JPH0474886A - メッキ法及びそれに用いるノズル - Google Patents

メッキ法及びそれに用いるノズル

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JPH0474886A
JPH0474886A JP18704690A JP18704690A JPH0474886A JP H0474886 A JPH0474886 A JP H0474886A JP 18704690 A JP18704690 A JP 18704690A JP 18704690 A JP18704690 A JP 18704690A JP H0474886 A JPH0474886 A JP H0474886A
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JP
Japan
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plating
plated
nozzle
plating liquid
nozzle ports
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JP18704690A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ikeda
勉 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、均一なメッキ被膜を形成する方法に関し、特
に均一なメッキ被膜を必要とする電子デバイス技術や均
一で微細なパターンを必要とするX線マスク等にメッキ
を施こす技術分野等で有効なものである。
[従来の技術] 従来、メッキ法により均一なメッキ被膜を得る方法とし
ては、特公開59−208092号等に記載されている
ように、被メッキ物の正面に噴出ノズルを設けて、メッ
キ液を被メッキ物に噴射するのか有効であるとされてい
た。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例では、スターラー等でメッキ液を攪拌した場
合に比べ、均一性の向上か認められる。
しかしながら、ノズルを何本か設けたとしても、メッキ
液噴流は、被メッキ物の中央から端へと流れるため、メ
ッキ皮膜の均一性は上記従来法においても不十分なもの
であった。例えば従来の方法では、3cm口内に均一に
めっきを施こそうとした場合、0.7μm厚設定で、±
0.1μm、よくて60.05μmが限度である。
本発明は、−ト記従来技術の現状に鑑み成されたもので
あり、メッキ液の効果的な供給方法により均一なメッキ
を効率よく形成する方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段(及び作用)]木発明によ
れば、メッキ槽内に設置した被メッキ物の被メッキ面に
対向するように配置した、2組以上のメッキ液噴出ノズ
ル口とメッキ液吸引ノズル口から成るノズルによりメッ
キ液を噴出及び吸引させることにより、メッキ液を被メ
ッキ面内に均一に当てることか可能となり、これにより
、均一な膜厚でしかもメッキ析出効率よくメッキ被膜を
形成できるようになる。
本発明において、被メッキ面に対向するようにノズルを
配置するとは、被メッキ面の正面口径に合わせてノズル
を構成し、向い合せて配置することをいう。例えば被メ
ッキ面が3cm口であればノズルの概略外周形状が3c
m口であり、該メッキ面の正面に対向させる。ここて、
ノズルは、メッキ液噴出ノズル口とメッキ液吸引ノズル
口の1組以上を組み合わせて成るもので、例えば第2図
に示す構成からなる。同図(a)はノズル束9の正面模
式図であるが、この例では噴出ノズル口10木×吸引ノ
ズルロ10本の計100本のノズル口(噴出ノズル口6
、吸引ノズルロア)から成る正方形のノズルを示してい
る。好ましくは吸引ノズル口と噴出ノズル口は同数であ
って、そわぞれを交互に配置するとよい力釈この例のよ
うにノズル口の全体の本数が多い場合はほぼ同数の両ノ
ズルロをランダムに組み合せることでも同様の効果を得
ることかできる。ノズル口数は2組以上で一般に多い方
がよいが、ノズル口同一面積内ではノズル口数を多くす
ると、各ノズル口の口径を小さくしなければならないた
