JPH0474744A - 石炭灰からのコンクリート混和材製造方法 - Google Patents
石炭灰からのコンクリート混和材製造方法Info
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- JPH0474744A JPH0474744A JP2184164A JP18416490A JPH0474744A JP H0474744 A JPH0474744 A JP H0474744A JP 2184164 A JP2184164 A JP 2184164A JP 18416490 A JP18416490 A JP 18416490A JP H0474744 A JPH0474744 A JP H0474744A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石炭灰からコンクマJ−)混和材を製造する
方法に関する。
方法に関する。
石炭焚きボイラから排出される石炭灰は、それが針状の
格子として発達して粒子間の強度を向上させるポゾラン
反応をもつため、その有効利用方法としてコンクリート
混和材及びフライアノンユセメントとして利用されてい
る。
格子として発達して粒子間の強度を向上させるポゾラン
反応をもつため、その有効利用方法としてコンクリート
混和材及びフライアノンユセメントとして利用されてい
る。
石炭焚ボイラ等から排出される石炭灰をコンクリート混
和材及びフライアッシュセメントとして使用する場合、
下記の問題点がある。
和材及びフライアッシュセメントとして使用する場合、
下記の問題点がある。
(+) 石炭焚ボイラ等から排出される石炭灰は、般
に数パーセントの未燃カーボンを含むため、コンクリー
ト混和材として使用する場合、必要量が多くなり、また
コンクリートが着色する等の欠点がある。
に数パーセントの未燃カーボンを含むため、コンクリー
ト混和材として使用する場合、必要量が多くなり、また
コンクリートが着色する等の欠点がある。
(2)石炭焚ボイラ等から排出される石炭灰の組成およ
び粒径は、基本的には使用される石炭の種類、燃焼方法
により決まるが、特に、粒径は通常平均20〜30μで
り、また石炭灰自体が水硬性を持たないためにコンクリ
ート混和材として使用する場合、その使用量及び性状が
制限される。
び粒径は、基本的には使用される石炭の種類、燃焼方法
により決まるが、特に、粒径は通常平均20〜30μで
り、また石炭灰自体が水硬性を持たないためにコンクリ
ート混和材として使用する場合、その使用量及び性状が
制限される。
(3)コンクリート混和材として使用する場合、石炭灰
が結晶質のためポゾラン反応性が劣り、コンクリートの
強度発現性より使用量が制限され本発明は、以上の問題
点を解決することができる石炭灰からのコンクリート混
和材の製造方法を提供しようとするものである。
が結晶質のためポゾラン反応性が劣り、コンクリートの
強度発現性より使用量が制限され本発明は、以上の問題
点を解決することができる石炭灰からのコンクリート混
和材の製造方法を提供しようとするものである。
本発明の石炭灰からのコンクリート混和材の製造方法は
、石灰石を加えた石炭灰を超高温場で加熱して、5iO
z、SiOの蒸気と塩基度1.4以上の溶融スラグを発
生させ、前記蒸気を冷却凝縮させて非晶質の5iOz超
微粒子とした上これを捕集し、前記溶融スラグを冷却し
て非晶質粒子とした上これを微粒化して微粒スラグとし
、前記SiO□超微粒子と微粒スラグを混合することを
特徴とする。
、石灰石を加えた石炭灰を超高温場で加熱して、5iO
z、SiOの蒸気と塩基度1.4以上の溶融スラグを発
生させ、前記蒸気を冷却凝縮させて非晶質の5iOz超
微粒子とした上これを捕集し、前記溶融スラグを冷却し
て非晶質粒子とした上これを微粒化して微粒スラグとし
、前記SiO□超微粒子と微粒スラグを混合することを
特徴とする。
本発明は次の作用をもつ。
(1)超高温炉で石炭灰を例えば2400°C以上に加
熱処理することにより、石炭灰中の未燃分は燃焼され除
