関係34
を含む。したがって、これらの関係を基礎とすることに
より複数の異なる表現形式で定義された部分的な仕様記
述から対象ソフトウェアシステム全体の仕様記述情報を
生成することができる。
様記述情報は上述の如く識別子IDにより管理される。
得られる仕様記述情報のデータ構造の一例を第10図な
いし第15図に示す。
順序線情報の構造を、第12図は信号線情報の構造を、
第13図は関係データの構造を、第14図は包含データ
の構造を、第15図はアトムの構造を示す。第10図な
いし第15図に示す仕様記述情報の構造において、各情
報に付された識別子IDを参照することにより対応の有
無および変更の有無等が決定される。
。以下、第16図の動作フロー図を参照して簡単にこの
相互変換装置Cvの動作について説明する。仕様記述情
報の生成は、入出力袋WIOを介して行なわれるエディ
タとの通信に基づいて実行される。
からデータが与えられる。このデータは仕様記述情報で
あるかまたは終了コマンド情報、仕様記述作成開始情報
等である。この与えられた情報が終了コマンドであると
判定されると(ステップS2)、相互変換装置CVがフ
ァイルを閉じるなどの所望の処理を施した後その動作を
終了する。
要な仕様記述情報を与えられたデータに従って生成する
(ステップS4)。この生成した仕様記述情報を用いて
ファイル管理装置UFへアクセスし、その仕様記述情報
用ファイル内容を生成された仕様記述情報により更新す
る(ステップS5)。
記述情報から、コンストラクト情報を生成する(ステッ
プS6)。この生成されたコンストラクト情報に関して
は、再びファイル管理装置UFへアクセスすることによ
りその新しく生成されたコンストラクト情報が付加され
るか変更されるか等によりもとのフンストラクト情報フ
ァイルが更新される。
で格納されている変換用ルールを検索する。この変換用
ルールテーブルへ検索をかけることにより、入力データ
と同一の意味を持つデータがあるか否かを判定する。す
なわち、あるエディタから与えられた情報が他の口約表
現形式のオブジェクトに変換可能か否かを解析する(た
とえば機能ブロック図のモジュールとシーケンスチャー
トの縦線との対応関係)(ステップS9)。この解析に
より他の表現形式への変換可能なオブジェクトが検索さ
れた場合、その対応の変換可能な間約オブジェクトに変
換しくステップ510)、この変換した結果得られた変
換後の間約オブジェクトを示すデータを対応のエディタ
へ入出力装置IOを介して送信する(ステップ511)
。このとき送信を受けるエディタは、この変換可能なオ
ブジェクトを表現することのできるエディタである。
相互変換装置Cvは再びエディタまたは入出力装置から
意味的にまとまった間約オブジェクトが送信されるのを
待つ。
存在しない場合、相互変換装置CVはその旨を入出力装
置IOへ伝達するとともに、エディタまたは入出力装置
10からのデータを待機する状態となる。
結果データが入力されたとき、意味的にまとまった1つ
の間約オブジェクトが更新された場合、その1つのまと
まった間約オブジェクトが相互変換装置C■へ送信され
る。
トが検索された場合、その変換可能な間約オブジェクト
が複数個存在する場合、この複数の間約オブジェクトそ
れぞれに対応する表現形式を与える図形エディタが起動
される。この同時に起動された図形エディタが与える表
現形式の図形要素は、たとえばマルチウィンドウにより
表示装置DP上へ同時に表示される。
換の例について第17A図および第17B図を参照して
説明する。この第17A図および第17B図に示す例に
おいては、機能ブロック図を表現形式とする図形エディ
タが起動され、かつ相互変換装置Cvが機能ブロック図
の表現形式をベースとして仕様記述を生成する場合が一
例として示される。
またはデータ構造定義のエディタの起動に応答して、相
互変換装置Cvは新たなモジュル情報またはデータ構造
情報を生成する。この生成されるモジュールまたはデー
タの種別は、起動された図形エディタの種類から決定さ
れる。同時に、これらの生成されたモジュール情報また
はデータ構造情報に対しては相互変換装置Cvはモジュ
ールIDまたはデータセットIDを生成して起動された
図形エディタへ伝達する。第17A図においてはモジュ
ールIDが図形エディタEへ伝達される。
たに内部モジュールを追加すると、この図形エディタE
は、伝達されたモジュールIDとモジュールの属性を示
す情報とともに未定義のモジュール副IDを相互変換装
置Cvへ伝達する。
副IDに応答して、内部モジュールを生成するとともに
、この新たなサブモジュール情報を識別するためのモジ
ュール副IDを生成して図形エディタEへ伝達する。
部モジュールに関する情報の変更または削除が行なわれ
た場合、この変更または削除情報は相互変換装置CVへ
、対応のモジュール副IDとともに伝達する。相互変換
装置Cvはこの情報に応答して対応のサブモジュール情
報の変更または削除を実行する。
ュール間におけるデータの接続関係を示すアークが図形
エディタE上で記述される。これに応答して図形エディ
タEはデータを送出するモジュールを工別するモジュー
ル副IDと、この内部モジュールのデータ出力ポートを
示すポートIDと、データを入力する行先モジュール副
IDとこの行先モジュールかデータを受けるポートを識
別する行先ポートIDと、未定義のアークIDを相互変
換装置CVへ伝達する。相互変換装置CVは、この与え
られた情報に応答して内部モジュールにおけるアークを
生成するととに、このアークを識別するために、与えら
れた未定義のアークIDに所定の情報を付加しアークI
Dとして図形エディタEへ伝達する。次いでこのアーク
IDにより識別されるべきアークに対するデータの構造
が指定されると、図形エディタはこの指定されたデータ
構造を示すデータセットIDを対応のアークIDととも
に相互変換装置CVへ伝達する。相互変換装置CVはこ
の与えられた情報に従ってデータセットIDを登録する
。次に、第17B図を参照して階層構造のモジュールを