め、適当な流量を流せる口径を選択し、ノズル口数を決
定する。
ノズル口内口径は通常1〜5mmφ程度てよいか、被メ
ッキ面の面積が小さい場合はそれに応じて小さい口径の
ものを用いる。ノズル断面形状は円状に限らず、だ円、
4角形等いずれでもよく、材質もシリコン、テフロン、
その他プラスチック等用途に応じて用いえる。メッキ被
膜の均一性という観点からすればノズルは1組以上、好
ましくは10〜100組程度配置するとよい。例えば、
3cm角の被メッキ面であれば内口径1〜2111mφ
のノズル口を36〜100本束ねて約30cm角になる
ようにノズルを形成すればよい。
ノズルと被メッキ面との間隙はメッキ液が被メッキ面上
で循環する程度の間隔であり、メッキ液の流速等との関
係で適宜設定すればよい。通常被メッキ面上でのメッキ
液の流動は、0.2〜21/m1n−crn2程度で循
環する程度でよい。ノズルと被メッキ面との間隔がせま
くなりすぎるとメッキ液の流れが不均一となりメッキ被
膜の均一性が劣化する場合があり、又前記間隔が広く、
メッキ液の流速が遅いと、メッキ被膜の均一性は劣化す
る。
第2図(b)はノズルの側面模式図であるが、この図で
は各ノズル口の先端をチューブ10で構成しているチュ
ーブを備えることで束ねやすく、又流れの方向を制御し
やすい等の効果を得ることができる。
以上のような構成においては、メッキ液の流動を被メッ
キ表面上で均一化することができる。即ち、メッキ液噴
出ノズル口と吸収ノズル口を1組以上組み合せることで
、単に噴出により形成されるメッキ液の不均一な流動を
噴出とともに吸収することで定常化させ、被メッキ面の
位置に関係なく常に一定のメッキ液を供給することが可
能となり、又被メッキ面との界面で反応済のメッキ液が
溜ることもないため、均一化を図ることができる。
次に、本発明に係る前述ノズルを用いて構成したメッキ
装置の一例を第1図に示す。この例は電解メッキを示し
ている。メッキ糟1内にはメッキa8が収納されており
、被メッキ物は陰極3とし対極として陽極2をメッキ[
i内に設置しである。ノズル9はメッキ液噴出ノズル口
6とメッキ液吸引ノズルロアから構成され、被メッキ物
の被メッキ面に対向するように配置されている。又メッ
キ液噴出経路及び吸引経路にはそれぞれポンプ5、フィ
ルター6が設けられて強制流動させている。
本発明においては、第1図に示した装置例に限らず、同
様の機能を実現できるものであれば、どのような構成と
してもよい。
上記電解メッキにおける態様は、例えば微細パターン形
成等に用いられるメッキ被膜の形成に好適であり、メッ
キ液としては亜硫酸系めっき液、シアン系メッキ液等、
用途に応じて用いることができ、メッキ条件についても
通常行われる条件下で本発明を実施することかできる。
第1図の電解メッキの態様に他に、本発明では無電解メ
ッキの態様を構成することができる。無電解メッキとし
ては電解メッキと同様微細パターン形成等に用いられる
メッキ被膜の形成に採用されるもので、例えばメッキ液
としてシアン系メッキ液等を用い前述電解メッキと同様
の構成で本発明を実施することができる。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明を説明する。
実施例1 第1図に示すメッキ装置のメッキ液噴出ノズル口用チュ
ーブとメッキ液吸引ノズル口用チューブとして、内径2
mm、外径4mmのシリコンチューブを用いて、噴出及
び吸引ノズル口を作製した。ノズルは各チューブ30本
をランダムに束ねて約3cm角になるようにして作製し
た。
次に3インチSiウェハー基板上に電子ビーム蒸着法に
よって久ロム50人、金200人を連続蒸着してメッキ
下地層を形成した。この基板上にレジスト(AZ−13
70)層を1μm厚に形成したのち、Uv露光を行ない
、3インチSiウェハーの中心に3cm口の抜きパター
ンを被メッキ面として形成した。この基板を第1図に示
すめっき装置の陰極として設置した。被メッキ面とノズ
ル面との間隔は2m[Ilてあった。めっきは、DCメ
ッキ法で行ない、電流密度1 mA/crn2、め)き
温度50”C1めっき液循環量8I!、/+++in(
被メッキ面上における流量は概略0 、8 It / 
min−cm勺め)き時間10分の条件でめっきした。
めっき液は亜硫酸系めっき液にニートロネクス309.
