JPH0474823A - ダイアフラムスプリングの成形熱処理法 - Google Patents

ダイアフラムスプリングの成形熱処理法

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JPH0474823A
JPH0474823A JP19009990A JP19009990A JPH0474823A JP H0474823 A JPH0474823 A JP H0474823A JP 19009990 A JP19009990 A JP 19009990A JP 19009990 A JP19009990 A JP 19009990A JP H0474823 A JPH0474823 A JP H0474823A
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diaphragm spring
forming
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transformation
spring
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Toshiki Hiromura
廣村 敏樹
Masahiko Sato
昌彦 佐藤
Ryuichi Uchino
内野 龍一
Koichi Ito
公一 伊藤
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のダイアフラムスプリングの成形に使わ
れるものである。
(従来の技術) 従来、ダイアフラムスプリングの成形熱処理法としては
、第6図に示しであるように素材を850°Cのオース
テナイト域に加熱し、その温度でプレスによりダイアフ
ラムスプリングに成形し、そして型のまま60°Cの油
又は、水溶性の冷却剤により急冷し、素材をマルテンサ
イト変態をさせ、そしてその後460°Cの温度で焼き
戻し、素材をソルバイト組織にする方法である。またプ
レスによりダイアフラムスプリングに成形するときは、
型のまま冷却する方法と型から取り出し、ダイアフラム
スプリング裸体で冷却する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記のダイアフラムスプリングの成形熱処理法だ
と、素材をオーステナイト域の850°Cに加熱し、そ
こでダイアフラムスプリングの形に型より取り出しダイ
アフラムスプリング裸体でプレスにより成形し、その後
油にて60°Cの温度に急冷しマルテンサイト変態をさ
せる場合は、マルテンサイド変態をさせるときの温度差
が大きいので、このときに成形されたダイアフラムスプ
リングの第1図及び第2図に示しであるレバ一部高さは
、第4図に示しであるレバ一部高さ不揃い量が大きくな
ってしまう。またそれにより生じたレバ一部高さ不揃い
量を修正しなければならないためダイアフラムスプリン
グを成形する工数もかかり費用もかかつてしまう。また
プレスによりダイアフラムスプリングを成形するときに
型のまま成形する場合は、素材と型とが密着している部
分と密着していない部分が万遍なく冷却されないため、
温度差による素材の膨張差が生じることにより、所謂焼
きムラという成形されたダイアフラムスプリングが完全
にソルバイト組織にならないということが生じ、第1図
及び第2図に示しであるバネ部が、第6図に示しである
ハネ部荷重へクリ量が大きくなってしまうので、ダイア
フラムスプリングを長期間使っていると、前記バネ部の
スプリング力が弱(なり、一般に言うクラッチの切れ代
が悪くなり、また使用者の脚力も多く必要になるように
なり、操作性がわるくなるという問題点があった。そこ
で本発明では、ダイアフラムスプリングのレバ一部高さ
不揃い量が小さく且つハネ部荷重へクリ量が小さいダイ
アフラムスプリングを供給することを目的としている。
〔発明の構成〕
〔課題を解決するための手段〕 上記技術的課題を解決するために本発明で講じた技術的
手段は、 (1)ダイアフラムスプリングの成形熱処理方法におい
て、薄鋼板をオーステナイト化し、その後ベイナイト変
態をさせ、該ベイナイト変態中にダイアフラムスプリン
グを成形するものと、(2)ダイアフラムスプリングの
成形熱処理方法において、薄鋼板をオーステナイト化し
、その後マルテンサイト変態が始まる直前の温度まで冷
却し、該温度にてダイアフラムスプリングを成形して、
その後マルテンサイト変態を開始させるものである。
(作用) 上記技術的手段は次の様に作用する。前者の方は薄鋼板
をオーステナイト化し、その後ベイナイト変態をさせ、
そのベイナイト変態中にダイアフラムスプリングを成形
するため、薄鋼板が強さと優れた靭性を兼ね備えた組織
であるベイナイト組織となり従来のソルバイト組織に対
して強度が強くなる。
また後者の方は薄鋼板をマルテンサイト変態が開始する
温度によりダイアフラムスプリングを成形するので、成
形後急冷すると薄鋼板の組織が、微細なマルテンサイト
組織になり、その後ソルバイト組織とするため、従来の
粗大なマルテンサイト組織からソルバイト組織にする方
法に比べ強度が強くなる。