生成する場合の動作について説明する。
この既存の内部モジュールの詳細を定義するために利用
者が他の図形エディタを起動すると、起動をかけた図形
エディタからはこれに応答して、モジュールID、モジ
ュール副IDとともに、新しく付加されるべきモジュー
ルを識別するための下位モジュールID(未定義)か変
換装置C■へ伝達される。変換装置C■は、この与えら
れた情報に応答して新たなモジュール情報を生成すると
ともに、この生成したモジュール(下位モジュール)に
対してそのときの上位モジュールのモジュールIDをそ
れに追加する。それにより下位モジュールIDが決定さ
れる。この生成されたモジュール(下位モジュール)の
モジュールIDはこの詳細を定義するために起動された
エディタへ伝達されるととに、この起動をかけたエディ
タに対しても伝達される。この後、下位モジュールに対
する記述が完了すると、起動をかけられた図形エディタ
からはそれを示すための情報とともにモジュールID1
モジユール副IDおよび下位モジュールIDが相互変換
装置Cvへ伝達される。
下位モジュールとの結合情報を生成する。
情報変更のシーケンスに従って、下位モジュールに対応
するモジュールIDの情報が相互変換装置C■へ送られ
る。これによりモジュール情報の階層構造がこの識別子
IDにより上位および下位両側からの参照関係として実
現される。
の参照関係は以下のようにして実現される。複数の図形
エディタにおける対追付は操作によって、アークとデー
タ構造記述との対応関係が成立すると、そのときに獲得
されたデータセットIDは、データ依存性情報の変更シ
ーケンスに従って相互変換装置Cvへ伝達される。これ
によりモジュールにおける入出力データの構造が保存さ
れ、構造体データへのアクセス系列、ロック範囲の抽出
が可能となる。
すべて識別子IDを管理することによりその各部品情報
間の関係が管理される。
様記述の生成の一例について説明する。
ル情報を作成する場合の一例を示す図である。第18図
に示すように、上位階層の仕様記述41においては、モ
ジュールFOOとモジュールFOIとの間のデータの送
受関係として表わされていた内容に対して、各モジュー
ルの下位層による詳細記述42および43を形成し、こ
れを相互変換装置Cvにおいて関連づけることにより、
モジュールFOOがデータaとデータbとをマージして
データCを導出し、一方モジュールFOIがデータCを
受け、データdを出力するとともに、この出力dをモジ
ュールFOOへ返送している構造が解析される。これに
より機能モジュールの入出力データbとデータdとが同
一のデータであり、データdが再び繰り返し利用される
繰り返し構造44が導出可能となる。
まま伝達するrTFゲート;真偽判定ゲート」の動作制
御は機能モジュールPにより行なわれている。この制御
内容は機能モジュールPに対する下位モジュールを用い
ることによりその制御内容の詳細か明らかとなる。
内表現形式の組合わせ(仕様記述)からコンストラクト
情報を生成する構成の一例を示す図である。機能ブロッ
ク図で表現された仕様図45においては、モジュールP
およびSに関してその動作内容が、単にデータコピーを
行なうのか、選択構造であるのかを決定することができ
ない。
対して決定表の記述50および51をそれぞれ関連づけ
ることにより、モジュールPが入力データx+Yの大小
関係に応じてモジュールF1〜F3のいずれかを選択す
るように分岐モジュールSを制御し、分岐モジュールS
は、このモジュールPからのデータに従ってデータbを
モジュールF1〜F3のいずれかへ伝達する構造が決定
される。これによってモジュールPの選択構造が決定さ
れ、さらに分岐モジュールSにおける分岐制御のための
制御情報の生成か可能となる。これにより処理モデルに
対する制御情報を含んだコンストラクト情報46の生成
が可能となる。
クト生成のための情報を獲得する場合を示している。し
かしながら、第20図および第21図に示すように逆に
統合した情報から個々の表現形式の情報を逆生成(相互
変換)することも可能となる。
相互変換を例示的に示す図である。第20図において、
機能ブロック図60から得られた内部モジュール情報6
1は順序線情報62に変換され、この順序線情報に従っ
てシーケンスチャート上の順序線が生成される。ここで
内部モジュール情報からの順序線情報への変換は、前述
のごとく相互変換装置Cvにおいて行なわれ、この情報
がシーケンスチャートを表現形式とする図形エディタへ
伝達されこの図形エディタが起動されることにより、表
示装置上にシーケンスチャー上の順序線が生成される。
ク図およびシーケンスチャートを表現する図形エディタ
との間の情報交換が行なわれている。
ート60から得られた順序線情報62へはさらに内部モ
ジュールM2が付される。この新たに生成された内部モ
ジュールを示す順序線情報は機能ブロック図の内部モジ
ュール情報に変換され機能ブロック図上に内部モジュー
ルが生成される。このとき、シーケンスチャートにおい
て信号線を形成することにより得られる信号線情報(信
号線A−D)はデータ依存性情報に変換される。
信号線に対応するアークが生成される。これにより、各
モジュール間のデータの流れが得られる。しかしながら
、信号線情報は単にデータの流れを示すだけであり、モ
ジニールのどのポートが接続されるのかを示していない
ため、この新たに生成された機能ブロック図65におい
てはポート接続が未定義であることを示す表示68が利
用者に与えられる。利用者はこれを見てポートを定義す
る。
情報60から、シーケンスチャートの初期状態62が生
成され、さらこの初期状態のシーケンスチャート62に
対して記述の追加すなわち内部モジュールの生成および
データの流れが付され、この追加されたシーケンスチャ
ートの記述63に従って、機能ブロック図の内容を生成
追加し、新たな機能ブロック図65を得ている。この場
合、新たに形成された機能ブロック図においては、ポー
トが未定義であるという機能ブロック図における不完全
部分68を利用者に提示することにより新たな情報の記