EEJA製)を用いた。尚、メッキ効率は99.9%で
あった。
得られた金めフき膜を触針式膜厚測定機で膜厚測定した
ところ、めっき膜3cm口内において0,7μm±0,
03μmの膜厚分布が得られた。
実施例2 第1図に示すメッキ装置のメッキ液噴出ノズル口及び吸
引ノズル口をテフロン製ブロックで、第2図の如く作製
した。これを第1図のメッキ装置に設置した。被メッキ
基板を実施例1と同様に作製し、陰極として第1図のメ
ッキ装置に設置した。めっきはDCメッキで行ない電流
密度3mA/Cl112、めっき温度60℃、めっき液
循環量12ρ/m1n(被メッキ面上における流量は概
略1.0Jl/IDjn−CI112)、めフき時間3
分の条件でめっきした。めっき液は亜硫酸系めっき液に
ニートロネクス309.EEJA製)を用いた。尚、メ
ッキ効率は999%であった。
得られた金めつき膜を触針式膜厚測定機で膜厚測定した
ところ、めっきg3cm口内において0.63μm±0
.02μmの膜厚分布が得られた。
実施例3 実施例1と同様な装置及び被メッキ基板を用いてパルス
めっきを行フだ。ピーク電流密度10mA/cm2、平
均電流密度1.5mA/cm” 、周波数100Hz、
温度50℃の条件(他は実施例1と同じ)でめっきを行
った。めっき液は亜硫酸系めっき液にニートロネクス3
09.EEJA製)を用いた。尚、メッキ効率は85%
であった。
得られた金めつき膜をけい光X線分析で膜厚測定したと
ころ、めフき膜3cm口内において0.65μm±0,
02μmの膜厚分布が得られた。
実施例4 実施例3と同様な装置及びめっき条件において微細パタ
ーンめっきを行った。3インチSiウェハーにフォトレ
ジストTSMR−V3  (東京応化製)を約1μm塗
布し、g線ステッパーにより露光、現像して101.t
m〜0.5μm線幅までの各種レジストパターンを形成
した。メッキ効率は88%であった。この基板をめっき
した後、α−ステップにより、膜厚測定したところ、膜
厚分布は0.65μI±0.03μmか得られた。
[発明の効果〕 貴金属めっきは、半導体産業などにおいても広く応用さ
れているが、特にその膜厚分布が大きな問題となってい
た。本発明では、以上説明したように微細なめっき液噴
出口及び吸引口を2組以上設けることにより、面内の膜
厚分布を改善し、さらにメッキ効率を向上することがで
きる。この技術は、半導体産業や特にX線リソグラフィ
ー用マスクなどに大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いることのできるメッキ装置
の概略構成図、第2図は本発明に係るノズルの一例を示
す模式図であり、(a)は正面図、(b)は側面図で(
a)のノズル先端をチューブで構成した態様を示す。 1・・・メッキ槽、2・・・陽極、3・・・陰極、4・
・・ポンプ、5・・・フィルター 6・・・メッキ液噴
出ノズル口、7・・・メッキ液吸引ノズル口、8・・・
メッキ液、9・・・ノズル、 10・・・ノズル用チューブ。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メッキ槽内に設置した被メッキ物の被メッキ面に対
    向するように配置した、2組以上の、メッキ液噴出ノズ
    ル口とメッキ液吸引ノズル口から成るノズルによりメッ
    キ液を噴出及び吸引させながらメッキ被膜を形成するこ
    とを特徴とするメッキ法。 2、前記メッキ法が、電解メッキであることを特徴とす
    る請求項1に記載のメッキ法。 3、前記メッキ法が、無電解メッキであることを特徴と
    する請求項1に記載のメッキ法。4、請求項1における
    メッキ液噴出ノズル口とメッキ液吸収ノズル口を1組以
    上の組み合わせから成るメッキ液循環用ノズル。
JP18704690A 1990-07-17 1990-07-17 メッキ法及びそれに用いるノズル Pending JPH0474886A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08253892A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Nippondenso Co Ltd めっき装置およびめっき方法
KR100674551B1 (ko) * 2001-03-07 2007-01-26 후지쯔 가부시끼가이샤 도금 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JP4686816B2 (ja) * 2000-05-30 2011-05-25 住友電気工業株式会社 めっき法

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