去される。
熱処理することにより、石炭灰中の未燃分は燃焼され除
去される。
(2)超高温炉で石炭灰を石灰石とともに加熱処理する
ことにより、石炭灰中に含まれる低沸点物質Sin、、
Si+)!、を蒸発気化し、残部の5j02と石炭灰と
石灰石中に含まれる高沸点物質(Af2(h、CaO1
Mg0)は溶融スラグとなる。
ことにより、石炭灰中に含まれる低沸点物質Sin、、
Si+)!、を蒸発気化し、残部の5j02と石炭灰と
石灰石中に含まれる高沸点物質(Af2(h、CaO1
Mg0)は溶融スラグとなる。
(3)前記の超高温炉で発生したSiO□、SiOの蒸
気は冷却凝縮されて非晶質の粒径0.1μ以下のSiO
□超微粒子が得られる。また前記超高温炉で発生した溶
融スラグは、冷却されて非晶質のスラグ粒子となる。
気は冷却凝縮されて非晶質の粒径0.1μ以下のSiO
□超微粒子が得られる。また前記超高温炉で発生した溶
融スラグは、冷却されて非晶質のスラグ粒子となる。
石炭灰中に含まれる未燃カーボンは、前記のように、超
高温炉で燃焼処理されるために、前記のSiO□超微粒
子及び前記のスラグ粒子中には未燃分は存在しない。
高温炉で燃焼処理されるために、前記のSiO□超微粒
子及び前記のスラグ粒子中には未燃分は存在しない。
(4)また、石炭灰に調整された量の石灰石((:aC
Oz)を加えることによって、水硬性の指標となる前記
溶融スラグの塩基度<CaO+ MgO+ Al go
s/SiO、モル比)は1.4以上、望ましくは1.5
〜2.2となる。
Oz)を加えることによって、水硬性の指標となる前記
溶融スラグの塩基度<CaO+ MgO+ Al go
s/SiO、モル比)は1.4以上、望ましくは1.5
〜2.2となる。
(5)前記非晶質の塩基度1.4以上のスラグ粒子は微
粒化されてコンクリート混和材として好適な粒径、例え
ば粒径l〜5μの微粒スラグとなり、これが前記粒径0
.1μ以下のSiO□超微粒子と混合されてコンクリー
ト混和材が製造される。
粒化されてコンクリート混和材として好適な粒径、例え
ば粒径l〜5μの微粒スラグとなり、これが前記粒径0
.1μ以下のSiO□超微粒子と混合されてコンクリー
ト混和材が製造される。
以上のようにして得られたコンクリート混和材は、粒径
が0.1μ以下のSiO□の超微粒子と、コンクリート
混和材として好適な粒径の微粒スラグから成り、両者を
適当に混合することによってコンクリートの強度発現(
最密充填効果)と良好な流動性を発揮することができる
粒度分布をもつ性能が高いコンクリート混和材が得られ
る。
が0.1μ以下のSiO□の超微粒子と、コンクリート
混和材として好適な粒径の微粒スラグから成り、両者を
適当に混合することによってコンクリートの強度発現(
最密充填効果)と良好な流動性を発揮することができる
粒度分布をもつ性能が高いコンクリート混和材が得られ
る。
また、このコンクリート混和材は、前記のように未燃分
を含むことがないために、使用量が少くてすみ、かつ、
コンクリートの着色の問題も発生しない。
を含むことがないために、使用量が少くてすみ、かつ、
コンクリートの着色の問題も発生しない。
また、前記の微粒スラグとSiO□超微粒子は非晶質で
あってポゾラン活性が高く、コンクリート混和材として
の性能が高められる。
あってポゾラン活性が高く、コンクリート混和材として
の性能が高められる。
また更に、前記のように微粒スラグの塩基度は1.4以
上であり、本発明によるコンクリート混和材は、高炉ス
ラグ微粉末と同等の水硬性を有している。
上であり、本発明によるコンクリート混和材は、高炉ス
ラグ微粉末と同等の水硬性を有している。
本発明の第1の実施例を、第1図によって説明する。
1は石炭灰ホッパとフィーダ等よりなる石炭灰供給装置
、2は石灰石ホッパとフィーダ等よりなる石灰石供給装
置で、搬送ガスCによって、両供給装置から調整された
量の石炭灰と石灰石が超高温炉3へ供給される。超高温
炉3へは、燃料aと酸素又は酸素富化空気等の一般に8
0%以上の酸素濃度をもつ酸化剤すが供給され、同超高