述を促すことができ、より正確なソフトウェアシステム
の構築が可能となる。
における下位層の情報を生成することもできる。
ト71て表現された情報から機能ブロック図72を形成
し、この機能ブロック図72におけるモジュールM1に
対する下位モジュール73およびモジュールM2に対す
る下位モジュール74をそれぞれ形成している。この相
互変換構成に対し、新たなシーケンスチャート75が与
えられた場合、すなわちモジュールM1が外部モジュー
ルからデータAを受けてデータDを送出している構造が
記述された場合、相互変換装置CVは、既に与えらてい
るモジュール72にこのシーケンスチャート75て獲得
された情報を付加する。この場合データAに対するデー
タIDの一致を検出することにより、モジュールM1は
、データAを受けてデータBおよびDを導出しているこ
とが認識される。この構造より、階層表現の下位モジュ
ール73を考慮することにより、Mlはその下位構造に
おいて分岐構造を有しており、データBとデータDをそ
れぞれ導出する下位モジュールMllおよびMl2を含
んでいることが検出される。この場合、モジュールM2
はデータBおよびデータCの関係はシーケンスチャート
71の場合が保存されるためその下位構造78は下位モ
ジュール74と同一表現となる。
、新たなシーケンスチャート79が形成された場合、こ
の形成されたシーケンスチャートにより獲得された情報
に従って機能ブロック図が得られる。この場合、データ
Bに対するデータIDの一致を検出することにより、デ
ータAとデータDとが排他的データ構造であれば、モジ
ュールM1に対して、データAを受ける下位モジュール
MllとデータM2を受ける下位モジュールM12とを
備え、このモジュールMllおよびMl2の出力がマー
ジされてデータBを導出する下位構造を備えているとい
うマージ構造80が生成される。
Xは、相互変換装置CVて生成されたコンストラクト情
報を実行モデル(仮想的なマシン)の動作方式に従って
実行可能なプログラムに変換する変換部と、プロトタイ
ピングを実行する実行部とを含む。
、データの流れによって表わされる処理の流れおよび各
処理の構造を表現する接続情報と、この接続情報中に番
号のリンク(種々のID)で出現する定数情報、データ
構造情報、およびファイル情報に大きく分割される。こ
の実行形式情報においても接続情報は階層ごとにまとま
りを有しており、階層間においては対応するポートかリ
ンクされる関係を維持しつつこのノード番号を一意的に
生成する。実行装置EXにおける実行部が所定の仕様を
実行する場合、ノードの接続を追跡して順次プログラム
を実行する。したがって、この実行に適した情報形式へ
の変換とは、このノードの情報に付随したアークの情報
によってノード間の接続関係が示される情報形式へ変換
することである。次に、この実行装置EXの動作につい
てその動作フロー図である第23図を参照して説明する
。第23図においては、実行装置EXの動作フローがシ
ーケンスチャートを用いて表示される。
を指定する。この指定されたデータアークに対応する図
形エディタか起動され、入力ウィンドウが開かれ、表示
装置DP上に表示される。人力ウィンドウには指定した
データアークのデータ構造に対応するテンプレートが表
示される。入力データの設定はこのテンプレートを埋め
るようにして行なわれる。出力データの設定も入力デー
タの設定と同様であり、仕様記述上でデータをモニタし
たいデータアークを指定すると、出力ウィンドウが開か
れ、指定したデータアークのデータ構造に対応するテン
プレートか表示される。
相互変換装置C■を介して統合ファイル管理装置UFに
書込まれ、入力データの更新が行なわれる。このファイ
ル管理装置UFにおいてデータ更新の管理が終了すると
この完了を示す情報が相互変換装置Cvを介して入出力
装置10へ伝達される。利用者はプロトタイピング実行
開始を指示すると、この実行開始指示は入出力装置10
を介して実行装置EXへ与えられる。実行装置EXは、
統合ファイル管理装置UFで入力ウィントウに設定され
た入力データが書込まれた領域を参照し、この入力デー
タを読出し、指定された仕様記述に対応するプログラム
を実行する。
タを読出し、実行形式情報中に含まれるノードの接続を
追跡しなからノートに設定される機能を順次実行し、出
力データのアークに出力指定かなされていたとき出力デ
ータを得る。実行装置EXは出力データを得ると統合フ
ァイル管理装置UFへその出力データを書込む。これに
より出力データの更新が行なわれる。統合ファイル管理
装置はこのデータの更新の完了を実行装置EXへ与える
と、次いで実行装置EXから入出力装置IOヘプロトタ
イピングの実行完了が知らされる。
へ実行終了を知らせる。相互変換装置CVはこの実行終
了に応答して統合ファイル管理装置UFに書込まれた出
力データの参照を行ない、出力データを読出して入出力
装置10へ伝達する。
上に先に開かれていた出力ウィンドウに表示する。
ュレーション実行はその入力データの設定および出力デ
ータ形式の設定を行なうだけで実行されるため、作成さ
れた仕様の確認見直しを行なうことができる。次に部品
管理装置CPの機能について説明する。
る。この部品を管理する部品管理装置CPは、以下の機
能を備える。
表の項目データ型の提示、■コンストラクト情報の提示
、■部品仕様書表示機能、■部品の登録機能、■部品の
拡張機能である。この部品管理装置CPへは入出力装置
10、相互変換装置CVおよび実行装置EXかアクセス
可能である。
る。
により示す図である。部品を参照したい場合、利用者は
入出力装置10か与えるメニューから「部品参照」を選
択する。入出力装置10は、この「部品参照」指示に応
答して、登録されている部品の一覧表を表示するために
、部品管理装置CPに部品名リストの要求を行なう。部
品管理装置CPは、ファイル管理装置UFを介して部品
情報ファイルを探索し、登録されている部品名のリスト
を入出力装置10へ部品管理装置CPを介して伝達する