(実施例) 第1図及び第2図は本発明対照のダイアフラムスプリン
グであり、第1図は平面図、第2図は中央部の断面図、
第3図は本発明実施例のダイアフラムスプリングを成形
するときのし一トサイクル、第4図は本発明によるダイ
アフラムスプリングのレバ一部高さ不揃い量を示すグラ
フ、第5図は本発明によるダイアフラムスプリングのハ
ネ部荷重によるヘタリ量を示すグラフ、第6図は従来周
知のダイアフラムスプリングを成形するときのヒートサ
イクルである。
第3図において、先ず第1のA方法について説明する。
この本発明において用いた素材はSK5、t = 2.
0であるが、その他ダイアフラムスプリングに適応可能
な素材は多数あるが、本発明に適応する素材は本発明に
含まれるので省略するものとする。先ず、前記素材をヘ
イナイト変態をさせるために850″Cのオーステナイ
ト域まで加熱し、その後硝酸塩の塩浴中にて400℃の
温度に冷却するとベイナイト変態が始まる。またそれと
同時にプレスによりダイアフラムスプリングの形状に成
形する。そして素材が完全にベイナイト変態を終了させ
るために、好ましくは10分間その温度に保持した後に
大気中に放冷する。
次に第2のB方法について説明すると、素材は上記A方
法と同じ<5K−5、t = 2.0であるが。
上記と同様に、その他ダイアフラムスプリングに適応可
能な素材は多数あるが、本発明に適応する素材は本発明
に含まれるので省略するものとする。
先ず、素材を850”Cのオーステナイト域に加熱し、
そしてマルテンサイト変態し始める直前の温度300″
Cに急冷すると同時にプレスにより成形し、その後マル
テンサイト変態を完全に終了させるために60°Cの油
にて象、冷する。そして素材をソルバイト組織にするた
めに、460°Cに焼き戻しをして、その後大気中に放
冷した。
また第4図及び第5図のおいて、第4図で試験している
レバ一部というのは第1図及び第2図に示されるレバ一
部1の第2図に示されるレバ一部高さ2である。また第
5図において、バネ部というのは第1図及び第2図に示
されるバネ部3であり150°C×10万サイクルの試
験条件で行ったものである。
〔発明の効果〕
本発明は、プレスよりダイアフラムスプリングを成形す
るときにA方法は400°Cの温度にて成形するため、
ダイアフラムスプリングがへイナイト&Il織であるた
め、第4図及び第5図に示しである、レバ一部高さ不揃
い量及びハネ部荷重へクリ量が小さくなるという効果が
得られる。
またB方法は、プレスよりダイアフラムスプリングを成
形するときに素材を300 ’Cに冷却し、マルテンサ
イト変態が始まる直前に成形するため、微細なマルテン
サイト組織からヘイナイト組織になるため、成形された
ダイアフラムスプリングが、第4図及び第5図に示しで
ある、レバ一部高さ不揃い量及びバネ部荷重へクリ量が
小さくなるという効果が得られる。
フラムスプリングであり、第1図は平面図、第2図は中
央部断面図、第3図のAI・は本発明のダイアフラムス
プリングを成形するときのヒートサイクル、B・・は本
発明のダイアフラムスプリングを成形するときのヒート
サイクル、第4図は第1図及び第2図に示されるダイア
フラムスプリングのレバ一部高さの不揃い量を示すグラ
フ、第5図は第1図及び第2図に示されるダイアフラム
スプリングのハネ部の荷重によるベタリ量を示すグラフ
、第6図は従来のダイアフラムスプリングを成形すると
きのヒートサイクルである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイアフラムスプリングの成形熱処理方法におい
    て、薄鋼板をオーステナイト化し、その後ベイナイト変
    態をさせ、該ベイナイト変態中にダイアフラムスプリン
    グを成形することを特徴とするダイアフラムスプリング
    の成形熱処理法。
  2. (2)ダイアフラムスプリングの成形熱処理方法におい
    て、薄鋼板をオーステナイト化し、その後マルテンサイ
    ト変態が始まる直前の温度まで冷却し、該温度にてダイ
    アフラムスプリングを成形して、その後マルテンサイト
    変態を開始させることを特徴とするダイアフラムスプリ
    ングの成形熱処理法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363647A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Aisin Seiki Co Ltd 鋼材の成形同時オーステンパ処理法
CN102397834A (zh) * 2011-09-23 2012-04-04 芜湖大捷离合器有限公司 一种汽车离合器膜片弹簧的烤色工艺
DE112009004833T5 (de) 2009-05-29 2012-07-12 Mitsubishi Electric Corporation Analogeinheit
CN103710511A (zh) * 2013-12-19 2014-04-09 上海萨克斯动力总成部件系统有限公司 提高膜片弹簧力值热稳定性的工艺

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