温炉3内における燃料の燃焼によって、同炉内に240
0°C以上の超高温場が形成される。燃料aとしては、
石炭等の固体燃料又は液体燃料、ガス燃料が使用される
。
、2は石灰石ホッパとフィーダ等よりなる石灰石供給装
置で、搬送ガスCによって、両供給装置から調整された
量の石炭灰と石灰石が超高温炉3へ供給される。超高温
炉3へは、燃料aと酸素又は酸素富化空気等の一般に8
0%以上の酸素濃度をもつ酸化剤すが供給され、同超高
温炉3内における燃料の燃焼によって、同炉内に240
0°C以上の超高温場が形成される。燃料aとしては、
石炭等の固体燃料又は液体燃料、ガス燃料が使用される
。
前記超高温炉3の下部には冷却水dが循環する水砕ホッ
パ4が連設され、また同超高温炉3の上部の出口側煙道
20には冷却ガスeが供給される供給孔が設けられ、同
煙道20は冷却水fが供給される冷却管5aを内蔵する
ガス冷却器5に接続されている。同ガス冷却器5の出口
側は、趙微粒子捕集装置6に接続され、同超微粒子捕集
装置6のガスの出口側は、排気ファン7をもつ主配管1
7によって煙突8に接続されている。
パ4が連設され、また同超高温炉3の上部の出口側煙道
20には冷却ガスeが供給される供給孔が設けられ、同
煙道20は冷却水fが供給される冷却管5aを内蔵する
ガス冷却器5に接続されている。同ガス冷却器5の出口
側は、趙微粒子捕集装置6に接続され、同超微粒子捕集
装置6のガスの出口側は、排気ファン7をもつ主配管1
7によって煙突8に接続されている。
前記水砕ホッパ4の下部には水砕スラグ排出弁11が設
けられ、同ホッパ3は同排出弁11を経て湿式粉砕ミル
12に接続されている。同湿式粉砕ミル12の出口側は
乾燥機13に接続されている。9.14は、それぞれ超
微粒子捕集装置6からの超微粒子と乾燥機13からのス
ラグ微粒が供給される超微粒子ホッパと微粒スラグホッ
パであり、これらのホッパ9.14は、それぞれその下
部に設けられたフィーダ10.15を経て混合機16に
接続されている。
けられ、同ホッパ3は同排出弁11を経て湿式粉砕ミル
12に接続されている。同湿式粉砕ミル12の出口側は
乾燥機13に接続されている。9.14は、それぞれ超
微粒子捕集装置6からの超微粒子と乾燥機13からのス
ラグ微粒が供給される超微粒子ホッパと微粒スラグホッ
パであり、これらのホッパ9.14は、それぞれその下
部に設けられたフィーダ10.15を経て混合機16に
接続されている。
また、前記主配管17からは乾燥機13へ至る熱ガス分
岐管21が分岐しており、乾燥機13のガス出口側は前
記分岐管21の下流側の主配管17に配管22で接続さ
れている。
岐管21が分岐しており、乾燥機13のガス出口側は前
記分岐管21の下流側の主配管17に配管22で接続さ
れている。
本実施例では、超高温炉3内には燃料aの酸化剤すによ
る燃焼によって2400’C以上の超高濡場が形成され
、同超高温炉3へ供給された石炭灰と石灰石が加熱され
、石炭灰中の未燃カーボン等の未燃分は燃焼されて除去
される。同時に石炭灰中の低沸点のSiO□、SiOは
蒸発して蒸気となり、この蒸気は超高温炉3上部の出・
口側煙道20で冷却ガスeによって急、冷されて凝縮し
、非晶質の粒径0.1μ以下のSiO□趙微粒子となる
。このSiO□超微粒子を含む排ガスは、ガス冷却器5
で冷却された上、超微粒子捕集装置6へ供給され、ここ
でSiO□超微粒子が捕集されて超微粒子ホッパ9へ送
られて貯留され、SiO□超微粒子を分離した清浄排熱
ガスは主配管17を経て煙突8より排出される。
る燃焼によって2400’C以上の超高濡場が形成され
、同超高温炉3へ供給された石炭灰と石灰石が加熱され
、石炭灰中の未燃カーボン等の未燃分は燃焼されて除去
される。同時に石炭灰中の低沸点のSiO□、SiOは
蒸発して蒸気となり、この蒸気は超高温炉3上部の出・
口側煙道20で冷却ガスeによって急、冷されて凝縮し
、非晶質の粒径0.1μ以下のSiO□趙微粒子となる
。このSiO□超微粒子を含む排ガスは、ガス冷却器5
で冷却された上、超微粒子捕集装置6へ供給され、ここ