。入出力装置10は、図形エディタを起動して部品参照
用ウィンドウ(参照WD)を開き、登録部品の一覧表を
表示装置上に表示する。
示された部品のうち、大圧力情報を参照したい部品をた
とえば「マウス」のようなデータ入力装置または文字入
力装置を用いて指、定する。
して、部品仕様書エディタ(仕様書ED)を起動し、指
示された部品名をこの部品仕様書エディタへ手渡す。
に記憶されている部品仕様書ファイルを参照し、この部
品仕様書を表示する。これにより、利用者は園内に表現
された仕様記述レベルの部品仕様書を表示装置DP上で
見ることが可能となる。
場合、機能ブロック図エディタまたはシーケンスチャー
トエディタの描画モードにおいて「部品」を選択する。
品要求情報の要求を出す。入出力装置10は、上述の部
品参照動作時と同様にして利用者からの指示により、部
品引用のためのウィンドウを開き、登録部品の一覧表を
表示する。
ち、引用したいものを指定する。入出力装置IOは、こ
の指定された部品に対する部品情報を部品管理装置CP
に要求する。部品管理装置CPは、ファイル管理装置U
Fを介して部品情報ファイルを探索し、指示された部品
に対する部品情報を入出力装置10へ与える。
品情報を、さらに、この部品を引用したいエディタへ与
える。エディタは与えられた部品情報をもとに描画を行
なうとともに仕様記述内容の変更を入出力装置10へ通
知する。
。この開発装置で取り扱われる仕様記述の内容に関する
情報は1つの統合的なファイルとして表現される。この
ファイルを操作する機能はデータ構造操作命令として統
合ファイル管理装置UFにより実現される。統合ファイ
ル管理装置UFは、仕様記述に関する情報を表現する内
部データ構造へのアクセス(生成、参照、更新、削除等
)を実行する他の処理装置(入出力装置IO1相互変換
装置CV1実行装置EX、および部品管理装置CP)と
の間に宣言的に結合されたインタフェースを持ち、仕様
記述情報を表現する内部データ構造を統合的に管理する
。
必要とされるデータ構造操作に対するオペレーションコ
ードと、そのデータ構造操作に必要とされる情報を統合
ファイル管理装置UFへ渡す。統合ファイル管理装置U
Fは、指示されたデータ構造操作を実行し、実行結果を
統合ファイル管理装置UFを呼出した処理装置へ返す。
グラム開発装置においては、スカシ(アトム)とリスト
構造とが採用される。このリスト構造を用いれば、「配
列」、「レコード」、および「ベクター」等の構造を表
現することができるからである。このリスト構造を用い
る場合、■添字(識別子)による要素へのアクセス、お
よび■キーの一致による要素へのアクセスが実行される
。
全体の識別子(名前)に対する論理的な識別子rfid
jと、rfidJによって識別されるデータ構造中にお
いてrsizeJによって示される配列要素のサイズの
データ領域を1個の要素とする配列を識別するための論
理的な識別子rdidJとを含む。これらの識別子を用
いることにより、ファイルにおけるアクセス領域が確定
される。
参照した場合、データ名による参照および更新が行なわ
れなる。
作する。統合ファイル管理装置UFへは、このため、多
重アクセス要求が発生する。これらのアクセスは、動的
に発生するため、統合ファイル管理装置UFを利用する
側の処理装置においては、多重アクセスが発生している
かどうかを判別することができない。またたとえ、多重
アクセスが発生していることを判別することができたと
しても、後からアクセスを要求した処理装置がファイル
に対してアクセスを実行してよいかどうかは、アクセス
を要求した処理装置は知ることかできない。このため、
統合ファイル管理装置UFは、マルチプロセス環境にお
いてファイルに関する一連のアクセスに対する一貫性を
保証するための機構を備える。このような機構として、
統合ファイル管理装置U・5Fを利用する側がアクセス
要求を行なったとき、引き続いて同一ファイルの同一レ
コードに対してアクセス要求を行なうか、また、どのよ
うなアクセス要求を行なうかを統合ファイル管理装置U
Fに通知することにより統合ファイル管理装置UFにお
いてファイルの必要な範囲にロックをかけるロック制御
機構が設けられる。
合ファイル管理装置UFが管理するファイルには、テン
ポラリファイルとパーマネントファイルの2種類存在す
る。テンポラリファイルは、1度使用すると消費される
。パーマネントファイルは、対象プログラムの実行前後
を通じて保存される。ファイルを使用するプリミティブ
を実行する場合には、書込ろ対象となるテンポラリファ
イルは常に作成される。次に、この発明の一実施例であ
るプログラム開発装置によるソウトウエアシステムの作
成の具体的例について説明する。
ジュールを記述する場合を考える。今具体的な問題とし
て、以下の問題を記述する。
造を持っている。検索項目(キー)は、品名コードまた
は数量である。数量を「キー」とする検索の場合には、
与えられた数量以上の品物コードに対応する品物をリス
トする。
を記述する。この記述対象のシステムは、品名コードを
人力して該当リストを出力する品名検索モジュール91
a1品物リストファイル91b1および外部モジュール
(ユーザ)91c、数量を入力して同じく該当リストを
出力する数量検索モジュール91dを含む。この機能側
面からの記述は機能ブロック図91により表現される。
ル情報はシーケンスチャートに変換され、表示されてい
る(第25図右下部参照)。
ータ流れの順序関係を記述する。第1のシーケンスチャ
ート92においては、品名検索シーケンスを記述し、第
2のシーケンスチャートにおいては数量検索のシーケン
スを記述する。このシーケンスチャート92および93
で記述された信号線は、直ちに機能ブロック図94上の
データアークに変換され表示される。このとき、シーケ
ンスチャートにおいてはボート情報は反映されないため
、ポート情報に関しては機能ブロック図94において記
述する。
を記述したが、機能ブロック図を用いてデータ相互の関
係を記述してもよい。このように共通の情報が異なる表
現形式間で相互に変換反映されることにより、記述相互
間の矛盾を回避することができる。
リスト(図示せず)および品物リストを関係表95、品
名フードおよび数量をデータブロック図96で記述する
。第27図に示す例においては、該当リストは最低必要
な品名コードおよび数量のみが記述される。記述された
データ構造と機能ブロック図上のデータアークおよびシ
ーケンスチャート上の信号線は対応づけ操作により対応
づけられる。この対応づけ操作を用いることにより、繁
雑な名前づけの作業から解放される。
義を行なう。第28図において、記述対象のモジニール
に含まれる品名検索モジュール91aは、ファイル操作
であるため、表操作図96により記述される。この表操
作図96においては、既に先に記述した機能ブロック図
により入出力情報が変換され反映されている。この表操
作図96における表データの構造は、関係表95aおよ
び95bから引用される。引用されたデータ構造は、元
の関係表と対応づけられている。したがって、元の関係
表データ構造を変更すれば、この表操作図96における
データ構造も変更される。これにより仕様の変更に伴う
変更忘れを防止することかできる。
したことによりその仕様記述か完結し、実行可能となる
。この実行可能となった品名検索モジュールに対し第2
9図に示すようにプロトタイピングを行なって仕様記述
内容を検証する。すなわち品物リスト96aの品物コー
ドを入力データとし、該当りスト96bを出力データと
する。
る品名コードを記入する。以下、装置の実行動作により
、この品名コード3に対応する品物が該当リスト上にそ
の対応の数量とともに表示される。このプロトタイピン
グにより得られた実行結果に従って仕様記述内容を、対
象とする仕様に従って変更し、再度実行して検証する。
れは1つの部分的に完結したモジュールであり、「部品
」として登録する。
イルにアクセスする仕様を記述するシーケンスチャート
を考える。シーケンスチャートにおいて順序線(縦線)
は時間軸を表わしている。したがって、この場合処理A
がファイルへアクセスし、次いでファイルからの応答か
あることが信号線XおよびYにより解る。同様に処理B
は信号線Zおよび信号線Wに見られるように、処理Bが
ファイルへアクセスし、次いでそのファイルからの応答
が得られることがわかる。この場合、処理Aと処理Bと
がファイルへアクセスする場合、処理Aが先にアクセス
し、次いで処理Bがファイルへアクセスすることがわか
る。しかしながら、このファイルから処理Aへのアクセ
スと処理Bからファイルへのアクセス(信号線Yおよび
信号線Zによりそれぞれ示される)が並列に行なわ九る
のか時間的に前後して行なわれるのかを判別することが
困難である。この場合、信号線Yによる動作が行なわれ
た後に、信号線Zに示すアクセスが行なわれることを明
確に示すのが好ましい。このための構成を第31図に示
すフロー図に従って説明する。
ーケンスチャートおよび表操作図等から構造体データへ
のアクセスの系列を抽出する(ステップ520)。この
構造体データは前述のごとく、アトム、関係データおよ
び包含データの各構造体データを含んでいる。この構造
体データはそれぞれデータセットIDによりその識別が
可能であり、かつアークIDを用いることにより、その
アクセスの系列を抽出することができる。
よび表操作図から構造体データアクセスのロック範囲を
抽出する(ステップ521)。実行装置EXは、コンス
トラクト情報から実行可能なプログラムを形成する場合
、所望の情報を人出力するためのファイル処理部を有し
ている。この実行装置EXに含まれるファイル処理部は
、管理テーブルを用いてファイルの管理を行なう。この
ファイル処理部が管理するファイルの属性としては前述
のごとくテンポラリファイルおよびパーマネントファイ
ルの2種類がある。このファイル処理部が管理するファ
イルはファイルIDにより識別される。すなわち、この
ファイルIDによりデータ構造および属性等ファイルに
関する情報を識別する。ファイルを使用する動作はプリ
ミティブにより表現される。この構造体データ処理にお
いては、好ましくは関係データベースモデルのプリミテ
ィブが用いられる。すなわち、この実行装置EXに含ま
れるファイル処理部は、関係演算プリミティブを実行す
る。この場合ファイルへ複数の処理がアクセスすること
を防止するためにロック機能が必要とされる。このロッ
ク機能のロック制御は、ロック制御を行なうプリミティ
ブにより実現される。このロック制御を行なうプリミテ
ィブに対しては、実行形式情報中においてはロック■D
が設定される。この実行装置EXに含まれるファイル処
理部においては、ファイル管理装置UFのデータ構造操
作命令(データの読出し/書込み。
置の獲得等の命令)を用いて構造体データを可変長配列
として扱って操作する。この可変長配列の要素を単位と
してロックの制御を行なう。
ルドと環境IDのフィールド(併せて制御フィールドと
呼ぶ)が設けられる。ロックするときにはこの制御フィ
ールドに情報を設定し、ロック解除時には制御フィール
ドの情報がクリアされる。同一のロックIDを有してい
ても、実行環境が異なれば区別する必要があるため、環
境IDが設けられる。この場合、構造体データを識別す
るデータセットIDによりコンストラクト情報をたどる
ことにより、アクセス系列に関する情報、アクセス範囲
の情報およびアクセスの種類等の情報が抽出される。こ
の構造体データがプリミティブ(ノード)でアクセスす
る範囲を抽出することによりロック範囲が抽出される。
ルのアクセス範囲を抽出することができる。
体データのアクセス系列およブロック範囲に従って、実
行装置の変換系において、コンストラクト情報から実行
可能なプログラムを形成する際、この実行可能なプログ
ラムの、構造体データへのアクセスを行なうノードにロ
ック制御情報を設定する。これにより、処理Aがファイ
ルへアクセスするときにファイルかロックされ、続いて
処理Bがファイルをロックしてアクセスするということ
がなくなり、信号線Yが実行された後に信号線Zで示さ