でSiO□超微粒子が捕集されて超微粒子ホッパ9へ送
られて貯留され、SiO□超微粒子を分離した清浄排熱
ガスは主配管17を経て煙突8より排出される。
一方、石炭灰中に含まれ残部のSiO□及びAN20.
、MgO等の高沸点物質及び石灰石は、超高温炉3内で
溶融スラグとなる。本実施例では、超高温炉3へ供給さ
れる石炭灰に対する石灰石の量を調整することによって
、溶融スラグの塩基度(CaO+ MgO十Alzoi
/5ioxモル比)は1.4以上、望ましくは1.5〜
2.2程度とされる。この溶融スラグは、水砕ホッパ4
内に落下して冷却水dによって急冷されて非晶質となる
と共に水砕されて数ミリの水砕スラグとなり、更にこの
水砕スラグは湿式粉砕ミル12で粉砕されて粒径1〜5
μの微粒スラグとなり、これが乾燥機13に供給されて
、同乾燥機13に供給される主配管17からの清浄排熱
ガスによって乾燥された上、微粒スラグホッパ14へ送
られて貯蔵される。
、MgO等の高沸点物質及び石灰石は、超高温炉3内で
溶融スラグとなる。本実施例では、超高温炉3へ供給さ
れる石炭灰に対する石灰石の量を調整することによって
、溶融スラグの塩基度(CaO+ MgO十Alzoi
/5ioxモル比)は1.4以上、望ましくは1.5〜
2.2程度とされる。この溶融スラグは、水砕ホッパ4
内に落下して冷却水dによって急冷されて非晶質となる
と共に水砕されて数ミリの水砕スラグとなり、更にこの
水砕スラグは湿式粉砕ミル12で粉砕されて粒径1〜5
μの微粒スラグとなり、これが乾燥機13に供給されて
、同乾燥機13に供給される主配管17からの清浄排熱
ガスによって乾燥された上、微粒スラグホッパ14へ送
られて貯蔵される。
以上の通り、超微粒子ホッパ9に貯留されたSiO□超
微粒子と微粒スラグホッパ14に貯留された細粒スラグ
は、それぞれのホッパのフィーダ1o、15を調整しな
がら作動させることによって、供給量が調整された上混
合機16へ送られ、ここで両者が均一に混合され、製品
としてのコンクリート混和材18が製造される。なお、
微粒スラグとSiOZm微粒子との混合比は、充填効果
とコストを考慮して8:2〜9:1範囲にすることが適
当である。
微粒子と微粒スラグホッパ14に貯留された細粒スラグ
は、それぞれのホッパのフィーダ1o、15を調整しな
がら作動させることによって、供給量が調整された上混
合機16へ送られ、ここで両者が均一に混合され、製品
としてのコンクリート混和材18が製造される。なお、
微粒スラグとSiOZm微粒子との混合比は、充填効果
とコストを考慮して8:2〜9:1範囲にすることが適
当である。
以上のようにして、本実施例で製造されたコンクリート
混和材中には、超高温炉3における加熱処理によって未
燃分が含まれていないために、施工に当っての混和材の
所要量を減少させることができ、またコンクリートの着
色の問題を発生することもない。
混和材中には、超高温炉3における加熱処理によって未
燃分が含まれていないために、施工に当っての混和材の
所要量を減少させることができ、またコンクリートの着
色の問題を発生することもない。
マタ、SiO□超微粒子と微粉スラグはいづれも非晶質
であり、ポゾラン活性が高く、コンクリート混和材とし
ての性能が優れている。
であり、ポゾラン活性が高く、コンクリート混和材とし
ての性能が優れている。
また、5i02超微粒子入粒径は0.1μ以下と小さく
、微粒スラグの粒径はコンクリート混和材として好適な
1〜5μであるために、両者を適当量混合することによ
って、コンクリートの強度発現(最密充填効果)と良好
な流動性を発揮することができる粒度分布をもつコンク
リート混和材を得ることができる。
、微粒スラグの粒径はコンクリート混和材として好適な
1〜5μであるために、両者を適当量混合することによ
って、コンクリートの強度発現(最密充填効果)と良好
な流動性を発揮することができる粒度分布をもつコンク
リート混和材を得ることができる。
しかも、石炭灰に石灰石を添加して超高温炉で処理する
ことによって、微粒スラグは1.4以上の塩基度を存し