れる処理Bからのファイルへのアクセスが実行されると
いうシーケンスを実現するプログラムが得られる。すな
わち、処理Aがファイルへアクセスする場合には、この
ファイルはロックされ、処理Bはアクセスすることがで
きず、処理Aの処理が終了したときにファイルがアンロ
ック状態とされ、続いて処理Bがアクセスする。このよ
うに、仕様記述情報から構造体データアクセス系列のよ
うな時間情報を抽出し、この抽出された時間情報に従っ
て順序性の保証されたプログラムが生成される。
現される際どのように解釈されるかを意識せずに利用者
が仕様記述を行なうのが望ましい。
釈される(ステップ525)。これはアークIDを検出
することにより行なわれ、かっこのアークに付されたデ
ータの定義はデータセットIDを見ることにより解釈さ
れる。このデータセットIDを見ることによりこのアー
クのデータが構造体データであるか否かの判定を行なう
(ステップ526)。構造体データであると判定された
場合、このコンストラクト情報から実行可能プログラム
へ変換する際の、実行可能プログラムのアークに対する
データの定義は、構造体データのポインタと設定する。
義されるのではなく、この構造体データのアドレスを示
すポインタであると定義される。
判定された場合、すなわちアトムであると判定された場
合には、このアトムは何ら構造を有しないため、実行可
能プログラムにおけるアークに対するデータの定義は単
純データであると設定する。この場合、アトムそのもの
が定義される。
わちデータ接続関係におけるデータの定義をポインタま
たは単純データとして設定した場合、仕様記述時におい
てはパーマネントファイルからファイルがテンポラリフ
ァイルへ読出され、このテンポラリファイルとして読出
されたファイルが表示装置DP上に表示されているため
、利用者にとっては実際に構造体データが表わすファイ
ルが生じていると認識することができる。しかしながら
、実際のプログラムレベルにおいては、テンボラリファ
イルにおいてこの表示されたファイルが格納されている
位置を示すポインタがこのファイルに対してゐれている
たけである。
により指定されるため、仕様記述時においては、実行可
能プログラムにおけるこの構造体データの解釈を意識す
ることなく仕様記述を行なうことができる。
その高速処理のためにはできる限り並列にアクセスされ
る方が望ましい。この場合、利用者が仕様記述を行なう
場合、実行可能プログラムレベルにおいて構造体データ
へのアクセスをできる限り並列に行なうようにすること
を意図した仕様記述を行なうよりは、単純に構造体デー
タへのアクセスが「どのように発生するか」を仕様とし
て記述する方が、仕様記述の点からは好ましい。
れるようなプログラムの生成方法について第33図を参
照して説明する。
合を考える。この処理Aと処理Bは並列に実行すること
ができ、その時間順序は特に定義されないものとする。
クセスができる限り並列に行なわれるように仕様記述を
行なうよりは、このようなことを意図せず、単に構造体
データアクセスが「どのように」発生するかを仕様とし
て記述し、コンストラクト情報から実行可能プログラム
への変換時にこれを解析し、構造体データかできる限り
並列にアクセスされるようなプログラムを生成する方か
利用者にとっては好ましい。
の情報を抽出する。すなわち、ステップ540において
は、機能ブロック図、裏操作図から得られた構造体デー
タ情報をもとにし、構造体データアクセスのロック範囲
を抽出する。このロック範囲の抽出は、アークIDおよ
びデータセットIDをたどることにより抽出可能であり
、また構造体データの判定は、データセットIDを抽出
することにより行なうことかできる。
ム実行前またはプログラム生成時に一定に決定されてい
るか否かを見る(ステップ541)。すなわち、そのロ
ック範囲が変動するようなロックがなく、そのロック範
囲は常に静的かつ固定的に定められているか否かを見る
。これは、モジュールの処理内容を見ることにより決定
することができる。
いると判断された場合を考える。この場合、次いで処理
Aと処理Bの構造体データへのアクセスのロック範囲に
重複があるか否かの判別が行なわれる。これは、構造体
データのロック範囲を比較することにより実行される(
ステップ542)。
と処理Bはファイルに対し並列にアクセスすることがで
きる。したがって、この構造体データをロック範囲に従
って分割するように実行可能なプログラムに設定する(
ステップ544)。
処理Bとが並列にアクセス可能なようにノードを形成す
る。
動型の処理モデルを?照して形成されているため、ノー
ド情報とモジュール情報とが対応しており、各ノードを
それぞれの処理が並列となるように設定することにより
実現される。
処理Aと処理Bのロック範囲は静的に決定されており、
かつそのロック範囲が重複しているため、並列に構造体
データがアクセスされるプログラムの生成を断念し、構
造体データの分割は行なわず、そのままコンストラクト
情報に従って実行可能なプログラムに設定する(ステッ
プ546)。
されていると判断された場合を考える。
ロック範囲は個々にある処理に従って変動可能である。
範囲が同一の「キー(検索項目)」に依存するか否かの
判定が行なわれる。これは、各アークIDおよびデータ
セットIDに示されている情報(たとえば項目データ二
関係データの場合)およびモジュールの処理内容を見る
ことにより判別される(ステップ843)。
判定された場合、この処理Aおよび処理Bは同時にアク
セスすることができず、その情況に応じてアクセスを動
的に切換える必要がある。
能なプログラムに各処理Aおよび処理Bに関する情報を
設定する(ステップ545)。この動的なロック制御に
より、処理Aおよび処理Bが所定の順序に従って順次ま
たは交互に実行される。
存していると判断された場合、この場合、処理Aと処理
Bはそれぞれの「キー」が異なるため、動的なロック制
御ができない。したがって、この場合、処理Aおよび処
理Bの構造体データ全体をロック範囲とするように、実