ており、高炉スラグ微粉末と同等の高い水硬性を得るこ
とができる。
ことによって、微粒スラグは1.4以上の塩基度を存し
ており、高炉スラグ微粉末と同等の高い水硬性を得るこ
とができる。
本発明によるコンクリート混和材に係る実験結果を以下
に説明する。
に説明する。
燃焼温度約2500″CのC3HII Ot燃焼場を
もっ超高温炉に表1に示す原料(石炭灰100kg、石
灰石50kg)を投入し、製品として同表に示すスラグ
98kgと5iOi超微粒子30kgを得た。
もっ超高温炉に表1に示す原料(石炭灰100kg、石
灰石50kg)を投入し、製品として同表に示すスラグ
98kgと5iOi超微粒子30kgを得た。
ここでスラグを粉砕機により14550cm2/ g
(ブレーン)(約2.OII#)に粉砕し、これをSi
O□超微粒子と9:1の割合で混合し製品混和材とした
。
(ブレーン)(約2.OII#)に粉砕し、これをSi
O□超微粒子と9:1の割合で混合し製品混和材とした
。
表 1
セメントに10%添加し、その強度を普通ポルトランド
セメント及び高炉スラグ微粉末を10%添加したセメン
トペーストにより比較した。水/セメント比は40%と
した。この結果を表2に示す。
セメント及び高炉スラグ微粉末を10%添加したセメン
トペーストにより比較した。水/セメント比は40%と
した。この結果を表2に示す。
表 2
前記の本発明による混和材を普通ポルトランド本発明の
混和材を用いることによりフロー値、強度ともに高炉ス
ラグ微粉末添加物と同等の性能を有することが示された
。
混和材を用いることによりフロー値、強度ともに高炉ス
ラグ微粉末添加物と同等の性能を有することが示された
。
本発明は、次に示す効果を挙げることができる。
(1) 本発明によるコンクリート混和材中の微粒ス
ラグはコンクリート混和材として好適な粒径を有してお
り、これに粒径0.1μ以下の5iOz超微粒子を混合
することによって、コンクリートの強度発現(最密充填
効果)と良好な流動性を発揮する粒度分布をもち性能の
優れたコンクリート混和材を得ることができる。
ラグはコンクリート混和材として好適な粒径を有してお
り、これに粒径0.1μ以下の5iOz超微粒子を混合
することによって、コンクリートの強度発現(最密充填
効果)と良好な流動性を発揮する粒度分布をもち性能の
優れたコンクリート混和材を得ることができる。
(2)本発明によるコンクリート混和材中の微粒スラグ
及びSiO□超微粒子はいづれも非晶質でり、ポゾラン
活性の高く、従ってこれを使用することによって長期強
度の高いコンクリート混和材を得ることができる。
及びSiO□超微粒子はいづれも非晶質でり、ポゾラン
活性の高く、従ってこれを使用することによって長期強
度の高いコンクリート混和材を得ることができる。
(3)超高温場における加熱処理によって、石炭灰中の
未燃分が燃焼除去され、コンクリートの着色問題が発生
せず、かつ、所要量の少いコンクリート混和材を得るこ
とができる。
未燃分が燃焼除去され、コンクリートの着色問題が発生
せず、かつ、所要量の少いコンクリート混和材を得るこ
とができる。
(4)シかも、コンクリート混和材の微粉スラグの塩基
度は1.4以上であって、高炉スラグ微粉と同程度の高
い水硬性を有している。これによって、混和材の対コン
クリート混合量を増加させることも可能である。
度は1.4以上であって、高炉スラグ微粉と同程度の高
い水硬性を有している。これによって、混和材の対コン
クリート混合量を増加させることも可能である。
第1図は本発明の−の実施例の系統図である。
1・・・石炭灰供給装置、 2・・・石灰石供給装置、
3・・・超高温炉、 4・・・水砕ホッパ、5・
・・ガス冷却器、 6・・・超微粒子捕集装置、8
・・・煙突、 9・・・超微粒子ホッパ、
12・・・湿式粉砕ミル、 13・・・乾燥機、14
・・・細粒スラグホッパ、16・・・混合機、18・・
・コンクリート混和材、 a・・・燃料、 b・・・酸化剤、C・・
・搬送ガス、 d・・・冷却水、e・・・冷却ガ
ス、 f・・・冷却水。 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名
3・・・超高温炉、 4・・・水砕ホッパ、5・
・・ガス冷却器、 6・・・超微粒子捕集装置、8
・・・煙突、 9・・・超微粒子ホッパ、
12・・・湿式粉砕ミル、 13・・・乾燥機、14
・・・細粒スラグホッパ、16・・・混合機、18・・
・コンクリート混和材、 a・・・燃料、 b・・・酸化剤、C・・
・搬送ガス、 d・・・冷却水、e・・・冷却ガ
ス、 f・・・冷却水。 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名
Claims (1)
- 石灰石を加えた石炭灰を超高温場で加熱して、SiO_
2、SiOの蒸気と塩基度1.4以上の溶融スラグを発
生させ、前記蒸気を冷却凝縮させて非晶質のSiO_2
超微粒子とした上これを捕集し、前記溶融スラグを冷却
して非晶質粒子とした上これを微粒化して微粒スラグと
し、前記SiO_2超微粒子と微粒スラグを混合するこ
とを特徴とする石炭灰からのコンクリート混和材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18416490A JP2665029B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 石炭灰からのコンクリート混和材製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18416490A JP2665029B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 石炭灰からのコンクリート混和材製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0474744A true JPH0474744A (ja) | 1992-03-10 |
JP2665029B2 JP2665029B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=16148486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18416490A Expired - Fee Related JP2665029B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 石炭灰からのコンクリート混和材製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2665029B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104609802A (zh) * | 2015-01-24 | 2015-05-13 | 芜湖鑫曜建材实业有限公司 | 一种高抗裂混凝土 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103936364B (zh) * | 2014-03-25 | 2016-02-10 | 暨南大学 | 一种利用水煤浆渣制备的高性能混凝土 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP18416490A patent/JP2665029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104609802A (zh) * | 2015-01-24 | 2015-05-13 | 芜湖鑫曜建材实业有限公司 | 一种高抗裂混凝土 |
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---|---|
JP2665029B2 (ja) | 1997-10-22 |
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