行可能なプログラムに設定する(ステップ547)。こ
れにより、1つのファイルを複数の処理が並列にアクセ
スすることができる。
(1つの機能)を複数の表現形式を用いて記述可能とし
たので、ソフトウェアシステムを多面的に定義すること
ができ、高品質のソフトウェアシステムを構築すること
ができる。
ンストラクト情報)を生成することができるので、この
構造情報を用いて実行可能プログラムを生成し、実行す
ることができ、生成されたソフトウェアシステムの任意
の機能単位のシミュレーションおよび検証を行なうこと
が可能となる。
に変換可能としたので、1つの側面で記述された仕様内
容を他側面から把握し直すことができ、完成度の高いソ
フトウェアシステムを生成することができる。
クセス範囲およびロック範囲に関する情報を抽出するこ
とにより、構造体データの順序性または並列性が保存さ
れた処理を、利用者が実行可能プログラムレベルでの解
釈を意識することなく、構造体データアクセスの発生態
様を仕様と記述することが可能となり、操作性に優れた
プログラム開発装置が得らる。
よび記述性に優れたソフトウェアシステム開発環境を提
出することのできるプログラム開発装置が得られる。
の全体の構成を概略的に示す図である。 第2図はこの発明において用いられる仕様記述表現形式
の1つである機能ブロック図を例示する図である。第3
図はこの発明において利用可能な仕様記述表現形式のっ
であるシーケンスチャートを例示する図である。第4図
はこの発明において用いられる仕様記述表現形式の1つ
である関係表を例示する図である。第5図はこの発明に
おいて利用可能な仕様記述表現形式の1つである決定表
を例示する図である。第6図はこの発明において利用可
能な仕様記述表現形式の1つであるデータブロック図を
例示する図である。第7図はこの発明において利用可能
な仕様記述表現形式の1つである裏操作図を例示する図
である。第8図は複数の表現形式を用いて仕様記述を行
なった際の「引用」および「対応づけ」操作を例示する
図である。第9図はこの発明の一実施例であるプログラ
ム開発装置において生成された仕様記述情報の構成の一
例を示す図である。第10図はこの発明によるプログラ
ム開発装置において用いられる仕様記述情報の構成を一
覧にして示す図である。第11図は仕様記述情報に含ま
れる順序線情報の構成を示す図である。第12図は第1
0図に示す信号線情報の構成を示す図である。第13図
は第10図に示す関係データの構成を示す図である。第
14図は第10図に示す包含データの構成を示す図であ
る。 第15図は第10図に示すアトムの構成を示す図である
。第16図はこの発明によるプログラム開発装置におけ
る相互変換装置の動作を示すフロー図である。第17A
図および第17B図は仕様記述表現手段である図形エデ
ィタと相互変換装置との間のデータ送受シーケンスを例
示する図である。 第18図は複数の口約表現形式の組合わせがらコンスト
ラクト情報を生成する態様を例示する図である。第19
図は複数の口約表現形式の組合わせからコンストラクト
情報を生成する他の態様を例示する図である。第20図
は相互変換装置において実行される機能ブロック図とシ
ーケンスチャートの相互変換態様を例示する図である。 第21図は、シーケンスチャートと機能ブロック図との
相互変換機能を利用して、シーケンス仕様情報の階層記
述における下位階層の情報を生成する態様の一例を例示
する図である。第22図は相互変換機能を利用して仕様
記述の階層記述における下位階層の情報を生成する他の
態様を例示する図である。 第23図は、この発明によるプログラム開発装置におけ
るプロトタイピング実行動作を示すシーケンスチャート
図である。第24図はこの発明のプログラム開発装置に
おける部品参照動作を示すシーケンスチャート図である
。第25図ないし第29図はこの発明によるプログラム
開発装置を用いた仕様記述の一具体例を例示する図であ
る。第30図はこの発明によるプログラム開発装置を用
いて順序性を保存された構造データアクセスを生成する
態様を例示するシーケンスチャート図である。 第31図はこの発明によるプログラム開発装置により実
現される順序性が保存された構造体データアクセスを実
現するためのプログラムを生成する際の処理プログラム
を示すフロー図である。第32図はこの発明のプログラ
ム開発装置において実現されるプログラム生成時の仕様
定義情報から実行可能プログラムへの変換処理動作を説
明するフロー図である。第33図はこの発明によるプロ
グラム開発装置において構造体データアクセスの並列性
を保存するプログラムを生成する際の処理動作を示すフ
ロー図である。 図において、1は本体装置、■0は入出力装置、C■は
相互変換装置、EXは実行装置、CPは部品管理装置、
UFは統合ファイル管理装置、EE1〜Enは図形エデ
ィタ、DPは表示装置である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第3図 第4図
Claims (6)
- (1)利用者が目的ソフトウェアに対して与える仕様定
義情報から実行可能なプログラムの構造に関する情報を
獲得するプログラム開発装置において、利用者が仕様定
義情報を入力するための互いに異なる表現形式を有する
複数の仕様定義表現手段と、前記複数の仕様定義表現手
段により表現された仕様定義情報から実行可能プログラ
ムの構造を抽出する手段とを設け、1つの仕様定義情報
を異なる表現形式で表現可能としたことを特徴とする、
プログラム開発装置。 - (2)請求項1記載のプログラム開発装置であって、1
つの仕様定義手段により表現された仕様定義情報を受け
、他の仕様定義表現手段による表現が可能か否かを判定
し、他の表現手段による表現可能と判定した場合には、
対応の仕様定義表現手段を起動して、該起動された仕様
定義表現手段による仕様定義情報の入力を可能とする手
段をさらに備える。 - (3)請求項1記載のプログラム開発装置であって、1
つの仕様定義表現手段により表現された仕様記述情報を
受け、他の仕様定義表現手段による表現が可能か否かを
判定し、他の表現手段による表現が可能と判定した場合
には、対応の表現を表示装置の画面に表示する手段を備
える。 - (4)利用者が目的ソフトウェアに対して与える仕様定
義情報から実行可能なプログラムの構造を抽出し、該抽
出されたプログラム構造情報から実行可能なプログラム
を生成して実行するプログラム開発装置において、 利用者が与えた仕様定義情報から構造体データを抽出し
、該抽出された構造体データおよびそれに関連する接続
情報から構造体データへのアクセス系列およびロック範
囲を抽出する手段と、該抽出手段により抽出された構造
体データへのアクセス系列情報とロック範囲情報とに従
って、実行可能プログラム生成時において構造体データ
へのアクセスを行なうノードにロック制御情報を設定す
る手段とを設けたことを特徴とする、プログラム開発装
置。 - (5)利用者が目的ソフトウェアに対して与える仕様定
義情報から実行可能なプログラムの構造を抽出し、該抽
出されたプログラム構造情報から実行可能なプログラム
を生成して実行するプログラム開発装置において、 利用者が与えた仕様定義情報から構造体データを抽出し
、この抽出された構造体データの実行可能プログラムへ
の変換時において該抽出された構造体データのデータの
型を示す情報としてこの構造体データへのポインタを設
定するプログラム生成手段を設けたことを特徴とする、
プログラム開発装置。 - (6)利用者が目的ソフトウェアに対して与える仕様定
義情報から実行可能なプログラムの構造を抽出し、該抽
出されたプログラム構造情報から実行可能なプログラム
を生成して実行するプログラム開発装置において、 利用者が与えた仕様定義情報から構造体データを抽出し
、該抽出された構造体データのロック範囲を抽出する手
段と、該抽出手段により抽出されたロック範囲に重複す
る範囲が存在するか否かおよびこのロック範囲が静的に
決定されているか否かを判断する手段と、該判断手段か
らの判断結果に従って、前記抽出されたロック範囲が静
的に決定されかつ重複範囲が不存在の場合には、個々の
ロック範囲に応じて構造体データを分割し、かつ該分割
された構造体データごとにロック情報を付加し、一方、
ロック範囲が動的に決定されかつこれらのロック範囲を
有する構造体データの個々の検索のためのキー情報が同
一のキー情報に依存しているか否かをさらに判定し、同
一キーに依存している場合に該構造体データのロック制
御を動的に行なうようにロック制御情報を付加して実行
可能プログラムを作成する手段を設けたことを特徴とす
る、プログラム開発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02191822A JP3115578B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | プログラム開発装置 |
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Publications (2)
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JPH0475136A true JPH0475136A (ja) | 1992-03-10 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005106650A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2008-03-21 | 富士通株式会社 | ソースコード作成支援プログラムおよびソースコード作成支援方法 |
WO2010125960A1 (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | マルチスレッド上で動作するプログラムのプログラム・コードをロック衝突が少ないプログラム・コードに変換するための方法、並びにそのコンピュータ・プログラム及びコンピュータ・システム |
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-
1990
- 1990-07-17 JP JP02191822A patent/JP3115578B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2010125960A1 (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | マルチスレッド上で動作するプログラムのプログラム・コードをロック衝突が少ないプログラム・コードに変換するための方法、並びにそのコンピュータ・プログラム及びコンピュータ・システム |
JP5204300B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2013-06-05 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | マルチスレッド上で動作するプログラムのプログラム・コードをロック衝突が少ないプログラム・コードに変換するための方法、並びにそのコンピュータ・プログラム及びコンピュータ・システム |
US8972959B2 (en) | 2009-04-28 | 2015-03-03 | International Business Machines Corporation | Method of converting program code of program running in multi-thread to program code causing less lock collisions, computer program and computer system for the same |
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